JPS62245973A - 継電装置対向総合試験方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、電気所間の保護１１電装置試験時に、実系統
故障と等価な位相を同期する故障発生条件を与える継電
器は試験方法に関する。

（従来の技術） 従来の保護継電Ｋｒ１ｌ試験としては、出力急変を同期
させる場合は電気所間に設置した継電器試験装置間で出
力急変信号を送受して、模擬故障の同時事故発生を行な
っている。出力の急変を同期させる場合、１！電器試験
装碩の出力試験装置の出力急変指令は、電気所間の通信
装置を介して行なわれているが、子局に伝わるには伝送
時間分の遅れが生ずるためこの出力急変指令の（ｉ　Ｑ
は予め信号伝送遅延時間を測定しておき、出力０変（ｎ
号を送信した後親局は伝送遅延時間に相当する時間分だ
け遅く出力急変をし、親局と子局の同時事故発生を行な
っている。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、親局と子局の試験装置の電源周波数が異
なる場合は、上記方法による同時事１々発生は行なえず
、同一の周波数においても限られた種類の保５継電装置
についてのみ可能であるが、同一周波数でも一般の保護
群゛占装置ではオシログラフによる故障電流の立上がり
位相を確認しながら、一致するまで調整試験を繰り返し
行なっていた。

本発明は上記問題に鑑みなされたもので親局試験器と子
局試Ｍ冨の試験装置の電源周波数に関係なく自動的に故
障発生指令の同期をとることができる継電装置対向総合
動作の試験方法を提供することを目的どする。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段） 本発明の１７ｒｉ装置対向総合試験方法は、親局試験器
および子局試験器の三相平衡出力電圧の一相を商用電源
電圧周波数または試験器周波数に同期させるとともに、
この三相平衡出力の電圧出力の一相とこの三相平衡出力
の電流出力の一相との位相角を０度に設定し、この後商
用電源電圧周波数または試験器周波数の位相角０度のと
きに親局試験３および子局試験器に同期パルス信号を発
生させ、親局試験器は親局試験器の同期パルス信号を伝
送遅延時間分だけ早く子局試験器へ送信して、子局試験
器は、子局の同期パルス信号を基準として親局から送信
された同期パルス信号との位相差を測定し、子局出力電
圧位相を前記位相差分遅延させた方法である。

（作用） そして本発明は、親局試験器と子局試験器の三相平衡出
力電圧の一相を商用電源電圧周波数または試験器周波数
に同期させ三相平衡出力電圧の一相と商用電源電圧周波
数または試験周波数のＯ度位相を合わゼ、三相平衡出力
の電圧出力の一相と三相平衡出力の電流出力との位相角
をＯＩｆに設定し、同相にしておくことにより、同期パ
ルス信号は商用電源電圧周波数または試験器周波数の位
相０度に発生させる。

このように親局試験器と子局試験器の三相平衡出力電圧
の一相を商用電ｉＩ！電圧周波数または試験器周波数に
同期さけ、三相平衡出力の電圧出力の一相と三相平衡出
力の電流出力の一相との位相角を０度に設定したもとで
１３２局試験器の同期パルス信号を伝送遅延時間分だけ
早く子馬試ａＳへ送信すると、子局では子局の同期パル
ス信号を基準として伝送遅延時間を含まない正確な位相
差を測定する。またこの位相差の分を子局試験器の三相
平衡出力電圧を遅延さける。そして親局試験器と子局試
験器の三相平衡出力電圧の同期および、親局試験器と子
局試筋芯間の電流位相の同期がとれるのである。

（実施例） 以下、本発明の一実施例の継電装置対向総合試験方法に
ついて図面を参照して説明する。

図において電気所へおよび電気所Ｂは、それぞれ保護［
ｉ装置１を有し、この保護継電装置１には継電器試験装
置２が接続され、この継電器試験装置２は直列に接続さ
れた継電器試験装置制御部３および対向同期装置４を介
して通信装置５が接続されている。

そして継電器試験装置制御部３に急変予告信号Ｓｒ１急
ｆｌ旧令信号ＳＱおよび同期パルス信号Ｐｉの発生機能
をもたせ、対向同期装置４にはこれら急変予告信号３ｒ
、急変指令（ｔｉ号Ｓ（１および同期パルス信号Ｐｉの
伝送機能と、伝送遅延時間出側表示機能を持たせている
。そして電気所Ａと電気所８間は通信装置５と接続して
対向総合動作試験を行なえるようにした。また伝送遅延
時間計測表示範囲は０．００〜０．９９ｍ５　、位相角
計測表示範囲は０〜３６０度である。

次に上記実施例の作動について説明すると、上記保護継
１装置１を含む各装置間の接続後、親局試験器である電
気所Ａと子局試験器である電気所Ｂの対向同期装置４の
状態設定スイッチを「遅延」側にする。電気所Ａではこ
の後、対向同期装ｒａ４の「起８］押釦スイッチを押し
て伝送遅延時間Ｔｄを計測する。計測値はデジタル値で
対向同期装置４のパネルに表示される。そしてこの値を
電気所Ａの継電器試験装置制御部３ヘキーイン笠で設定
する。そして、出力２変指令信号ＳＳを電気所Ａに与え
ると、電気所△は、出力急変指令信号ＳＳ入力後、最初
の電流出力位相のＯ度ｔ　ｏ　ｈｌら１，８秒ＴＳＩに
出力を急変する。

一方、電気所Ｂには、電気所Ａの継電器試験装置制御部
３で発生さｌた急変多色信号Ｓｒと急変指令信号Ｓｑの
二つの信号を対向同期装置４で伝送し、通信装δ５で送
信する。そして航記急変予告信号Ｓトで電気所Ｂを待機
状態にし、急変指令信号Ｓｑで電気所Ｂの出力を急変さ
せる。

電気所Ｂへのつ変予告信号３ｒは、電気所Ａの出力急変
指令信号ＳＳ入力後、最初の電流位相０度で電気所Ｂの
通信￥１置５へ送信する。この電気所Ｂの継電器試験装
置制御部３への急変指令信号Ｓｑは、予め測定しておい
た伝送圧延時間−ｒ　ｄ分だけ早（、即ちＴｑ＝Ｔｓ−
Ｔｄ後に送信する。

これにより、電気所Ａのａ電器試験装置２すなわち親局
試験器と電気所Ｂの継電器試験装置２すなわち子局試験
器間の急変タイミングの同期をとることが可能となる。

さらに子局試験器すｈわら電気所Ｂの；ミ変開始位相を
定める方法について説明する。

電気所Ａと電気所Ｂの継電器試験装置２は、電流出力１
１のＯ反位相で同期パルス信号を発生させる。また、電
気所へのと電気所Ｂの継電器試験装置２の三相平衡出力
電圧の■ｒ泪を商用電源電圧周波数または、継電器試験
装置２に同期させ、電圧出力ｖｒ相と電流出力１１どの
位相角を０度に設定し、同相にしておくことにより同期
パルス信号は商用電源電圧または、継電器試験装置２の
周波数位相が０度タイミングで発生させることができる
。

このような状態のもとで、電気所Δと電気所Ｂの対向同
期装Ａ４の状態設定スイッチを１′位相」側にすると電
気所Ａの継電器試験装置制役１部３で発生された同期パ
ルス信号を対向同期装置４で伝送時間分だけ早いタイミ
ングで伝送し、電気所への通信装Ｖ！！５により電気所
Ｂの通信装置５に送イ３すると、電気所Ｂでは、電気所
Ｂの継電器試験装置制御部３で発生された同期パルス信
号Ｐｉを基準として電気所Ａから送信された同期パルス
Ｐｉどの位相差を時間差Ｔｐとして測定する。このとき
電気所Ａおよび電気所Ｂの対向同期装置４のパネルに電
気所Ａと電気所Ｂとの間の位相差がデジタル表示される
。さらにこの時間差Ｔｐを位相角θ°に変換して、この
値を電気所Ｂの継電器試験装置制御部３ヘキーインして
設定し電気所８の三相平衡出力電圧位相をθ°遅延させ
これにより、親局としての電気所Ａと、子局としての電
気所８間の三相平衡出力電圧の同期をとることが可能と
なるとともに、親局としての電気所Ａと子局としての電
気所８間の電流位相の同期がとれる。

（発明の効果〕 本発明によれば、親局試験器と子局試験器の位相同調が
簡単な操作で行なうことができ、試験時間の大幅な短縮
が可能となる。

４、図面（７）　ｆｍ　Ｑ！　’：ｔ　ｍ　明第１図は
継電装置対向総合試験方法のシステム構成図、第２図は
親局試験器と子局試験器間の同時事故発生タイムチャー
ト、第３図は試験器電流出力０反位相で発生する同期パ
ルス信号タイムチャート、第４図は親局の遅延時間設定
と子局位相角設定タイムチャートである。

２・・試験器。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）親局試験器および子局試験器の三相平衡出力電圧
   の一相を商用電源電圧周波数または試験器周波数に同期
   させるとともに、この三相平衡出力の電圧出力の一相と
   この三相平衡出力の電流出力の一相との位相角を０度に
   設定し、 この三相平衡出力の電圧出力の一相とこの三相平衡出力
   の電流出力の一相との位相角を０度に設定した後商用電
   源電圧周波数または試験器周波数の位相角０度のときに
   親局試験器および子局試験器に同期パルス信号を発生さ
   せ、 親局試験器は親局試験器の同期パルス信号を伝送遅延時
   間分だけ早く子局試験器へ送信し、この同期パルス信号
   を受信した子局試験器は、子局の同期パルス信号を基準
   として親局から送信された同期パルス信号との位相差を
   測定し、子局出力電圧位相を前記位相差分遅延させたこ
   とを特徴とする継電装置対向総合試験方法。