JPS62238718A - チユ−ブ容器の製造装置 - Google Patents

チユ−ブ容器の製造装置

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JPS62238718A
JPS62238718A JP61083391A JP8339186A JPS62238718A JP S62238718 A JPS62238718 A JP S62238718A JP 61083391 A JP61083391 A JP 61083391A JP 8339186 A JP8339186 A JP 8339186A JP S62238718 A JPS62238718 A JP S62238718A
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Masaaki Miyahara
正昭 宮原
Tokuo Matsui
篤男 松井
Hiroshi Shimizu
清水 洽
Koichi Ihara
井原 広一
Teruo Miyazawa
宮沢 輝男
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Nissei Plastic Industrial Co Ltd
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はチューブ容器の製造装置、一層詳細には容器口
部をインジェクションによって成形するチューブ容器の
製造装置に関する。
(従来の技術) 第11図は得るべきチューブ容器80の断面図を示す。
該チューブ容器80は、金属箔、合成樹脂の積層シート
で形成したチューブ81の端部に、容器口部82を樹脂
で成形、固着して成る。
このチューブ容器80は、容器口部82に適宜なキャッ
プを施し、練歯潜き、からし、わさび等のペースト状内
容物を充填し、底部をシールして用いられる。
上記のチューブ容器80は、あらかじめ形成しであるチ
ューブ81に容器口部82を成形、固着して形成される
従来チューブ81に容器口部82を形成するのは、専ら
樹脂の圧縮成形によっていた。
第12図〜第14図はこの従来の圧縮成形の手順を示す
まず第12図のごとく、コア型83のコア84にチュー
ブを嵌め、チューブ81を固定する。
次に割型85を閉じ、チューブ81先端縁を若干内方へ
折り曲げ、割型85内キヤビテイに溶融樹脂を入れ、可
動型86により圧縮して容器口部を形成する(第13図
)。最後に型割りしてチューブ容器を取り出すのである
(第14図)。なおチューブ81先端縁を若干内方へ折
り曲げるのは、チューブ81と溶融樹脂との結合力を高
めるためである。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら上記従来のチューブ容器の製造装置には次
のような多くの問題点がある。
すなわち、 ■多数個取りが困難で生産性が悪い。
■割型85を閉じて折り曲げ部を形成する際に、割型8
5で≠ユーブ81を挾んでしまうことがあり、チューブ
81に傷がつく他、完全に割型85が閉じずに樹脂が洩
れて不良品ができやすい。
■また圧縮成形によるときは、前記のごとく、開放キャ
ビティ (コア型)内に溶融樹脂を入れ、これを可動型
86で単に圧縮するだけであるので、成形圧がどうして
も低くなる。このためキャビティ内の溶融樹脂へ加わる
圧力が不均一になりやすく、容器口部82のショルダ一
部等にいわゆる“引け”が生じやすいなど寸法精度がで
に(い。
したがってまたTX9tlな形状を有する容器口部の成
形は一層困難となる。
■キャビティ内へ入れる溶融樹脂の正確な計量が困難で
あり、成形品のバラツキが大きい。
■溶融樹脂の正確な計量が困難であること、また型締圧
が低いこと等の理由にり、成形品にパリが発生しやすく
、余分なパリの仕上工程が必要となる。
そこで本発明は上記問題点を解消すべ(なされたもので
あり、その目的とするところは、多数個取りが可能であ
り、チューブを傷っけたり、パリが発生するのをほとん
ど皆無にすることができ、複雑な形状の容器口部であっ
ても寸法精度よく成形できるチューブ容器の製造装置を
提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解消するため本発明は次の構成を備える。
すなわち、樹脂流路が形成された固定型と、該固定型と
対峙して配されると共に、固定型方向に突出するコアを
備え、適宜な接離動機構によって前記固定型に対して接
離動する可動型と、通亘な回転テーブル上に一定間隔を
おいて3組以上、各々回転テーブルに設けた透孔に臨ん
でスプリングによって弾圧保持して配置され、前記回転
テーブルが回転されることによって順次前記固定型と可
動型との間に位置決めして回転位置されると共に、得る
べきチューブ容器の容器本体たるチューブの先端面を挿
入可能な割型を備え、前記固定型と可動型との間に回転
位置して、かつ前記可動型が固定型方向に接近されて前
記コアが前記チューブ内に進入した際、コア先端面と割
型内面とで容器口部用のキャビティを形成する中間型と
、前記キャビティ内に前記固定型の樹脂路を通じて溶融
樹脂を射出注入する射出装置と、成形品の取り出し位置
に対応して配設され、前記回転テーブルが回転されるこ
とにより、前記固定型と可動型とめ間の位置から前記取
り出し位置に回転位置した前記中間型の割型を割る型側
機構とを具備することを特徴とする特 (作用) 次に作用について述べる。
まず、インサートステージ、すなわち、固定型と可動型
との間の成形ステージの回転手前位置における中間型に
、得るべきチューブ容器の容器本体たるチューブを挿入
する。次いで回転テーブルが回転され、上記インサート
ステージにある中間型が成形ステージに、成形ステージ
にある中間型は取り出しステージに、取り出しステージ
にある中間型はインサートステージにそれぞれ位置決め
して回転位置される。
成形ステージでは可動型が固定型方向に接近され、スプ
リングによって弾圧保持されている中間型を中途で伴っ
てさらに固定型方向に接近されることにより型閉じ、型
締めがなされ杭その際可動型のコアが中間型に挿入され
ている前記チューブ内に進入する。またコア先端面と中
間型のキャビテイ面とで容器口部成形用キャビティが画
成される。
次いで射出装置により固定型の樹脂路を通じて上記キャ
ビティ内に溶融樹脂が射出注入され、容器口部の成形が
行われる。
成形後型開きがなされ、次いで回転テーブルが回転され
、成形ステージ上の中間型が取り出しステージ上へと移
動されて停止する。取り出しステージ上では中間型の割
型が型割り機構によって割られ、チューブ容器が取り出
されるのである。
このように1組の固定型と可動型との組合せに対し、中
間型を3組以上設けて回転テーブルで回転させて用いる
ようにしたので、インサートステージ上でチューブの挿
入を、成形ステージ上で成型工程を、取り出しステージ
上で割型を割ってチューブ容器の取り出しを行うことが
でき、チューブ容器の連続的な製造が可能となる。
(実施例) 以下には本発明の好mな実施例を添付図面に基づいて詳
細に説明する。
(1)まず全体装置の概要について第1図、第2図およ
び第3図に基づいて説明する。
1は固定型であり、基台2に固定された固定盤3上面に
固定されている。
4は可動型であり、固定型l上方に固定型1と対峙して
可動盤5下面に固定されている。
6も可動盤で固定盤3下方に位置し、上記の可動盤5と
2本のタイバー7a、7bによって連結されている。8
はその締結用ナツトである。上記のタイバー7a、7b
は固定盤3に設けた貫通孔9にタイバーブツシュ10を
介して上下方向に摺動自在に案内される。
また固定盤3下面には型閉めシリンダ11が固定され、
そのピストンロッド12は可動i6に連結されている。
しかして型開閉シリンダ11が駆動されることによって
可動盤5.6およびタイバー7a、7bが昇降し、可動
型4が固定型1方向に接離する。
また固定盤3には2つの型締シリンダ13.14が設け
られており、該型締シリンダ13.14には可動盤6の
上面に突出された型締ラム13a、t4aが内挿されて
いる。
さらに固定型1下方の固定警部には、固定盤3に設けた
貫通孔をそのピストンロッド15aが昇降されるリフト
シリンダ15.15が固定されている。このリフトシリ
ンダ1′5は金型交換時における固定型1の取外しに用
いられる。
固定型lと可動型4との間には中間型16が配置される
。中間型16は、固定−3上に設けた軸17を中心とし
て回転する回転テーブルたる回転板18上にリフトスプ
リング19によって上方へ弾発保持されている。また中
間型16は回転板18に穿設された透孔20を通して固
定型1に接離する。そして中間型16は同一構造のもの
3組がそれぞれ回転板18上に120°間隔に配設され
ている。
回転板18は、回転板18下部に固設された内歯車21
にインデックスモーク22の出力歯車23が歯合するこ
とによって回転される。そして上記3組の中間型16は
回転板1日が回転されることによって順次固定型1と可
動型4との間に送られる。
24は回転板18の下面に設けられたストッパ、25は
固定盤3上面に設けられたストッパシリンダであり、回
転板18上の中間型16が固定型lと可動型4との間に
回転位置したときにス) −/バ24がストッパシリン
ダ25のロンドに衡止して回転板18の回転を阻止する
。また26は位置決めシリンダであり、回転板18が上
記のように停止された際、そのロンドが回転板18に設
けたガイド孔27に突入して回転板18を完全に位置決
上記のストッパシリンダ25と位置決めシリンダ26と
は各1組設けられ、ス)7パ24とガイド孔27は各中
間型に対応して3個ずつ設けられている。
28は公知のインラインスクリュ式の射出装置であり、
固定型lの後記するホットランナーブロックノズルロに
向けて進退動自在に設けられている。
なお第1図において、中間型16が固定型1と可動型4
との間に位置しているX位置が成形ステージ、その手前
のY位置がチューブのインサートステージ、後方のZ位
置が取り出しステージである。
該取り出しステージZの下方対応位置には、中間型16
の後記する割型の型割りをする型割り機構たる型割りシ
リンダ29が基台2に固定されている(第4図、第5図
)。すなわち型判シリンダ29のロッド端に設けたくさ
び30が割型に(い込んで型割りするのである。
〔2〕次に金型の構成について第6図乃至第9図に基づ
いて説明する。
a、可動型4 可動型4は可動l115への取付警部31と、この取付
警部31に一体的に固着されると共に周縁に固定型1方
向に伸びる起立壁32を有する規制警部33と、取付警
部31にその上端において固定されると共に規制警部3
3を貫通して下方に突出した6本のコア34とから成る
規制警部33の起立壁32下面は、可動型4が固定型1
方向に下降された際に中間型16の上面周縁部に当接し
、前記のリフトスプリング19の付勢力に抗して中間壁
16を可動型4の下降に伴って押し下げる。
6本のコア34は一直線上に等間隔で配置され、またそ
の先端面は前記起立壁32下面よりも下方に突出してい
る。コア本体35は円筒状に形成さし部が両者に跨がっ
て螺合されることにより結合されている。ヒートパイプ
ホルダー37には下端がコア先端面材36内部に伸びる
と共に上端がコア本体35の中空部内に伸びるヒートパ
イプ38が挿入されている。該ヒートパイプ38はヒー
トパイプホルダー37の側面から螺入される止めねじ(
第8図、第9図)によってヒートパイプホルダー37に
固定されている。コア本体35の中空部内には冷却パイ
プ39が挿通固定されている。
前記のヒートパイプ38上部はこの冷却パイプ39の下
部内にオーバーラツプして進入している。冷却水は冷却
水給水口40から冷却パイプ39内を下がり、次いで、
冷却パイプ39外壁とコア本体35内壁との間の間隙内
を上昇して冷却水排出口41から排出される。なお42
および43はシールリングである。
コア先端面材36の先端は一段小径に形成されている。
44はゲート孔であり、コア先端面材36の小径部の段
部から斜め上方にコア先端面材36を貫通して反対側壁
面に小径に開口している。
45は規制警部33に固定されたチューブ押えホルダー
である。このチューブ押えホルダー45には第8図およ
び第9図に示すように各コア34の上部外表面にその先
端面がコア34両側から弾接するチューブ押え6が、各
コア34について一対ずつ設けられている。チューブ押
え46は板ばねによりて形成されており、コア34外表
面への弾圧力は調整ねじ47によってtJN整できる。
b、中間型16 50は中間型本体であり、中間型保持部材51を挿通ず
るリフトボルト52によって上下方向に移動自在に案内
される。そして回転板18上面と中間型保持部材51と
の間に弾装された前記のリフトスプリング19によって
上方に付勢され、上面がリフトボルト52の頭部に当接
する位置で弾圧保持される。
この中間型本体50には、可動型4の前記6本のコア3
4の各々に対向する位置に、得るべきチューブ容器の容
器本体たるチューブを挿入しうる挿入孔53が上下方向
に透設されている。図示の例では、中間型本体50に設
けた透孔にフランジ付円筒形状をなすガイドブツシュ5
4を嵌め込んで挿入孔としている。ガイドブツシュ54
は必ずしも必要ではなく、中間型本体50に設けた透孔
をそのまま挿入孔としてもよい。挿入孔53上部はチュ
ーブを挿入しやすいように若干拡径してお(のがよい。
55は入れ子ホルダーであり、第8図および第9図から
明らかなように、中間型本体50下面に、上記−列に設
けた挿入孔53を挾んで左右に一対配置されている。該
入子ホルダー55は第6図および第7図に示されるよう
に中間型本体50と蟻溝摺合あるいはT溝摺合して挿入
孔53を挾む方向に接離自在に設けられている。56は
側型構造をなす入れ子であり、各挿入孔53下方に対応
位置して入れ子ホルダー55に対向して一対ずつ保持さ
れている。そして各一対の入れ子56は、入れ子ホルダ
ー55が接近方向に付勢されて型締めされた際に、チュ
ーブ容器の口部外形にならうキャビテイ面を形成する。
一対の入れ子ホルダー55は、常時は割型スプリング5
7によって互いの接近方向に付勢されて、各一対の入れ
子56が型締めされている。そして、後記するように挿
入孔53内にチューブを挿入し、可動型4を下降してコ
ア34がチューブ内に進入して可動型4の起立壁32下
面が中間型本体50上面に当接し、中間型16に対して
可動型4が最接近した際に、前記の入れ子56のキャビ
テイ面とコア先端面材36の先端面とで形成される空間
が、チューブ容器の容器口部の射出成形用キャビティと
なる。
入れ子56の下面には前記のコア先端面材36に設けた
ゲート孔44を通じて上記キャビティに通ずる樹脂路5
8が刻設されている。
入れ子56には図示しないが適宜な冷却水の通路が形成
されている。
また入れ子56は入れ子ホルダー55に取り外し自在に
固定されており、入れ子56を交換する固定型1は、固
定盤3上面に取り付けられる固定型本体59と、この固
定型本体59内に断熱材60を介して内設されたホット
ランナ−ブロック61とからなる。
ホットランナ−ブロック61には固定型本体59側壁に
開口するスプルブツシュ49と、このスプルブツシュ4
9に通ずる樹脂路62が形成されている。
また固定型本体59には、前記入れ子56下面に設けた
樹脂路58とホットランナ−ブロック61内の樹脂路6
2とを連結する樹脂路63、および前記可動型4のコア
先端面が嵌入しうる凹部64が形成されている。
〔3〕次に第8図および第9図に基づいてチューブ保持
機構について説明する。
65はチューブ保持シリンダであり、可動型4の前記規
制警部33の4隅に1個ずつ配設されている。チューブ
保持シリンダ65のピストンロッド66先端はテーパー
面に形成されている。
67は一対のチューブ保持部材であり、前記中間型本体
50両側壁から各々挿入孔53に向かって設けられた貫
通孔に、先端が挿入孔53内壁に突出入自在に摺合され
ている。各一対のチューブ保持部材67は各々の挿入孔
53に対してそれぞれ設けられている。また各チューブ
保持部材67は中間型本体50側壁から突出している部
分が膨大部に形成され、この膨大部と中間型本体50側
壁との間に弾装されたスプリング68によって、常時は
先端が挿入孔53内壁に突出しない方向に付勢されてい
る。69はその抜は止めストッパである。中間型本体5
0の各側壁に突出する各6本のチューブ保持部材は連結
バー(図示せず)によって連結され連動t、て摺動され
る。そして前記のチューブ保持シリンダ65直下に位置
するチューブ保持部材67の膨大部にはチューブ保持シ
リンダ65のピストンロフト66のテーパー面に対向す
るテーパー面が形成されている。しかして該ピストンロ
ッド65が下降されることによってそのテーパー面がチ
ューブ保持部材67のテーパー面を前記スプリング68
の付勢力に抗して押圧し、これによって各チューブ保持
部材67の先端が挿入孔53内壁に両側から突出して、
挿入孔53内に挿入されているチューブをコア34との
間で挟圧して保持するのである。
なお上記においてはチューブ保持シリンダ65を可動型
4に設けたが、中間型本体50に設けることもできる。
また図示しないが電磁ソレノイドによって付勢される鉄
芯によってチューブを保持するようにしてもよい。さら
にはチューブ保持部材67を駆動するチューブ保持シリ
ンダ65をチューブ保持部材67ごとにそれぞれ設けて
もよいし、この場合各チューブ保持シリンダ65の付勢
力を調整しうるようにしておいて、各チューブ保持力を
各々独立に調整するようにしてもよい。
〔4〕続いて成形動作手順について説明する。
(1)  インサートステージYにある中間型16の挿
入孔53に、金属箔、合成樹脂の積層シートで形成した
チューブ(ラミネートチューブ)70をインサートする
(第2図および第10図参照)。
(2)  インデックスモーク22を作動して回転板1
8を回転させ、インサートステージY上にあった中間型
16を成形ステージX上に前述のごとく位置決めして停
止させる。インサートステージY上には次の中間型16
が位置するので、同様にしてチューブ70の挿入を行う
(3)型締 型開閉シリンダ11上部油室に圧油が供給され、可動盤
5.6および可動型4がタイバー7と共に降下する。一
方型締シリンダ13にはプレフィルバルブ(図示せず)
より油が吸い込まれる。
可動型4−が降下してそのコア34がチューブ70内に
進入し、それと共にチューブ押え46によってチューブ
70が下方に押され、チューブ70下端が入り子(割型
)56のキャビテイ面に沿って進入して若干内方に折り
曲げられる。そのあと更に可動型4が下降するとチュー
ブ70はそれ以上入り込まなくなり、チューブ押え46
はチューブ70上を乗り越えて下降する。そして可動型
4の起立壁32下面が中間型本体50上面に当接すると
、今度はリフトスプリング19が圧縮されて可動型4と
共に中間型16も降下して固定型1に当接する(第9図
)。
(4)  チューブ保持シリンダ65が作動され、その
ピストンロンドロ6が下降されて、テーパー面でチュー
ブ保持部材67を押動し、一対のチューブ保持部材67
とコア34との間でチューブ70が挟圧保持される。
(5)型締シリンダ13に圧油が供給され、強力型締め
される。
(6)射出装置28が前進して固定型lに当接し、熔融
樹脂が射出される。溶融樹脂はホットランナブロック6
1の樹脂路62、固定型の樹脂路63、中間型16の樹
脂路58、ゲート孔44、を通じてキャビティ内に充填
され、冷却される。
すなわち冷却水供給口40から供給された冷却水が冷却
バイブ39内を下がり、コア本体35内プを流れる冷却
水によって冷却される。
冷却が完了したらチューブ保持シリンダ65のピストン
ロッド66が上昇され、チューブ保持部材67がスプリ
ング6日によって後退復帰してチューブ70の保持が解
除される。
(7)  型開 型締シリンダ13への圧油の供給が停止され、型開閉シ
リンダ11の下部室に・圧油が供給されて型開きが行わ
れる。まず中間型16と固定型1の間が開き、ランナ枝
はランナのアンダーカット部により保持されて中間型1
6 (入れ子56)に付着して上昇する。
そして、中間型16の中間型保持部材50がリフトボル
ト52頭部に当接すると中間型16はそれ以上上界しな
いので、可動型4だけが上昇を続ける。その際、チュー
ブ70および容器口部(成形部)は容器口部のねじ部分
のアンダーカットにより中間型16に付着したまま残る
。一方コア34はそのまま上昇するので、ランナ枝は小
径のゲート部で容器口部(成形部)内壁と切断され、ゲ
ート部分がゲート孔44から抜けて残る。その後型開完
了位置まで型開きして型開きを完了する(第6図)。
(8)ストッパシリンダ35、位置決めシリンダ26に
よる回転板18の停止が解除されて、成形ステージX上
にあった中間型16は取り出しステージZ上に移動され
、該位置で停止される。ここで型別シリンダ29が作動
され、そのロンド端のくさび30が割型(一対の入れ子
)間に進入し、割型(一対の入れ子)が割型スプリング
57に抗して押し開かれる(第5図)。
そこで得られたチューブ容器を上方に、ランナ枝を下方
に適宜なロボット装置等によって取り出す。
成形ステージX上に移動した中間型16には同様に型締
、射出が行われる。
このように順次回転板18を回転して、チューブ容器を
連続的に成形することができるのである。
)、なお、上記実施例においては中間型16は3組;設
けたが、4組以上であってもよい。
! (発明の効果) 以上のように本発明装置によれば、1組の固定型と可動
型に対して中間型を回転テーブル上に複数組設けたので
全体装置が簡易に構成しうると共に、チューブのインサ
ートステージ、成形品の取り出しステージが成形ステー
ジとは別の位置になり、成形工程の間にチューブのイン
サート、成形品の取り出しが行えるので、成形作業が連
続して行え、生産効率の向上が図れる。
また容器口部を樹脂の射出成形によって行うようにした
ので、高い成形圧が得られ、容器口部を寸法精度よく成
形でき、また複雑な形状のものも容易に成形できる。
さらに圧縮成形に比して、多数個取りが可能となり、こ
の点でも生産効率が向上する。
またパリの発生もほとんどなく、パリ仕上工程が実質上
不要となる。
さらに、あらかじめ閉じている割型にチューブを挿入す
るようにしたので、従来のように割型でチューブを挾ん
でチューブを傷つけたり、樹脂洩パれがして不良品が発
生するという不具合が解消された。
以上本発明につき好適な実施例を挙げて種々説明したが
、本発明はこの実施例に限定されるものではな(、発明
の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは
もちろんのことである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るチューブ容器の製造装置の一実施
例を示す平面図、第2図はその要部のみを破断した正面
図、第3図は金型の開閉、型締機構を示す断面図、第4
図は中間型の型側機構を示す正面図、第5図はその側面
図、第6図は成形後型開きした状態の金型の正面断面図
、第7図は型閉じして樹脂を注入している状態の金型の
正面断面図、第8図は成形後型開きした状態の金型の側
面図、第9図は型閉じした状態の金型の側面断面図、第
10図はインサートステージ上でチューブを中間型に挿
入する状態を示す説明図、第11図は得るべきチューブ
容器の断面図、第12図〜第14図は従来のチューブ容
器製造工程を示す断面説明図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、樹脂流路が形成された固定型と、 該固定型と対峙して配されると共に、固定型方向に突出
    するコアを備え、適宜な接離動機構によって前記固定型
    に対して接離動する可動型と、 適宜な回転テーブル上に一定間隔をおいて3組以上、各
    々回転テーブルに設けた透孔に臨んでスプリングによっ
    て弾圧保持して配置され、前記回転テーブルが回転され
    ることによって順次前記固定型と可動型との間に位置決
    めして回転位置されると共に、得るべきチューブ容器の
    容器本体たるチューブの先端面を挿入可能な割型を備え
    、前記固定型と可動型との間に回転位置して、かつ前記
    可動型が固定型方向に接近されて前記コアが前記チュー
    ブ内に進入した際、コア先端面と割型内面とで容器口部
    用のキャビティを形成する中間型と、 前記キャビティ内に前記固定型の樹脂路を通じて溶融樹
    脂を射出注入する射出装置と、成形品の取り出し位置に
    対応して配設され、前記回転テーブルが回転されること
    により、前記固定型と可動型との間の位置から前記取り
    出し位置に回転位置した前記中間型の割型を割る型割機
    構と を具備することを特徴とするチューブ容器の製造装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017071090A (ja) * 2015-10-06 2017-04-13 東洋機械金属株式会社 縦型射出成形機

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58205745A (ja) * 1982-05-25 1983-11-30 Yoshida Kogyo Kk <Ykk> 筒状体容器の成形方法並びに装置

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