JPS62246122A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPS62246122A
JPS62246122A JP9044786A JP9044786A JPS62246122A JP S62246122 A JPS62246122 A JP S62246122A JP 9044786 A JP9044786 A JP 9044786A JP 9044786 A JP9044786 A JP 9044786A JP S62246122 A JPS62246122 A JP S62246122A
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JP
Japan
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thin
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film
metallic film
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JP9044786A
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Takashi Suzuki
貴志 鈴木
Yoshiaki Kai
義昭 貝
Masaru Odagiri
優 小田桐
Nobuo Nakamura
信雄 中村
Susumu Enomoto
榎本 進
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁気テープ、磁気ディスクなどの磁気記録媒
体に適したもので、とくに回転ヘッド型ビデオテープレ
コーダーに最適の磁気記録媒体に関するものである。
従来の技術 ]バルト、ニッケル、鉄またはそれらを主成分とする合
金を真空蒸着、スパッタリング、イオンブレーティング
などの真空製脱去によりポリエステルフィルム、ポリイ
ミドフィルムなどの高分子フィルムや非磁性金属薄板な
どから成る基板上に形成して成る強磁性金属薄膜型磁気
記録媒体は、従来の塗布型磁気記録媒体に比べて記録密
度を飛躍的に向上せしめることが可能であるが、この高
密度化のだめには、((a気記録媒体の表面を極力平担
化して磁気ヘッド、磁気記録媒体間のスペーシングロス
金極力減少せしめることが必要である。
しかし、表面全平坦化しすぎるとヘッドタッチ、走行性
に支障をきたすため表面を微細に粗面化すると同時に各
種有機m剤を含む表面被覆を設けることばよりこれ全解
決する必要がある。従来、このような有機滑剤として、
各種の脂肪酸、脂肪酸エステル、脂肪酸アミド、シリコ
ンオイル、フッ素オイル等が単独、あるいは種々複合さ
れた形で使用さ、Iしてきた。
発明が解決しようとする問題点 上記の各種有機滑剤を使用した媒体は、スチル再生寿命
において、常温〜高温(I0〜30’C)下にお・いて
は通常30分以上の寿命を有するが、気温が6°C以下
になると寿命が30分以下、ときには数分以下に低下す
ることが本発明者らの検討の結果間らかになった。
問題点を解決するだめの手段 本発明は、特定の含フッ素有機燐化合物を含む薄膜を酸
素を含む強磁性金属薄刃莫上に形成せしめたことを特徴
とする磁気記録媒体に関するものであり、上記有機燐化
合物薄層と強磁性層表面の酸化層とでもって前記問題を
解決したものである。
なお、上記有機燐化合物とは下記一般式(I)で示さJ
Lるものである。
一般式(I): [R1,R2,R3のうちの少なくとも1個以上は炭素
数3以上のフロロアルキル末端を1個以上有するフロロ
アルキル誘導体残基であり、かつ、R4,R2,R3の
うちの上記以外のものがフェニル基まだは炭素数8以上
の脂肪族アルキル基である。
k、e、mおよびnはそれぞれ0または1の整数を表わ
し、k、l、mおよびnのうちの少なくとも1個以上は
1である。
w、x、yおよびZはそれぞれ硫黄まだは酸素原子を表
わし、しかも、それらの係数であるe 、 m 、 n
およびPが1であるもののうちの少なくとも1個以上は
硫黄原子である。〕作  用 以上のように構成すると、有機燐化合物中のフロロアル
キル基のもつ安定した滑性作用と燐原子・硫黄原子のも
つ強磁性層表面への強い反応力との相乗効果により、低
温下におけるスチル再生寿命を向上せしめるものである
。なお、使用する有機燐化合物中に脂肪族アルキル基が
含まれる場合にはとくにその効果が顕著に現われる。
実施例 図は本発明の実施例における磁気記録媒体の基本構成を
示す拡大断面図である。図において、1は基板、2は強
磁性金属薄膜、3は表面被覆層である。表面被覆層3は
、前記の特定有機燐化合物を含む薄層で形成される。
本発明に使用する前記の特定有機燐化合物としては、前
記一般式中のR1,R2,R3成分の中の70ロアルキ
ル読導体残基として、たとえばCnF2n+1(CH2
)、n− HCF2(CF2)2n(CH2)fll−CnF2n
+1So2N(CH2)m−CnF2n+10ON(C
H2)m− CnH2n−100N(CH2) (ただしn=3〜20.m=1〜10.RはH,CH3
またはC2H3) また、脂肪族アルキル基として、たとえばCnH2n+
1− CnH2n−1− CnH2n−3− (ただしn=8〜30) 等がある。
フロロアルキル基としては、炭素数3以上、さらに好徒
しくは6以上の直鎖または分岐バー70ロアルキル基、
まだは炭素数3以」二、さらに好ましくは5以上の末端
炭素に水素原子を1個有する直鎖フロ1コアルキル基(
たとえば、 HCF2CF2CF2CF2CF2−)が適しており、
炭素数が2以下の場合にはスチル寿命が短かくなる。
脂肪族アルキル残基としては、炭素数8以上、さらに好
ましくは10以上の直鎖まだは分岐アルキル基が適して
いる。前記一般式におけるR1.R2゜R3のうちの少
なくとも1個以上は、上記フロロアルキル誘導体残基で
あることが必要で、フロロアルキル誘導体残基がゼロの
場合にはスチル寿命が極端に低下する。また、R1,R
2,R3のうちの111、■または2個の脂肪族アルキ
ル基であることが望ましい。R4,R2,R3のいずれ
も脂肪族アルキル基でない場合は、脂肪族アルキル基が
存在する場合に比べてスチル寿命は若干低い値となる。
強磁性金属薄膜上には前記有機燐化合物を、表面1 m
’当りo、t 〜6oomg、さらに好ましくは0.5
〜200In(lの割合でそれぞれ単独、あるいは他の
滑剤、防ji!7剤、 ]I/)脂等との複合体として
薄層状に存在せしめるのが良い。まだ、それらを存在せ
しめる方法としては、強磁性金属薄膜表面に直接塗布、
あるいは蒸着する方法以外に磁気記録lT4.!:体の
表面に塗布あるいは蒸着せしめておき、磁気記録媒体の
JJ’j層(捲回)時に強磁性金属薄膜表面へ転写せし
める方法も可能である。
強磁性金属薄膜としては、例えば斜め蒸着あるいは平面
蒸着法にて形成されるCo、Ni、Fe等を主体とする
金属薄膜、それらの合金を主体とする金属薄膜(例えば
CoNi、CoCr等)であって製膜時の雰囲気ガスを
酸素ガスが支配的となる雰囲気としたときて得られる酸
素を含むものが適当である。酸素の含有量としては0強
磁性金属に対する原子数比で少なくとも3係以上、好ま
しくは6%以上が適当である。3%以下であると1.低
温でのスチル寿命改善効果が得られ難い。
強磁性金属薄膜を形成すべき基板としては、巨視的には
表面平滑度良好であり、かつ、微細な突起を有するもの
が適当で、たとえば、表面に、高さ50〜600人で1
 mn?当り平均1×10〜108個の波状あるいは山
伏突起を有するポリエステルフィルムは、とくに好まし
いものである。
また、重合触媒残香に起因する微粒子をほとんト含まな
いポリエステルフィルムの表面に延伸製膜途上で増粘剤
を含む変性シリコーンエマルジョン液を塗布硬化させる
ことにより得られた波状案起(高さ100人密度1×1
06個)を形成せしめたものの上に連続真空層め蒸着法
によりCoNi強磁性金属薄膜(Ni=20%、膜厚1
o00人)1微量の酸素の存在下で形成せしめた。皮膜
中の酸素含量は原子数比で5係であった。この試料f:
Aとする。
ポリエステルフィルム内に添加されたシリカ微粒子によ
る勾配のゆるやかな粒状突起(平均高さ70人、平均直
径1μyeL)が表面100μm1尚り数個存在し、し
かも重合触媒残香に起因する微粒子により比較的大きな
突起([−極力低減せしめたポリエステルフィルムの表
面に直径160人のシリカコロイド粒子を核とし、紫外
線硬化エポキシ樹脂を結合剤とする急峻な山伏突起’Q
IX10  個形成ぜしめた基板上に上記と同様の条件
でCoNi膜(Ni=204.膜厚1000人、酸素含
量7係)を形成せしめたものをBとする。また、比較例
としてBにおいて蒸着時に酸素の導入を行なわなかった
もの(Bにおいて酸素含量のみ2俤以下としたもの)を
Cとする。これらの蒸着膜上にあらかじめ合成試作した
各種の有機化合物溶液を塗布し薄層を形成させたのち所
定幅に切断して磁気テープを作り、これらを−6°C中
で試作ビデオデツキに掛けてスチル再生特性を測定した
。スチル再生寿命は、出力が初期値に対して1odB低
下するまでの時間とした。これらの結果を次表にまとめ
て記す。
なお、比較例として 磁性膜の酸素含量の低いもの・・・・・・・・・比較例
13フロロアルキル基のないもの・・・・・・・・・比
較例14,16.16を加えている。
発明の効果 以上の結果から明らかなように本発明の磁気記録媒体は
、低温におけるスチル再生寿命が長く、かつ安定してい
るため工業的価値の非常に高いものである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例に係る磁気記録媒体の拡大断面図で
ある。 1・・・・・・基板、2・・・・・・強磁性金属薄膜、
3・・・・・・表面被覆層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記一般式( I )で表わされる含フッ素有機燐化合物
    を含む薄膜を酸素を含む強磁性金属薄膜上に形成せしめ
    たことを特徴とする磁気記録媒体。 一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔R_1、R_2、R_3のうちの少なくとも1個以上
    は炭素数3以上のフロロアルキル末端を1個以上有する
    フロロアルキル誘導体残基であり、かつ、R_1、R_
    2、R_3のうちの上記以外のものが、フェニル基また
    は炭素数8以上の脂肪族アルキル基である。 k、l、mおよびnはそれぞれ0または1の整数を表わ
    し、k、l、mおよびnのうちの少なくとも1個以上は
    1である。 W、X、YおよびZはそれぞれ硫黄または酸素原子を表
    わし、しかも、それらの係数であるl、m、nおよびP
    が1であるもののうちの少なくとも1個以上は硫黄原子
    である。〕
JP61090447A 1986-04-18 1986-04-18 磁気記録媒体 Expired - Fee Related JPH071540B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61104320A (ja) * 1984-10-22 1986-05-22 Nec Corp 磁気記憶体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61104320A (ja) * 1984-10-22 1986-05-22 Nec Corp 磁気記憶体

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