JPS62249934A - 外用製剤の製造方法 - Google Patents

外用製剤の製造方法

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JPS62249934A
JPS62249934A JP61093551A JP9355186A JPS62249934A JP S62249934 A JPS62249934 A JP S62249934A JP 61093551 A JP61093551 A JP 61093551A JP 9355186 A JP9355186 A JP 9355186A JP S62249934 A JPS62249934 A JP S62249934A
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germanium dioxide
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Kiichiro Yajima
矢島 喜一郎
Morio Hirano
平野 盛雄
Hirofumi Mori
浩文 森
Nobuo Okura
大蔵 信夫
Kimio Hirakawa
平川 公夫
Michihiro Mukai
向井 満弘
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Taiheiyo Cement Corp
Original Assignee
Onoda Cement Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、人間及び哺乳動物の筋、鍵、骨関節炎にすぐ
れた治療効果を有する外用製剤に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種外用製剤としては、サリチル酸メチル等の
消炎鎮痛薬を基剤と混合して製造した軟膏剤やバッグ剤
が使用されている。しかし、これらの外用剤は、患部に
適用した場合、その効果が十分でなく、とくに発症後士
数日を経過した慢性の腫脹や疼痛に対してはほとんど治
療効果が認められないため、より大きい薬効を示す外用
剤が求められていた。
最近、二酸化ゲルマニウム粉末を直接日本薬局方軟膏状
物と混合してなる軟膏状物が提案されている。(特開昭
54−151116号公報)。しかしながら、この提案
による軟膏状物は、患部への二酸化ゲルマニウムの移行
性が適切でなく、かつ高価な二酸化ゲルマニウムを、大
量に、すなわち5−95(重量)%、好ましくは15−
80(重量)チな使用することを必要とするものであっ
て、満足できるものではなかった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、すぐれた治癒効果を有するとともに、患部へ
の二酸化ゲルマニウムの移行性がすぐれ、高価な二酸化
ゲルマニウムの使用量を格段に減少することができ、安
全な外用製剤を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、二酸化ゲルマニウム水溶液を基剤と混合して
なることを特徴とする外用薬剤に関する。
本外用薬剤は、とくに、軟膏剤又はパップ剤の型のもの
が適当である。
本発明の外用製剤においては、二酸化ゲルマニウムは水
溶液の形で使用しなければならない。二酸化ゲルマニウ
ム水溶液は、二酸化ゲルマニウムを1100℃以上、好
ましくは1100〜1200℃に加熱し、これを完全に
溶融して無定形ガラス状とした後、水に溶解して均一な
水溶液とすることにより製造する。均一水溶液とするた
めには超音波処理を行ってもよいが、必須ではない。
このようにして得た二酸化ゲルマニウム水溶液を基剤と
十分に混合する。基剤としては、軟膏用には、油脂類、
ろう類、炭化水素類などの油脂性基剤、たとえば、脂肪
、脂肪油、ラノリン、ワセリン、パラフィン、ろう、油
脂、゛プラスチベースポリエチレングリコール類、高級
アルコール、グリセリン、マクロゴール類、シリコン、
ソルヘ−スなど、又、パップ剤用には、カオリン、ベン
トナイト、酸化亜鉛、グリセリン、マクロゴール類など
、一般に外用剤に使用される基剤を用いる。
これらの基剤のほか、保水性付与のため親水性のゲルを
形成するポリアクリル酸を混合することができる。他の
消炎鎮痛効果を有する薬剤を混合することも、二酸化ゲ
ルマニウム水溶液の効果に影響しない限り差支えない。
必要によりパラオキシ安息香酸エステルなどの保存剤を
添加することも差支えない。
本発明においては、二酸化ゲルマニウムを水溶液の形で
混合する。このことにより、高価な二酸化ゲルマニウム
の投与量は少量ですみ、より安全な外用製剤を提供する
ことができ、望ましい、二酸化ゲルマニウムの含有割合
は、0.1−1.0(1貿)%の範囲とすることが適当
である。1.0(重量)チを超えると浮腫率が増大すゐ
傾向があるので好ましくなく、0.1(重量)−未満で
は十分な薬効を期待できない。最適結果は0.2(重量
)ts付近で得られる。
本発明の外用製剤は、人間及び哺乳動物の筋。
麿、骨関節炎にすぐれた治療効果を示す。特に、鍵及び
靭帯炎、関節炎、骨膜炎の症状を緩解し治癒させる。本
外用製剤は後記試験例3に示すように、急性の場合のみ
ならず、慢性の症状の治癒についても著しい薬効を示し
た。症状の改善は、水剤適用後、一般に4−14日0か
ら効果を示すととが確認できた。         ・
 □本“外用製剤を患部に適用するにあたっては、バッ
グ剤型の場合、疾患部に直接適用することができる。又
、紙、不織布又は織布等の通水性シートを通して皮膚に
適用してもよい。適用後、又はあらかじめ、布又はプラ
スチックフィルム等で適用部外面を被覆するようにする
ことは、水剤剥脱を防止する上で望ましい。
剤型が軟膏の場合は、疾患部の皮膚に直接塗擦して適用
する。
本発明の外用製剤は、二酸化ゲルマニウム粉末を使用す
る特開昭54−151116号公報の軟膏状物に比べて
も、患部への二酸化ゲルマニウムの移行性がすぐれてお
り、かつ少量の二酸化ゲルマニウムで薬効を発揮でき、
安全、かつ経済性にすぐ、れたものである。
(試験結果)  ゛ 次に、本発明の外用製剤に用いる二酸化ゲルマニウムの
、急性毒性試験、後記実施例1のパップ剤型外用製剤を
用いてのカラゲニン浮腫に対する抗炎゛症作用□試験、
及び臨床試験を行った結果を示す。
試験例1゜ 二酸化ゲルマニウムの急性毒性 0.5%(W/V)  カルボキシメチルセルローズナ
トリウム水濃液の懸濁液を調製し、皮下投与によ□る急
性毒性試験を行った。
スプラウブドウリーラットによるLD50 は次の通り
であった。
雄(□) 3,054 (2,782〜3.324)雌
(m9Aり 3,153(2J394〜3,4)5)試
験例2゜ カラゲニン浮腫に対する抗炎症作用 1)ウィスター雄性ラット各群12匹の後肢路に1%カ
ラゲニン水溶液0.1mlを床内投与し、投与後6時間
口の浮腫容積を測定した。対照群には実施例1において
二酸化ゲルマニウム水溶液の代りに水を相当量混合した
もの、二酸化ゲルマニウム投与群には実施例1の外用製
剤をそれぞれラットの後肢路に経皮的に適用した。
なお、適用にあたり、カラゲニン水溶液投与前60分間
及びカラゲニン水溶液投与後3時間、各動物の後肢に外
用製剤を接触せしめた。
浮腫率は次の通りであった。
対照群 35.7±2.66チ(n=12)浮腫率につ
いて1チの危険率で有位差がみられた。
11)実施例1の方法に準じて二酸化ゲルマニウム含有
量を変えてパップ剤型外用製剤を調製し、上記1)の方
法に準じて浮腫率を調べ第1図の結果を得た。
第1図において、横軸は二酸化ゲルマニウム含有量(重
t%)を、縦軸は浮腫率(%)を示す。
試験例6゜ 臨床試験例 実施例1により調製したバッグ剤型外用製剤をウマの患
部に貼りつけ適用した。結果は下表のとおりである。
(実施例) 二酸化ゲルマニウム水溶液の製造側 二酸化ゲルマニウム粉末6gを白金ルツボに入れ、11
60℃に3時間保持して二酸化ゲルマニウム粉末を均一
に溶融させて無定形、ガラス状の二酸化ゲルマニウムを
得た。この無定形ガラス状の二酸化ゲルマニウムを約9
0℃の熱水1.5ノ中忙少量宛溶解し、均一な水溶液を
得た。得られた水溶液を放冷し、水を加えて21とした
。水溶液中の二酸化ゲルマニウムの濃度は0.6(重量
)チであった。
実施例1゜ 0.3(重量)チ二酸化ゲルマニウム水溶液を4ノとり
、これにバラオキシ安息香酸メチル(局方)(保存剤)
10gを加え、約95℃に加熱溶解して放冷した。一方
、同二酸化ゲルマニウム水溶液t31に、ラウロマクロ
ゴール(局方)10gを溶解した。両者を混合したのち
、グリセリン(局方)700.F及びベントナイト(局
方) 1400 Pを加え、ミキサーで混合して、パッ
プ剤型外用製剤を得た。本外用製剤中の二酸化ゲルマニ
ウムの含有量は(L2(重量)チであった。
実施例2゜ 0.3(重量)チの二酸化ゲルマニウム水溶液363−
に、白色ワセリン400g、セメノール1soIi、セ
スキオレイン酸ソルビタン50Lラウロマクロゴール5
11パラオキシ安息香酸メチル1°I、パラオキシ安息
香酸ブチル1gを加え十分混合した。得られた軟膏屋外
用製剤の二酸化ゲルマニウムの含有量は0.11(重量
)チであった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のパップ剤型外用製剤中の二酸化ゲルマ
ニウムの量(横軸)と、浮腫率(チ)(縦軸)との関係
を示すグラフである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)二酸化ゲルマニウム水溶液を基剤と混合してなる
    ことを特徴とする外用製剤。
  2. (2)二酸化ゲルマニウムを0.1−1.0重量%含む
    特許請求の範囲第1項記載の外用製剤。
  3. (3)無定形ガラス状二酸化ゲルマニウムを水に均一に
    溶解した水溶液を使用する特許請求の範囲第1項記載の
    外用製剤。
  4. (4)軟膏剤である特許請求の範囲第1項記載の外用製
    剤。
  5. (5)パップ剤である特許請求の範囲第1項記載の外用
    製剤。
JP61093551A 1986-04-23 1986-04-23 外用製剤の製造方法 Granted JPS62249934A (ja)

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