JPS62240807A - 原木径検出装置 - Google Patents

原木径検出装置

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JPS62240807A
JPS62240807A JP8467086A JP8467086A JPS62240807A JP S62240807 A JPS62240807 A JP S62240807A JP 8467086 A JP8467086 A JP 8467086A JP 8467086 A JP8467086 A JP 8467086A JP S62240807 A JPS62240807 A JP S62240807A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 この発明は、例えば玉切りされた原木の最大外径を計測
する原木外径検出装置に関する。
[従来技術] 例えば、玉切りされた原木をベニヤレースへ供給する際
、少なくとも原木真木口側に配置された3本の芯出しア
ームを求心方向へ等角度づつ回動して原木外周面に夫々
押し当てることにより各芯出しアームの回動中心を通る
円の中心に原木の芯を位置させて原木を芯出ししている
。そして原木供給装置等により芯出しされた原木をベニ
ヤレース側へ移動し、ベニヤレースのスピンドルにより
原木をその芯位置にてチャッキングした後、ベニヤレー
スにより原木を切削している。
[発明が解決しようとする問題点] 然し乍、玉切りされた原木の外周は、枝部或いは木こぶ
等の多くの突出部分を有している。そしてこのような原
木の外周に芯出しアームを押し当てて該原木の外径を計
測する場合、芯出しアームが上記した突出部分に位置す
る可能性が極めて少なく、突出部分を含んだ原木の最大
外径を確実に計測出来なかった。そして上記のように芯
出しされた原木を原木供給袋aによりベニヤレースへ供
給するとき、計測された原木の外径に応じて予め、刃物
台を後退させて待機しておくが、原木の突出部分を見込
んで前記刃物台の後退量を多めに設定しなければならな
かった。このため、ベニヤレースによる切削を開始する
に先立って切削ナイフが原木の外周に当接するように刃
物台を前進させて待機した後に、該位置から切削される
単板の厚さに応じた前進近にて刃物台を移動して原木を
切削しなければならず、切削効率が悪かった。このよう
な操作をしない場合、即ち計測された原木の外径に応じ
て刃物台を後退させた状態でベニヤレースに原木を供給
した場合、原木の突出部分が刃物台の切削ナイフ及びノ
ーズバー等に衝突してこれら切削ナイフ及びノーズバー
を破壊したり或いは上記衝突により原木が破壊される虞
れを有していた。上記欠点は軸線方向に対する原木外径
の計測箇所を多くすることにより解決し得るが、芯出し
驕構が複雑化及び高コスト化する問題を有していた。
[発明の目的] 本発明の目的は、上記した従来の欠点に鑑み、突出部分
を含む原木の最大外径を正確に計測することが可能な原
木外径検出装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] このため本発明は、回転する原木の軸線方向の一端側か
ら他端側に向って光を照射する光源と、光源から照射さ
れた光を原木の軸線に対し平行な光線に形成するレンズ
と、前記原木の軸線方向の他端側にて、前記平行光線に
対応して多数の受光素子が配列された受光装置と、前記
光学装置における多数の受光素子の内、前記原木により
遮光されて明状態から暗状態へ遷移した受光素子数に塁
づいて原木の最大外径を計測する制御手段とから原木外
径検出装置を構成している。
[発明の作用] 本発明は上記のように構成されるため、回転する原木に
対し該原木の軸線と平行な平行光線を照射し、該平行光
線に対応する受光装置における多数の受光素子の内、前
記原木により遮光されて明状態から暗状態へ遷移した受
光素子数に基づいて突出部分を含む原木の最大外径を計
測することが出来る。このため、外周面に突出部分が存
在する原木にあっても、該突出部分を含んだ原木の最大
外径を確実に検出することが可能である。
[実施例] 以下、本発明に係る原木外径検出装置を、原木の芯出し
供給装置に実施した一実施例を示す図面に従って説明す
る。
第1図は本発明に係る原木外径検出装置が装着された芯
出し供給装置の概略を示す路体正面図、第2図は第1図
の平面図、第3図は原木外径検出装置の配置状態を示ず
説明図であり、芯出し供給装置1の搬入側には供給コン
ベヤ3が配置されている。この供給コンベヤ3のコンベ
ヤベルト3a上には複数の係止爪3bが搬送方向へ原木
5の外径に応じた間隔をおいて取付けられ、前記供給コ
ンベヤ3は軸線方向が所要の長さに玉切りされた原木5
を係止爪3bにより掛止しながら芯出し供給装置1へ供
給する。前記芯出し供給装置1は芯出し装置7と、原木
外径検出装置つと、原木供給袋M11とから構成されて
いる。そして芯出し装置7のフレーム(図示せず)には
原木検出装置53が取付けられ、該原木検出装置53は
原木5が芯出し装置7に供給されたとき、原木検出信号
を出力する。また、前記フレームには3本の支持軸13
a・13b・13Cが同心円位置に夫々取付けられてい
る。そして各支持軸13a・13b・13Cには3本の
芯出しアーム15a・15E)・15Gが、供給された
原木5の両端部にて夫々回動可能に支持されている。各
芯出しアーム15a・15b・15cにはリンクバー及
び油圧シリンダ(何れも図示せず)及び芯出し検出装@
57が連結され、油圧シリンダの作動により各芯出しア
ーム15a・15b・15Gが、その先端が各摂持軸1
3a・13b・13cを通る円の中心に巾って等しい角
度で夫々回動づるように構成されている。そして各芯出
しアーム15a・15b・15cflに供給された原木
5の両端部外周面に各Σ出しアーム15a・15b・1
5cが当接したとき、原木5の芯と前記支持軸13a・
13b・13Cを通る円の中心とがほぼ一致して原木5
が芯出される。尚、前記芯出し装置7の構成については
、特開昭57−31513号公報に記載されているため
、その詳細な説明については省略する。
また、芯出し装置7としては従来公知の各種芯出し装置
であってもよい。更に、前記芯出し検出装置57は前記
芯出しアーム15a・15b・15Cの回動に伴って原
木5が芯出しされた後に、侵述するスピンドル17によ
る原木5のチャッキングが終了する所要の時間、遅延し
たタイミングで芯出し終了信号を出力する。前記芯出し
装置7の各フレームには原木5の軸線方向に軸線を有し
て対向する一対のスピンドル17が前記支持軸13a・
13b・13cを通る円の中心にて軸線方向へ移動可能
に取付けられている。そして該スピンドル17は前記芯
出しアーム15a・15b・15Cの回動により芯出し
された原木5を、その芯位置にてチャッキングする。ま
た、前記スピンドル17には電動モータ19が連結され
、該電動モータ19の駆動により前記スピンドル17に
チャッキングされた原木5が所要の方向へ少なくとも1
回転される。前記芯出し供給装置1における一方のフレ
ームには原木外径検出装2I9の一部を構成する光源と
してのレーザ照射装置21が取付けられている。このレ
ーザ照射装置i!21は前記スピンドル17にチャッキ
ングされた原木5の軸線と直交する放射方向へ所要の幅
で広がりながら軸線方向へ向う扇状のレーザ光を照射す
る。前記レーザ照射装置21には原木外径検出装H9の
一部を構成する光学的レンズ23が取付けられ、該光学
的レンズ23は前記レーザ照射装置21から照射されて
扇状に広がるレーザ光を前記スピンドル17の軸線と平
行な平行光線に収束している。そして前記平行光線はチ
ャツキジグされた原木5の木口面に対しスピンドル17
の中心より所要の距離lを隔てた位置から芯とほぼ直交
する放射方向に亘る所要の幅で照射される。前記芯出し
供給装置1における他方のフレームには原木外径検出装
置9の一部を構成する受光装置としての密着型イメージ
センサ25が前記平行光線に対応して取付けられている
。この密着型イメージセンサ25には第3図に示すよう
に多数の受光素子R1〜Rn(nは任意整数とする)が
、前記原木5の外径検出精度に応じたピッチにて配列さ
れている。そして各受光素子R1〜Rnは対応する平行
光線の入射状態に応じた電気信号を出力する。
前記原木供給装W111は軸27を中心に芯出し装置7
とベニヤレース29との間にて回動する一対の供給アー
ム31と、各供給アーム31を相互が近接するように付
勢する油圧シリンダ33と、前記軸27を回動する数値
制御可能な電動モータ35等とから構成されている。そ
して各供給アーム31の先端部には各スピンドル17の
外径に応じた凹部31aが形成され、該供給アーム31
はその先端部に設けた爪によりスピンドル17にチャッ
キングされた原木5の雨水目面をその芯位置にて挟持す
る。
前記芯出し供給装置1の搬出側にはベニヤレース29が
配置されている。このベニヤレース29の本体フレーム
(図示せず)には原木5の軸線方向へ軸線を有する一対
のスピンドル37が、軸線方向へ移動可能でかつ所要の
方向へ回転可能に支持されている。そして該スピンドル
37は前記供給アーム31の回動に伴って供給された原
木5の両木口を、その芯位置にてチャッキングする。尚
、このスピンドル37には電動モータ(図示せず)が連
結され、該電動モータの駆動によりスピンドル37が所
要の方向へ回転してチャッキングされた原木5を回転さ
せる。また、前記ベニヤレース29の本体フレームには
刃物台39が、前記スピンドル37の軸線と直交する方
向へ移動可能に支持されている。この刃物台39には数
値制御可能な電動モータ(図示せf)に連結され、原木
5の軸線と直交する方向に軸線を有する送りねじ43が
連結され、該送りねじ43の回転に伴って刃物台39原
木5の軸線と直交する方向へ前進(スピンド37に近接
する方向)及び後退(スピンド37から離間する方向)
される。また、前記刃物台39にはスピンドル37の軸
線方向に向う刃を有する切削ナイフ41と該切削ナイフ
41の刃先より若干上方にてスピンドル37にチャッキ
ングされた原木5の外周面に圧接するノーズバー(図示
せず)が夫々取付けられている。
次に上記のように構成された芯出し供給装置の111m
概略を説明する。
第4図は芯出し供給装置i!1の制御11概略を示すブ
ロック図であり、CPU51には原木検出袋F?53が
インターフェイス55を介して接続され、該原木検出装
置53は玉切りされた原木5が前記芯出し装置7に供給
された際に原木検出信号をCPtJ51へ出力する。前
記CPLJ51には芯出し検出装置57がインターフェ
イス55を介して接続され、芯出し検出装@57は供給
された原木5の外周に対して回動する芯出しアーム15
8・15b・15Gが当接し、該芯出しアーム15a・
15b・15cに作用づる負荷が所定値以上に達した後
にスピンドル17によるチャッキングが終了する所要の
時間、遅延したタイミングでCPU51へ芯出し終了信
号を出力する。前記CPU51には密着型イメージセン
サ25がインターフェイス55を介して接続されている
。そしてCPU51は原木5の回転中の所要の時間毎に
、平行光線の入射状態に応じた電気信号を前記密着型イ
メージセンサ25から読取る。前記CPU51にはベニ
ヤレース29の制御装置58がインターフェイス55を
介して接続されている。そして前記制御装置58から刃
物台39の移!lJ偵に関する刃物台データがCPU5
1に入力される。また、CPLJ51は後述する出力バ
ッフ?領域70に記憶された原木5の外径データをf、
lJm装置58へ出力する。
前記CPLJ51 にはROM59が接続され、該RO
M59はプログラム領域61を有している。このプログ
ラム領域61には原木5の芯出し動作、芯出しされた原
木5の外径検出動作及びベニヤレース29に対する原木
5の供給動作等を実行するためのプログラムデータが予
め記憶されている。
前記CPU51にはRAM63が接続され、該RAM6
3には入力バッファ領域65と原木外径の最大値データ
領域67と刃物台データ領域68と出力バッフ?領域7
0とを有している。前記入力バッファ領域65には前記
所要の時間毎に密着型イメージセンサ25から読込まれ
た電気信号の内、暗部弁の最大値が記憶される。そして
CPLI51は検出された検出データD1が、先に最大
値F −夕領域67に記憶された検出データDOより多
いとき、最大値データ領域67に記憶された検出データ
をDOからDlに出換える。これにより前記最大値デー
タ領域67には原木5の最大外径に応じて暗状態に遷移
した受光素子数の検出データが記憶されている。前記刃
物台データ領域68には前記制御装置58から入力され
たスピンドル37軸心からの刃物台39081JJ吊、
従ってスピンドル37にチャッキングされて切削中の原
木5外径に関する刃物台データが記憶される。また、前
記出力バッファ領域70には前記最大値データW域67
に記憶された原木5の最大外径に応じた検出データにス
ピンドル17の軸心から受光素子R1に至る所要の距離
lを加算した外径データが記憶される。
前記CPLI51には芯出しアーム駆動回路69が接続
されている。そして前記芯出しアーム駆動回路69は原
木検出袋!!53からの原木検出信号がCPU51に入
力されたとき、芯出し装置7の油圧シリンダを作動し、
各芯出しアーム15a・15b−15cを各支持軸13
a−13b−130を通る円の求心方向へ同一の角度に
て回動させる。前記CPU51には原木駆動回路71が
接続されている。該原木駆動回路71は前記芯出しアー
ム15a・15b・15Cの回動に伴って原木5が芯出
しされ、次いで前記スピンドル37にチャッキングされ
た際に前記芯出し検出装置57から芯出し終了信号がC
PU51へ入力されたとき、電動モータ1.9を駆動し
てスピンドル17にチャッキングされた原木5を少なく
とも1回転させる。
前記CPtJ51には供給アーム駆動回路73が接続さ
れている。該供給アーム駆動回路73は前記電動モータ
19の駆動によりスピンドル17にチャッキングされた
原木5の少なくとも1回転に伴ってその最大外径が検出
されたとき、電動モータ35の駆動により供給アーム3
ゴを第1図に示り゛時計方向へ回動し、その先端部を原
木5の雨水口側に位置させる。そして油圧シリンダ33
の作動により供給アーム31を互いに近接する方向へ移
動し、その先端部に設けた爪により芯出しされた原木5
をその芯位置にて挟持した後、スピンドル17の後退に
より原木5のチャッキングを解除させる。次に供給アー
ム駆動回路73は電動モータ35を前記と反対方向へ駆
動して挟持された原木5をベニヤレース29側へ移動さ
せる。このとき、CPU51は刃物台データ領168に
記憶された刃物台データと出力バッファ領域70に記憶
された外径データとに基づいて電動モータ35の回動量
を演算し、切削中の原木5の外周面に対し、供給アーム
31に挟持された突出部分5aを含む原木5が可及的に
近接する位置まで電動モータ35を駆動制御する。また
、CPU51はベニヤレース29による原木5の切削が
終了したときに入力される信号に基づいて前記出力バッ
ファ領域70に記憶された外径データを制御装置58へ
出力して記憶させる。
次に上記のように構成された装置による原木5の最大外
径の計測方法及びベニヤレース29に対する原木5の供
給方法を第5図乃至第8図に従って説明する。
第5図及び第6図は原木外径の検出状態を示す説明図で
あり、玉切りされ、外周に枝打ち跡、こぶ等の突出部分
5aを有する原木5が供給コンベヤ3の駆動に伴って原
木5の雨水口側に位置する芯出しアーム15a・15b
・15c間に供給される。このとき原木検出装置53か
ら原木検出信号が入力されると、CPLI51は芯出し
アーム駆動回路69へ芯出し指令信号を出力し、前記油
圧シリンダを作動させる。これにより各芯出しアーム1
5a−15b−15cは各支持軸13a−13b−13
cを中心に各支持m13a−13t)−13Cを通る円
の求心方向へ等しい角度にて各芯出しアーム15a・1
5b・15cが原木5の外周面に当接するまで回動し、
供給された原木5の雨水口における芯位置を各支持軸1
3a・13b・13cを通る円の中心にほぼ一致させて
原木5を芯出しする。上記芯出し後に芯出し検出装置5
7から芯出し終了信号が出力されると、対向する一対の
スピンドル17は軸線方向へ移動して原木5の山水口面
をその芯位置にてチャッキングした後、各芯出しアーム
15a・15b・15cを原位置へ復動させる。次にC
PU51は原木駆動回路71に回転指示信号を出力して
電動モータ19を少なくとも1回転させる。これにより
スピンドル17にチャッキングされた原木5が所要の方
向へ少なくとも1回転される。このとき、回転する原木
5の一方木口側から他方木口側に対しレーザ照tJ4装
置21から照射されかつ光学的レンズ23よりスピンド
ル17の軸線と平行する平行光線が照射されると、密着
型イメージセンサ25に配列された各受光素子R1〜R
nの内、突出部分5aを含む原木5の最大外径に応じた
受光素子R1〜Rk  (kは任意整数とする)が明状
態から暗状態へ遷移して対応する電気信号を出力する。
そしてCPU51は原木5の回転に伴う所要時間毎に、
密着型イメージセンサ25からの電気信号を読取って入
力バッファ領域65に記憶させる。即ち、第5図に示す
ように突出部分5aを含む原木5の最大外径がdlの場
合、照射された平行光線の内、原木5の最大外径d1に
応じた平行光線が原木5により遮光される。このため、
遮光された平行光線に対応する密着型イメージセンサ2
5の受光素子RO〜Rk  (kは任意整数とする)が
暗状態に遷移する。そしてCPIJ51は暗状態に遷移
した受光素子数の検出データを最大値データ領域67に
記憶させる。また、第6図に示すように原木5の突出部
分5aが平行光線の照射位置に回動すると、突出部分5
aを含む原木5の最大外径に応じた数の受光素子R1〜
Rp  (Dは任意整数でp〉k)が明状態から暗状態
へi!2移Jる。これによりCPtJ51は最大値デー
タ領[67に記憶された受光素子数Rkの検出データD
Oを、検出された受光素子数fIff//LRpに応じ
た検出データD1に書換える。
このようにCP[J51は原木5の回転に伴って暗状態
に遷移した受光素子数が最大値データ領域67に記憶さ
れた受光素子数より多いとき、該最大値データ領域67
に記憶された検出データを順次書換えることにより原木
5の最大外径を記憶する。そして原木5の回転動作が終
了した後、CPU51は最大値データ領域67に記憶さ
れた検出データにスピンドル17の軸心からR1に至る
距離lを加算した原木5の最大外径に関する外径データ
を出力バツフ?領域70に記憶させる。
ベニヤレースに対する原木5の待機状態を示す第7図に
おいて、上記動作により原木5の最大外径を計測した後
、CPtJ51は制御装置58から出力される原木切削
中におけるスピンドル37軸心と直交する方向に対する
刃物台39の位置に関する刃物台データを刃物台データ
領域68に記憶させる。これにより刃物台データ領域6
8にはベニヤレース29により切削されている原木5の
外径データが記憶される。そしてCPU51は前記出力
バッファ領域70に記憶された外径データと刃物台デー
タft1it68に記憶された刃物台データとに基づい
てベニヤレース29側に対する供給アーム31の回動量
を演算する。
次にCP(J51は供給アーム駆動回路73に駆動信号
を出力し、電動モータ35の駆動により供給アーム31
を、その先端がスピンドル17にチャッキングされた原
木5の雨水口側の芯位置に位置するように回動した後、
油圧シリンダ33を作動して供給アーム31を互いに近
接する方向へ移動して原木5を一対の供給アーム31に
より挾持させる。そしてCPU51はスピンドル17に
よる原木5のチャッキングを解除したタイミングで出力
される信号に基づいて電動モータ35を前記刃物台デー
タ及び外径データに基づいて演算された回動量にて駆動
し、原木5を挟持した供給アーム31をベニヤレース2
9側へ回動させる。このとき、切削中の原木5外周面に
対し供給アーム31に挟持された突出部分5aを含む原
木5が可及的に近接している。
ベニヤレースに対する原木の装着状態を示す第8図にお
いて、ベニヤレース29による原木の切削が終了したと
き、CPIJ51は出力バッファ領域70に記憶された
外径データを制御装置58へ出力する。これにより制御
装置58は入力された外径データに基づいて刃物台39
を、スピンドル37から離間する方向へ前記外径データ
に応じた距離にて移動させる。そしてl1jlil装置
58から刃物台39の後退終了信号が入力されると、C
PU51は原木5を挾持した供給アーム31を、原木5
の芯位置がスピンドル37の軸心とほぼ一致するように
回動する。次にCPU51から原木供給終了信号が入力
されると、制御装置58はスピンドル37を駆動して供
給された原木5の雨水口面をその芯位置にてチャッキン
グさせる。このとき、刃物台39が供給された原木5の
外径データに基づいて予め後退しているため、供給され
た原木5の最大外径に応じて刃物台39が可及的に近接
し、原木5外周に対する切削ナイフ41及びノーズバー
43の当接を回避している。
上記した作用によりスピンドル37による原木5のチャ
ッキングが終了した後、CPU51は油圧シリンダ33
を復動して供給アーム31による原木5の挾持を解除し
た後、電動モータ35を駆動して供給アーム31を次ぎ
に切削される最大外径が検出された原木5側へ回動させ
る。
次いでスピンドル37の駆動により原木5を回転させる
とともに刃物台39を切削される単板の厚さに応じた前
進量にて移動させることにより原木5を切削する。
上記動作の繰返しにより突出部分5aを含む原木5の最
大外径を検出した後、この外径データに基づいて供給ア
ーム31を回動制御するとともに刃物台39を後退制御
しながら原木5をベニヤレース29へ供給して切削作業
を行う。
このように本実施例は、芯出しされた原木5の回転に伴
ってその一方木口側から他方木口側に向って原木5の芯
と平行な平行光線を照射することにより、突出部分5a
をaむ原木5の最大外径を検出することが可能であり、
この検出された原木5の最大外径に基づいて供給アーム
31の回転最及び刃物台39の後退Rを設定してベニヤ
レース29に原木5を供給することにより切削作業効率
を向上し得る。
上記説明は、スピンドル17の軸線と直交する方向へ多
数の受光素子が所要のピッチにて配列された密着型イメ
ージセンサ25を、平行光線に対応して取付ける構成と
したが、第9図に示すように上記密着型イメージセンサ
25は多数の受光素子がスピンドル17の軸線とほぼ直
交しかつ原木5の周方向へ若干偏位した方向に位置する
ように取付けてもよい。このように密着型イメージセン
サ25を配置することにより所要のピッチで配列された
密着型イメージセンサ25の検出分解能を更に高めるこ
とが出来る。
また、ベニヤレース29による原木5の切削中に供給ア
ーム31に供給された原木5をベニヤレース29側に移
動する際、現在切削中の原木外径と移動される突出部分
5aを含んだ原木5の最大外径に基づいてベニヤレース
29側に対する供給アーム31の回動量を演算し、切削
中の原木外周面に対し供給される原木5を可及的に近接
する位置まで移動した後、該位置にて待機するものとし
たが、切削の進展に伴う刃物台39の移動量に基づいて
供給アーム31を前記位置から徐々にベニヤレース29
側へ回動し、常に切削中の原木外周面に対し供給される
原木5が可及的に近接した状態に待機させる構成であっ
てもよい。この場合、ベニヤレース29に対する原木5
の供給時間を少なくし、切削作業を効率化し得る。
また、芯出しアーム15a・15b・15Gの回動によ
り芯出しされた原木5を供給アーム31で挟持した状態
で芯出し装置7の位置にて待機させ、すでにベニヤレー
ス29により切削されつつある原木5の切削が終了した
のちにスピンドル37が後退して剥芯を除去した後に供
給アーム31を回動させてベニヤレース29へ原木5を
供給するものであってもよい。
上記説明は、玉切りされた原木5をベニヤレース29へ
供給するに先立って該原木5を芯出しするとともに原木
外径検出装置9により突出部分5aを含む原木5の最大
外径を検出した後、この最大外径に基づいてベニヤレー
ス29側に対する供給アーム31の回動M及びベニヤレ
ース29のスピンドル37に対する刃物台39の移動量
を設定して待機させるものとしたが、他の実施例として
は以下のように構成してもよい。
即ち、第10図に示すように原木外径検出装置91をベ
ニヤレース29の夫々のスピンドル37側に取付け、前
記実施例に示す芯出し装置7により芯出しされた後に供
給アーム31の回動に伴ってベニ、ヤレース29側に供
給され、スピンドル37にチャッキングされた原木5を
、その切削に先だって少なくとも1回転させる。そして
上記原木5の回転に伴って前記原木外径検出装置91に
より突出部分5aを含む原木5の最大外径を検出し、検
出された最大外径に基づいてスピンドル37側に対する
刃物台39の移動量を設定するように構成するものであ
ってもよい。尚、前記原木外径検出装置91を構成する
レーザ照射装置21とレンズ23と密着型イメージセン
サ25とは前記実施例と同様であり、前記実施例と同一
の図番を付してその説明を省略する。また、その他のC
PU、ROM、RAM、原木駆動回路及び電動モータ等
は前記実施例に対応して構成される。
上記構成によりベニヤレース29へ原木5を供給する際
、第11図に破線で示すように刃物台39をスピンドル
37の軸心から、切削される多数の原木の内で予想され
る最大外径以上の距離にて予め後″iA(スピンドル3
7から離間する方向)した位置にて待機させる。次ぎに
、上記状態にて供給された原木5をその芯位置にてスピ
ンドル37によりチャッキングした後、スピンドル37
の駆動に伴って原木5を少なくとも1回転させる。そし
て回転する原木5の外周側にその芯と平行な光を−力木
口から他方木口に向って照射すると、照射された光の内
、突出部分5aを含む原木5の最大外径に応じた光が該
原木5により遮光される。
これにより密着型イメージセンサノ25の各受光素子の
内、前記原木5の最大外径に応じて遮光された受光素子
から出力される暗状態に応じた電気13号に基づいて該
原木5の最大外径が検出される。
上記最大外径の検出後、入力された外径データに基づい
てベニヤレースの制御装置は第11図実線に示すように
前記刃物台39を、前記待機位置から検出された原木の
最大外径に応じたスピンドル37側の位置まで急速に前
進させ、突出部分5aを含む原木5の最大外周に対し刃
物台39を可及的に近接した位置にて待機させる。次ぎ
に、該待機位置から前記刃物台39を、切削される単板
のすさに応じた前進量にて移動させながら回転する原木
5を切削する。
これにより、予めスピンドル37の軸心から刃物台39
を、切削される多数の原木5の内、予想される最大外径
以上の距離をおいて離間した位置にて待機させた後、次
に回転する原木5の最大外周に対する近接状態を目視に
より確認しながら刃物台39を急速前進させた後に原木
5を切削する従来の切削方法に比べ突出部分5aを含む
原木の最大外周に対し刃物台39を確実に近接させた後
に直ちに切削を開始して時間的ロスを少なくして切削効
率を向上することが可能であり、また過度に刃物台39
を前進した際に生じる刃物台39の損(口を防止して装
置の保守及び管理を容易に行い得る。
[発明の効果] このため本発明は、突出部分を含む原木の最大外径を正
確に計測することが可能な原木外径検出装置を提供する
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る原木外径検出装置が装置された芯
出し供給装置の概略を示す側面図、第2図は第1図の平
面図、第3図は原木外径検出装置の配置状態を示す説明
図、第4図はルリ御概略を示すブロック図、第5図乃至
第8図は作用を示す説明図、第9図乃至第11図は本発
明の変更例を示す説明図である。 図中5は原木、9は原木検出装置、21は光源としての
レーザ照射装置、23は光学的レンズ、25は受光装置
としての密着型イメージセンサ、51は制御装置として
のCPIJ、R1−Rnは受光素子である。 特許出願人 株式会社 名南製作所 代理人 弁理士 伊 藤 研 − 図面その5 第5図 図面その6 第9図 図面その8

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、回転する原木の軸線方向の一端側から他端側に
    向って光を照射する光源と、 光源から照射された光を原木の軸線に対し平行な光線に
    形成するレンズと、 前記原木の軸線方向の他端側にて、前記平行光線に対応
    して多数の受光素子が配列された受光装置と、 前記光学装置における多数の受光素子の内、前記原木に
    より遮光されて明状態から暗状態へ遷移した受光素子数
    に基づいて原木の最大外径を計測する制御手段と、 を備えたことを特徴とする原木外径検出装置。
  2. (2)、前記光源は、レーザ照射装置からなることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の原木外径検出装置
  3. (3)、前記受光部材は、多数の受光素子が検出分解能
    に応じたピッチをおいて配列された密着型イメージセン
    サからなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の原木外径検出装置。
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