JPS62250710A - 適応型サブサンプル用フイルタ装置 - Google Patents

適応型サブサンプル用フイルタ装置

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JPS62250710A
JPS62250710A JP9431786A JP9431786A JPS62250710A JP S62250710 A JPS62250710 A JP S62250710A JP 9431786 A JP9431786 A JP 9431786A JP 9431786 A JP9431786 A JP 9431786A JP S62250710 A JPS62250710 A JP S62250710A
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山口 典之
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 この発明は、テレビジョン信号をディジタル装置フィル
タの切り換えにより画質の向上を図るようにしたもので
ある。
〔従来の技術〕 まず第3図にサブナイキストサンプリングの構成図を示
す。図において、1は画像信号をA/D(^nalog
 to Digital )変換した信号を入力するデ
ィジタル映像入力端子、110はディジタル映像入力端
子1よりの信号の斜め成分を落とす2次元前置フィルタ
、11は2次元前置フィルタ110の出力信号を画素毎
に間引いてサブサンプリングするサブサンプルスイッチ
である。12はサブサンプルスイッチ11よりの信号を
伝送する通信路、111は通信路12よりの信号を補間
する2次元補間フィルタ、44は2次元補間フィルタ1
11の出力信号を外部へ出力するディジタル映像信号出
力端子である。
次に上記2次元前置フィルタ110及び2次元補間フィ
ルタ111の従来の一構成例を第10図に示す。
まず2次元前置フィルタ110において、2はディジタ
ル映像入力端子1より入力された信号を1ライン遅延さ
せる1ライン遅延器(以下IH遅延器と記す)、3はI
H遅延器2の出力信号をさらにlライン遅延させるIH
遅延器、4はIH遅延器2の出力信号を1画素遅延させ
る1画素遅延器(以下ID遅延器と記す)、5はID遅
延器4の出力信号をさらに1画素遅延させるID遅延器
、9はIH遅延器3の出力信号を1画素遅延させる1D
遅延器、1oはディジタル映像入力端子1より入力され
る信号を1画素遅延させるID遅延器である。101は
IH遅延器2とID遅延器5゜9、lOの出力信号の和
を得るための加算器、102はID遅延器4の出力信号
を2で除算する割算器、103は加算器101の出力を
8で除算する割算器、104は割算器102.103の
出力を加算する加算器である。
また、2次元補間フィルタ111において、13は通信
路12よりの信号を1ライン遅延させるIH遅延器、1
4はIH遅延器13の出力信号をさらに1ライン遅延さ
せるIH遅延器、19はIH遅延器14の出力信号を1
画素遅延させるID遅延器、20は通信路12よりの信
号を1画素遅延させるID遅延器、15はIH遅延器1
3の出力信号を1画素遅延させるID遅延器、16はI
D遅延器15の出力信号をさらに1画素遅延させるID
遅延器である。105はIH遅延器13とID遅延器1
9.20.16の出力信号を加算する加算器、106は
加算器105の出力信号を4で除算する割算器、107
はID遅延器15の出力信号と割算器106の出力信号
とを加算する加算器である。
次に動作について説明する。
まずサブサンプリングについて第3図を用いて説明する
。第3図において、ある画像を標本化周波数2fsで標
本化した信号3aをディジタル映像入力端子1に入力す
る。信号3aは画素配置で表すと第6図で示すように、
またX方向、y方向でサンプリングした2次元空間スペ
クトラムで表すと第8図で示すよもになる。第6図にお
いて、Txは1画素間隔を、Tyは1ライン間隔を示し
ている。第8図において、標本化周波数は1/Ty、1
/Txを基本周期とする格子点上に存在するため、折り
返し雑音なしに映像が再生できる2次元空間スペクトラ
ム領域は水平空間周波数1/2TX、垂直空間周波数1
/2Tyの長方形領域である。通常、サブサンプリング
では標本化周波数を1ライン毎に180°位相をずらし
たPASS (Phase Alternative 
5ub−Nyquist Sampling)方式が採
用されている。第3図のサブサンプリング後の信号3C
は画素配置で表すと第7図の千鳥格子状標本点となり、
X方向、y方向でサンプリングした2次元空間スペクト
ラムでは第9図のように表される。第9図において、標
本化周波数は千鳥格子状の点に表され、折り返し雑音な
しに映像が再生できる2次元空間スペクトラム領域は水
平空間周波数1/2Tx、垂直空間周波数1/2Tyを
直線で結んだ三角形領域となり、画像上では細い斜め線
が存在すると折り返し雑音が発生する。このためサブサ
ンプルフィルタでは斜め成分を落とすことが重要である
第3図において、ディジタル映像入力端子1より入力さ
れた信号3aは斜め成分を落とすため基本クロック2f
sで動作する2次元前置フィルタ110に入力される。
2次元前置フィルタ110を通った信号3bは斜め成分
の落ちた信号となり、サブサンプルスイッチ11により
サブサンプリングされ信号3cとなる。信号3cはサン
プルクロックfs毎にリサンプルされた信号となるため
、画像情報が半分に減少したこととなる。そしてこの信
号3cは通信路12を用いて伝送され、伝送された信号
はサンプルクロックfs毎の信号となる。次に受信側で
サンプルクロックを2fsにするため、第7図において
x印で示された欠落画素は2次元補間フィルター11に
より補間されると共に、斜め成分が落とされる。そして
補間された信号3dは、サンプルクロックが2fsとな
った信号としてディジタル映像出力端子44に出力され
る。
以上サブサンプリングにおけるフィルタリングの重要性
を第3図を用いて説明した訳であるが、次に従来のフィ
ルタリングの一興体例について第10図を用いて説明す
る。映像入力端子lより人力された信号10aは、サブ
サンプルスイッチ11の入力信号10bとなるまでに、
下記(1)式の伝達特性を実現した2次元前置フィルタ
ー10により斜め成分が落とされる。
・・・(1) Z−L:画像上1ライン遅延 Z伺:画像上1画素遅延 信号10bは2fsのサンプリングクロックで処理され
ているため、サブサンプルスイッチ11でライン毎に1
800位相反転するfsのクロックでサブサンプルされ
、これを画素配置で表すと第7図の千鳥格子サンプリン
グとなる。サブサンプルされた信号10cは通信路12
により伝送り口7りfsで伝送される。このようにして
伝送された信号は第7図の欠落サンプル点に0挿入され
た2fsのクロ・ツクの信号である。そして通信路12
よりの信号が入力される受信側では、該入力信号がディ
ジタル映像出力端子44の出力映像信号10dとなるま
でに、上記(1)式の伝達特性を実現した補間フィルタ
111により欠落サンプル点が補間される。
以上のフィルタは2次元前置フィルタ110.2次元補
間フィルタ111共に斜め成分を落とすフィルタとなっ
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のサブサンプルフィルタは以上のように構成されて
おり、画像情報に斜め高域成分が存在しない場合にも斜
め方向のフィルタリングを無条件に行うため、画像の一
部に水平、垂直解像度の高い成分を含んでいる場合には
その部分の画質が劣化してしまう。そこでこれを防止す
るには、フィルタの次数の高い、即ちハードウェアが複
雑なフィルタを用いる必要があり、ハードウェア規模が
大きくなるという欠点があった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、従来同様のハードウェア規模で、従来より
水平、垂直解像度の高い画質を得ることができ、しかも
誤検出の少ない適応型サブサンプル用フィルタ装置を得
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る適応型サブサンプル用フィルタ装置は、
後置フィルタに、水平方向υ−バスフィルタ(Low 
Pa5s Filter : LPF )及び垂直方向
LPFと、画像の局所的な水平方向変化と垂直方向変化
とを検出してこれらを比較する比較手段と、注目画素と
該注目画素に隣接する4つの欠落サンプル点における上
記比較結果により上記水平方向LPFと垂直方向LPF
の出力値のうちいずれかを選択する切り換え手段とを設
けたものである。
〔作用〕
この発明においては、画像の局所的な水平方向変化と垂
直方向変化とを検出し、その検出結果により水平方向高
域成分の多い画像には垂直方向LPFを、垂直方向高域
成分の多い画像には水平方向LPFをかけ、これにより
誤検出が少なく高解像度の画質が得られる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図は本発明の一実施例による適応型サブサンプル用
フィルタ装置の後置フィルタ(補間フィルタ)、即ち受
信側の構成を示したものである。図において、12は通
信路、13はこの通信路12よりの信号を1ライン遅延
させるIH遅延器、15はIH遅延器13の出力信号を
1画素遅延させるID遅延器、16はID遅延器15の
出力信号をさらに1画素遅延させるID遅延器、17.
18はそれぞれIH遅延器13.1D遅延器16の出力
信号を2で除算する割算器、23は割算器17.18の
2つの出力信号を加算する加算器、31は加算器23の
出力信号を1ライン遅延させる18遅延器、35はIH
遅延器31の出力信号を1画素遅延させるID遅延器で
ある。そしてこれらの各構成要素により、水平方向ディ
ジタルフィルタ(水平方向LPF)が構成されている。
14はIH遅延器13の出力信号をさらに1ライン遅延
させるIH遅延器、19はIH遅延器14の出力信号を
1画素遅延させるID遅延器、20は通信路12よりの
信号を1画素遅延するID遅延器、21.22はそれぞ
れID遅延器20゜19の出力信号を2で除算する割算
器、25は割算器21.22の2つの出力信号を加算す
る加算器、32は加算器25の出力信号を1ライン遅延
させるIH遅延器、36はIH遅延器32の出力信号を
1画素遅延させるID遅延器である。そして通信路12
よりID遅延器36に至る各構成用により、垂直方向L
PFが構成されている。
また、24はID遅延器20の出力信号からID遅延器
19の出力信号を減算する減算器、26はIH遅延器1
3の出力信号からID遅延器16の出力信号を減算する
減算器、27.28はそれぞれ減算器26.24の出力
信号の絶対値をとる絶対値回路である。29は絶対値回
路27.28の2つの出力信号を比較する比較器、33
は比較器29の出力信号を1ライン遅延させるIH遅延
器、37はIH遅延器33の出力信号を1画素遅延させ
るID遅延器、38は比較器29の出力信号を2画素遅
延させる2D遅延器、39は比較器29の出力信号を2
ライン遅延させる2H遅延器、40は2H遅延器39の
出力信号を2画素遅延させる2D遅延器である。41は
ゲート回路群で構成される判断回路、42は判断回路4
1の出力信号により、ID遅延器35の出力信号か又は
ID遅延器36の出力信号か、即ち水平方向LPFの出
力信号か垂直方向LPFの出力信号かのいずれか一方を
選択する切り換えスイッチである。
30はID遅延器15の出力信号を1ライン遅延させる
IH遅延器、34はIH遅延器30の出力信号を1画素
遅延させるID遅延器、43は切り換えスイッチ42の
出力信号とlD遅延器34の出力信号とを加算する加算
器、44は加算器43の出力信号を外部に出力するディ
ジタル映像出力端子である。
次に第1図に従って2次元後置フィルタ、即ち受信側の
動作について説明する。
通信路12より入力される信号1aは、第7図の欠落サ
ンプル点にOデータを挿入した信号である。この入力信
号1aはIH遅延器13により1ライン遅延され、さら
にID遅延器15.16により各々1画素遅延される。
LH遅延器13の出力信号は割算器17により2で除算
され、■D遅延器16の出力信号は割算器18により2
で除算される。割算器17.18の出力信号は加算器2
3により加算されて、さらにIH遅延器31により1ラ
イン遅延され、ID遅延器35により1画素遅延されて
出力信号1bとなる。ここで入力信号1aからID遅延
器35の出力信号1bまでの水平方向LPFの伝達特性
は、 H(Z)、Z −1・ (1+Z−2)   、   
Z−!L  / 2で表される。この伝達特性は画素配
置上の演算として第2図においてE点を求めるのに E= (A+B)/2 の演算を行うことに相当する。このとき信号1aは1画
素毎にOデータが挿入された信号であるから、信号1b
はE点がO挿入データのときには水平方向LPFの出力
値が得られ、E点が0挿入データでないときにはOとな
る。
一方、通信路12より入力される信号1aはID遅延器
20により1画素遅延され、さらに割算器21によって
2で除算される。またIH遅延器13の出力信号はさら
にIH遅延器14により1ライン遅延され、その出力が
ID遅延器19によって1画素遅延される。ID遅延器
19の出力信号は割算器22によって2で除算され、こ
れら割算器21.22の出力信号は加算器25によって
加算されて、さらにIH遅延器32により1ライン遅延
され、ID遅延器36により1画素遅延されて出力信号
1cとなる。ここで入力信号1aからIDi延器36の
出力信号ICまでの垂直方向LPFの伝達特性は、 H(Z)=Z−L・(1+Z−” ”)  ・ Zべ/
2で表される。この伝達特性は画素配置上の演算として
、第2図においてE点を求めるのに、E−(C+D)/
2 の演算を行うことに相当する。このとき、信号laは1
画素毎にOデータが挿入された信号であるから、信号I
CはE点がO挿入データのときには垂直方向LPFの出
力値が得られ、E点がO挿入データでないときにはOと
なる。
以上に述べた2つのLPFの出力信号を次に述べる論理
で選択する。
まず減算器26によりIH遅延器13の出力信号からI
D遅延器16の出力信号を減算し、この出力信号の絶対
値を絶対値回路27により信号1dとして得る。一方、
減算器24によりID遅延器20の出力信号からID遅
延器19の出力信号を減算し、この出力信号の絶対値を
絶対値回路28により信号1eとして得る。比較器29
は信号1dと信号1eとを比較し、1ビツトの信号を出
力する。比較器29の出力信号はLH遅延器33により
1ライン遅延され、さらにlD遅延器37により1画素
遅延される。また比較器29の出力信号は2D遅延器3
8により2画素遅延される。
また比較器29の出力信号は2H遅延器39により2ラ
イン遅延され、さらに2D遅延器40により2画素遅延
される。判断回路41は前述したようにゲート回路群で
構成されており、ID遅延器37、比較器29.2D遅
延器38.40.2)(遅延器39の5つの出力信号が
入力され、第5図に示す判断基準に従って出力1fを得
る。
比較器29の出力から信号1fまでの信号の流れは、注
目する欠落サンプル点の内挿にあたって、第4図に示す
注目点αの空間上1画素左上の欠落サンプル点βと空間
上1画素右上の欠落サンプル点γにおいて水平方向LP
F、垂直方向LPFのいずれを選択したか、また注目点
αの空間上1画素左下の欠落サンプル点δと空間上1画
素右下の欠落サンプル点εにおいていずれのLPFを選
択するかにより、注目点αで水平方向LPF、垂直方向
LPFのいずれを用いるかを判断するものである。
第5図に垂直方向LPFを用いる場合の信号を1、水平
方向LPFを用いる場合の信号を0として切り損えスイ
ッチ47の選択基準を示す。図中、α、β、T、δ、B
はそれぞれ欠落サンプル点α。
β、T、δ、εを注目画素としたときの比較器29の出
力信号を示す。このような選択基準で選択された信号1
gは、加算器43によりID遅延器15の出力をIH遅
延器30.ID遅延器34でさらに1ライン、1画素遅
延された信号1hと加算され、補間されたディジタル映
像出力信号11としてディジタル出力端子44から出力
される。
ここで人力信号1aからID遅延器34の出力信号1h
までの伝達特性は、 H(Z)= Z−” −Z−” で表される。またサブサンプルによりO挿入されるため
に、信号1hと1gはどちらかが交互にOとなる信号で
ある。従って入力信号1aからディジタル映像出力端子
44の出力信号itまでのO挿入も含めた伝達特性は(
εを注目画素とした場合)、 水平方向LPFを選択した場合には、 H(Z)=Z−’・(1+Z−1)2・ z−zt /
2垂直方向LPFを選択した場合には、 H(Z)= Z−L・(1+Z−1)2 ・Z−”/2
となる。この選択論理は、第2図の画素配置上の演算と
しては、E点を求めるのに 信号1dは IA−Bl。
信号1eは I C−D I に相当し、第4図におけるα、β、T、δ、ε点での比
較器29の出力をそれぞれSα、Sr、Sr、Sδ、S
εとすると、 + A−B l < I C−D I  の場合がSα
−0゜IA−Bl≧I C−D I  の場合がSα−
1に相当する。従って、 Sβ−0,Sγ=O,Sδ=0.Sε−0のとき又はS
α=0 かつ Sr、Sr、Sδ、Sεのうち少なくと
も1つは0でないときには Eは(A+2E+B)/2 Sβ=1,5r=1.Sδ=1.Sg=Oのとき又はS
α−1かつ Sr、ST、Sδ、Sεのうち少なくとも
1つは1でないときには E−(C+2E+D)/2 なる選択をするものである。このように注目画素α点の
みで判断すると誤検出の危険性があるので、注目画素と
周辺画素の総合判断によりLPFの切り換えを行うと誤
検出が少なくなる。これにより画像によって水平方向変
化の少ない画像には水平方向LPFを、垂直方向変化の
少ない画像には垂直方向LPFを少ない誤判断で選択し
て欠落画素を補間することになり、精度の高い適応的な
補間フィルタリングが実現できる。
このような本実施例装置では、画像の局所的な性質によ
り、水平方向高域成分の多い画像には垂直LPFを、垂
直方向高域成分の多い画像には水平方向LPFをかける
ので、従来同様の回路規模で従来より水平、垂直解像度
の高い画質を忠実に再生することができる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明に係るサブサンプル用フィルタ
装置によれば、その後置フィルタに水平方向LPF及び
垂直方向LPFを設けるとともに、画像の局所的な水平
方向変化及び垂直方向変化を少ない誤検出で検出し、水
平方向変化の多い画像には垂直方向LPFの出力を、垂
直方向変化の多い画像には水平方向LPFの出力を選択
して出力するようにしたので、少ないハードウェアで高
解像度の画質が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による適応型サブサンプル
用フィルタ装置の後置フィルタを示すブロック図、第2
図は本発明及び従来例を画素上の演算として説明するた
めの画素上の配置図、第3図はPASS方弐を説明する
ためのPASS方式ブロック図、第4図は本発明の後置
フィルタにおける2つのLPFの選択論理を説明するた
めの画素上の配置図、第5図は本発明の後置フィルタに
おける2つのLPFの選択基準を示す図、第6図はサブ
サンプルする前のサンプリング点を示す画素配置図、第
7図はサブサンプリング後のサンプリング点を示す画素
配置図、第8図は第6図に示したサンプリング点の2次
元空間スペクトラムを示す図、第9図は第7図に示した
サンプリング点の2次元空間スペクトラムを示す図、第
10図は従来例によるサブサンプル用前置フィルタ及び
補間フィルタを示すブロック図である。 11・・・サブサンプル用スイッチ、12・・・通信路
、13.14.30〜33・・・1ライン遅延器、15
゜16.19.20.34〜37・・・1画素遅延器、
17.18,21.22・・・割算器、24.26・・
・減算器、23.25.43・・・加算器、27.28
・・・絶対値回路、29・・・比較器、38.40・・
・2画素遅延器、39・・・2ライン遅延器、41・・
・判断回路、42・・・切り換えスイッチ、110・・
・2次元前置フィルタ、111・・・2次元後置フィル
タ。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 第2図 Tx ↑ ○ ○ ◎ ○ 第4図 第5図 ooooooooooo     0XOXOXOXO
XOTyI0゜。。。。。。。。。  8゜8゜8゜8
゜8゜8ooooooooooo     oxoxo
xQxox。 0000000QOOOX0XOXOXOXOXooo
oooooooo     oxoxoxoxoxaO
グン7%4!N           oグンク屑fX
χJグンフ夙系         x f、%グンクχ
名第8図       第9図 X差必憶Iσ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ディジタル化されたテレビジョン信号の標本化周
    波数を通信路上で低減するPASS方式(Phase 
    Alternative Sub−Nyquist S
    ampling)に用いるディジタルフィルタ装置であ
    って、 受信側に設けられ欠落した画素を内挿により補間するた
    めの補間フィルタが、 伝達特性が、 H(Z)=(1+Z^−^1)^2・Z^−^t/2但
    し、Z^−^t:空間上1ライン遅延、 Z^−^1:空間上1画素遅延 である水平方向ディジタルフィルタと、 伝達特性が、 H(Z)=(1+Z^−^t)^2・(Z^−^1)/
    2である垂直方向ディジタルフィルタと、 内挿すべき注目画素の空間上1ライン上、下の画素の画
    素値間の垂直方向差分絶対値V_0と上記注目画素の空
    間上1画素前、後の画素の画素値間の水平方向差分絶対
    値H_0を得てこれらを比較する比較手段と、 上記注目画素の空間上1画素左上の欠落サンプル点を注
    目画素としたときの各差分絶対値V_−_1_,_−_
    1、H_−_1_,_−_1、 上記注目画素の空間上1画素右上の欠落サンプル点を注
    目画素としたときの各差分絶対値V_1_,_−_1、
    H_1_,_−_1、 上記注目画素の空間上1画素左下の欠落サンプル点を注
    目画素としたときの各差分絶対値V_−_1_,_1、
    H_−_1_,_1、 上記注目画素の空間上1画素右下の欠落サンプル点を注
    目画素としたときの各差分絶対値V_1_,_1、H_
    1_,_1から Vx,y>Hx,y(x=−1,1、y=−1,1)の
    場合、若しくはx=−1,1、y=−1,1の4組の組
    み合わせのうち1組以上の組み合わせがVx,y≦Hx
    ,yとなり、かつV_0>H_0の場合には上記水平方
    向ディジタルフィルタの出力値を、 Vx,y≦Hx,y(x=−1,1、y=−1,1)の
    場合若しくは上記4組の組み合わせのうち1組以上の組
    み合わせがVx,y>Hx,yとなり、かつV_0≦H
    _0の場合には上記垂直方向ディジタルフィルタの出力
    値を選択して出力する切り換え手段とからなるものであ
    ることを特徴とする適応型サブサンプル用フィルタ装置
JP61094317A 1986-04-23 1986-04-23 適応型サブサンプル用フイルタ装置 Expired - Lifetime JP2585219B2 (ja)

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JPS6065637A (ja) * 1983-08-15 1985-04-15 ア−ルシ−エ− コ−ポレ−ション デ−タの伝送方法
JPS612482A (ja) * 1984-06-15 1986-01-08 Mitsubishi Electric Corp サブナイキスト標本化フイルタ

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