JPS6224848Y2 - - Google Patents

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JPS6224848Y2
JPS6224848Y2 JP1982012339U JP1233982U JPS6224848Y2 JP S6224848 Y2 JPS6224848 Y2 JP S6224848Y2 JP 1982012339 U JP1982012339 U JP 1982012339U JP 1233982 U JP1233982 U JP 1233982U JP S6224848 Y2 JPS6224848 Y2 JP S6224848Y2
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JP
Japan
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absorber
abdomen
body panel
shock absorber
cushion
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982012339U
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English (en)
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JPS58114935U (ja
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  • Sealing Devices (AREA)
  • Diaphragms And Bellows (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、シヨツクアブソーバ本体部から軸
線方向に形成され、車両用ボデイパネルの貫通孔
へ遊挿されるボデイ支持棒部に嵌着されており、
かつボデイパネルとシヨツクアブソーバ本体部と
の間に介在されるクツシヨンラバーの防塵用ブー
ツに関し、自動車のリヤサスペンシヨンへ適用さ
れるものである。
〈従来の技術〉 第4図は従来の一般的なシヨツクアブソーバ1
0,ボデイパネル3及びクツシヨンラバー4の組
付け態様を示す。シヨツクアブソーバ10はシヨ
ツクアブソーバ本体部(以下「本体部」)とボデ
イ支持棒部2とを備える。このボデイ支持棒部2
は本体部1のロツド11の先端部が該当してい
る。尚、シヨツクアブソーバ10が図例と逆さに
取付けられるときには、シリンダ13の底壁から
軸線方向へボデイ支持棒部2が突設されることな
る。
尚、図中の符号15はカバー体、符号16,1
7はカバー体をロツド11へ固定する固定具であ
る。
ボデイパネル3は、例えばトランクルームの底
壁をなし、ボデイ支持棒部2を遊挿する貫通孔2
0が穿設されている。このように、貫通孔20の
径をボデイ支持棒部2の径より大径としたのは、
シヨツクアブソーバ10の変動が軸方向の伸縮運
動に限られず、こじれ運動を伴うので、両者の干
渉を防止するためである(実開昭48−18940号公
報に見られるスラストラバーとシヤーシーとの関
係参照)。
一対のクツシヨンラバー4,4は弾性高分子材
料で形成された環状の部材であり、ボデイパネル
3を挾持するように、ボデイ支持棒部2へしまり
嵌めされている。尚、図中の符号21はセンタリ
ングワツシヤである。
〈考案が解決しようとする問題点〉 このクツシヨンラバー4には、装着時にあらか
じめ締代が与えてあるが、凹凸路を走行する時や
車体が傾斜した状態で走行する時など、ボデイ支
持棒部2が変動し、ボデイ支持棒部2の変化量が
クツシヨンラバー4の締代を越えた場合には、ク
ツシヨンラバー4とボデイパネル3の間に隙間5
が生じ、車輪により巻き上げられた砂、小石等が
この隙間5から侵入し、クツシヨンラバー4の摩
耗や亀裂の原因となつたり、あるいは、水が侵入
し、ボデイパネル3の錆の原因となつたり、トラ
ンクルーム等のボデイパネル3に装着される所で
は、車内にまで水が侵入するおそれがある。
〈問題点を解決するための手段〉 この考案は、かかる問題点にかんがみてなされ
たクツシヨンラバーの防塵用ブーツであり、下記
構成であることを特徴とする。
即ち、筒状のアブソーバ取付け部とシールリツ
プ部とが変形腹部で連結されてなり、前記アブソ
ーバ取付け部は前記クツシヨンアブソーバ本体部
に嵌着され、変形腹部は、前記シヨツクアブソー
バの最大変形量を越えて変形可能なように、高分
子弾性材料製の湾曲部を有して形成され、シール
リツプ部は、前記ボデイパネルの前記貫通孔周縁
へ、前記変形腹部の弾性力で圧接される構成であ
る。
〈実施例〉 以下、この考案の実施例について説明をする。
尚、従来例と同一の部材には同一の図符号を付し
てその説明は省略する。
第1図は実施例のブーツ6の装着状態を示す断
面図であり、第2図はクツシヨンラバー4とボデ
イパネル3との間に隙間があいたときのブーツ6
の伸びを示す断面図である。図例の如く、実施例
のブーツ6はアブソーバ取付け部6aとシールリ
ツプ部6cとが変形腹部6bで連結された構成で
あり、全体が筒状である。
アブソーバ取付け部6aは、シヨツクアブソー
バ10のカバー体15へ嵌め合わされて、板金バ
ンド7で締着されている。
変形腹部6bはシヨツクアブソーバ10の軸方
向の変動及びこじり方向の変動を吸収すべく、シ
ヨツクアブソーバ10の最大変化量より大きく変
形できるように、ゴム弾性を有する高分子弾性材
料(NR,NBR等)で蛇腹状に形成されている。
勿論椀形に形成してもよい。
シールリツプ部6cは筒状であつて先端側で拡
開している。そして、下方へ開口した椀状のボデ
イパネル3の斜面へ、変形腹部6bの弾性力で圧
接されている。このシールリツプ部6cはクツシ
ヨンラバー4を囲繞するようにして、貫通孔20
の周縁のボデイパネルへ圧接されればよい。尚、
シールリツプ部6cのボデイパネル当接面には、
シール性を向上するために円筒状の金具8が接着
されている。また、第3図に示すように、金具8
の外周端部に弾性体の突起8aを設ければ、シー
ル性が更に向上する。
かかるブーツ6は、既述の高分子弾性材料で、
射出又は射出ブロー成形により一体的に形成され
る。そして、アブソーバ取付け部6aをカバー体
15の所定位置へ締着するだけで、容易に装着す
ることができる。
このように構成されたブーツ6は、シヨツクア
ブソーバ10が軸方向及びこじり方向に変動し
て、クツシヨンラバー4とボデイパネル3との間
に隙間5が生じても、シールリツプ部6cは変形
腹部6bのばね弾性力により、あらゆる方向の変
動に追従して、絶えずボデイパネル3との圧接状
態が維持される。もつて、クツシヨンラバー4と
ボデイ支持棒部2との間や、貫通孔20内へ小石
や水等の侵入が防止される。
〈考案の作用・効果〉 以上説明したように、この考案のブーツは筒状
のアブソーバ取付け部とシールリツプ部とが変形
腹部で連結されてなり、前記アブソーバ取付け部
は前記クツシヨンアブソーバ本体部に嵌着され、
変形腹部は、前記シヨツクアブソーバの最大変形
量を越えて変形可能なように、弾性高分子材料製
の湾曲部を有して形成され、シールリツプ部は、
前記ボデイパネルの前記貫通孔周縁へ、前記変形
腹部のばね弾性力で圧接される構成である。これ
により、シヨツクアブソーバが軸方向及びこじり
方向に変動して、クツシヨンラバーとボデイパネ
ルとの間に隙間が生じても、シールリツプ部は変
形腹部の弾性力により、あらゆる方向の変動に追
従して、絶えずボデイパネルとの圧接状態が維持
される。もつて、クツシヨンラバーとボデイ支持
棒部との間へ小石や水等の侵入が防止され、クツ
シヨンラバーの耐久性が向上することとなる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図はこの考案の実施例のブーツ6を示
し、第1図はブーツ6の装着状態を示す断面図、
第2図はクツシヨンラバー4とボデイパネル3と
の間に隙間があいたときのブーツ6の伸びを示す
断面図、第3図はシールリツプ部6cの拡大断面
図であり、第4図は従来の一般的なシヨツクアブ
ソーバ10,ボデイパネル3及びクツシヨンラバ
ー4の組付け態様を示す断面図である。 1……シヨツクアブソーバ本体部、2……ボデ
イパネル支持部、3……ボデイパネル、4……ク
ツシヨンラバー、6……ブーツ、6a……アブソ
ーバ取付け部、6b……変形腹部、6c……シー
ルリツプ部、20……貫通孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シヨツクアブソーバ本体部から、軸線方向に形
    成され、車両用ボデイパネルの貫通孔へ遊挿され
    るボデイ支持棒部に嵌着されており、かつ前記ボ
    デイパネルと前記シヨツクアブソーバ本体部との
    間に介在されるクツシヨンラバーの防塵用ブーツ
    であつて、 筒状のアブソーバ取付け部とシールリツプ部と
    が変形腹部で連結されてなり、 前記アブソーバ取付け部は前記クツシヨンアブ
    ソーバ本体部に嵌着され、 前記変形腹部は、前記シヨツクアブソーバの最
    大変形量を越えて変形可能なように、弾性高分子
    材料製の湾曲部を有して形成され、 前記シールリツプ部は、前記ボデイパネルの前
    記貫通孔周縁へ、前記変形腹部の弾性力で圧接さ
    れる 構成を特徴とするクツシヨンラバー用ブーツ。
JP1233982U 1982-01-30 1982-01-30 クツシヨンラバ−用ブ−ツ Granted JPS58114935U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1233982U JPS58114935U (ja) 1982-01-30 1982-01-30 クツシヨンラバ−用ブ−ツ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1233982U JPS58114935U (ja) 1982-01-30 1982-01-30 クツシヨンラバ−用ブ−ツ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58114935U JPS58114935U (ja) 1983-08-05
JPS6224848Y2 true JPS6224848Y2 (ja) 1987-06-25

Family

ID=30024917

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1233982U Granted JPS58114935U (ja) 1982-01-30 1982-01-30 クツシヨンラバ−用ブ−ツ

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JP (1) JPS58114935U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS484463U (ja) * 1971-06-14 1973-01-19
JPS4818940U (ja) * 1971-07-15 1973-03-03

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS484463U (ja) * 1971-06-14 1973-01-19
JPS4818940U (ja) * 1971-07-15 1973-03-03

Also Published As

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JPS58114935U (ja) 1983-08-05

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