JPS62240622A - 抗腫瘍剤 - Google Patents

抗腫瘍剤

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JPS62240622A
JPS62240622A JP61082317A JP8231786A JPS62240622A JP S62240622 A JPS62240622 A JP S62240622A JP 61082317 A JP61082317 A JP 61082317A JP 8231786 A JP8231786 A JP 8231786A JP S62240622 A JPS62240622 A JP S62240622A
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JP
Japan
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group
formula
adenine
compound
deoxy
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Application number
JP61082317A
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English (en)
Inventor
Takuma Sasaki
琢磨 佐々木
Keiichi Uchida
内田 啓一
Arata Yasuda
新 安田
Yoshitomi Morisawa
義富 森澤
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、フルオロアデノシン誘導体を有効成分とする
抗腫瘍剤に関するものである。
フッ素原子を有する糖は、医薬や生化学用薬剤などの重
要な構成単位として、また糖自身がもつ生理活性の面か
ら近年注目されている。たとえば、含フッ素糖を有する
ヌクレオシドは抗ウィルス剤や抗腫瘍剤として知られて
いる。
具体的には、3−デオキシ−3−フルオロ−α−D−キ
シロフラノシド誘導体(J、A、Wright他。
CarbohydrateResearch、18.3
45−347(1971)。
Y、Fouron他*  J、Org、chem、、 
 3旦 、1584−1570(1970)参照)、5
−ハロヌクレオシド(特開昭53−95982号公報、
 DE1B705813.↑、N、5avarese低
N。Biochem。
Pharmacol、、34.381−387(198
5))、などがあり、ジフルオロヌクレオシドとしては
、2−デオキシ−2,2−ジフルオロリボフラノシド誘
導体(特開昭59−175498号公報参照、3.5−
ジデオキシ−3,5−シフルオローD−キシロース(A
、13.Fostar他、Carbohydrate 
Re5earch、to、188−171(1969)
)などがある。
フッ素原子は水酸基に比較して炭素原子に対する結合力
が極めて大きく、不活性で、かつ疎水性であり、しかも
水酸基に近似した原子サイズを有する。従って、糖の水
酸基をフッ素原子に置換すると代謝拮抗作用などの面で
優れた効果を期待しうる。一方、糖としては、ヌクレオ
シドの構成単位であるリポースや2−デオキシリポース
が応用範囲が広い、しかし、上記公知の含フッ素糖は、
リポースや2−デオキシリポースの水酸基の立体的位置
のみにフッ素原子が置換されていない、たとえば、2−
デオキシ−2,2−ジフルオロリボフラノシド誘導体で
あっては本来水酸基の存在しなかった位置にもフッ素原
子が存在し、3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−キ
シロフラノシド誘導体(下記式(ml参照)にあっては
、リポースの水酸基の存在する位置にフッ素原子が存在
していない。
UI′I これら含フッ素糖を有するヌクレオシドの抗腫瘍剤とし
ての薬効は高いとはいえない(たとえば、 R,F、B
runS、 Can、J、Physiol、Pharm
acol、。
58、673(1980)参照)、この理由としては、
上記のようにフッ素原子の立体配置に関係しているもの
と推測される。
本発明者らは、前にリポースの3位の水酸基の立体的位
置にフッ素原子を導入すべく研究検討した結果、新規な
3−デオキシ−3−フルオロ−D−リボフラノシド誘導
体を見い出した(特願昭Go−220188号参照)。
この新規な含フッ素糖を有するヌクレオシドは、前記公
知の含フッ素糖を有するヌクレオシドに比較して、医薬
として高い薬効が期待された。そこで、種々の核酸塩基
類を導入した上記新規な含フッ素糖について、その医薬
への適用を検討した結果、アデニン残基を宥する化合物
が抗腫瘍剤として著しい薬効を有することを旦い出した
本発明は、下記式[I]で表わされる新規なフルオロア
デノシン誘導体を有効成分とする抗腫瘍剤に関する。
ただし、R:水素原子またはハロゲン原子、トリフルオ
ロメチル基 (Rはアデニンの2位、また は8位にある)。
上記式[I]において、Rは水素原子であるか、フッ素
原子あるいは塩素原子から選ばれるハロゲン原子が好ま
しい、特に好ましいRは、水素原子あるいはフッ素際子
である。このフルオロアデノシン誘導体は、通常薬理的
に許容される医薬用添加物を配合して使用することがで
きる。また、その投与経路に応じて適切な製剤形態にr
XJ整して使用することができる。たとえば、注射剤に
おいては、等張化剤、緩衝剤、溶解剤、保存剤などを配
合しうる。また、内用剤としては、たとえば、賦形剤、
結合剤、安定剤1分散剤などを配合しうる。
本発明における式[I]で表されるジフルオロウリジン
誘導体の製造法は、特に限定されるものではないが、前
記本発明者らの発明に係る出願に記載されている方法で
製造されることが好ましい、即ち、下記式[R1で表わ
されるフラノシド誘導体をフッ素化して3位にフッ素原
子を導入すること、次いで必要により脱保護等を行なっ
た後、アデノシン残基の導入を行なうことによって上記
式[I]で表わされるフルオロアデノシン誘導体が製造
されることが好ましい。
ただし、R1:アルコキシ基、あるいはハロゲン原子。
R2,R3,保護基。
Y:水素原子、あるいは脱離基。
R1は低級アルコキシ基、特にメトキシ基が好ましい、
R1はハロゲン原子であってもよいが、フッ素化時では
アルコキシ基であることが好ましい、また、その位置は
β位であることが好ましい、R2とR3はいずれも水酸
基の保護基であり、両者は同一であっても異っていても
よい。
その内、R3はアルキル基やアルアルキル基が好ましく
、特にベンジル基などのフルアルキル基が好ましい、 
1li2はアルキル基以外の保護基、たとえばトリアル
キルシリル基やアルアルキル基が好ましく、特にt−ブ
チルジメチルシリル基が好ましい、Yは水素原子であっ
てもよいが、3位に結合した水酸基のフッ素化は必ずし
も容易ではなく、好ましくは脱離基を導入した後フッ素
化が行なわれている。この脱離基は3位の水酸基を活性
化した後フッ素化を容易にする基であり、たとえば、メ
タンスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基、
p−トルエンスルホニル基、イミダゾリルスルホニル基
、アセチル基、トリメチルシリル基などがある。特にト
リフルオロメタンスルホニル基が活性化作用が高く、好
ましい脱離基として使用される。
フッ素化剤としては、公知のフッ素化剤を使用しうるが
、特にフッ素化テトラアルキル(あるいはアルアルキル
)アンモニウムが適当である。アルキル基としては低級
アルキル基。
アルアルキル基としてはベンジル基が適当であり、4個
のアルキル基やアルアルキル基は異っていてもよく、ア
ルキル基とフルアルキル基の両者からなっていてもよい
、好ましくは、フッ素化テトラブチルアンモニウムが使
用される。
これらフッ素化剤は通常テトラビトロフランなどの不活
性溶媒に溶解して使用される。フッ素か反応は通常不活
性溶媒中数十度以下の温度で行なわれ、特に約り℃〜室
温下で行なわれることが好ましい。
前記式[II]で表わされるフラノシド誘導体は立体特
異的に合成される必要がある。また、3位の水酸基を除
く他の水酸基はフッ素化反応を受けないように選択的に
保護されていなくてはならない、これらの理由により1
式[R1で表わされるフラノシド誘導体は下記の経路で
合成されることが好ましい、なお、R1はアルコキシ基
であるとする。
R4はアルキリデン基を表わし、炭素数7以下のアルキ
リデン基が好ましぐ、特にイソプロピリデン基が好まし
い0式(1)の化合物は3位と5位の水酸基がこのアル
キリデン基で保護されたβ−D−キシロフラノシド誘導
体であり、この化合物の2位δ水酸基を前記R3、特に
ベンジル基。
で保護して式(2)で表されるキシロフラノシド訝導体
とする0次にR4を外して、3位と5位の水酸基を脱保
護する、この脱保護は酸触媒存在下で容易に行いうる。
酸触媒としては硫酸や塩酸などの無機酸や酢酸などの有
機酸を使用しうるが、酢酸を用いるのが簡便である。こ
のとき、RJは脱離してはならず、従って前記のような
保護基が採用される。得られた式(3)で表わされる化
合物の5位の水酸基を選択的に保護基R2、特にt−ブ
チルジメチルシリル基で保護することにより、式(4)
で表わされる化合物が得られる。
次に、3位の水酸基に脱離基Y′を導入して、目的とす
る式(5)で表わされる化合物を得る。
これら式(4)および(5)で表わされる化合物は前記
式[R1で表わされる化合物の1種である。このような
反応経路を採用する理由は、2位と3位の水酸基の反応
性が近似しているため、2位の水酸基のみに保護基を導
入する必要があることと、3位の水酸基の立体位置を保
持させる必要があることによる。
前記式[II]で表わされるフラノシド銹導体をフッ素
化することにより、フッ素原子がOY基の立体的に尺対
の側に結合し、OYが脱離する。
通常、このフッ素化と同時に、5位の水酸基の保護基が
外れ、下記式(6)のフッ素化物が得られる0次に、2
位の水酸基を脱保護し、下記式(7)のジオールとする
。2位の水酸基の保護基R3の脱離は水素添加などによ
って行なわれる。
たとえば、R3がベンジル基の場合、パラジウム黒など
を触媒として水素添加により脱離される。下記式(7)
の化合物にアデニン類の残基を導入する場合は、2位と
5位の水酸基を再び保護することが通常必要である。こ
の保護基としては、アセチル基やベンゾイル基などのア
シル基を採用しうる。
(fi)            (7)アデニン類の
残基の導入は種々の方法で行いうる。たとえば1文献(
Wr ight 、CarbahydrateRese
arch、18,345(1971)記載の方法などを
採用しうる。この方法は、1位の水酸基やその誘導基を
臭素原子に置換し、この水素原子を核酸塩基類の残基に
置換する方法である。具体的には、上記式(7)で表わ
される化合物の2個の水酸基を保護し、これを臭素化水
酸−酢酸溶液でそのR1を臭素原子に変換し、次いでこ
のブロミトトアデニンモノベンゾエートなどとをシアン
化第2水銀存在下ニトロメタン中で反応させて臭素原子
をアデニン類残基に置換する。最後に保護基を外すこと
により、フッ素原子含有ヌクレオシドが得られる。
以下1本発明は実施例等により具体的の説明するが1本
発明はこれら実施例に限られるものではない、なお、合
成例は、前記式[11で表わされる化合物の合成例であ
る。
合成例 ■ メチル 2−0−ベンジル−3,5−0−インプロ
ピリデン−β−D−キシロフラノシド[式(2)におい
て )71がメトキシ基 )73がベンジル基、R4が
インプロピリデン基である化合物]の合成。
メチル 3.5−0−インプロピリデン−β−D−キシ
ロフラノシド12.8g(81,8m mat)と、酸
化銀(15,0g)のN、N−ジメチルホルムアミド懸
濁液にベンジルプロミド(21,1g)を加え、室温で
36時間攪拌した0反応液を濾過し、水を加え、クロロ
ホルム抽出した。宥a層を水で洗浄後、硫酸マグネシウ
ムで乾爆し、濃縮した。カラムクロマトグラフで精製し
た、ベンジルエーテル12.eg(収率B9%)を得た
I H−NMR(CDC13) :δ1.38(s、8
H)、3.41(s、3H)。
3.8−4.5(m、5M)、 4.59(s、2H)
、 4.98(s、IH)。
7.32(s、5H)。
■ メチル 2−0−ベンジル−β−D−キシロフラノ
シド[式(3)において、1171がメトキシ基、R3
がベンジル基である化合物]の合成。
メチル 2−0−ベンジル−3,5−0−インプロピリ
デン−β−D−キシロフラノシド30.1g(0,lO
mol)を酢酸(8h12)−水(245+12) ニ
溶かし、50℃の湯浴上で1時間反応させた。湯呑を5
0℃に保ったままで低沸点物を流出した。
カラムマドグラフで精製しジオール20.9g(収率8
0%)を得た。
Rf O,40(ベンゼン−酢酸エチル=  l:1)
 。
■ メチル 2−0−ベンジル−5−0−t−ブチルジ
メチル−β−D−キシロフラノシド[式(4)において
、 R1がメトキシ基 R4がt−ブチルジメチルシリ
ル基、R3がベンジル基である化合物]の合成。
合成例■で合成したジオール20.9g(82mmol
)を、N、N−ジメチルホルムアミド(80+o12)
に溶解し、イミダゾール(18,8g)を加えた。こめ
溶液に、塩化t−ブチルジメチルシラン12.4g (
7)N、N−ジメチルホルムアミド(80mQ)を0℃
で30分かけて滴下した。3時間攪拌の後常法に従い後
処理した。カラムクロマトグラフ精製して、シリルエー
テル30.2g(収率100%)を得た。
lH−NMR(CDCh):δ0.10(s、8H)、
0.91(s、9H)。
3.37(s、3H)、 3.9−4.1(m、3H)
、 4.2−4.4(m、3H)、 4J1(s、2H
)、 4.R13(s、IH)、 7.32(s、5H
)。
■ メチル 2−0−ベンジル−3−デオキシ−3−フ
ルオロ−β−D−リボフラノシド[式(6)において、
R1がメトキシ基 R3がベンジル基である化合物]の
合成。
上記合成例■で合成したメチル 2−0−ベンジル−5
−D−t−ブチルジメチルシリル−β−D−キシロフラ
ノシド13.Og(35,0mmol)のジクロロメタ
ン(80m<り溶液に2.6−ルチジン11.4gを加
え0℃に冷却した。ここへ無水トリフルオロメタンスル
酸(20,0g)を15分かけて滴下し、さらに30分
度応させた。氷を加え後処理し、ショートカラムクロマ
トグラフで粗生成物を18.8glを取り出した。
このものをテトラヒドロフラン(60mQ)に溶解し、
フッ素化テトラブチルアンモニウムのテトラヒドロフラ
ン溶液(f=1.0)92++IQを0℃で20分かけ
て滴下した。0℃で24時間室温で3時間攪拌の後、テ
トラヒドロフランを留去し、飽和硫酸アンモニラに水溶
液で処理した。カラムクロマトグラフ生成をし、標記の
フッ素化体を5.4g得た。
1’F−NMR(CDC13):(CChF基準)−2
07,1(ddd、j”53.7.22.0.13.4
Hz)。
I H−NMR(CDCI3 ) : δ3.47(s
、3H) 、4.0−4.2(m。
2H)、 4.55(s、2H)、 4.E+−5,2
CI11,5H)。
7.33(s、51)。
IR(CICI3) 3300cm−1゜■ 9−(3
−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)
アデニン[式[I] において、Rがβ位の結合したア
デニン残基である化合物]の合成。
上記合成例■で合成したベンジルエーテル5.4g(2
1、1Bma l)をエタノール70m(2に溶解し、
5%−パラジウム黒5.5g存在下、室温、常圧で水素
添加した。 10時間後セライト545を通し濾過をし
て濃縮した。
粗生成物をピリジン35m12に溶解し、ベンゾイルク
ロリド8.1gを加え室温で38時間反応した。
ピリジン留去後、カラムクロマトグラフ精製し、メチル
 2.5−ジー0−ベンゾイル−3−フルオロ−β−D
−リボフラノシドを2.2g得た。このジベンゾイル体
は式(7)の化合物(R1はメトキシ基)の2位と5位
の水酸基をベンゾイル基で保護した化合物である。
19F−NMR(CDCh):(CC1zF基準)−2
11,8(ddd。
j=53.2.1B、1.4.9Hz)。
このジベンゾイル体2.2g(5,9mmol)を酢酸
(15m(2)−無水酢゛酸(0,4+o(2)に溶か
す、ここに30%−臭化水素−酢酸溶液を加えて室温で
3時間攪拌する。酢酸、無水、酢酸などを完全に留去後
、ニトロメタン(10m<2)に溶解し、アデニン七ノ
ベンゾエー) 1.3gのニトロメタン溶液(80m(
2)に加え、さらにシアン化第2水銀2gを加え、1時
間加熱還流した。ニトロメタンを留去vk30%ヨウ化
カリウム水溶液、水で洗浄し濃縮した。ショートカラム
で粗分離し、次の反応に用いた。
トリベンゾイル体1.29gをメタノール(38m(2
)に、溶解し、ここに 1トナト、リウムメトキシドー
メタノール溶液を加え、1時間加熱還流した。
メタノールを留去抜水(40!1(2)を加え、  2
N−酢酸水溶液で中和した。水層をクロロホルムで抽出
し、有機物を除去した後、濃縮した。99.5%−エタ
ノールから再結晶し、最終生成物である標記のフルオロ
アデノシン0.’80g ヲ19?:、。
19F−NMR(DMSO−d6):(CC1zF基準
)−197,8(dt。
−54,4,2?、IHz)。
l H−NMR(DMSO−da ) : δ3J−3
,7(m、2H)、 4.29(dt、 J虐27.8
.3.7Hz、 IH)、  4.8−5.0(!l。
IH)、 5.09(dd、J=54.4.4.2Hz
、IH)、 5.89(dd、J=7.3.4.9Hz
、IH)、 5.89(d、J−8,3Hz。
IH)、  5.93(d、J=8.1Hz、  IH
)、  7.39(s、2H)。
8.13(s、IH)、8.36(s、IH)。
13cmNMR(DMSO−d6)  δ81.1(d
、J=12.2Hz。
C−5°)、72.0(d、J=15.9Hz、C−2
′) 、83.9(d、J= 22.0Hz、C−4°
)、  88.9(C−1’)。
93.1(d、J−181,8Hz、  C−3’ )
、119.4(C−5)。
140.1(C−8)、14!3.1(C−4)、15
2.4(C−2)。
156.2(C−8)。
IR(KBr錠剤) 3300.1850 cm−1゜
融点 205.13℃。
実施例、比較例 マウス白血病細胞(L 5178Y )を24穴マイク
ロウエルに1o5calls/wellになるようにま
き込み、10%牛脂児血清、カナマイシン(50μg/
m(2)を含むRPM 11840倍地中に、下表に示
すように9−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−
リボフラノシル)アデニン(以下、化合物Aという)を
各々最終濃度0.3μg/膿Q、 1.0μg/raQ
、 3.0μg1mQ、 4.0μg/mQ、 20μ
g/+o(2,および100μg/mQになるように調
製し、5%二酸化炭素、37℃条件下で2日間培養した
。細胞の増殖をトリパンブルー染色法で測定し、阻害率
を求めた。この試験管内におけるフルオロアデノシン誘
導体の50%増殖阻害濃度及び阻害率を下表に示す。
一方、対照として、9−(3−デオキシ−3−フルオロ
−β−D−キシロフラノシル)アデニン(以下、化合物
Xという)と8−フルオロアデノンン(以下、化合物Y
という)を用い、上記と同様の試験を行なった結果を同
じく下表に示す、なお、化合物Xは前記式[m]で表さ
れる含゛フッ素糖(フッ素原子がα面にある)を有する
アデノシンである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記式[ I ]で表わされるフルオロアデノシン誘
    導体を有効成分とする抗腫瘍剤。 ▲数式、化学式、表等があります▼…[ I ] ただし、R:水素原子またはハロゲン原 子、トリフルオロメチル基 (Rはアデニンの2位、また は8位にある)。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004014911A1 (en) * 2002-08-08 2004-02-19 Memory Pharmaceuticals Corporation Phosphodiesterase 4 inhibitors
US7342021B2 (en) 2001-02-08 2008-03-11 Memory Pharmaceuticals Corp. Phosphodiesterase 4 inhibitors

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