JPS62244850A - 紙又は厚紙製造機のジヤンボロ−ラを減速する方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、リールドラムの交換及びジャンボローラの移
送中紙又は厚紙製造機のジャンボローラを減速する方法
に関する。

本発明はさらに、減速装置を、ジャンボローラの移送用
に設けたアームに接続した。前記方法を実施する装置に
関する。

（従来の技術） 従来のブレーキ装置は例えばデンマーク特許第２４２７
４６６号とフィンランド特許第５１４６３号の各明細書
に開示されている。

前記デンマーク特許明細書は、ペーパローラの両側に配
置したブレーキドラムがローラと一緒に回転する装置を
開示している。下端にある関節ジヨイントでもって床に
接続されたブレーキレバをブレーキドラムの両側に配置
しである。レバのほぼ中央に配置した空気圧装置によっ
てドラムに負荷をかけるブレーキ片を関節ジヨイントを
経てブレーキレバの上端に接続する。この装置はジャン
ボローラの回転を急速停止するが、ローラを独立のクレ
ーンによって移動する必要があるのでさらに時間がかか
る。前記フィンランド特許明細書は紙又は厚紙製造機の
巻取機を減速するための装置を開示する。この減速装置
は主として、リールドラムの減速と任意の所望の状態で
リールドラムのまわりへの巻取とを可能にするリールド
ラムの中央部と同期して移動するように巻取機のそばに
配置したブレーキアームから成る。ブレーキキャリジは
ブレーキをリールドラムに結合するための特別の結合手
段とブレーキ手段、すなわち、ブレーキディスクとブレ
ーキブロックから成る。この装置は次のように作動する
。結合手段の回転速度は、新しいリールドラムの回転速
度とほとんど同じ位まで加速され、ジャンボローラの回
転速度が減速されて結合手段の速度と同じになったとき
、結合手段はリールドラムに取り付けられる。このとき
、ローラの回転は、ブレーキ手段により、すなわち、結
合手段と一緒に回転しているブレーキディスクとブレー
キブロックとによって、任意の所望時に停止させること
ができる。

（発明が解決しようとする問題点） このフィンランド特許明細書に係る装置は。

以前は非常に操作のしずらかった多くの操作を楽にして
いるが、その装置は非常に複雑で電子部品、電動機等を
必要とする。このためコストが非常に高くなる。さらに
１巻取機の側近くに目立って広いスペースを必要とする
。

上述したように、デンマーク特許及びフィンランド特許
明細書の両装置のある部品やある機能は満足のいくもの
ではない。デンマーク特許明細書の装置は単純であるが
、リールドラムの交換がむずかしい。

フィンランド特許明細書に係る減速装置は作業条件は満
たしているが、複雑な構造で高価で騒音を出しやすい。

（問題点を解決するための手段） これらの欠点を解決するには、新しいタイプの減速装置
が開発されてきた。この減速装置はデンマーク特許出願
の装置と同一の原理に基づいており、すなわち、関節ジ
ヨイントを経てブレーキアームに接続されたまさつ面で
もって減速が行なわれる。

本発明に係る装置は、ジャンボローラの移送中に減速を
行なうことができることを特徴としている０本発明の別
の特徴は、特許請求の範囲に開示しである。

（実施例） 第１図において、減速装置１は、紙又は厚紙製造機のジ
ャンボローラ２（非常に大きいローラー）の移送装置の
ところに位置している。数字２はリールドラム３のまわ
りに巻きつけられた回転終了後のジャンボローラの位置
を示す、軸受ハウジング４はリールドラム３の両端に設
けられている。ジャンボローラ２はレール５に軸受ハウ
ジング４を介して支持されている。

第２図によれば、減速装置ｌｌは、関節ジヨイント（ピ
ボット）を介してブラケット７に接続されている。ブラ
ケット７は台６に固定されている。減速装置自体は、ブ
ラケット７に関節接続されたアーム８と、関節ジヨイン
ト接続によりアーム８の上端に接続されて機械方向に垂
直面内で揺動又は枢動するブレーキ片９とから成る。ま
た、ブレーキレバ１０はアーム８に枢動可能に接続され
、レバ１０の他端にはブレーキ片１１が備えられ、ブレ
ーキ片１１は機械方向に枢動する。ブレーキレバ１０と
アーム８の長さはジャンボローラが回転を終了したとき
にブレーキ片、１１がリールドラム軸の紙製造機側に確
実に到達しうるように選択されている。さらに、その寸
法は、ジャンボローラ２がレール５に沿ってブラケット
７を越えて（ブラケット７は床６上に取り付けられてい
る）ころがる間中、ブレーキ片９，１１をリールドラム
の対応面と接触させておくように選択される。ブレーキ
レバ１０は圧力媒体シリンダ１３又は対応手段を介して
アーム８のブラケット１２に接続されている。ブレーキ
片９，１１は互いの近づく方向に前記圧力媒体シリンダ
１３によって押圧され又はお互いから遠ざかるように引
っばられる。

さらに、アーム８は圧力媒体シリンダ１４又は対応手段
を介して、ボディ構成体１５に接続されてシ゛）る、第
１図の実施例には、同一の減速装置１が巻取機の両側に
設けられている。減速袋Ｍ１同士はアーム８の下端部に
互いに接続されているのが好ましく、調整ロッドが巻取
機の横方向に配置されている。第２図の実施例は、巻取
機の両側にあるアーム８が中間ロッド１６．レバー１７
．！！ＩＩＩＩロンド１８ロッして互いに接続されてい
るので、必要ならば唯１つの移動シリンダ１４でもって
作動できる。調整ロッドは巻取機の下に横に配置されて
いる。これら手段によってシリンダ１４の近くにあるア
ーム８のＮ＊と同一の大きさの同一方向の運動を巻取機
の他方側にあるアームに伝達する。レバ１７は剛節によ
ってロッド１８に固定され、関節ジヨイント（ピボット
）によってブラケット１９を介して床６に固定されてい
る。

減速袋［１は次のように操作する。ジャンボローラ２が
回転を終了すると減速装置１のブレーキ片９，１１はリ
ールドラムの一端の外周囲又はリールドラムのケーシン
グ面に接触してジャンボローラ２の回転を減速する。

この作用によってウェブループ（巻取ループ）が急速に
形成される。このウェブループは新しいリールドラムの
まわりに巻かれるように案内される。引きつづいてウェ
ブは切断される。同時にかつ減速継続中、移送シリンダ
１４は付勢されて、ジャンボローラ２が巻取機から遠ざ
かるように引っばる。

ブレーキ片９，１１がブレーキレバ１０とアーム８とに
枢着されているので、ジャンボローラ２は軸受ハウジン
グ４を介してレール５に沿ってころがる。ブレーキ片９
，１１はそのころがる間対応する面と接触支持される。

この作動によってリールドラムの交換に要する時間を少
なくし、減速中に費される紙又は厚紙の量をも減らす。

本発明に係る装置の最重要な特徴は、アーム８とブレー
キレバ１０の端部にあるブレーキ片９，１１の関ｆｔ６
運動又は枢動により、ジャンボローラが移送されながら
減速されることです、減速装置のレバはレール５の内側
か外側のそばにあり、リールドラム３のケーシング面か
歯付きカップリングの外側面はリールドラム側でブレー
キ面として作用することは当業者にとって自明である。

さらに、ある理由でこれらの面がブレーキ面として使え
ない場合、例えば歯付きカップリングの外側面上に例え
ば特別のまさつ面を設け、それによってブレーキ片には
まさつ面の必要性をなくすことができるのはもちろんで
ある０手段１３と１４は、はとんどの場合、エアシリン
ダー又は油圧シリンダであるが、同一運動領域を有する
任意の手段でもよい。例えば、場合によっては駆動手段
１３は手段１４に関節接続された、かつブレーキレバ１
０に接続されたレバーアームによって代用することがで
きる。このレバーアームは実施例における手段１３と同
一の働きを示すものである。さらに、移送シリンダ１４
又は同等の手段はちがった大きさのローラーすなわちホ
ープシリンダから異なる距離にあるローラを扱うときに
使われる。

上記装置は、本発明に係る装置の実施例のほんの一例で
あり、特許請求の範囲によって定められる本発明又は本
発明の保護の範囲を制限するものでは決してない。

（発明の効果） 本発明に係る方法と装置の効果は１例えば非常に単純で
高価でない構造であり、リールドラム交換に要する時間
が従来の方法や装置に比べて実質的に短いことである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、紙又は厚紙製造機の巻取機の概略立面図で、
本発明に係る減速装置の、製造機の台に対しての位置を
示す、第２図は本発明に係る減速装置の好適実施例のく
わしい側面図である。 ［主要部分の符号の説明］ ジャンボローラ　・・・＠働・・・・・・・・・・・・
１・・・　２リール　ドラム　・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・　３軸受ハウジング・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・　４７　−　　ム
　・・・・・・・・・・・・拳・・・・・・・・・・・
会・・＠８ブレーキ片・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・９，１１ブレーキレバ・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・１０圧力媒体シ
リンダ・・・・・・・・・・・・・・・・・１３．１４
手続補正書 昭和６２年４月１８日 特許庁長官　　黒　１）明　雄　　殿 １、事件の表示　昭和６２年特許願第４５０６５号３、
補正をする者 事件との関係　　　特許出願人 住所　　　フィンランド国、ニスエフ　−２９６００ヌ
ールマルツク（番地なし） 名　称　　ニー、アールストロム　コーポレーション４
、代理人の住所・氏名

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、リールドラム交換及びジャンボロ ーラの移送中に紙又は厚紙の製造機の該ジャンボローラ
   を減速する方法において、 該ジャンボローラをポープシリンダから離 れるように移動する間アーム（８）に接続された減速手
   段（９、１０、１１）はジャンボローラ又はジャンボロ
   ーラのキャリアのブレーキ面に接触し、ウェブのループ
   を形成するようにジャンボローラが減速され、ジャンボ
   ローラの移送運動中も減速が継続されることを特徴とす
   る減速方法。 ２、ジャンボローラの移送運動中紙又は 厚紙の製造機の該ジャンボローラの回転速度を減少する
   ための減速装置において、 該減速装置は、枢動アーム（８）；ブレー キレバ（１０）；前記アームに及び前記レバーに関節接
   続されたブレーキ片（９、１１）；前記アーム、レバ、
   ブレーキ片の駆動手段 （１３、１４）；そしてリールドラム（３）のブレーキ
   面から成ることを特徴とする減速装置。 ３、ブレーキレバ（１０）がアーム（８） に関節接続され、駆動手段（１３）がブレーキレバ（１
   ０）とアーム（８）との間に設けられていることを特徴
   とする特許請求の範囲第２項に記載の装置。 ４、ブレーキレバ（１０）がアーム（８） に関節接続され、駆動手段（１４）に関節接続された駆
   動手段（１３）は、前記ブレーキレバ（１０）に接続さ
   れていることを特徴とする特許請求の範囲第２項に記載
   の装置。 ５、リールドラムケーシングの端部の外 側面をリールドラム（３）のブレーキ面として使うこと
   を特徴とする特許請求の範囲第２項に記載の装置。 ６、リールドラムケーシングのエッジ域 をリールドラム（３）のブレーキ面として使うことを特
   徴とする、特許請求の範囲第２項に記載の装置。 ７、リールドラム（３）のブレーキ面を まさつ材で被覆したことを特徴とする、特許請求の範囲
   第２、４又は５項に記載の装置。 ８、駆動手段（１３、１４）が油圧シリ ンダ又はエアシリンダであることを特徴とする特許請求
   の範囲第２項に記載の装置。 ９、駆動手段（１３）がレバアームであ り、駆動手段（１４）が油圧シリンダ又はエアシリンダ
   であることを特徴とする、特許請求の範囲第２項に記載
   の装置。 １０、ジャンボローラの移送運動中紙又は 厚紙製造機の該ジャンボローラの回転速度を減らす減速
   装置において、 揺動式又は変位可能に設けたブレーキ手段 をもつ支持手段から成り、該支持手段は、前記ブレーキ
   手段がリールドラムのドラム面又はジャンボローラの多
   の支持手段に接触しうる位置に変位しうる如く、支持面
   に揺動可能に又は変位可能に取り付け可能であり、さら
   に前記ブレーキ手段の前記接触を行なう駆動手段と前記
   ブレーキ手段の変位に従って前記支持手段を変位する駆
   動手段とから成り、前記支持手段に前記ブレーキ手段を
   取り付けることは該支持手段の変位中該ブレーキ手段の
   連続した付加を可能にすることであることを特徴とする
   、減速装置。