JPS62240745A - ブレ−キの被制動部材 - Google Patents
ブレ−キの被制動部材Info
- Publication number
- JPS62240745A JPS62240745A JP8466486A JP8466486A JPS62240745A JP S62240745 A JPS62240745 A JP S62240745A JP 8466486 A JP8466486 A JP 8466486A JP 8466486 A JP8466486 A JP 8466486A JP S62240745 A JPS62240745 A JP S62240745A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- cast iron
- wear resistance
- slidability
- obtd
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 claims abstract description 6
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Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は車両のブレーキに使用する鋳鉄製のブレーキデ
ィスク、ブレーキドラム等の被制動部材に間する。
ィスク、ブレーキドラム等の被制動部材に間する。
この種のブレーキの被制動部材は、通常はねずみ鋳鉄あ
るいは球状黒鉛鋳鉄を素材として円板状あるいは浅い円
筒状に鋳造し、これを切削成形したものが使用されてい
る。
るいは球状黒鉛鋳鉄を素材として円板状あるいは浅い円
筒状に鋳造し、これを切削成形したものが使用されてい
る。
この種のブレーキの被制動部材は、ブレーキパッド、ブ
レーキシュー等と摺接して制動を行うものであるので、
耐摩耗性が要求され、またスティック・スリップなしに
均一に摺動するという摺動性が要求される。しかしなが
ら前記従来のものは耐摩耗性、摺動性が充分ではなかっ
た。本発明は素材にパーライト組織を多く生じさせて上
記問題を解決したものである。
レーキシュー等と摺接して制動を行うものであるので、
耐摩耗性が要求され、またスティック・スリップなしに
均一に摺動するという摺動性が要求される。しかしなが
ら前記従来のものは耐摩耗性、摺動性が充分ではなかっ
た。本発明は素材にパーライト組織を多く生じさせて上
記問題を解決したものである。
このため、本発明によるブレーキの被制動部材は、重量
比にて２〜４．５％の炭素及び０〜１％のけい素を含有
し、更に１〜２％のアルミニウムを添加した鋳鉄を切削
成形してなるものである。
比にて２〜４．５％の炭素及び０〜１％のけい素を含有
し、更に１〜２％のアルミニウムを添加した鋳鉄を切削
成形してなるものである。
本発明によれば、素材となる鋳鉄に１〜２％のアルミニ
ウムを添加したのでほぼ全面的にパーライト組織が生じ
ると共に微細カーボンが全面的に分散した！ｌ１ｗ１と
なる。また、この素材は熱サイクルによるヒートクラッ
クの発生が少ないので、制 〜動の際の摩擦熱による
加熱と冷却が繰り返されても摩擦面にヒートクラックが
生じることも少ない。
ウムを添加したのでほぼ全面的にパーライト組織が生じ
ると共に微細カーボンが全面的に分散した！ｌ１ｗ１と
なる。また、この素材は熱サイクルによるヒートクラッ
クの発生が少ないので、制 〜動の際の摩擦熱による
加熱と冷却が繰り返されても摩擦面にヒートクラックが
生じることも少ない。
従って耐摩耗性と摺動性が良く、ブレーキパッドやブレ
ーキシューとのかじりの少ないブレーキの被制動部材を
得ることができる。
ーキシューとのかじりの少ないブレーキの被制動部材を
得ることができる。
図面は自動二輪車の前車輪に使用するディスクブレーキ
における実施例を示す。
における実施例を示す。
図面において、フロントフォーク１０の下端に前車輪１
１を介して回転自在に支持された前車輪のハブ１２には
、４本のスタッドポル）１３及びナツト１４を介して、
ブレーキディスク２０の中央部２１が固定されている。
１を介して回転自在に支持された前車輪のハブ１２には
、４本のスタッドポル）１３及びナツト１４を介して、
ブレーキディスク２０の中央部２１が固定されている。
ブレーキディスク２０の周辺部２２は両面及び外周面が
円板状に切削加工され、フロントフォーク１０の下部に
ブラケット１５を介して固定されたブレーキキャリパ２
５が周辺部２２の両側を挟んで配置され、ブレーキキャ
リパ２５に設けられた一対のブレーキパッド（図示せず
）を周辺部２２に押圧して前車輪にブレーキを掛けるよ
うになっている。
円板状に切削加工され、フロントフォーク１０の下部に
ブラケット１５を介して固定されたブレーキキャリパ２
５が周辺部２２の両側を挟んで配置され、ブレーキキャ
リパ２５に設けられた一対のブレーキパッド（図示せず
）を周辺部２２に押圧して前車輪にブレーキを掛けるよ
うになっている。
本実施例のブレーキディスク２０の素材は次の組成より
なる鋳鉄である。
なる鋳鉄である。
Ｃ３，７％
Ｓｉ ０．１％以下
ＡＩ １．０ ％
Ｍｎ Ｏ，８％
Ｓ ０．１％以下
ｐ ｏ、ｔ％以下
本実施例においてはパーライトの安定化のためマンガン
量を増量しである。
量を増量しである。
本実施例によれば、ブレーキディスク２０の素材となる
鋳鉄に１％のアルミニウム及び０．８％のマンガンを添
加しているので、はぼ全面的に安定化したパーライト組
成が得られ、微細カーボンが全面的に分散した組織とな
る。従って耐摩耗性と摺動性の良いブレーキディスクを
得ることができる。また、この種の無シリコン・アルミ
ニウム鋳鉄は熱サイクルによるヒートクラックの発生が
少ないので制動の際の摩擦熱による加熱と冷却が繰り返
されても摩耗面となる周辺部２２にヒートクラックが生
じることが少なく、従ってブレーキパッドとの間のかじ
りも少なくなる。
鋳鉄に１％のアルミニウム及び０．８％のマンガンを添
加しているので、はぼ全面的に安定化したパーライト組
成が得られ、微細カーボンが全面的に分散した組織とな
る。従って耐摩耗性と摺動性の良いブレーキディスクを
得ることができる。また、この種の無シリコン・アルミ
ニウム鋳鉄は熱サイクルによるヒートクラックの発生が
少ないので制動の際の摩擦熱による加熱と冷却が繰り返
されても摩耗面となる周辺部２２にヒートクラックが生
じることが少なく、従ってブレーキパッドとの間のかじ
りも少なくなる。
なお、本実施例によれば、アルミニウムの添加により、
ブレーキディスクを薄く鋳造しても組織が均一で微細な
ものが得られるので鋳造の歩留りを向上することができ
る。
ブレーキディスクを薄く鋳造しても組織が均一で微細な
ものが得られるので鋳造の歩留りを向上することができ
る。
また、本発明は上記実施例の如くブレーキディスクに限
らず、ドラムブレーキのブレーキドラムに実施すること
も可能である。
らず、ドラムブレーキのブレーキドラムに実施すること
も可能である。
図面は自動二輪車の前車輪に使用するディスクブレーキ
における本発明の一実施例を示す。 符号の説明 ２０・・・ブレーキの被制動部材（ブレーキディスク）
における本発明の一実施例を示す。 符号の説明 ２０・・・ブレーキの被制動部材（ブレーキディスク）
Claims (1)
- 重量比にて２〜４．５％の炭素及び０〜１％のけい素を
含有し、更に１〜２％のアルミニウムを添加した鋳鉄を
切削成形してなるブレーキの被制動部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8466486A JPS62240745A (ja) | 1986-04-11 | 1986-04-11 | ブレ−キの被制動部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8466486A JPS62240745A (ja) | 1986-04-11 | 1986-04-11 | ブレ−キの被制動部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62240745A true JPS62240745A (ja) | 1987-10-21 |
Family
ID=13836982
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8466486A Pending JPS62240745A (ja) | 1986-04-11 | 1986-04-11 | ブレ−キの被制動部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62240745A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001006028A1 (en) * | 1999-07-15 | 2001-01-25 | Freni Brembo S.P.A. | Cast iron for vehicle brake components |
| EP1004789A3 (de) * | 1998-11-26 | 2002-09-18 | Fritz Winter Eisengiesserei GmbH & Co. KG | Bremsscheibe für Nutzfahrzeuge |
-
1986
- 1986-04-11 JP JP8466486A patent/JPS62240745A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1004789A3 (de) * | 1998-11-26 | 2002-09-18 | Fritz Winter Eisengiesserei GmbH & Co. KG | Bremsscheibe für Nutzfahrzeuge |
| WO2001006028A1 (en) * | 1999-07-15 | 2001-01-25 | Freni Brembo S.P.A. | Cast iron for vehicle brake components |
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