JPS62236224A - 障害検出機能付マイクロ波スイツチマトリクス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はマルチビーム通信衛星に搭載されるマイクロ波
スイリチマトリクスのスイッチ部分の障害を検出する回
路に関する。

〔従来の技術〕

マルチビーム通信衛星においてＳ８−ＴＤＭＡ方式を実
現させるにはビーム数ｎに対応して１入力ｎ出力（ｎ：
整数）のマイクロ波スイ、チマトリクスが使われる。こ
のスイッチマトリクスでは、任意の組合せでｎ入力をｎ
出力に接続することができる機能を必要とされる。した
がってこのスイ、チマトリクスにはクロスバ−形式のも
のや、多段フレーム構成のものが提案されている。

このスイ、チマ）　ＩＪクスの入出力端子数ｎが増える
と、内部に使用する単位スイッチの数が飛躍的に増大し
、障害発生の度合も増加する。通信衛星の中では障害発
生時には予備系に切シ換え、運用が阻害されないような
構成を採用することが要求される。

障害が発生したことを検出する為には、従来はスイッチ
マトリクス内で使用されている単位スイ、チの直流バイ
アス動作を監視するものが提案されている。

例えば、ＰＩＮダイオードを用いた単位スイッチでｄＰ
ＩＮダイオードのオン時とオフ時に流れる直流電流を監
視し、正常か否かを判定する。またＦｇＴ素子を用いた
増幅器形単位スイッチでも同様にオン時とオフ時にＦ’
　ｈｉ　Ｔ素子を流れる直流電流を監°視している。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしなかなこのような監視では直流電流は正しく見え
てもマイクロ波帯の信号に対しては異常であったシ、ま
た直流的に監視ができない入力回路や出力回路などの障
害に対しては障害を検出できないなどの問題点があった
。

本発明はスイッチマトリクスが扱うマイクロ波信号その
ものを監視して障害か正常かを判定することを目的とす
る。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明のｖ４害検出機能付マイクロ波スイッチマトリク
スは、１入力、ｎ出力のマイクロ波帯スイッチマトリク
スに対し少くとも１つの参照出力が得られるようなｎＸ
ｍ（ｍ）ｎ）のスイッチマトリクスと、前記参照出力を
検波する検波器と、前記スイッチマトリクスの出力から
信号を分岐する分岐回路と、分岐されたスイッチマトリ
クスの出力信号を選択検波する検波・切換器と、前記検
波器の出力と前記検波−切換器の出力とを比較し障害検
出信号を出力する比較器とにより構成されている。

〔実施例〕

次に本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すプロヴク図である。ス
イッチマトリクス１ｒｔｎケの入力端子と（ｎ＋１）＝
ｍヶの出力端子を有し、任意の組合せで入力と出力とを
接続できるものである。検波器２ｒｉスイツチマトリク
ス１の（ｎ＋１）番目の出力端子に接続されマイクロ波
信号を検波し、その振幅成分に対応した直流電流を得る
。検波・切換器３はｎヶの入力端子を有し、その各々に
はスイッチマトリクス１のｎヶの出力信号を４ｇ号結合
器５１〜５ｎによシ分岐された信号が供給される。

検波・切換器３ｒｉこれらの信号を夫々検波してから切
換器によシそのうちの１つが選ばれ出力される。比較器
４ｒｉ検波器２と検波・切換器３のそれぞれの出力を入
力とし、２つの直流電流波形の類似似性を検定する。

次に本実施例の動作について説明する。ｎ本のＴＤＭＡ
通信信号はスイッチマトリクス１の各入力（ＩＮ、〜Ｉ
Ｎｆｉ）に加えられ１通信系を制御する論理に基づいた
タイムスケジュールによりｎヶの出力端子（０１〜Ｏｎ
）に出力される。この出力はマイクロ波力１ラー、ハイ
ブリッド回路、または抵抗分岐回路など信号電力を分岐
する機能を有する信号結合器５１〜５ｎを通って出力信
号ＯＵＴ＋−０ＵＴｆｌとして次の段へ供給される。こ
の実施例でスイッチマトリクス回路の障害を検出するに
ｒｔ、スイッチマトリクス１の出力Ｏｎ＋　ｓに関する
タイムスケジュールをｉ番目の出力Ｏｉに関するタイム
スケジュールと同一にする。このようにすると出力Ｏ１
〜０ａｒｔ夫々異った入力からのＴ　ＤＭＡ信号をタイ
ムスケジュールに従って切りとって再合成したため、一
般には同一波形とはならず例えば第２図のタイムチャー
トに示すように０１〜Ｏｎでは異った波形となる。しか
しながら出力Ｏｆｌ＋１は出力Ｏｉと同じタイムスケジ
ュールに基づいて動作したものであるから出力Ｏ１と同
じ波形となる。

しかしながら、もしこのとき出力Ｏｉに関するどこかの
スイッチが障害にあるとき、例えば入力ＩＮ１から出力
Ｏ１に接続するスイッチが障害にあるときｄ、タイムス
ケジュールに従ってＩＮ１トＯｉが接続されている時間
帯では出力ＯｉにＴＤＭＡ信号が出力されない。

検波・切換回路３で出力Ｏｉを選択し、出力Ｏｉの検波
直流電流と出力Ｏｎ＋、の検波直流電流とを比較器４で
比較すれば異常であることが検出できる。

次に出力Ｏｆｌ＋１に係るタイムスケジュールｔｌ力Ｏ
ｉ＋ｓ　例−とし、検波・切換器３は出力０．、を選択
するようにすれば出力０轟＋１に係わるスイッチの良否
を検出できる。

比較参照出力を得る為の出力ｏｎ＋ｘに障害が生じると
障害検出機能を失うので、２回路以上の参照出力回路を
設けることは有効である。

なお、検波・切換器ａｒｉｎケの入力から切換器によ５
１ケを選択してから検波しても本発明の目的と効果に変
わシはなｈｏ 〔発明の効果〕 以上説明したように本発明はスイッチマトリクスの全て
の出力線を順次に、ＴＤＭＡ信号を直接用いて障害を検
出することによシ、単なる直流電流を監視するよシも確
実な障害検出ができる。また、ＴＤＭＡ信号を通常の運
用状態のままで障害検出ができることも本発明の特徴で
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示すフ′ロック図、第２図ｒ
ｉ第１図の出力信号ＯＩ〜０゜およびＯｎ＋ｔを示すタ
イムチャートである。 ｌ・・・・・・スイッチマトリクス、２・・・・・・検
波器、３・・・・・・検波・切換器、４・・・・・・比
較器、５１〜５ｎ・・・・・・信号結合器。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ｎ入力、ｎ出力のマイクロ波帯スイッチマトリクスに対
   し少くとも１つの参照出力が得られるようなｎ×ｍ（ｍ
   ＞ｎ）のスイッチマトリクスと、前記参照出力を検波す
   る検波器と、前記スイッチマトリクスの出力から信号を
   分岐する分岐回路と、分岐されたスイッチマトリクスの
   出力信号を選択検波する検波・切換器と、前記検波器の
   出力と前記検波・切換器の出力とを比較し障害検出信号
   を出力する比較器とを含む障害検出機能付マイクロ波ス
   イッチマトリクス。