JPS6224243B2 - - Google Patents
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- JPS6224243B2 JPS6224243B2 JP57195760A JP19576082A JPS6224243B2 JP S6224243 B2 JPS6224243 B2 JP S6224243B2 JP 57195760 A JP57195760 A JP 57195760A JP 19576082 A JP19576082 A JP 19576082A JP S6224243 B2 JPS6224243 B2 JP S6224243B2
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- container
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Landscapes
- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、中低レベルの放射性廃棄物のような
危険物を輸送・処分するために用いる、多重型容
器の製造における脱気方法に関する。
危険物を輸送・処分するために用いる、多重型容
器の製造における脱気方法に関する。
本発明者等は、外殻と内殻の二重構造から成り
外殻に金属製容器を用いその内面に鋼繊維等補強
材で補強したコンクリートを打設した後ポリマー
や無機物質等含浸剤を含浸して製造したいわゆる
多重型容器を発明しすでに特許出願した。本発明
者等がすでに提案した多重型容器の製造方法を、
金属製容器として鋼製ドラム罐補強材として鋼繊
維および含浸剤として重合性モノマーを例にとつ
て述べるならば、 本発明者等が提供した多重型容器は、セメン
ト、水、骨材および鋼繊維を適当な比率で配合混
練し外殻の金属製容器の鋼製ドラム罐自体を外型
枠として用いその中に設置された適当な素材の中
型枠から成る型枠を用いてコンクリートを打設し
た後65℃で3時間程度蒸気養生し、養生工程終了
後中型枠を除去し110〜115℃で8〜24時間加熱乾
燥し、乾燥工程終了後、天ぶたを閉じて真空ポン
プにより減圧して容器内部を真空にし、真空工程
終了後減圧手段を利用してそのまま重合性モノマ
ーを注入、含浸させた後、余剰モノマーを適当な
手段により除去し、重合性モノマーを適当な手段
により重合させることによつて製造される。
外殻に金属製容器を用いその内面に鋼繊維等補強
材で補強したコンクリートを打設した後ポリマー
や無機物質等含浸剤を含浸して製造したいわゆる
多重型容器を発明しすでに特許出願した。本発明
者等がすでに提案した多重型容器の製造方法を、
金属製容器として鋼製ドラム罐補強材として鋼繊
維および含浸剤として重合性モノマーを例にとつ
て述べるならば、 本発明者等が提供した多重型容器は、セメン
ト、水、骨材および鋼繊維を適当な比率で配合混
練し外殻の金属製容器の鋼製ドラム罐自体を外型
枠として用いその中に設置された適当な素材の中
型枠から成る型枠を用いてコンクリートを打設し
た後65℃で3時間程度蒸気養生し、養生工程終了
後中型枠を除去し110〜115℃で8〜24時間加熱乾
燥し、乾燥工程終了後、天ぶたを閉じて真空ポン
プにより減圧して容器内部を真空にし、真空工程
終了後減圧手段を利用してそのまま重合性モノマ
ーを注入、含浸させた後、余剰モノマーを適当な
手段により除去し、重合性モノマーを適当な手段
により重合させることによつて製造される。
本発明の含浸剤とは、公知の有機重合含浸剤
(例えば、特公昭57−34518号参照)、または例え
ば水ガラスなどの無機重合硬化物が含まれる。
(例えば、特公昭57−34518号参照)、または例え
ば水ガラスなどの無機重合硬化物が含まれる。
本発明者等が提案した多重型容器の製造方法の
特徴の一つは外殻の金属製容器の内面にコンクリ
ートを打設し、養生した後100℃以上の温度で加
熱乾燥することである。この乾燥工程中コンクリ
ート中から蒸発した蒸気が、コンクリートの収縮
によつて形成された外殻と内殻のコンクリートの
間隙に充満して内圧が発生する。外殻の金属製容
器が鋼製ドラム罐の場合、鋼板の厚さは1.2mm又
は1.6mmであり、胴部では蒸気圧に耐え得るが底
部ではこの蒸気圧に耐えることが出来ず変形が生
じる。因みに、鋼板厚さ1.2mmのドラム罐は内圧
0.5Kg/cm2で10mm、同じく1.0Kg/cm2で18mmふくら
み、そして同じく2.0Kg/cm2で破壊される。
特徴の一つは外殻の金属製容器の内面にコンクリ
ートを打設し、養生した後100℃以上の温度で加
熱乾燥することである。この乾燥工程中コンクリ
ート中から蒸発した蒸気が、コンクリートの収縮
によつて形成された外殻と内殻のコンクリートの
間隙に充満して内圧が発生する。外殻の金属製容
器が鋼製ドラム罐の場合、鋼板の厚さは1.2mm又
は1.6mmであり、胴部では蒸気圧に耐え得るが底
部ではこの蒸気圧に耐えることが出来ず変形が生
じる。因みに、鋼板厚さ1.2mmのドラム罐は内圧
0.5Kg/cm2で10mm、同じく1.0Kg/cm2で18mmふくら
み、そして同じく2.0Kg/cm2で破壊される。
従つて、多重型容器の製造においては、乾燥工
程中に容器の外殻と内殻の間隙に発生する気相を
除去することが必要である。
程中に容器の外殻と内殻の間隙に発生する気相を
除去することが必要である。
本発明の目的は、多重型容器の製造における乾
燥工程で容器底部の外殻と内殻の間隙に発生する
気相を除去する方法(以下、“脱気方法”と略記
する場合がある。)を提供することである。
燥工程で容器底部の外殻と内殻の間隙に発生する
気相を除去する方法(以下、“脱気方法”と略記
する場合がある。)を提供することである。
脱気方法には、(イ)外殻金属製容器に孔をあけ脱
気する方法、(ロ)外殻金属製容器と内殻の境界面に
沿つて気相抜き孔を設ける方法、(ハ)内殻のコンク
リートに孔をあける方法、および(ニ)外殻金属製容
器の底面内部に通気性のある材料を置いてコンク
リートを打設する方法が考えられる。これらの方
法のなかで、(イ)の方法は現実的でないので本発明
者等は、(ロ)、(ハ)および(ニ)について、脱気と同時
に、最終製品の多重型容器の充分な強度が保持で
きる観点から検討した結果、下記に述べる様な本
発明を完成した。以下、本発明の脱気方法(ロ)、(ハ)
および(ニ)について解説する。
気する方法、(ロ)外殻金属製容器と内殻の境界面に
沿つて気相抜き孔を設ける方法、(ハ)内殻のコンク
リートに孔をあける方法、および(ニ)外殻金属製容
器の底面内部に通気性のある材料を置いてコンク
リートを打設する方法が考えられる。これらの方
法のなかで、(イ)の方法は現実的でないので本発明
者等は、(ロ)、(ハ)および(ニ)について、脱気と同時
に、最終製品の多重型容器の充分な強度が保持で
きる観点から検討した結果、下記に述べる様な本
発明を完成した。以下、本発明の脱気方法(ロ)、(ハ)
および(ニ)について解説する。
本発明に従つて、多重型容器の製造において、
外殻金属製容器の内面にコンクリートを打設する
に際して、予め金属製容器の内面の底部と胴部の
側面に密着させて耐熱性素材のパイプを配置し気
相を排出させる開口路を設ける。パイプの直径は
0.5〜1.0mm程度が好ましい。パイプの直径が0.5mm
以下の場合脱気効率が悪く、逆に1.0mm以上であ
ると外殻金属製容器と内殻の間隙より大きくなり
圧迫されるため脱気効率が悪くなる。
外殻金属製容器の内面にコンクリートを打設する
に際して、予め金属製容器の内面の底部と胴部の
側面に密着させて耐熱性素材のパイプを配置し気
相を排出させる開口路を設ける。パイプの直径は
0.5〜1.0mm程度が好ましい。パイプの直径が0.5mm
以下の場合脱気効率が悪く、逆に1.0mm以上であ
ると外殻金属製容器と内殻の間隙より大きくなり
圧迫されるため脱気効率が悪くなる。
更に、本発明に従つて、多重型容器の製造にお
いて、外殻金属製容器内面に打設された内殻コン
クリートの底面にコンクリートを貫通し外殻金属
製容器内面に達する直径10mm程度の孔を設け、加
熱乾燥工程中外殻と内殻の間隙に発生する気相を
この孔を通して排出させ、加熱乾燥終了後はセメ
ント、フライアツシユ等の粉体あるいは接着材等
を用いて孔をふさぐ。孔をセメント、フライアツ
シユ等粉体でふさぐ場合にはポリマー含浸工程の
前に、接着剤でふさぐ場合には乾燥工程終了後で
もポリマー合浸工程後でもよい。
いて、外殻金属製容器内面に打設された内殻コン
クリートの底面にコンクリートを貫通し外殻金属
製容器内面に達する直径10mm程度の孔を設け、加
熱乾燥工程中外殻と内殻の間隙に発生する気相を
この孔を通して排出させ、加熱乾燥終了後はセメ
ント、フライアツシユ等の粉体あるいは接着材等
を用いて孔をふさぐ。孔をセメント、フライアツ
シユ等粉体でふさぐ場合にはポリマー含浸工程の
前に、接着剤でふさぐ場合には乾燥工程終了後で
もポリマー合浸工程後でもよい。
更に、本発明に従つて、多重型容器の製造にお
いて、外殻金属製容器の内面にコンクリートを打
設するに当り予め外殻底部内面にグラスウール、
ポーラスストーン等通気性のある材料をおいてコ
ンクリートを打設することによつて、養生後乾燥
工程に処すると通気性材料の存在によつて形成さ
れた底面の間隙および加熱によるコンクリートの
収縮によつて形成された外殻と内殻との間隙を経
て気相を除去することが出来る。
いて、外殻金属製容器の内面にコンクリートを打
設するに当り予め外殻底部内面にグラスウール、
ポーラスストーン等通気性のある材料をおいてコ
ンクリートを打設することによつて、養生後乾燥
工程に処すると通気性材料の存在によつて形成さ
れた底面の間隙および加熱によるコンクリートの
収縮によつて形成された外殻と内殻との間隙を経
て気相を除去することが出来る。
以下、添付図面を参照しながら本発明を説明す
る。
る。
第1図において、本発明の多重型容器1は、外
殻の金属製容器2、該金属製容器の内面に打設し
たセメント、骨材、補強材および水からなる原材
料の内殻のコンクリート3よりなり、後で該コン
クリート中に含浸剤を含浸する(図示せず)。打
設されたコンクリートは養生した後、100℃以上
の温度で加熱乾燥される。乾燥はコンクリート表
面より進行し、底面付近が遅れ、コンクリート中
から蒸発した蒸気などが底面付近で逃げ難いた
め、4に示すような蒸気圧による変形が生じ、破
損の恐れがある。
殻の金属製容器2、該金属製容器の内面に打設し
たセメント、骨材、補強材および水からなる原材
料の内殻のコンクリート3よりなり、後で該コン
クリート中に含浸剤を含浸する(図示せず)。打
設されたコンクリートは養生した後、100℃以上
の温度で加熱乾燥される。乾燥はコンクリート表
面より進行し、底面付近が遅れ、コンクリート中
から蒸発した蒸気などが底面付近で逃げ難いた
め、4に示すような蒸気圧による変形が生じ、破
損の恐れがある。
上記の如き外殻の金属製容器の底面の変形、破
損を防止するために、第2図〜第4図に示す脱気
方法を適用する。
損を防止するために、第2図〜第4図に示す脱気
方法を適用する。
第2図は、中空パイプ5を中型枠(図示せず)
を配置する前に外殻の金属製容器の内面で底部と
胴部側面に密着固定する。その後中型枠を配置し
てコンクリートを打設し、コンクリートの硬化後
に中型枠を抜き取り乾燥する。この時に第2図の
中空パイプ5から水蒸気などが抜けて合金製容器
の底部の変形が防止される。
を配置する前に外殻の金属製容器の内面で底部と
胴部側面に密着固定する。その後中型枠を配置し
てコンクリートを打設し、コンクリートの硬化後
に中型枠を抜き取り乾燥する。この時に第2図の
中空パイプ5から水蒸気などが抜けて合金製容器
の底部の変形が防止される。
第3図は、コンクリートの打設時あるいは直後
に離型剤を塗つた金属パイプなどで底部のコンク
リートに孔を設ける。この孔からコンクリートの
乾燥時における水蒸気などが抜けて金属製容器の
底部の変形が防止される。
に離型剤を塗つた金属パイプなどで底部のコンク
リートに孔を設ける。この孔からコンクリートの
乾燥時における水蒸気などが抜けて金属製容器の
底部の変形が防止される。
第4図は、中型枠(図示せず)を配置する前に
通気性素材を外殻の金属製容器の内側底部に固定
し、その後中型枠を配置してコンクリートを打設
する。この通気性素材からコンクリートの乾燥時
における水蒸気などが抜けて金属製容器の底部の
変形が防止される。
通気性素材を外殻の金属製容器の内側底部に固定
し、その後中型枠を配置してコンクリートを打設
する。この通気性素材からコンクリートの乾燥時
における水蒸気などが抜けて金属製容器の底部の
変形が防止される。
第1図は本発明の多重型容器の説明図、第2図
は外殻の金属製容器の内面で底部と胴部側面に密
着固定した蒸気抜き中空パイプを設けた説明図、
第3図は内殻の底面コンクリートに蒸気抜き孔を
設けた説明図、第4図は内殻の底面コンクリート
に蒸気抜きの通気性素材を配置した説明図であ
る。
は外殻の金属製容器の内面で底部と胴部側面に密
着固定した蒸気抜き中空パイプを設けた説明図、
第3図は内殻の底面コンクリートに蒸気抜き孔を
設けた説明図、第4図は内殻の底面コンクリート
に蒸気抜きの通気性素材を配置した説明図であ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 主としてセメント、骨材、補強材および水か
ら成る原材料を適当な比率で配合混練し、外殻の
金属製容器および該金属製容器の中に設置された
中型枠から成る型枠を用いてコンクリートを打設
する工程、コンクリートを蒸気養生する工程、コ
ンクリートを加熱乾燥する工程、容器内部を真空
にする工程、コンクリート中に含浸剤を含浸させ
る工程、含浸剤を重合・硬化させる工程から主と
して成る外殻および内殻の二重構造を有する多重
型容器の製造において;外殻の金属製容器の内面
に内殻としてのコンクリートを打設するに際し
て、予め金属製容器の内面で底部と胴部側面に密
着させて耐熱性素材の直径0.5〜1.0mmの中空パイ
プを配置して成る金属製容器内面にコンクリート
を打設することにより加熱乾燥工程中外殻と内殻
の間隙に発生する気相を該パイプを通じて排出さ
せることから成る多重型容器製造における脱気方
法。 2 主としてセメント、骨材、補強材および水か
ら成る原材料を適当な比率で配合混練し、外殻の
金属製容器および該金属製容器の中に設置された
中型枠から成る型枠を用いてコンクリートを打設
する工程、コンクリートを蒸気養生する工程、コ
ンクリートを加熱乾燥する工程、容器内部を真空
にする工程、コンクリート中に含浸剤を含浸させ
る工程、含浸剤を重合・硬化させる工程から主と
して成る外殻および内殻の二重構造を有する多重
型容器の製造において;外殻の金属製容器の内面
に打設されたコンクリート底部を貫通して金属製
容器内面に達する直径10mm程度の孔を設けること
により加熱乾燥工程中外殻と内殻の間隙に発生す
る気相をこの孔から排出させることから成る多重
型容器製造における脱気方法。 3 主としてセメント、骨材、補強材および水か
ら成る原材料を適当な比率で配合混練し、外殻の
金属製容器および該金属製容器の中に設置された
中型枠から成る型枠を用いてコンクリートを打設
する工程、コンクリートを蒸気養生する工程、コ
ンクリートを加熱乾燥する工程、容器内部を真空
にする工程、コンクリート中に含浸剤を含浸させ
る工程、含浸剤を重合・硬化させる工程から主と
して成る外殻および内殻の二重構造を有する多重
型容器の製造において;外殻の金属製容器の内面
に内殻としてのコンクリートを打設するに際し
て;予め金属製容器の底部内面にポーラスストー
ン、グラスウールなどの通気性素材をおいてコン
クリートを打設することによつて、加熱乾燥工程
中外殻と内殻の間隙に発生する気相を該通気性素
材を経て排出させることから成る多重型容器製造
における脱気方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19576082A JPS5985703A (ja) | 1982-11-08 | 1982-11-08 | 多重型容器製造における脱気方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19576082A JPS5985703A (ja) | 1982-11-08 | 1982-11-08 | 多重型容器製造における脱気方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5985703A JPS5985703A (ja) | 1984-05-17 |
JPS6224243B2 true JPS6224243B2 (ja) | 1987-05-27 |
Family
ID=16346498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19576082A Granted JPS5985703A (ja) | 1982-11-08 | 1982-11-08 | 多重型容器製造における脱気方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5985703A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2501744B2 (ja) * | 1993-02-03 | 1996-05-29 | 株式会社ベッセル工業 | 回転工具用ソケット |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5147903A (ja) * | 1974-10-23 | 1976-04-24 | Ina Seito Kk | Tokisotainokaatsuikomiseikeihoho narabini sonohohoniryosuruseikeigata |
-
1982
- 1982-11-08 JP JP19576082A patent/JPS5985703A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5147903A (ja) * | 1974-10-23 | 1976-04-24 | Ina Seito Kk | Tokisotainokaatsuikomiseikeihoho narabini sonohohoniryosuruseikeigata |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5985703A (ja) | 1984-05-17 |
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