JPS6223559Y2 - - Google Patents

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JPS6223559Y2
JPS6223559Y2 JP10242881U JP10242881U JPS6223559Y2 JP S6223559 Y2 JPS6223559 Y2 JP S6223559Y2 JP 10242881 U JP10242881 U JP 10242881U JP 10242881 U JP10242881 U JP 10242881U JP S6223559 Y2 JPS6223559 Y2 JP S6223559Y2
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JP
Japan
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porous body
water droplets
liquid
bubbles
bubble water
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JP10242881U
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JPS5810860U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、液体を気泡水滴状に効率よく噴出す
るようにした気泡水滴発生ノズルに関するもので
ある。
一般に微細な気泡状(シヤボン玉状)の水滴は
噴霧ノズルから得られる微細な水滴(中実)にく
らべて中空であることから、体積の割には重量が
小さく、空中に長い時間飛遊することができる。
また、気泡水滴を形成する液の量は中空体である
ため、中実状の水滴を形成する場合にくらべ同じ
液量でより多数個の気泡水滴を作ることができ
る。また、このような気泡水滴の集合体は大きな
遮断効果を有することから冷気あるいは暖気の対
流を遮断したり、粉塵、煤煙などを遮断すること
もできる。また気泡水滴が物体と衝突して壊れる
ことによつて、さらに微細な水滴粒子となり、水
滴粒子を構成する液体と他の物質との反応又は付
着、結合等を速やかに行なわせることができるな
どの特徴もある。
ところが、このように気泡水滴は種々のすぐれ
た性質を有しているにも拘らず、効率よく気泡水
滴を発生させる装置が開発されていなかつたため
に各種の産業分野で本格的に利用されていないの
が現状である。
本考案は上述の如き実情に鑑みて簡単な構造
で、かつ効率よく気泡水滴を発生するノズルを提
供せんとするものであつて、以下、本案実施例を
図によつて具体的に説明する。
第1図において、Nは気泡水滴発生ノズル(以
下、単にノズルという)を示し、このノズルNの
外囲器を構成するケーシング1中には噴出方向前
方にハニカム構造体の如き多孔体2が配置してあ
り、この多孔体2には一般に規則的に配列された
多数個の細孔2aを有しているが、これら細孔2
aは整列されたものに限らず、不規則に配列され
たものであつてもよい。また、多孔体2としては
後端部が斜切形状に成形されており、この斜切部
2bには、上方に設置された液タンク3に溜めら
れた液体4が複数本のパイプ5を通じて滴下する
ようになつているが、かかる如く多孔体2の斜切
部2bに液体4を滴下するパイプ5の配置は、第
2図イ,ロの下面図にて示すように正方形状又は
千鳥形状にするなど、斜切部2bにほぼ均等に液
体4が滴下するように配置されていることが望ま
しい。
さらに、上記多孔体2が配設された下方部には
圧送空気が送られ前方にて噴出するようにした管
路6が設けてある。
叙上のように構成された本案ノズルNの作動に
ついて説明すれば、液タンク3の液体4はパイプ
5より多孔体2の後方の斜切部2bに滴下してい
る状態のもとに図中矢印方向に圧送されてきた空
気と結合し、多孔体2の細孔2aを通つて該多孔
体2の先端部より気泡となつて噴出する。このよ
うにして各細孔2aから多数の気泡水滴が生成さ
れ、放出されるが、この際、上記圧送空気の一部
を管路6を通じて気泡水滴の放出させたい方向に
多孔体2の下部から噴出させることにより、生成
された気泡が離脱し易すくなり、多孔体2の前面
部より気泡は、滞留することなく連続的に放出さ
れる。
また、液滴を滴下させるパイプ5の本数や個々
のパイプからの滴下量を調整したり、圧送空気の
圧力すなわち、空気流速(風量)を調整すること
により気泡の発生個数、大きさ等を制御すること
ができる。
さらに第3図イ,ロ,ハに示す如く、管路6の
先端部を各々6a,6b,6cのような形状にす
ることにより発生する気泡水滴の放出角度、飛送
する距離あるいは範囲等を制御することも可能で
ある。
また第4図に示した実施例によれば、多孔体2
及びパイプ5ならびに圧送空気を送る管路6′等
を円周状に配設しておけば全方向(360゜方向)
に発生した気泡水滴を飛送するようなノズルNを
構成することもできる。
以上のように本案による気泡水滴発生ノズルに
よれば、滴下された液体と圧送空気が細孔に供給
された場合には必ず気泡が生成されること、液体
を滴下するパイプの配置により、隣り合つた気泡
水滴同志がくつつき合うことなく、独立した気泡
として生成させ得ること、さらに下方から圧送空
気を吹き上げることにより細孔を有する多孔体か
ら効率よく気泡水滴を離脱させ飛送させることが
できるなど、きわめて簡単な構造で高効率に気泡
水滴を発生させることができるものであり、微気
象制御、化学反応、消防、農薬散布など多方面に
利用することができる。
なお、気泡水滴を生成する液体にわずかの界面
活性剤を混入しておくことによつて、よりいつそ
う気泡水滴の発生を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案による気泡水滴発生ノズルの横断
面図、第2図イ,ロは、それぞれ液を滴下するパ
イプの配置形態の例を示す下面図、第3図イ,
ロ,ハは管路6の先端部における形状例を示す部
分図、第4図は本案による全方向型気泡水滴発生
ノズルの実施例を示したものである。 1:ケーシング、2:多孔体、3:液タンク、
5:パイプ、6:管路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前方に気泡水滴を噴出するハニカム構造体の如
    き多孔体を配設し、該多孔体の後端部に液滴を滴
    下させるパイプを設け、圧送空気でもつて上記多
    孔体の前面部より気泡水滴を放出させるように構
    成すると共に圧送空気を前方に導き噴出させる管
    路を上記多孔体の下方部に配設したことを特徴と
    する気泡水滴発生ノズル。
JP10242881U 1981-07-09 1981-07-09 気泡水滴発生ノズル Granted JPS5810860U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10242881U JPS5810860U (ja) 1981-07-09 1981-07-09 気泡水滴発生ノズル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10242881U JPS5810860U (ja) 1981-07-09 1981-07-09 気泡水滴発生ノズル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5810860U JPS5810860U (ja) 1983-01-24
JPS6223559Y2 true JPS6223559Y2 (ja) 1987-06-16

Family

ID=29897068

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10242881U Granted JPS5810860U (ja) 1981-07-09 1981-07-09 気泡水滴発生ノズル

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JP (1) JPS5810860U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5810860U (ja) 1983-01-24

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