JPS62240990A

JPS62240990A - 電子楽器

Info

Publication number: JPS62240990A
Application number: JP179487A
Authority: JP
Inventors: 中田　皓; 岡本　栄作; 清吉田
Original assignee: Yamaha Corp
Current assignee: Yamaha Corp
Priority date: 1987-01-09
Filing date: 1987-01-09
Publication date: 1987-10-21
Also published as: JPH0356480B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、鍵盤部における演奏状態を判断して演奏ａ
習を効果的に実行てせることのできる電子楽器に関する
。

〔従来の技術〕

鍵盤楽器を演奏練習するには、生徒が楽譜に対応して鍵
操作を行ない、これｔ繰シ返して楽譜に表現された内容
を忠実に再現するもので、その演奏内容の判断は、先生
がその演奏を聴取して行なう。すなわち、先生は、生徒
の演奏を聴取しながらその誤シを指通し、正確な押鍵操
作と共に音楽感覚的に良好となるように指導している。

したがって、このような教習手段は、先生と生徒の１：
ｌの個別教習と７２ニジ非常に効果的なものであるが、
１人の先生に対して多数の生徒が存在する集団的な教習
を行なうことが非常に困難である。

また、先生自身も生徒の演奏技術を判断し採点する除に
、演奏の誤９発生状態を数字的に客観性をもってとらえ
ることが困難であシ、主観のみによって演奏練習進行状
態を判断しなければならない。したがって、生徒の演奏
練習の指導方向も、先生の主観的判断にたよらなければ
ならず、常に適切な指導を行なうことが困難となる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

この発明は上記のような点に鑑みなされたもので、鍵盤
楽器を演奏練習するに際して、その演奏練習内容、特に
正確に演奏しているか否かを常時客観性をもって監視す
ることができ、演奏練習する生徒自身に演奏の誤りの発
生状態を、特にその誤りが発生した時点において指通す
ることができるようにして、特に独習演奏練習が効果的
に実行できるようにする電子楽器を提供しようとするも
のである。

〔問題点を解決するための手段〕

すなわち、この発明に係る′電子楽器にあっては、演奏
する練習曲に対応する演奏情報を、演奏練習の進行に伴
って順次読み出し、生徒が演芸練習している鍵盤からの
演奏情報と逐次対比し、その正誤判断結果を逐次表示式
せるようにするものである。

〔作用〕

上記のような゛電子楽器にありては、記憶装置に設定さ
れた演奏情報がｔＷ次読み出されるようになるものであ
シ、この演奏情報の読み出しに対応して生徒が錠盤部で
演奏練習を進行させるようになる。そして、この＠盤で
発生された演奏↑に報と、察での演奏の誤り操作が検出
され、その都度表示されるようになる。したがって、演
奏練習する生徒はその演奏練習の進行に伴りてＥＡシの
発生した状態が逐次確認できるものであシ、先生が直接
指導したと同等の裡奢効果が発揮されるようＫなるもの
である。

〔発明の実施例〕

以下図面を蚕照してこの発明の一実施例をｄｌ、明する
。第１図はその概略的な構成を示したもので。

ＲＡＭ等でなる記憶ｇｅ置１１には、演奏しようとする
練習曲を表現する演奏情報が書き込み設定される。この
記憶装置１ノに養き込む演奏情報は、例えは楽１ｆｌｆ
ｌＥ上に形成てれた磁気記録＄１　、？　ａに記録され
ているもので、この楽譜１２を例えば楽器譜面立てに設
定することによりて、この譜面立に付属きれている読み
取シ装置１３によって読み取られるようにする。そして
、この読み取シ装置１３によって読み取られた演奏情報
が、記憶装置１１に書き込まれるようになるものである
。

この記憶装置１１には、例えば楽譜１２に記載された楽
器（音符または休符）を、その順序にしたがって楽符長
情報と共にアドレス順序に書き込み設定されているもの
で、読み出し回路１４において、その各楽器に対応する
楽器情報（音符情報すなわち音高情報と符長情報または
休符情報〔音高情報のない音符情報〕）を順次にアドレ
ス指定して読み出すようにする。この場合、この読み出
し回路１４には、後述する自動リズム発生等のために使
用されるテンポ発振器１５からのテンポクロックイハ号
を供給し、符長↑Ｈ報に対応した時間間隔を計測して、
音高１ｎ報を音符長に対応する時間経過毎に順次に読み
出すようにしてなる。ぞして、この読み出し回路１４で
読み出された音高情報は、順次にデータラッチ回路１６
においてラッチ記憶される。

一方、演奏練習する生徒は、漣盤１７において鍵の操作
をする。この鍵盤１２からは、鍵の操作に対応して、そ
のタイミング↑ａ報及び操作鍵音高を表現する音高１Ｈ
報並びに符長情報を含む演奏情報が発生されるもので、
この演奏情報は榮音形成回路１８において、鍵の演奏操
作による演奏情報に基づき適宜楽音形成された楽音信号
とされる。

この楽音信号は、増幅器１９で適宜増幅してスピーカ２
０に供給し、演奏音として発音されるものである。

＊’１第１７からの鍵操作に伴なう演奏情報は、前記デ
ータラッチ回路１６のラッチ楽器情報と共に、正押鍵判
断回路２１に供給し、画情報を対比する。

そして、データラッチ回路１６にラッチ記憶された楽器
情報（音高情報）に対応する鍵が、鍵盤１７において正
解に操作されたと判断された時に。

正押鈍信号を発生し、採点回路２２に供給する。

この採点回路２２には、母数カウンタ２３からの母数１
ｉ報も供給きれる。この母数カウンタ２３は、例えばデ
ータラッチ回路１６からのＩＷ報によって、順次読み出
される楽器・１４報の数を計数するもので、採点回路２
２では正解押鍵数と、母数カウンタ２３の計数値との関
係から、正解率等の点数を算出し１表示回路２４で採点
表示きせるものである。

一方前記テンポ発振器１５からのテンポクロック信号は
、自動リズム発生装置２５に供給される。

この自動リズム発生装置２５は、供給されたテンポクロ
ック信号を計数するカウンタを備え、そのバイナリ計数
値情報を適宜組み合わせて、各種リズムパターン信号を
形成するもので、選択指定された種類のリズムパターン
信号に基づくリズム音源信号を発生する。そして、この
リズム音詠信号は前記増幅器１９に供給し、スピーカ２
０から自動リズム演奏音が得られるようにするものであ
る。

この場合、自動リズム発生装置２５は、読み出し回路１
４部からのスタート指令に対応して駆動制＃きれるよう
になっている。

第２図は、第１図で鎖線で囲んで示した記憶１＃報の読
み出し制御部を取り出して詳細に示したもので、記憶装
置１１はアドレスカウンタ２６からのアドレス指令に対
応して記憶情報が読み出される。この記憶装置１１に記
憶される情報のフォーマットは、例えば第３図に示すよ
うに音高をあられすｕｋ　（上鍵盤）情報、およびその
楽器長をあられす符長（ＩＪＮＧＴＩ（）情報の組み合
わせで、頭次直列的にアドレス配置されている。具体的
には、先頭の楽器に対する１９報ｒｕｋ（１）Ｊの次に
その符長情報ｒ　ＬＥＮＧＴＨ（１）　Ｊがあυ、これ
につづいて次の楽器に対するＴ６報「ｕｋ　（２）　Ｊ
　ｒ　ＬＥＮＧＴＨ（２）　Ｊ　・”が直列的に連続す
るもので、アドレスカウンタ２６のアドレス変換に対応
して、その各情報が順次読み出でれるようになるもので
ある。そして、最後に演奏曲の終了を示す終了（ＦＩＮ
ＩＳＨ）　１７を報が設定されている。

この場合、ｕｋ前報はこれを判別さ覧るｕｋマークと、
音高を表現するキーコードとからなシ、符長画報は符長
マークと長さを表現する数値情報とからなる。そして、
楽器１け報が休符の場合には、上記キーコードはオール
「０」で表現されるようになっている。

アドレスカウンタ２６からのアドレス指定に対応して記
憶装置１１から読み出された情報は、ラッチ回路２７お
よび２８に供給される。このラッチ回路２７．２８は、
それぞれｕｋマーク検出回路２９、符長マーク検出回路
３０からのマーク検出信号によってラッチ指令の与えら
れるもので、それぞれマーク検出回路２９．３０にあっ
ては、記憶装置１１からの読み出し情報の中からｕｋマ
ークおよび符長マークを検知する。そして、ラッチ回路
２７にあっては音高を示すキーコードが、ラッチ回路２
８には符長を示す数値情報がそれぞれラッチ記憶される
ようにしている。

ｕｋマーク検出回路２９からの検出信号は、さらにアン
ド回路３ノ、ワンショット回路３２に供給され、このワ
ンショット回路３２からの出力信号は、テンポクロック
信号ＴＣＬ　（例えばＴＣＬ　＝　４分音符×１２）で
駆動されるディレードフリップフロップからなる遅延回
路３３を介して、ｕｋマーク読み出しに対応したキーオ
フ信号ＡΔ１として取り出すようにする。また、アンド
回路３１には、１らに記憶装置１１からの読み出しキー
コードがオール「０」とならないキーコードの存在を検
知するオア回路３４からの出力信号を供給し、アンド回
路３ノから休止符を除く音符の存在に対応する信号が発
生されるようにする。そしてこの信号はワンショット回
路３５に供給し、そのワンショットパルス信号を信号Ｔ
ＣＬで駆動される遅延回路３６を介してキーオン信号Ａ
Δ２として取シ出す。

ラッチ回路２８のラッチ記憶情報は、比較回路３７でテ
ンポクロック信号ＴＣＬを計数する符長カウンタ３８の
計数値と比較する。この符長カウンタ３８は符長マーク
検出回路３０からの検出信号によって、符長情報読み出
し毎にリセット設定烙れるものであり、したがって記憶
装置１１から符長・ｉｎ報がψｔみ出されてから、その
符長情報に対応する時間の肚適時に、カウンタ３８の計
数値とラッチ回路２８の記憶情報とが一致して、比較回
路３７からイコール信号ＥＱが発生てれるようになる。

この比較回路３７からのイコール信号は、微分回路３９
で微分してオア回路４０に供給し、アドレス制御用の７
リツプフロツプ回路４１にセット指令を与える。このフ
リップフロップ回路４ノは、前記符長マーク検出回路３
０からの検出信号でリセットてれるもので、そのセット
時にアンド回路４２に対してダート信号を与え、クロッ
ク信号φをアドレスカウンタ２６に計数歩進信号として
供給するようにしてなる。

また、この電子楽器にはスタート指令を発生するスター
トスイッチ４３が設けられる。このスタートスイッチ４
３は自己復帰型に構成され、その操作時に「１」の信号
を発生し、この信号に対応して微分回路４４からスター
ト・９ルス信号が発生される。この微分回路４４からの
出力パルス信号フロップ回路４１をセットすると共に、
他のフリップフロップ回路４５をリセットする。このフ
リッ７′−フロップ回路４５は、そのセット状態で微分
回路４４からの信号と共にオア回路４６に信号を与え、
このオア回路４６からの出力信号はアドレスカウンタ２
６にリセット指令として供給する。

また、このフリップフロップ回路４５は、リセット状態
で自ａ　ＩＪズム発生装置２５に対してリズムスタート
指令を供給して、自動リズム演奏の実行指令を与える。

このフリップフロップ回路４５は終了コード検出回路４
７からの検出信号でセットてれるもので、この検出回路
４７は記憶装置１１からの読み出し情報から、終了（Ｆ
ＩＮＩＳＨ）情報の読み出しを検知するものである。

すなわち、スイッチ４３があの投入によってスタート指
令が与えられると、微分回路４４からの微分・マルス信
号によってフリップフロップ回路４１がセットされ、ま
たフリップフロップ回路４５がリセットされ、さらにオ
ア回路４６からの出力信号でアドレスカウンタ２６のリ
セットを確認して、これを初期設定する。そして、フリ
ップフロップ回路４１がセットδれることによってアン
ド回路４２にダート信号が与えられ、アドレスカウンタ
２６はクロックφで計数歩進されて、記憶装置１１の先
頭番地から、記憶情報が１臓次読み出されるようになる
。すなわち、まず第３図に示した先頭番地のｕｋ情報ｒ
ｕｋ（１）ｊが読み出され、ｕ、にマーク検出回路２９
からの検出信号に対応してラッチ回路２７にそのキーコ
ードがラッチ記憶される状態となる。そして、これにつ
づく符長情報「Ｌ器ＧＴＨ（１）　Ｊは、符長マーク検
出回路３０からのマーク検出信号に対応してラッチ記憶
される。

符長マーク検出回路３０から符長マーク検出信号が発生
されると、上記のように符長情報をラッチ記憶すると共
に、符長カウンタ３８をリセットして初期設定するもの
であり、同時に７リツプフロツプ回路４１をリセットし
て、１つの音符に対応するｕｋ情報、符長情報を読み出
した状態でアドレスカウンタ２６の歩進を停止して、記
憶装置１１からの次の読み出し°を停止させる。

このようにして、先頭のｕｋ情報が読み出きれた後、そ
の符長情報に対応する時間が経過すると、符長カウンタ
３８の計数値がラッチ回路２８の記憶・ｈ・報と一致し
、比較回路３７からイコール信号ＥＱが発生されてフリ
ップフロップ回路４１をセットしてアンド回路４２にダ
ート信号を与えるようになる。そして、再びアドレスカ
ウンタ２６をクロックφで歩進し、記憶装置１１から次
の記憶↑ｎ報ｒｕｋ（２）Ｊ　ｒＬＥＮＧＴＨ（２）　
Ｊを絖み出し、ラッチ回路２７．２８にラッチ記憶させ
るようになる。以下同様にして記憶装置１１から記憶情
報が読み出されるものであるが、この場合ｕｋ情報が休
符の場合には前述したようにラッチ回路２７にオールＯ
が符長＝ＦＷｔ報に対応した時間だけラッチ記憶される
ので結果として休止（非発音）状態になる。

すなわち、記憶装置１１に記憶された多数のｕｋ・「ｎ
報が、それぞれ対応する符長情報による時間間隔で順次
ｒａｔみ出され、前記楽譜１２に記載された楽器が演奏
情報として読み出し表現されるようになる。また、この
記憶装置１１からの演奏情報の読み出しに同期する状態
で、自ｍｌＪ　ＩＪズム発生装置２５からリズム音源信
号が発生され、スピーカ２０からリズム演奏音として表
現てれる。したがって、この自Ｗｔ　ＩＪズム演奏音に
合わせて、機盤１７で楽譜１２に記載された楽器を演奏
表現すれば、この＃［峯Ｊ７からの演奏ＩＩＴ報と、デ
ータラッチ回路１６を構成するラッチ回路２７からのｕ
ｋ・１′ｎ報（音高情報又は休符情報）とは一致し、正
押鍵判断回路２ノから正押鍵１」号が得られるものであ
る。

第４図は、正押鍵判断手段およびこれに関連する部分を
よυ具体的に示したもので、記憶装置１１からの読み出
し情報に対応して得られるキーオン信号ＡΔ２、および
キーオフ信号ＡΔ１は、それぞれ第１および第２の母数
カウンタ２３ａ。

２３ｂに計数信号として供紺する。そして、第１の母数
カウンタ２３ａでは、記憶装ｄｌｌから読み出されたｕ
ｋ情報を、休止符を除いて演黄↑ａ報の読み出しの進行
に伴なって計数し、第１の母数情報「ＢｏＳｕ（１）」
を発生し、第２の母数カウンタ２３ｂは休止を含んで楽
器数を計数して第２の母数情報「ＢｏＳｕ　（２）　Ｊ
を発生するものである。この母数カラ／り２３ａ、２３
ｂは、スタート指令と共に発生される信号５ＴＲＴでリ
セットされ、初期設定される。

また、鍵盤１２からの鍵操作に伴なう演奏情報は、比較
回路４７０入力端Ａに供給すると共に、クロックＴＣＬ
で駆動てれる遅延回路４８を介して、上記比較回路４７
の入力端Ｂに供給する。そして、この比較回路４７から
は、入力端Ａ、Ｈに供給された演奏情報が異なる状態（
ＡΦＢ）となった時、すなわち鍵盤１７においてそれま
で押されていた鍵が離され、あるいは新しく謎が操作さ
れて演奏情報が変化した時に出力信号禽発生されるもの
で、この比較回路４７からの出力信号は信号ＭΔ１とし
て用いると共にアンド回路４９に供給する。すなわち、
この信号ＭΔ１は前記記憶装置１１からの読み出し信号
に対応する信号ＡΔ１に対応する鍵盤１７側の信号とな
る。また、鍵ｍ１７からの演奏ｒ報の存在（押鉱されて
いる状態）はオア回路５０で検知し、このオア回路５０
からの信号は比較回路４７の出力と共に上記アンド回路
４９に供給する。そしてこのアンド回路４９から前記信
号ＡΔ２に対応する鍵盤１２側の信号ＭΔ２を発生させ
る。

ここで、記憶装置１１に記憶されている演奏情報が、例
えば第５図に示すように４分音符、４分音符、４分休符
、・・・の状態にあるとすれば、クロック信号ＴＣＬに
対応して信号ＡΔ１は図のように各音符および休符に対
応して発生され、また信号ＡΔ２は休符を除く状態で、
鍵の操作に対応する各音符のみに対応して発生される。

そして、もし鍵盤１７において、上記音符に対応して正
確な鍵操作がされたとすれば、同じく第５図で示すよう
に、信号ＡΔ１．ＡΔ２にそれぞれ同期する状態で信号
ＭΔ１．ＭΔ２が発生される。

上記信号ＡΔ２およびＭΔ２は、それぞれクロックＴＣ
Ｌで駆動される遅延回路５１．５２に供給し、この遅延
回路５１．５２のそれぞれ人、出力側の信号をオア回路
５３．５４で検知する。すなわち、信号ＡΔ２．ＭΔ２
それぞれの存在する間。

および立ち下ってからクロックＴＣＬに相当する間延長
する状態で、オア回路５３．５４から出力信号が発生す
るもので、この出力信号はアンド回路５５に供給する。

したがって、このアンド回路５５からは、記憶装置１１
からの音符に対応する・「１゛ｊ報の読み出しに同期す
る状態で、鍵盤１７でＳ操作した時に、その鍵操作タイ
ミングの一致信号の得られるもので、このアンド回路５
５からの出力４ｇ号は、カウンタ５６によって計数でれ
る。このカウンタ５６は、信号５ＴＲＴでリセットされ
、初期設定されているもので、記憶装置１ノからＬＬみ
出される演奏情報にタイミングが合致してＳ操作された
数を積算計数するようになる。

記憶装置１ノからの読み出し情報に対応する前記ラッチ
回路２７にラッチ記憶てれた音高情報は、鍵盤１７の鍵
操作に伴ない発生される演奏情報と共に比較回路５７に
供給し、比較される。すなわち、音高情報に対応した正
解の鍵が操作でれた時に、この比較回路５７から一致信
号ＥＱが発生されるもので、この一致信号は遅延回路５
８を介してクリップフロップ回路５９にセット指令とじ
て与えられる。このフリップフロップ回路５９は、信号
ＡΔ１によりて、遅延回路５８からの比較出力発生に先
立ってリセットされるもので、正解鍵操作毎にセット反
転動作するものである。そして、このフリップフロップ
回路５９のセット反転の状態は、微分回路６０で検知で
れ、信号５ＴＲＴでリセットされたカウンタ６１で計数
される。また、クリップフロップ回路５９からの出力信
号は、遅延回路６２を介してラッチ回路６３に供給きれ
ておシ、次に発生する信号ＡΔ１でラッチ記憶される。

信号ＡΔ１およびＡｌ１は、それぞれ３ビツトのシフト
レジスタ６４および４ビツトのシフトレジスタ６５に供
給される。このシフトレジスタ６４．６５は、共にクロ
ックＴＣＬで駆動されるもので、シフトレジスタ６５は
その１ビツト目から出力信号を取シ出してフリップフロ
ップ回路６６をセットし、４ビツト目の出力をオア回路
６７を介して取シ出し、上記クリップフロップ回路６６
をリセットするようになりている。すなわち、スリップ
フロツブ回路６６は、第５図にＦｌで示すように信号Ａ
Δ２の立ち上シよシクロツクＴＣＬ　１個分遅れてセッ
トされ、クロックＴＣＬ　３個分後にリセットされる状
態となる。また、シフトレジスタ６４の入力側の信号Ａ
Δ１はフリップフロップ回路６８をセットするもので、
このフリップフロップ回路６８はシフトレジスタ６４の
出力端の信号を検知するオア回路６９の出力信号でリセ
ットされる。すなわち、このフリップフロップ回路６８
は、信号ＡΔ１に対して、第５図にＦ２で示すようにセ
ット、リセット制御てれる。上記オア回路６７．６９に
はそれぞれ信号５ＴＲＴを供給し、フリップフロップ回
路６６．６８を初期状態でリセット嘔せる。

鍵盤１７の鍵操作に対応して発生される信号ＭΔ１およ
びＭΔ２は、それぞれ微分回路７０゜７１で微分した後
、８ビツトおよび１０ビツトのシフトレジスタ７２．７
３に供給する。このシフトレジスタ７２．７３は、クロ
ックＴＣＬの４倍の周波数のクロック４　ＴＣＬで駆動
されるものであシ、したがって、その出力端からはそれ
ぞれ第５図にＫＯＦＦおよびＫＯＮで示すように信号Ｍ
Δ１．ＭΔ２よシそれぞれクロックＴＣＬ　８／４クロ
ツク、１０／８クロツク遅れて出力信号が取シ出される
。そして、シフトレジスタ７３からの出力信号ＫＯＮは
、前記クリップフロップ回路６６からのセット時出力信
号Ｆ１と共にアンド回路７４に供給し、このアンド回路
７４からの第５図にＡＮＤで示す出力信号で７リツプフ
ロツプ回路７５をセットするようにしてなる。このフリ
ップフロップ回路７５は、信号５ＴＲＴおよび信号ＫＯ
ＦＦの供給される４　ＴＣＬの遅延回路７６からの出力
信号の供給されるオア回路７７でリセットされるもので
、この７リツプフロツプ回路７５のセット時の出力信号
は第５図にＦ３で示すようになる。

そして、このフリップフロッグ回路７５からの出力信号
Ｆ３、フリップフロップ回路６８からの出力信号Ｆ２．
およびシフトレジスタ７２からの出力信号ＫＯＦＦをア
ンド回路７８に供給し、このアンド回路７８から第５図
にＬＲで示す出力信号を発生式せる。

すなわち、アンド回路７４部で記憶情報の読み出しに対
応する押鍵のタイミング（信号ＡΔ２）と、鍵盤１７に
おける押鍵のタイミング（信号ＭΔ２）とを対比してそ
の一致でフリップフロッゾ回路７５をセットする。また
、アンド回路７８では上記押鍵のタイミングの合った状
態で、記憶・１ｄ報の雁鍵タイミング（信号ＡΔ１）と
鍵盤１７の離鍵（信号ＭΔ１）とを対比し、記憶情報の
音符長と鍵盤１７における押鍵動作の音符長とが一致し
た状態で、信号ＬＲが発生てれるようになるものである
。この音符長の比較許容範囲は、シフトレジスタ６４，
６５，７２．７３で適宜設定することができる。

そして、アンド回路７８からの出力信号は、カウンタ７
９に計数１５号として供給すると共に、前記ラッチ回路
６３の記憶情報と共にアンド回路８０に供給し、このア
ンド回路８０の出力信号でカウンタ８１’ｚ計数する。

このカウンタ７９゜８ノは信号５ＴＲＴでリセットして
初期設定される。

すなわち、記憶装置１１から符長タイミングに合わせて
順次読み出畑れる音高１ａ報と、鍵盤１２における鍵の
操作タイミングとが一致する状態洗ある時に、カウンタ
５６が計数てれ、廿高゛ｉ′ｎ報と操作鍵音高が一致し
た時にカウンタ６ノが計数すれるもので、さらに鋺操作
継続期間で辰現でれる音符長が記憶音符長と一致する状
態の時に、カウンタ７９が計数される。したがって、こ
のカウンタ５６，６１．７９の計数値情報Ａ１〜Ａ３を
、それぞれ演算回路８２，８３．８４に供給し、それぞ
れ前記母数カウンタ２３ａあるいは２３ｂからの母数情
報を分母として除算することによって、タイミング正解
率、音高正解率、符長正解率の正押鍵判断情報が得られ
る。この正押鍵判断′酵報は、それぞれ表示装置８５，
８６．８７で適宜・ぐ−セント演算して狭示する。

尚、タイミング、符長の正解率を判断する演算回路８２
，１１４では母数情報として音符に対応するｒ　ＢｏＳ
ｕ　（１）　Ｊを使用し、音高を判断する演算回路８３
では休止符も含むｒ　Ｂｏｓｕ　（２）　」を母数とし
て用いる。

カウンタ８１の計数値情報は、演算回路８８で「ＢｏＳ
ｕ　（１）　Ｊを分母として除算演算し、表示装置８９
において、−音符正解の状態をパーセント表示させる。

また、カウンタ５６，６１．７９の計数値情報Ａｌ、Ａ
２．Ａ３は、加算回路９０において加算し、その加算情
報は演算回路９１において演算する。この演算回路９１
は、加算回路９２からの情報を分母として除算演算する
もので、加算回路９２には、母数カウンタ２３ｈ、２３
ｂからの情報ｒ　ＢｏＳｕ（１）　Ｊおよびｒ　ＢｏＳ
ｕ（２）　Ｊを供給して「ＢｏＳｕ（１）　Ｘ　２　＋
　ＢｏＳｕ（２）　Ｊの演算を行なう。そして、部分平
均正解率を演算し、表示装置９３でパーセント表示させ
るようにする。

すなわち、上記のように構成される電子楽器にあっては
、記憶装置１１に対して、所定の曲の演奏情報を記憶設
定した後、その演奏曲の楽譜に対応して鍵盤１７で演奏
操作をするものである。この鍵盤１７における演奏開始
に際しては、スタートスイッチ４３を操作し、適宜自動
リズム発生回路２５によりて自動リズム演奏音を発生さ
せ、そのリズムに合わせた演奏操作をする。

この場合、スタートスイッチ４３０投入によシ前述した
ように記憶装置１１から記憶楽譜・１．７報に対応して
音高情報が読み出され、この音高情報は、タイミング、
音高、符長の各条件毎に、鍵盤１７における押鍵状態と
対比され、正解押鍵が監視計数されるものである。

すなわち、との正解押鍵数が、演奏の進行と共に計数さ
れ、その各時点でそれまでの押鍵数に対応して演算され
、正解率が算出されて表示されるもので、鍵盤１７にお
ける演奏独習における独習内容が自動的に表示されるよ
うになるものである。

したがって、特に先生に個別に指摘されることなく、自
己の演奏の内容、正確度を明確に知ることができ、効果
的に独者効果が向上てれる。

尚、押鍵正解判断の結果は、実施レリではそれまでの演
＃経過におけるＡ４−セント表示の状態で示したが１例
えば演算回路８２〜８４．８８を減算回路で構成すれば
、誤シあるいは正解の数を具体的に演算し、表示するこ
とができるようになるものであシ、また母数ｒ　ＢｏＳ
ｕ　（１）　Ｊ　ｒ　ＢｏＳｕ（２）　Ｊをあらかじめ
最終値だセットしておけば、演奏終了時において正解率
結果が得られるようになるものである。その他、この正
解判断表示は任意選定できる。

〔発明の効果〕

以上のようにこの発明によれば、あらかじめ記憶てれた
演奏データと対比しながら、鍵盤における演奏状態が監
視され、その鍵盤部における演奏を判断して、演奏練習
の経過と共に採点表示されるようになるものであシ、特
に鍵盤楽器における演奏練習の独習を効果的に実行する
ことができ、客観性をもった指導も効果的に自己で判断
しながら受けられるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例に係る電子楽器を概略的に
示す図、第２図は上記電子楽器の記憶情報制御部を示す
構成図、第３図は上記電子楽器で使用される記憶情報の
フォーマットを説明する図、第４図は鍵盤における正押
鍵判断手段を説明する構成図、第５図は上記判断作用を
説明する信号波形図である。１ノ・・・記憶製置、１６・・・データラッチ回路、１
７・・・鍵盤、１８・・・楽音形成回路、２ノ・・・正
押鍵判断回路、２２・・・採点回路、２３・・・母数カ
ウンタ、２４・・・表示装置、２５・・・自動リズム発
生回路。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）演奏操作鍵を指定する演奏情報を記憶した記憶装
置と、この記憶装置から上記記憶された演奏情報を演奏順序に
したがって読み出し制御する手段と、演奏操作する鍵盤
と、この鍵盤から鍵操作に伴い発生される演奏情報を、上記
記憶装置から読み出される演奏情報と逐次対比する正押
鍵判断回路と、この判断回路で判断された結果を計数する計数回路と、この計数回路の計数値に対応した採点結果を逐次表示す
る表示手段とを具備し、上記鍵盤での演奏練習の正誤判断結果が、上記演奏練習
の進行に伴って表示されるようにしたことを特徴とする
電子楽器。
（２）上記正押鍵判断回路は、正押鍵数を計数するカウ
ンタを備えて構成され、このカウンタの計数値に対応し
た評価がされるようにした特許請求の範囲第１項記載の
電子楽器。
（３）上記正押鍵判断回路は、上記記憶装置から読み出
される演奏情報のタイミング情報と、鍵盤からの演奏情
報の発生タイミング情報とを対比する手段を含み構成さ
れ、押鍵タイミング判断をするようにした特許請求の範
囲第１項記載の電子楽器。
（４）上記正押鍵判断回路は、記憶装置から読み出され
た演奏情報の音高情報と、鍵盤からの演奏情報の音高情
報とが供給される音高比較回路を含み構成され、音高判
断をするようにした特許請求の範囲第１項記載の電子楽
器。
（５）上記正押鍵判断回路は、記憶装置からの演奏情報
の読み出し間隔と、鍵盤の鍵操作の変換間隔とを対比す
る楽符長比較手段を含み構成されるようにした特許請求
の範囲第１項記載の電子楽器。