JPS622395Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS622395Y2 JPS622395Y2 JP17213982U JP17213982U JPS622395Y2 JP S622395 Y2 JPS622395 Y2 JP S622395Y2 JP 17213982 U JP17213982 U JP 17213982U JP 17213982 U JP17213982 U JP 17213982U JP S622395 Y2 JPS622395 Y2 JP S622395Y2
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- JP
- Japan
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- resin layer
- laminated
- reinforced resin
- tube
- layers
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 27
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Landscapes
- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えば造水設備において、海水を造
水装置に供給したり、或いは造水装置からの放水
を排出したりするのに使用される管における管間
の接続部構造に関するものである。
水装置に供給したり、或いは造水装置からの放水
を排出したりするのに使用される管における管間
の接続部構造に関するものである。
第１図に従来の管間の接続部構造が示されてい
る。すなわち２本の管１，２の端部を相対接し、
この相対接部３の内外両面に両管端部間に亘つて
樹脂層４，５を積層し、そして内側樹脂層４を覆
う強化樹脂層６を積層して構成していた。前記強
化樹脂層６は第２図に示すように、サーフエスマ
ツト、ガラスフアイバー、ロービングクロスフア
イバーなどを内在した樹脂層を複数層積層するこ
とにより形成される。そして積層は管内面に対し
て行なわれ、その際にマイナー部６ａが生じる。
管との二次接着面となるこのマイナー部６ａは完
全硬化できないことから、例えば輸送流体が海水
の場合には該海水による耐蝕劣化を生じ、管内流
速によりマイナー部６ａでの二次接着面の初期剥
離を発生させることになる。初期剥離が生じる
と、低速流域では第３図に示すようにマイナー部
６ａにクラツクが発生する。そして低速流域では
クラツク程度で止まるが、中速流域では第４図に
示すようにクラツクが進展して積層間クラツクへ
と進み、さらに高速流域では第５図に示すように
積層材の一部を剥離するに至らせる。そしてこの
ような現象にキヤビテーシヨンなどが加わると、
第６図に示すように積層材全体が順次剥離して行
くことになる。
る。すなわち２本の管１，２の端部を相対接し、
この相対接部３の内外両面に両管端部間に亘つて
樹脂層４，５を積層し、そして内側樹脂層４を覆
う強化樹脂層６を積層して構成していた。前記強
化樹脂層６は第２図に示すように、サーフエスマ
ツト、ガラスフアイバー、ロービングクロスフア
イバーなどを内在した樹脂層を複数層積層するこ
とにより形成される。そして積層は管内面に対し
て行なわれ、その際にマイナー部６ａが生じる。
管との二次接着面となるこのマイナー部６ａは完
全硬化できないことから、例えば輸送流体が海水
の場合には該海水による耐蝕劣化を生じ、管内流
速によりマイナー部６ａでの二次接着面の初期剥
離を発生させることになる。初期剥離が生じる
と、低速流域では第３図に示すようにマイナー部
６ａにクラツクが発生する。そして低速流域では
クラツク程度で止まるが、中速流域では第４図に
示すようにクラツクが進展して積層間クラツクへ
と進み、さらに高速流域では第５図に示すように
積層材の一部を剥離するに至らせる。そしてこの
ような現象にキヤビテーシヨンなどが加わると、
第６図に示すように積層材全体が順次剥離して行
くことになる。
本考案の目的とするところは、初期剥離を防止
し得る管間の接続部構造を提案する点にある。
し得る管間の接続部構造を提案する点にある。
上記目的を達成するために本考案では、その端
部を相対接させた管間の接続部構造であつて、相
対接部の内外両面に両管端部間に亘つて樹脂層を
積層し、そして内外樹脂層の上流側を覆う強化樹
脂層を積層すると共に、この強化樹脂層の上流側
端部を管内面に形成した凹部内に位置させてい
る。かかる構成によると、強化樹脂層の上流側端
部が凹部内に位置していることから、該端部は流
速に影響を受けなくなり、初期剥離を防止し得る
ことになる。
部を相対接させた管間の接続部構造であつて、相
対接部の内外両面に両管端部間に亘つて樹脂層を
積層し、そして内外樹脂層の上流側を覆う強化樹
脂層を積層すると共に、この強化樹脂層の上流側
端部を管内面に形成した凹部内に位置させてい
る。かかる構成によると、強化樹脂層の上流側端
部が凹部内に位置していることから、該端部は流
速に影響を受けなくなり、初期剥離を防止し得る
ことになる。
以下に本考案の一実施例を第７図に基づいて説
明する。すなわち２本の管１０，１１の端部を相
対接し、この相対接部１２の内外両面に両管端部
間に亘る樹脂層１３，１４を積層している。前記
管１０，１１は例えば強化繊維を内在した樹脂管
からなり、また樹脂層１３，１４はこの樹脂管と
接着性の良いものが使用される。そして内側の樹
脂層１３の流れ方向Ａに対する上流側を覆う強化
樹脂層１５が積層され、この強化樹脂層１５の上
流側端部１５ａを管内面に形成した凹部１１Ａ内
に位置させている。ここで強化樹脂層１５は例え
ばマツト２プライが用いられ、フイルムキユアー
で成形される。このフイルムキユアーは、積層し
た強化樹脂層１５をフイルムで覆い、そして樹脂
の硬化後にフイルムを除去するものである。
明する。すなわち２本の管１０，１１の端部を相
対接し、この相対接部１２の内外両面に両管端部
間に亘る樹脂層１３，１４を積層している。前記
管１０，１１は例えば強化繊維を内在した樹脂管
からなり、また樹脂層１３，１４はこの樹脂管と
接着性の良いものが使用される。そして内側の樹
脂層１３の流れ方向Ａに対する上流側を覆う強化
樹脂層１５が積層され、この強化樹脂層１５の上
流側端部１５ａを管内面に形成した凹部１１Ａ内
に位置させている。ここで強化樹脂層１５は例え
ばマツト２プライが用いられ、フイルムキユアー
で成形される。このフイルムキユアーは、積層し
た強化樹脂層１５をフイルムで覆い、そして樹脂
の硬化後にフイルムを除去するものである。
以上述べた本考案における管間の接続部構造に
よると、強化樹脂層の上流側端部が凹部内に位置
していることから、該端部が流速に影響を受けな
くなり、初期剥離を防止することができる。これ
により、クラツクの発生や積層材の剥離などを完
全に防止でき、特に中速流域において有利に採用
できる。
よると、強化樹脂層の上流側端部が凹部内に位置
していることから、該端部が流速に影響を受けな
くなり、初期剥離を防止することができる。これ
により、クラツクの発生や積層材の剥離などを完
全に防止でき、特に中速流域において有利に採用
できる。
第１図〜第６図は従来例を示し、第１図は縦断
面図、第２図は要部の拡大図、第３図〜第６図は
クラツクなどの発生状態を示す説明図、第７図は
本考案の一実施例を示す要部の縦断面図である。 １０，１１……管、１１Ａ……凹部、１２……
相対接部、１３，１４……樹脂層、１５……強化
樹脂層、１５ａ……上流側端部。
面図、第２図は要部の拡大図、第３図〜第６図は
クラツクなどの発生状態を示す説明図、第７図は
本考案の一実施例を示す要部の縦断面図である。 １０，１１……管、１１Ａ……凹部、１２……
相対接部、１３，１４……樹脂層、１５……強化
樹脂層、１５ａ……上流側端部。
Claims (1)
- その端部を相対接させた管間の接続部構造であ
つて、相対接部の内外両面に両管端部間に亘つて
樹脂層を積層し、そして内外樹脂層の上流側を覆
う強化樹脂層を積層すると共に、この強化樹脂層
の上流側端部を管内面に形成した凹部内に位置さ
せたことを特徴とする管間の接続部構造。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17213982U JPS5975988U (ja) | 1982-11-12 | 1982-11-12 | 管間の接続部構造 |
| US06/484,256 US4624486A (en) | 1982-11-12 | 1983-04-12 | Structure at resin pipe connections |
| CH2027/83A CH654894A5 (fr) | 1982-11-12 | 1983-04-15 | Dispositif d'assemblage de deux conduites en resine, permettant d'eviter l'erosion des corps interieurs en resine de ces conduites. |
| IT8348392A IT1197659B (it) | 1982-11-12 | 1983-05-30 | Struttura anulare interna per il rinforzo della zone di connessione tra elementi tubolari in materiale sintetico |
| DE3347840A DE3347840C2 (de) | 1982-11-12 | 1983-10-29 | Flanschrohr aus Kunstharz |
| DE3339333A DE3339333C2 (de) | 1982-11-12 | 1983-10-29 | Rohrverbindung |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17213982U JPS5975988U (ja) | 1982-11-12 | 1982-11-12 | 管間の接続部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5975988U JPS5975988U (ja) | 1984-05-23 |
| JPS622395Y2 true JPS622395Y2 (ja) | 1987-01-20 |
Family
ID=30375303
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17213982U Granted JPS5975988U (ja) | 1982-11-12 | 1982-11-12 | 管間の接続部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5975988U (ja) |
-
1982
- 1982-11-12 JP JP17213982U patent/JPS5975988U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5975988U (ja) | 1984-05-23 |
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