JPS62246190A - デイスクカ−トリツジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えば光ディスクのようなディスク状記録媒
体（以下単にディヌクという）を、記録再生用穴と駆動
部挿入用の穴とを有するカートリッジケースに収納させ
てなるディスクカートリッジに関する。

従来の技術 第７図に示すように、従来この種のディスクカートリッ
ジ１は、ディスク２と、ディスク２を収納するカートリ
ッジケース３を有する。ディスク１は中心に記録再生装
置の駆動装置に取付けるための穴（以下ディスクセンタ
穴という）５を有し、カートリッジケースａは収納した
ディスク１の中心に対応する位置に駆動装置を挿入させ
るだめの開口部（以下ディスククランプ用穴という）６
と、ディスク２の記録再生を行うための開口部（以下記
録再生用穴という）７とを有する。更に、輸送時、保管
時等においてカートリッジケース３内でディスク２がガ
タつくのを防止するため、ディスク２の外周に接触しう
る位置にディスク受け８が設けられ、且つディスク２を
このディスク受け８に押付けるだめの支軸９を中心とし
て旋回可能なディスク固定レバー１０．ディスク固定ば
ね１１、ばね取付ピン１２等が設けられている。また、
ディスククランプ用穴６や記録再生用穴７からのごみ、
はこり等の侵入を防止するため、これらの穴を覆うシャ
ッタ１３が移動可能に設けられ、そのシャッタ１３には
シャッタ１３を閉位置、に保つだめのシャッタはね１４
とンヤッタ１３を開くだめのスライダー１５が連結され
ている。このテ゛イスクカートリッジ１は記録再生装置
から外した状態では、第７図のように、ディスク固定ば
ね１１がディスク固定レバー１０を矢印Ｂ方向と反対方
向に付勢し、このディスク固定レバー１０がディスク２
をディスク受けｅに押付けて固定しており、また、シャ
ッタばね１４がシャッタ１３を閉じた状態に保っている
。一方、記録再生装置にはカートリッジ１を案内するカ
ートリッジホルダー１６とその内面のピン１７Ａ　、　
１７Ｂが設けられており、このカートリッジホルダー１
６にカートリッジ１を挿入すると、ピン１７Ａにディス
ク固定レバー１０の先端が係合して矢印入方向に押され
、ディスク固定レバー１０が支軸９を中心に矢印Ｂ方向
に旋回してディスク２の保持を解除する。同時に、ピン
１７Ｂがスライダー１５に保合しスライダー１５を矢印
Ｃ方向に押し、シャッタ１３を矢印り方向に移動させて
ディスククランプ用穴６及び記録再生用穴７を開く。

発明が解決しようとする問題点 しかし、上記の工うにディスクをカー１−リッジケース
内で、ディスク受け８及びディスク固定レバー１０等で
固定する構成では、カーリッジ内での部品点数が増加し
、万一、ディスク固定ばね１１が取付部から外れる等の
障害が生じた時、ディスクを直接傷つける恐れがあり、
更に、ディスク固定レバー１０の先端と記録再生装置の
ディスクホルダーのピン１７Ａとの接触位置合わせが必
要等の問題があった。

記録媒体であるディスク、特にオフィスで使用される光
ディスク等に記録されている情報はいかなる理由があろ
うとも破壊されるようなことがあってはならないものが
多く、少しでも障害の発生原因となるものは取り除いて
おく必要がある。一般に、装置の障害はその装置に使用
されている部品点数に比例すると言われており、障害発
生を減らす方法のひとつに部品点数を少なくするという
考え方がある。よって、重要なデータを記録保存するデ
ィスクを保護するだめのカートリッジにおいても、部品
点数を極力減らし、よりンンプルな構成にすることが望
ましい。

本発明は、上述の問題点に鑑みて為されたもので、ディ
スクを保護するためのカートリッジにおいて部品点数を
少なくし、簡単な構造でディスクの固定を可能にする安
価なディスクカートリッジを提供することを目的とする
。

問題点を解決するための手段 本発明は上述の問題点を解決するために、従来のような
ディスクカートリッジ内部のディスク固定用部品を省略
し、その代わりに、ディスクのディスクセンタ穴に嵌合
する小径部とカートリッジケースのディスククランプ用
穴に嵌合する大径部とを有するディスク固定具を、カー
トリッジケース及びディスクに取り外し可能に取り付け
るという構成を備えたものでおる。

作　　用 本発明は上述の構成によって、ディスク固定具をディス
クとカートリッジケースとに取付けると、その大径部が
カートリッジケースのディスククランプ用穴に固定され
、小径部がディスクのディスクセンタ穴に固定され、こ
のディスク固定具を介してディスクをカートリッジケー
スに固定してガタつきを防止することができ、このディ
スク固定具を取り外すことによりディスクをカートリッ
ジケースに対して自由に回転できるようにすることがで
きる。

実施例 以下、本発明の詳細な説明する。第３図、第４図は本発
明の一実施例によるディスクカートリッジ２１を示す斜
視図、第１図は第３図のＩ−Ｉ矢視断面図、第２図はデ
ィスク固定具を取り外した状態を示す第１図と同じ部分
の断面図である。

ディスクカートリッジ２１は記録媒体であるディスク２
２とそのディスク２２を収容するカートリッジテース２
３を有し、ディスク２２にはディスクセンタ穴２５が、
カートリッジケース２３にはディスククランプ用穴２６
と記録再生用穴２７が形成されている。カートリッジケ
ー７２３の上下面には、ディスククランプ用穴２６、記
録再生用穴２７を開閉するシャッタ２日が配置され、こ
のシャッタ２８の先端はシャッタ受け２９に移動可能に
はめ込まれている。カートリッジケース２３の側面には
スライダー３０が移動可能に設けられ、このスライダー
３０はカートリッジケース２３内部でシャッタ２Ｂに連
結されており、スライダー３０が第３図の状態から第４
図の状態になることにより、シャッタ２Ｂが開いてディ
スククランプ用穴２６、記録再生用穴２７が現れる構成
である。

なお、図示は省略しているが、シャッタ２８にはカート
リッジケース２３内部でシャッタばねが連結され、通常
はシャッタ２８を第３図に示す閉位置に保つようになっ
ている。

第１図に示すように、ディスク２２のディヌクセンタ穴
２５とカートリッジケース２ａの片面のディスククラン
プ用穴２６には、ディヌク固定具３２が取付けられてい
る。このディスク固定具３２は、第５図にも示すように
、ディスクセンタ穴２５に嵌合する小径部３２Ａとディ
スククランプ用穴２６に嵌合する大径部３２Ｂとを有す
るものであり、ディスク２２及びカートリッジケース２
３に取り外し可能に装着されている。第２図はディスク
固定具３２を取り外した状態を示す第１図と同一部分の
１＠面図であり、このディスクカートリッジ２１を水平
に置くと、ディスク２２はカートリッジケース２３の下
側の側壁上に置かれた状ｇとなる。この状態で、ディス
ク上面から上側のシャッタ内面までの距離をＸとすると
、ディスク固定具ａ２の大径部３２Ｂの厚みはこの距離
Ｘと同等若しくは僅かに短く設定されている。また、デ
ィスク上面と下側のシャッタ内面までの距離をｙとする
と、ディスク固定具３２の小径部３２Ａの厚みはこの距
離ｙと同等若しくは僅かに短く設定されている。

次に、上記ディスクカートリッジの使用方法を説明する
。ディスクカートリッジを輸送する際には、第１図に示
すようにディスク固定具３２を所定位置に取付ける。こ
の取付は、単にシャッタ２８を開き、カートリッジケー
７２３の片側からディスク固定具３２を挿入し、シャッ
タ２８を元の位置に戻すのみで容易に可能である。装着
されたディスク固定具３２はシャッタ２８により脱落が
防止され、カートリッジケース２３に対するディスク２
２のガタつきを防止する。かくして、輸送中、ディスク
がガタついて損傷するという問題が解消される。輸送後
は、シャッタ２８を開きディスク固定具３２を外してお
く。これにより、ディヌク２２はカートリッジケース２
３内で自由になる。この状態でディスクカートリッジを
記録再生装置（図示せず）に挿入すれば、記録再生装置
のピンによりスライダー３ｏが第４図の状態に移動され
、シャッタが開いて所定の記録再生が可能となる。

上記実施例において、ディスク固定具３２が効果を上げ
るには、 （１）　　ディスク固定具３２の大径部３２Ｂの外径と
、カートリッジケース２３のディスククランプ用穴２６
の内径との差を小さくする、 （２）　　ディヌク固定具３２の小径部３２Ａの外径と
ディスク２２のディスクセンタ穴２５の内径との差を小
さくする、 （３）　　ディスク固定具３２の大径部３２Ｂの厚さと
、第２図の距４ｘとの差を小さくする、 等の考慮を払うことが必要である。ディヌク固定具３２
を構成する材料としては、特に限定されるものでなく、
プラスチック、ゴム、金属等任意であるが、平滑さ、安
価に製造しうる等の点からプラスチックが好適である。

なお、上記実施例はカートリッジケース外面にシャッタ
を設けたディスクカートリッジに本発明を適用したもの
であるが、本発明はこの場合に限定されず、シャッタの
ないディスクカートリッジにも適用可能である。第６図
はその場合の実施例を示すものであり、本実施例のディ
スクカートリッジ２１ａはディスクを内蔵したカートリ
ッジケース２３ａとカートリッジ入れ３３とからなる。

このカートリッジケース２３ａにも第５図に示すディス
ク固定具３２が取９外し可能に装着されるが、このカー
トリッジケース２３ａをカートリッジ入れ３３内に挿入
することにより、ディヌク固定具３２の脱落が防止され
、ディスク固定具はディスクがカートリッジケース内で
ガタつくことを防止する。

発明の効果 以上の説明から明らかなように、本−発明はカートリッ
ジケースのディスククランプ用穴とディスクのディスク
センタ穴とに、大径部と小径部を備えたディスク固定具
を取り外し可能に装着することＫよって、カートリッジ
ケース内でのディスクのガタつきを防止することができ
、特にディスクカートリッジ輸送中の振動によるガタつ
きを規制し、ディスクを傷つけたシ破損させたりするこ
とを防止することができ、しかも使用する部品は単純な
形状の１個の部品であるので、故障等のトラブルの原因
となることがなく、また、極めて安価に製造することが
できる等の効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるテ゛イスクカートリッ
ジの要部断面を示すもので、第３図の■−■矢視断面図
、第２図はディスク固定具を外した状、咋を示す第１図
と同一部分の断面図、第３図は本発明の一実施例による
ディスクカートリッジの斜視図、第４図はシャッタを開
いた状態を示す上記ディスクカートリッジの斜視図、第
５図は上記ディスクカートリッジに使用するディスク固
定具の斜視図、第６図は本発明の他の実施例を示す斜視
図、第７図は従来のディスクカートリッジの内部と記録
再生装置のカートリッジホルダーを概略的に示す平面図
である。 ２１・・・・・ディスクカートリッジ、２２・・・・・
・ディスク、２３・・・・・カートリッジケース、２５
・・・・・・ディスクセンタ穴、２６・・・・・・ディ
スククランプ用穴、２８・・・・・・シャッタ、３２・
・・・・・ディスク固定具、３２Ａ・・・・・・小径部
、３２Ｂ・・・・・・大径部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名“１
４図 笛　６　図 ３ａ 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 中心にディスクセンタ穴を有する記録用ディスクと、こ
   のディスクを収納するカートリッジケースであって、収
   納したディスクの中心に対応する位置に前記ディスクセ
   ンタ穴よりも大径のディスククランプ用穴を備えたカー
   トリッジケースと、前記ディスクセンタ穴に嵌合する小
   径部とディスククランプ用穴に嵌合する大径部とを有す
   るディスク固定具とを有することを特徴とするディスク
   カートリッジ。