JPS6223880Y2 - - Google Patents

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JPS6223880Y2
JPS6223880Y2 JP11557783U JP11557783U JPS6223880Y2 JP S6223880 Y2 JPS6223880 Y2 JP S6223880Y2 JP 11557783 U JP11557783 U JP 11557783U JP 11557783 U JP11557783 U JP 11557783U JP S6223880 Y2 JPS6223880 Y2 JP S6223880Y2
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JP
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JP11557783U
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JPS6027155U (ja
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  • Retaining Walls (AREA)
  • Revetment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、道路の側面、造成地の法面、河川の
土手、その他の法面を保護するブロツクであつて
環境の美観を保つために草木を植設することので
きる緑化擁壁ブロツクに関する。
法面を保護する積みブロツクや張りブロツクは
コンクリート製のブロツクが品質、構造、性能、
価格的に有利で広く用いられているが、このよう
なコンクリート製のブロツクは欠点としてその外
観が単一で色彩性に乏しく自然環境にマツチしな
い欠点がある。このようなコンクリートブロツク
の欠点を改善し、構造的には信頼性の高いコンク
リート構造であるが外観的には緑化されたいわゆ
る緑化擁壁ブロツクが賞用されている。
しかしながら従来の緑化擁壁ブロツクは、旧来
の積みブロツクまたは張りブロツクの中央部に空
所を設け、ブロツクの両側部および底部を壁状に
形成し、植木鉢のような考え方で設計製作されて
いる。従つて従来の緑化ブロツクでは植生された
植物の根が伸長できずブロツク内で団塊状となる
ので3年程度毎に根切り、根分けをすることが必
要でこれを行なわないと植物が枯れてしまうとい
う欠点があつた。
本考案はこのような従来の緑化ブロツクの欠点
を改善し、植生された植物が根分け、根切り等を
要することなく長年月生息することができるよう
な緑化擁壁ブロツクを提供することを目的とする
ものである。上記目的を達成するための本考案の
要旨とするところは中間部に多段の棚受け桟を刻
設し下端には下方に延出する脚を備えた支柱ブロ
ツクを、水平方向一定間隔ごとに法面に縦に並設
し、隣接する該支柱ブロツクの棚受け桟に、
「く」の字状横断面の底板の後端に背板を直角に
一体に連結した形状の横断面を有する棚板ブロツ
クを横架してなる緑化擁壁ブロツクにある。
以下図面によつて本考案の緑化擁壁ブロツクを
詳細に説明する。
第1図は本考案の実施例の緑化擁壁ブロツクを
構築した法面の部分正面図(第2図のB−B矢視
図)、第2図はその横断面図(第1図のA−A矢
視図)である。第3図は本考案の実施例の支柱ブ
ロツク1の斜視図、第4図は同じく実施例の棚板
ブロツク2の斜視図である。
本考案の緑化擁壁ブロツクは、保護すべき法面
上に水平方向一定間隔毎に、法面の勾配の上下方
向に沿つて並設された支柱ブロツク1とこの支柱
ブロツク間に横架された棚板ブロツク2とを主要
構成部とするものである。
支柱ブロツク1は上下に長い柱状のブロツクで
第3図に示すように長手方向中間部に左右両側に
多段の棚受け桟1bを刻設しており、下端には下
方に延出する脚1aを備え、上端には溝1cが設
けられている。
支柱ブロツク1の下端の脚1aは法尻の基礎コ
ンクリート4の中に嵌入して固定されている。こ
の基礎コンクリート4はまず支柱ブロツク1を法
面に仮留めして配置した後、現場打ちのコンクリ
ートによつて支柱ブロツク1の脚部1aをコンク
リート中に巻き込んでこれと一体に施工する。基
礎コンクリート4をこのように施工することによ
つて支柱ブロツク1は極めて容易に法面の所定位
置に強固に安定的に固定される。
支柱ブロツク1の長手方向の長さは限定されな
いが通常1.5m程度が施工その他の面から適当で
ある。この支柱ブロツク1は上下に連結すること
ができ、第1図には2本連結して敷設されたもの
を示した。基礎コンクリートに固定された支柱ブ
ロツク1の上方に連結する他の支柱ブロツク1
は、その脚1aを、基礎コンクリート4に固定さ
れた下側の支柱ブロツク1の頂部の溝1cに嵌合
することによつて下側のブロツクに強固に連結さ
れる。緑化ブロツクによつて保護されるべき法面
の法面上下方向長さは3m以下が普通であるので
この支柱ブロツクは通常1本または2本連結して
用いれば足りる。
支柱ブロツク1の長手方向中間部の左右両側に
刻設した棚受け桟1bには凸部1dが設けられて
いる。
次に本考案の棚板ブロツク2は、「く」の字状
横断面をなす底板2aの後端に背板2bを底板に
直角に一体に連接した形状の横断面を有し、全体
として棚板状をなす横長の鉄筋コンクリート板状
体である。
棚板ブロツクの底板2aは植生土を載置しこれ
を保持しやすいように上面側が凹の「く」の字形
の横断面を有する。
背板2bは法面の土圧を安定的に支持するもの
で、その直上に横架される上段の棚板ブロツクと
の間には隙間をもつており、この棚板ブロツク上
に植生された植物の根が法面奥行方向へ伸張する
ことができる。
棚板ブロツク2の長手方向両端の下面には凹部
2cが設けられており、この凹部2cは支柱ブロ
ツク1の棚受け桟1bの上に設けられた凸部1d
と係合する。この係合部は棚板ブロツクが法面の
土圧による押出し力に対抗することができるよう
に設計される。
本考案の緑化擁壁ブロツクは、棚板ブロツクの
凹部2cを支柱ブロツクの凸部1dと合致するよ
うにして小型クレーン等を用いて棚受け桟1b上
に載置することにより極めて容易に法面保護体を
形成することができる。
さらに支柱ブロツク1の最頂端には第5図に示
すような両端を折曲げた平板状の天蓋ブロツク3
をその両端折曲部を溝1cに嵌めて載置する。
ついで多段に形成されている棚板ブロツク2の
間に所要の植生土等を充填し、これに播種するか
または苗を移植する。
本考案の緑化擁壁ブロツクは法勾配が3分〜6
分の勾配の法面に用いることができる。
本考案の緑化擁壁ブロツクは以上のように構成
されているので、法面の保護と法面の緑化を容易
に達成することができ、施工が極めて容易で曲面
状の法面に対しても異形のブロツク等を必要とせ
ず、法面に植生された植物はその根が横方向およ
び法面奥行方向に伸張することができるので長期
間生息し、維持手間がかからず極めて経済的であ
る。また本考案のブロツクは工場において品質管
理の徹底した管理下で製造されるので品質が極め
て優れており施工が容易なのでこの種の法面の保
護と美観に寄与するところが極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を法面に敷設した状態
の正面図(第2図のB−B矢視図)、第2図は第
1図のA−A矢視断面図、第3図は本考案の実施
例の支柱ブロツクの斜視図、第4図は棚板ブロツ
クの斜視図、第5図は天蓋ブロツクの斜視図であ
る。 1……支柱ブロツク、1a……脚、1b……棚
受け桟、1c……溝、1d……凸部、2……棚板
ブロツク、2a……底板、2b……背板、2c…
…凹部、3……天蓋ブロツク、4……場所打ちコ
ンクリート基礎。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中間部に多段の棚受け桟を刻設し下端には下方
    に延出する脚を備えた支柱ブロツクを、水平方向
    一定間隔ごとに法面に縦に並設し、隣接する該支
    柱ブロツクの棚受け桟に、「く」の字状横断面の
    底板の後端に背板を直角に一体に連結した形状の
    横断面を有する棚板ブロツクを横架してなる緑化
    擁壁ブロツク。
JP11557783U 1983-07-27 1983-07-27 緑化擁壁ブロツク Granted JPS6027155U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11557783U JPS6027155U (ja) 1983-07-27 1983-07-27 緑化擁壁ブロツク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11557783U JPS6027155U (ja) 1983-07-27 1983-07-27 緑化擁壁ブロツク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6027155U JPS6027155U (ja) 1985-02-23
JPS6223880Y2 true JPS6223880Y2 (ja) 1987-06-18

Family

ID=30266749

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11557783U Granted JPS6027155U (ja) 1983-07-27 1983-07-27 緑化擁壁ブロツク

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100393515B1 (ko) * 2001-03-29 2003-08-14 김상수 블록식 녹화 옹벽
KR100493655B1 (ko) * 2002-11-01 2005-06-28 주식회사 에스디알앤디 식생의 활착력을 높일 수 있도록 된 조립식 토류 구조물및 이를 이용한 축조공법

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Publication number Publication date
JPS6027155U (ja) 1985-02-23

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