JP3804988B2 - 走行するウェブをペーパーマシンにおいて巻取るための2つのセカンダリユニットを備えた巻取装置 - Google Patents
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Description
ペーパーリールを巻取るための従来の巻取装置では、連続的に生産を維持できるように、2つの装置が通常用いられており、プライマリ装置が空の巻取ドラムを降ろしアームから引取って、ドラムに数回ペーパーウェブが巻付けられた後、セカンダリ装置がペーパーの巻取り完了まで継続して巻取りを行っている。
本明細書の文脈においては、たとえ巻取装置にプライマリ装置が備えられていない場合においても、「セカンダリ」の語を、「セカンダリ装置」、「セカンダリユニット」、「セカンダリ部材」、「セカンダリボディ」などのように接頭語として表記している。
セカンダリ装置は通常、対をなすセカンダリアーム又は対をなすセカンダリキャリッジを備えており、これらはペーパーリールの直径が大きくなるにつれてピボットしたり直動的に変位したりする。
第1のタイプの巻取装置、すなわちセカンダリアームを備えたものでは、巻取動作は簡単に言うと以下のように行われる。
ドラムのストックから空の巻取ドラムがプライマリフォークへと運ばれて、その表面にウェブが走行している駆動表面巻付ドラムへと巻取ドラムを接触させてウェブの巻取りを開始する。従って、巻取ドラムと表面巻付ドラムとの間にはかなりの摩擦が生じるので、巻取ドラムは表面巻付ドラムに接触するのに先だってこれとほぼ同じ回転速度に回転させられる。その後、巻取ドラムは表面巻付ドラムの周縁に沿って移動して、水平なスタンド部材上へ降ろされて、巻取ドラムのコントロールはセカンダリアームへと引継がれる。完成したリールへの巻取りを続けるには、セカンダリアームがジョイントのまわりを旋回して、リールの水平方向の動きに沿って追従し、セカンダリアームに設けられた回転すべく軸支された押圧ロールの形態の押圧装置が、リールドラムの端部に設けられたベアリングハウスを押圧する。これにより、表面巻付ドラムとペーパーリールとの間のニップの直線形領域の圧力は所定の制御可能な値に維持されて、サイズの増加と共に大きくなる。しかし、セカンダリアームのピボット動作は不均一な直線形領域の圧力を生じさせる。これは、押圧リールはベアリングハウスを取巻く表面に従った、円弧形の動きの接触点により、水平及び垂直な動き成分を有しつつ、リールドラムを押圧するからである。
セカンダリアームを備えた巻取装置については、例えば、米国特許第4,143,828号、米国特許第4,283,023号、米国特許第4,175,714号、米国特許第3,614,011号、及び、米国特許第5,520,354号の特許明細書に開示されている。
セカンダリアームを備えた巻取装置の他の欠点は、セカンダリアームのスパンによって最終的なペーパーリールの直径が制限されることであり、より大きなペーパーリールが必要な場合には、押圧装置を備えた往復動作式のセカンダリキャリッジからなるセカンダリ装置を代りに用いなければならない。それによれば、キャリッジの押圧装置は表面巻付ドラムに対して巻取ドラムの動作中に水平方向の動き成分だけを有するので、セカンダリアームのピボット動作に起因する不均一な直線形領域の圧力の問題の解消の助けにもなる。また、セカンダリアームの角度トランスデューサを用いる装置に比べて、キャリッジの水平動作によってリールが大きくなるようすを測定する方がより簡単である。
往復動作式のセカンダリキャリッジを備えた巻取装置については、例えば、米国特許第4,934,619号、及び、米国特許第5,370,327号の特許明細書に開示されている。
しかしながら、リールの速度が増加し、ペーパーリールのサイズが大きくなると、表面巻付ドラムとペーパーリールとの間にスリップが生じるようになる。この問題点は、セカンダリ装置に巻取ドラムの中心軸駆動装置を備えることで解決できる。中心軸駆動手段では、巻取ドラムの端部に設けられた結合装置によって、巻取ドラムが駆動手段に結合される。また、中心軸駆動装置は直線形領域の圧力を広い範囲で可変することができるので、ペーパーリールと表面巻付ドラムとの間のニップにおけるペーパーウェブへの圧縮力を低減することができる。
ソフトティッシュやサニタリー目的で用いられる類似したやわらかいペーパーの製造においては、ペーパーリールに不都合な影響を与えないようにするために、ニップの直線形領域の圧力を低くしなければならず、特別な問題が生じる。リールの個々の層はあまりにゆるく巻付けられているために、隣合う層同士の間でスリップを生じたり、軸方向にもスリップを生じたりする。
ティッシュペーパーに求められる高い伸びを維持するために、表面巻付手段として、単独又は表面巻付ドラムと共に無端状のベルトが用いられる。無端状のベルトはまた、表面巻付ドラムの手前におけるウェブの振動等の他の制御上の問題点をも軽減する。
無端状のベルトを備えた巻取装置については、例えば、米国特許第4,143,828号、米国特許第4,283,023号、米国特許第5,531,396号、及び、米国特許第4,175,714号の特許明細書に開示されている。
中心軸駆動装置については、例えば、米国特許第4,934,619号、米国特許第5,370,327号、米国特許第5,520,354号、SE−469071号、及び、SE−469072号の特許明細書に開示されている。
中心軸駆動装置を用いたとしても問題は生ずる。プライマリ装置からセカンダリ装置へと巻取ドラムを運ぶときに異なる駆動手段の間で転換をおこなわなければならない。巻取ドラムと表面巻付手段との間では一時的な圧力上昇が生じるために、伝達の交換は直線形領域の圧力に悪い影響を与える。巻取り動作を最適化するためには、空のリールドラムから巻終えたリールにいたるまでの巻取り手順全体において同一の駆動手段を結合すべきである。2つの駆動装置の切替を行わないのであれば、ペーパーウェブに生じるであろう張力の変化も生じさせずにすむ。これを達成すべく2セットのセカンダリキャリッジを用いることがすでに知られており、これらを互いに交互に用いてプライマリアームを省略している。これによれば、キャリッジ対の一方に結合された単一の駆動手段が巻取りを完了するまでの巻取りプロセス全体にわたって巻取ドラムに従事できる。このタイプの巻取装置は、米国特許第5,370,327号に開示されている。しかしながら、同公報に開示されている巻取装置では、特殊なスタンドが必要になる。キャリッジ対が互いにすれ違えるようにするために、スタンドには2対の平行なレールが備えられ、スタンドの下流端において軸支されている。また、表面巻付ドラムは垂直に昇降可能に配置される。この手段は、二重セカンダリユニットの既存の巻取装置に直接備えたり、二重セカンダリユニットを備えた巻取装置に容易に改造したりすることはできない。
さらに、米国特許第5,370,327号による中心軸駆動装置のための駆動手段は、別々の支持エレメント上のスタンドの各側部に配置されている。駆動手段と各セカンダリユニットとは、別々に支持エレメントに沿って往復動作させるための別個のアクチュエータを有している。また、駆動手段はセカンダリユニットによってリールドラムが保持される前に解放される。このため、動作中にリールドラムを中心軸駆動装置に整列させ結合させることを難しくしている。また、互いに並べて配置されたスタンドと支持エレメントとは相当のスペースを必要とする。
本発明の主たる目的は、改良された巻取装置を提供することにあり、プライマリ装置を有しない、2つのセカンダリユニットを備えたセカンダリ装置を有する改良されたタイプの巻取装置を提供し、上述したような公知の巻取装置に関連する問題点を少なくとも実質的に解消することにある。
本発明の他の目的は、2つのセカンダリユニットを備えた巻取装置において、各ユニットが表面巻付ドラムと徐々に大きくなっていくペーパーリールとの間のニップの直線形領域の圧力を所定の値に調節できるようにすることである。
本発明のさらに他の目的は、すべての層における密度と伸びとが均一な特性を持った柔軟なペーパーのリールを生産することにある。
本発明のさらに別の目的は、在来型の表面巻付ドラムを含むいくつかのタイプ及び組合わせの異なる表面巻付手段と共に使用することができる巻取装置を提供することにある。
最後に、本発明の他の目的は、ある種の形態の表面巻付ドラムと共に組合わせて1又は複数のベルトを用いるようにした巻取装置を提供することにあり、同表面巻付ドラムは多かれ少なかれこのベルトによって取巻かれる。
本発明による巻取装置は、各セカンダリボディはボトムプレートを備え、ボトムプレートによって支持された軸受エレメントを備え、前記軸受エレメントに軸支されたピボットユニットを備え、同ユニットは巻取装置で動作する巻取ドラムと平行である回動軸を中心として空のリールドラムを取出すべくボトムプレートから持上げられた取出位置とウェブを取出したリールドラムに巻取るべくボトムプレートから降ろされた生産位置との間とで回動されて、前記押圧装置はピボットユニットによって支持されていることを特徴としている。
以下、図面を参照しつつ本発明についてより詳細に説明する。
図1は、本発明による巻取装置を長手方向に破断して示した断面図であって、無端状の走行ベルトと2つのセカンダリユニットとを備えており、新しいペーパーリールと完成したペーパーリールとの双方が無端状ベルトに接触している第1の実施形態を示している。
図2は、図1に示した巻取装置の一部分について、巻取装置の長手側より見た模式的な斜視図である。
図3は、図1に示した巻取装置の一部分について、長手側の反対側から見た模式的な斜視図である。図4は、図1に示した巻取装置の一部分を示す斜視図であって、巻取装置の上流側から見たものである。
図5は、図1の装置における一方のセカンダリユニットの内側のセカンダリ部材を示した斜視図である。
図6は、図1の装置の一方のセカンダリユニットの外側のセカンダリ部材を示した斜視図であって、箱状の部分を破断して位置決め器とそのアクチュエータとを示している。
図7〜図12は、図1に示した巻取装置の構成要素を示す模式的な横断面図であって、巻取りプロセス中の様々な動作位置について示している。
図13は、図1に示した巻取装置の模式的な斜視図であって、わかりやすいように、ペーパーリールを取除いた状態においてリールの通路の位置を示している。
図14及び図15は、図13に示したようなリールの通過の進行中における、それぞれ内側のセカンダリ部材を示している。
図16及び図17は、図13に示したようなリールの通過の進行中における、それぞれ外側のセカンダリ部材を示しており、箱部分を一部破断して示している。
図18は、他の実施形態による巻取装置について長手方向に破断して示した断面図であって、完成したペーパーリールは下流方向に動く間に無端状ベルトから離脱している。
図1乃至図4は、ペーパーマシンの巻取装置を模式的に示した側面図及び斜視図であって、ペーパーは連続したウェブ2として生産される。ペーパーリール3は巻取ドラム4の形態の芯のまわりに連続して巻き取られる。巻取装置1には、第1及び第2の同一の細長い平行なスタンド部材6,7を有するスタンド5が備えられている。表面巻付ドラム8はスタンド部材6,7に回転可能に軸支されている。表面巻付ドラム8に巻掛けられるようにして無端状のベルト9が走行し、同ベルトはティッシュペーパーマシンの通気シリンダ及び/又はヤンキーシリンダを備えた乾燥セクションから送られてくるペーパーウェブ2を巻取装置1へ導くように支持している。表面巻付ドラム8は駆動モータ(図示せず)によって、ベルト9に対応した外周速度によって、すなわちペーパーウェブ2が前方へ送られる速度にて回転する。これに代えて、表面巻付ドラム8は複数のロール10のまわりに掛けわたされたベルト9によって駆動することもでき、そのようなロールの1つ例えばベルト送りロール11が駆動する。各スタンド部材6,7の上面には水平なレール12が堅固に取付けられている。レール12には、ペーパーウェブ2の供給方向からみたとき、巻取装置1の上流端において巻取ドラム4を受けとめるための降ろし面13(図3参照)がせり上げられて設けられている。レール12同士は、ペーパーウェブ2の幅よりもわずかに間隔を大きくして配置されている。巻取ドラム4の両端部にはブレーキドラム14が設けられ(図16参照)、同ブレーキドラムは内周歯リム16を有する結合装置15を備えると共に、結合装置15の内側に配置されたベアリングハウス17を備え、その外周には溝18が形成されている。
巻取装置1は、第1のセカンダリユニット19と第2のセカンダリユニット20とからなるセカンダリ装置を備えており、前記2つのセカンダリユニットはスタンド部材6,7上において互いに入れ替る。各セカンダリユニット19,20は、第1のスタンド部材6と第2のスタンド部材7とのそれぞれ外側に配置された第1の外側のセカンダリ部材21を有する共に、第2のスタンド部材7と第1のスタンド部材6との内側にそれぞれ配置された第2の内側のセカンダリ部材22とを有している。各セカンダリ部材21,22はプラットホーム23とその上を往復動作するセカンダリボディ24とを備える。各プラットホーム23はスタンド部材6,7上に堅固に取付けられており、セカンダリボディ24をガイドすべく配置された1又は複数のガイドトラック26を有し、セカンダリボディの前後動作中の摩擦を最小限に低減されている。そのために、ローラーベアリング乃至スライドベアリング(共に図示せず)のようなベアリング要素の形態のなんらかの手段を設けるとよい。また、そのようなガイドトラック26は、スタンド部材6,7の垂直な内側面においてレール12のわずかに下方に水平にも配置されている。また、各セカンダリ部材21,22は、セカンダリボディ24を動かすためのアクチュエータ27を備えており、このアクチュエータ27は例えば油圧又は空気圧のシリンダで構成することができる。前記アクチュエータ27は、一端がセカンダリボディ24に取付けられ、他端がスタンド部材6,7に取付けられる。2つのセカンダリボディ24のガイドトラック26に沿った動きは、一方の同一組のセカンダリユニット19,20のそれぞれについて、互いに同期する。各プラットホーム23の外側にはケーブルパッケージ28が配置されており、同ケーブルは可撓性を有しセカンダリボディ24の前後の動きに追従できる。
各セカンダリユニット19,20は、空のドラム4が完成したペーパーリール3になるまでの生産フェーズの全期間にわたって巻取ドラム4を支持し、その後で、ペーパーリールは巻取ドラムと一体的にレール12上へ移動する。
巻取装置1の上流端には、表面巻付ドラム8の上方に、空の巻取ドラム4のストック29が置かれている。ストック29は実質的に水平な棚30を備え、その上に空の巻取ドラム4が表面巻付ドラム8と平行に並べられて巻取装置で使用できるように準備されている。作動手段(図示せず)は支持アームとアクチュエータとから構成され、本実施形態ではピストンシリンダからなり、新たな巻取ドラム4を徐々に前方へ送り出す制御を行なう。下流側に配置されているペーパーリール3が所定のサイズに成長したときには、各新しい巻取ドラム4はストック29から対をなす降ろしアーム33の手段によってレール12の降ろし面13へと運ばれる。巻取ドラム4は降ろし面13上に一時的に載置され、巻取ドラム4の周縁溝18がレール12の前記降ろし面13上にてレール12と協同する。
図示の実施形態では(図5及び図6参照)、各セカンダリボディ24はプラットホーム23のトラック26に沿って走行するキャリッジないし台車を備える。各セカンダリボディ24は、巻取ドラム4と協同するためのピボットユニット34と、ボトムプレート35と同ボトムプレートから直立する側部プレート36とを備え、同側部プレートはボトムプレート35の縁部に沿って配設され、スタンド部材7,6に近接して設けられている。ボトムプレート35には、動作中の巻取ドラム4と平行なピボット軸線を中心としてピボットユニット34を回動可能に軸支するための軸受エレメント37が設けられている。セカンダリユニット19,20の2つのピボットユニット34は、降ろしアーム33から巻取ドラム4を受取るように配置されており、巻取ドラム4の端部部分が後述するようにピボットユニット34において、ベアリングハウス17と共にレール38上に載置される。
内側のセカンダリ部材22のセカンダリボディ24には(図5参照)、長方形のボトムプレート35が備えられ、前記軸受エレメント37はボトムプレート35における表面巻付ドラム8に最も近い端部から垂直に上方へ延設されたビーム39を備えており、同ビーム39の上端にはベアリングピン40が配設されて前述したピボットの軸を形成している。ピボットユニット34はアクチュエータ41の動作によって前記ベアリングピン40を中心として回動可能になっており、前記アクチュエータの一端はビーム39の下端部分へ又他端はピボットユニット34へとそれぞれガイドピン42,43を介して取付けられている。アクチュエータ41は空気圧式又は油圧式のピストンシリンダからなる。ボトムプレート35上には位置決め器44が設けられ、同位置決め器はアクチュエータ45と水平方向に可動なレベルブロック46とを備えており、同レベルブロックは、前記レベルブロック46と合致するピボットユニット34に固定された肩部47と協同する。図示の実施形態においては、この肩部はステップ形状である。位置決め器44のレベルブロック46は2つの位置にセットすることができ、すなわちアクチュエータ45の手段による動作位置と受動位置とであり、これにより、ピボットユニット34の垂直方向の位置を上側の生産位置から下側のリール交換位置へとコントロールすることが可能になる。こうして、完成したリール3を下流側へ搬送した後のセカンダリユニット19又は20が上流側へと戻るときに、他方のセカンダリユニット20又は19によって形成プロセスが行なわれているペーパーリール3の下方を通り抜けることができる。
ピボットユニット34には、実質的に矩形状の垂直な支持プレート48と、ロック部材49と、押圧装置50と、これらのためのアクチュエータ51,52とが備えられている。押圧装置50は巻取ドラム4のベアリングハウス17を押圧するためのものであり、ペーパーリール3が成長して大きくなっていく間に、表面巻付ドラム8とペーパーリール3との間のニップの直線形領域の圧力を所定値に維持する。前記レール38は支持プレート48の上端に沿って取付けられており、前記レール38はセカンダリボディ24が駆動中の表面巻付ドラム8から遠ざかるように直線的に動いていく間に、レール38の外方に位置する結合装置15を有する巻取ドラム4のベアリングハウス17を運ぶためのものである。支持プレート48には長手方向に側面に沿ってH字形の結合エレメント53が堅固に固定されている。ロック装置49は円弧形のアーム54からなり、同アームの下端部は上述したH字形の結合エレメント53に水平なベアリングピン55の手段によって枢着されており、同ピンはH字形の結合エレメント53の上流側の2つの足部の間において、巻取ドラム4の中心軸線と平行に延在している。ロック部材49のアクチュエータ51はピボットユニットの支持プレート48の下方の取付点とロックアーム54との間に延設され、両端部は回動可能なように取付けられている。ロック装置49の上側の自由端にはロール56が支持されており、ロック部材49がその上側の生産位置にあるときに巻取ドラム4の軸と協同するようになっている。押圧装置50は、H字形の結合部材53の2つの足部において、ロック部材49と対向するように配置されており、ロック部材49と同じようなやり方で結合部材53に回動可能に結合されている。また、押圧装置50はベアリングピン57の手段によって回動可能に軸支され、押圧装置50とピボットユニット34の支持プレート48との間に延設されたアクチュエータ52によって動作する。2つのセカンダリ部材におけるロック部材49と押圧装置50との両者によって巻取ドラム4のための挟持装置が形成される。巻取ドラム4は挟持装置49,50によって支持されつつ、同時に、ペーパーリール3の巻取フェーズの全期間において挟持装置中で自由に回転することができる。
対向するスタンド部材6,7のそれぞれの外側に配置されている各セカンダリユニット19,20の外側のセカンダリ部材21はいくらか異なる形態になっている。これについて図6を参照してより詳細に説明するが、対応する構成要素には同一の符号を付している。上述した内側のセカンダリ部材22と同様に、外側のセカンダリ部材21もセカンダリボディ24とピボットユニット34とを有している。しかしながら、外側のセカンダリボディ24のボトムプレート35は内側のセカンダリボディ24のボトムプレート35よりもいくらか大きくなっている。ピボットユニット34をベアリングシャフトを中心として回動可能に軸支するための前記軸受エレメント37は2つの垂直なビーム39を備えており、それぞれスタンド部材6,7と平行に延びる縁部に配設されていて、2つのビーム39の上端部には2本のベアリングピン40を備えることで前記ベアリングシャフトを形成する。アクチュエータ45を備えた位置決め器44はボトムプレート35上において側部部材6,7と直角な方向に水平に配置されている。ピボットユニット34は箱形の部分59を備えたスタンド58と、そこに突設されたプラットホーム60とを備える。箱部分59の上面には水平なプレート61が備えられており、その上に巻取ドラム4の中心軸駆動のための手段62の部品が配置されている。ロック部材49と押圧装置50とアクチュエータ51,52とは、内側のセカンダリ部材22について説明したのと同様なやり方で垂直な支持プレート48に取付けられており、前記支持プレート48は前記箱部分59の内側の垂直な壁面にしっかりと固定されていて、回動可能なスタンド58の一部を形成する。中心軸駆動手段62はピボットユニット34上に取付けられているので、レール12と平行な方向へセカンダリボディ24と一体的に往復動作できる。
中心軸駆動手段62は、プラットホーム60上にしっかり固定された駆動モータ63を備え、箱部分59にしっかり固定されたトランスミッションボックス64を備え、さらに、本実施形態では歯付ベルトからなるパワートランスミッション手段65を前記両者の間に備える。トランスミッションボックス64には巻取ドラム4と平行な方向に向けて回転可能なシャフト66が突設されている。このシャフト66におけるスタンド部材6,7に対面する内側の端部には結合装置67が配設されている。結合装置67には外周歯リム68が設けられていて、巻取ドラム4の対応する内周歯リム16と協同すべく設計されている。2つの結合装置15,67の間での協同を生じさせるには、結合が生じるまで、中心軸駆動手段62の結合装置67を結合装置15に対して同軸的に変位させる。
巻取装置1の下流端には(図1参照)、ブレーキアーム70を有するブレーキステーション69が設けられており、このブレーキステーション69にてペーパーリール3は最終的に止め置かれて、その後、マシンのリール搬送部分(図示せず)にまでレール12に沿ってさらに運ばれる。
表面巻付ドラム8の上流側にはカッター(図示せず)を設けるようにしてもよく、これにより、巻取前のペーパーウェブを複数の幅狭のペーパーウェブに細長く切断する。
巻取装置には様々な計器手段(図示せず)を設けて異なるタイプの計測値を得るようにしてもよいが、これらは当業者にとって知られている技術を構成するものであるから、ここでさらに説明することは避ける。
他の実施形態による巻取装置としては、上記実施形態における表面巻付ドラムを、例えば、無端状の支持ベルト又は互いに平行に配列された複数のベルトから構成するようにしてもよい。
巻取装置1で巻取りプロセスを開始するときには(図7参照)、第1のセカンダリユニット19を表面巻付ドラム8に近接した上流側の位置にして、中心軸駆動の駆動モータ63を駆動側とし、一方、他のセカンダリユニット20は下流側の位置にして中心軸駆動の駆動モータ63をオペレータ側とする。
第1のセカンダリユニット19のピボットユニット34は生産位置にあり、すなわち位置決め器44の上面に関連したレベルブロック46上に乗って降下した位置にある(図14及び図16参照)。第2のセカンダリユニット20のピボットユニット34もまた降下した位置にあるが、ボトムプレート35上に直接乗っていて、このことはリール通過位置になっていることを意味している(図15及び図17参照)。
2つのセカンダリユニット19,20のすべてのロック部材49及び押圧装置50は降ろされた位置にあって挟持手段が開いている。2つの中心軸駆動手段62は結合装置67と共に静止していて外側の位置にある。
第1の巻取ドラム4は表面巻付ドラム8の上方のストック棚30上にあって、最下位に降ろされた降ろしアーム33によって保持されるように準備される。巻取装置の下流側では降ろされたブレーキアーム70と共にブレーキステーション69が準備され、完成したペーパーリール3を受けとめて止め置く。切断装置が存在する場合にはスイッチONにされるが生産位置にはされない。
始動したときは(図7〜図12参照)、上流側に位置しているセカンダリユニット19のピボットユニット34がその上方の位置へ向けて回動する。降ろしアーム33はドラムストック29へと持上げられる。巻取ドラム4は降ろしアーム33に転がり乗って、ドラムが正しい位置に達したことの指示が受信される。
その後、降ろし装置33が配達位置へと下降して、巻取ドラム4はレール12のせり上がった降ろし面13上に載せられて、表面巻付ドラム8の直上の正しい位置に配置される(図8参照)。ストック29においては、次の空の巻取ドラム4が前方へと動かされて次のサイクルのために用意されるが、これはそのために設けられているアクチュエータ(図示せず)によって行われる。
押圧装置50は受取り位置へと上昇する。降ろしアーム33はさらに降下して、巻取ドラム4が降ろし面13のレール上にいまや自由に載せられる。ロック部材49のアクチュエータ51が動作してロックアーム54が上昇し(図10参照)、そして、押圧装置50と共に巻取ドラム4を挟持して、同ドラムをスタート位置に固定する。中心軸駆動手段62の結合装置67が軸方向に動き始め、同時に駆動モータ63が最初は低速で動き始める。2つの結合装置15及び67の歯付リム16,68が係合して結合が達成したときには、このことが指示される。回転している表面巻付ドラム8の周囲の空気流れの影響を低減するためのスクリーン(図示せず)が降ろされる。中心軸駆動手段62はここで巻取ドラム4を加速して、表面巻付ドラム8の外周速度と同じ外周速度になるようにして、両者が接触したときに摩擦が生じるのを防止する。ピボットユニット34は、ペーパーウェブ2を搬送している表面巻付ドラム8及び無端状ベルト9へ向けて降ろされる(図11参照)。
バキューム装置(図示せず)を巻取ドラム4に結合させてもよく、この場合には、同ドラムには貫通孔が設けられる。ペーパーウェブ2は接触することで移送され、ペーパーウェブ2は巻取ドラム4に好適なやり方で移される。
実際に移行させることは幾つかの異なる方法によって行なうことができる。ペーパーウェブ2は、例えば吸引手段によって取付けることができ、巻取ドラム4の真空貫通孔で吸引されたり、または、大きく成長していくリール3に遅れが生じてペーパー2に余剰が生じ、ニップに引込まれてここでペーパーがはずされる。代りに、グルー又はテープを巻取ドラムに塗布してもよい。
ペーパーウェブ2をいくつかのウェブに分割する場合には、カッターを降ろして動作させる。セカンダリボディ24は表面巻付ドラム8から離れるように継続的に配置されて無端状ベルト9から一定の圧力を受けるようにされる。第1のセカンダリユニット19はペーパーリール3が大きくなるにつれてスタンド5に沿って水平に動いていき、一方で、セカンダリユニット20は表面巻付ドラム8に向って上流側へ動き始める。セカンダリユニット20は、位置決め器44の助けによって、セカンダリユニット19,20の間に得られたクリアランスのおかげで、成長していくリール3の下方を通過する(図13〜図17参照)。通過の後に、第2のセカンダリユニット20がその最も上流側の位置に到達したとき、前記第2のセカンダリユニット20に関連したピボットユニット34がその上方の位置へと回動して、ここでアクチュエータ45がレベルブロック46を前方位置へ動かすことで、位置決め器44は再び生産位置にセットされる(図8参照)。降ろしアーム33は再び上昇して、新たな空の巻取ドラム4を取出す。一方、大きくなったリール3は最終的なサイズとなってブレーキステーション69へ到達する。リール3は約20%の生産速度へと遅くなって、中心軸駆動手段62が係脱する。その後、駆動手段は完全に停止して、リールは巻取装置1のリール搬送部分(図示せず)に移送される。その後で、再びプロセスが開始する。
図示の実施形態では、ペーパーリールが完成するまでベルトはペーパーウェブを継続して支持し且つ送っており、これと同時に新たな巻取ドラムがベルトに接触してペーパーウェブが新たな巻取ドラムのまわりに巻付けられているが、これは米国特許第5,531,396号にもっと詳細に説明されている。図18に詳しく示した他の実施形態においては、新たな巻取ドラムが無端状ベルトに接触する一方、完成したリールは下流側へと動いて前記ベルトから離間する。
図面に示して上述した、本発明の実施形態では、表面巻付手段は表面巻付ドラム8とベルト9を備えていた。しかしながら、第1の別例としては、在来型の巻取装置にみられるように、ベルト9をまったく用いることなしに、表面巻付ドラム8だけによって表面巻付手段を構成することもできる。他の別例においては、表面巻付手段はベルト9と共にガイドロール8の形態のロールを備え、かかる例の形態においては、ウェブ2を新たな巻取ドラム4に巻付けることとウェブ2を巻取ドラム4に巻き続けることとは、ベルト9の直接的には支持されていない部分に当接して実行される。従って、ガイドロール8は表面巻付ドラムとしては作用しない。ベルトを用いる場合には、先端部分は図1〜図17に示すように下方へ向けて傾けるか、または、図18に示すように垂直にする。代りに、ベルト9を表面巻付ドラム8に巻掛けてここからティッシュマシンの乾燥セクションへ向けて戻すようにしてもよい。
Claims (6)
- ペーパーを連続したウェブ(2)として生じさせ、同ウェブをリールドラム(4)に巻取ってペーパーリール(3)を形成するペーパーマシンにおける巻取装置(1)であって、各リールドラム(4)の端部にはベアリングハウス(17)が設けられ、前記巻取装置(1)は、2つの細長い平行なスタンド部材(6,7)を備え、スタンド部材(6,7)の上流端に配置され、回転する表面巻付ドラム及び/又はベルト(9)の形態である表面巻付手段(8)を備え、同手段は前記ウェブ(2)を支持し、前記リールドラム(4)の1つないしドラム上に形成され又は形成されつつあるペーパーリール(3)へウェブ(2)を送り、スタンド部材(6,7)に取付けられた2本の平行なレール(12)を備え、新たなリールドラム(4)を交互に受入れる第1及び第2のセカンダリユニット(19,20)からなるセカンダリ装置を備え、各セカンダリユニット(19,20)は第1及び第2のスタンド部材(6,7)の外側にそれぞれ配置された第1のセカンダリ部材(21)を備えると共に第2及び第1のスタンド部材(7,6)の内側にそれぞれ配置された第2のセカンダリ部材(22)を備え、前記セカンダリ部材(21,22)のそれぞれは、スタンド部材(6,7)に固定されたプラットホーム(23)を備え、プラットホーム上を直線動作可能なセカンダリボディ(24)を備え、セカンダリボディ(24)を動かすためのアクチュエータ(27)を備え、セカンダリボディ(24)に配置され、リールドラム(4)のベアリングハウス(17)を押圧する押圧装置(50)を備え、表面巻付手段(8)とペーパーリール(3)との間のニップにおける線圧が所定値に維持されつつサイズと共に増加して、巻取装置(1)は又リールドラム(4)をスタンド部材(6,7)の上流に配置されたドラムストック(29)から巻取動作を開始させるためのセカンダリユニット(19又は20)へ移動させる装置を備えたものにおいて、各セカンダリボディ(24)はボトムプレート(35)と、ボトムプレート(35)によって支持された軸受エレメント(37)と、巻取装置(1)で動作する巻取ドラム(4)と平行な回動軸を中心として、空のリールドラム(4)を取出すべくボトムプレート(35)から持上げられた取出位置と、ウェブ(2)を取出したリールドラム(4)に巻取るべくボトムプレート(35)から降ろされた生産位置との間とで回動するために、前記軸受エレメント(37)に軸支されたピボットユニット(34)とを備え、さらに前記押圧装置(50)はピボットユニット(34)によって支持され、各ピボットユニット(34)は、前記生産位置より下方の自由通行位置へも回動可能になっており、同自由通行位置においては、完成したペーパーリール(3)を下流へ搬送してから上流へ戻ろうとするセカンダリユニット(19又は20)のピボットユニット(34)が、巻取中のペーパーリール(3)が配置されているセカンダリユニット(それぞれ20と19)を自由に通過することを特徴とする巻取装置。
- 表面巻付手段は、スタンド部材(6,7)に回転可能に軸支された表面巻付ドラム(8)から構成されていることを特徴とする請求の範囲1に記載の巻取装置。
- 表面巻付手段は、スタンド部材(6,7)の上流端に配置された1本又は複数本の無端状の走行する支持ベルト(9)を備えていることを特徴とする請求の範囲1または2に記載の巻取装置。
- 巻取装置(1)に関連して表示手段とセンサとが配置されており、ペーパー品質に重要なさまざまな特性値及び計測値を検知して、直線形領域の荷重の検知のような巻取プロセスのコントロールをすることを特徴とする請求の範囲1乃至3のいずれか1項に記載の巻取装置。
- ピボットユニット(34)又はセカンダリボディ(24)のいずれかに関連してロードセルが備えられ、表面巻付手段(8)とペーパーリール(3)との間のニップの直線形領域の圧力を検知して、ピボットユニット(34)及びセカンダリボディ(24)の位置をそれぞれコントロールするための信号を発生し、セカンダリボディ(24)をスタンド部材(6,7)に沿って位置決めするアクチュエータ(27)とピボットユニット(34)の位置決めをするアクチュエータ(41)とのそれぞれの助けによって直線形領域の圧力をコントロールすることを特徴とする請求の範囲1乃至4のいずれか1項に記載の巻取装置。
- 各巻取ドラム(4)の各端部には、結合装置(15)を備えたブレーキドラム(14)が設けられており、各外側のセカンダリ部材(21)は巻取ドラム(4)と係合しこれを駆動すべく設けられた中心軸駆動手段(62)を備えていることを特徴とする請求の範囲1乃至5のいずれか1項に記載の巻取装置。
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