JPH043355Y2 - - Google Patents
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- JPH043355Y2 JPH043355Y2 JP1981167210U JP16721081U JPH043355Y2 JP H043355 Y2 JPH043355 Y2 JP H043355Y2 JP 1981167210 U JP1981167210 U JP 1981167210U JP 16721081 U JP16721081 U JP 16721081U JP H043355 Y2 JPH043355 Y2 JP H043355Y2
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- Japan
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- chord
- data
- key
- question
- circuit
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- 238000012360 testing method Methods 0.000 claims description 15
- 238000012549 training Methods 0.000 description 19
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09B—EDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
- G09B7/00—Electrically-operated teaching apparatus or devices working with questions and answers
- G09B7/02—Electrically-operated teaching apparatus or devices working with questions and answers of the type wherein the student is expected to construct an answer to the question which is presented or wherein the machine gives an answer to the question presented by a student
- G09B7/04—Electrically-operated teaching apparatus or devices working with questions and answers of the type wherein the student is expected to construct an answer to the question which is presented or wherein the machine gives an answer to the question presented by a student characterised by modifying the teaching programme in response to a wrong answer, e.g. repeating the question, supplying a further explanation
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09B—EDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
- G09B15/00—Teaching music
- G09B15/001—Boards or like means for providing an indication of chords
- G09B15/002—Electrically operated systems
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Business, Economics & Management (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Educational Administration (AREA)
- Educational Technology (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、和音出題機能および和音回答機能
を備え、聴音訓練等に利用できるようにした電子
楽器に係わり、特に出題和音の豊富化およびラン
ダム性を向上させた電子楽器に関する。
を備え、聴音訓練等に利用できるようにした電子
楽器に係わり、特に出題和音の豊富化およびラン
ダム性を向上させた電子楽器に関する。
周知の如く、音楽教育の場においては、聴音訓
練が広く行われている。従来、この聴音訓練は、
教師がピアノやオルガン等を利用して任意の音を
出題し、これを生徒に対して口頭または五線譜に
書取らせること等により回答させ、次いでこの回
答結果を教師が採点するという方式により行われ
ていた。
練が広く行われている。従来、この聴音訓練は、
教師がピアノやオルガン等を利用して任意の音を
出題し、これを生徒に対して口頭または五線譜に
書取らせること等により回答させ、次いでこの回
答結果を教師が採点するという方式により行われ
ていた。
ところが、このような出題、回答および採点方
式の場合は、出題音の選択を教師に任せているた
め、出題音の傾向が教師によつて偏つたものとな
り易く、また、一般家庭において独自で聴音訓練
を行おうとしても、通常音楽教師としての優れた
人材が得難いところから満足な訓練を行うことが
できないという本質的な欠陥がある。
式の場合は、出題音の選択を教師に任せているた
め、出題音の傾向が教師によつて偏つたものとな
り易く、また、一般家庭において独自で聴音訓練
を行おうとしても、通常音楽教師としての優れた
人材が得難いところから満足な訓練を行うことが
できないという本質的な欠陥がある。
そこで、このような従来方式における欠陥を補
うべく、先に特開昭54−51642号において、出題
音に相当する数値データを乱数発生器を利用して
ランダムに発生させ、この数値データを楽音発生
系を介して発音させるとともに、鍵盤における押
下鍵に対応して数値データを発生させ、これらの
数値データを一致判別することにより、この種の
聴音訓練を独習させることができるようにした電
子楽器が提供されている。
うべく、先に特開昭54−51642号において、出題
音に相当する数値データを乱数発生器を利用して
ランダムに発生させ、この数値データを楽音発生
系を介して発音させるとともに、鍵盤における押
下鍵に対応して数値データを発生させ、これらの
数値データを一致判別することにより、この種の
聴音訓練を独習させることができるようにした電
子楽器が提供されている。
この電子楽器によれば、乱数発生器を利用して
出題音を発生させることにより、出題音の傾向が
極めてランダムなものとなつて、この種の訓練効
果を著しく向上させることができるとともに、一
般家庭等のような教師の存在しない場合において
もこの種の聴音訓練を独自で能率よく行うことが
できるという利点を有する。
出題音を発生させることにより、出題音の傾向が
極めてランダムなものとなつて、この種の訓練効
果を著しく向上させることができるとともに、一
般家庭等のような教師の存在しない場合において
もこの種の聴音訓練を独自で能率よく行うことが
できるという利点を有する。
その反面、この電子楽器においては、乱数発生
器から出力される数値データは、単に1種類の音
高データに対応するだけのものであるため、これ
による聴音訓練は単音すなわちメロデイー音のみ
に限られ、一般に広く聴音訓練の際に行われる和
音練習には利用することができないという本質的
な欠陥がある。
器から出力される数値データは、単に1種類の音
高データに対応するだけのものであるため、これ
による聴音訓練は単音すなわちメロデイー音のみ
に限られ、一般に広く聴音訓練の際に行われる和
音練習には利用することができないという本質的
な欠陥がある。
他方、同様にして、この種の聴音訓練を独自で
行うことができ、かつ和音による聴音訓練も可能
ならしめた装置としては、例えば、特開昭52−
101131号が知られている。
行うことができ、かつ和音による聴音訓練も可能
ならしめた装置としては、例えば、特開昭52−
101131号が知られている。
しかしながら、この装置にあつては、出題和音
に相当する数値データをROMに記憶させてお
き、これを一定の順序で読み出すという方式を採
用しているため、和音の出題傾向は一定で変化に
乏しく、このため、何度が繰り返し復習するうち
には、生徒は出題和音の出題される順序を記憶し
てしまい、教習効果を充分に向上させることがで
きないという問題がある。
に相当する数値データをROMに記憶させてお
き、これを一定の順序で読み出すという方式を採
用しているため、和音の出題傾向は一定で変化に
乏しく、このため、何度が繰り返し復習するうち
には、生徒は出題和音の出題される順序を記憶し
てしまい、教習効果を充分に向上させることがで
きないという問題がある。
この考案は、上記の問題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、この種の
出題和音自動発生機能を有する電子楽器におい
て、出題音として和音の発生を可能とし、かつ和
音の発生順序をできるだけ不規則なものとし、こ
れにより和音の聴音訓練を一人でも行うことを可
能とするとともに、その教習効果を可及的に向上
させることにある。
れたもので、その目的とするところは、この種の
出題和音自動発生機能を有する電子楽器におい
て、出題音として和音の発生を可能とし、かつ和
音の発生順序をできるだけ不規則なものとし、こ
れにより和音の聴音訓練を一人でも行うことを可
能とするとともに、その教習効果を可及的に向上
させることにある。
この考案は、上記の目的を達成するために、複
数種の出題和音データの中から、その1つをラン
ダムに発生する出題和音データ発生手段と; 前記出題和音データ発生手段から出力される出
題和音データが常に所定鍵域に属するようにオク
ターブデータを減算するオクターブ演算手段と; 鍵盤における各押下鍵に対応する押鍵和音デー
タを出力する押鍵和音発生手段と; 前記オクターブ演算手段においてオクターブ演
算された前記出題和音データと、前記押鍵和音発
生手段から出力される押鍵和音データとの一致を
判別する一致判別手段と; 前記一致判別手段の一致出力に基いて、前記出
題和音データ発生手段に対して、新たな出題和音
データの発生を指示する和音出題制御手段と; 前記オクターブ演算手段においてオクターブ演
算された前記出題和音データに対応する楽音を形
成する楽音形成手段とを具備することを特徴とす
る。
数種の出題和音データの中から、その1つをラン
ダムに発生する出題和音データ発生手段と; 前記出題和音データ発生手段から出力される出
題和音データが常に所定鍵域に属するようにオク
ターブデータを減算するオクターブ演算手段と; 鍵盤における各押下鍵に対応する押鍵和音デー
タを出力する押鍵和音発生手段と; 前記オクターブ演算手段においてオクターブ演
算された前記出題和音データと、前記押鍵和音発
生手段から出力される押鍵和音データとの一致を
判別する一致判別手段と; 前記一致判別手段の一致出力に基いて、前記出
題和音データ発生手段に対して、新たな出題和音
データの発生を指示する和音出題制御手段と; 前記オクターブ演算手段においてオクターブ演
算された前記出題和音データに対応する楽音を形
成する楽音形成手段とを具備することを特徴とす
る。
以下に、この考案の好適な一実施例を添付図面
に従つて詳細に説明する。
に従つて詳細に説明する。
まず、この実施例に示される電子楽器の基本的
な動作を簡単に説明する。この電子楽器には、F
2音〜F4音からなる25鍵の鍵盤が設けられてい
る。そして、特にこの例では、F2音〜F4音に
それぞれ対応する鍵は、数値1〜25に対応して
いる。
な動作を簡単に説明する。この電子楽器には、F
2音〜F4音からなる25鍵の鍵盤が設けられてい
る。そして、特にこの例では、F2音〜F4音に
それぞれ対応する鍵は、数値1〜25に対応して
いる。
また、この電子楽器の例えば本体正面適所に
は、それぞれC調、F調、およびG調に対応する
調名選択キー、和音の出題を指示するためのスタ
ートキーおよび電源投入用の電源キーからなる5
つのキーボタンが設けられている。
は、それぞれC調、F調、およびG調に対応する
調名選択キー、和音の出題を指示するためのスタ
ートキーおよび電源投入用の電源キーからなる5
つのキーボタンが設けられている。
更に、電子楽器の本体正面適所にはそれぞれ2
桁の数値を表す3個の数値表示器が設けられてい
る。
桁の数値を表す3個の数値表示器が設けられてい
る。
次に、聴音訓練を開始するには、まず前述の電
源キーを操作して電源を投入し、次いで調名選択
キーの何れかを選択的に操作する。この操作によ
つて、出題される和音の調名を、C調、F調、G
調の何れかに選択設定することができる。
源キーを操作して電源を投入し、次いで調名選択
キーの何れかを選択的に操作する。この操作によ
つて、出題される和音の調名を、C調、F調、G
調の何れかに選択設定することができる。
次いで、本体操作部に設けられた発音切替スイ
ツチを、スピーカ側あるいはヘツドフオン側に切
替た後、スタートキーを操作すると、スピーカま
たはヘツドフオンからは調名選択キーによつて指
定された調名における各種の和音が発音され、こ
れにより和音の出題が行なわれる。
ツチを、スピーカ側あるいはヘツドフオン側に切
替た後、スタートキーを操作すると、スピーカま
たはヘツドフオンからは調名選択キーによつて指
定された調名における各種の和音が発音され、こ
れにより和音の出題が行なわれる。
ここで、出題される和音は調名選択キーによつ
て指定された調名における主和音、下属和音、属
和音の何れかであつて、かつそれぞれの和音の基
本形、第1転回形、第2転回形何れかの形で出題
される。更に、出題される和音の中で調名につい
てだけは、調名選択キーによつて指定された調名
に固定されるが、主和音、下属和音、属和音およ
びそれらの基本形、第1転回、第2転回の何れが
出題されるかは、全く規則性のないランダムな形
で出題される。
て指定された調名における主和音、下属和音、属
和音の何れかであつて、かつそれぞれの和音の基
本形、第1転回形、第2転回形何れかの形で出題
される。更に、出題される和音の中で調名につい
てだけは、調名選択キーによつて指定された調名
に固定されるが、主和音、下属和音、属和音およ
びそれらの基本形、第1転回、第2転回の何れが
出題されるかは、全く規則性のないランダムな形
で出題される。
このため、相前後して出題される和音が何であ
るかを予測することは、全く不可能であり、この
ように予測性が全くないことから、極めて多種類
の和音を効果的に聴音訓練させることができる。
るかを予測することは、全く不可能であり、この
ように予測性が全くないことから、極めて多種類
の和音を効果的に聴音訓練させることができる。
次いで、生徒は出題された和音が指定された調
名における、和音、下属和音、属和音およびそれ
らの基本形、第1転回形、第2転回形の何れであ
るかを聞き分け、その聴音結果に相当する鍵を鍵
盤上において押下する。鍵盤において、押下され
た鍵に対応する和音が、出題された和音と一致し
た場合には、次の和音が同様にしてランダムに出
題される。また、このように、鍵盤上において押
下されたキーに対応する和音と、出題された和音
とが一致した場合には、その度に前記3個の数値
表示器の1つに所定の数値が加算され、これによ
り当該数値表示器によつて聴音訓練に対応した採
点結果が表示されることとなる。
名における、和音、下属和音、属和音およびそれ
らの基本形、第1転回形、第2転回形の何れであ
るかを聞き分け、その聴音結果に相当する鍵を鍵
盤上において押下する。鍵盤において、押下され
た鍵に対応する和音が、出題された和音と一致し
た場合には、次の和音が同様にしてランダムに出
題される。また、このように、鍵盤上において押
下されたキーに対応する和音と、出題された和音
とが一致した場合には、その度に前記3個の数値
表示器の1つに所定の数値が加算され、これによ
り当該数値表示器によつて聴音訓練に対応した採
点結果が表示されることとなる。
これに対して、何らかの和音が出題された後、
鍵盤において押下されたキーに対応する和音が、
出題された和音と一致しない状態が一定押鍵回数
以上継続すると、前記3個の数値表示器には、正
解和音を構成する3個の鍵に対応する3個の数値
が表示される。
鍵盤において押下されたキーに対応する和音が、
出題された和音と一致しない状態が一定押鍵回数
以上継続すると、前記3個の数値表示器には、正
解和音を構成する3個の鍵に対応する3個の数値
が表示される。
従つて、生徒はこれら3個の数値表示器に表示
された数値によつて、出題和音に対応する正解を
知ることができる。なお、この実施例では、3個
の数値表示器のうちの1つを正解和音表示用と得
点表示用とに兼用しているため、これらを見誤ら
せないために正解和音については2桁の数値によ
つて表示し、得点については1桁の数値によつて
表示するように工夫が施されている。
された数値によつて、出題和音に対応する正解を
知ることができる。なお、この実施例では、3個
の数値表示器のうちの1つを正解和音表示用と得
点表示用とに兼用しているため、これらを見誤ら
せないために正解和音については2桁の数値によ
つて表示し、得点については1桁の数値によつて
表示するように工夫が施されている。
このように、この実施例に示される電子楽器に
おいては、複数種の出題和音(主和音、下属和
音、属和音およびこれらの基本形、第1転回形、
第2転回形)の中の1つが、ランダムに出題され
ることとなるため、出題を何度繰り返したとして
も、生徒は次に出題される和音を予測することは
できず、これにより極めて多種類の和音を効果的
に教習させることができるのである。
おいては、複数種の出題和音(主和音、下属和
音、属和音およびこれらの基本形、第1転回形、
第2転回形)の中の1つが、ランダムに出題され
ることとなるため、出題を何度繰り返したとして
も、生徒は次に出題される和音を予測することは
できず、これにより極めて多種類の和音を効果的
に教習させることができるのである。
更に、出題される和音の調名についてだけは、
生徒が独自で指定することができるため、和声学
に沿つて各調名における和音を効果的に学習する
ことができ、また、出題される和音の発音をスピ
ーカまたはヘツドフオンに切替えることができる
ため、これをヘツドフオンから発音されるように
切替え設定すれば、同一の教室内において多数の
ものが同時に異なる出題和音に従つて、回答作業
を行なうことができ、集団学習の場においても極
めて好適なものとなる。
生徒が独自で指定することができるため、和声学
に沿つて各調名における和音を効果的に学習する
ことができ、また、出題される和音の発音をスピ
ーカまたはヘツドフオンに切替えることができる
ため、これをヘツドフオンから発音されるように
切替え設定すれば、同一の教室内において多数の
ものが同時に異なる出題和音に従つて、回答作業
を行なうことができ、集団学習の場においても極
めて好適なものとなる。
次に、この実施例に示される電子楽器の動作を
添付図面に従つてより詳細に説明する。
添付図面に従つてより詳細に説明する。
第1図は、この考案に係わる電子楽器の操作部
の構成を示す正面図、第2図は同電子楽器の電気
的な構成を示すブロツク図、第3図は第2図に示
される制御回路の詳細を示すブロツク図、第4図
は各調名における主音、下属音、属音の値および
各音に対応する鍵盤上の数値( )との関係を示
す図、第5図は指定された調名における主音、下
属音および属音をそれぞれ根音とした場合におけ
る+3度音、+5度音の値を示すとともに、各音
に対応する鍵盤上の数値( )との関係を示す
図、第6図は各調名における主和音、下属和音、
属和音をそれぞれ基本形とした場合における、第
1転回形および第2転回形の値、これらの実際に
出題される形および各和音に対応する鍵盤上の数
値との関係を示す図、第7図は3個の数値表示器
にそれぞれ正解和音を構成する鍵盤に対応する数
値を表示した状態を示す図、第8図は3個の数値
表示器に採点結果に対応する得点を表示させた状
態を示す図である。
の構成を示す正面図、第2図は同電子楽器の電気
的な構成を示すブロツク図、第3図は第2図に示
される制御回路の詳細を示すブロツク図、第4図
は各調名における主音、下属音、属音の値および
各音に対応する鍵盤上の数値( )との関係を示
す図、第5図は指定された調名における主音、下
属音および属音をそれぞれ根音とした場合におけ
る+3度音、+5度音の値を示すとともに、各音
に対応する鍵盤上の数値( )との関係を示す
図、第6図は各調名における主和音、下属和音、
属和音をそれぞれ基本形とした場合における、第
1転回形および第2転回形の値、これらの実際に
出題される形および各和音に対応する鍵盤上の数
値との関係を示す図、第7図は3個の数値表示器
にそれぞれ正解和音を構成する鍵盤に対応する数
値を表示した状態を示す図、第8図は3個の数値
表示器に採点結果に対応する得点を表示させた状
態を示す図である。
この実施例に示される電子楽器の操作部には第
1図に示す如く、F2音〜F4音に対応する25個
の鍵1からなる鍵盤が設けられており、これらの
鍵はそれぞれ図に示す如く数値1〜25に対応し
ている。
1図に示す如く、F2音〜F4音に対応する25個
の鍵1からなる鍵盤が設けられており、これらの
鍵はそれぞれ図に示す如く数値1〜25に対応し
ている。
また、鍵盤の上部にはそれぞれ2桁の十進数を
表示するための3個の数値表示器2a,2b,2
cが横1列に配設されており、更にこれらの数値
表示器の右脇には、それぞれC調、F調およびG
調に対応した調名選択キー3a,3b,3cが配
列されている。また、操作面上にはこれらのキー
の他に、出題動作の開始を指示するためのスター
トキー4、電源を投入するための電源キー5、発
音方式をスピーカとヘツドフオンとに切替えるた
めの発音切替レバー6およびスピーカ7が配設さ
れている。
表示するための3個の数値表示器2a,2b,2
cが横1列に配設されており、更にこれらの数値
表示器の右脇には、それぞれC調、F調およびG
調に対応した調名選択キー3a,3b,3cが配
列されている。また、操作面上にはこれらのキー
の他に、出題動作の開始を指示するためのスター
トキー4、電源を投入するための電源キー5、発
音方式をスピーカとヘツドフオンとに切替えるた
めの発音切替レバー6およびスピーカ7が配設さ
れている。
第1図の操作パネルにおいて、電源キー5を操
作した後、調名選択キー3a,3b,3cの何れ
かを操作すると、第2図に示す調名選択スイツチ
SW2,SW3,SW4の何れかがオンする。する
と、調名データ発生回路8からは、各スイツチ
SW2〜SW4に対応する調名(C調、F調、G
調)を表す数値データ(以下、これを調名データ
Dchomeという)が出力される。ここで、調名デ
ータDchomeの値は、C調、F調、G調にそれぞ
れ対応して、8,1,3となるように予め設定さ
れている。
作した後、調名選択キー3a,3b,3cの何れ
かを操作すると、第2図に示す調名選択スイツチ
SW2,SW3,SW4の何れかがオンする。する
と、調名データ発生回路8からは、各スイツチ
SW2〜SW4に対応する調名(C調、F調、G
調)を表す数値データ(以下、これを調名データ
Dchomeという)が出力される。ここで、調名デ
ータDchomeの値は、C調、F調、G調にそれぞ
れ対応して、8,1,3となるように予め設定さ
れている。
そして、調名データ発生回路8から出力される
調名データDchomeは、根音データ形成用の加算
回路9のA入力に供給される。
調名データDchomeは、根音データ形成用の加算
回路9のA入力に供給される。
この状態において、第1図に示すスタートキー
4が操作されると、第2図に示すスタートスイツ
チSW1がオンする。スタートスイツチSW1が
オンすると、その出力“1”は第2図、第3図に
示す如く、制御回路10内に設けられたオア回路
101を経由した後、ラツチ信号Slatchとして第
2図に示す根音指定データ発生回路11へと供給
される。
4が操作されると、第2図に示すスタートスイツ
チSW1がオンする。スタートスイツチSW1が
オンすると、その出力“1”は第2図、第3図に
示す如く、制御回路10内に設けられたオア回路
101を経由した後、ラツチ信号Slatchとして第
2図に示す根音指定データ発生回路11へと供給
される。
根音指定データ発生回路11は、調名をC調、
F調、G調のいずれかに設定した場合において、
出題される和音の根音を主音、下属音V、属
音Vのいずれにするかを決定するためのもので、
具体的には乱数発生器12から出力されるランダ
ムな数値データDrdmを、前記ラツチ信号Slatch
に同期してラツチするラツチ回路と、このラツチ
回路の出力に対応して、主音、下属音V、属
音Vの何れかに対応する数値データ(以下、これ
を根音指定データchome(+)という)を発生す
る数値データ発生回路とにより構成されている。
ここで、根音指定データchome(+)の値は、主
音、下属音V、属音Vに対応して、0,5,
7となるように設定されている。
F調、G調のいずれかに設定した場合において、
出題される和音の根音を主音、下属音V、属
音Vのいずれにするかを決定するためのもので、
具体的には乱数発生器12から出力されるランダ
ムな数値データDrdmを、前記ラツチ信号Slatch
に同期してラツチするラツチ回路と、このラツチ
回路の出力に対応して、主音、下属音V、属
音Vの何れかに対応する数値データ(以下、これ
を根音指定データchome(+)という)を発生す
る数値データ発生回路とにより構成されている。
ここで、根音指定データchome(+)の値は、主
音、下属音V、属音Vに対応して、0,5,
7となるように設定されている。
そして、この根音指定データ発生回路11から
出力される根音指定データchome(+)は、加算
回路9のB入力へ供給される。
出力される根音指定データchome(+)は、加算
回路9のB入力へ供給される。
この結果、加算回路9のA+B出力は、調名デ
ータDchomeと、根音指定データchome(+)と
の加算結果に対応する数値データ(以下、これを
根音データDrootという)が出力される。ここ
で、調名データDchomeおよび根音指定データ
chome(+)と根音データDrootとの関係を第4
図に示す。同図に示す如く例えば調名データ発生
回路8からC調に相当する調名データDchome8
が出力されている状態において、根音指定データ
発生回路11から主音に相当する根音指定データ
chome(+)(0)が出力されると、加算回路9か
ら出力される根音データDrootの値は、数値8と
なる。ここで、第1図に示す如く、鍵盤1を構成
する鍵の中で、数値8は、C調における主音であ
るC3音に相当する。
ータDchomeと、根音指定データchome(+)と
の加算結果に対応する数値データ(以下、これを
根音データDrootという)が出力される。ここ
で、調名データDchomeおよび根音指定データ
chome(+)と根音データDrootとの関係を第4
図に示す。同図に示す如く例えば調名データ発生
回路8からC調に相当する調名データDchome8
が出力されている状態において、根音指定データ
発生回路11から主音に相当する根音指定データ
chome(+)(0)が出力されると、加算回路9か
ら出力される根音データDrootの値は、数値8と
なる。ここで、第1図に示す如く、鍵盤1を構成
する鍵の中で、数値8は、C調における主音であ
るC3音に相当する。
また、例えば調名データ発生回路8からG調に
相当する調名データDchome3が出力されている
状態において、根音指定データ発生回路11から
属音に相当する根音指定データchome(+)7が
出力されると、加算回路9から出力される根音デ
ータDrootの値は、数値10となる。ここで、第
1図に示す如く、鍵盤1上において数値10は、
G調における属音であるD3となる。
相当する調名データDchome3が出力されている
状態において、根音指定データ発生回路11から
属音に相当する根音指定データchome(+)7が
出力されると、加算回路9から出力される根音デ
ータDrootの値は、数値10となる。ここで、第
1図に示す如く、鍵盤1上において数値10は、
G調における属音であるD3となる。
このように、加算回路9から出力される根音デ
ータDrootの値は、常に調名選択キー3a,3
b,3cによつて選択された調名における、主
音、下属音、属音の何れかに相当する数値データ
となる訳である。
ータDrootの値は、常に調名選択キー3a,3
b,3cによつて選択された調名における、主
音、下属音、属音の何れかに相当する数値データ
となる訳である。
次いで、加算回路9から出力される根音データ
Drootは、根音系、第2音系、第3音系の3つの
系統に分岐され、第2音系および第3音系はそれ
ぞれ第2音、第3音形成用の加算回路13,14
のA入力に並列に供給される。
Drootは、根音系、第2音系、第3音系の3つの
系統に分岐され、第2音系および第3音系はそれ
ぞれ第2音、第3音形成用の加算回路13,14
のA入力に並列に供給される。
加算回路13のB入力には、根音を+3度上昇
させるための数値データ(以下、これをroot「+
3」という)が供給されており、また、加算回路
14のD入力は、根音を+5度上昇させるための
数値データ(以下、これをroot「+5」という)
が供給されている。ここで、根音上昇データroot
「+3」の値は数値4、根音上昇データroot「+
5」の値は数値7に設定されている。
させるための数値データ(以下、これをroot「+
3」という)が供給されており、また、加算回路
14のD入力は、根音を+5度上昇させるための
数値データ(以下、これをroot「+5」という)
が供給されている。ここで、根音上昇データroot
「+3」の値は数値4、根音上昇データroot「+
5」の値は数値7に設定されている。
そして、加算回路13からは、根音データ
Drootと根音上昇データroot「+3」との加算結
果に相当する数値データ(以下、これを第2音デ
ータDsecという)が出力され、また加算回路1
4からは、根音データDrootと根音上昇データ
root「+5」との加算結果に対応する数値データ
(以下、これを第3音データDthiという)が出力
される。ここで、根音データDrootと第2音デー
タDsec、第3音データDthiとの関係を第5図に
示す。
Drootと根音上昇データroot「+3」との加算結
果に相当する数値データ(以下、これを第2音デ
ータDsecという)が出力され、また加算回路1
4からは、根音データDrootと根音上昇データ
root「+5」との加算結果に対応する数値データ
(以下、これを第3音データDthiという)が出力
される。ここで、根音データDrootと第2音デー
タDsec、第3音データDthiとの関係を第5図に
示す。
第5図に示す如く、例えば加算回路9からC調
の主音であるC3音に相当する根音データDroot
8が出力されると、加算回路13においては、 Droot8+root「+3」,4 =Dsec12 なる演算が行なわれ、また、 加算回路14においては、同様に Droot8+root「+5」,7 =Dthi15 なる演算が行なわれる。
の主音であるC3音に相当する根音データDroot
8が出力されると、加算回路13においては、 Droot8+root「+3」,4 =Dsec12 なる演算が行なわれ、また、 加算回路14においては、同様に Droot8+root「+5」,7 =Dthi15 なる演算が行なわれる。
この結果、加算回路13から出力される第2音
データDsecの値は数値12となり、また加算回
路14から出力される第3音データDthiの値は
数値15となる。
データDsecの値は数値12となり、また加算回
路14から出力される第3音データDthiの値は
数値15となる。
ここで、第1図に示す鍵盤1を構成する各鍵1
aの中で、数値12はC調における主和音の第2
音であるE3音に相当し、数値15は第3音であ
るG3音に相当する。
aの中で、数値12はC調における主和音の第2
音であるE3音に相当し、数値15は第3音であ
るG3音に相当する。
また、例えば加算回路9から、F調の下属音で
あるA#2音に相当する根音データDroot6が出
力されると、加算回路13においては、 Droot6+root「+3」,4 =Dsec10 なる演算が行なわれ、また、加算回路14におい
ては、 Droot6+root「+5」,7 =Dthi13 なる演算が行なわれる。
あるA#2音に相当する根音データDroot6が出
力されると、加算回路13においては、 Droot6+root「+3」,4 =Dsec10 なる演算が行なわれ、また、加算回路14におい
ては、 Droot6+root「+5」,7 =Dthi13 なる演算が行なわれる。
この結果、加算回路13から出力される第2音
データDsecの値は数値10となり、同様にして
加算回路14から出力される第3音データDthi
の値は数値13となる。
データDsecの値は数値10となり、同様にして
加算回路14から出力される第3音データDthi
の値は数値13となる。
ここで、第1図に示す鍵盤1を構成する鍵1a
の中で、数値10はF調の下属和音の第2音であ
るchome(+)音に相当し、また、数値13はF
調の下属和音の第3音であるF3音に相当する。
の中で、数値10はF調の下属和音の第2音であ
るchome(+)音に相当し、また、数値13はF
調の下属和音の第3音であるF3音に相当する。
このように、加算回路13から出力される第2
音データDsecの値は、常に指定された調名にお
ける主和音、下属和音、属和音の第2音に相当す
ることとなり、また、加算回路14から出力され
る第3音データDthiの値は、常に指定された調
名における主和音、下属和音、属和音の第3音に
相当することとなる。
音データDsecの値は、常に指定された調名にお
ける主和音、下属和音、属和音の第2音に相当す
ることとなり、また、加算回路14から出力され
る第3音データDthiの値は、常に指定された調
名における主和音、下属和音、属和音の第3音に
相当することとなる。
かくして、加算回路9、加算回路13、加算回
路14からは、指定された調名における主和音、
下属和音、属和音を構成する根音データDroot、
第2音データDsec、第3音データDthiが、和音
の基本形の順序で並列に出力されることとなる。
路14からは、指定された調名における主和音、
下属和音、属和音を構成する根音データDroot、
第2音データDsec、第3音データDthiが、和音
の基本形の順序で並列に出力されることとなる。
次いで、加算回路9から出力される根音データ
Drootは、オクターブ上昇用の加算回路15のA
入力に供給され、また、加算回路13から出力さ
れる第2音データDsecは、オクターブ上昇用の
加算回路16のA入力へ供給される。
Drootは、オクターブ上昇用の加算回路15のA
入力に供給され、また、加算回路13から出力さ
れる第2音データDsecは、オクターブ上昇用の
加算回路16のA入力へ供給される。
加算回路15は、上述した基本形和音に基づい
て、第1転回和音を形成する際に、根音を1オク
ターブ上昇させるために使用するもので、また、
加算回路16は同様に基本形和音に基づいて、第
2転回和音を形成する際に、第2音を1オクター
ブ上昇させるために使用するものである。そし
て、これらの加算回路15,16における加算動
作は、転回制御データ発生回路17から出力され
る根音転回データroot「+」.第2音転回データ
sec「+」によつて制御されている。
て、第1転回和音を形成する際に、根音を1オク
ターブ上昇させるために使用するもので、また、
加算回路16は同様に基本形和音に基づいて、第
2転回和音を形成する際に、第2音を1オクター
ブ上昇させるために使用するものである。そし
て、これらの加算回路15,16における加算動
作は、転回制御データ発生回路17から出力され
る根音転回データroot「+」.第2音転回データ
sec「+」によつて制御されている。
転回データ発生回路17は、上述した基本形和
音に基づいて、基本形和音をそのまま出力する
か、第1転回形和音を出力するかまたは第2転回
形和音を出力するかの何れかを制御するもので、
具体的には、乱数発生器18から出力されるラン
ダムな数値データDrdm′を、前記ラツチ信号
Slatchに同期してラツチするラツチ回路と、この
ラツチ回路の出力に応答して、3個の数値デー
タ、すなわち根音転回データroot「+」、第2音転
回データsec「+」および第3音転回データthi
「+」を発生する数値データ発生回路とにより構
成されている。
音に基づいて、基本形和音をそのまま出力する
か、第1転回形和音を出力するかまたは第2転回
形和音を出力するかの何れかを制御するもので、
具体的には、乱数発生器18から出力されるラン
ダムな数値データDrdm′を、前記ラツチ信号
Slatchに同期してラツチするラツチ回路と、この
ラツチ回路の出力に応答して、3個の数値デー
タ、すなわち根音転回データroot「+」、第2音転
回データsec「+」および第3音転回データthi
「+」を発生する数値データ発生回路とにより構
成されている。
ここで、基本形和音を形成する場合には、各デ
ータroot「+」、sec「+」、thi「+」の値は、それ
ぞれ0,0,0となる。また、第1転回形和音を
形成する場合には、各データroot「+」、sec「+」、
thi「+」の値は、それぞれ12,0,0となる。
更に、第2転回形和音を形成する場合には、各デ
ータroot「+」、sec「+」、thi「+」の値は、それ
ぞれ12,12,0となる。
ータroot「+」、sec「+」、thi「+」の値は、それ
ぞれ0,0,0となる。また、第1転回形和音を
形成する場合には、各データroot「+」、sec「+」、
thi「+」の値は、それぞれ12,0,0となる。
更に、第2転回形和音を形成する場合には、各デ
ータroot「+」、sec「+」、thi「+」の値は、それ
ぞれ12,12,0となる。
そして、根音転回データroot「+」は加算回路
15のB入力へ供給され、第2音転回データsec
「+」は加算回路16のB入力へ供給される。
15のB入力へ供給され、第2音転回データsec
「+」は加算回路16のB入力へ供給される。
この結果、加算回路15からは、根音データ
Drootと根音転回データroot「+」との加算結果
に相当する数値データ(以下、これをオクターブ
根音データDroot′という)が出力され、また、加
算回路16からは、第2音データDsecと第2音
転回データsec「+」との加算結果に相当する数値
データ(以下、これをオクターブ第2音データ
Dset′という)が出力される。すなわち、加算回
路15,16および14からは、前記転回制御デ
ータ発生回路17から出力される各データroot
「+」、sec「+」の値に応じて、基本形和音、第1
転回形和音、第2転回形和音の何れかを構成する
各音高データが、該当する順序で出力されること
となる。
Drootと根音転回データroot「+」との加算結果
に相当する数値データ(以下、これをオクターブ
根音データDroot′という)が出力され、また、加
算回路16からは、第2音データDsecと第2音
転回データsec「+」との加算結果に相当する数値
データ(以下、これをオクターブ第2音データ
Dset′という)が出力される。すなわち、加算回
路15,16および14からは、前記転回制御デ
ータ発生回路17から出力される各データroot
「+」、sec「+」の値に応じて、基本形和音、第1
転回形和音、第2転回形和音の何れかを構成する
各音高データが、該当する順序で出力されること
となる。
ここで、各基本形和音と第1転回および第2転
回形和音との関係を第6図に示す。同図に示す如
く、例えば加算回路15のA入力に、C調の主和
音の根音に相当する根音データDroot8が、また
加算回路16のB入力に、C調の主和音の第2音
に相当する第2音データDsec12が供給されて
いる状態において、転回制御データ発生回路17
から基本形に対応して、根音転回データroot「+」
0、第2音転回データsec「+」0が出力される
と、加算回路15においては、Droot8+root
「+」0 =Droot′8 なる演算が行なわれ、また加算回路16において
は、 Dsec12+sec「+」0 =Dsec′12 なる演算が行なわれる。この結果、転回形和音を
構成する音高データは、低いものから順に
Droot′8、Dsec′12、Dthi15となり、これは
基本形和音そのものとなり、転回動作は行われな
い、 これに対して、同様にC調の主和音が基本形和
音として入力されている状態において、転回制御
データ発生回路17から第1転回に対応して、根
音転回データroot「+」12、第2音転回データ
sec「+」0が出力されると、加算回路15におい
ては、 Droot8+root「+」12 =Droot′20 なる演算が行なわれ、また、加算回路16におい
ては、 Dsec12+sec「+」0 =Dsec′12 なる演算が行なわれる。この結果、転回形和音を
構成する各音高データは、低いものから順に
Dsec′12、Dthi15、Droot′20となり、これ
はC調の主和音を第1転回した第1転回形和音に
相当することとなる。
回形和音との関係を第6図に示す。同図に示す如
く、例えば加算回路15のA入力に、C調の主和
音の根音に相当する根音データDroot8が、また
加算回路16のB入力に、C調の主和音の第2音
に相当する第2音データDsec12が供給されて
いる状態において、転回制御データ発生回路17
から基本形に対応して、根音転回データroot「+」
0、第2音転回データsec「+」0が出力される
と、加算回路15においては、Droot8+root
「+」0 =Droot′8 なる演算が行なわれ、また加算回路16において
は、 Dsec12+sec「+」0 =Dsec′12 なる演算が行なわれる。この結果、転回形和音を
構成する音高データは、低いものから順に
Droot′8、Dsec′12、Dthi15となり、これは
基本形和音そのものとなり、転回動作は行われな
い、 これに対して、同様にC調の主和音が基本形和
音として入力されている状態において、転回制御
データ発生回路17から第1転回に対応して、根
音転回データroot「+」12、第2音転回データ
sec「+」0が出力されると、加算回路15におい
ては、 Droot8+root「+」12 =Droot′20 なる演算が行なわれ、また、加算回路16におい
ては、 Dsec12+sec「+」0 =Dsec′12 なる演算が行なわれる。この結果、転回形和音を
構成する各音高データは、低いものから順に
Dsec′12、Dthi15、Droot′20となり、これ
はC調の主和音を第1転回した第1転回形和音に
相当することとなる。
更に、基本形和音として同様にC調の主和音が
供給されている状態において、転回制御データ発
生回路17から第2転回に対応して根音転回デー
タroot「+」12、第2音転回データsec「+」1
2が出力されると、加算回路15においては、 Droot8+root「+」12 =Droot′20 なる演算が行なわれ、また加算回路16において
は、 Dsec12+sec「+」12 =Dsec′24 なる演算が行なわれる。この結果転回形和音を構
成する各音高データの値は、低いものから順に
Dthi15、Droot′20、Dsec′24となり、これ
はC調の和音を第2転回にした第2転回形和音に
相当することになる。
供給されている状態において、転回制御データ発
生回路17から第2転回に対応して根音転回デー
タroot「+」12、第2音転回データsec「+」1
2が出力されると、加算回路15においては、 Droot8+root「+」12 =Droot′20 なる演算が行なわれ、また加算回路16において
は、 Dsec12+sec「+」12 =Dsec′24 なる演算が行なわれる。この結果転回形和音を構
成する各音高データの値は、低いものから順に
Dthi15、Droot′20、Dsec′24となり、これ
はC調の和音を第2転回にした第2転回形和音に
相当することになる。
このように、加算回路15,16および14の
各出力データDroot′、Dsec′、Dthiにより構成さ
れる和音の内容は、転回制御データ発生回路17
から出力される各データroot「+」、sec「+」の値
に応じて、指定された調名における主和音、下属
和音、属和音を、更に基本、第1転回、第2転回
に形成した値となり、これらの値が 乱数発生器
18から出力されるランダムな数値データ
Drdm′の内容に応じて、不規則的に出力されこと
となる。
各出力データDroot′、Dsec′、Dthiにより構成さ
れる和音の内容は、転回制御データ発生回路17
から出力される各データroot「+」、sec「+」の値
に応じて、指定された調名における主和音、下属
和音、属和音を、更に基本、第1転回、第2転回
に形成した値となり、これらの値が 乱数発生器
18から出力されるランダムな数値データ
Drdm′の内容に応じて、不規則的に出力されこと
となる。
次いで、転回形和音を構成する各音高データ
Droot′、Dsec′およびDthiは、それぞれオクター
ブ下降用の加算回路19,20,21のA入力に
供給される。
Droot′、Dsec′およびDthiは、それぞれオクター
ブ下降用の加算回路19,20,21のA入力に
供給される。
これらの加算回路19,20,21は、前述の
如く基本形和音を第1転回又は第2転回した場合
に、各和音を構成する音高データに対応する鍵
が、第1図に示す鍵盤において、余り高音部へ移
行し、これにより最高音が鍵盤からはみ出したり
あるいは出題された和音がその音高により見破ら
れることを防止するためのもので、これらの加算
回路における加算動作は、マルチプレクサ22、
比較回路23および減算データ発生回路24によ
つて制御される。
如く基本形和音を第1転回又は第2転回した場合
に、各和音を構成する音高データに対応する鍵
が、第1図に示す鍵盤において、余り高音部へ移
行し、これにより最高音が鍵盤からはみ出したり
あるいは出題された和音がその音高により見破ら
れることを防止するためのもので、これらの加算
回路における加算動作は、マルチプレクサ22、
比較回路23および減算データ発生回路24によ
つて制御される。
マルチプレクサ22は、転回形和音を構成する
各音高データの中で、常に最下音に相当する音高
データを択一的に取出し、これを比較回路23の
B入力へ供給するためのもので、この選択動作は
転回制御データ発生回路17から出力される根音
転回データroot「+」、第2音転回データsec「+」
によつて制御される。
各音高データの中で、常に最下音に相当する音高
データを択一的に取出し、これを比較回路23の
B入力へ供給するためのもので、この選択動作は
転回制御データ発生回路17から出力される根音
転回データroot「+」、第2音転回データsec「+」
によつて制御される。
例えば、第6図に示す如く、基本形和音として
G調の属和音を例に採ると、この属和音を構成す
る音高データは、Droot10、Dsec14、Dthi1
7となる。この場合において、転回形和音の内容
が基本形和音そのものである場合、マルチプレク
サ22においてはA入力が選択される。
G調の属和音を例に採ると、この属和音を構成す
る音高データは、Droot10、Dsec14、Dthi1
7となる。この場合において、転回形和音の内容
が基本形和音そのものである場合、マルチプレク
サ22においてはA入力が選択される。
マルチプレクサ22において、A入力が選択さ
れると、比較回路23のB入力には、転回形和音
の最下音に相当する音高データDroot′10が供給
される。また、比較回路23のA入力には、1オ
クターブに相当する数値データOCT「+」12が
供給されている。この結果、比較回路23におい
ては、OCT「+」12とDroot′10との大小比較
が行なわれ、この結果B>A出力には、“0”が
出力される。そして、この“0”出力に応答し
て、減算データ発生回路24が駆動され、各加算
回路19,20,21のB入力には、減算データ
Ddec0がそれぞれ並列に供給される。
れると、比較回路23のB入力には、転回形和音
の最下音に相当する音高データDroot′10が供給
される。また、比較回路23のA入力には、1オ
クターブに相当する数値データOCT「+」12が
供給されている。この結果、比較回路23におい
ては、OCT「+」12とDroot′10との大小比較
が行なわれ、この結果B>A出力には、“0”が
出力される。そして、この“0”出力に応答し
て、減算データ発生回路24が駆動され、各加算
回路19,20,21のB入力には、減算データ
Ddec0がそれぞれ並列に供給される。
次いで、各加算回路19,20,21において
は、 Droot′10+Ddec0 =Droot″10 Dsec′14+Ddec0 =Dsec″14 Dthi17+Ddec0 =Dthi′17 なる演算がそれぞれ行なわれ、最終的な出題和音
Dcodeの内容は、何等減音処理を施されない基本
形和音そのものとなる。つまり、基本形和音の最
下音が、E3音以上でない限り、基本形和音がそ
のまま出題されることとなる。
は、 Droot′10+Ddec0 =Droot″10 Dsec′14+Ddec0 =Dsec″14 Dthi17+Ddec0 =Dthi′17 なる演算がそれぞれ行なわれ、最終的な出題和音
Dcodeの内容は、何等減音処理を施されない基本
形和音そのものとなる。つまり、基本形和音の最
下音が、E3音以上でない限り、基本形和音がそ
のまま出題されることとなる。
これに対して、同様に基本形和音としてG調の
属和音を例に採り、かつ転回形和音の内容が第1
転回形和音である場合、マルチプレクサ22にお
いてはB入力が選択される。
属和音を例に採り、かつ転回形和音の内容が第1
転回形和音である場合、マルチプレクサ22にお
いてはB入力が選択される。
マルチプレクサ22においてB入力が選択され
ると、比較回路23のB入力には、第1転回形和
音の最下音に相当するデータDsec′が供給される。
そして、この比較回路23内においては、OCT
「+」12とDsec′14との大小比較が行なわれ、
B>A出力は“1”となる。
ると、比較回路23のB入力には、第1転回形和
音の最下音に相当するデータDsec′が供給される。
そして、この比較回路23内においては、OCT
「+」12とDsec′14との大小比較が行なわれ、
B>A出力は“1”となる。
比較回路23のB>A出力が“1”となると、
この“1”出力によつて減算データ発生回路24
が駆動され、これにより各加算回路19,20,
21のB入力には、減算データDdec−12が並
列に供給される。
この“1”出力によつて減算データ発生回路24
が駆動され、これにより各加算回路19,20,
21のB入力には、減算データDdec−12が並
列に供給される。
この結果、各加算回路においては、
Droot′22+Ddec−12
=Droot″10
Dsec′14+Ddec−12
=Dsec″2
Dthi17+Ddec−12
=Dthi′5
なる演算が行なわれ、最終的な出題和音データ
Dcodeの内容は、G調の属和音を第1転回し、更
にこれを第6図に矢印で示す如く1オクターブ減
音した値となる。つまり、転回形和音の内容が第
1転回形和音である場合で、かつその最下音が
E3音を越える場合には、各構成音の値はそれぞ
れ1オクターブ減音処理されるのである。
Dcodeの内容は、G調の属和音を第1転回し、更
にこれを第6図に矢印で示す如く1オクターブ減
音した値となる。つまり、転回形和音の内容が第
1転回形和音である場合で、かつその最下音が
E3音を越える場合には、各構成音の値はそれぞ
れ1オクターブ減音処理されるのである。
また、同様に基本形和音としてG調の属和音を
例に採り、かつ転回形和音の内容が第2転回形和
音である場合には、マルチプレクサ22において
はC入力が選択される。
例に採り、かつ転回形和音の内容が第2転回形和
音である場合には、マルチプレクサ22において
はC入力が選択される。
マルチプレクサ22においてC入力が選択され
ると、比較回路23のB入力には第2転回形和音
の最下音に相当するデータDthi17が供給され
る。このため、比較回路23においては、OCT
「+」12とDthi17との大小比較が行なわれ、
B>A出力の内容は“1”となる。
ると、比較回路23のB入力には第2転回形和音
の最下音に相当するデータDthi17が供給され
る。このため、比較回路23においては、OCT
「+」12とDthi17との大小比較が行なわれ、
B>A出力の内容は“1”となる。
このため、前記第1転回形和音の場合と同様に
して、各構成音はそれぞれ1オクターブ減音処理
され、最終的な出題和音データDcodeの内容は、
G調の属和音を第2転回し、かつ更にこれを1オ
クターブ減音処理した値となる。
して、各構成音はそれぞれ1オクターブ減音処理
され、最終的な出題和音データDcodeの内容は、
G調の属和音を第2転回し、かつ更にこれを1オ
クターブ減音処理した値となる。
このように、最終的な出題和音データDcodeの
内容は、調名選択スイツチSW2〜SW4の選択
内容、乱数発生器12から出力されるランダムな
数値データDrdmの内容、転回制御データ発生回
路17から出力される各転回データroot「+」、
sec「+」および転回形和音の最下音の内容に応じ
て決定され、これにより最終的な出題和音データ
Dcodeの内容は指定された調名における主和音、
下属和音、属和音について、基本形、第1転回
形、第2転回形を求め、更にこれらを必要に応じ
て減音処理した値となるのである。
内容は、調名選択スイツチSW2〜SW4の選択
内容、乱数発生器12から出力されるランダムな
数値データDrdmの内容、転回制御データ発生回
路17から出力される各転回データroot「+」、
sec「+」および転回形和音の最下音の内容に応じ
て決定され、これにより最終的な出題和音データ
Dcodeの内容は指定された調名における主和音、
下属和音、属和音について、基本形、第1転回
形、第2転回形を求め、更にこれらを必要に応じ
て減音処理した値となるのである。
次いで、最終的な出題和音データDcodeは、楽
音形成回路25を介して該当する和音の楽音信号
に変換され、この楽音信号Smusicは発音切替ス
イツチSW5を介して、ヘツドフオン26または
アンプ27へと択一的に供給される。
音形成回路25を介して該当する和音の楽音信号
に変換され、この楽音信号Smusicは発音切替ス
イツチSW5を介して、ヘツドフオン26または
アンプ27へと択一的に供給される。
従つてヘツドフオン26またはスピーカ7から
は、出題和音に相当する楽音が発音され、この発
音された楽音に基づいて、学習者ないし生徒は出
題された和音を認識することができるのである。
そして、この際発音切替スイツチSW5をヘツド
フオン側へ切替て使用すれば、多数のものが同時
に同一の教室内において、異なる和音に基づいて
聴音訓練を行なうことも可能となり、この種聴音
訓練の集団学習的効果を上げることもできる。
は、出題和音に相当する楽音が発音され、この発
音された楽音に基づいて、学習者ないし生徒は出
題された和音を認識することができるのである。
そして、この際発音切替スイツチSW5をヘツド
フオン側へ切替て使用すれば、多数のものが同時
に同一の教室内において、異なる和音に基づいて
聴音訓練を行なうことも可能となり、この種聴音
訓練の集団学習的効果を上げることもできる。
また、最終的な出題和音データDcodeは一致判
別回路27のA入力にも供給されるとともに、加
算回路28のA入力にも供給される。
別回路27のA入力にも供給されるとともに、加
算回路28のA入力にも供給される。
一致判別回路27は、出題和音と鍵盤において
押下された各鍵に対応する和音との一致を判別す
るもので、そのB入力には鍵盤1において押下さ
れた和音に相当する数値データ(以下、これを押
鍵和音データDcode(push)という)が供給され
ている。そして、鍵盤1において押下された和音
と、出題された和音の内容が完全に一致すると、
一致判別回路27のEQ出力は“1”となり、こ
の一致信号Seqlは制御回路10へと供給されると
同時に、鍵盤1から出力されるキーオン信号
Skonも同時に制御回路10へと供給される。
押下された各鍵に対応する和音との一致を判別す
るもので、そのB入力には鍵盤1において押下さ
れた和音に相当する数値データ(以下、これを押
鍵和音データDcode(push)という)が供給され
ている。そして、鍵盤1において押下された和音
と、出題された和音の内容が完全に一致すると、
一致判別回路27のEQ出力は“1”となり、こ
の一致信号Seqlは制御回路10へと供給されると
同時に、鍵盤1から出力されるキーオン信号
Skonも同時に制御回路10へと供給される。
次に、以上説明した和音出題動作を繰り返し行
なわせるための動作および表示器2に正解和音と
採点結果に対応する得点とを切替表示するための
動作に関連付けて制御回路10が行なう回路動作
を第3図を参照しながら説明する。
なわせるための動作および表示器2に正解和音と
採点結果に対応する得点とを切替表示するための
動作に関連付けて制御回路10が行なう回路動作
を第3図を参照しながら説明する。
第3図において、スタートスイツチSW1がオ
ンすると、その出力“1”はオア回路101、遅
延回路102を介して、RSフリツプフロツプ1
03のセツト入力Sへ供給され、そのQ出力が
“1”にセツトされる。RSフリツプフロツプ10
3のQ出力が“1”にセツトされると、これに応
答してアンド回路104,105は共に禁止を解
除される。
ンすると、その出力“1”はオア回路101、遅
延回路102を介して、RSフリツプフロツプ1
03のセツト入力Sへ供給され、そのQ出力が
“1”にセツトされる。RSフリツプフロツプ10
3のQ出力が“1”にセツトされると、これに応
答してアンド回路104,105は共に禁止を解
除される。
また、鍵盤1において、何れかの鍵が押下され
ると、その押下タイミングに応答してキーオン信
号Skonは“0”から“1”へと立上がり、この
立上がりに同期して立上がり微分回路106から
は、微小幅“1”パルスが出力される。
ると、その押下タイミングに応答してキーオン信
号Skonは“0”から“1”へと立上がり、この
立上がりに同期して立上がり微分回路106から
は、微小幅“1”パルスが出力される。
ここで、鍵盤1において、押下された和音と、
出題された和音とが一致すると、アンド回路10
5の入力側においては、所定の論理条件が成立
し、アンド回路105からは“1”パルスが出力
される。
出題された和音とが一致すると、アンド回路10
5の入力側においては、所定の論理条件が成立
し、アンド回路105からは“1”パルスが出力
される。
そして、このアンド回路105から出力される
“1”パルスは得点計算回路107へと供給され
る。
“1”パルスは得点計算回路107へと供給され
る。
得点計算回路107は、出題された和音に対し
て回答を行つた場合、その正解回数あるいは正解
率に対応する数値データを(以下、これを得点デ
ータDscoreと言う)を出力するもので、また、
この得点計算回路107からは、得点がm点以上
になると、得点オバー信号Soverが出力される。
て回答を行つた場合、その正解回数あるいは正解
率に対応する数値データを(以下、これを得点デ
ータDscoreと言う)を出力するもので、また、
この得点計算回路107からは、得点がm点以上
になると、得点オバー信号Soverが出力される。
そして、前記得点データDscoreは第2図に示
す切替回路29のB入力へ供給される。
す切替回路29のB入力へ供給される。
他方、アンド回路105から出力される“1”
パルスは、オア回路108を介して、n進カウン
タ109のリセツト入力に供給され、これをリセ
ツトするとともに、同時にRSフリツプフロツプ
110のリセツト入力Rにも供給され、そのQ出
力を“0”にリセツトする。RSフリツプフロツ
プ110のQ出力(以下、これを切替制御信号
Scosと言う)は、第2図に示す切替回路29の
切替入力SAに供給される。
パルスは、オア回路108を介して、n進カウン
タ109のリセツト入力に供給され、これをリセ
ツトするとともに、同時にRSフリツプフロツプ
110のリセツト入力Rにも供給され、そのQ出
力を“0”にリセツトする。RSフリツプフロツ
プ110のQ出力(以下、これを切替制御信号
Scosと言う)は、第2図に示す切替回路29の
切替入力SAに供給される。
この結果、切替回路29においては切替信号
Scos“0”に応答してB入力が選択され、前記得
点データDscoreは切替回路29のB入力を経由
して表示器2へと供給され、第8図に示す如く表
示器2を構成する数値表示器2aには、得点に相
当する1桁の数値が表示されることとなる。
Scos“0”に応答してB入力が選択され、前記得
点データDscoreは切替回路29のB入力を経由
して表示器2へと供給され、第8図に示す如く表
示器2を構成する数値表示器2aには、得点に相
当する1桁の数値が表示されることとなる。
また、鍵盤1において押下された和音と、出題
された和音とが一致したことに関して、アンド回
路105から“1”パルスが出力されると、この
“1”パルスはオア回路111および遅延回路1
12を介してオア回路101へ供給され、この結
果押下和音と出題和音とが一致すると同時にオア
回路101からは再びラツチ信号Slatchが出力さ
れ、このラツチ信号Slatchに基づいて再び前述し
た和音出題動作が行なわれるのである。
された和音とが一致したことに関して、アンド回
路105から“1”パルスが出力されると、この
“1”パルスはオア回路111および遅延回路1
12を介してオア回路101へ供給され、この結
果押下和音と出題和音とが一致すると同時にオア
回路101からは再びラツチ信号Slatchが出力さ
れ、このラツチ信号Slatchに基づいて再び前述し
た和音出題動作が行なわれるのである。
これに対して、鍵盤1において押下された和音
と、出題された和音とが一致していない場合に
は、アンド回路104の入力側において所定の論
理条件が成立し、アンド回路104から出力され
る“1”パルスによつてn進カウンタ109の計
数値は、押鍵の度に1つずつ歩進することとな
る。そして、その計数値が所定の計数完了値Nに
達すると、そのキヤリーアウト出力によつて前記
RSフリツプフロツプ110のQ出力が“1”に
セツトされる。
と、出題された和音とが一致していない場合に
は、アンド回路104の入力側において所定の論
理条件が成立し、アンド回路104から出力され
る“1”パルスによつてn進カウンタ109の計
数値は、押鍵の度に1つずつ歩進することとな
る。そして、その計数値が所定の計数完了値Nに
達すると、そのキヤリーアウト出力によつて前記
RSフリツプフロツプ110のQ出力が“1”に
セツトされる。
このようにして、切替信号Scosの内容が“1”
となると、第2図に示す切替回路29においては
A入力が選択され、表示器2には加算回路28か
ら出力されるデイスプレイ用和音データDcode
(dpy)に対応して表示が行われる。
となると、第2図に示す切替回路29においては
A入力が選択され、表示器2には加算回路28か
ら出力されるデイスプレイ用和音データDcode
(dpy)に対応して表示が行われる。
ここで、加算回路28は、切替信号Scosの内
容に応じて選択的に加算動作を行なうように構成
されており、切替信号Scosの内容が“1”の状
態に限り、出題和音データDcodeに対して、それ
ぞれ数値9を加算するように構成されている。
容に応じて選択的に加算動作を行なうように構成
されており、切替信号Scosの内容が“1”の状
態に限り、出題和音データDcodeに対して、それ
ぞれ数値9を加算するように構成されている。
この結果、出題された和音に対応して、鍵盤1
における押鍵を繰り返す間に、所定の回数以上一
致しない状態が続くと、表示器2を構成する各数
値表示器2a,2b,2cには、第7図に示す如
く、正解和音に対応する3個の音高データを表す
数値がそれぞれ表示される。
における押鍵を繰り返す間に、所定の回数以上一
致しない状態が続くと、表示器2を構成する各数
値表示器2a,2b,2cには、第7図に示す如
く、正解和音に対応する3個の音高データを表す
数値がそれぞれ表示される。
ここで、各数値表示器2a,2b,2cに表示
される数値は、第1図に示す鍵盤1において、各
対応する鍵の番号に対して、+9を加算した値と
なつている。
される数値は、第1図に示す鍵盤1において、各
対応する鍵の番号に対して、+9を加算した値と
なつている。
このため、仮に、数値1に対応する鍵(すなわ
ち、F2音)が表示された場合にも、数値表示器
2a,2b,2cに表示される数値は、 1+9=10 となつて表示される数値は必ず2桁の数値とな
り、前述の如く、得点を表示させた場合とは、そ
の桁数が異ることによつてこれらの誤認を防止す
ることができる。また、このデータによれば、デ
コーダを通すことにより表示器でアルフアベツト
での鍵名表示も可能となる。
ち、F2音)が表示された場合にも、数値表示器
2a,2b,2cに表示される数値は、 1+9=10 となつて表示される数値は必ず2桁の数値とな
り、前述の如く、得点を表示させた場合とは、そ
の桁数が異ることによつてこれらの誤認を防止す
ることができる。また、このデータによれば、デ
コーダを通すことにより表示器でアルフアベツト
での鍵名表示も可能となる。
一方、前述の如くn進カウンタ109からキヤ
リーアウト出力が発せられると、このキヤリーア
ウト出力はオア回路111、遅延回路112を介
してオア回路101の入力側に供給され、この結
果前述したようにn回以上の押鍵に際して正解が
得られなかつた場合には、再びラツチ信号Slatch
が出力されて、新たな別の和音の出題が行われる
のである。
リーアウト出力が発せられると、このキヤリーア
ウト出力はオア回路111、遅延回路112を介
してオア回路101の入力側に供給され、この結
果前述したようにn回以上の押鍵に際して正解が
得られなかつた場合には、再びラツチ信号Slatch
が出力されて、新たな別の和音の出題が行われる
のである。
以上の動作を繰り返すうちに、得点計算回路1
07において計算された得点が、予め設定された
m点以上に達すると、得点オーバー信号Sover
“1”が出力され、この得点オーバー信号Sover
はオア回路113を介してRSフリツプフロツプ
103のリセツト入力Rに供給され、そのQ出力
は“0”にリセツトされる。この結果、アンド回
路104,105は再び禁止されることとなり、
出題および回答動作は終了することとなる。
07において計算された得点が、予め設定された
m点以上に達すると、得点オーバー信号Sover
“1”が出力され、この得点オーバー信号Sover
はオア回路113を介してRSフリツプフロツプ
103のリセツト入力Rに供給され、そのQ出力
は“0”にリセツトされる。この結果、アンド回
路104,105は再び禁止されることとなり、
出題および回答動作は終了することとなる。
かくして、この実施例に示される電子楽器によ
れば、第1図に示す電源キー5を操作した後、調
名選択キー3a〜3cの何れか1つを操作して、
出題和音の調名を設定し、次いで、スタートキー
4を操作すると、発音切替スイツチ6の切替設定
状態に応じて、スピーカまたはヘツドフオンを介
して何らかの和音に相当する楽音が発音されるこ
とになる。この際に発音切替スイツチ6をヘツド
フオン側に切替設定しておけば、同一の教室内に
おいて複数の生徒に対してそれぞれ別々の和音を
出題させることができる。
れば、第1図に示す電源キー5を操作した後、調
名選択キー3a〜3cの何れか1つを操作して、
出題和音の調名を設定し、次いで、スタートキー
4を操作すると、発音切替スイツチ6の切替設定
状態に応じて、スピーカまたはヘツドフオンを介
して何らかの和音に相当する楽音が発音されるこ
とになる。この際に発音切替スイツチ6をヘツド
フオン側に切替設定しておけば、同一の教室内に
おいて複数の生徒に対してそれぞれ別々の和音を
出題させることができる。
次いで、出題される楽音に対応して、鍵盤1に
おける鍵1aの何れかを同時に操作すれば、押鍵
された和音と、出題された和音とが一致した場合
に限り、数値表示器2aには第8図に示す如く採
点結果に対応した得点が表示され、他方出題され
た和音に対して所定の回数を越えて正解に相当す
る押鍵が行われない場合には、第7図に示す如
く、各数値表示器2a〜2cには正解和音にを構
成する各音高データに対応する数値が、それぞれ
表示される。また、この際、表示される数値デー
タは、鍵盤1における該当する鍵の数値よりも+
9だけ加算された値となるため、第7図と第8図
とを比較して明らかなように、正解和音を表示さ
せた場合には必ず2桁の数値となるのに対して、
得点を表示させた場合には必ず1桁の数値とな
り、これにより正解和音と得点との表示を見誤る
ことも確実に防止されることとなる。
おける鍵1aの何れかを同時に操作すれば、押鍵
された和音と、出題された和音とが一致した場合
に限り、数値表示器2aには第8図に示す如く採
点結果に対応した得点が表示され、他方出題され
た和音に対して所定の回数を越えて正解に相当す
る押鍵が行われない場合には、第7図に示す如
く、各数値表示器2a〜2cには正解和音にを構
成する各音高データに対応する数値が、それぞれ
表示される。また、この際、表示される数値デー
タは、鍵盤1における該当する鍵の数値よりも+
9だけ加算された値となるため、第7図と第8図
とを比較して明らかなように、正解和音を表示さ
せた場合には必ず2桁の数値となるのに対して、
得点を表示させた場合には必ず1桁の数値とな
り、これにより正解和音と得点との表示を見誤る
ことも確実に防止されることとなる。
また、この実施例においては、調名選択キー3
a〜3cの操作によつて、出題される和音の調名
を生徒自身が選択することができるため、和声学
の学習を行なう場合のように、各調名における和
音を聞き分ける練習には極めて好適なものとな
る。
a〜3cの操作によつて、出題される和音の調名
を生徒自身が選択することができるため、和声学
の学習を行なう場合のように、各調名における和
音を聞き分ける練習には極めて好適なものとな
る。
また、この実施例においては、上述の如く調名
についてだけではマニユアルで設定を行なうよう
に構成しつつも、当該調名における和音の種類に
ついては、乱数発生器12,18からそれぞれ出
力されるランダムな数値データDrdm,Drdm′に
基づいて、ランダムに設定されるように構成した
ため、従来のこの種和音出題装置のように、和音
の出題傾向を生徒側において記憶してしまうこと
による学習効果の低下を防止することも可能とな
る。
についてだけではマニユアルで設定を行なうよう
に構成しつつも、当該調名における和音の種類に
ついては、乱数発生器12,18からそれぞれ出
力されるランダムな数値データDrdm,Drdm′に
基づいて、ランダムに設定されるように構成した
ため、従来のこの種和音出題装置のように、和音
の出題傾向を生徒側において記憶してしまうこと
による学習効果の低下を防止することも可能とな
る。
また、この実施例においては、和音の調名につ
いてはマニユアルで指定しつつも、その調名にお
ける主和音、下属和音、属和音の選択については
乱数発生器12から出力されるランダムな数値デ
ータDrdmによつて、ランダムに選択するように
構成し、更に各和音の基本形、第1転回形、第2
転回形については、乱数発生器18から出力され
るランダムな数値データDrdm′に基づいてランダ
ムに選択し得るように構成したため、出題される
和音の種類は、指定された調名における主和音、
下属和音、属和音について、それぞれ基本形、第
1転回形、第2転回形の何れかとなり、出題され
る和音の種類を著しく豊富にすることができる。
いてはマニユアルで指定しつつも、その調名にお
ける主和音、下属和音、属和音の選択については
乱数発生器12から出力されるランダムな数値デ
ータDrdmによつて、ランダムに選択するように
構成し、更に各和音の基本形、第1転回形、第2
転回形については、乱数発生器18から出力され
るランダムな数値データDrdm′に基づいてランダ
ムに選択し得るように構成したため、出題される
和音の種類は、指定された調名における主和音、
下属和音、属和音について、それぞれ基本形、第
1転回形、第2転回形の何れかとなり、出題され
る和音の種類を著しく豊富にすることができる。
また、この実施例においては、マルチプレクサ
22を介して、各転回後の和音の最下音を検出
し、その音高がE3音を越える場合には、当該和
音の各構成を一律に1オクターブ低下させるよう
に構成したため、出題された和音を構成する各鍵
は、第1図に示す鍵盤1上において、略同一の狭
い範囲内に存在することとなり、これにより出題
される和音に対応した楽音が高低することによつ
て、出題される和音の転回形を見破られることを
未然に防止することもできる。
22を介して、各転回後の和音の最下音を検出
し、その音高がE3音を越える場合には、当該和
音の各構成を一律に1オクターブ低下させるよう
に構成したため、出題された和音を構成する各鍵
は、第1図に示す鍵盤1上において、略同一の狭
い範囲内に存在することとなり、これにより出題
される和音に対応した楽音が高低することによつ
て、出題される和音の転回形を見破られることを
未然に防止することもできる。
なお、前記実施例においては、出題される和音
の調名についてはマニユアルで設定するようにし
たが、調名データDchomeの選択についても、第
2図に破線で示すように別途乱数発生器の出力に
よつて選択するようにすれば、一層豊富な和音を
出題することができることは勿論であり、また必
要に応じて基本形和音を直接に楽音形成回路2
5、一致判別回路27、加算回路28へ供給する
ようにすれば、いわゆる初心者用の装置を構成す
ることができる。更に、この実施例においては、
聴音訓練専用の機能を持つた電子楽器として構成
されたため、鍵盤1に対応する楽音発生系を備え
ていないが、鍵盤1から出力されるデータDcode
(push)を別途設けた楽音形成回路に供給し、教
習的な機能と、通常の電子楽器としての機能とを
所定の切替スイツチによつて切替えるように構成
すれば、通常の電子楽器としての機能と併用でき
ることは勿論である。
の調名についてはマニユアルで設定するようにし
たが、調名データDchomeの選択についても、第
2図に破線で示すように別途乱数発生器の出力に
よつて選択するようにすれば、一層豊富な和音を
出題することができることは勿論であり、また必
要に応じて基本形和音を直接に楽音形成回路2
5、一致判別回路27、加算回路28へ供給する
ようにすれば、いわゆる初心者用の装置を構成す
ることができる。更に、この実施例においては、
聴音訓練専用の機能を持つた電子楽器として構成
されたため、鍵盤1に対応する楽音発生系を備え
ていないが、鍵盤1から出力されるデータDcode
(push)を別途設けた楽音形成回路に供給し、教
習的な機能と、通常の電子楽器としての機能とを
所定の切替スイツチによつて切替えるように構成
すれば、通常の電子楽器としての機能と併用でき
ることは勿論である。
以上の実施例の説明でも明らかなように、この
発明に係わる電子楽器においては、複数種の出題
和音データの中から、その1つをランダムに発生
する出題和音データ発生手段と; 前記出題和音データ発生手段から出力される出
題和音データが常に所定鍵域に属するようにオク
ターブデータを減算するオクターブデータ演算手
段と; 鍵盤における各押下鍵に対応する押鍵和音デー
タを出力する押鍵和音発生手段と; 前記オクターブ演算手段においてオクターブ演
算された前記出題和音データと、前記押鍵和音発
生手段から出力される押鍵和音データとの一致を
判別する一致判別手段と; 前記一致判別手段の一致出力に基いて、前記出
題和音データ発生手段に対して、新たな出題和音
データの発生を指示する和音出題制御手段と; 前記オクターブ演算手段においてオクターブ演
算された前記出題和音データに対応する楽音を形
成する楽音形成手段とを具備したものであるか
ら、複数種の出題和音データの中からその1つを
ランダムに発生して出題動作を行ない、かつそれ
に対する回答を各生徒に行なわせ、その回答に対
する採点結果を介してこの種の聴音訓練を効果的
に独習させることができるとともに、長期の使用
にわたつても出題傾向が不規則であり、かつ、出
題和音が常に所定の範囲に存在し、出題和音に対
応した楽音が高低することによつて和音の転回形
を見破られることもないので、教習効果を長期間
にわたつて継続的に維持することが可能となる。
さらに、出題和音が常に所定の範囲に存在するの
で、広い領域を必要とせず、著しく鍵盤部が簡略
化できる。
発明に係わる電子楽器においては、複数種の出題
和音データの中から、その1つをランダムに発生
する出題和音データ発生手段と; 前記出題和音データ発生手段から出力される出
題和音データが常に所定鍵域に属するようにオク
ターブデータを減算するオクターブデータ演算手
段と; 鍵盤における各押下鍵に対応する押鍵和音デー
タを出力する押鍵和音発生手段と; 前記オクターブ演算手段においてオクターブ演
算された前記出題和音データと、前記押鍵和音発
生手段から出力される押鍵和音データとの一致を
判別する一致判別手段と; 前記一致判別手段の一致出力に基いて、前記出
題和音データ発生手段に対して、新たな出題和音
データの発生を指示する和音出題制御手段と; 前記オクターブ演算手段においてオクターブ演
算された前記出題和音データに対応する楽音を形
成する楽音形成手段とを具備したものであるか
ら、複数種の出題和音データの中からその1つを
ランダムに発生して出題動作を行ない、かつそれ
に対する回答を各生徒に行なわせ、その回答に対
する採点結果を介してこの種の聴音訓練を効果的
に独習させることができるとともに、長期の使用
にわたつても出題傾向が不規則であり、かつ、出
題和音が常に所定の範囲に存在し、出題和音に対
応した楽音が高低することによつて和音の転回形
を見破られることもないので、教習効果を長期間
にわたつて継続的に維持することが可能となる。
さらに、出題和音が常に所定の範囲に存在するの
で、広い領域を必要とせず、著しく鍵盤部が簡略
化できる。
第1図は、この考案に係わる電子楽器の操作部
の構成を示す正面図、第2図は同電子楽器の電気
的な構成を示すブロツク図、第3図は第2図に示
される制御回路の詳細を示すブロツク図、第4図
は各調名における主音、下属音、属音の値および
各音に対応する鍵盤上の数値( )との関係を示
す図、第5図は指定された調名における主音、下
属音および属音をそれぞれ根音とした場合におけ
る+3度音、+5度音の値を示すとともに、各音
に対応する鍵盤上の数値( )との関係を示す
図、第6図は各調名における主和音、下属和音、
属和音をそれぞれ基本形とした場合における、第
1転回形および第2転回形の値、これらの実際に
出題される形および各和音に対応する鍵盤上の数
値との関係を示す図、第7図は3個の数値表示器
にそれぞれ正解和音を構成する鍵盤に対応する数
値を表示した状態を示す図、第8図は3個の数値
表示器に採点結果に対応する得点を表示させた状
態を示す図である。 1……鍵盤、1a……鍵、2……表示器、2
a,2b,2c……数値表示器、3a,3b,3
c……調名選択キー、4……スタートキー、5…
…電源キー、6……発音切替レバー、7……スピ
ーカ、8……調名指定データ発生回路、9,1
3,14,15,16,19,20,21,28
……加算回路、10……制御回路、11……根音
指定データ発生回路、12,18……乱数発生
器、17……転回制御データ発生回路、22……
マルチプレクサ、23……比較回路、24……減
算データ発生回路、25……楽音形成回路、26
……ヘツドフオン、27……アンプ、107……
得点計算回路、109……n進カウンタ、
Dchome……調名データ、Drdm……ランダム数
値データ、chome(+)……根音指定データ、
Droot……根音データ、root「+3」……第2音
指定データ、root「+5」……第3音指定データ、
Dsec……第2音データ、Dthi……第3音データ、
root「+」……根音転回データ、sec「+」……第
2音転回データ、thi「+」……第3音転回デー
タ、Drdm′……ランダム数値データ、Droot′……
転回根音データ、Dsec′……転回第2音データ、
OCT「+」……オクターブ指定データ、Ddec…
…減算データ、Droot″……最終根音データ、
Dsec″……最終第2音データ、Dcode……出題和
音データ、Dcode(push)……押鍵和音データ、
Dscore……得点データ、Dcode(dpy)……表示
用出題和音データ、SW1……スタートスイツ
チ、SW2〜SW3……調名選択スイツチ、SW5
……発音切替スイツチ、Slatch……ラツチ信号、
Smusic……楽音信号、Skon……キーオン信号、
Seql……一致信号、Sover……得点オーバー信
号、Scos……切替信号。
の構成を示す正面図、第2図は同電子楽器の電気
的な構成を示すブロツク図、第3図は第2図に示
される制御回路の詳細を示すブロツク図、第4図
は各調名における主音、下属音、属音の値および
各音に対応する鍵盤上の数値( )との関係を示
す図、第5図は指定された調名における主音、下
属音および属音をそれぞれ根音とした場合におけ
る+3度音、+5度音の値を示すとともに、各音
に対応する鍵盤上の数値( )との関係を示す
図、第6図は各調名における主和音、下属和音、
属和音をそれぞれ基本形とした場合における、第
1転回形および第2転回形の値、これらの実際に
出題される形および各和音に対応する鍵盤上の数
値との関係を示す図、第7図は3個の数値表示器
にそれぞれ正解和音を構成する鍵盤に対応する数
値を表示した状態を示す図、第8図は3個の数値
表示器に採点結果に対応する得点を表示させた状
態を示す図である。 1……鍵盤、1a……鍵、2……表示器、2
a,2b,2c……数値表示器、3a,3b,3
c……調名選択キー、4……スタートキー、5…
…電源キー、6……発音切替レバー、7……スピ
ーカ、8……調名指定データ発生回路、9,1
3,14,15,16,19,20,21,28
……加算回路、10……制御回路、11……根音
指定データ発生回路、12,18……乱数発生
器、17……転回制御データ発生回路、22……
マルチプレクサ、23……比較回路、24……減
算データ発生回路、25……楽音形成回路、26
……ヘツドフオン、27……アンプ、107……
得点計算回路、109……n進カウンタ、
Dchome……調名データ、Drdm……ランダム数
値データ、chome(+)……根音指定データ、
Droot……根音データ、root「+3」……第2音
指定データ、root「+5」……第3音指定データ、
Dsec……第2音データ、Dthi……第3音データ、
root「+」……根音転回データ、sec「+」……第
2音転回データ、thi「+」……第3音転回デー
タ、Drdm′……ランダム数値データ、Droot′……
転回根音データ、Dsec′……転回第2音データ、
OCT「+」……オクターブ指定データ、Ddec…
…減算データ、Droot″……最終根音データ、
Dsec″……最終第2音データ、Dcode……出題和
音データ、Dcode(push)……押鍵和音データ、
Dscore……得点データ、Dcode(dpy)……表示
用出題和音データ、SW1……スタートスイツ
チ、SW2〜SW3……調名選択スイツチ、SW5
……発音切替スイツチ、Slatch……ラツチ信号、
Smusic……楽音信号、Skon……キーオン信号、
Seql……一致信号、Sover……得点オーバー信
号、Scos……切替信号。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 複数種の出題和音データの中から、その1つ
をランダムに発生する出題和音データ発生手段
と; 前記出題和音データ発生手段から出力される
出題和音データが常に所定鍵域に属するように
オクターブデータを減算するオクターブ演算手
段と; 鍵盤における各押下鍵に対応する押鍵和音デ
ータを出力する押鍵和音発生手段と; 前記オクターブ演算手段においてオクターブ
演算された前記出題和音データと、前記押鍵和
音発生手段から出力される押鍵和音データとの
一致を判別する一致判別手段と; 前記一致判別手段の一致出力に基いて、前記
出題和音データ発生手段に対して、新たな出題
和音データの発生を指示する和音出題制御手段
と; 前記オクターブ演算手段においてオクターブ
演算された前記出題和音データに対応する楽音
を形成する楽音形成手段とを具備することを特
徴とする電子楽器。 (2) 前記複数種の出題和音データは、少なくとも
各調名における主和音、下属和音、属和音デー
タにより構成されていることを特徴とする実用
新案登録請求の範囲第1項に記載の電子楽器。 (3) 前記複数種の出題和音データは、各調名にお
ける主和音、下属和音および属和音について、
その基本形と転回形とにより構成されているこ
とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
記載の電子楽器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981167210U JPS5871797U (ja) | 1981-11-10 | 1981-11-10 | 電子楽器 |
US06/439,290 US4781099A (en) | 1981-11-10 | 1982-11-04 | Musical quiz apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981167210U JPS5871797U (ja) | 1981-11-10 | 1981-11-10 | 電子楽器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5871797U JPS5871797U (ja) | 1983-05-16 |
JPH043355Y2 true JPH043355Y2 (ja) | 1992-02-03 |
Family
ID=15845459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981167210U Granted JPS5871797U (ja) | 1981-11-10 | 1981-11-10 | 電子楽器 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4781099A (ja) |
JP (1) | JPS5871797U (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US6215057B1 (en) * | 1998-05-14 | 2001-04-10 | Dorly Oren-Chazon | Sound generating educational musical toy and teaching device |
US7309829B1 (en) | 1998-05-15 | 2007-12-18 | Ludwig Lester F | Layered signal processing for individual and group output of multi-channel electronic musical instruments |
US20050120870A1 (en) * | 1998-05-15 | 2005-06-09 | Ludwig Lester F. | Envelope-controlled dynamic layering of audio signal processing and synthesis for music applications |
US6689947B2 (en) * | 1998-05-15 | 2004-02-10 | Lester Frank Ludwig | Real-time floor controller for control of music, signal processing, mixing, video, lighting, and other systems |
US6610917B2 (en) | 1998-05-15 | 2003-08-26 | Lester F. Ludwig | Activity indication, external source, and processing loop provisions for driven vibrating-element environments |
US6414229B1 (en) * | 2000-12-14 | 2002-07-02 | Samgo Innovations Inc. | Portable electronic ear-training apparatus and method therefor |
US6716031B2 (en) * | 2001-06-20 | 2004-04-06 | Leapfrog Enterprises, Inc. | Interactive learning apparatus responsive to striking |
US7174510B2 (en) | 2001-10-20 | 2007-02-06 | Hal Christopher Salter | Interactive game providing instruction in musical notation and in learning an instrument |
US20040137984A1 (en) * | 2003-01-09 | 2004-07-15 | Salter Hal C. | Interactive gamepad device and game providing means of learning musical pieces and songs |
US6755713B1 (en) | 2003-05-08 | 2004-06-29 | Mattel | Toy with correlated audible and visual outputs |
JP4797523B2 (ja) * | 2005-09-12 | 2011-10-19 | ヤマハ株式会社 | 合奏システム |
US7161080B1 (en) * | 2005-09-13 | 2007-01-09 | Barnett William J | Musical instrument for easy accompaniment |
JP4692189B2 (ja) * | 2005-09-28 | 2011-06-01 | ヤマハ株式会社 | 合奏システム |
JP4752425B2 (ja) * | 2005-09-28 | 2011-08-17 | ヤマハ株式会社 | 合奏システム |
US8003874B2 (en) * | 2006-07-03 | 2011-08-23 | Plato Corp. | Portable chord output device, computer program and recording medium |
US8169414B2 (en) | 2008-07-12 | 2012-05-01 | Lim Seung E | Control of electronic games via finger angle using a high dimensional touchpad (HDTP) touch user interface |
US8170346B2 (en) | 2009-03-14 | 2012-05-01 | Ludwig Lester F | High-performance closed-form single-scan calculation of oblong-shape rotation angles from binary images of arbitrary size using running sums |
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US9881515B2 (en) | 2011-04-20 | 2018-01-30 | Sylvain Jean-Pierre Daniel Moreno | Cognitive training system and method |
US9950256B2 (en) | 2010-08-05 | 2018-04-24 | Nri R&D Patent Licensing, Llc | High-dimensional touchpad game controller with multiple usage and networking modalities |
USD760837S1 (en) * | 2015-06-10 | 2016-07-05 | Schnell Architektur Ag | Teaching aid |
JP6861933B2 (ja) * | 2018-03-31 | 2021-04-21 | 誠 木部 | 音あてクイズシステム、プログラム及びプログラムを記録した記録媒体 |
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---|---|---|---|---|
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JPS56133783A (en) * | 1980-03-24 | 1981-10-20 | Hitachi Ltd | Acoustic trainer |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US4306481A (en) * | 1977-06-08 | 1981-12-22 | Marmon Company | Dynamic one finger chording system |
GB2035664A (en) * | 1978-11-10 | 1980-06-18 | Thompson R | Music teaching apparatus |
US4416182A (en) * | 1981-09-24 | 1983-11-22 | Allen Organ Company | Keyboard instrument teaching device |
-
1981
- 1981-11-10 JP JP1981167210U patent/JPS5871797U/ja active Granted
-
1982
- 1982-11-04 US US06/439,290 patent/US4781099A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5617379A (en) * | 1979-07-20 | 1981-02-19 | Casio Computer Co Ltd | Aural education unit |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5871797U (ja) | 1983-05-16 |
US4781099A (en) | 1988-11-01 |
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