JPH0358570B2 - - Google Patents
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- JPH0358570B2 JPH0358570B2 JP61083391A JP8339186A JPH0358570B2 JP H0358570 B2 JPH0358570 B2 JP H0358570B2 JP 61083391 A JP61083391 A JP 61083391A JP 8339186 A JP8339186 A JP 8339186A JP H0358570 B2 JPH0358570 B2 JP H0358570B2
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明はチユーブ容器の製造装置、一層詳細に
は容器口部をインジエクシヨンによつて成形する
チユーブ容器の製造装置に関する。 (従来の技術) 第11図は得るべきチユーブ容器80の断面図
を示す。 該チユーブ容器80は、金属箔、合成樹脂の積
層シートで形成したチユーブ81の端部に、容器
口部82を樹脂で成形、固着して成る。 このチユーブ容器80は、容器口部82に適宜
なキヤツプを施し、練歯磨き、からし、わさび等
のペースト状内容物を充填し、底部をシールして
用いられる。 上記のチユーブ容器80は、あらかじめ形成し
てあるチユーブ81に容器口部82を成形、固着
して形成される。 従来チユーブ81に容器口部82を形成するの
は、専ら樹脂の圧縮成形によつていた。 第12図〜第14図はこの従来の圧縮成形の手
順を示す。 まず第12図のごとく、コア型83のコア84
にチユーブを嵌め、チユーブ81を固定する。 次に割型85を閉じ、チユーブ81先端縁を若
干内方へ折り曲げ、割型85内キヤビテイに溶融
樹脂を入れ、可動型86により圧縮して容器口部
を形成する(第13図)。最後に型割りしてチユ
ーブ容器を取り出すのである(第14図)。なお
チユーブ81先端縁を若干内方へ折り曲げるの
は、チユーブ81と溶融樹脂との結合力を高める
ためである。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら上記従来のチユーブ容器の製造装
置には次のような多くの問題点がある。 すなわち、 多数個取りが困難で生産性が悪い。 割型85を閉じて折り曲げ部を形成する際
に、割型85でチユーブ81を挾んでしまうこ
とがあり、チユーブ81に傷がつく他、完全に
割型85が閉じずに樹脂が洩れて不良品ができ
やすい。 また圧縮成形によるときは、前記のごとく、
開放キヤビテイ(コア型)内に溶融樹脂を入
れ、これを可動型86で単に圧縮するだけであ
るので、成形圧がどうしても低くなる。このた
めキヤビテイ内の溶融樹脂へ加わる圧力が不均
一になりやすく、容器口部82のシヨルダー部
等にいわゆる“引け”が生じやすいなど寸法精
度がでにくい。 したがつてまた複雑な形状を有する容器口部の
成形は一層困難となる。 キヤビテイ内へ入れる溶融樹脂の正確な計量
が困難であり、成形品のバラツキが大きい。 溶融樹脂の正確な計量が困難であること、ま
た型締圧が低いこと等の理由にり、成形品にバ
リが発生しやすく、余分なバリの仕上工程が必
要となる。 そこで本発明は上記問題点を解消すべきなされ
たものであり、その目的とするところは、多数個
取りが可能であり、チユーブを傷つけたり、バリ
が発生するのをほとんど皆無にすることができ、
複雑な形状の容器口部であつても寸法精度よく成
形できるチユーブ容器の製造装置を提供するにあ
る。 (問題点を解決するための手段) 上記問題点を解消するため本発明は次の構成を
備える。 すなわち、樹脂流路が形成された固定型と、該
固定型と対峙して配されると共に、固定型方向に
突出するコアを備え、適宜な接離動機構によつて
前記固定型に対して接離動する可動型と、適宜な
回転テーブル上に一定間隔をおいて3組以上、
各々回転テーブルに設けた透孔に臨んでスプリン
グによつて弾圧保持して配置され、前記回転テー
ブルが回転されることによつて、チユーブが挿入
されるインサートステージ、前記固定型と可動型
との間の成形ステージ、成形品を取り出す取り出
しステージにわたつて順次位置決めして回転位置
される中間型と、該中間型に設けられ、常時は付
勢手段に付勢されて閉じられていて得るべきチユ
ーブ容器の容器本体たるチユーブの先端部を挿入
可能なチユーブ挿入孔を有すると共に、前記成形
ステージで可動型が固定型方向に接近されて、前
記コアが、インサートステージであらかじめチユ
ーブ挿入孔に挿入されたチユーブにチユーブ後端
側から進入して型閉じされた際、コア先端面と対
応するチユーブ挿入孔内面との間で、チユーブ先
端が臨む容器口部成形用のキヤビテイを形成する
割型と、前記キヤビテイ内に前記固定型の樹脂路
を通じて溶融樹脂を射出注入する射出装置と、前
記取り出しステージに配置され、前記成形ステー
ジから取り出しステージに回転位置した中間型の
割型を割る型割機構とを具備することを特徴とし
ている。 (作用) 次に作用について述べる。 まず、インサートステージ、すなわち、固定型
と可動型との間の成形ステージの回転手前位置に
おける中間型に、得るべきチユーブ容器の容器本
体たるチユーブを挿入する。次いで回転テーブル
が回転され、上記インサートステージにある中間
型が成形ステージに、成形ステージにある中間型
は取り出しステージに、取り出しステージにある
中間型はインサートステージにそれぞれ位置決め
して回転位置される。 成形ステージでは可動型が固定型方向に接近さ
れ、スプリングによつて弾圧保持されている中間
型を中途で伴つてさらに固定型方向に接近される
ことにより型閉じ、型締めがなされる。その際可
動型のコアが中間型に挿入されている前記チユー
ブ内に進入する。またコア先端面と中間型のキヤ
ビテイ面とで容器口部成形用キヤビテイが画成さ
れる。 次いで射出装置により固定型の樹脂路を通じて
上記キヤビテイ内に溶融樹脂が射出注入され、容
器口部の成形が行われる。 成形後型開きがなされ、次いで回転テーブルが
回転され、成形ステージ上の中間型が取り出しス
テージ上へと移動されて停止する。取り出しステ
ージ上では中間型の割型が型割り機構によつて割
られ、チユーブ容器が取り出されるものである。 このように1組の固定型と可動型との組合せに
対し、中間型を3組以上設けて回転テーブルで回
転させて用いるようにしたので、インサートステ
ージ上でチユーブの挿入を、成形ステージ上で成
型工程を、取り出しステージ上で割型を割つてチ
ユーブ容器の取り出しを行うことができ、チユー
ブ容器の連続的な製造が可能となる。 (実施例) 以下には本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。 〔1〕 まず全体装置の概要について第1図、第
2図および第3図に基づいて説明する。 1は固定型であり、基台2に固定された固定盤
3上面に固定されている。 4は可動型であり、固定型1上方に固定型1と
対峙して可動盤5下面に固定されている。 6も可動盤で固定盤3下方に位置し、上記の可
動盤5と2本のタイバー7a,7bによつて連結
されている。8はその締結用ナツトである。上記
のタイバー7a,7bは固定盤3に設けた貫通孔
9にタイバーブツシユ10を介して上下方向に摺
動自在に案内される。 また固定盤3下面には型閉めシリンダ11が固
定され、そのピストンロツド12は可動盤6に連
結されている。しかして型開閉シリンダ11が駆
動されることによつて可動盤5,6およびタイバ
ー7a,7bが昇降し、可動型4が固定型1方向
に接離する。 また固定盤3には2つの型締シリンダ13,1
4が設けられており、該型締シリンダ13,14
には可動盤6の上面に突出された型締ラム13
a,14aが内挿されている。 さらに固定型1下方の固定盤部には、固定盤3
に設けた貫通孔をそのピストンロツド15aが昇
降されるリフトシリンダ15,15が固定されて
いる。このリフトシリンダ15は金型交換時にお
ける固定型1の取外しに用いられる。 固定型1と可動型4との間には中間型16が配
置される。中間型16は、固定盤3上に設けた軸
17を中心として回転する回転テーブルたる回転
板18上にリフトスプリング19によつて上方へ
弾発保持されている。また中間型16は回転板1
8に穿設された透孔20を通して固定型1に接離
する。そして中間型16は同一構造のもの3組が
それぞれ回転板18上に120゜間隔に配設されてい
る。 回転板18は、回転板18下部に固設された内
歯車21にインデツクスモータ22の出力歯車2
3が噛合することによつて回転される。そして上
記3組の中間型16は回転板18が回転されるこ
とによつて順次固定型1と可動型4との間に送ら
れる。 24は回転板18の下面に設けられたストツ
パ、25は固定盤3上面に設けられたストツパシ
リンダであり、回転板18上の中間型16が固定
型1と可動型4との間に回転位置したときにスト
ツパ24がストツパシリンダ25のロツドに衡止
して回転板18の回転を阻止する。また26は位
置決めシリンダであり、回転板18が上記のよう
に停止された際、そのロツドが回転板18に設け
たガイド孔27に突入して回転板18を完全に位
置決めして停止させる。ストツパシリンダ25、
位置決めシリンダ26のロツドを引込めることに
よつて回転板18は再度回転を始める。 上記のストツパシリンダ25と位置決めシリン
ダ26とは各1組設けられ、ストツパ24とガイ
ド孔27は各中間型に対応して3個ずつ設けられ
ている。 28は公知のインラインスクリユ式の射出装置
であり、固定型1の後記するホツトライナーブロ
ツクノズル口に向けて進退自在に設けられてい
る。 なお第1図において、中間型16が固定型1と
可動型4との間に位置しているX位置が成形ステ
ージ、その手前のY位置がチユーブのインサート
ステージ、後方のZ位置が取り出しステージであ
る。 該取り出しステージZの下方対応位置には、中
間型16の後記する割型の型割りをする型割り機
構たる型割りシリンダ29が基台2に固定されて
いる(第4図、第5図)。すなわち型割シリンダ
29のロツド端に設けたくさび30が割型にくい
込んで型割りするのである。 〔2〕 次に金型の構成について第6図乃至第9
図に基づいて説明する。 a 可動型4 可動型4は可動盤5への取付盤部31と、この
取付盤部31に一体的に固着されると共に周縁に
固定型1方向に伸びる起立壁32を有する規制盤
部33と、取付盤部31にその上端において固定
されると共に規制盤部33を貫通して下方に突出
した6本のコア34とから成る。 規制盤部33の起立壁32下面は、可動型4が
固定型1方向に下降された際に中間型16の上面
周縁部に当接し、前記のリフトスプリング19の
付勢力に抗して中間壁16を可動型4の下降に伴
つて押し下げる。 6本のコア34は一直線上に等間隔で配置さ
れ、またその先端部は前記起立壁32下面よりも
下方に突出している。コア本体35は円筒状に形
成され、このコア本体35下部に、チユーブ容器
の容器口部の内面形状を形成するコア先端部材3
6が固定される。上記のコア本体35とコア先端
部材36とはヒートパイプホルダー37が、その
雄ねじ部が両者に跨がつて螺合されることにより
結合されている。ヒートパイプホルダー37には
下端がコア先端部材36内部に伸びると共に上端
がコア本体35の中空部内に伸びるヒートパイプ
38が挿入されている。該ヒートパイプ38はヒ
ートパイプホルダー37の側面から螺入される止
めねじ(第8図、第9図)によつてヒートパイプ
ホルダー37に固定されている。コア本体35の
中空部内には冷却パイプ39が挿通固定されてい
る。前記のヒートパイプ38上部はこの冷却パイ
プ39の下部内にオーバーラツプして進入してい
る。冷却水は冷却水給水口40から冷却パイプ3
9内を下がり、次いで、冷却パイプ39外壁とコ
ア本体35内壁との間の間隙内を上昇して冷却水
排出口41から排出される。なお42および43
はシールリングである。 コア先端部材36の先端は一段小径に形成され
ている。44はゲート孔であり、コア先端部材3
6の小径部の段部から斜め上方にコア先端部材3
6を貫通して反対側壁面に小径に開口している。 45は規制盤部33に固定されたチユーブ押え
ホルダーである。このチユーブ押えホルダー45
には第8図および第9図に示すように各コア34
の上部外表面にその先端部がコア34両側から弾
接するチユーブ押え46が、各コア34について
一対ずつ設けられている。チユーブ押え46は板
ばねによつて形成されており、コア34外表面へ
の弾圧力は調整ねじ47によつて調整できる。 b 中間型16 50は中間型本体であり、中間型保持部材51
を挿通するリフトボルト52によつて上下方向に
移動自在に案内される。そして回転板18上面と
中間型保持部材51との間に弾装された前記のリ
フトスプリング19によつて上方に付勢され、上
面がリフトボルト52の頭部に当接する位置で弾
圧保持される。 この中間型本体50には、可動型4の前記6本
のコア34の各々に対向する位置に、得るべきチ
ユーブ容器の容器本体たるチユーブを挿入しうる
挿入孔53が上下方向に透設されている。図示の
例では、中間型本体50に設けた透孔にフランジ
付円筒形状をなすガイドブツシユ54を嵌め込ん
で挿入孔としている。ガイドブツシユ54は必ず
しも必要ではなく、中間型本体50に設けた透孔
をそのまま挿入孔としてもよい。挿入孔53上部
はチユーブを挿入しやすいように若干拡径してお
くのがよい。 55は入れ子ホルダーであり、第8図および第
9図から明らかなように、中間型本体50下面
に、上記一列に設けた挿入孔53を挾んで左右に
一対配置されている。該入子ホルダー55は第6
図および第7図に示されるように中間型本体50
と蟻溝摺合あるいはT溝摺合して挿入孔53を挾
む方向に接離自在に設けられている。56は割型
構造をなす入れ子であり、各挿入孔53下方に対
応位置して入れ子ホルダー55に対向して一対ず
つ保持されている。そして各一対の入れ子56
は、入れ子ホルダー55が接近方向に付勢されて
型締めされた際に、チユーブ容器の口部外形にな
らうキヤビテイ面を形成する。一対の入れ子ホル
ダー55は、常時は割型スプリング57によつて
互いの接近方向に付勢されて、各一対の入れ子5
6が型締めされている。そして、後記するように
挿入孔53内にチユーブを挿入し、可動型4を下
降してコア34がチユーブ内に進入して可動型4
の起立壁32下面が中間型本体50上面に当接
し、中間型16に対して可動型4が最接近した際
に、前記の入れ子56のキヤビテイ面とコア先端
部材36の先端面とで形成される空間が、チユー
ブ容器の容器口部の射出成形用キヤビテイとな
る。 入れ子56の下面には前記のコア先端部材36
に設けたゲート孔44を通じて上記キヤビテイに
通ずる樹脂路58が刻設されている。 入れ子56には図示しないが適宜な冷却水の通
路が形成されている。 また入れ子56に入れ子ホルダー55に取り外
し自在に固定されており、入れ子56を交換する
ことによつて種々の形状の容器口部の成形ができ
るようになつている。 c 固定型1 固定型1は、固定盤3上面に取り付けられる固
定型本体59と、この固定型本体59内に断熱材
60を介して内設されたホツトランナーブロツク
61とからなる。 ホツトランナーブロツク61には固定型本体5
9側壁に開口するスプルブツシユ49と、このス
プルブツシユ49に通ずる樹脂路62が形成され
ている。 また固定型本体59には、前記入れ子56下面
に設けた樹脂路58とホツトランナーブロツク6
1内の樹脂路62とを連結する樹脂路63、およ
び前記可動型4のコア先端部が嵌入しうる凹部6
4が形成されている。 〔3〕 次に第8図および第9図に基づいてチユ
ーブ保持機構について説明する。 65はチユーブ保持シリンダであり、可動型4
の前記規制盤部33の4隅に1個ずつ配設されて
いる。チユーブ保持シリンダ65のピストンロツ
ド66先端はテーパー面に形成されている。 67は一対のチユーブ保持部材であり、前記中
間型本体50両側壁から各々挿入孔53に向かつ
て設けられた貫通孔に、先端が挿入孔53内壁に
突出入自在に摺合されている。各一対のチユーブ
保持部材67は各々の挿入孔53に対してそれぞ
れ設けられている。また各チユーブ保持部材67
は中間型本体50側壁から突出している部分が膨
大部に形成され、この膨大部と中間型本体50側
壁との間に弾装されたスプリング68によつて、
常時は先端が挿入孔53内壁に突出しない方向に
付勢されている。69はその抜け止めストツパで
ある。中間型本体50の各側壁に突出する各6本
のチユーブ保持部材は連結バー(図示せず)によ
つて連結され連動して摺動される。そして前記の
チユーブ保持シリンダ65直下に位置するチユー
ブ保持部材67の膨大部にはチユーブ保持シリン
ダ65のピストンロツド66のテーパー面に対向
するテーパー面が形成されている。しかして該ピ
ストンロツド65が下降されることによつてその
テーパー面がチユーブ保持部材67のテーパー面
を前記スプリング68の付勢力に抗して押圧し、
これによつて各チユーブ保持部材67の先端が挿
入孔53内壁に両側から突出して、挿入孔53内
に挿入されているチユーブをコア34との間で挾
圧して保持するのである。 なお上記においてはチユーブ保持シリンダ65
を可動型4に設けたが、中間型本体50に設ける
こともできる。また図示しないが電磁ソレノイド
によつて付勢される鉄芯によつてチユーブを保持
するようにしてもよい。さらにまたチユーブ保持
部材67を駆動するチユーブ保持シリンダ65を
チユーブ保持部材67ごとにそれぞれ設けてもよ
いし、この場合各チユーブ保持シリンダ65の付
勢力を調整しうるようにしておいて、各チユーブ
保持力を各々独立に調整するようにしてもよい。 〔4〕 続いて成形動作手順について説明する。 (1) インサートステージYにある中間型16の挿
入孔53に、金属箔、合成樹脂の積層シートで
形成したチユーブ(ラミネートチユーブ)70
をインサートする(第2図および第10図参
照)。 (2) インデツクスモータ22を作動して回転板1
8を回転させ、インサートステージY上にあつ
た中間型16を成形ステージX上に前述のごと
く位置決めして停止させる。インサートステー
ジY上には次の中間型16が位置するので、同
様にしてチユーブ70の挿入を行う。 (3) 型締 型開閉シリンダ11上部油室に圧油が供給さ
れ、可動盤5,6および可動型4がタイバー7
と共に降下する。一方型締シリンダ13にはプ
レフイルバルブ(図示せず)より油が吸い込ま
れる。 可動型4が降下してそのコア34がチユーブ
70内に進入し、それと共にチユーブ押え46
によつてチユーブ70が下方に押され、チユー
ブ70下端が入り子(割型)56のキヤビテイ
面に沿つて進入して若干内方に折り曲げられ
る。そのあと更に可動型4が下降するとチユー
ブ70はそれ以上入り込まなくなり、チユーブ
押え46はチユーブ70上を乗り越えて下降す
る。そして可動型4の起立壁32下面が中間型
本体50上面に当接すると、今度はリフトスプ
リング19が圧縮されて可動型4と共に中間型
16も降下して固定型1に当接する(第9図)。 (4) チユーブ保持シリンダ65が作動され、その
ピストンロツド66が下降されて、テーパー面
でチユーブ保持部材67を押動し、一対のチユ
ーブ保持部材67とコア34との間でチユーブ
70が挾圧保持される。 (5) 型締シリンダ13に圧油が供給され、強力型
締めされる。 (6) 射出装置28が前進して固定型1に当接し、
溶融樹脂が射出される。溶融樹脂はホツトラン
ナーブロツク61の樹脂路62、固定型の樹脂
路63、中間型16の樹脂路58、ゲート孔4
4、を通じてキヤビテイ内に充填され、冷却さ
れる。 すなわち冷却水供給口40から供給された冷
却水が冷却パイプ39内を下がり、コア本体3
5内を上昇して冷却水排出口41から排出され
るが、ヒートパイプ38を介してコア先端部材
36も冷却される。また入れ子56も図示しな
い冷却パイプを流れる冷却水によつて冷却され
る。 冷却が完了したらチユーブ保持シリンダ65
のピストンロツド66が上昇され、チユーブ保
持部材67がスプリング68によつて後退復帰
してチユーブ70の保持が解除される。 (7) 型開 型締シリンダ13への圧油の供給が停止さ
れ、型開閉シリンダ11の下油室に圧油が供給
されて型開きが行われる。まず中間型16と固
定型1の間が開き、ランナ枝はランナのアンダ
ーカツト部により保持されて中間型16(入れ
子56)に付着して上昇する。 そして、中間型16の中間型保持部材50が
リフトボルト52頭部に当接すると中間型16
はそれ以上上昇しないので、可動型4だけが上
昇を続ける。その際、チユーブ70および容器
口部(成形部)は容器口部のねじ部分のアンダ
ーカツトにより中間型16に付着したまま残
る。一方コア34はそのまま上昇するので、ラ
ンナ枝は小径のゲート部で容器口部(成形部)
内壁と切断され、ゲート部分がゲート孔44か
ら抜けて残る。その後型開完了位置まで型開き
を完了する(第6図)。 (8) ストツパシリンダ35、位置決めシリンダ2
6による回転板18の停止が解除されて、成形
ステージX上にあつた中間型16は取り出しス
テージZ上に移動され、該位置で停止される。
ここで型割シリンダ29が作動され、そのロツ
ド端のくさび30が割型(一対の入れ子)間に
進入し、割型(一対の入れ子)が割型スプリン
グ57に抗して押し開かれる(第5図)。 そこで得られたチユーブ容器を上方に、ランナ
枝を下方に適宜なロボツト装置等によつて取り出
す。 成形ステージX上に移動した中間型16には同
様に型締、射出が行われる。 このように順次回転板18を回転して、チユー
ブ容器を連続的に成形することができるのであ
る。 なお、上記実施例においては中間型16は3組
設けたが、4組以上であつてもよい。 (発明の効果) 以上のように本発明装置によれば、1組の固定
型と可動型に対して中間型を回転テーブル上に複
数組設けたので全体装置が簡易に構成しうると共
に、チユーブのインサートステージ、成形品の取
り出しステージが成形ステージとは別の位置にな
り、成形工程の間にチユーブのインサート、成形
品の取り出しが行えるので、成形作業が連続して
行え、生産効率の向上が図れる。 また容器口部を樹脂の射出成形によつて行うよ
うにしたので、高い成形圧が得られ、容器口部を
寸法精度よく成形でき、また複雑な形状のものも
容易に成形できる。 さらに圧縮成形に比して、多数個取りが可能と
なり、この点でも生産効率が向上する。 またバリの発生もほとんどなく、バリ仕上工程
が実質上不要となる。 さらに、あらかじめ閉じている割型にチユーブ
を挿入するようにしたので、従来のように割型で
チユーブを挾んでチユーブを傷つけたり、樹脂洩
れがして不良品が発生するという不具合が解消さ
れた。
は容器口部をインジエクシヨンによつて成形する
チユーブ容器の製造装置に関する。 (従来の技術) 第11図は得るべきチユーブ容器80の断面図
を示す。 該チユーブ容器80は、金属箔、合成樹脂の積
層シートで形成したチユーブ81の端部に、容器
口部82を樹脂で成形、固着して成る。 このチユーブ容器80は、容器口部82に適宜
なキヤツプを施し、練歯磨き、からし、わさび等
のペースト状内容物を充填し、底部をシールして
用いられる。 上記のチユーブ容器80は、あらかじめ形成し
てあるチユーブ81に容器口部82を成形、固着
して形成される。 従来チユーブ81に容器口部82を形成するの
は、専ら樹脂の圧縮成形によつていた。 第12図〜第14図はこの従来の圧縮成形の手
順を示す。 まず第12図のごとく、コア型83のコア84
にチユーブを嵌め、チユーブ81を固定する。 次に割型85を閉じ、チユーブ81先端縁を若
干内方へ折り曲げ、割型85内キヤビテイに溶融
樹脂を入れ、可動型86により圧縮して容器口部
を形成する(第13図)。最後に型割りしてチユ
ーブ容器を取り出すのである(第14図)。なお
チユーブ81先端縁を若干内方へ折り曲げるの
は、チユーブ81と溶融樹脂との結合力を高める
ためである。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら上記従来のチユーブ容器の製造装
置には次のような多くの問題点がある。 すなわち、 多数個取りが困難で生産性が悪い。 割型85を閉じて折り曲げ部を形成する際
に、割型85でチユーブ81を挾んでしまうこ
とがあり、チユーブ81に傷がつく他、完全に
割型85が閉じずに樹脂が洩れて不良品ができ
やすい。 また圧縮成形によるときは、前記のごとく、
開放キヤビテイ(コア型)内に溶融樹脂を入
れ、これを可動型86で単に圧縮するだけであ
るので、成形圧がどうしても低くなる。このた
めキヤビテイ内の溶融樹脂へ加わる圧力が不均
一になりやすく、容器口部82のシヨルダー部
等にいわゆる“引け”が生じやすいなど寸法精
度がでにくい。 したがつてまた複雑な形状を有する容器口部の
成形は一層困難となる。 キヤビテイ内へ入れる溶融樹脂の正確な計量
が困難であり、成形品のバラツキが大きい。 溶融樹脂の正確な計量が困難であること、ま
た型締圧が低いこと等の理由にり、成形品にバ
リが発生しやすく、余分なバリの仕上工程が必
要となる。 そこで本発明は上記問題点を解消すべきなされ
たものであり、その目的とするところは、多数個
取りが可能であり、チユーブを傷つけたり、バリ
が発生するのをほとんど皆無にすることができ、
複雑な形状の容器口部であつても寸法精度よく成
形できるチユーブ容器の製造装置を提供するにあ
る。 (問題点を解決するための手段) 上記問題点を解消するため本発明は次の構成を
備える。 すなわち、樹脂流路が形成された固定型と、該
固定型と対峙して配されると共に、固定型方向に
突出するコアを備え、適宜な接離動機構によつて
前記固定型に対して接離動する可動型と、適宜な
回転テーブル上に一定間隔をおいて3組以上、
各々回転テーブルに設けた透孔に臨んでスプリン
グによつて弾圧保持して配置され、前記回転テー
ブルが回転されることによつて、チユーブが挿入
されるインサートステージ、前記固定型と可動型
との間の成形ステージ、成形品を取り出す取り出
しステージにわたつて順次位置決めして回転位置
される中間型と、該中間型に設けられ、常時は付
勢手段に付勢されて閉じられていて得るべきチユ
ーブ容器の容器本体たるチユーブの先端部を挿入
可能なチユーブ挿入孔を有すると共に、前記成形
ステージで可動型が固定型方向に接近されて、前
記コアが、インサートステージであらかじめチユ
ーブ挿入孔に挿入されたチユーブにチユーブ後端
側から進入して型閉じされた際、コア先端面と対
応するチユーブ挿入孔内面との間で、チユーブ先
端が臨む容器口部成形用のキヤビテイを形成する
割型と、前記キヤビテイ内に前記固定型の樹脂路
を通じて溶融樹脂を射出注入する射出装置と、前
記取り出しステージに配置され、前記成形ステー
ジから取り出しステージに回転位置した中間型の
割型を割る型割機構とを具備することを特徴とし
ている。 (作用) 次に作用について述べる。 まず、インサートステージ、すなわち、固定型
と可動型との間の成形ステージの回転手前位置に
おける中間型に、得るべきチユーブ容器の容器本
体たるチユーブを挿入する。次いで回転テーブル
が回転され、上記インサートステージにある中間
型が成形ステージに、成形ステージにある中間型
は取り出しステージに、取り出しステージにある
中間型はインサートステージにそれぞれ位置決め
して回転位置される。 成形ステージでは可動型が固定型方向に接近さ
れ、スプリングによつて弾圧保持されている中間
型を中途で伴つてさらに固定型方向に接近される
ことにより型閉じ、型締めがなされる。その際可
動型のコアが中間型に挿入されている前記チユー
ブ内に進入する。またコア先端面と中間型のキヤ
ビテイ面とで容器口部成形用キヤビテイが画成さ
れる。 次いで射出装置により固定型の樹脂路を通じて
上記キヤビテイ内に溶融樹脂が射出注入され、容
器口部の成形が行われる。 成形後型開きがなされ、次いで回転テーブルが
回転され、成形ステージ上の中間型が取り出しス
テージ上へと移動されて停止する。取り出しステ
ージ上では中間型の割型が型割り機構によつて割
られ、チユーブ容器が取り出されるものである。 このように1組の固定型と可動型との組合せに
対し、中間型を3組以上設けて回転テーブルで回
転させて用いるようにしたので、インサートステ
ージ上でチユーブの挿入を、成形ステージ上で成
型工程を、取り出しステージ上で割型を割つてチ
ユーブ容器の取り出しを行うことができ、チユー
ブ容器の連続的な製造が可能となる。 (実施例) 以下には本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。 〔1〕 まず全体装置の概要について第1図、第
2図および第3図に基づいて説明する。 1は固定型であり、基台2に固定された固定盤
3上面に固定されている。 4は可動型であり、固定型1上方に固定型1と
対峙して可動盤5下面に固定されている。 6も可動盤で固定盤3下方に位置し、上記の可
動盤5と2本のタイバー7a,7bによつて連結
されている。8はその締結用ナツトである。上記
のタイバー7a,7bは固定盤3に設けた貫通孔
9にタイバーブツシユ10を介して上下方向に摺
動自在に案内される。 また固定盤3下面には型閉めシリンダ11が固
定され、そのピストンロツド12は可動盤6に連
結されている。しかして型開閉シリンダ11が駆
動されることによつて可動盤5,6およびタイバ
ー7a,7bが昇降し、可動型4が固定型1方向
に接離する。 また固定盤3には2つの型締シリンダ13,1
4が設けられており、該型締シリンダ13,14
には可動盤6の上面に突出された型締ラム13
a,14aが内挿されている。 さらに固定型1下方の固定盤部には、固定盤3
に設けた貫通孔をそのピストンロツド15aが昇
降されるリフトシリンダ15,15が固定されて
いる。このリフトシリンダ15は金型交換時にお
ける固定型1の取外しに用いられる。 固定型1と可動型4との間には中間型16が配
置される。中間型16は、固定盤3上に設けた軸
17を中心として回転する回転テーブルたる回転
板18上にリフトスプリング19によつて上方へ
弾発保持されている。また中間型16は回転板1
8に穿設された透孔20を通して固定型1に接離
する。そして中間型16は同一構造のもの3組が
それぞれ回転板18上に120゜間隔に配設されてい
る。 回転板18は、回転板18下部に固設された内
歯車21にインデツクスモータ22の出力歯車2
3が噛合することによつて回転される。そして上
記3組の中間型16は回転板18が回転されるこ
とによつて順次固定型1と可動型4との間に送ら
れる。 24は回転板18の下面に設けられたストツ
パ、25は固定盤3上面に設けられたストツパシ
リンダであり、回転板18上の中間型16が固定
型1と可動型4との間に回転位置したときにスト
ツパ24がストツパシリンダ25のロツドに衡止
して回転板18の回転を阻止する。また26は位
置決めシリンダであり、回転板18が上記のよう
に停止された際、そのロツドが回転板18に設け
たガイド孔27に突入して回転板18を完全に位
置決めして停止させる。ストツパシリンダ25、
位置決めシリンダ26のロツドを引込めることに
よつて回転板18は再度回転を始める。 上記のストツパシリンダ25と位置決めシリン
ダ26とは各1組設けられ、ストツパ24とガイ
ド孔27は各中間型に対応して3個ずつ設けられ
ている。 28は公知のインラインスクリユ式の射出装置
であり、固定型1の後記するホツトライナーブロ
ツクノズル口に向けて進退自在に設けられてい
る。 なお第1図において、中間型16が固定型1と
可動型4との間に位置しているX位置が成形ステ
ージ、その手前のY位置がチユーブのインサート
ステージ、後方のZ位置が取り出しステージであ
る。 該取り出しステージZの下方対応位置には、中
間型16の後記する割型の型割りをする型割り機
構たる型割りシリンダ29が基台2に固定されて
いる(第4図、第5図)。すなわち型割シリンダ
29のロツド端に設けたくさび30が割型にくい
込んで型割りするのである。 〔2〕 次に金型の構成について第6図乃至第9
図に基づいて説明する。 a 可動型4 可動型4は可動盤5への取付盤部31と、この
取付盤部31に一体的に固着されると共に周縁に
固定型1方向に伸びる起立壁32を有する規制盤
部33と、取付盤部31にその上端において固定
されると共に規制盤部33を貫通して下方に突出
した6本のコア34とから成る。 規制盤部33の起立壁32下面は、可動型4が
固定型1方向に下降された際に中間型16の上面
周縁部に当接し、前記のリフトスプリング19の
付勢力に抗して中間壁16を可動型4の下降に伴
つて押し下げる。 6本のコア34は一直線上に等間隔で配置さ
れ、またその先端部は前記起立壁32下面よりも
下方に突出している。コア本体35は円筒状に形
成され、このコア本体35下部に、チユーブ容器
の容器口部の内面形状を形成するコア先端部材3
6が固定される。上記のコア本体35とコア先端
部材36とはヒートパイプホルダー37が、その
雄ねじ部が両者に跨がつて螺合されることにより
結合されている。ヒートパイプホルダー37には
下端がコア先端部材36内部に伸びると共に上端
がコア本体35の中空部内に伸びるヒートパイプ
38が挿入されている。該ヒートパイプ38はヒ
ートパイプホルダー37の側面から螺入される止
めねじ(第8図、第9図)によつてヒートパイプ
ホルダー37に固定されている。コア本体35の
中空部内には冷却パイプ39が挿通固定されてい
る。前記のヒートパイプ38上部はこの冷却パイ
プ39の下部内にオーバーラツプして進入してい
る。冷却水は冷却水給水口40から冷却パイプ3
9内を下がり、次いで、冷却パイプ39外壁とコ
ア本体35内壁との間の間隙内を上昇して冷却水
排出口41から排出される。なお42および43
はシールリングである。 コア先端部材36の先端は一段小径に形成され
ている。44はゲート孔であり、コア先端部材3
6の小径部の段部から斜め上方にコア先端部材3
6を貫通して反対側壁面に小径に開口している。 45は規制盤部33に固定されたチユーブ押え
ホルダーである。このチユーブ押えホルダー45
には第8図および第9図に示すように各コア34
の上部外表面にその先端部がコア34両側から弾
接するチユーブ押え46が、各コア34について
一対ずつ設けられている。チユーブ押え46は板
ばねによつて形成されており、コア34外表面へ
の弾圧力は調整ねじ47によつて調整できる。 b 中間型16 50は中間型本体であり、中間型保持部材51
を挿通するリフトボルト52によつて上下方向に
移動自在に案内される。そして回転板18上面と
中間型保持部材51との間に弾装された前記のリ
フトスプリング19によつて上方に付勢され、上
面がリフトボルト52の頭部に当接する位置で弾
圧保持される。 この中間型本体50には、可動型4の前記6本
のコア34の各々に対向する位置に、得るべきチ
ユーブ容器の容器本体たるチユーブを挿入しうる
挿入孔53が上下方向に透設されている。図示の
例では、中間型本体50に設けた透孔にフランジ
付円筒形状をなすガイドブツシユ54を嵌め込ん
で挿入孔としている。ガイドブツシユ54は必ず
しも必要ではなく、中間型本体50に設けた透孔
をそのまま挿入孔としてもよい。挿入孔53上部
はチユーブを挿入しやすいように若干拡径してお
くのがよい。 55は入れ子ホルダーであり、第8図および第
9図から明らかなように、中間型本体50下面
に、上記一列に設けた挿入孔53を挾んで左右に
一対配置されている。該入子ホルダー55は第6
図および第7図に示されるように中間型本体50
と蟻溝摺合あるいはT溝摺合して挿入孔53を挾
む方向に接離自在に設けられている。56は割型
構造をなす入れ子であり、各挿入孔53下方に対
応位置して入れ子ホルダー55に対向して一対ず
つ保持されている。そして各一対の入れ子56
は、入れ子ホルダー55が接近方向に付勢されて
型締めされた際に、チユーブ容器の口部外形にな
らうキヤビテイ面を形成する。一対の入れ子ホル
ダー55は、常時は割型スプリング57によつて
互いの接近方向に付勢されて、各一対の入れ子5
6が型締めされている。そして、後記するように
挿入孔53内にチユーブを挿入し、可動型4を下
降してコア34がチユーブ内に進入して可動型4
の起立壁32下面が中間型本体50上面に当接
し、中間型16に対して可動型4が最接近した際
に、前記の入れ子56のキヤビテイ面とコア先端
部材36の先端面とで形成される空間が、チユー
ブ容器の容器口部の射出成形用キヤビテイとな
る。 入れ子56の下面には前記のコア先端部材36
に設けたゲート孔44を通じて上記キヤビテイに
通ずる樹脂路58が刻設されている。 入れ子56には図示しないが適宜な冷却水の通
路が形成されている。 また入れ子56に入れ子ホルダー55に取り外
し自在に固定されており、入れ子56を交換する
ことによつて種々の形状の容器口部の成形ができ
るようになつている。 c 固定型1 固定型1は、固定盤3上面に取り付けられる固
定型本体59と、この固定型本体59内に断熱材
60を介して内設されたホツトランナーブロツク
61とからなる。 ホツトランナーブロツク61には固定型本体5
9側壁に開口するスプルブツシユ49と、このス
プルブツシユ49に通ずる樹脂路62が形成され
ている。 また固定型本体59には、前記入れ子56下面
に設けた樹脂路58とホツトランナーブロツク6
1内の樹脂路62とを連結する樹脂路63、およ
び前記可動型4のコア先端部が嵌入しうる凹部6
4が形成されている。 〔3〕 次に第8図および第9図に基づいてチユ
ーブ保持機構について説明する。 65はチユーブ保持シリンダであり、可動型4
の前記規制盤部33の4隅に1個ずつ配設されて
いる。チユーブ保持シリンダ65のピストンロツ
ド66先端はテーパー面に形成されている。 67は一対のチユーブ保持部材であり、前記中
間型本体50両側壁から各々挿入孔53に向かつ
て設けられた貫通孔に、先端が挿入孔53内壁に
突出入自在に摺合されている。各一対のチユーブ
保持部材67は各々の挿入孔53に対してそれぞ
れ設けられている。また各チユーブ保持部材67
は中間型本体50側壁から突出している部分が膨
大部に形成され、この膨大部と中間型本体50側
壁との間に弾装されたスプリング68によつて、
常時は先端が挿入孔53内壁に突出しない方向に
付勢されている。69はその抜け止めストツパで
ある。中間型本体50の各側壁に突出する各6本
のチユーブ保持部材は連結バー(図示せず)によ
つて連結され連動して摺動される。そして前記の
チユーブ保持シリンダ65直下に位置するチユー
ブ保持部材67の膨大部にはチユーブ保持シリン
ダ65のピストンロツド66のテーパー面に対向
するテーパー面が形成されている。しかして該ピ
ストンロツド65が下降されることによつてその
テーパー面がチユーブ保持部材67のテーパー面
を前記スプリング68の付勢力に抗して押圧し、
これによつて各チユーブ保持部材67の先端が挿
入孔53内壁に両側から突出して、挿入孔53内
に挿入されているチユーブをコア34との間で挾
圧して保持するのである。 なお上記においてはチユーブ保持シリンダ65
を可動型4に設けたが、中間型本体50に設ける
こともできる。また図示しないが電磁ソレノイド
によつて付勢される鉄芯によつてチユーブを保持
するようにしてもよい。さらにまたチユーブ保持
部材67を駆動するチユーブ保持シリンダ65を
チユーブ保持部材67ごとにそれぞれ設けてもよ
いし、この場合各チユーブ保持シリンダ65の付
勢力を調整しうるようにしておいて、各チユーブ
保持力を各々独立に調整するようにしてもよい。 〔4〕 続いて成形動作手順について説明する。 (1) インサートステージYにある中間型16の挿
入孔53に、金属箔、合成樹脂の積層シートで
形成したチユーブ(ラミネートチユーブ)70
をインサートする(第2図および第10図参
照)。 (2) インデツクスモータ22を作動して回転板1
8を回転させ、インサートステージY上にあつ
た中間型16を成形ステージX上に前述のごと
く位置決めして停止させる。インサートステー
ジY上には次の中間型16が位置するので、同
様にしてチユーブ70の挿入を行う。 (3) 型締 型開閉シリンダ11上部油室に圧油が供給さ
れ、可動盤5,6および可動型4がタイバー7
と共に降下する。一方型締シリンダ13にはプ
レフイルバルブ(図示せず)より油が吸い込ま
れる。 可動型4が降下してそのコア34がチユーブ
70内に進入し、それと共にチユーブ押え46
によつてチユーブ70が下方に押され、チユー
ブ70下端が入り子(割型)56のキヤビテイ
面に沿つて進入して若干内方に折り曲げられ
る。そのあと更に可動型4が下降するとチユー
ブ70はそれ以上入り込まなくなり、チユーブ
押え46はチユーブ70上を乗り越えて下降す
る。そして可動型4の起立壁32下面が中間型
本体50上面に当接すると、今度はリフトスプ
リング19が圧縮されて可動型4と共に中間型
16も降下して固定型1に当接する(第9図)。 (4) チユーブ保持シリンダ65が作動され、その
ピストンロツド66が下降されて、テーパー面
でチユーブ保持部材67を押動し、一対のチユ
ーブ保持部材67とコア34との間でチユーブ
70が挾圧保持される。 (5) 型締シリンダ13に圧油が供給され、強力型
締めされる。 (6) 射出装置28が前進して固定型1に当接し、
溶融樹脂が射出される。溶融樹脂はホツトラン
ナーブロツク61の樹脂路62、固定型の樹脂
路63、中間型16の樹脂路58、ゲート孔4
4、を通じてキヤビテイ内に充填され、冷却さ
れる。 すなわち冷却水供給口40から供給された冷
却水が冷却パイプ39内を下がり、コア本体3
5内を上昇して冷却水排出口41から排出され
るが、ヒートパイプ38を介してコア先端部材
36も冷却される。また入れ子56も図示しな
い冷却パイプを流れる冷却水によつて冷却され
る。 冷却が完了したらチユーブ保持シリンダ65
のピストンロツド66が上昇され、チユーブ保
持部材67がスプリング68によつて後退復帰
してチユーブ70の保持が解除される。 (7) 型開 型締シリンダ13への圧油の供給が停止さ
れ、型開閉シリンダ11の下油室に圧油が供給
されて型開きが行われる。まず中間型16と固
定型1の間が開き、ランナ枝はランナのアンダ
ーカツト部により保持されて中間型16(入れ
子56)に付着して上昇する。 そして、中間型16の中間型保持部材50が
リフトボルト52頭部に当接すると中間型16
はそれ以上上昇しないので、可動型4だけが上
昇を続ける。その際、チユーブ70および容器
口部(成形部)は容器口部のねじ部分のアンダ
ーカツトにより中間型16に付着したまま残
る。一方コア34はそのまま上昇するので、ラ
ンナ枝は小径のゲート部で容器口部(成形部)
内壁と切断され、ゲート部分がゲート孔44か
ら抜けて残る。その後型開完了位置まで型開き
を完了する(第6図)。 (8) ストツパシリンダ35、位置決めシリンダ2
6による回転板18の停止が解除されて、成形
ステージX上にあつた中間型16は取り出しス
テージZ上に移動され、該位置で停止される。
ここで型割シリンダ29が作動され、そのロツ
ド端のくさび30が割型(一対の入れ子)間に
進入し、割型(一対の入れ子)が割型スプリン
グ57に抗して押し開かれる(第5図)。 そこで得られたチユーブ容器を上方に、ランナ
枝を下方に適宜なロボツト装置等によつて取り出
す。 成形ステージX上に移動した中間型16には同
様に型締、射出が行われる。 このように順次回転板18を回転して、チユー
ブ容器を連続的に成形することができるのであ
る。 なお、上記実施例においては中間型16は3組
設けたが、4組以上であつてもよい。 (発明の効果) 以上のように本発明装置によれば、1組の固定
型と可動型に対して中間型を回転テーブル上に複
数組設けたので全体装置が簡易に構成しうると共
に、チユーブのインサートステージ、成形品の取
り出しステージが成形ステージとは別の位置にな
り、成形工程の間にチユーブのインサート、成形
品の取り出しが行えるので、成形作業が連続して
行え、生産効率の向上が図れる。 また容器口部を樹脂の射出成形によつて行うよ
うにしたので、高い成形圧が得られ、容器口部を
寸法精度よく成形でき、また複雑な形状のものも
容易に成形できる。 さらに圧縮成形に比して、多数個取りが可能と
なり、この点でも生産効率が向上する。 またバリの発生もほとんどなく、バリ仕上工程
が実質上不要となる。 さらに、あらかじめ閉じている割型にチユーブ
を挿入するようにしたので、従来のように割型で
チユーブを挾んでチユーブを傷つけたり、樹脂洩
れがして不良品が発生するという不具合が解消さ
れた。
第1図は本発明に係るチユーブ容器の製造装置
の一実施例を示す平面図、第2図はその要部のみ
を破断した正面図、第3図は金型の開閉、型締機
構を示す断面図、第4図は中間型の型割機構を示
す正面図、第5図はその側面図、第6図は成形後
型開きした状態の金型の正面断面図、第7図は型
閉じして樹脂を注入している状態の金型の正面断
面図、第8図は成形後型開きした状態の金型の側
面図、第9図は型閉じした状態の金型の側面断面
図、第10図はインサートステージ上でチユーブ
を中間型に挿入する状態を示す説明図、第11図
は得るべきチユーブ容器の断面図、第12図〜第
14図は従来のチユーブ容器製造工程を示す断面
説明図である。 1…固定型、2…基台、3…固定盤、4…可動
型、5,6…可動盤、7a,7b…タイバー、8
…締付用ナツト、9…貫通孔、10…タイバーブ
ツシユ、11…型開閉シリンダ、12…ピストン
ロツド、13,14…型締シリンダ、13a,1
4a…型締ラム、15a…ピストンロツド、15
…リフトシリンダ、16…中間型、17…軸、1
8…回転板、19…リフトスプリング、20…透
孔、21…内歯車、22…インデツクスモータ、
23…歯車、24…ストツパ、25…ストツパシ
リンダ、26…位置決めシリンダ、27…ガイド
孔、28…射出装置、29…型割シリンダ、30
…くさび、31…取付盤部、32…起立壁、33
…規制盤部、34…コア、35…コア本体、36
…コア先端部材、37…パイプホルダー、38…
ヒートパイプ、39…冷却パイプ、40…給水
口、41…排出口、42,43…シールリング、
44…ゲート孔、45…チユーブ押えホルダー、
46…チユーブ押え、47…調整ねじ、50…中
間型本体、51…中間型保持部材、52…リフト
ボルト、53…挿入孔、54…ガイドブツシユ、
55…入れ子ホルダー、56…入れ子、57…割
型スプリング、58…樹脂路、59…固定型本
体、60…断熱材、61…ホツトランナーブロツ
ク、62,63…樹脂路、64…凹部、65…チ
ユーブ保持シリンダ、66…ピストンロツド、6
7…チユーブ保持部材、68…スプリング、69
…ストツパ、70…チユーブ(ラミネートチユー
ブ)、X…成形ステージ、Y…インサートステー
ジ、Z…取り出しステージ、80…チユーブ容
器、81…チユーブ、82…容器口部、83…コ
ア型、84…コア、85…割型、86…可動型。
の一実施例を示す平面図、第2図はその要部のみ
を破断した正面図、第3図は金型の開閉、型締機
構を示す断面図、第4図は中間型の型割機構を示
す正面図、第5図はその側面図、第6図は成形後
型開きした状態の金型の正面断面図、第7図は型
閉じして樹脂を注入している状態の金型の正面断
面図、第8図は成形後型開きした状態の金型の側
面図、第9図は型閉じした状態の金型の側面断面
図、第10図はインサートステージ上でチユーブ
を中間型に挿入する状態を示す説明図、第11図
は得るべきチユーブ容器の断面図、第12図〜第
14図は従来のチユーブ容器製造工程を示す断面
説明図である。 1…固定型、2…基台、3…固定盤、4…可動
型、5,6…可動盤、7a,7b…タイバー、8
…締付用ナツト、9…貫通孔、10…タイバーブ
ツシユ、11…型開閉シリンダ、12…ピストン
ロツド、13,14…型締シリンダ、13a,1
4a…型締ラム、15a…ピストンロツド、15
…リフトシリンダ、16…中間型、17…軸、1
8…回転板、19…リフトスプリング、20…透
孔、21…内歯車、22…インデツクスモータ、
23…歯車、24…ストツパ、25…ストツパシ
リンダ、26…位置決めシリンダ、27…ガイド
孔、28…射出装置、29…型割シリンダ、30
…くさび、31…取付盤部、32…起立壁、33
…規制盤部、34…コア、35…コア本体、36
…コア先端部材、37…パイプホルダー、38…
ヒートパイプ、39…冷却パイプ、40…給水
口、41…排出口、42,43…シールリング、
44…ゲート孔、45…チユーブ押えホルダー、
46…チユーブ押え、47…調整ねじ、50…中
間型本体、51…中間型保持部材、52…リフト
ボルト、53…挿入孔、54…ガイドブツシユ、
55…入れ子ホルダー、56…入れ子、57…割
型スプリング、58…樹脂路、59…固定型本
体、60…断熱材、61…ホツトランナーブロツ
ク、62,63…樹脂路、64…凹部、65…チ
ユーブ保持シリンダ、66…ピストンロツド、6
7…チユーブ保持部材、68…スプリング、69
…ストツパ、70…チユーブ(ラミネートチユー
ブ)、X…成形ステージ、Y…インサートステー
ジ、Z…取り出しステージ、80…チユーブ容
器、81…チユーブ、82…容器口部、83…コ
ア型、84…コア、85…割型、86…可動型。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 樹脂流路が形成された固定型と、 該固定型と対峙して配されると共に、固定型方
向に突出するコアを備え、適宜な接離動機構によ
つて前記固定型に対して接離動する可動型と、 適宜な回転テーブル上に一定間隔をおいて3組
以上、各々回転テーブルに設けた透孔に臨んでス
プリングによつて弾圧保持して配置され、前記回
転テーブルが回転されることによつて、チユーブ
が挿入されるインサートステージ、前記固定型と
可動型との間の成形ステージ、成形品を取り出す
取り出しステージにわたつて順次位置決めして回
転位置される中間型と、 該中間型に設けられ、常時は付勢手段に付勢さ
れて閉じられていて得るべきチユーブ容器の容器
本体たるチユーブの先端部を挿入可能なチユーブ
挿入孔を有すると共に、前記成形ステージで可動
型が固定型方向に接近されて、前記コアが、イン
サートステージであらかじめチユーブ挿入孔に挿
入されたチユーブにチユーブ後端側から進入して
型閉じされた際、コア先端面と対応するチユーブ
挿入孔内面との間で、チユーブ先端が臨む容器口
部成形用のキヤビテイを形成する割型と、 前記キヤビテイ内に前記固定型の樹脂路を通じ
て溶融樹脂を射出注入する射出装置と、 前記取り出しステージに配置され、前記成形ス
テージから前記取り出しステージに回転位置した
中間型の割型を割る型割機構とを具備することを
特徴とするチユーブの製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61083391A JPS62238718A (ja) | 1986-04-10 | 1986-04-10 | チユ−ブ容器の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61083391A JPS62238718A (ja) | 1986-04-10 | 1986-04-10 | チユ−ブ容器の製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62238718A JPS62238718A (ja) | 1987-10-19 |
| JPH0358570B2 true JPH0358570B2 (ja) | 1991-09-05 |
Family
ID=13801128
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61083391A Granted JPS62238718A (ja) | 1986-04-10 | 1986-04-10 | チユ−ブ容器の製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62238718A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6615559B2 (ja) * | 2015-10-06 | 2019-12-04 | 東洋機械金属株式会社 | 縦型射出成形機 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58205745A (ja) * | 1982-05-25 | 1983-11-30 | Yoshida Kogyo Kk <Ykk> | 筒状体容器の成形方法並びに装置 |
-
1986
- 1986-04-10 JP JP61083391A patent/JPS62238718A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62238718A (ja) | 1987-10-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |