JPS62238719A - チューブ容器の成形装置 - Google Patents

チューブ容器の成形装置

Info

Publication number
JPS62238719A
JPS62238719A JP8339386A JP8339386A JPS62238719A JP S62238719 A JPS62238719 A JP S62238719A JP 8339386 A JP8339386 A JP 8339386A JP 8339386 A JP8339386 A JP 8339386A JP S62238719 A JPS62238719 A JP S62238719A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
tube
core
container
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8339386A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0355289B2 (ja
Inventor
Masaaki Miyahara
正昭 宮原
Tokuo Matsui
篤男 松井
Hiroshi Shimizu
清水 洽
Koichi Ihara
井原 広一
Teruo Miyazawa
宮沢 輝男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissei Plastic Industrial Co Ltd
Original Assignee
Nissei Plastic Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissei Plastic Industrial Co Ltd filed Critical Nissei Plastic Industrial Co Ltd
Priority to JP8339386A priority Critical patent/JPS62238719A/ja
Publication of JPS62238719A publication Critical patent/JPS62238719A/ja
Publication of JPH0355289B2 publication Critical patent/JPH0355289B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はチューブ容器をインジェクション成形法により
成形するチューブ容器の成形方法およびその成形装置に
関する。
(従来の技術) 第13図は得るべきチューブ容器80の断面向を示す。
該チューブ容器80は、金属箔、合成樹脂の積層シート
で形成したチューブ81の端部に、容器口部82を樹脂
で成形、固着して成る。
このチューブ容580は、容器口部82に適宜なキャッ
プを施し、練歯暦き、からし、わさび等のペースト伏内
容物を充填し、底部をシールして用いられる。
そしてこのチューブ容器80は、あらかじめ形成しであ
るチューブ81に容器口部82を成形、固着して形成さ
れる。
従来チューブ81に容器口部82を形成するのは、専ら
樹脂の圧縮成形によっていた。
第14図〜第16図はこの従来の圧縮成形法の手順を示
す。
まず第14図のごとく、コア型83のコア84にチュー
ブ81を嵌めてチューブ81を固定する。
次に割型85を閉じ、チューブ81先端縁を若干内方へ
折り曲げ、割型85内キヤビテイに溶融樹脂を入れ、可
動型86により圧縮して容器口部を成形する(第15図
)。
最後に型別してチューブ容器81を取り出すのである(
第16図)。
なおチューブ81先端縁を若干内方へ折り曲げるのは、
チューブ81と溶融樹脂との結合力を高めるためである
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら上記従来のチューブ容器の製造法において
は次のような問題点がある。
すなわち、 ■ 圧縮成形によるときは、前記のとと(、開放キャビ
ティ (コア型)内に溶融樹脂を入れ、これを可動型8
6で単に圧縮するだけであるので、成形圧がどうしても
低くなる。このためキャビティ内の溶融樹脂へ加わる圧
力が不均一になりやすく、容器口部82のシジルダ一部
等にいわゆる“引け”が生じやすいなど寸法精度がでに
くい。
したがってまた複雑な形状を有する容器口部の成形は一
層困難となる。
■ キャビティ内へ入れる熔融樹脂の正確な計量が困難
であり、成形品のバラツキが大きい。
■溶融樹脂の正確な計量が困難であること、また型締圧
が低いこと等の理由により、成形品にパリが発生しやす
く、余分なパリの仕上工程が必要となる。
■ 多数個取りが困難で生産性が悪い。
ところで、上記圧縮成形法による種々の問題点を解消す
るには成形圧の高い射出成形法によればよいと考えられ
る。しかし射出成形法にあっては圧縮成形に比べて高圧
で樹脂が充填されるため、その圧力(射出圧力)によっ
てインサートされたチューブが押し戻されて変形し、や
はり高品質のチューブ容器が得られないという問題点が
ある。
そこで本発明は上記問題点を一挙に解消すべくなされた
ものであり、その目的とするところは、射出成形法によ
りチューブを変形させることなく成形が行え、高品質の
チューブ容器を得ることができるチューブ容器の成形方
法およびその成形装置を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解消するため、次の構成を備える
すなわち、得るべきチューブ容器の少な(とも容器口部
側の内面形状を規制するコアを有するコア型と、該コア
型のコアが容器本体たるチューブを介在させて進入しう
る割型とを設け、該割型内面と前記コア端面とで、前記
チューブの一端側が臨むキャビティを画成し、該チュー
ブをチューブ保持部材と前記コアとで押圧保持しつつ前
記キャビティ内に射出装置により樹脂を注入して前記チ
ューブの一端側に容器口部を成形することを特徴とする
得るべきチューブ容器の少なくとも容器口部側の内面形
状を規制するコアを有するコア型と、該コア型のコアが
容器本体たるチューブを介在させて進入しうる割型とを
備え、該割型内面と前記コア端面とで、前記チューブの
一端側が臨む、容器口部成形用のキャビティを画成し、
該キャビティ内に樹脂を注入する射出装置を設け、前記
割型に、前記コア外表面との間で前記チューブを押圧保
持しうるチューブ保持部材を割型内に突出入自在に設け
、該チューブ保持部材を射出装置による樹脂の射出時に
前記コア外表面方向に向けて付勢する付勢手段を設けた
ことを特徴とする。
樹脂流路が形成された固定型と、該固定型と対峙して配
されると共に、固定型方向に突出するコアを備え、適宜
な接離動機構によって前記固定型に対して接離動する可
動型と、適宜な回転テーブル上に一定間隔をおいて3組
以上、各々回転テーブルに設けた透孔に臨んでスプリン
グによって弾圧保持して配置され、前記回転テーブルが
回転されることによって順次前記固定型と可動型との間
に位置決めして回転位置されると共に、得るべきチュー
ブ容器の容器本体たるチューブの先端部を挿入可能な割
型を備え、前記固定型と可動型との間に回転位置して、
かつ前記可動型が固定型方向に接近されて前記コアが前
記チューブ内に進入した際、コア先端面と割型内面とで
容器口部成形用のキャビティを形成する中間型と、前記
各々の中間型に、前記コア外表面との間で前記チューブ
を押圧保持すべく、中間型のチューブ挿入孔に先端が突
出入自在に設けられたチューブ保持部材と、前記可動型
に設けられ、固定型と可動型との間に位置した際の各中
間型の前記チューブ保持部材を前記コア外表面方向に向
けて付勢する付勢手段と、前記キャビティ内に前記固定
型の樹脂路を通じて樹脂を射出注入する射出装置と、成
形品の取り出し位置に対応して配設され、前記回転テー
ブルが回転されることにより、前記固定型と可動型との
間の位置から前記取り出し位置に回転位置した前記中間
型の割型を開く型割機構とを具備することを特徴とする
(作用) 続いて作用について述べる。
本発明方法では、キャビティ内に樹脂を射出注入する際
、チューブをチューブ保持部材とコア外表面との間で挟
圧する。したがってチューブが射出圧力によって抜は出
たり、変形することが防止される。
′次に中間型が回転テーブル上に設けられた成形装置の
作用について述べる。まず、インサートステージ、すな
わち、固定型と可動型との間の成形ステージの回転手前
位置にある中間型に、得るべきチューブ容器の容器本体
たるチューブを挿入する。次いで回転テーブルが回転さ
れ、上記インサートステージにある中間型が成形ステー
ジに、成形ステージにある中間型は取り出しステージに
、取り出しステージにある中間型はインサートステ−ジ
にそれぞれ位置決めして回転位置される。
成形ステージでは可動型が固定型方向に接近され、スプ
リングによって弾圧保持されている中間型を中途で伴っ
てさらに固定型方向に接近されることにより、型閉じ、
型締めがなされる。その際可動型のコアが中間型に挿入
されている前記チューブ内に進入する。またコア先端面
と中間型キャビテイ面とで容器口部成形用のキャビティ
が画成される。
次に固定型に設けた付勢手段が作動され、中間型に設け
たチューブ保持部材がコア外表面方向に付勢され、その
先端とコア外表面との間でチューブを挟圧保持する。
次いで射出装置により固定型の樹脂路を通じて上記キャ
ビティ内に樹脂が射出注入され、容器口部の成形が行わ
れる。
成形後、チューブ保持部材によるチューブの保持が解除
され、型開きされ、次いで回転テーブルが回転されて成
型ステージ上の中間型が取り出しステージ上へと移動さ
れ、停止する。取り出しステージ上では中間型の割型が
型割り機構によって割られ、チューブ容器が取り出され
るのである。
これによってチューブ容器の連続的な成形が可能となる
なお、可動型に設けた付勢手段は、固定型と可動型との
間に順次回転位置する各中間型のチューブ保持部材の付
勢に共用される。
(実施例) 以下には本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳
細に説明する。
(1)まず全体装置の概要について第1図、第2図およ
び第3図に基づいて説明する。
■は固定型であり、基台2に固定された固定盤3上面に
固定されている。
4は可動型であり、固定型1上方に固定型1と対峙して
可動i5下面に固定されている。
6も可動盤で固定盤3下方に位置し、上記の可動盤5と
2本のタイバー7a、7bによって連結されている。8
はその締結用ナンドである。上記のタイバー7a、7b
は固定甜3に設けた貫通孔9にタイバーブツシュ10を
介して上下方向に摺動自在に案内される。
また固定盤3下面には型閉めシリンダ11が固定され、
そのピストンロッド12は可動盤6に連結されている。
しかして型開閉シリンダ11が駆動されることによって
可動盤5.6およびタイバー7a、7bが昇降し、可動
型4が固定型1方向に接離する。
また固定慇3には2つの型締シリンダ13.14が設け
られており、該型締シリンダ13.14には可動盤6の
上面に突出された型締ラム13a、14aが内挿されて
いる。
さらに固定型l下方の固定臀部には、固定盤3に設けた
貫通孔をそのピストンロッド15aが昇降されるリフト
シリンダ15、工5が固定されている。このリフトシリ
ンダ15は金型交換時における固定型lの取外しに用い
られる。
固定型1と可動型4との間には中間型16が配置される
。中間型16は、固定13上に設けた軸17を中心とし
て回転する回転テーブルたる回転板18上にリフトスプ
リング19によって上方へ弾発保持されている。また中
間型16は回転板18に穿設された透孔20を通して固
定型1に接離する。そして中間型16は同一構造のもの
3組がそれぞれ回転板18上に120°間隔に配設され
ている。
回転板18は、回転板18上部に固設された内歯車21
にインデックスモーク22の出力歯車23が歯合するこ
とによって回転される。そして上記3組の中間型16は
回転板18が回転されることによって順次固定型1と可
動型4との間に送られる。
24は回転板18の下面に設けられたストッパ、25は
固定盤3上面に設けられたストッパシリンダであり、回
転板18上の中間型16が固定型1と可動型4との間に
回転位置したときにストッパ24がストッパシリンダ2
5のロッドに衡止して回転板18の回転を阻止する。ま
た26は位置決めシリンダであり、回転板18が上記の
ように停止された際、そのロッドが回転板18に設けた
ガイド孔27に突入して回転板18を完全に位置決めし
て停止させる。ストッパシリンダ25、位置決めシリン
ダ26のロンドを引込めることによって回転板18は再
度回転を始める。
上記のストッパシリンダ25と位置決めシリンダ26と
は各1組設けられ、ストッパ24とガイド孔27は各中
間型に対応して3個ずつ設けられている。
28は公知のインラインスクリュ式の射出装置であり、
固定型1の後記するホットランナーブロックノズルロに
向けて進退動自在に設けられている。
なお第1図において、中間型16が固定型1と可動型4
との間に位置しているX位置が成形ステージ、その手前
のY位置がチューブのインサートステージ、後方のZ位
置が取り出しステージである。
該取り出しステージZの下方対応位置には、中間型16
の後記する割型の型割り有する型割り機構たる型割りシ
リンダ29が基台2に固定されている(第4図、第5図
)。すなわち型割シリンダ29のロン上端に設けたくさ
び30が割型にくい込んで型割りするのである。
〔2〕次に金型の構成について第6図乃至第9図に基づ
いて説明する。
a、可動型4 可動型4は可動盤5への取付2部31と、この取付2部
31に一体的に固着されると共に周縁に固定型1方向に
伸びる起立壁32を有する規制皿部33と、取付警部3
1にその上端において固定されると共に規制皿部33を
貫通して下方に突出した6本のコア34とから成る。
規制皿部33の起立壁32下面は、可動型4が固定型1
方向に下降された際に中間型16の上面周縁部に当接し
、前記のリフトスプリング19の付勢力に抗して中間壁
16を可動型4の下降に伴って押し下げる。
6本のコア34は一直線上に等間隔で配置され、またそ
の先端部は前記起立壁32下面よりも下方に突出してい
る。コア本体35は円筒状に形成され、このコア本体3
5下部に、チューブ容器の容器口部の内面形状を形成す
るコア先端部材36が固定される。上記のコア本体35
とコア先端部材36とはヒートパイプホルダー37が、
その雄ねじ部が両者に跨がって螺合されることにより結
合されている。ヒートパイプホルダー37には下端がコ
ア先端部材36内部に伸びると共に上端がコア本体35
の中空部内に伸びるヒートパイプ38が挿入されている
。該ヒートパイプ38はヒートパイプホルダー37の側
面から螺入される止めねしく第8図、第9図)によって
ヒートパイプホルダー37に固定されている。コア本体
35の中空部内には冷却パイプ39が挿通固定されてい
る。
前記のヒートパイプ38上部はこの冷却パイプ39の下
部内にオーバーラツプして進入している。冷却水は冷却
水給水口40から冷却パイプ39内を下がり、次いで、
冷却パイプ39外壁とコア本体35内壁との間の間隙内
を上昇して冷却水排出口41から排出される。なお42
および43はシールリングである。
コア先端部材36の先端は一段小径に形成されている。
44はゲート孔であり、コア先端部材36の小径部の段
部から斜め上方にコア先端部材36を貫通して反対側壁
面に小径に開口している。
45は規制皿部33に固定されたチューブ押えホルダー
である。このチューブ押えホルダー45には第8図およ
び第9図に示すように各コア34の上部外表面にその先
端部がコア34両側から弾接するチューブ押え6が、各
コア34について一対ずつ設けられている。チューブ押
え46は板ばねによって形成されており、コア34外表
面への弾圧力は調整ねじ47によって調整できる。
b、中間型16 50は中間型本体であり、中間型保持部材5工を挿通す
るリフトボルト52によって上下方向に移動自在に案内
される。そして回転板18上面と中間型保持部材51と
の間に弾装された前記のリフトスプリング19によって
上方に付勢され、上面がリフトボルト52の頭部に当接
する位置で弾圧保持される。
この中間型本体50には、可動型4の前記6本のコア3
4の各々に対向する位置に、得るべきチューブ容器の容
器本体たるチューブを挿入しうる挿入孔53が上下方向
に透設されている。図示の例では、中間型本体50に設
けた透孔にフランジ付円筒形伏をなすガイドブツシュ5
4を嵌め込んで挿入孔としている。ガイドブツシュ54
は必ずしも必要ではなく、中間型本体50に設けた透孔
をそのまま挿入孔としてもよい。挿入孔53上部はチュ
ーブを挿入しやすいように若干拡径しておくのがよい。
55は入れ子ホルダーであり、第8図および第9図から
明らかなように、中間型本体50下面に、上記−列に設
けた挿入孔53を挾んで左右に一対配置されている。該
入子ホルダー55は第6図および第7図に示されるよう
に中間型本体50と蟻溝摺合あるいはT溝摺合して挿入
孔53を挾む方向に接離自在に設けられている。56は
割型構造をなす入れ子であり、各挿入孔53下方に対応
位置して入れ子ホルダー55に対向して一対ずつ保持さ
れている。そして各一対の入れ子56は、入れ子ホルダ
ー55が接近方向に付勢されて型締めされた際に、チュ
ーブ容器の口部外形にならうキャビテイ面を形成する。
一対の入れ子ホルダー55は、常時は割型スプリング5
7によって互いの接近方向に付勢されて、各一対の入れ
子56が型締めされている。そして、後記するように挿
入孔53内にチューブを挿入し、可動型4を下降してコ
ア34がチューブ内に進入して可動型4の起立壁32下
面が中間型本体50上面に当接し、中間型16に対して
可動型4が最接近した際に、前記の入れ子56のキャビ
テイ面とコア先端部材36の先端面とで形成される空間
が、チューブ容器の容器口部の射出成形用キャビティと
なる。
入れ子56の下面には前記のコア先端部材36に設けた
ゲート孔44を通じて上記キャビティに通ずる樹脂路5
8が刻設されている。
入れ子56には図示しないが適宜な冷却水の通路が形成
されている。
また入れ子56は入れ子ホルダー55に取り外し自在に
固定されており、入れ子56を交換することによって種
々の形状の容器口部の成形ができるようになっている。
C0固定型1 固定型1は、固定盤3上面に取り付けられる固定型本体
59と、この固定型本体59内に断熱材60を介して内
設されたホットランナ−ブロック61とからなる。
ホットランナ−ブロック61には固定型本体59側壁に
開口するスプルブツシュ49と、このスプルブツシュ4
9に通ずる樹脂路62が形成されている。
また固定型本体59には、前記入れ子56下面に設けた
樹脂路58とホットランナ−ブロック61内の樹脂路6
2とを連結する樹脂路63、および前記可動型4のコア
先端部が嵌入しうる凹部64が形成されている。
〔3〕次に第8図および第9図に基づいてチューブ保持
機構について説明する。
65はチューブ保持シリンダであり、可動型4の前記規
制髄部33の4隅に1個ずつ配設されている。チューブ
保持シリンダ65のピストンロッド66先端はテーパー
面に形成されている。
67は一対のチューブ保持部材であり、前記中間型本体
50両側壁から各々挿入孔53に向かって設けられた貫
通孔に、先端が挿入孔53内壁から突出入自在に摺合さ
れている。チューブ保持部材67の各先端面は半円弧状
に設けられ、一対のチューブ保持部材67の画先端面に
よってチューブの略全周に亘って当接するように設定さ
れている。このチューブ保持部材67のチューブ外周に
当接する位置は、できるだけ容器口部成形用のキャビテ
ィに近接しているのがよい。
各一対のチューブ保持部材67は各々の挿入孔53に対
してそれぞれ設けられている。
また各チューブ保持機構67は、中間型本体50側壁か
ら突出している部分が膨大部に形成され、この膨大部と
中間型本体50側壁との間に弾装されたスプリング68
によって、常時は先端が挿入孔53内壁に突出しない方
向に付勢されている。
69はその抜は止めストッパである。中間型本体50の
各側壁に突出する各6本のチューブ保持部材は連結バー
(図示せず)によって連結され連動して摺動される。そ
して前記のチューブ保持シリンダ65直下に位置するチ
ューブ保持部材67の膨大部にはチューブ保持シリンダ
65のピストンロッド66のテーパー面に対向するテー
パー面が形成されている。しかして該ピストンロッド6
5が下降されることによってそのテーパー面がチューブ
保持部材67のテーパー面を前記スプリング68の付勢
力に抗して押圧し、これによって各チューブ保持部材6
7の先端が挿入孔53内壁に両側から突出して、挿入孔
53内に挿入されているチューブをコア34との間で挟
圧して保持するのである。
なお上記においてはチューブ保持シリンダ65を可動型
4に設けたが、中間型本体50に設けることもできる。
また図示しないが電磁ソレノイドによって付勢される鉄
芯によってチューブを保持するようにしてもよい。さら
にはチューブ保持部材67を駆動するチューブ保持シリ
ンダ65をチューブ保持部材67ごとにそれぞれ設けて
もよいし、この場合各チェーブ保持持シリンダ65の付
′勢力を調整しうるようにしておいて、各チューブ保持
力を各々独立に調整するようにしてもよい。
〔4〕続いて本発明方法の一例と併せて成形動作手順に
ついて説明する。
(11インサートステージYにある中間型16の挿入孔
53に、金属箔、合成樹脂の積層シートで形成したチュ
ーブ(ラミネートチューブ)70をインサートする(第
2図および第10図参照)。
(2)  インデックスモーク22を作動して回転板1
8を回転させ、インサートステージY上にあった中間型
16を成形ステージX上に前述のごと(位置決めして停
止させる。インサートステージY上には次の中間型16
が位置するので、同様にして子ユーブ70の挿入を行う
(3)型締 型開閉シリンダ11上部油室に圧油が供給され、可動盤
5.6および可動型4がタイバー7と共に降下する。一
方型締シリンダ13にはプレフィルバルブより(図示せ
ず)油が吸い込まれる。
可動型4が降下してそのコア34がチューブ70内に進
入し、それと共にチューブ押え46によってチューブ7
0が下方に押され、チューブ70下端が入り子(割型)
56のキャビテイ面に沿って進入して若干内方に折り曲
げられる。そのあと更に可動型4が下降するとチューブ
70はそれ以上入り込まなくなり、チューブ押え46は
チューブ70上を乗り越えて下降する。そして可動型4
の起立壁32下面が中間型本体50上面に当接すると、
今度はリフトスプリング19が圧縮されて可動型4と共
に中間型16も降下して固定型lに当接する(第9図)
(4)チューブ保持シリンダ65が作動され、そのピス
トンロッド66が下降されて、テーパー面でチューブ保
持部材67を押動し、一対のチューブ保持部材67とコ
ア34との間でチューブ7oが挟圧保持される。
(5)型締シリンダ13に圧油が供給され、強力型締め
される。
(6)射出装置28が前進して固定型1に当接し、溶融
樹脂が射出される。溶融樹脂はホットランナブロック6
1の樹脂路62、固定型の樹脂路63、中間型16の樹
脂路58、ゲート孔44、を通じてキャビティ内に先議
され、冷却される。
すなわち冷却水供給口40から供給された冷却水が冷却
パイプ39内を下がり、コア本体35内を上昇して冷却
水排出口41から排出されるが、ヒートパイプ38を介
してコア先端部材36も冷却される。また入れ子56も
図示しない冷却パイプを流れる冷却水によって冷却され
る。
冷却が完了したらデユープ保持シリンダ65のピストン
ロンドロ6が上昇され、チューブ保持部材67がスプリ
ング68によって後退復帰してチューブ70の保持が解
除される。
(7)型開 型締シリンダ13への圧油の供給が停止され、型開閉シ
リンダ11の下油室に圧油が供給されて型開きが行われ
る。まず中間型16と固定型1の間が開き、ランナ技は
ランナのアンダーカット部により保持されて中間型16
 (入れ子56)に付着して上昇する。
そして、中間型16の中間型保持部材50がリフトボル
ト52頭部に当接すると中間型16はそれ以上上昇しな
いので、可動型4だけが上昇を続ける。その際、チュー
ブ70および容器口部(成形部)は容器口部のねじ部分
のアンダーカットにより中間型16に付着したまま残る
。一方コア34はそのまま上昇するので、ランナ技は小
径のゲート部で容器口部(成形部)内壁と切断され、ゲ
ート部分がゲート孔44から抜けて残る。その後型開完
了位置まで型開きして型開きを完了する(第6図)。
(8)  ストッパシリンダ35、位置決めシリンダ2
6による回転板18の停止が解除されて、成形ステージ
X上にあった中間型16は取り出しステージZ上に移動
され、該位置で停止される。ここで型別シリンダ29が
作動され、そのロン1端のくさび30が割型(一対の入
れ子)間に進入し、割型(一対の入れ子)が割型スプリ
ング57に抗して押し開かれる(第5図)。
そこで得られたチューブ容器を上方に、ランナ技を下方
に適宜なロボット装置等によって取り出す。
成形ステージX上に移動した中間型16には同様に型締
、射出が行われる。
第11図は他の実施例を示す。
本実施例においてはスライド板71上に2組の中間型1
6を設け、各々の中間型16を固定型1と可動型4との
間に交互にスライド位置させて成形を行う。本実施例の
場合、中間型16が固定型1と可動型4との間の位置か
ら側方にスライドした位置で、成形品取り出しとチュー
ブ挿入とを行う。
第12図はさらに他の実施例を示す。
この実施例では、固定型1と可動型4との間に゛ 位置
して、ただ1つの中間型16を固定板72上に設けてい
る。すなわち単動式の例を示す。本実施例においては、
チューブ70はコア34上に嵌めるのであってもよい。
(発明の効果) 以上のように本発明方法および装置によれば、チューブ
をチューブ保持部材とコア外表面とで挟圧して保持する
ので、樹脂の高い射出圧力によってもチューブが抜は出
たり変形することがない。
したがって高い成形圧による射出成形法が採用でき、従
来の圧縮成形法による前述した種々の問題点点を解消し
て、寸法精度のよい高品質のチューブ容器を効率よく提
供しうる。
また中間型を回転テーブル上に複数組設けたロータリ一
式を採用することで、生産効率が大幅に向上すると共に
、複数組の中間型に対して一組の固定型と可動型を設け
ればよく、全体装置の簡易化が図れる。さらに各中間型
に設けたチューブ保持部材を駆動する付勢手段も可動型
に設けたので、複数の中間型に対して1組の付勢手段で
足り、やはり装置の簡易化が図れる。さらにまた、本装
置によれば型閉じしている中間型にチューブを挿入する
ことにより、チューブを割型で挾んで傷つけることもな
い。
以上本発明につき好適な実施例を挙げて種々説明したが
、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、発明
の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは
もちろんのことである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るチューブ容器の製造装置の一実施
例を示す平面図、第2図はその要部のみを破断した正面
図、第3図は金型の開閉、型締機構を示す断面図、第4
図は中間型の型割機構を示す正面図、第5図はその側面
図、第6図は成形後型開きした状態の金型の正面断面図
、第7図は型閉じして樹脂を注入している状態の金型の
正面断面図、第8図は成形後型開きした状態の金型の側
面断面図、第9図は型閉じした状態の金型の側面断面図
、第10図はインサートステージ上でチュ−ブを中間型
に挿入する状態を示す説明図、第11図および第12図
はそれぞれ他の実施例を示す説明図、第13図は得るべ
きチューブ容器の断面図、第14図〜第16図は従来の
チューブ容器の成形工程を示す断面説明図である。 1・・・固定型、 2・・・基台、 3・・・固定盤、
 4・・・可動型、 5,6・・・可動−盤、 7a、
7b・・・タイバー、 8・・・締付用ナツト、  9
・・・貫通孔、 10・・・タイバーブツシュ、 11
・・・型開閉シリンダ、 12・・・ピストンロンド、
13.14・・・型締シリンダ、13a、 14a・・
・型締ラム、15a・・・ピストンロンド、15  ・
・・リフトシリンタ、16  ・・・中間型、 17・
・・軸、 18・・・回転板、19・・・リフトスプリ
ング、 20・・・透孔、21・・・内歯車、 22・
・・インデックスモーク、23・・・歯!、 24・・
・スI・ソバ、25・・・ストッパシリンダ、 26・
・・位置決めシリンダ、・27・・・ガイド孔、 28
・・・射出装置、 29・・・型別シリンダ、 30・
・・くさび、 31・・・取付警部、 32・・・起立
壁、 33・・・規制皿部、 34・・・コア、 35
・・・コア本体、36・・・コア先端部材、 37・・
・パイプホルダー、 38・・・ヒートパイプ、 39
・・・冷却パイプ、 40・・・給水口、 41・・・
排出口、42.43  ・・・シールリング、 44・
・・ゲート孔、45・・・チューブ押えホルダー、 4
6・・・チューブ押え、 47・・・調整ねじ、 50
・・・中間型本体、 51・・・中間型保持部材、 5
2・・・リフトボルト、 53・・・挿入孔、 54・
・・ガイドブツシュ、 55・・・入れ子ホルダー、 
56・・・入れ子、 57・・・割型スプリング、 5
8・・・樹脂路、 59・・・固定型本体、 60・・
・断熱材、 61・・・ホットランナ−ブロック、62
.63  ・・・樹脂路、 64・・・凹部、 65・
・・チューブ保持シリンダ、66・・・ピストンロンド
、 67・・・チューブ保持部材、 68・・・スプリ
ング、 69・・・ストッパ、 70・・・チューブ(
ラミネートチューブ)、 X・・・成形ステージ、 Y
・・・インサートステージ、Z・・・取り出しステージ
、 80・・・チューブ容器、 81・・・チューブ、
 82・・・容器口部、83・・・コア型、 84・・
・コア、 85・・・割型、 86・・・可動型。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、得るべきチューブ容器の少なくとも容器口部側の内
    面形状を規制するコアを有するコア型と、該コア型のコ
    アが容器本体たるチューブを介在させて進入しうる割型
    とを設け、該割型内面と前記コア端面とで、前記チュー
    ブの一端側が臨むキャビティを画成し、該チューブをチ
    ューブ保持部材と前記コアとで押圧保持しつつ前記キャ
    ビティ内に射出装置により樹脂を注入して前記チューブ
    の一端側に容器口部を成形することを特徴とするチュー
    ブ容器の成形方法。 2、得るべきチューブ容器の少なくとも容器口部側の内
    面形状を規制するコアを有するコア型と、該コア型のコ
    アが容器本体たるチューブを介在させて進入しうる割型
    とを備え、該割型内面と前記コア端面とで、前記チュー
    ブの一端側が臨む、容器口部成形用のキャビティを画成
    し、該キャビティ内に樹脂を注入する射出装置を設け、
    前記割型に、前記コア外表面との間で前記チューブを押
    圧保持しうるチューブ保持部材を割型内に突出入自在に
    設け、該チューブ保持部材を射出装置による樹脂の射出
    時に前記コア外表面方向に向けて付勢する付勢手段を設
    けたことを特徴とするチューブ容器の成形装置。 3、樹脂流路が形成された固定型と、 該固定型と対峙して配されると共に、固定型方向に突出
    するコアを備え、適宜な接離動機構によって前記固定型
    に対して接離動する可動型と、 適宜な回転テーブル上に一定間隔をおいて3組以上、各
    々回転テーブルに設けた透孔に臨んでスプリングによっ
    て弾圧保持して配置され、前記回転テーブルが回転され
    ることによって順次前記固定型と可動型との間に位置決
    めして回転位置されると共に、得るべきチューブ容器の
    容器本体たるチューブの先端部を挿入可能な割型を備え
    、前記固定型と可動型との間に回転位置して、かつ前記
    可動型が固定型方向に接近されて前記コアが前記チュー
    ブ内に進入した際、コア先端面と割型内面とで容器口部
    成形用のキャビティを形成する中間型と、 前記各々の中間型に、前記コア外表面との間で前記チュ
    ーブを押圧保持すべく、中間型のチューブ挿入孔に先端
    が突出入自在に設けられたチューブ保持部材と、 前記可動型に設けられ、固定型と可動型との間に位置し
    た際の各中間型の前記チューブ保持部材を前記コア外表
    面方向に向けて付勢する付勢手段と、 前記キャビティ内に前記固定型の樹脂路を通じて樹脂を
    射出注入する射出装置と、 成形品の取り出し位置に対応して配設され、前記回転テ
    ーブルが回転されることにより、前記固定型と可動型と
    の間の位置から前記取り出し位置に回転位置した前記中
    間型の割型を開く型割機構と を具備することを特徴とするチューブ容器の成形装置。
JP8339386A 1986-04-10 1986-04-10 チューブ容器の成形装置 Granted JPS62238719A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8339386A JPS62238719A (ja) 1986-04-10 1986-04-10 チューブ容器の成形装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8339386A JPS62238719A (ja) 1986-04-10 1986-04-10 チューブ容器の成形装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62238719A true JPS62238719A (ja) 1987-10-19
JPH0355289B2 JPH0355289B2 (ja) 1991-08-22

Family

ID=13801183

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8339386A Granted JPS62238719A (ja) 1986-04-10 1986-04-10 チューブ容器の成形装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62238719A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4931006A (en) * 1987-05-13 1990-06-05 Kmk Karl Maegerle Lizenz Ag Installation for producing packaging containers

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4931006A (en) * 1987-05-13 1990-06-05 Kmk Karl Maegerle Lizenz Ag Installation for producing packaging containers

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0355289B2 (ja) 1991-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4834638A (en) Apparatus for molding a head end an a tubular container
JPH11512355A (ja) 移動分離補助部材を有する再構成可能な成形型
US3892512A (en) Transfer molding apparatus with resilient pad to distribute molding pressure
CN109333926B (zh) 一种用于制造车用音箱盖板的模具
JPS62238719A (ja) チューブ容器の成形装置
JP2539333B2 (ja) ダイカストホイ―ルの連続鋳造方法及びダイカスト機
JPS62238718A (ja) チユ−ブ容器の製造装置
JPS5839425A (ja) 低圧射出成形法
JP3944984B2 (ja) 樹脂成形体製造用金型
JPS6338072Y2 (ja)
CN206579094U (zh) 一种打印机的导纸轮注塑模具结构
JP2642993B2 (ja) プラスチック成形品の成形方法
JP2007320065A (ja) 薄板状成形品の成形装置及び成形方法
CN219095781U (zh) 一种剃刀组件的加工模具
CN110884069B (zh) Smc模压用的油缸抽芯结构及抽芯方法
JPS6225028A (ja) 保圧装置を有する射出成形機
CN209903853U (zh) 一种便于提取成型物品的模具装置
JP3421948B2 (ja) アンダーカット部を有する椀状物品の射出成形方法
CN207088378U (zh) 燃油泵总成外壳模具
JPS62238722A (ja) チユ−ブ容器およびその成形金型
CN218591604U (zh) 一种重卡汽车零部件生产模具
JPH0432755Y2 (ja)
JP3934807B2 (ja) 射出成形方法および装置
JPS6241784Y2 (ja)
JPH0222018A (ja) 射出成形機

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term