JPS62242390A - 印刷配線板の製造方法 - Google Patents
印刷配線板の製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は広範な電子機器に用いられる印刷配線板の製造
方法に関するものである。
方法に関するものである。
従来の技術
近年、電子機器の進歩発展にともな−、これら電子機器
に用いられる印刷配線板の需要は急速な勢いで増大して
いる。
に用いられる印刷配線板の需要は急速な勢いで増大して
いる。
このような中にあって昨今低価格化をめざした様々な印
刷配線板の製造技術が実用化されているが、その1つの
製造技術として最近転写技術を利用した印刷配線板の製
造方法が注目されている。
刷配線板の製造技術が実用化されているが、その1つの
製造技術として最近転写技術を利用した印刷配線板の製
造方法が注目されている。
この転写技術による印刷配線板は、複雑な形状をした異
形の物体、例えば各種電子機器のケースの内面に配線回
路導体を形成することを可能とするものであシ、よシ高
密度な電子回路を構成するのに役立つものである。
形の物体、例えば各種電子機器のケースの内面に配線回
路導体を形成することを可能とするものであシ、よシ高
密度な電子回路を構成するのに役立つものである。
このような転写プロセスによる印刷配線板は通常第2図
A、Bに示す工程を径で作られたものである。
A、Bに示す工程を径で作られたものである。
第2図において、1は絶縁性シート、2は導電性樹脂、
3は絶縁支持体、4は接着剤層である。
3は絶縁支持体、4は接着剤層である。
この印刷配線板は、ポリエステルフィルムなどの可とう
性を有する絶縁性シート1に離型剤を塗布して、その表
面に銀−エポキシ系の合成樹脂から成る導電性樹脂2を
スクリーン印刷法によって所望とする配線回路図形状に
塗布して固着させることによって転写用のパターンを作
成し、このパターンをいろいろな形状をした絶縁支持体
3の内周面に接着剤4を塗布したものと貼り合わせて転
写する方法によって作られたものである。
性を有する絶縁性シート1に離型剤を塗布して、その表
面に銀−エポキシ系の合成樹脂から成る導電性樹脂2を
スクリーン印刷法によって所望とする配線回路図形状に
塗布して固着させることによって転写用のパターンを作
成し、このパターンをいろいろな形状をした絶縁支持体
3の内周面に接着剤4を塗布したものと貼り合わせて転
写する方法によって作られたものである。
発明が解決しようとする問題点
このような従来の製造方法では、製造工程は簡単である
反面回路導体層が導電性樹脂2によって構成されるため
に、回路の導体抵抗値が極めて高く、しかもはんだづけ
性に乏しい欠点がある。
反面回路導体層が導電性樹脂2によって構成されるため
に、回路の導体抵抗値が極めて高く、しかもはんだづけ
性に乏しい欠点がある。
このような欠点を解消するだめの方法として、導電性樹
脂層2の表面に無電解めっき法によって導Q属層を析出
させる方法が用いられているが、この方法では、回路形
成を必要とする絶縁支持体3は無電解めっき液の酸やア
ルカリ溶液に浸漬しても特性が劣化しない耐薬品性を必
要とすることや、無電解めっき工程が煩雑になるなどの
不都合があった。
脂層2の表面に無電解めっき法によって導Q属層を析出
させる方法が用いられているが、この方法では、回路形
成を必要とする絶縁支持体3は無電解めっき液の酸やア
ルカリ溶液に浸漬しても特性が劣化しない耐薬品性を必
要とすることや、無電解めっき工程が煩雑になるなどの
不都合があった。
本発明はこのような問題点を解決するもので、いろいろ
な絶縁支持基板に転写形成された回路導体層の電気特性
やはんだづけ性がすぐれた印刷配線板を作ることを目的
とするものである。
な絶縁支持基板に転写形成された回路導体層の電気特性
やはんだづけ性がすぐれた印刷配線板を作ることを目的
とするものである。
問題点を解決するだめの手段
この問題点を解決するために本発明は、可とう性を有す
る絶縁性シートの表面に導電金属層を析出させ、その表
面に合成樹脂から成る第1の接着剤を所望とする配線回
路図形状に塗布して、この接着剤を固着させ、露出した
導電金属層を溶解除去することによって転写用の回路パ
ターンを作成し、他方、いろいろな形状をした絶縁支持
体の主面上に合成樹脂から成る第2の接着剤を塗布して
、この接着剤層と上述した配線回路状に形成された・“
館、1接着剤層を対向、接触させ、第2接着剤層を6
、− ・ 硬化させた後で絶縁性シートをはくりして回路導体層を
転写する方法からなるものである。
る絶縁性シートの表面に導電金属層を析出させ、その表
面に合成樹脂から成る第1の接着剤を所望とする配線回
路図形状に塗布して、この接着剤を固着させ、露出した
導電金属層を溶解除去することによって転写用の回路パ
ターンを作成し、他方、いろいろな形状をした絶縁支持
体の主面上に合成樹脂から成る第2の接着剤を塗布して
、この接着剤層と上述した配線回路状に形成された・“
館、1接着剤層を対向、接触させ、第2接着剤層を6
、− ・ 硬化させた後で絶縁性シートをはくりして回路導体層を
転写する方法からなるものである。
作用
この方法により、可とう性を有する絶縁性シートの表面
に析出した導電金属層と所望とする配線回路図形状に塗
布形成された第1接着剤層が絶縁支持体に転写されるの
で、転写された回路導体層の表面は導電金属層で被覆さ
れることになり、導体抵抗値が低く、はんだづけ性にす
ぐれた印刷配線板が実現できるものである。
に析出した導電金属層と所望とする配線回路図形状に塗
布形成された第1接着剤層が絶縁支持体に転写されるの
で、転写された回路導体層の表面は導電金属層で被覆さ
れることになり、導体抵抗値が低く、はんだづけ性にす
ぐれた印刷配線板が実現できるものである。
実施例
第1図ANDは、本発明の一実施例による製造工程を示
す断面図であり、第1図において、6は絶縁性シート、
6は導電金属層、7は第1接着剤層、8は絶、縁支持体
、9は第2接着剤層を示す。
す断面図であり、第1図において、6は絶縁性シート、
6は導電金属層、7は第1接着剤層、8は絶、縁支持体
、9は第2接着剤層を示す。
以上のような構成から成る印刷配線板について以下その
製造方法について詳細に説明する。
製造方法について詳細に説明する。
本実施例による印刷配線板は先づ第1図Aに示すように
ポリエステルフィルムやポリエチレンフ゛弔、ルムなど
の可とう性を有する絶縁性シート6の表面層に導電金属
層6を析出させる。
ポリエステルフィルムやポリエチレンフ゛弔、ルムなど
の可とう性を有する絶縁性シート6の表面層に導電金属
層6を析出させる。
この導電金属層6は絶縁性シート6との密着性が乏しい
ことが望ましく、マだ電気抵抗が小さく、はんだづけが
可能な金属である必要がある。
ことが望ましく、マだ電気抵抗が小さく、はんだづけが
可能な金属である必要がある。
このような特性を満足するものとして本実施例において
は金属銅を用い、真空蒸着法や無電解めっき法によって
絶縁性シート5の表面全体に金属銅から成る導電金属層
6を析出させた。
は金属銅を用い、真空蒸着法や無電解めっき法によって
絶縁性シート5の表面全体に金属銅から成る導電金属層
6を析出させた。
次に第1図Bに示すように、導電金属層60表面に第1
接着剤層7を所望とする配線回路図形状に塗布して、固
着させた。
接着剤層7を所望とする配線回路図形状に塗布して、固
着させた。
この場合、第1接着剤層7は、熱硬化性樹脂でかつ、フ
レキシビリティに富んだ1生質を有するとともに、エツ
チングレジストとして使用するだめ耐薬品性にすぐれた
性質を備えていることが必要であり、かつ合成樹脂中に
銀、銅、ニッケル、カーボン々どの導電性を付与する金
属粉を混合した接着剤を用いることが望ましい。
レキシビリティに富んだ1生質を有するとともに、エツ
チングレジストとして使用するだめ耐薬品性にすぐれた
性質を備えていることが必要であり、かつ合成樹脂中に
銀、銅、ニッケル、カーボン々どの導電性を付与する金
属粉を混合した接着剤を用いることが望ましい。
このような緒特性を満足する第1接着剤層7とLやしく
本実施例ではエポキシ樹脂とアミン系硬化剤から成る樹
脂をベースとし、この樹脂中に銀粉を混合した導電性樹
脂を使用し、この導電性を有する第1接着剤層7をスク
リーン印刷法によって所望とする配線回路図形状に塗布
し、80〜100℃の温度で第1接着剤層7を硬化させ
た。
本実施例ではエポキシ樹脂とアミン系硬化剤から成る樹
脂をベースとし、この樹脂中に銀粉を混合した導電性樹
脂を使用し、この導電性を有する第1接着剤層7をスク
リーン印刷法によって所望とする配線回路図形状に塗布
し、80〜100℃の温度で第1接着剤層7を硬化させ
た。
それから第1図Cに示すように、第1接着剤層了を耐エ
ツチング性レジストとして露出した金属銅から成る導電
金属層6を塩化第1銅や過硫酸アンモニウム溶液々どの
腐食液に浸漬して溶解除去することによって転写用の回
路導体層を形成したフレキシブル配線板を作成した。
ツチング性レジストとして露出した金属銅から成る導電
金属層6を塩化第1銅や過硫酸アンモニウム溶液々どの
腐食液に浸漬して溶解除去することによって転写用の回
路導体層を形成したフレキシブル配線板を作成した。
壕だ一方、回路形成を行うだめの絶縁支持体8を準備し
て、その主面上に熱硬化性を有する例えばエポキシ樹脂
などの合成樹脂から成る第2接着剤層9を塗布して、必
要によりこの第2接着剤層9を加熱させて半硬化状態と
し、この第2接着剤層9と絶縁シート5の主面上に形成
した第1接着剤層7から成る回路導体層を位置決めして
、接触させ、しかる後に第2接着剤層9を硬化して絶縁
性シート6をはくりし、導電金属層6と第1接着剤層7
から成る回路導体層を絶縁支持体8に転写することによ
り印刷配線板を作った。
て、その主面上に熱硬化性を有する例えばエポキシ樹脂
などの合成樹脂から成る第2接着剤層9を塗布して、必
要によりこの第2接着剤層9を加熱させて半硬化状態と
し、この第2接着剤層9と絶縁シート5の主面上に形成
した第1接着剤層7から成る回路導体層を位置決めして
、接触させ、しかる後に第2接着剤層9を硬化して絶縁
性シート6をはくりし、導電金属層6と第1接着剤層7
から成る回路導体層を絶縁支持体8に転写することによ
り印刷配線板を作った。
本実施例においては、回路形成を行う絶縁支持体8とし
てボール紙や、フェール樹脂成型体、エポキシ樹脂成型
体などの平板状に加工したものや、ポリサル7オンなど
の熱可塑性樹脂を射出成型して凹凸のあるいろいろ複雑
な形状に加工したものの内周面に回路導体層を形成する
ことにより、特異な形状を持ったはんだづけ性や電気特
性にすぐれた印刷配線板を作ることができだ。
てボール紙や、フェール樹脂成型体、エポキシ樹脂成型
体などの平板状に加工したものや、ポリサル7オンなど
の熱可塑性樹脂を射出成型して凹凸のあるいろいろ複雑
な形状に加工したものの内周面に回路導体層を形成する
ことにより、特異な形状を持ったはんだづけ性や電気特
性にすぐれた印刷配線板を作ることができだ。
発明の効果
以上の説明から明らかなように本発明による印刷配線板
の製造方法は可とう性を有する絶縁性シートの主面上に
予め密着性に乏しい導電金属層を析出させて、その表面
に第1接着剤層を所望とする配線回路図形状に被覆して
、不要部分の導電金属層を除去することによって回路導
体層を形成したものを準備し、この絶縁性シートを絶縁
支持体の主面上に接着剤を塗布したものと接着剤層どう
しが互いに接触するように重ね合わせて接着した後で、
絶縁性シートのみをはくりすることによって回路導体層
を絶縁支持体に転写形成したものである。
の製造方法は可とう性を有する絶縁性シートの主面上に
予め密着性に乏しい導電金属層を析出させて、その表面
に第1接着剤層を所望とする配線回路図形状に被覆して
、不要部分の導電金属層を除去することによって回路導
体層を形成したものを準備し、この絶縁性シートを絶縁
支持体の主面上に接着剤を塗布したものと接着剤層どう
しが互いに接触するように重ね合わせて接着した後で、
絶縁性シートのみをはくりすることによって回路導体層
を絶縁支持体に転写形成したものである。
従って本発明による印刷配線板は従来例に比べ絶縁支持
体上に転写形成された回路導体層の表面に金属から成る
導電金属層が被覆されたものとなるので、回路導体層の
電気抵抗値が低下し、ばんだづけ性が顕著に向上するな
どの効果が得られるとともに、回路形成を行う絶縁支持
体は無電解めっき液等に浸漬する必要はないので、その
材質の制約が軽減されるなどの効果が得られる。
体上に転写形成された回路導体層の表面に金属から成る
導電金属層が被覆されたものとなるので、回路導体層の
電気抵抗値が低下し、ばんだづけ性が顕著に向上するな
どの効果が得られるとともに、回路形成を行う絶縁支持
体は無電解めっき液等に浸漬する必要はないので、その
材質の制約が軽減されるなどの効果が得られる。
第1図A NDは本発明の一実施例による印刷配線板の
製造工程を説明する断面図、第2図は従来の印刷配線板
の製造方法を説明する断面図である。 6・・・・絶縁性シート、6・・・・導電金属層、了・
・・・・第1接着剤層、8・・・・・・絶縁支持体、9
・・・・・第2接着剤層。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名6−
−−艷]書・1主シート 6〜−一再寛針梃屑 第1図 7=第1穫看111δ−−一絶務叉
iイラトく 9−一一第2接(刑1
製造工程を説明する断面図、第2図は従来の印刷配線板
の製造方法を説明する断面図である。 6・・・・絶縁性シート、6・・・・導電金属層、了・
・・・・第1接着剤層、8・・・・・・絶縁支持体、9
・・・・・第2接着剤層。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名6−
−−艷]書・1主シート 6〜−一再寛針梃屑 第1図 7=第1穫看111δ−−一絶務叉
iイラトく 9−一一第2接(刑1
Claims (2)
- (1)可とう性を有する絶縁性シートの少くとも一方の
主面上に導電金属層を析出する工程と、前記導電金属層
の表面に合成樹脂から成る第1の接着剤層を所望とする
配線回路図形状に塗布して固着する工程と、前記露出し
た導電金属層をエッチング除去する工程と、他方、任意
の形状をした絶縁支持体の主面上に合成樹脂から成る第
2の接着剤層を塗布し、この第2の接着剤層と前記絶縁
性シートの主面に形成された配線回路図形状の第1の接
着剤層を対向、接触させ、しかる後に前記第2の接着剤
層を硬化させて、前記絶縁シートをはくりする工程から
成る印刷配線板の製造方法。 - (2)導電金属層の表面に形成する第1の接着剤層とし
て導電性を付与したものを使用することを特徴とした特
許請求の範囲第1項記載の印 刷配線板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8535686A JPS62242390A (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 | 印刷配線板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8535686A JPS62242390A (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 | 印刷配線板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62242390A true JPS62242390A (ja) | 1987-10-22 |
Family
ID=13856415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8535686A Pending JPS62242390A (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 | 印刷配線板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62242390A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022149219A1 (ja) * | 2021-01-06 | 2022-07-14 | 昭和電工マテリアルズ株式会社 | 配線基板の製造方法、積層板及びその製造方法、並びにキャリア付き銅層 |
-
1986
- 1986-04-14 JP JP8535686A patent/JPS62242390A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022149219A1 (ja) * | 2021-01-06 | 2022-07-14 | 昭和電工マテリアルズ株式会社 | 配線基板の製造方法、積層板及びその製造方法、並びにキャリア付き銅層 |
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