JPS62243875A - オ−プンエンド紡績用ポリエステル繊維 - Google Patents

オ−プンエンド紡績用ポリエステル繊維

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JPS62243875A
JPS62243875A JP8225986A JP8225986A JPS62243875A JP S62243875 A JPS62243875 A JP S62243875A JP 8225986 A JP8225986 A JP 8225986A JP 8225986 A JP8225986 A JP 8225986A JP S62243875 A JPS62243875 A JP S62243875A
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fatty acid
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spinning
weight
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近藤 孝光
章 木村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はオープンエンド紡績用ポリエステル繊維に関し
、特に、ローターの回転数が6万RPM 以上の高速オ
ープンエンド紡績に適した高速オープンエンド紡績用合
成繊維に関するものである。
〔従来技術〕
ロータ一式オープンエンド紡績の基本的なメカニズムは
、供給されたスライバーをコーミングローラで分繊し、
空気流でp−ター室へ移送し、ローターで連続的に集積
、加熱し糸として引き出すことから成っている。
このよ5なメカニズムに対応して、オープンエンド紡績
用油剤としてはコーミング時の繊維切断による粉末状ス
カムの発生の抑制と繊維のコーミングー−ラへの捲付防
止を主眼とした油剤が提案されてきた。例えば特公昭5
2−12838号公報では常温で液状の脂肪酸エステル
によって粉末状スカムの発生を抑制し、脂肪酸ポリアミ
ドによつ′C繊維のコーミングルーラへの捲付を防止す
る油剤組成が、更に特公昭56−3465号公報ではP
O/EOブロック共重合体によって粉末状スカムの発生
を抑制する油剤組成が、また特公昭57−37707号
公報ではPOEフルキルエーテル又はPOEアルキルニ
ステルト脂肪酸エステルによって粉末状スカムの発生を
抑制し、フルキルホスフェートカリウム塩によって繊維
のコーミングローラへの捲付を防止する油剤組成が提案
されている。
所で、昨今は生産性を向上させるため、ローターの回転
数が大巾に速い高速オープンエンド紡績機が採用される
ようになった。つまりローター回転数は、従来の3万R
PMから、6万ないし8万RPM、早いものでは、8万
ないし10万RPM又はそれ以上に達している。
しかるに、かかる高速のオープンエンド紡績機に前述の
ようなオープンエンド紡績油剤で処理したポリエステル
原綿を供給すると、通過繊維量の増加に伴って、ロータ
ー内の粉末状スカムが増加したり、ローター回転数の上
昇に伴ない、ローターから糸を引き出すためのガイド即
ちネーブルとの摩擦によって紡出張力が大巾に上昇し、
繊維の表面の一部が、擦過されて可m化するという現象
が生じることが判明した。その結果、糸切れの増加や、
糸の均私性、均染性、糸強力等に多大の悪影響を及ぼす
ことkなる。
一方、かかる高速オープンエンド紡績に適したポリエス
テル繊維は、オープンエンド精紡機までの工程、すなわ
ち混打綿、カードおよび線条工程での紡出調子の不良な
ものが多く、全ての工程で良好なポリエステル線維が一
部まれている。ここで紡出調子とは、ラップ及びスライ
バーの集束性不良によるラップリッキング、コイリング
くずれ、油剤の粘着性。
スカム付着によるカードシリンダ一槽付、線条ローラ捲
付をい5゜また、高速オープンエンド精紡機のコーミン
グローラへの繊維の櫓付き防止及び、粉末状スカムの発
生の抑制も重要なポイントである。すなわちローター内
に3藺前後の短繊維を含んだ粉末状のスカムが堆積し、
運転時間の経過と共に糸斑が大きくなり、又糸切れが多
発するため、著しい場合は精紡糸を持上げ、ドツフィン
グするまでに1〜3回も運転を停止して、加熱室内を清
掃する必要があった。又残りの粉末状スカムのそれほど
多くない原綿については、コーミングー−ラ一部分への
捲付により糸切れが多発するため捲付いた繊維を取除く
のに多くの人手を要すると共に均質な糸が得られなかっ
た。更に又これらのうち粉末状スカムの発生が多いもの
ほど糸強力は低い傾向があった。
以上のことからも明らかなように現状では、高速オープ
ンエンド精紡様でのfR#表面の可塑化現象がなく、コ
ーミングローラへの捲付きがなく、混打綿から線条まで
の紡出調子が良好なポリエステル繊維は実現されていな
いのである。
〔発明の目的〕
従って、本発明の目的はかかる高速オープンエンド紡績
特有の問題点を改良し、高品質の紡績糸を高能率で得る
ことを可能にする高速オープンエンド紡績に適した合成
繊維を提供することにある。
:発明の構成〕 本発明者等は上記の目的な達成せんとして鋭意研究した
結果、高速、高張力下での繊維表面の油膜強化と併せて
対金属摩擦係数の低下な図るととKより所望の繊維を得
るに到った。
すなわち、本発明は。
11)  一価又は多価アルコールの脂肪酸エステル、
植物性又は動物性又は鉱油系のワックス!及びポリエチ
レンワックスからなる群から選ばれ且つ30−150℃
の融点を有する中性油の1種又は2f1以上を10〜4
0重量−と、 (2) フルキル基の炭素数が8〜22の脂肪酸とポリ
アミンとの反応生成物である脂肪酸ポリアミドを10〜
40重量%と、 (3)  残部が乳化剤及び/又は帯電防止剤とからな
る油剤が付着されていることを特徴とするオープンエン
ド帖績用ポリエステル繊維である。
p−ターから糸がひき出される際、ネーブルとの摩擦に
より、紡出張力が上昇し、接触部の1は度も上昇する。
ρ−ターの回転速度が大きくなるほど、この温度は上昇
し張力と温度があいまって、ついに繊維の表面の一部が
可塑化現象をおこす状態に到る。この際、線維表面の油
剤が融解し、融解潜熱を奪うことにより、繊維表面の温
度の上昇を妨げ、可塑化現象を防ぐことが可能である。
融点が高すぎると線維表面の温度が下らないので、融点
は150℃以下が好ましい。この効果を示す油剤成分と
しては、融点が30〜150℃の。
一価又は多価アルコールの脂肪酸エステル。
植物性又は動物性又は鉱物性のワックス、およびポリエ
チレンワックスが挙げられる。−価及び多価アルコール
の脂肪酸エステルとしては、ステアリル酸ステアリル菅
フタル酸ジステアリル、ジステアリルアジピン酸エステ
ル、ソルビタンベヘネート、等があげられる。
植物性又は動物性又は鉱油系のワックスとしては、カル
テウメワックス、木pつシ密ロウ菅セラノクーウ、パラ
フィンワックス、モンタンワックス、等があげられる。
ポリエチレンワックスとしては、エチレンチーグラー法
で得られたポリエチレンワックス等があげられる。
これらの成分の割合は、オープンエンド工程での繊維表
面の可豊化防止のためKは、多い方が好ましいが、混打
綿から線条までの前紡工程では、少い方が好ましく、全
工程のバランスをとるためには、これら成分の配合量は
全油剤量に対して10重量−以上は必要であり、更に十
分な効果な得るためKは15重量−以上にするのが好ま
しいが、40重量%あれば十分である。これら成分が4
0重量−を越える場合はオープンエンド装置のコーミン
グローラーへの捲付が多くなるばかりか、前紡工程にお
いてもカードのシリンダーへの埋綿が多(なり、均一な
ウェブ形成が困jlllcなるため、多くとも40重量
慢以下、好ましくは35重量−項TK押えるのが望まし
い。
次に1本発明における脂肪酸ポリアマイドとは脂肪酸の
アルキル基の炭素数が8〜22の飽和および不飽和脂肪
酸と一般式11.N(CHICHyNH) fiH(た
だし式中nは1〜5)で表わされるポリエチレンポリア
ミンとの反応によって得られる脂肪酸ポリアマイドで、
一般式RICONH(CH*C即州)ncORl・・・
・= it1式〔ただし式中Rz−Ryは炭素数8〜2
2のアルキル基、nは4し 1〜5)Kよって表わされる化合物主としてを含むもの
である。
この脂肪酸ポリアマイドは処理潅雑の静的摩擦力を低下
させ、コーミングローラ−への捲付を防ぐ効果が大きい
。このように捲付を防ぐ効果のある成分としては前記リ
ング式精紡機に用いられる合成繊維用処理油剤に使われ
ているよ5な成分、例えばフルキル燐酸エステル、アル
キル硫酸エステル、樹脂肪石けんなど一部のアニオン型
活性剤があるが、これらを前記脂肪酸エステル又は該脂
肪酸エステルを含む油剤に配合して処理した絨維は高速
下の平滑性が大巾1−低下するためにオープンエンド紡
績機において粉末状スカムの発生が著しく多くなるので
好ましくない。この点本発明に用いる8′tI肪酸ポリ
アマイドは前記脂肪酸エステル系平滑剤又は該脂肪酸エ
ステル系平滑剤を含む油剤に配合することKよって比較
的少量の配合でもコーミングー−ラーヘの捲付を減少さ
せると同時Kff<べきことには粉末状スカムをも却っ
て減少させる効果も有しているのである。しかしながら
1肪酸の炭素数が8を切る場合は、このような効果は著
しく低下するため、炭素数は少なくとも8以上、好まし
くは10以上であることが望ましく、又炭素数が22を
越える場合は処理綿の高速平滑性が低下し、更に水性エ
マルジョンとして使用する場合はエマルジョン化が困難
となり好ましくない。なお又(1)式においてaの値が
5を越える場合も高速平滑性の低下とエマルジョン化の
困難さから本目的のためKは使用できない。
コーミングローラ−への捲付を減らすためkはこの脂肪
酸ポリアマイドの配合量は全油剤tK対して少なくとも
10重量%は必要であり、40重量%を越える場合はI
p維間の摩擦が低くなりすぎるためにカードでのウェブ
垂れが発生し易く、スライバーがバルキー化し、l!i
!に油剤が繊維表面から脱落するような欠点も生じるた
めに好ましくない。通常15〜35j!量チの配合量が
望ましい。又これらの成分を水性エマルジョンとして用
いる場合乳化が困難となるため好ましくない。
以上述べた成分は通常、帯電防止剤および乳化剤を配合
することによって水性エマルジョンとして使用するのが
好ましいが、更に防錆剤、酸化防止剤、防腐剤、乳化安
定剤など各種添加剤を加えることもできる。この際帯電
防止剤としては公知の第4級アンモニウム塩、アルキル
イタイン、イミダシリン型両性活性剤、ポリオキシエチ
レンフルキルアミン等があり、これらは全油剤量に対し
て10〜30重量−の範囲に配合するのが適当である。
また乳化剤としては非イオン活性剤を主体として使用す
るのが望ましい。
非イオン活性剤としてはポリエキシエチレンフルキルエ
ーテル、ポリオキシエチレンアルキル7二二ルフエノー
ル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ヒマシ油のエ
チレンオキサイド付加物、グリセリンの脂肪酸モノエス
テル又はソルビタンの脂肪酸モノエステルおよびこれら
のエチレンオキサイド付加物などがある。非イオン活性
剤についても融点が高い方が好ましく・が、その効果は
、脂肪酸エステルおよびワックス類程ではない。
これらの配合油剤は、水性エマルジョンとして通常用い
られる如き浸漬性によって処理する場合には、通常0.
5〜5重量%の濃度のエマルジョンとして用いるのが適
当であるが。
これはp−ラー接触法又はスプレー法によっても処理さ
れ得るもので特に処理法によって限定されるものではな
い。更に本発明油剤の合成繊維への付与は合成線ml1
i造工程の任意の位置で行なうことができる。又浸漬性
によって油剤を付与した後に処理繊維を乾燥熱処理し、
その後再度スプレー法により再追油することもできる。
本発明油剤の合成繊維に対する付着量はO,OS (重
量)S〜0.30 (重量)チの範囲におさえるのが好
ましい。付着量が0.08(重量)チより低い場合には
十分な平滑性が得られず、オープンエンド精紡工程での
粉末状スカムの発生が多くなり、Mm表面の可塑化が多
くなる。更に帯電防止能が不足し、前紡工程で静電気に
よるトラブルが発生し好ましくない。
一方、付着量は多いほど粉末状スカムの発生を少なく押
えることができるが1通常0.25重量%あれば十分で
あり、0.3重量%な越えるとフーミングローラーへの
捲付が増え、更に前紡工程でカードシリンダーへの沈み
、ウェブの乱れ、線条工程のシーラー捲付も著しく増大
するため、これ以上は必要でない。
尚、本発明においてポリエステルとは主としてポリエチ
レンテレフタレートを指体する。
紡績糸にあってはポリエステル100チでの使用はもち
ろんのこと、コツトンとの混紡および、レーヨンとの混
紡においても所期の目標は達成される。
〔発明の作用・効果〕
含む油剤で処理した紡績用ポリエステルta維はフーミ
ングローラーを用いて開繊、ドラフトして加熱室へ送り
込む方式によるドラム回転式オープンエンド精紡機に適
用した場合、p−ターを高速で回転させても、繊維表面
の可塑化現象が発生せず、粉末スカムの発生とコーミン
グローラ−への捲付が少なく、長時間の連続運転が可能
であり、且つ紡出された糸も一般のリング式精紡糸に比
べて均斉であり、該オープンエンド精紡機の特徴を十分
に発揮することができる。
従って1本発明によれば、高速でのオープンエンド精紡
機での繊維表面の可塑化現象がなく、コーミングローラ
−への捲付きがな(、且つ前紡での紡出調子が良好なポ
リエステル繊維が提供されるものである。
〔実施例〕
次に、本発明を実施例により具体的に説明するが、勿論
本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例1゜ オルツクp−フェノール溶液で測定した極限粘度が0.
65の蔦伸されたポリエステル繊維(単糸デニール1.
3デニール)をトウの状態で、次表に示すA油剤の水溶
液中に浸漬処理し、油剤付着量が0.15重量%になる
ように紋り、200℃に加熱したホットローラで乾燥・
熱処理を行なった後1次表に示すB油剤の水溶液中Kf
i潰処理し、油剤付着量が0.14重量−になるように
絞り、次いで1縮を付与し、110℃で30分間の熱風
乾燥処理を行った。このトウを355mの長さに切断し
て得た紡績用原綿を通常の方法で開綿し、カードを通し
たスライバーを糸1条機に2回通すととKよって、30
0ゲレン/6ヤードのスライバーを作成し、これを高速
オープンエンド機Kかげた所、次表に示す結果を得た。
ここで、高速オープンエンド精紡機はシュラフォースト
社製のオートコ−を用いて、コーミングローラ−回転数
8,000 RPM I O−ター径40 W 、 a
−ター回転数8万RPMの条件で、撚係数4.0で英式
16番手の糸を1台(192)で、5時間紡出した。こ
の間に糸切れが起つた時、直ちに糸継ぎを行ない、全糸
切れの回数を1台、1時間当りに換算した値を糸切れ数
(本/台、Hr )とした。一方、粉末状スカムの発生
は5時間坊出後、ローター内のスカムの量な任意の20
錘な選び肉眼で判定した。
更にこの糸切れの原因がコーミングローラ−の捲付に起
因するものの本数を1台×1時間当りに換算して、C,
R111付数(本/台Xhr)とした。
また糸強力は、任意の20錘の平均値で判定し、H1維
表面の可塑化現象は、次の方法で判定した。紡績糸を直
径103の筒状のメリヤス編にし、各水準のサンプルを
、縦方向に順番K。
1OcInずつ編みこんでいく。
次いで、該メリヤス編を、分&染料(East−man
 Po1yest@r Blu@GLF )の1 % 
owfで、100℃の60分間染色を行なう。しかる後
光学顕微鏡の倍率10ないし30倍で、メリヤス編の表
面な豪察し、可m化して濃(染っている部分をカウント
し、糸長1m当りの濃色部の個数で判定を行なう。
第1表におけるワックス類は125mFパラフィンワッ
クスであり、(融点52℃)脂肪酸ポリ7マイドはバル
ミチン酸とジエチレントリフ!ンとの反応物である。又
、ここで蕾電防止剤としてはフルキルジメチルエチルア
ンモニタムエトサルフエートを用い、非イオン活性剤と
し1はポリエチレングライコール(分子量1000〜2
00G)のモノ・ジパルミテート及びモノ・−ジステア
レートを用いて乳化した。
このうち、油剤A−Fは、ワックス類と脂肪酸ポリアマ
イドの配合比率の和を50重量%(一定)kした場合で
あり、J、にはこの比率を夫々20%、70%にした場
合である。油剤Iは。
ワックス類及び脂肪酸ポリ7マイドをOtsとした場合
である。
この結果、前紡工程は、比較例1でカード及び線条での
捲付き傾向が大きく、紡出が困難であった。実施例Gに
おいても同様の傾向は見られたが、その程度は軽く、さ
したる支障にはならなかった。
ワックス類の含まれない比較例F、Iは、可塑化の程度
が大きく、脂肪酸ポリアマイドの含まれていない比較例
A、Iは、CB4n付が大きく実用に適さなかった。
ワックス類を10〜4a%、脂肪酸ボリアマイl’ヲ1
0〜40%含ム実施例Rp Ce D * E*G、H
は、前紡、およびオープンエンドでの調子及び糸質にお
いて良好な結果が得られた。
実施例2゜ 実施例10組成Cにおいて、ワックス類の種類と融点を
変えたものを用いる以外は、実施例1と同一条件で比較
を行った。
上記の如く、脂肪酸エステル及びワックス類のうち融点
の高いものは、いずれも良好な結果が得られた。
実施例3、 実施例1の組成Cにおいて、油剤付着量を変更させて実
施例1と同一条件で比較を行ない。
かなり広い範囲で良好な結果を榔だ。
第  3  表 実施例4゜ 実施例Iにおいて、コツトンのスライノーをrs2線条
機でポリエステルとの混率が、Iリエステル/コツトン
=65/3 sとなるよ5にする以外は、実施例1と同
一条件で行ったところ。
実施例1と同様な結果な得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)一価又は多価アルコールの脂肪酸エステル、植物
    性又は動物性又は鉱油系のワックス、及びポリエチレン
    ワックスからなる群から選ばれ且つ30〜150℃の融
    点を有する中性油の1種又は2種以上を10〜40重量
    %と、(2)アルキル基の炭素数が8〜22の脂肪酸と
    ポリアミンとの反応生成物である脂肪酸ポリアミドを1
    0〜40重量%と、 (3)残部が乳化剤及び/又は帯電防止剤 とからなる油剤が付着されていることを特徴とするオー
    プンエンド紡績用ポリエステル繊維。
JP8225986A 1986-04-11 1986-04-11 オ−プンエンド紡績用ポリエステル繊維 Granted JPS62243875A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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