JPH0215293A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPH0215293A
JPH0215293A JP1130146A JP13014689A JPH0215293A JP H0215293 A JPH0215293 A JP H0215293A JP 1130146 A JP1130146 A JP 1130146A JP 13014689 A JP13014689 A JP 13014689A JP H0215293 A JPH0215293 A JP H0215293A
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play
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Akira Nakada
中田 皓
Eisaku Okamoto
岡本 栄作
Kiyoshi Yoshida
清 吉田
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、鍵盤部における演奏状態を判断して、演奏
練習の独習を効果的に実行させることができる電子楽器
に関する。
[従来の技術] 鍵盤楽器を演奏練習するには、生徒が楽譜に対応して鍵
操作を行い、これを繰り返して楽譜に表現された内容を
忠実に再現するもので、その演奏内容の判断は、先生が
その演奏内容を聴取して行う。すなわち、先生は生徒の
演奏を聴取しながらその誤りを指摘し、正確な押鍵操作
と共に音楽感覚的に良好とされるように指導している。
したがって、このような教習手段は、先生と生徒とが1
=1の個別教習となり、非常に効果的なものとなるもの
であるが、1人の先生に対して多数の生徒が存在する集
団的な教習を行うことは、非常に困難である。
また、先生自身も生徒の演奏技術を判断し採点する際に
、演奏の誤り発生状態を数字的に客観性をもってとらえ
ることが困難であり、主観のみによって演奏練習進行状
態を判断しなければならない。したがって、演奏練習の
指導方向も、先生の主観的判断にたよらなければならず
、常に適切な指導を行うことが困難である。
[発明が解決しようとする課題] この発明は上記のような点に鑑みなされたもので、鍵盤
楽器を演奏するに際して、その演奏練習内容、特に正確
に演奏しているか否かを逐次的に監視することができ、
演奏練習をする生徒自身に誤りの発生状態を、特にその
誤りが発生した時点において指摘することができ、独習
的な鍵盤演奏練習が効率的に実行できるようにする電子
楽器を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] この発明に係る電子楽器にあっては、演奏する練習曲に
対応する演奏情報を記憶装置に記憶設定すると共に、演
奏練習の進行に伴いこの演奏情報を順次読み出し、生徒
が演奏練習している鍵盤からの演奏情報と逐次比較し、
その正誤判断結果を、演奏情報のイベント数との割合で
表示するようにしている。
[作用] このように構成される電子楽器にあっては、記憶装置か
らの演奏情報が順次読み出されると共に、これに対応し
て生徒が鍵盤部で演奏練習をするようになる。そして、
記憶装置から順次読み出される演奏情報と、鍵盤部で発
生された演奏情報とが、逐次比較されて、その正誤判定
が行われ、その判定結果が計数されるようになる。また
同時に演奏情報のイベント数が計数され、このイベント
数と正誤判断結果に基いて、演奏の進行に逐次対応して
、例えば正解率か算出されるようになるもので、生徒は
演奏途中の状態において、演奏内容の正誤状態か表示さ
れ、効果的な独習練習が行われるようになる。
[実施例] 以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。
第1図は概略的な構成を示すもので、RAM等でなる記
憶装置11には、練習しようとする演奏曲を表現する演
奏情報か書き込み設定される。
この記憶装置11に書き込む演奏情報は、例えば楽譜1
2上に形成された磁気記録部12aに記録されているも
ので、この楽譜12を例えば楽器譜面立てに設定するこ
とによって、この譜面立てに付属されている読み取り装
置13によって読み取られるようにする。そして、この
読み取り装置によって読み取られた演奏情報が、記憶装
置11に書き込まれるようになる。
この記憶装置11には、例えば楽譜12に記載された楽
器(音符または休符)を、その順序にしたがって楽符長
情報と共にアドレス順序に書き込み設定されているもの
で、読み出し回路14においてその各楽器に対応する楽
器情報(音符情報すなわち音高情報と符長情報、または
休符情報:音高情報のない音符情18)を、順次にアド
レス指定して読み出すようにする。この場合、この読み
出し回路14には、後述する自動リズム発生等のために
使用されるテンポ発振器15からのテンポクロツタ信号
を供給し、符長情報に対応した時間間隔を計AIIJし
て、音高情報を音祠長に対応する時間経過毎に順次読み
出すようにしている。そして、この読み出し回路14で
読み出された音高情報は、順次にデータラッチ回路16
においてラッチ記憶される。
一方、演奏練習する生徒は、鍵盤17において鍵の操作
をする。この鍵盤17からは、鍵の操作に対応してその
タイミング情報および操作錠音高を表現する音高情報並
びに符長情報を含む演奏情報が発生され、この演奏情報
は、楽音形成回路1Bにおいて、鍵の演奏操作による演
奏情報に基づき、適宜楽音形成された楽音信号とされる
。この楽音信号は、増幅器19で適宜増幅してスピーカ
20に導き、演奏音として発音される。
鍵盤17からの鍵操作に伴う演奏情報は、前記データラ
ッチ回路16のラッチ符長情報と共に、正押鍵判断回路
21に供給し、画情報を対比する。そして、データラッ
チ回路16にラッチ記憶された楽符情報(音高情報)に
対応する鍵が、鍵盤17において正解に操作されたと判
断されたときには正押鍵信号を発生する。この信号は、
採点回路22に供給される。
この採点回路22には、母数カウンタ23からの母数情
報も供給される。この母数カウンタ23は、例えばデー
タラッチ回路16からの情報によって、順次読み出され
る楽器情報の数、すなわち演奏情報のイベント数を計数
するもので、採点回路22では正解押鍵数と母数カウン
タ23のイベント数の計数値との関係から、正解率等の
点数を算出し、表示回路24で採点表示させるようにす
る。
一方、テンポ発振器15からのテンポクロック信号は、
自動リズム発生装置25に供給される。この自動リズム
発生装置25は、供給されたテンポクロック信号を計数
するカウンタを備え、そのバイナリ計数値情報を適宜組
み合わせて、各種リズムパターン信号を形成するもので
、選択指定されたリズムパターン信号に基づくリズム音
源信号を発生する。このリズム音源信号は前記増幅器1
9に供給し、スピーカ20から自動リスム演奏音が得ら
れるようにする。この場合、自動リスム発生装置25は
、読み出し回路14部からのスタート指令に対応して駆
動制御されるようにしている。
第2図は第1図で鎖線で囲んで示した記憶情報の読み出
し制御部を取り出して詳細に示したもので、記憶装置1
1はアドレスカウンタ26からのアドレス情報に対応し
て、記憶情報が読み出される。
この記憶装置11に記憶される情報のフォーマットは、
例えば第3図で示すように、音高を表現するuk(上鍵
盤)情報、およびその楽器長を表現する符長(LENG
TH)情報の組み合わせで、順次直列的にアドレス配置
されている。
具体的には、先頭の楽器に対応する情報ruk(1)」
の次ぎに、その符長情報rL■GTII (1)Jが設
定され、これに続いて次ぎの楽器に対応するr u k
 (2) J  「LENGTH(2)J −・・が直
列的に連続するもので、アドレスカウンタ26のアドレ
ス変換に対応して、その各情報が順次に読み出されるよ
うになる。そして、最後に演奏曲の終了を示す終了(F
INISH)情報が設定されている。
この場合、uk情報はこれを判別させるu Icマクと
、音高を表現するキーコードとからなり、符長情報は符
長マークと、その長さを表現する数値情報とからなる。
そして、符長情報が休符の場合には、上記キーコードは
オールrOJで表現されている。
アドレスカウンタ26からのアドレス指定に対応して記
憶装置11から読み出された情報は、ラッチ回路27お
よび28に供給される。このラッチ回路27および28
は、それぞれukマーク検出回路29および符長マーク
検出回路30からのマーク検出信号によってラッチ指令
の与えられるもので、それぞれマーク検出回路29およ
び30にあっては、記憶装置11からの読み出し情報の
中から、ukマークおよび符長マークを検出する。そし
て、ラッチ回路27にあっては、音高を示すキーコード
が、ラッチ回路28には符長を示す数値情報が、それぞ
れラッチ記憶されるようにしている。u kマーク検出
回路29からの検出信号は、さらにアンド回路31およ
びワ ンショット 路32からの出力信号は、テンポクロック信号T e 
l。
(例えばTCL=4分音符×12)で駆動されるデイレ
ードフリップフロップからなる遅延回路33を介して、
ukマーク読み出しに対応した、キーオフ信号AΔ1と
して取り出すようにする。また、アンド回路31には、
さらに記憶装置11からの読み出しキーコードがオール
「0」とならないキーコードの存在を検知するオフ回路
34からの出力信号を供給し、アンド回路31から休止
符を除く音符の存在に対応する信号が発生されるように
する。そして、この信号はワンショット回路35に供給
し、この回路35からのワンショッ!・パルス信号出力
を、信号TCLで駆動される遅延回路36を介してキー
オン信号AΔ2として取り出す。
ラッチ回路28のラッチ記憶情報は、比較回路37でテ
ンポクロック信号TCLを計数する符長カウンタ38の
計数値と比較する。この符長カウンタ38は、符長マー
ク検出回路30からの検出信号によって、符長情報読み
出し毎にリセット設定されるものであり、したがって記
憶装置11から符長情報が読み出されてから、その符長
情報に対応する時間の経過時に、カウンタ38の計数値
と、ラッチ回路28の記憶情報とが一致して、比較回路
37からイコール情報EQが発生されるようになる。
この比較回路37からのイコール信号EQは、微分回路
39で微分してオア回路40に供給し、アドレス制御用
のフリップフロップ回路41にセット指令を与える。こ
のフリップフロップ回路41は、前記?〕長マーク検出
回路30からの検出信号によってリセットされるもので
、そのセラ!・時にアンド回路42に対してゲート信号
を与え、クロック信号Φをアドレスカウンタ26に計数
歩進信号として供給するようにしている。
また、この電子楽器にあっては、スタート信号を発生す
るスタートスイッチ43を備える。このスタートスイッ
チ43は、自己復帰型に構成されるもので、その操作さ
れた状態で「1」の信号を発生し、この信号に対応して
微分回路44からスタートパルス信号が発生される。こ
の微分回路からの出力パルス信号は、適宜初期設定用の
スタート信号5TAI77として用いられるもので、オ
ア回路40を介してフリップフロップ回路41にセット
指令として供給され、さらに他のフリップフロップ回路
45をリセットする。このフリップフロップ回路45は
、そのセット状態で微分回路44からの信号と共にオア
回路46に信号を与え、このオア回路46からの出力信
号は、アドレスカウンタ2Gにリセット指令として供給
する。
また、フリップフロップ回路45は、リセット状態で自
動リズム発生装置25に対して、リズムスタト指令を与
え、自動リズム演奏の実行を指示する。このフリップフ
ロップ回路45は、終了コード検出回路47からの検出
信号によってセットされるもので、この検出回路47は
記憶装置11からの読み出し情報から、終了(PINI
SI−1)情報の読み出しを検知する。
すなわち、スターI・スイッチ43の投入によって、ス
タート指令が与えられると、微分回路44からの微分パ
ルス信号によってフリップフロップ回路41がセットさ
れ、またフリップフロップ回路45がリセットされる。
さらにオア回路46からの出力信号によって、アドレス
カウンタ2Gのりセットを確認し、このアドレスカウン
タ26を初期設定する。
フリップフロップ回路41がセットされることによって
、アンド回路42にゲート信号が与えられ、アドレスカ
ウンタ2BはクロックΦで計数歩進され、記憶装置11
の先頭番地から、記憶情報が順次読み出されるようにな
る。
すなわぢ、第3図に示した先頭番地のu k情報rul
c(1)Jが読み出され、ukマーク検出回路29から
の検出信号に対応して、ラッチ回路27にそのキーコー
ドがラッチ記憶されるようになる。そして、これに続く
符長情報rLENGTIl (L)Jは、符長マーク検
出回路30からのマーク検出信号に対応して、ラッチ回
路28にラッチ記憶される。
符長マーク検出回路30から符長マーク検出信号が発生
されると、上記のように符長情報をラッチ記憶させるよ
うになると共に、符長カウンタ38をリセット指令、こ
れを初期設定する。また同時にフリップフロップ回路4
1をリセットして、1つの音杓に対応するu k情報、
符長情報を読み出した状態で、アドレスカウンタ26の
歩進を停止し、記憶装置11からの読み出しを停止する
このようにして先頭のu Ic情報が読み出された後、
その符長情報に対応する時間が経過すると、符長カウン
タ38の計数値が、ラッチ回路28で記憶した情報と一
致し、比較回路37からイコール信号EQが発生され、
フリップフロップ回路41をセットする。そして、アン
ド回路42にゲーI・信号を与えるようになる。したが
って、アドレスカウンタ26は、再びクロックΦで歩進
されるようになり、記憶装置11から次の記憶情報「L
l k (2) j  rLENGTH(2)」を読み
出し、ラッチ回路27および28にそれぞれラッチ記憶
させるようになる。
以下、同様にして記憶装置11から記憶情報が読み出さ
れるようになるものであるが、Ll k情報が休符の場
合には、前述したようにラッチ回路27にオール「0」
が、符長情報に対応した時間だけラッチ記憶され、その
結果として休止(非発音)状態となる。
すなわち、記憶装置1に記憶された多数のu Ic情報
か、それぞれ対応する符長情報による時間間隔で順次読
み出され、楽譜12に記載された楽器が、演奏情報とし
て読み出し表現される。又、記憶装置11からの演奏情
報の読み出しに同期する状態で、自動リズム発生装置2
5から音源信号が発生され、スピーカ20からリズム演
奏音として表現される。
したがって、この自動リズム演奏に合わぜて、鍵盤17
で楽譜12に記載された楽器を演奏表現すれば、この鍵
盤17からの演奏情報と、データラッチ回路16を構成
するラッチ回路27からのukk情報音高情報または休
符情報)とは一致し、正押鍵判断回路21から、正押鍵
信号が得られるようになる。
第4図は、正押鍵判断手段およびこれに関連する部分を
、より具体的にして示したもので、記憶装置11からの
読み出し情報に対応して得られるキーオン信号AΔ2、
およびキーオフ信号AΔ1は、それぞれ第1および第2
の母数カウンタ23aおよび23bに、イベント数の計
数信号として供給する。
そして、第1の母数カウンタ23aでは、記憶装置11
から読み出されたLl k情報を、休止符を除いて演奏
情報の読み出しの進行に伴って計数し、第1の母数情報
(不ベンI・情報)  r 13oSu (1)Jを発
生する。また第2の母数カウンタ23bは、休止を含ん
だ楽器数を計数し、第2の母数情報(イベント情報) 
 r BoSu (2)jを発生する。この母数カウン
タ23aおよび23bは、スタート指令と共に発生され
る信号5TARTによってリセットされ、初期設定され
る。
また、鍵盤17からの鍵操作に伴う演奏情報は、比較回
路17の入力端Aに供給すると共に、クロックTC+、
駆動される遅延回路48を介して、比較回路47の入力
端Bに供給する。そして、この比較回路からは、入力端
AおよびBに供給された演奏情報が異なる状態(A≠B
)となったとき、すなわち、鍵盤17において、それま
で押されていた鍵が離され、あるいは新しく鍵が操作さ
れて演奏情報が変化したときに、出力が発生される。そ
して、この比較回路47からの出力信号は、信号MΔ1
として用いると共に、アンド回路49に供給する。
すなわち、この信号MΔ1は記憶装置11からの読み出
し信号に対応する信号AΔ1に対応した鍵盤17側の信
号となる。また、鍵盤17からの演奏情報の存在(押鍵
されている状態)は、オア回路50で検知される。この
オア回路50からの出力信号は、比較回路47の出力と
共にアンド回路49に供給する。
そして、このアンド回路49から、前記キーオン信号A
Δ2に対応する、鍵盤17側の信号MΔ2を発生する。
ここで、記憶装置11に記憶されている演奏情報が、例
えば第5図で示すように4分音符、4分音符、4分休符
、・・・の状態にあるとすれば、クロック信号TCLに
対応してして、信号AΔ1は図のように各音符および休
符に対応して発生され、また信号AΔ2は休符を除く状
態で、鍵の操作に対応する各音符のみに対応して発生さ
れる。
そして、もし鍵盤17において、上記各音符に対応して
正確な鍵操作がされたとすれば、同じく第5図で示すよ
うに、信号AΔ1およびAΔ2にそれぞれ同期する状態
で、信号MΔ1およびMΔ2か発生される。
信号AΔ2およびMΔ2は、それぞれクロック信号TC
Lで駆動される遅延回路51および52に供給し、この
遅延回路51および52のそれぞれ人、出力側の信号を
オア回路53および54て検知する。すなわち、信号A
Δ2およびMΔ2のそれぞれの存在する間、および立ち
下がってからクロックTCLに相当する開延長する状態
で、オア回路53および54から出力信号が発生するも
ので、この出力信号はアンド回路55に供給する。した
がって、このアンジ回路55からは、記憶装置11から
の音符に対応する情報の読み出しに同期する状態で、鍵
盤17で鍵操作したときに、その鍵操作タイミングの一
致信号が得られるもので、この−アンド回路55からの
出力信号は、カウンタ56において計数される。
このカウンタ56は、信号5TARTてリセットされ、
記憶装置11から読み出される演奏情報に、タイミング
が合致して鍵操作された数を積算計数するようになる。
記憶装置11からの読み出し情報に対応する、前記ラッ
チ回路27にラッチ記憶された音高情報は、鍵盤17の
鍵操作に伴い発生される演奏情報と共に比較回路57に
供給し、比較される。すなわち、音高情報に対応した正
解の鍵が操作されたとき、この比較回路57から一致信
号EQが発生されるもので、この一致信号は、遅延回路
58を介してフリップフロップ回路59にセット指令と
して与えられる。
このフリップフロップ回路59は、信号AΔ1によって
、遅延回路58からの比較出力発生に先立ってリセット
されるものであり、正解鍵操作毎にセット反転動作する
。そして、このフリップフロップ回路59のセット反転
の状態は、微分回路60で検知され、信号5TARTで
リセットされたカウンタ61で計数される。
また、フリップフロップ回路59からの出力信号は、遅
延回路62を介してラッチ回路63に供給されており、
次ぎに発生する信号AΔ1でラッチ記憶される。
信号AΔ1およびAΔ2は、それぞれ3ビツトのシフト
レジスタ64、および4ピツI・のシフトレジスタ65
に供給される。このシフトレジスタ64および65は、
共にクロック’]’ CLで駆動されるもので、シフト
レジスタ64はその1ビット目から出力信号を取り出し
てフリップフロップ回路66をセットシ、4ピツi・目
の出力をオア回路67を介して取り出し、上記フリップ
フロップ回路6Gをリセットするようになっている。す
なわち、フリップフロップ回路6Gは、第5図にFlで
示すように信号AΔ2の立ち上がりよりクロックTCL
 3個分後にリセットされるようになる。
また、シフトレジスタ64の入力側の信号AΔ1は、フ
リップフロップ回路68をセットするもので、このフリ
ップフロップ回路68は、シフトレジスタ64の出力端
の信号を検知するオア回路69の出力信号でリセットさ
れる。すなわち、このフリップフロップ回路68は、信
号AΔ1に対して第5図にF2で示すようにセットおよ
びリセット制御される。
上記オア回路67および69には、それぞれ5TAI?
Tを供給し、フリップフロップ回路66および68を初
期状態でリセットさせる。
前記鍵盤17の鍵操作に対応して発生される信号MΔ1
およびMΔ2は、それぞれ微分回路70および71で微
分した後、8ビットおよび10ビットのシフトレジスタ
72および73に供給する。このシフトレジスタ72お
よび73は、それぞれクロックTCLの4倍の周波数の
クロック4 TCLで駆動されるもので、その出力端か
らはそれぞれ第5図にKOPFおよびKONで示すよう
に、信号MΔ1およびMΔ2よりそれぞれクロックTC
L8/4クロックおよび10/8クロツク遅れて出力信
号が取り出される。
そして、シフトレジスタ73からの出力信号KONは、
前記フリップフロップ回路66からのセット時出力信号
F1と共に、アンド回路74に供給し、このアンド回路
74からの第5図にANDで示す出力信号でフリップフ
ロップ回路75をセットするようにしている。
このフリップフロップ回路75は、信号5TARTおよ
び信号KOPFの供給される4 TCL遅延回路76か
らの出力信号の供給されるオア回路77でリセットされ
るもので、このフリップフロップ回路75のセット時の
出力信号は、第5図にF3で示すようになる。
そして、このフリップフロップ回路75からの出力信号
F3、フリップフロップ回路68からの出力信号F2、
およびシフトレジスタ72からの出力信号KOPFを、
アンド回路78に供給する。そして、このアンド回路7
8からは、第5図にLRで示す出力信号か発生される。
すなわち、アンド回路74部で記憶情報の読み出しに対
応する押鍵のタイミング(信号AΔ2)と、鍵盤17に
おける押鍵のタイミング(信号MΔ2)とを対比して、
その一致でフリップフロップ回路75をセットする。ま
たアンド回路78では、上記押鍵のタイミングの合った
状態で、記憶情報の押鍵タイミング(信号AΔ1)と鍵
盤17の離鍵(信号MΔ1)とを対比し、記憶情報の音
符長と鍵盤17における押鍵動作の音符長とが一致した
状態で、信号LRが発生されるようになる。この音符長
の比較許容範囲は、シフトレジスタ64.65.72.
73で適宜設定することかできる。
そして、アンド回路78からの出力信号は、カウンタ7
9に計数信号として供給すると共に、前記ラッチ回路6
3の記憶情報と共にアンド回路80に供給し、このアン
ド回路80の出力信号で、カウンタ81を計数する。カ
ウンタ79および81は、信号S T A RTでリセ
ットされて初期設定される。
すなわち、記憶装置11から符長タイミングに合わせて
順次読み出される音高情報と、鍵盤17における鍵の操
作タイミングとが一致する状態のとき、カウンタ56が
計数され、音高情報と操作鍵音高とが一致したときにカ
ウンタ61が計数される。さらに鍵操作継続期間で表現
される音符長が、記憶音符長と一致する状態のときに、
カウンタ79が計数される。
したがって、これらカウンタ56.61.79の計数値
情報A1〜A3を、それぞれ演算回路82.83.84
に供給し、それぞれ前記母数カウンタ23aあるいは2
3bからの、イベント数に対応する母数情報を分母とし
て除算することによって、タイミング正解率、音高正解
率、?〕長正解率の正押鍵判断情報が得られる。この正
押鍵判断情報は、それぞれ表示装置85.86.87で
適宜パーセント演算して表示する。
尚、タイミング、符長の正解率を判断する演算回路82
および84では、イベント情報となる母数情報として音
符に対応するrBoSu (1)Jを使用し、音高を判
断する演算回路83では、休止符も含むr BoSu 
(2)Jをイベントとする母数として用いている。
カウンタ81の計数値情報は、演算回路88でrB。
Su (1)Jを分母として除算演算し、表示装置89
において、−音符正解の状態をパーセント表示させる。
また、カウンタ5G、61.79の計数値情報AI、A
2 、A3は、加算回路90において加算し、その加算
情報は演算回路91において演算する。この演算回路9
1は、加算回路92からの情報を分母として除算演算す
るもので、加算回路92には、母数カウンタ23aおよ
び23bからの情報r [3oSu (1)Jおよびr
 BoSU (2Nを供給して r l3oSu (1)X 2 +BoSu (2)J
の演算を行う。そして、部分平均正解率を演算し、表示
装置93でパーセント表示をさせる。
すなわち、上記のように構成される電子楽器にあっては
、記憶装置11に対して、所定の曲の演奏情報を記憶設
定した後、その演奏曲の楽譜に対応して鍵盤11で演奏
操作を行なうようにする。この鍵盤11における演奏開
始に際しては、スタートスイッチ43を操作して、適宜
自動リズム発生回路25によって自動リズムを発生させ
、そのリズムに合わせて演奏操作をする。
この場合、スタートスイッチ43の投入によって、前述
したように記憶装置11から記憶楽譜情報に対応して音
高情報が読み出され、この音高情報は、タイミング、音
高、符長の各条件毎に、鍵盤17における押鍵状態と対
比され、正解押鍵が監視計数される。
すなわち、この正解押鍵数が演奏の進行と共に計数され
、その各時点でそれまでの押鍵数に対応して演算され、
正解率が算出されて表示されるもので、鍵盤17におけ
る演奏練習の独習内容が、自動的に表示されるようにな
る。
したがって、特に先生に個別に指摘されることがなく、
自己の演奏の内容、正確度を明確に知ることができ、効
果的に独習効果が向上される。
尚、押鍵正解判断の結果は、実施例ではそのままでの演
奏経過におけるパーセント表示の状態で示したが、例え
ば演算回路82〜84.88を減算回路で構成すれば、
誤りあるいは正解の数を具体的に演算し、表示すること
ができるようになり、また母数rBosu (1)J 
 rBosu (2)Jを、予め最終値にセットしてお
けば、演奏終了時において正解率結果が得られるように
な−る。その他、この正解判断表示は、任意選定できる
ものである。
[発明の効果コ 以上のようにこの発明に係る電子楽器によれば、予め記
憶設定された演奏情報と対比しながら、鍵盤における演
奏状態か監視され、その鍵盤部における演奏内容を判定
して、演奏練習の進行に伴って採点表示される。したが
って、鍵盤楽器を独習で練習している際に、その練習の
進行状態を逐次的にパーセント表示で生徒自信が知るこ
とができ、客観性をもった指導が、生徒自信の自己判断
によって実行されるようになり、独習練習の効果が著し
く向上されるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る電子楽器を概略的に
示す図、第2図は上記電子楽器の記憶情報制御部を示す
構成図、第3図は上記電子楽器で使用される記憶情報の
フォーマットを説明する図、第4図は鍵盤における正解
押鍵判断手段を説明する構成図、第5図は上記判断手段
における動作内容を説明するタイムチャートである。 11・・・記憶装置、16・・・データラッチ回路、1
7・鍵盤、18・・・楽音形成回路、21・・・制押鍵
判断回路、22・・・採点回路、23・・・母数(イベ
ント数)カウンタ、24・・・表示装置、25・・・自
動リズム発生回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 演奏操作鍵を指定する演奏情報を記憶した記憶装置と、 この記憶装置から上記記憶された演奏情報を演奏順序に
    したがって読み出し制御する手段と、演奏操作する鍵盤
    と、 この鍵盤から鍵操作に伴い発生される演奏情報を、上記
    記憶装置から読み出される演奏情報と逐次比較する正押
    鍵判断回路と、 この判断回路で判断された結果を計数する計数回路と、 上記記憶装置に記憶され演奏順序にしたがって読み出さ
    れ演奏情報の情報イベント数を計数する手段と、 この手段で計数されたイベント数と上記計数回路で計数
    された計数結果との比から正解率を算出する手段と、 この手段で得られた演奏操作に伴う正解率を逐次表示す
    る表示手段と、 を具備したことを特徴とする電子楽器。
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