JPS62240154A - 耐冷熱サイクル特性に優れた鋳物部材およびその製造方法 - Google Patents

耐冷熱サイクル特性に優れた鋳物部材およびその製造方法

Info

Publication number
JPS62240154A
JPS62240154A JP8477186A JP8477186A JPS62240154A JP S62240154 A JPS62240154 A JP S62240154A JP 8477186 A JP8477186 A JP 8477186A JP 8477186 A JP8477186 A JP 8477186A JP S62240154 A JPS62240154 A JP S62240154A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal material
cast
metal
thermal expansion
coefficient
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8477186A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaneo Hamashima
浜島 兼男
Tadashi Donomoto
堂ノ本 忠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP8477186A priority Critical patent/JPS62240154A/ja
Publication of JPS62240154A publication Critical patent/JPS62240154A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば内燃機関用ビス1〜ン、シリンダヘッ
ド燃焼室などに最適な耐冷熱Iノーイクル特性に優れた
鋳物部材およびその製造方法に関するものである。
[従来の技術] 鋳物の任意の部分(主に表向部)に、鋳物本体と異なる
特性を付与する特例み接合技術は一般に知られており、
各種部材の製造に応用されている。
例えば、アルミニウム、マグネシウム等の鋳物部材の局
部に耐熱性が要求される場合、鋳鋼、ステンレス等を特
例んだり、これらの部材に冷熱サイクルが加わる場合に
は特例み界面に凹凸を形成して強力に接合させることに
より耐冷熱サイクル特性を向上させることが行われてい
る。従来行われている特例み方法の一例の模式図を第1
1図及び第12図に示す。この従来方法では被紡包み部
材7に凹凸8を設【Jて詩包み基材9に接合している。
[発明が解決しにうとづる問題貞] 耐冷熱サイクル特性は、従来行われでいる特例み界面形
状を凹凸に覆るなど複IIることにより改善されるが、
特例み部材を構成する各部の間には熱膨張係数の差が0
右4るため、被鋳包み部材と、特例み基材との接合力が
強い場合、いずれかの部材に歪が41じ、一方接合力が
弱い場合には、界面剥離が発生する。
上記した従来の特例み方?人の場合には第11図及び第
12図において訪包み部材各部(a、、b、C)の熱膨
張係数は、 a < b < c   又は  a>b>cとなり、
熱膨張、収縮を繰返1ことにより被鋳包み部材あるいは
特例み基Hの一方に歪が生じゃすくなる。
本発明は、上記問題点のない、耐冷熱會1イクル特性を
向上させた鋳物部材およびその製造方法を提供すること
を目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決づるための手段) 本発明の鋳物部材は、第1の金属材料と、該第1の金属
材料の一部表面に固定され該第1の金属材料とは異種で
、多数の開孔部をもつ板状の第2の金属材料とからなる
被鋳包み体と、 少なくとも該特例み体の該第2の金属材料側に注湯され
該第2の金属月利の該開孔部を介して該第1の金属材料
の表面に溶着した第3の金属材料からなる鋳造体とから
なり、 該第1の金属材料の熱膨張係数をβ1、該第2の金属月
利の熱膨張係数β2、および該第3の金属材料の熱膨張
係数をβ3としたとき、β1>β2<β3 の関係になるように構成したことを特徴とするものであ
る。
−5= またこの発明の鋳物部材製造方法は、第1の金属材料と
、該第1の金属材料とは異種で、開孔部をもつ第2の金
属材料とを溶接等により該第2の金属材料が接合層をな
すように接合一体化した被鋳包み体を形成する第一の工
程と、 該被鋳包み体を、所定の姿勢で鋳型内へ配置する第二の
工程と、 該鋳型内へ特例み基材である第3の金属材料の溶湯を注
湯し、該開孔部内に該第3の金属月利を充填させ、該被
鋳包み体と該特例み基材とを該接合層を介して一体に接
合する第三の工程とからなり、かつ該第1の金属材料の
熱膨張係数β1、第2の金属材料の熱膨張係数をβ2、
および該第3の金属材料の熱膨張係数をβ3としたとき
、β 1 〉 β 2 ・ぐ β 3 の関係になるようにしたことを特徴とするものである。
(発明の構成の詳細な説明) ここで、第1の金属材料とは、ステンレス、鋳鉄、鋳鋼
、ニッケル合金、チタン合金、コバルト合金等種々の耐
熱合金から選択Jることかできる。
この第1の金属材料の形状は薄板状が好ましい。
第2の金属材料とは、上記した第1の金属材料の一部表
面に固定され、第1の金属材料とは異種で多数の開孔部
をもつ板状の、例えばパンチングメタル状の回礼金属の
ことである。
パンチングメタル状の材質は、炭素鋼、ステンレス、純
ニッケル、純チタン等から選択づることができる。パン
チングメタルに替えて金属繊維、多孔質金属体等を用い
てもよい。
被鋳包み体とは、第2の金属材料を第1の金属材料の一
部表面に溶接等で固定したものである。
第3の金属材料とは、鋳包み基材のことで、アルミニウ
ム、マグネシウム、銅、亜鉛およびこれらを主成分とJ
る合金であることが好ましい。この第3の金属材料は、
その溶湯が」二記した第2の金属月利側に江湖され、第
2の金属材料の開孔部内に充填されることにより、この
開孔部を介して上記した第1の金属材料の表面に溶着さ
れる。こうして第1、第2及び第3の金属材料が接合し
た鋳造体となる。
上記した耐冷熱サイクル特性に優れ歪等を生じない鋳物
材料であるためには上記ti造体を構成する第1、第2
、および第3の各金属の熱膨張係数β1、β2、および
β3が β1>β2<β3 の関係になることが条件である。即ち、第1と第3の金
属材料の接合層を構成する第2の金属材料の熱膨張係数
が最も小さい値であることが必要であり、本発明の鋳物
材料はこの点に注目し、−F記関係を満足するように材
料を組合せたものである。
第1図はこの発明に係る鋳物部材の一例を示すものであ
る。ステンレス等からなる第1の金属材料である被鋳包
み部材1は第2の金属部材であるパンチングメタル2と
スポラ1〜溶接等により接合一体化される。パンチング
メタル2の多数の開孔部3には、鋳造のプロセスにおい
て第3の金属材料である鋳包み基材4の溶湯が溶浸し、
開孔内に充填され、接合を強固にする。鋳包み基材4は
バー  8  = ンチングメタル2の開孔を介して被鋳包み部材1の表面
に溶着される。
こうして構成された鋳込体各部の熱膨張係数、加熱状態
と発生応力の関係を第2図に示す。第2図において、β
1は被鋳包み部材1の熱膨張係数、β2はパンチングメ
タル2の熱膨張係数、β3は鋳包み基材4の熱膨張係数
である。図中矢印は発生応力の方向を示で。なお冷却時
は適応力となる。
接合層であるパンチングメタル2の部分の熱膨張係数を
最も小さい値になるように選択したため、この部分で歪
が緩和され、部材全体としての歪の発生が防止される。
第3図はパンチングメタル2の平面図でパンチ穴3(開
孔部)が多数穿設されている。このパンチングメタルは
、例えば、JIS  80M432、孔径φ3alI1
11開孔率50%のものを使用する。第4図は第3図の
断面図である。パンチングメタル2の開孔部3の形状は
、第5図に示すように各種の形状にすることができる。
又、パンチングメタルの開孔率は任意に変化させること
ができるため、接合層の熱膨張係数の調整が可能である
以」二のようなこの発明の鋳物部材を製造づるだめの具
体的方法は種々考えられるが、そのうち最も望ましい製
造方法、即ち、本願の第2番目の発明に係る製造方法を
以下に説明する。
本発明の鋳包み部材の製造方法は、被鋳包み部材の鋳包
み面部に、熱膨張係数の異なる材質からなるパンチング
メタル等の有孔材を接合一体化し、この部分を接合層と
して鋳包む。これlJより鋳包み基材を有孔材の開孔内
に溶浸充填させ接合をより強力化する。さらに鋳包み部
材を構成する各部をその熱膨張係数が所定関係になるよ
う予め選択しであるため、熱膨張、収縮の繰返しによっ
ても鋳包み部lに歪は発生しなくなり耐冷熱1ノ−イク
ル特性を確実に向上させることが出来る。
(発明の構成の詳細な説明) 本発明による鋳物材料の製造方法は以下に説明する第一
の工程、第二の工程および第三の工程よりなる。
(第一の工程) 第−の工程では第1の金属材料と、これとは異種で開孔
部をもつ第2の金属材料とを溶接等により第2金属材料
が接合層をなすように接合一体化し、被鋳包み体を形成
する。第1金属材料としては、ステンレス、鋳鉄、鋳鋼
、ニッケル合金、チタン合金、コバル1−合金等から選
択することが出来る。第1の金属材料の形状は薄板状が
好ましい。
第1の金属材料に接合する有孔の第2金属材料とは例え
ばパンチングメタル状の開孔金属のことである。パンチ
ングメタルの材質は、炭素鋼、ステンレス、純ニッケル
、純チタン等から選択することが出来る。
パンチングメタルの代わりに、金属aui、多孔質金属
体等を用いて、溶接、ろう付は等で接合して、接合層を
形成してもよい。ただし熱膨張係数が 被鋳包み部材(第1金属材料)〉接合層(第2金属材料
)く鋳包み基材(第3金属材料)の関係にあることが必
要である。パンチングメタルを用いる場合、被鋳包み部
材への溶接は例えばスポット溶接で行う。
(第二の工程) 上記した第一の工程で、接合一体化された被鋳包み体を
、少なくともパンチングメタル部側、即ち、接合層に鋳
包み基材の溶湯が注湯されるような姿勢で鋳型内の所定
場所へ配置する工程である。
(第三の工程) 鋳型内へ配置された被鋳包み体の接合層へ向けて鋳包み
基材である第3の金属材料の溶渇を江湖し、鋳造体をつ
くる。
鋳包み基材としては、アルミニウム、マグネシウム、銅
、亜鉛およびこれらを主成分とづる合金であることが好
ましい。パンチングメタルの開孔内に、鋳包み基材を充
填させる。
こうして製造された鋳包み部材は、上記した接合層を最
も熱膨張率の小さい材質で構成Jることによって、良好
な耐冷熱サイクル特性が得られる。
[発明の効果] 本発明の製造方法によれば、後述づる実施例の試験値で
示すように耐冷熱サイクル特性に優れた鋳物部材を製造
することが出来る。また従来使用されている圧力鋳造を
利用することもできるため安価であり、生産性も高く、
又、パンチングメタルの開孔率を任意に変化させること
が出来るため接合層の熱膨張係数を調整することもでき
る。
[実施例] 本発明の第1の実施例を説明づる。
(第1の工程) 直径φ60111II11板厚2Il1m1ステンレス
板(J■S  5tJS304)1を第1の金属材料と
して用いた。第3図及び第4図に示づ直径φ60InI
l11板厚2Ill+Ilのクローム・モリブデン鋼パ
ンチングメタル(JIs  80M432、孔径φ3m
m、間孔率50%)2を、開孔部をもつ第2の金属材料
として用いて、これらステンレス板1とパンチングメタ
ル2を第6図に示すようにスポット溶接した。
本実施例ではスポツ]−径3IIIIllで80点溶接
した。
5.5″は溶接機の電極である。なおパンチングメタル
2のパンチ孔形状は例えば第5図に示すようにすること
ができる。
(第二の工程) 次いで、接合一体化された被鋳包み体6を第7図に示す
ようにパンチングメタル2を上に向けて鋳型内へ配置し
た。
(第三の工程) 温湿730度Cの鋳包み基材であるアルミニウム合金4
の(Jts  AC8A)溶湯を注湯した後アッパパン
チ7を駆動して加圧しロアパンチ8との共働により被鋳
包み体6に500k(lf/Cm2の圧力を加えて^圧
鋳造を行った。
こうして製造した鋳物は第8図に示すようにステンレス
板1がクローム・モリブデン鋼パンチングメタル2/ア
ルミニウム合金4層を介してアルミニウム合金4に鋳包
まれた状態となった。この鋳物下部より第9図及び第1
0図に示すような冷熱サイクル試験片を取り出した。試
験片に形成される各層ごとの熱膨張係数を第1表に示し
た。第1表に示すように熱膨張係数は接合層となるパン
チングメタル2 (80M432)/アルミニウム合金
4 (AC8A>の部分が最も小さな値となっている。
また同様な方法、条件で、パンチングメタル2の材質の
みを炭素鋼(JIS  558G)、ステンレス(JI
s  5US43(’))、純ニッケル、純チタンにし
て実施例2〜実施例5の試験片を製造した。これらの実
施例の試験片の接合層(パンチングメタル2/アルミニ
ウム合金4)の熱膨張率を第2表に示した。実施例1の
試験片の場合と同様、接合層部分の熱膨張係数がステン
レス板1、アルミニウム合金4(鋳包み基材)よりいず
れも小さな値であった。
(比較例) 実施例1の場合と同じ方法、条伯てパンチングメタル2
の材質のみステンレス304.(StJS304)に替
えて同形状の試験片を製造した。試験片中の各層の熱膨
張係数を第3表に示した。
第3表から明らかなように、試験片中の熱膨張係数が最
も低いのは、試験片の表面を形成するステンレス304
板の部分であり、ステンレス304板部からアルミニウ
ム合金4(鋳包み基44)部第1表 第2表 1;いずれもパンチングメタル間孔率は50%第3表 まで徐々に熱膨張係数が大きくなる材料構成となってい
る。
(試験) 実施例1〜実施例5および比較例の試験片を用いて冷熱
サイクル試験を行った。試験は試験片の表面(ステンレ
ス304露出側)をアセチレンバーナーで5分加熱した
後に水冷するまでを1サイクルとしこれを繰返して行っ
た。試験条件の詳細を第4表に示す。
試験結果を第5表に示す。
第5表に示すように実施例1〜実施例5の試験片の場合
にも歪は生じなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る鋳物部材の模式図であり、第2図
は本発明の鋳物各部の熱膨張状態を示す説明図である。 第3図は本発明に係る鋳物部材に使用したパンチングメ
タルの平面図であり、第4図は同断面図である。第5図
は本発明に係る鋳物部材に使用したパンチングメタルの
開孔部の各種形状を示す斜視図である。第6図は本発明
に係る鋳第4表 第5表 *ただし  ○:歪みなし ・:5LIS304板に歪みが生じる 動部材の!lj 造におけるパンチメダルとステンレス
板とのスポット溶接の実施例を示ず説明図であり、第7
図は本発明に係る鋳造体の製造の実施例の説明図である
。第8図は本発明に係る製造方法により製造された鋳物
部材の平面図、第9図及び第10図は試験片の構成を示
すそれぞれ平面図と断面図である。第11図及び第12
図は従来の鋳込み法による鋳物部材の説明図である。 1・・・被鋳包み部材(第1の金属部材)2・・・パン
チングメタル(第2の金属部材)3・・・開孔部 4・・・鋳包み基材(第3の金属部材)5.5″・・・
溶接電極 6・・・被鋳包み体 β1・・・第1の金属材料の熱膨張係数β2・・・第2
の金属材料の熱膨張係数β3・・・第3の金属材料の熱
膨張係数特許出願人   トヨタ自動車株式会社代理人
    弁理士 大川 宏 同     弁理士 丸山明夫 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 ] 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 手続補正書(方式) 昭和61年6月30日 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 昭和61年特軒願第084771号 2、発明の名称 耐冷熱サイクル特性に優れた鋳物部材 およびそのlit造方法 3、補正をする者 重付との関係  特許出願人 愛知県費田山トヨタ町1番地 (320)1ヘヨタ自動車株式会社 代表者 松 本  清 4、代理人 〒450愛知県名古屋市中村区名駅 3丁目3番の4 5、補正命令の日付 昭和61年6月4日 (発送日 昭和61年6月24日) 6、補正の対象 図面の簡単な説明の欄 7、補正の内容 (1)明細書の第18頁にある[第4表、第5表(1;
ただし O:歪みなし、・:5US304板に歪みが生
じる)]を削除します。 手続補正書(自梵) 昭和61年6月30日 特許庁長官 宇 賀 通 部 殿 2、発明の名称 耐冷熱1jイクル特性に優れた鋳物部材およびその製造
方法 3、補正をJる者 事件との関係  特許出願人 愛知県豊田市トヨタ町1番地 (320)トヨタ自動車株式金柑 代表者 松 本  清 4、代理人 〒450愛知県名古屋市中村区名駅 3丁目3番の4 5、補正の対象 発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 (1)明細書の第17頁の第12行目と第13行目の間
に別紙第4表および第5表 (*ただし O:歪みなし ・:5US304板に歪みが生じる)を挿入します。 7、添附書類の目録 (1)第4表および第5表 (*ただし ○:歪みなし ・:5US3G4板に歪みが生じる) 別紙 第4表 第5表 *ただし  O:歪みなし

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1の金属材料と、該第1の金属材料の一部表面
    に固定され該第1の金属材料とは異種で、多数の開孔部
    をもつ板状の第2の金属材料とからなる被鋳包み体と、 少なくとも該鋳包み体の該第2の金属材料側に注湯され
    該第2の金属材料の該開孔部を介して該第1の金属材料
    の表面に溶着した第3の金属材料からなる鋳造体とから
    なり、 該第1の金属材料の熱膨張係数をβ1、該第2の金属材
    料の熱膨張係数β2、および該第3の金属材料の熱膨張
    係数をβ3としたとき、 β1>β2<β3 の関係になるように構成したことを特徴とする鋳物部材
  2. (2)第1の金属材料と、該第1の金属材料とは異種で
    、開孔部をもつ第2の金属材料とを溶接等により該第2
    の金属材料が接合層をなすように接合一体化した被鋳包
    み体を形成する第一の工程と、該被鋳包み体を、所定の
    姿勢で鋳型内へ配置する第二の工程と、 該鋳型内へ鋳包み基材である第3の金属材料の溶湯を注
    湯し、該開孔部内に該第3の金属材料を充填させ、該被
    鋳包み体と該鋳包み基材とを該接合層を介して一体に接
    合する第三の工程とからなり、かつ該第1の金属材料の
    熱膨張係数β1、第2の金属材料の熱膨張係数をβ2、
    および該第3の金属材料の熱膨張係数をβ3としたとき
    、β1>β2<β3 の関係になるようにしたことを特徴とする耐冷熱サイク
    ル特性に優れた鋳物部材の製造方法。
  3. (3)上記第1の金属材料が板形状である特許請求の範
    囲第2項記載の耐冷熱サイクル特性に優れた鋳物部材の
    製造方法。
  4. (4)上記第2の金属材料がパンチングメタル状の開孔
    金属である特許請求の範囲第2項記載の耐冷熱サイクル
    特性に優れた鋳物部材の製造方法。
  5. (5)上記第3の金属材料が、アルミニウム、マグネシ
    ウム、銅、亜鉛、およびこれらの一種類以上を主成分と
    する合金である特許請求の範囲第2項記載の耐冷熱サイ
    クル特性に優れた鋳物部材の製造方法。
JP8477186A 1986-04-12 1986-04-12 耐冷熱サイクル特性に優れた鋳物部材およびその製造方法 Pending JPS62240154A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8477186A JPS62240154A (ja) 1986-04-12 1986-04-12 耐冷熱サイクル特性に優れた鋳物部材およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8477186A JPS62240154A (ja) 1986-04-12 1986-04-12 耐冷熱サイクル特性に優れた鋳物部材およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62240154A true JPS62240154A (ja) 1987-10-20

Family

ID=13839941

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8477186A Pending JPS62240154A (ja) 1986-04-12 1986-04-12 耐冷熱サイクル特性に優れた鋳物部材およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62240154A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006049065A1 (ja) * 2004-11-01 2006-05-11 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki 金属複合材および金属複合材の鋳造方法
US7635514B2 (en) 2003-07-23 2009-12-22 Nhk Spring Co., Ltd. Reinforcing member, production method therefor, and engine block

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7635514B2 (en) 2003-07-23 2009-12-22 Nhk Spring Co., Ltd. Reinforcing member, production method therefor, and engine block
WO2006049065A1 (ja) * 2004-11-01 2006-05-11 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki 金属複合材および金属複合材の鋳造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4318438A (en) Method for casting a fiber-reinforced composite article
US1840724A (en) Process of bonding cooling fins to cylinders
US3957194A (en) Liquid interface diffusion method of bonding titanium and/or titanium alloy structure
JPH07299592A (ja) 自己ろう付け性複合材を作る方法
JPS59209498A (ja) 金属部品の結合方法
US4700881A (en) Multiple foil transient liquid phase bonding
JPS60212657A (ja) 機関部品
JPH10211505A (ja) 触媒コンバータ、そこに使用する箔材及び該箔材の製造方法
JP2003200273A (ja) 無溶接マグネシウム/アルミニウム結合部材の製造方法
JPS62240154A (ja) 耐冷熱サイクル特性に優れた鋳物部材およびその製造方法
JPS60174805A (ja) 金属複合品を製造する方法
JPS5930465A (ja) アルミニウム合金による鉄系材料の鋳包み方法
US6745931B2 (en) Method for the production of a sealing element
JPH0230790B2 (ja)
JPH0448986B2 (ja)
JPH08215054A (ja) 電磁調理器用鍋
JPS6119705A (ja) 金属表面に硬質金属層を形成する方法
JP2957306B2 (ja) アーク溶射用ワイヤ
JPS5868489A (ja) 被接合体およびその接合方法
JPS6189036A (ja) 装飾材の製法
JP3427622B2 (ja) アルミニウムの接合方法
JPH0494889A (ja) Ti―Al系合金製エンジンバルブ
JP3020649B2 (ja) クラツド鋼の製造方法
JP2001355416A (ja) 内燃機関のバルブシートの接合方法
JPH05220587A (ja) クラッド鋼の製造方法