JPS6224877A - コンデンサ式スポツト溶接機 - Google Patents

コンデンサ式スポツト溶接機

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JPS6224877A
JPS6224877A JP16317485A JP16317485A JPS6224877A JP S6224877 A JPS6224877 A JP S6224877A JP 16317485 A JP16317485 A JP 16317485A JP 16317485 A JP16317485 A JP 16317485A JP S6224877 A JPS6224877 A JP S6224877A
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spot welding
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はコンデンサ式スポット溶接機に関し、特に高速
充電を容易にし且つ充電電圧の精度を向上させるよう工
夫したものである。
(従来の技術) 一般にスポット溶接機では、第5図に示すように、電極
チップla、1bで被溶接材(金属板)2.3を加圧し
、且つ電圧を印加して電流■を流し、それによって溶接
部をジュール発熱により加熱して溶融せしめ、被溶接材
2,3を冶金的に接合する。
このようなスポット溶接機において溶接電流■を与える
ための電源方式としてコンデンサ式があり、第5図の点
線100で囲まれた部分が従来のコンデンサ式の典型的
な回路構成である。
第5図において、104は充電用トランスであり、その
−次側端子には入力端子102a+  102bより、
例えば実効値100Vの商用交流電圧Eoが供給され、
その二次側端子には、例えば実効値400Vに昇圧され
た交流電圧E1が得られる。そして交流電圧Elはサイ
リスタ(’5CR)106.108およびダイオード1
10,112からなる混合ブリッジ全波整流回路114
を通され、全波整流回路114の出力側に第6図(a)
に示すような波形の電圧E2が得られ、この電圧E2が
抵抗116を介して充放電用コンデンサ118に印加さ
れることによってコンデンサ118に第6図(b)に示
すようなパルス状の充電電流Ioが供給される。
サイリスタ108.108の点弧角αは位相制御回路1
30によって制御され、充電速度を規定する。すなわち
、点弧角αを小さくすると1周期(1パルス)当たりの
通電時間が増してコンデンサ118の充電が早まり、逆
に点弧角αを大きくすると一周期当たりの通電時間が減
少してコンデンサ118の充電が遅れる。したがって、
適当な点弧角αを選んで適当な時間でコンデンサ118
の充電電圧Ecが所定値、例えば200Vに達するよう
に制御する。
コンデンサ118の充電電圧Ecは充電電圧検出回路1
32によってモニタされ、充電電圧Ecが所定値(20
0V)に達したとき位相制御回路130からサイリスタ
108,108にゲートパルスが供給されなくなり、こ
れによりサイリスタ106.108は共にオフになり、
コンデンサ118の充電が終了する。しかる後、溶接が
開始されると、放電トリガ回路134が放電用サイリス
タ124をターン・オンさせ、それによってコンデンサ
118を瞬間的に放電させる。その結果、溶接トランス
126の一次側で放電電流Icがサイリスタ124を通
って流れ、二次側では低電圧で大きな溶接電流Iが流れ
て前述したようなスポット溶接が行われる。
なお、第5図において、128は商用交流電圧Eoの周
波数が50Hzか80Hzかを判別する回路であり、商
用周波数に応じてサイリスタ108.108の点弧角α
を自動的に切り替えるために使用される。すなわち、商
用交流電圧Eoの周波数が60Hzの場合、50Hzの
場合と比較して充電電流Ioの1周期(1パルス)当た
りの持続時間が短くなるので、その分だけ点弧角αを大
きくして50Hzの場合と同じ充電速度になるように位
相制御回路130を切り替える。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、コンデンサ式スポット溶接機の使用率は単位
時間当たりのコンデンサ118の放電回数が多いほど高
くなるが、そのためにはコンデンサ118の充電を早く
しなければならない。例えば、コンデンサ118の設定
充電電圧を200Vに選び溶接回数を5回/秒に選んだ
場合、1回の充電時間を遅くとも200m5ec以内に
しなければならない。
その場合、コンデンサ118に供給される充電電流Io
の周期は10m5ec(電源周波数が50Hzの場合)
であるから、20個のパルス状充電電流Ioをコンデン
サ118に供給し、1つの充電電流Ioでその充電電圧
EcがIOVずつ増分するようにすればよい。
しかしながら、実際にはそのようにコンデンサ118の
充電電圧Ecが精確に10Vずつ増分することはなく、
また整数個数(19個、20個。
21個等)の充電電流Ioでぴったり200Vになるの
は極めてまれで、充電しすぎたり足りなかったすること
が多い。特に、サイリスタ106゜108は逆バイアス
が印加するまでターン・オフしないので、充電電流■0
が流れている途中で充電電圧Ecが設定値(200V)
になったことを充電電圧検出回路132が検出しても、
そこで瞬時に充電を止めることができなく、設定値を超
えてしまう。ところでコンデンサ118に蓄えられるエ
ネルギWは1/2CEcであるから、充電電圧Ecの誤
差が例えば5%(10V)であっても充電エネルギWの
誤差は約10%になり、結果的には溶接部で発生するジ
ュール熱の誤差も10%になり溶接の品質にバラツキが
生じる。
このように、従来のコンデンサ式スポ、ット溶接機では
、充電速度を上げようとすると、充電電圧の精度が低下
して、溶接の信頼性が低下するという問題があった。そ
して、充電電圧の精度を上げようとすれば、1つのパル
ス状充電電流■0によるコンデンサ118の充電電圧E
cの増分量を例えば1vのように小さくすればよいが、
そうすると設定値(200V)に達するまでの充電時間
が長くなって高速充電が行えず、したがって溶接機の使
用効率が低下するという問題があった。
本発明は、従来技術の上記問題点に鑑みてなされたもの
で、高速充電を容易とし且つ充電電圧を高精度に制御で
きるコンデンサ式スポット溶接機を提供することを目的
とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成する本発明の構成は、コンデンサを徐々
に充電し、その充電電圧が所定値に達したのちに該コン
デンサを瞬間的に放電させて溶接電流を生成するコンデ
ンサ式スポット溶接機において、商用交流電圧を直流に
変換する整流回路と;該整流回路と該コンデンサとの間
に設けられ、該コンデンサに対して商用周波数より十分
高い周波数で断続的に充電電流を供給するスイッチング
素子とを具備することを特徴とする。
(作用) スイッチング素子がオンになると、そのオン時間中に整
流回路から略一定レベルの直流電圧がコンデンサに印加
されて充電電流が供給される。したがって、充電速度ま
たは充電ステップはスイッチング素子のオン・オフ動作
を通して任意制御でき、また任意の時点で充電電流を力
、トオフすることができる。
好ましくは、充電中間期間には単位時間当たりのスイッ
チング素子のオン時間を長くして充電ステップを太きく
シ、充電電圧が設定値付近に達する充電終了間際にはス
イッチング素子のオン時間を短くして充電ステップを小
さくシ、充電電圧が設定値付近に達した時点でスイッチ
ング素子を完全にカットオフ状態にする。
(実施例) 第1図ないし第4図を参照して本発明の詳細な説明する
主」1ml■1成− 第1図は本発明の一実施例によるコンデンサ式スポット
溶接機の主な回路構成を示す。
第1図において、電源端子S、R,Tより3相200v
交流電圧が整流回路10に供給される。
この整流回路10は3相ブリツジ結線された6つのダイ
オードDI−Dlliからなり、その出力側に第4図(
a)に示すようにリップルを有する直流電圧Eaを生成
する。この直流電圧Eaは、充電用の電界効果トランジ
スタ(FET)14がオン状態のとき、コイル12によ
り平滑されて充放電用コンデンサ16に印加される。F
ET14のゲートには、後に詳述する充電制御部50か
ら第4図(C)に示すようにパルス幅制御された周波数
のゲートドライブ信号Gaが供給される。而して信号G
aが“1”レベルのときにFET14がオンになり、そ
のときコンデンサ16には第4図(d)に示すようにパ
ルス幅制御された周波数の充電電流Iaが供給される。
そしてコンデンサ16の充電電圧Ecは充電電圧検出回
路58によってモニタされる。なお、FET14のゲー
ト、ドレイン間に接続された抵抗18はバイアス用であ
り、ツェナー・ダイオード20は過電圧に対する保護用
である。
コンデンサ16と並列に、溶接トランス34の一次側コ
イルに蓄積されたエネルギ(電流)を流すための抵抗2
2.還流ダイオード24の直列回路が接続される。さら
に、本実施例では、そのダイオード24と並列に充電電
圧を変更するための電界効果トランジスタ(FET)2
6が接続される。後述するように、コンデンサ16の充
電電圧の設定値が低い値に変更されたときには、設定値
変更用放電制御部80から“1”のゲートドライブ信号
GbがFET2E3に与えられてF E T 2 Bが
オン状態になり、コンデンサ16から抵抗22゜FET
2Bの直列回路に放電電流が流れるようになっている。
直列接続された抵抗28.30はFET2Bに対するバ
イアス回路を構成し、ツェナー・ダイオード32は過電
圧を所定バイアス電圧に下げるための保護回路を構成す
る。
また、コンデンサ16は溶接トランス34と放電用サイ
リスタ36に接続され、それによって溶接用の放電回路
が構成されている。溶接トランス34と並列接続された
抵抗38は、サイリスタ36が放電トリガ回路72から
のゲートドライブ信号Gcによってターン・オンになっ
た瞬間に誘導インダクタンスが極めて大きい溶接トラン
ス34の一次側コイルに替わって放電電流Icを流すた
めのバイパス抵抗である。溶接トランス34の二次側コ
イルは従来と同様に電極チンブla、lbに接続される
。2,3は被溶接材である。またサイリスタ36は放電
リセット用の電界効果トランジスタ(FET)44を介
してコンデンサ46に接続されている。コンデンサ46
はスタック48(4つのダイオードがブリッジ接続され
た整流回路)からの直流電圧Edによって充電されてお
り、FET44が放電リセット回路74からのゲートド
ライブ信号Gdに応答してオンになるとコンデンサ46
の充電電圧がサイリスタ36に逆バイアスとして印加す
ることによりサイリスタ36をターン・オフさせるよう
になっている。サイリスタ36と並列接続された抵抗4
0. ダイオード42はコンデンサ46の放電電流を流
すためのものである。
制」1監9」l成− 第2図は本実施例によるコンデンサ式スポット溶接機の
制御部の構成を示す。
第2図において、ディジタル・スイッチ52はコンデン
サ16の充電電圧の設定値[Es ]を入力するための
もので、入力された設定値[Es ]は充電期間中比較
回路54で充電電圧検出回路58からの検出値[:Ec
 ]と比較される。そして、[Esコ> [EC]のと
き、すなわちコンデンサ16の充電電圧Ecがまだ設定
値[Es ]に達しないときには“0”の比較結果信号
Slが発生され、[Esコ= [Ec ]のとき、すな
わちコンデンサ16の充電電圧Ecが設定値[Es ]
に達したときには“1”の比較結果信号Slが発生され
る。このような比較結果信号81は充電制御回路56に
与えられる。
充電制御回路56は、パルス幅変調回路64から商用周
波数よりも十分高い周波数のパルス幅変調信号Ga  
(第4図C)を受は取り、比較結果信号81が“O”の
ときはパルス幅変調信号Gaをゲートドライブ回路60
に転送しくこれによって充電制御用のFET14はパル
ス幅変調信号Gaにしたがってオン・オフ動作を繰り返
し、コンデンサ16に充電電流1aを断続的に供給する
)、比較結果信号Stが“1”のときはパルス幅変調信
号Gaを遮断する(これによってFET14は完全にオ
フ状態になり、コンデンサ16に充電電流Iaを供給し
な(なる)。
パルス幅変調信号Gaは、第4図(b)、(C)に示す
ように、のこぎり波発生回路66から与えられるのこぎ
り波電圧glとスロープ回路62から与えられるスロー
プ電圧g2とのレベルが比較されることによって生成さ
れる。
また、充電制御回路56は、ディジタル・スイッチ52
より新たに入力された充電電圧設定値[:Es’コが前
回入力された設定値[Es ]よりも低い場合にパルス
幅変調信号Gaを遮断するとともに“1”のゲートドラ
イブ信号Gbを充電電圧変更用のFET28に与えてそ
れをオンさせる。
その場合、コンデンサ16からの放電電流は抵抗22、
FET2Bの放電回路を流れ、コンデンサ16の端子電
圧Ecは充電電圧検出回路58によってモニタされ、比
較回路54で新たな充電電圧設定値[Es’コと比較さ
れる。そして、コンデンサ16の端子電圧Ecが設定値
[E s’lまで低下したときに“1”の比較結果信号
Slが充電制御回路56に与えられ、それによって信号
Gbは“0”に切り替えられ、FET26はオフ状態に
なる。
スタート回路68はタイミング回路70に充電スタート
信号SOおよび溶接スタート信号S2を与える。タイミ
ング回路70は、充電スタート信号SOに応答して、充
電期間中にパルス幅変調信号Gaを転送するための“0
”のタイミング信号S3を充電制御回路56に与える。
またタイミング回路70は、溶接スタート信号S2に応
答し、放電期間中にパルス幅変調信号Gaを遮断するた
めの“1”のタイミング信号S3を充電制御回路56に
与えるとともに、放電用サイリスタ36をオンさせるた
めの“1”のタイミング信号S4を放電トリガ回路72
に与える。パルス幅変調信号Gaが遮断されると、前述
したように充電制御用FET14がオフ状態になり、放
電期間中はコンデンサ16に充電電流IOが供給されな
い。また放電トリガ回路72からのゲートドライブ信号
Gcによって放電用サイリスタ36がターン・オンする
と、コンデンサ16か放電してその放電電流Icが溶接
トランス34の一次側に流れ、二次側では低電圧で大き
な溶接電流Iが流れてスポット溶接が行われる。そして
タイミング信号S3゜S4が発せられてから所定時間経
過後に“1′′のタイミング信号S5が放電リセット回
路74に与えられ、それに応答して放電リセット回路7
4はゲートドライブ信号Gdを放電リセット用FET4
4に与えてそれをターン・オンさせる。これにより、前
述したように放電用サイリスタ36に逆バイアスが印加
してそれがターン・オフし、それによって溶接電流■の
供給が終了するようになっている。
以上第2図につき本実施例の制御部を詳細に説明したが
、理解されるように、回路52〜66は第1図の充電制
御部80を構成し、回路52〜58は第1図の設定値変
更用放電制御部80を構成する。
全」Lの」L作− 次に、第3図につき本実施例の全体の動作を説明する。
先ず時点tlで充電開始信号SOが与えられると、タイ
ミング信号S3が“0”となり、これによって充電制御
回路56からパルス幅変調信号Ga  (第4図C)が
ゲートドライブ回路60に転送される。その結果、充電
制御用FET14はパルス幅変調信号(ffaにしたが
ってオン・オフ動作を繰り返し、充電電流Iaが断続的
にコンデンサ16に供給される。その際、充電電流Ia
は、第4図(d)に示すように、充電開始時にはI a
(1)のように比較的小さなパルス幅に、充電中間期間
にはI a(2)のように比較的大きなパルス幅に、そ
して充電終了間際にはIa(3)のように比較的小さな
パルス幅に選ばれる。これにより、第3図(b)に示す
ように、コンデンサ16の充電電圧Ecは、充電開始時
には緩やかに(小さなステップで)、充電中間期間には
高速に(大きなステップで)、そして充電終了間際には
精細に(小さなステップで)、増分する。
時点t2で充電電圧Ecが設定値[Es ]に達すると
、比較回路54から“1”の比較結果信号Sl  (第
3図C)が充電制御回路56に与えられてパルス幅変調
信号Gaが遮断され、充電用FET14はオフ状態にな
り、充電が終了する。しかる後、時点t3でスタート回
路68からスタート信号S2  (第3図d)が発生す
ると、これに応答してタイミング回路70から1′1”
のタイミング信号S4  (第3図f)がゲートドライ
ブ回路72に与えられ、これによって放電用サイリスタ
36がターン・オンし、前述したようにコンデンサ16
が放電して溶接電流Ic  (第3図g)が流れスポッ
ト溶接が行われる。そして、所定時間経過すると時点t
4でタイミング回路70からタイミング信号S4  (
第3図h)が放電リセット回路74に与えられ、これで
1サイクルのスポット溶接か終了する。
しかる後、時点t5で充電スタート信号SOか発せられ
ると、タイミング信号S3が°′O”に切り替わり、充
電制御回路56からゲートドライブ回路60にパルス幅
変調信号Gaが供給され、上述と同様な動作でコンデン
サ16が高速に且つ精確に設定値[Es ]まで充電さ
れる。
その後、この例では、時点t7で充電制御回路56から
“1′のゲートドライブ信号Gb  (第3図i)が充
電電圧変更用FET26に与えられる。
これは、前回のスポット溶接で溶接エネルギすなわち溶
接電流■が大きすぎたので、充電電圧設定値が低い値[
Es”]に変更されたためである。これにより、前述し
たようにFET2Bがターン・オンしてコンデンサ16
は抵抗22.FET28の放電回路に放電する。この放
電中は比較結果信号Stが“1”になっているのでパル
ス幅変調信号Gaか遮断され、したがってコンデンサ1
6に充電電流Iaは供給されない。そして、時点t8て
コンデンサ16の端子電圧Ecが新たな設定値[Es’
lよりわずかに下がると、比較結果信号S1が一旦″0
”に下がって信号Gbが“0”に立ち下がると同時に充
電パルス幅変調信号Gaが転送されて充電か行われるか
、この充電は殆ど瞬間的であり、直くに充電電圧Ecが
新たな設定値[Es’]に達して比較結果信号S1が“
1′”になり充電が終了する。しかる後、時点t9で溶
接用の放電スタート信号S2が発せられると、前述と同
様な動作でスポット溶接が行われる。ただし、今回の溶
接電流Iは前回のものよりも幾らか少なくなっている。
以上のように本実施例では、パルス幅変調信号Gaによ
り充電制御用FET14のスイッチング動作(オン・オ
フ動作)を制御して高速で高精度な充電を行うことがで
き、また設定値変更用の放電回路(22,2E3)およ
び制御部(52〜58)により充電後にも溶接加減を調
節することができる。
また、本実施例では、商用交流電圧を整流回路10で直
流に変換してコンデンサ16に印加するので、電源周波
数が変化してもその影響を受けることがなく、また充電
用のトランス(104)が不要となっている。
なお本実施例では、コンデンサ16が充電されている状
態で電源が切られた場合には、設定値変更用の放電回路
(22,26)が働いてコンデンサ16を自動的に放電
させ安全性を確保するようになっている。すなわち、そ
のような場合には、第1図において設定値変更用放電制
御部80からのライン82.84間がオープン状態とな
ってFET26にゲートバイアスが印加し、それにより
FET26が導通してコンデンサ16を放電させる。そ
の際、バイアス抵抗28.30にはコンデンサ16の大
きな端子電圧Ecが印加するが、ツェナー・ダイオード
32がゲートバイアスを一定値に保ち、放電電流を抑制
する。
以上本発明の好適な一実施例を説明したが、本発明の技
術的思想の範囲内で種々の変形、変更が可能であり、例
えば必要に応じてパルス幅変調信号Gaのパターンを種
々変更してよく、またパルス幅変調信号に替えて適当な
周波数変調信号でFET14をスイッチングすることも
可能である。
また、3相200v交流電源に替えて単相200■また
は100V等の他の電源電圧も使用可能であり、そのよ
うな場合には3相整流回路10を単相整流回路に替えれ
ばよい。
(発明の効果) 本発明では、商用交流電圧を直流に変換してからスイッ
チング素子を介して商用周波数より十分高い周波数で断
続的に充電電流をコンデンサに供給するようにしたので
、スイッチング素子のオン・オフ動作を通して充電速度
または充電ステップを任意制御でき且つ任意の時点で充
電電流をカットオフすることが可能で、これにより高速
で且つ精確な充電を行うことができる。したがって、溶
接機の使用率の増大と溶接品質の安定性とを同時に満た
すことも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるコンデンサ式スポット
溶接機の主な回路構成を示す回路図、第2図は上記スポ
ット溶接機の制御部の構成を示すブロック図、 第3図は上記スポット溶接機の全体的な動作を説明する
ための各部の信号波形図、 第4図は上記スポット溶接機における主な信号の波形図
、 第5図は従来のコンデンサ式スボント溶接機の主な回路
構成を示す回路図、および 第6図は上記従来のスポット溶接機における主な信号の
波形図である。 la、1b・・・・電極チップ、2,3・・・・被溶接
材、10・・・・整流回路、Dl〜D6・・・・ダイオ
ード、12・・・・コイル、14・・・・充電用電界効
果トランジスタ(スイッチング素子)、34・・・・溶
接トランス、52・・・・ディジタルスイッチ、54・
・・・比較回路、56・・・・充電制御回路、58・・
・・充電電圧検出回路、θO・・・・ゲートドライブ回
路、82・・・・スロープ電圧発生回路、64・・・・
パルス幅変調回路、68・・・・のこぎり波電圧発生回
路、68・・・・スタート回路、70・・・・タイミン
グ回路。 特許出願人 宮 地 電 子 株 式 会 社代理人 
弁理士 佐々木 を 孝 第4図 εα

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コンデンサを徐々に充電し、その充電電圧が所定
    値に達したのちに前記コンデンサを瞬間的に放電させて
    溶接電流を生成するコンデンサ式スポット溶接機におい
    て、 商用交流電圧を直流に変換する整流回路と、前記整流回
    路と前記コンデンサとの間に設けられ、前記コンデンサ
    に対して商用周波数より十分高い周波数で断続的に充電
    電流を供給するスイッチング素子と、 を具備することを特徴とするコンデンサ式スポット溶接
    機。
  2. (2)前記スイッチング素子はパルス幅変調された周波
    数でオン・オフし、充電開始直後には比較的短いオン時
    間で、充電中間期間中には比較的長いオン時間で、充電
    終了直前には比較的短いオン時間で、充電電流を前記コ
    ンデンサに供給するように構成された特許請求の範囲第
    1項に記載のコンデンサ式スポット溶接機。
  3. (3)前記スイッチング素子は電界効果トランジスタか
    らなる特許請求の範囲第1項または第2項に記載のコン
    デンサ式スポット溶接機。
  4. (4)前記コンデンサの充電電圧を設定する手段と、前
    記設定手段によって設定された値が現在の充電電圧より
    も低い場合に前記コンデンサを放電させるための放電回
    路および放電スイッチング手段と、放電中の前記コンデ
    ンサの端子電圧と前記設定値とを比較して前者が後者に
    等しくなったときに前記スイッチング手段をオフにして
    前記コンデンサの放電を終了させる手段とを設けた特許
    請求の範囲第1項に記載のコンデンサ式スポット溶接機
JP16317485A 1985-07-24 1985-07-24 コンデンサ式スポツト溶接機 Granted JPS6224877A (ja)

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JP16317485A JPS6224877A (ja) 1985-07-24 1985-07-24 コンデンサ式スポツト溶接機

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JPS6224877A true JPS6224877A (ja) 1987-02-02
JPH0257474B2 JPH0257474B2 (ja) 1990-12-05

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