JPS6029113B2 - 鍵盤演奏練習装置 - Google Patents

鍵盤演奏練習装置

Info

Publication number
JPS6029113B2
JPS6029113B2 JP9093180A JP9093180A JPS6029113B2 JP S6029113 B2 JPS6029113 B2 JP S6029113B2 JP 9093180 A JP9093180 A JP 9093180A JP 9093180 A JP9093180 A JP 9093180A JP S6029113 B2 JPS6029113 B2 JP S6029113B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
key
circuit
keying
performance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9093180A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5716477A (en
Inventor
咲夫 大庭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Gakki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Gakki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Gakki Co Ltd filed Critical Nippon Gakki Co Ltd
Priority to JP9093180A priority Critical patent/JPS6029113B2/ja
Publication of JPS5716477A publication Critical patent/JPS5716477A/ja
Publication of JPS6029113B2 publication Critical patent/JPS6029113B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrically Operated Instructional Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、電子楽器のような鍵盤楽器の演奏練習を、
特に生徒の力量に対応してその演奏内容を判別採点し得
るようにする鍵盤演奏練習装置に関する。
例えば、電子楽器の演奏練習を行なう場合には、基本的
には練習者は練習曲の譜面を見ながらこれを演奏し、教
師がその演奏を聴きながら、その演奏内容を判別して指
導するものである。
したがって、実質的に教師と練習生とが1対1の関係で
存在しないと、具体的な演奏指導をすることができない
。このため、集団的な演奏練習を行なう場合、あるいは
自習する場合等にあっては、練習者が自己の演奏内容を
認知することが困難であり、特に音楽表現上で重要なり
ズム等に対応する鍵操作タイミングの良否を自己判定す
ることができない。
すなわち、演奏表現上で非常に重要な要素は、自己練習
で確実にその良否を判別することができず、練習効果を
充分に向上させ、練習者に理解させることが困難である
。この発明は上記のような点に鑑みなされたもので、特
に鍵操作のタイミングの良否を、自己練習において確実
に判断し、練習効果を充分に向上させるばかりでなく、
さらに練習者の力量に応じて良否判定基準を設定し得る
ようにした鍵盤演奏練習装置を提供しようとするもので
ある。
すなわち、この発明に係る演奏練習装置は、模範演奏源
からの第1のキーィング信号と、練習者の演奏する鍵盤
からの第2のキーィング信号とを、互に許容時間差をも
つて対比して、正解押鍵判定を行ないこれを表示させる
ようにするもので、特に上記許容時間差の範囲を、可変
調節設定するようにしたものである。
以下図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。
第1図はその構成を示したもので、模範演奏源11を備
える。この模範演奏源11は、例えば教師用の電子楽器
で構成されるもので、その鍵盤部の鍵操作にともない、
その操作鍵音高を表現する音高情報が、例えばディジタ
ル化してデータバス12から取り出される。同時に、そ
の鍵操作時の押鍵および離鍵に対応する第1のキーィン
グ信号(KON)が取り出されるもので、このキーィン
グ信号は、例えば第2図のAに示すように押鍵と共に立
ち上り、離鍵と共に立ち下がる信号で構成される。この
場合、自動リズム発生装置13を駆動するテンポ発振器
14からのテンポクロック信号が上言己模範演奏源11
に供給され、例えばコード和音、ベース音等をリズムテ
ンポに合わせて制御し、教師においてリズムに合わせた
模範演奏が効果的に実行し得るようにしてなる。
また、この模範演奏源11は、ディジタル的に演奏情報
を記憶した自動演奏装置を構成するようにしてもよい。
すなわち、楽譜上で表現される音符さらに休止符を、そ
れぞれ音高情報、符長情報を組み合わせで表現し、その
組も合わせでなる各音符にそれぞれ対応する演奏情報を
、音符順次にアドレス設定して記憶装置に記憶設定する
。そして、この記憶された各演奏情報を、それぞれ符長
情報に対応する時間間隔で順次読み出し、符長時間毎に
音高情報を読み出し出力するようになるもので、その符
長設定時間の始部および終部に対応して、第2図のAに
示したような第1のキーィング信号を発生させるように
するものである。この場合、テンポ発振器14からのテ
ンポクロック信号は、符長時間を計測するために使用さ
れるもので、符長時間情報は、テンポクロックを計数す
る数値情報で構成されるようになる。また、この模範演
奏源1 1においては、上記音高情報にもとずき、模範
演奏による操作鍵音高に対応した音源信号を発生し、適
宜音色形成して模範演奏楽音信号として取り出す。
そして、この楽音信号は適宜増幅器15を介してスピー
カー6に供v給し、模範演奏音して聴取されるようにし
てなる。17は練習者の使用する練習用鍵盤装置であり
、この鍵盤装置17からは練習生徒の鍵の操作に伴ない
、その操作鍵音高に対応した音高情報がバスラィン18
を介して取り出され、ざらに押鍵および雛鍵に対応する
第2のキーィング信号が発生される。
この場合、音高情報は適宜ディジタル情報で構成される
もので、この音高情報および第2のキーィング信号は、
遅延回路19に供給される。この遅延回路19に遅延時
間は、可変調節素子19aによって定められるもので、
この調節素子19aは、例えばパネル面等に設定される
操作つまみ20によって可変調節設定される。そして、
この遅延回路19からの出力音高情報は、前記模範演奏
源11からの音高情報と比較回路21で比較され、この
両音高情報が一致した時に、この比較回路21から一致
信号EQを発生するようにしてなる。鍵盤装置17から
の音高情報および第2のキーィング信号は、さらに楽音
形成回路22に供給する。
この楽音形成回路22は、供給された音高情報に対応す
る音高周波数の音源信号を発生する音源回路を備えるも
ので、この音源回路から得られる音源信号を適宜フィル
タ回路等によって楽音信号とする。そして、この楽音信
号は、第2のキーィング信号によって開閉制御する状態
で出力するもので、この出力楽音信号は増幅器23を介
してスピーカ24に供給し、練習する生徒のモニタ演奏
音として発音されるようになる。この場合、自動リズム
発生装置13においては、テンポ発振器14からの発振
テンポクロック信号を計数分周し、これを選択組み合わ
せて、選択指定されたりズム種類に対応したりズムパタ
ーン信号を発生し、このリズムパターン信号で駆動され
るリズム音源回路からのIJズム音源信号を出力する。
この世力リズム音源信号は、前記増幅器23に供給し、
スピーカ24から自動リズム演奏音として発音される。
すなわち、練習する生徒は、この自動リズム演奏音に合
わせて、所定の練習曲の楽譜にもとずき、鍵盤装置17
で鍵盤演奏練習するようになるものである。
前記模範演奏源11から出力された第1のキーィング信
号は、微分回路25および26に並列的に供給する。
ここで、微分回路25は第2図のAに示したようなキー
ィング信号の立ち上りに対応して微分パルスを発生する
もので、この出力パルス信号は模範演奏の押鍵時に同期
する信号となる。また微分回路26は、上記キーイング
信号の立ち下がりに対応して微分パルス出力を発生し、
同じ〈離鍵動作に対応する信号とされる。この微分回路
25,26からの押鍵および離鍵にそれぞれ対応するパ
ルス信号は、それぞれワンショット回路27,28に駆
動信号として供給し、このワンショツト回路27,28
それぞれからは、模範演奏の押鍵、雛鍵の動作に対応す
る所定の時間幅のワンショットパルス信号が発生される
このワンショツト回路27,28カゞらの出力ワンショ
ットパルス信号は、第2図のAのような第1のキーィン
グ信号に対して、それぞれ同図のBおよびCに示す状態
となるもので、このパルス信号のパルス幅Tは、それぞ
れワンショツト回路27,28に設けられた可変調節素
子27a,28aで定められる。この調節素子27a,
28aは、前記操作つまみ2川こよって、遅延回路19
の遅延時間と共に連動して制御されるもので、ワンショ
ット回路27,28の出力信号のパルス幅は、基本的に
相互に等しくなる状態に設定されている。練習生用の鍵
盤装置17における鍵操作に対応して遅延回路19を介
して取り出される第2のキ−ィング信号は、微分回路2
9,30に供給する。
この微分回路29,30では、遅延回路19からの第2
のキーィング信号に立ち上りおよび立ち下がりにそれぞ
れ対応して微分パルス信号を発生するもので、鍵盤装置
17からの第2のキーィング信号が第2図のDに示す状
態であるとすると、このキーィング信号の立ち上りおよ
び立ち下りタイミングよりそれぞれ遅延回路19の遅延
時間t遅れた時点で、同図のEおよびFに示すように微
分回路29,30から出力パルス信号が発生される。こ
の場合、前記ワンショツト回路27,28からのワンシ
ョツトパルス幅Tに対して、遅延回路19の遅延時間t
を略T/2にすると効果的である。
すなわち、第2図のAおよびDに示す第1および第2の
キーィング信号が図のように同期して発生された時にし
同図E,Fに示すパルス信号が、同図のB,Cに示すワ
ンショツトパルスの略中央部に位置することが望ましい
。前記、比較回路21からの出力信号は、アンド回路3
1に供給すると共に、ィンバータ32に供給する。
このィンバータ32からの出力信号は、ワンショツト回
路27からの出力信号の供給されるインバー夕33から
の出力信号と共にオア回路34に供給し、このオア回路
34からの出力信号はアンド回路35に対してゲート信
号として供給する。そして、このアンド回路35には、
前記微分回路29からの出力パルス信号を洪v給するも
ので、このアンド回路35からの出力信号はワンショッ
ト回路36を駆動し、このヮンショット回路36からの
出力パルス信号によって誤打表示のランプ37を点灯表
示する。ワンショット回路27および微分回路29から
の出力信号は、アンド回路38に供給し、このアンド回
路38からの出力信号は上記ァンド回路31に導く。
アンド回路38からの出力信号は、さらにフリツプフロ
ツプ回路39にセット指令として供給すると共に、切換
選択スイッチ40の一方の固定端子に供給する。この選
択スイッチ40は、演奏音状態がパーカシブ演奏音を得
る状態、および持続サスティーン状演奏音を得る状態に
応じて切換選択設定されるもので、上記ァンド回路38
からの出力信号は、パーカシブ状態を選択する固定端子
P側に供給される。前記ワンショット回路28からの出
力信号、および微分回路30からの出力信号は、それぞ
れ微分回路41,42に供給する。
この微分回路41,42は、共に入力信号の立ち下がり
に対応して微分パルス信号を発生するもので、この微分
回路41,42からの出力微分パルスはオア回路43に
供給する。このオア回路43の出力信号は、前記フリッ
プフロツプ回路39をリセットする。フリップフロップ
回路39は、そのセット状態で出力信号を発生し、その
セット時出力信号はアンド回路44に対してゲート信号
として供給する。このアンド回路44には、ワンショト
回路28からの出力信号および微分回路30からの出力
信号も供給するもので、アンド回路44からの出力信号
は、前記切換選択スイッチ40の他方のサステイーン状
態側の固定端子Sに供給する。この装置には、模範演奏
に対する練習演奏の良否を判定正解採点する手段が設け
られるもので、まず鍵の操作にそれぞれ対応する模範演
奏の音符数を計数する第1のカウンタ45が設けられる
。このカウンタ45は、微分回路25からの出力微分パ
ルスを計数するもので、その計数値情報は、それぞれ除
算演算を行なう演算回路46,47に対して、分母情報
として供給する。また、アンド回路31からの出力信号
で計数駆動される第2のカウンタ48が設けられる。
このカゥンタ48は、模範演奏と練習演奏とを対比して
、その昔高およびタイミングが一致した時に計数駆動さ
れるもので、その計数値情報は上記演算回路46に分子
情報として供給する。そして、さらに切換選択スイッチ
40で選択されたアンド回路38あるいはアンド回路4
4からの出力信号を計数する第3のカウンタ49が設け
られる。
このカウンタ49は模範演奏の鍵操作タイミングと鍵盤
装置17における練習鍵操作のタイミングとが一致する
正解押鍵タイミングを計数するもので、その計数値情報
は、演算回路27に分子情報として供給する。そして、
演算回路46および47における除算結果は、それぞれ
正解率表示器50,51において、練習操作鍵の音高お
よびタイミング正解率を表示するようになる。
この表示器50,51に対しては、ディジタル的な正解
率情報の与えられるものであるため、これをディジタル
に数値として表示するようにしてもよいが、正解率ディ
ジタル情報に対応して指針を回転駆動し、百分率指示表
示するようにしてもよい。その他、図では示さないがカ
ゥンタ48,49の計数値を直接的に正解押鍵数として
表示してもよく、またカウンタ45の計数値から、カウ
ンタ48あるいは49の計数値を減算することにより、
誤り押鍵数の絶対数を表示するようにすることもできる
。上記カウンタ45,48,49は、演奏練習のスター
トに対応して投入されるスイッチ52によってリセット
され、初期設定される。
すなわち、上記のように構成される鍵盤演奏練習装置に
あっては、また演奏練習開始に先立って、スイッチ52
を操作し、カウンタ45,48,49をリセット設定す
る。
そして、自動リズム発生装置13を、練習する曲に対応
してリズム選択設定し、さらにテンポ発振器14の発振
周波数を調節して、リズムテンポを設定し、自動リズム
演奏をスタートさせる。ここで、模範演奏源11が例え
ば教師の演奏する電子楽器で構成される場合には、教師
は所定の練習曲の楽譜にもとづき、上記自動リズム演奏
音に合わせて演奏を開始するもので、練習する生徒はそ
の教師の指示にしたがって、同じ楽譜の練習曲を、鍵盤
装置17において演奏開始する。
また、模範演奏源11が記憶された演奏情報にもとずく
自動演奏装置である場合には、スタート指令に対応して
その記憶された演奏情報を読み出し、実際の演奏の場合
の鍵操作に対応する音高情報キーィング信号が押鍵タイ
ミングに対応して発生される。この場合、この自動演奏
装置からの音高情報、キーィング信号の発生スタートに
先立って、特定の音譜等によるテンポ音で、演奏情報発
生スタートのタイミングが取られるようにすると効果的
であり、練習生はそのタイミングに合わせて鍵盤装置1
7で練習演奏を開始する。この鍵盤装置17における鍵
操作で、その操作鍵に対応する音高情報が遅延回路19
を介して比較回路21に与えられるものであるが、その
操作した鍵の音高が楽譜上で示された音符に対して正し
いものであれば、模範演奏源11からの音高情報と、上
記遅延回路19からの音高情報とが一致して、比較回路
21から一致信号EQが発生される。
この場合、鍵盤装置17からの音高情報は、遅延回路1
9で遅延されて比較回路21に供給されるものであるが
、その遅延時間は後述する押鍵タイミング比較の許容時
間差を設定するもので、実質的に小さいものである。し
たがって、模範演奏と鍵盤装置17における鍵操作とに
大きなタイミング的ずれが存在しない正鱗音高鍵操作の
状態で、比較回路21から一致信号EQが発生される。
また、模範演奏源11からの第1のキーィング信号の押
鍵および雛鍵のタイミングに対応して、微分回路25,
26からそれぞれ微分パルス信号が発生され、ワンショ
ット回路27,28から第2図のBおよびCに示すワン
ショツトパルス信号が発生する。
同時に、微分回路25からの出力パルスは、カウンタ4
5を計数し、模範演奏情報において押鍵数を計数するよ
うになる。このように模範演奏源11から第1のキーィ
ング信号が発生される状態で、鍵盤装置17ではこれと
同期する状態で演奏練習され、鍵操作されるもので、こ
の鍵の操作に対応して遅延回路19を介して第2のキー
ィング信号が取り出され、微分回路29,30でその押
鍵および離鍵に対応して微分パルスが発生される。
ここで、第2図のように第1のキーィング信号と第2の
キーィング信号が一致している場合、同図のE,Fにそ
れぞれ示すように微分回路29,30からの出力パルス
は、同図のB,Cに示すワンショツト回路27,28か
らの出力パルス幅の範囲内で発生する。したがって、こ
の状態ではアンド回路38から、微分回路29からの出
力に対応してパルス信号出力が得られ、フリップフロッ
プ回路39をセットする。同時に選択スイッチ40が図
のようにパーカッシプ側を選択している場合には、この
スイッチ40を介してカウンタ49を計数歩進するよう
になる。また、上記フリツプフロツプ回路39がセット
されるため、アンド回路44にゲート信号が与えられる
ようになり、したがってワンショット回路28からのパ
ルス信号幅内で微分回路30から出力パルスが発生する
と、そのパルス信号がアンド回路44から取り出される
ようになる。
したがって、選択スイッチ40が図の状態から切換わり
、サスティン演奏状態を選択する状態でこのアンド回路
44出力はカウンタ49を計数歩進する。すなわち、選
択スイッチ40のパーカッシブ選択状態では、模範演奏
情報の第1のキーィング信号の立ち上り‘こ対して、ワ
ンショット回路27で設定されるパルス幅範囲内で鍵盤
装置17の操作に対応する第2のキーィング信号が立ち
上った場合に正解押鍵を判別してカウンタ49を計数す
るようになる。また、選択スイッチ40がサスティン選
択状態では、第1のキーィング信号による押鍵および雛
鍵のタイミングに対して、第2のキーィング信号の押鍵
および雛鍵のタイミングがワンショット回路27,28
からのパルス幅範囲に入る時、アンド回路44から正解
押鍵判定がされ、カウンタ49でこれを計数するように
なる。また、比較回路21からの出力信号EQにより、
音高正鱗判断のされる状態で、上記したァンド回路38
から押鍵正解判断がされた時、アンド回路31から出力
信号が得られ、カウンタ48で音高および押鍵タイミン
グ正解数を計数するようになる。すなわち、模範演奏源
11からの模範演奏情報に対応して、練習生徒が鍵盤装
置17を正確に演奏操作すれば、その鍵操作毎に音高お
よびタイミングの正解判断がされ、カウンタ48,49
で計数されるものであり、同時にその鍵操作のための情
報数がカウンタ45で積算計数されるようになる。
ここで、もしワンショツト回路27からの出力パルス幅
範囲内で微分回路29からパルス信号が発生せず、ある
いは比較回路21から一致信号EQが発生されない音高
誤り押鍵の状態となると、微分回路29からのパルス信
号発生時に、ィンバータ33あるいは32の出力が「1
」となり、アンド回路35から出力信号が発生する。
したがって、ワンショット回路36が駆動され、ランプ
37だ誤り押鍵を警告表示するようになる。したがって
、上記のような装置によれば、練習する生徒の鍵盤装置
17における鍵操作状態が、模範演奏源11からの演奏
情報に対比して監視され、正解鍵操作数が計測されるよ
うになるものであり、演算回路46,47でその正解率
が演算され、表示器50,51で表示されるようになる
ものである。この場合、模範演奏源11からの第1のキ
ーィング信号に対して、鍵盤装置17において絶対的に
同期した鍵操作を行なうことは不可能であり、当然正解
押鍵と判断すべき許容時間差範囲を設定する必要のある
ものである。
このため、ワンショツト回路27,28で時間幅を設定
し、遅延回路19で第2のキーィング信号を遅延させて
、ワンショツト回路27,28で設定される時間幅内に
、遅延回路19を介して得た第2のキーィング信号が対
応する時、これに正解押鍵と判断するようにしたもので
ある。しかし、この許容時間幅は練習する生徒の技術程
度に関係なく均一化したのでは、充分な練習効果を発揮
することができない。
例えば、極〈初心者の場合は、上記許容時間幅をある程
度大きく設定しなければ全ての鍵操作の誤り押鍵と判断
され、練習を進行させることが困難となる。また、ある
程度技術の向上した練習生に対しては、その許容時間幅
を充分に小さくし、より高度の演奏技術を要求するよう
にしなければならない。したがって、上記装置では操作
つまみ20によって、ワンショツト回路27,28の調
節素子27a,28aを調節し、出力パルス幅を可変調
節するようにする。
この場合、同時に遅延回路19の遅延時間も調節され、
第1および第2のキーィング信号が同期して発生された
場合、微分回路25,26からの出力パルスが、ワンシ
ョット回路27,28からの出力パルスの略中央で発生
されるように設定し、ワンショツトパルス幅が許容時間
幅として有効に使用されるようにしてなる。以上のよう
にこの発明によれば、模範演奏にもとずき生徒の鍵操作
状態が監視判断され、正解押鍵状態を表示して練習結果
に対する指示を行なうものであり、集団あるいは自己練
習効果を向上させるために効果的である。しかも生徒の
技術程度に応じて、その正鍵判断基準を可変設定できる
ものであり、より効果的且つ実質的な練習指導を行なえ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る演奏練習装置を説明
する構成図、第2図は上記装置の判断作用を説明する信
号波形図である。 11・・・・・・模範演奏源、13・・・・・・自動リ
ズム発生装置、14……テンポ発振器、17…・・・鍵
盤装置、19・・・・・・遅延回路、20・・…・操作
つまみ、21・…・・比較回路、22・・…・楽音形成
回路、27,28.・・・・・ワンショツト回路、45
,48,49・・・…カウンタ、46,47・・・・・
・演算回路(除算)、50,51・・・・・・表示器。 第2図図 縞

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 模範演奏状態での少なくとも鍵の操作に対応した第
    1のキーイング信号を発生する模範演奏源と、練習演奏
    に伴ないその鍵操作に対応した第2のキーイング信号を
    発生する鍵盤装置と、上記第1あるいは第2のキーイン
    グ信号の一方に対応して時間幅を設定した第1の比較信
    号を形成する手段と、上記第1あるいは第2のキーイン
    グ信号の他方に対応して上記時間幅内に入るように遅れ
    設定した第2の比較信号を形成する手段と、上記第1お
    よび第2の比較信号の一致を検出した正解押鍵判別をす
    る手段とを具備し、上記第1の比較信号の時間幅を可変
    調節するようにしたことを特徴とする鍵盤演奏練習装置
    。 2 上記第1の比較信号は、第1のキーイング信号に対
    応して駆動されるワンシヨツト回路で形成し、このワン
    シヨツト回路の出力パルス幅を操作子で可変制御するよ
    うにした特許請求の範囲第1項記載の装置。 3 上記第1および第2のキーイング信号は、押鍵およ
    び離鍵動作に対応する信号で構成し、この押鍵および離
    鍵タイミングに対応してそれぞれ第1おび第2の比較信
    号を発生するようにした特許請求の範囲第1項記載の装
    置。 4 上記第1および第2のキーイング信号の押鍵に対応
    するタイミングのみに対応して、第1および第2の比較
    信号を発生するようにした特許請求の範囲第1項記載の
    装置。
JP9093180A 1980-07-03 1980-07-03 鍵盤演奏練習装置 Expired JPS6029113B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9093180A JPS6029113B2 (ja) 1980-07-03 1980-07-03 鍵盤演奏練習装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9093180A JPS6029113B2 (ja) 1980-07-03 1980-07-03 鍵盤演奏練習装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5716477A JPS5716477A (en) 1982-01-27
JPS6029113B2 true JPS6029113B2 (ja) 1985-07-09

Family

ID=14012184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9093180A Expired JPS6029113B2 (ja) 1980-07-03 1980-07-03 鍵盤演奏練習装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6029113B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6332516U (ja) * 1986-08-20 1988-03-02

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61260574A (ja) * 1985-05-15 1986-11-18 藤好 克聡 インタ−コネクタ−の製造方法
JPS61260575A (ja) * 1985-05-15 1986-11-18 藤好 克聡 インタ−コネクタ−の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6332516U (ja) * 1986-08-20 1988-03-02

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5716477A (en) 1982-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4919030A (en) Visual indicator of temporal accuracy of compared percussive transient signals
JP4094236B2 (ja) 演奏支援装置、演奏支援方法及び同方法をコンピュータで実現させる演奏支援プログラム
US20070089592A1 (en) Method of and system for timing training
EP0070293B1 (en) Signal emitting device with adjustable beat frequency
JP4361327B2 (ja) 電子楽器の演奏評価装置
JPS6029113B2 (ja) 鍵盤演奏練習装置
JPH09237088A (ja) 演奏分析装置、演奏分析方法、及び、記憶媒体
JP4646140B2 (ja) 練習機能付き電子楽器
JP3417662B2 (ja) 演奏分析装置
JPH0352061B2 (ja)
JPH1078751A (ja) 音楽学習装置及び音楽学習方法
JP2733161B2 (ja) 自動演奏ピアノによる教習装置
JPH05142984A (ja) 電子楽器
JP4743615B2 (ja) 練習機能付き電子楽器
JP3640235B2 (ja) 自動伴奏装置及び自動伴奏方法
JPS6022369Y2 (ja) 演奏練習装置
JPH0576032B2 (ja)
JPS6027988B2 (ja) 鍵盤楽器演奏練習装置
JPH0134397B2 (ja)
JPS6027991B2 (ja) 電子楽器の練習装置
JPS6026229B2 (ja) 鍵盤楽器の自動練習装置
JPS6027990B2 (ja) 鍵盤楽器の練習装置
US5847306A (en) Electronic musical instrument with automatic and semi-automatic playing apparatus
JPS62240990A (ja) 電子楽器
JPS6027989B2 (ja) 鍵盤演奏練習装置