JPS6224486Y2 - - Google Patents

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JPS6224486Y2
JPS6224486Y2 JP13759682U JP13759682U JPS6224486Y2 JP S6224486 Y2 JPS6224486 Y2 JP S6224486Y2 JP 13759682 U JP13759682 U JP 13759682U JP 13759682 U JP13759682 U JP 13759682U JP S6224486 Y2 JPS6224486 Y2 JP S6224486Y2
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JP
Japan
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roller bar
cutting
fluid
roller
log
Prior art date
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JP13759682U
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JPS5941508U (ja
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  • Manufacture Of Wood Veneers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はベニヤレースにおいて使用されるロ
ーラーバー装置の改良に関する。
(従来の技術) ベニヤレースにおいて採用されるローラーバー
には、原木の外周面に接触して原木の回転により
回転力が付与される自由回転のものと特開昭49−
114198号公報の「ベニヤレースにおけるローラー
バーの駆動装置」に開示されているような別に駆
動装置を備えて原木の回転と同期するように回転
駆動させるものとがある。前者は設備費が余りか
からない利点はあるが、ローラーバーは原木の回
転によつて回転するため原木が真円になるまでの
切削の初期における断続的な切削時又は所定厚さ
より薄い単板が切削される場合に回転しなかつた
り回転が不円滑となつて刃詰りが完全に防止でき
ず、また原木表面との摩擦によつて摩耗する等の
難点があり、後者はローラーバーが原木の回転に
関係なく回転するから切削初期においても刃詰り
は防止されるが、原木との完全な同期回転に困難
性があり、完全な同期回転がなされないと単板に
毛羽立ちやむしれを発生させたりローラーを摩耗
させる原因となり、また同期回転に複雑な装置を
要して設備費が高価である等の問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 回転自在としたローラーバーの一部外周面に多
数の羽根体を放射方向に付設し、羽根体に向つて
空気、水等の流体を噴射してローラーバーに原木
の回転方向に対して順方向の回転力を与える流体
噴射機構を備える。
(作用) ローラーバーに付設した羽根体に流体を噴射し
てローラーバーに原木の回転方向の回転を与える
ことにより、切削初期の断続的な切削時又は薄い
単板が切削される場合にもローラーバーは円滑に
回転して刃詰りは防止され、また流体の噴射によ
る余り強くない回転力の付与であるから、原木の
外周面に接触するときはローラーバーは原木にな
らつて回転して、原木との摩擦は殆ど起らず単板
に毛羽立ちやむしれを発生させたりローラーを摩
耗させる等のトラブルも解消される。
(実施例) この考案を図面に示す実施例によつて説明すれ
ば、1は原木、2は鉋台、3は鉋台2に付設した
切削刃物で、原木1はベニヤレースの主軸(図示
省略)に挟持されて第1図の矢印の方向に回転さ
れ、切削刃物3によつて単板4の切削が行われ
る。
5,5aはローラーバーで、ローラーバー5,
5aは例えば金属製の中空体とし、中空内に軸受
6,6aを取り付け、軸受6,6aに付した軸
7,7aの両端をブラケツト8に固定し、ブラケ
ツト8をボルト9によつて圧力盤10に固定し、
ローラーバー5,5aを圧力盤10に回転自在に
取り付ける。ローラーバー5,5aとしては直径
が15mm〜35mm位の等しい直径に設定し、切削刃物
3の長手方向の全長に渡つて一列状となるように
複数個を備え、またローラーバー5,5aはその
外周面が切削刃物3の刃先に近接し、単板切削時
その外周面が原木1の外周面に加圧接触されて圧
力バーの作用を施すことができるように圧力盤1
0に取り付ける。
11は羽根体で、羽根体11としては金属等の
剛性のある材質のものを用い、また羽根体11は
各ローラーバー5,5aの外周面に設けた複数箇
所(実施例は各2箇所)の凹部内に水車の羽根車
の羽根のように流体が効果的に作用するわん曲状
等の形状に多数を放射方向に付設する。
12は流体噴射機構で、流体噴射機構12は例
えば空気等の気体、水等の液体又は水蒸気等の流
体を羽根体11に向つて噴射するノズル13、流
体の給送機14、ノズル13と給送機14とを結
ぶパイプ15等によつて構成し、給送機14から
給送される流体をノズル13から噴射して羽根体
11に作用させ、ローラーバー5,5aを原木1
の回転方向に対して順方向、即ち第1図で示すよ
うにローラーバー5,5aが原木1に接触する部
位においてその回転方向が同じとなるように適宜
の周速で回転させるものである。流体の給送機1
4は使用する流体に合つたものを適宜選択採用す
るものであつて、例えば、空気を流体とする場合
には、給送機14としてエアコンプレツサーを用
いてノズル13から圧縮空気を噴射させ、水を流
体とする場合には、給送機14としてプランジヤ
ーポンプを用いて圧力を高めた水をノズル13か
ら噴射させ、水蒸気を流体とする場合には、ボイ
ラーを給送機14として蒸気をノズル13から噴
射させ、ローラーバー5,5aに回転力を付与す
るのである。
このようにローラーバー5,5aに付設した羽
根体11に流体を噴射してローラーバー5,5a
に回転を与えるように構成した場合に、ローラー
バー5,5aに付与される回転力は、ローラーバ
ー5,5aが原木外周面に加圧接触されて原木か
ら伝達される回転力に比べて遥かに小さいから、
ローラーバー5,5aは原木に接触したとき直ち
に原木の回転にならつて原木の周速とほぼ同じ周
速の回転となり、原木との間のスリツプは殆ど生
じない。
(効果) 以上のようにこの考案はローラーバーの外周面
の一部に羽根体を付設する構成であるからローラ
ーバーとしての作用を充分に発揮し、羽根体に空
気又は水等の流体を噴射してローラーバーに回転
を与える構成であるから、原木が真円になるまで
の切削の初期における断続的な切削又は原木表面
に割れや節が存在し又所定厚さより薄い単板が切
削されて刃詰りの生じやすい状態においてもロー
ラーバーは円滑に回転して刃詰りを生ずることが
なく、また原木の回転にならつてローラーバーは
回転するから、従来法の自由回転や同期駆動回転
のようにスリツプによる摩擦によつて単板に毛羽
立ちやむしれを発生させたりローラーを摩耗させ
る等のトラブルも発生せず、さらに流体として空
気、水等を利用できるからランニングコストも余
りかからず、同期回転駆動のように高価な設備費
も要しない等の諸効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は側面
図、第2図は第1図の正面図である。 1……原木、2……鉋台、3……切削刃物、4
……単板、5,5a……ローラーバー、6,6a
……軸受、10……圧力盤、11……羽根体、1
2……流体噴射機構、13……ノズル、14……
流体の給送機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鉋台に付設した切削刃物と圧力盤を備えて原木
    を回転させながら切削刃物により単板を切削する
    ベニヤレースにおいて、ローラーバーを切削刃物
    の刃先に近接するようにまた回転自在に圧力盤に
    取り付け、且つ該ローラーバーの一部外周面に複
    数箇所の凹部を設けるとともに該各凹部内にそれ
    ぞれ多数の羽根体を放射方向に付設し、該各羽根
    体に向つて気体又は液体等の流体を噴射してロー
    ラーバーに原木の回転方向に対して順方向の回転
    力を与える流体噴射機構を備えたことを特徴とす
    るベニヤレースにおけるローラーバー装置。
JP13759682U 1982-09-10 1982-09-10 ベニヤレ−スにおけるロ−ラ−バ−装置 Granted JPS5941508U (ja)

Priority Applications (1)

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JP13759682U JPS5941508U (ja) 1982-09-10 1982-09-10 ベニヤレ−スにおけるロ−ラ−バ−装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13759682U JPS5941508U (ja) 1982-09-10 1982-09-10 ベニヤレ−スにおけるロ−ラ−バ−装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5941508U JPS5941508U (ja) 1984-03-17
JPS6224486Y2 true JPS6224486Y2 (ja) 1987-06-23

Family

ID=30309006

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JP13759682U Granted JPS5941508U (ja) 1982-09-10 1982-09-10 ベニヤレ−スにおけるロ−ラ−バ−装置

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JPS5941508U (ja) 1984-03-17

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