JPS6223163B2 - - Google Patents
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- JPS6223163B2 JPS6223163B2 JP54087372A JP8737279A JPS6223163B2 JP S6223163 B2 JPS6223163 B2 JP S6223163B2 JP 54087372 A JP54087372 A JP 54087372A JP 8737279 A JP8737279 A JP 8737279A JP S6223163 B2 JPS6223163 B2 JP S6223163B2
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 18
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 5
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 4
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B7/00—Connections of rods or tubes, e.g. of non-circular section, mutually, including resilient connections
- F16B7/10—Telescoping systems
- F16B7/14—Telescoping systems locking in intermediate non-discrete positions
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16M—FRAMES, CASINGS OR BEDS OF ENGINES, MACHINES OR APPARATUS, NOT SPECIFIC TO ENGINES, MACHINES OR APPARATUS PROVIDED FOR ELSEWHERE; STANDS; SUPPORTS
- F16M11/00—Stands or trestles as supports for apparatus or articles placed thereon ; Stands for scientific apparatus such as gravitational force meters
- F16M11/20—Undercarriages with or without wheels
- F16M11/24—Undercarriages with or without wheels changeable in height or length of legs, also for transport only, e.g. by means of tubes screwed into each other
- F16M11/26—Undercarriages with or without wheels changeable in height or length of legs, also for transport only, e.g. by means of tubes screwed into each other by telescoping, with or without folding
- F16M11/28—Undercarriages for supports with one single telescoping pillar
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16M—FRAMES, CASINGS OR BEDS OF ENGINES, MACHINES OR APPARATUS, NOT SPECIFIC TO ENGINES, MACHINES OR APPARATUS PROVIDED FOR ELSEWHERE; STANDS; SUPPORTS
- F16M2200/00—Details of stands or supports
- F16M2200/02—Locking means
- F16M2200/025—Locking means for translational movement
- F16M2200/028—Locking means for translational movement by positive interaction, e.g. male-female connections
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S403/00—Joints and connections
- Y10S403/06—Reciprocable ball detent
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T403/00—Joints and connections
- Y10T403/32—Articulated members
- Y10T403/32254—Lockable at fixed position
- Y10T403/32426—Plural distinct positions
- Y10T403/32442—At least one discrete position
- Y10T403/32451—Step-by-step adjustment
- Y10T403/32459—Retainer extends through aligned recesses
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T403/00—Joints and connections
- Y10T403/60—Biased catch or latch
- Y10T403/602—Biased catch or latch by separate spring
- Y10T403/604—Radially sliding catch
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20576—Elements
- Y10T74/20636—Detents
- Y10T74/2066—Friction
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、可動可能な第1の構成部材が第2の
構成部材のかたわらを誘導され、第1の構成部材
が少くとも1個の孔を有し、第2の構成部材の孔
の中に部分的に支承されるロツキングボールがロ
ツキング位置で上記の孔の中に部分的に突出する
構成とすることによつて、可動可能な第1の構成
部材を第2の構成部材に嵌脱自在にロツクするた
めのボールノツチ機構に関する。
構成部材のかたわらを誘導され、第1の構成部材
が少くとも1個の孔を有し、第2の構成部材の孔
の中に部分的に支承されるロツキングボールがロ
ツキング位置で上記の孔の中に部分的に突出する
構成とすることによつて、可動可能な第1の構成
部材を第2の構成部材に嵌脱自在にロツクするた
めのボールノツチ機構に関する。
ボールノツチ機構は多数の応用分野で慣用され
ている。ロツクすべき品物、例えばドアあるいは
戸棚の蓋を係止位置に固定することができ、しか
もその場合大きな力を費さずに、とりわけ鍵や器
具を使用せずに開くことが可能である。また入れ
子式に引出すことのできる管を引出した位置で固
定しなければならないような品物、例えば写真機
用三脚の脚に上記の機構を使用することも公知で
ある。
ている。ロツクすべき品物、例えばドアあるいは
戸棚の蓋を係止位置に固定することができ、しか
もその場合大きな力を費さずに、とりわけ鍵や器
具を使用せずに開くことが可能である。また入れ
子式に引出すことのできる管を引出した位置で固
定しなければならないような品物、例えば写真機
用三脚の脚に上記の機構を使用することも公知で
ある。
ところが通常、このボールノツチ機構はばね方
式で作動する。すなわちロツキングボールには何
らかの仕方でばね力が負荷されている。ボールを
所定の開口部または穴に押込むばねは、弾性板片
またはコイルばねであることができる。
式で作動する。すなわちロツキングボールには何
らかの仕方でばね力が負荷されている。ボールを
所定の開口部または穴に押込むばねは、弾性板片
またはコイルばねであることができる。
そこで本発明は、ばねなしでロツキングボール
に直接に力を働かせれば足りるボールノツチ機構
を提供することを目的とする。それによつて、不
断の使用によつて疲労する傾向のある、故障しや
すい機素が排除される。
に直接に力を働かせれば足りるボールノツチ機構
を提供することを目的とする。それによつて、不
断の使用によつて疲労する傾向のある、故障しや
すい機素が排除される。
冒頭に述べた種類のこのボールノツチ機構は、
本発明により次の特徴を有する。すなわち第2の
構成部材がスライドを有し、該スライドが第2の
構成部材の孔の、第1の構成部材の孔と反対側の
端部を遮断し、かつ凹陥部または孔を有し、スラ
イドが摺動すると、第2の構成部材の孔の従軸を
横断して作用する圧力が第1の構成部材に加えら
れて、第1の構成部材の係止のためのボールの一
部が上記の凹陥部または孔に入り込むことができ
るように構成されていると共に、第1の構成部材
の孔へのロツキングボールの進入深さが該ロツキ
ングボールの直径の少なくとも1/10、最大1/3と
なるように該ロツキングボールの直径に対する第
1の構成部材の孔の口径が決定されている。
本発明により次の特徴を有する。すなわち第2の
構成部材がスライドを有し、該スライドが第2の
構成部材の孔の、第1の構成部材の孔と反対側の
端部を遮断し、かつ凹陥部または孔を有し、スラ
イドが摺動すると、第2の構成部材の孔の従軸を
横断して作用する圧力が第1の構成部材に加えら
れて、第1の構成部材の係止のためのボールの一
部が上記の凹陥部または孔に入り込むことができ
るように構成されていると共に、第1の構成部材
の孔へのロツキングボールの進入深さが該ロツキ
ングボールの直径の少なくとも1/10、最大1/3と
なるように該ロツキングボールの直径に対する第
1の構成部材の孔の口径が決定されている。
単一の図面に本発明によるボールノツチ機構の
概略図を示す。参照番号1はだ円形横断面の筒の
形の背中支えの可動部としての第1の管を示す。
第1の構成部材である可動部としての第1の管1
は、第2の構成部材の1つであるやはりだ円形横
断面の第2の管2の中を摺動する。第2の管の内
径は、第1の管を第2の管の中で遊隙なく摺動さ
せることができるように、第1の管の外径に整合
させてある。第1の管1は上端に、図示しない本
来の背もたれを担持する。管2は第2の構成部材
の1つであるアーム3と連結されている。アーム
3のその他の細部は図示しない。アーム3は同じ
く図示しない座席面または椅子のいわゆる管柱と
連結されている。このアーム3には同じく公知の
ようにスライド4が連結され、二重矢印5に従つ
て横に摺動するようにアーム3に取付けられてい
る。スライド4は例えば連接板を介してアーム3
に固着されまたは文字3aで示したようなアーム
3の凹部すなわち凹溝中に配置することもでき
る。重要なのは横に摺動し得ることである。凹部
すなわち凹溝3aにおけるスライド4の前後への
変位は、例えば図示した押ボタン6等の操作手段
によつて行なつてもよいが、もちろん他の任意の
適当な操作手段で行なつてもよい。ばね7はスラ
イドの運動と共に左方へ圧縮されるように、スラ
イドに作用することができる。
概略図を示す。参照番号1はだ円形横断面の筒の
形の背中支えの可動部としての第1の管を示す。
第1の構成部材である可動部としての第1の管1
は、第2の構成部材の1つであるやはりだ円形横
断面の第2の管2の中を摺動する。第2の管の内
径は、第1の管を第2の管の中で遊隙なく摺動さ
せることができるように、第1の管の外径に整合
させてある。第1の管1は上端に、図示しない本
来の背もたれを担持する。管2は第2の構成部材
の1つであるアーム3と連結されている。アーム
3のその他の細部は図示しない。アーム3は同じ
く図示しない座席面または椅子のいわゆる管柱と
連結されている。このアーム3には同じく公知の
ようにスライド4が連結され、二重矢印5に従つ
て横に摺動するようにアーム3に取付けられてい
る。スライド4は例えば連接板を介してアーム3
に固着されまたは文字3aで示したようなアーム
3の凹部すなわち凹溝中に配置することもでき
る。重要なのは横に摺動し得ることである。凹部
すなわち凹溝3aにおけるスライド4の前後への
変位は、例えば図示した押ボタン6等の操作手段
によつて行なつてもよいが、もちろん他の任意の
適当な操作手段で行なつてもよい。ばね7はスラ
イドの運動と共に左方へ圧縮されるように、スラ
イドに作用することができる。
定置された管2は直径dLaの単独の真円孔8を
有する。内側の垂直可動する管1はこれに対して
複数個の、垂直方向に上下に配設された、やはり
真円の孔9を具備する。これらの孔9はこの管1
の様々な相対位置に相当し、この具体的な応用例
では管1に取付けられた背もたれに対して様々な
高さを確定するために使用される。孔9は直径d
Laより小さい直径dLiを有する。
有する。内側の垂直可動する管1はこれに対して
複数個の、垂直方向に上下に配設された、やはり
真円の孔9を具備する。これらの孔9はこの管1
の様々な相対位置に相当し、この具体的な応用例
では管1に取付けられた背もたれに対して様々な
高さを確定するために使用される。孔9は直径d
Laより小さい直径dLiを有する。
孔8および9と同軸にアーム3に大体円筒形の
孔10が設けられている。この孔10の孔8に隣
接する端部には、僅かに円錐形のテーパ10aが
形成されている。孔10はロツキングボール11
の大部部を受けるためのもので、ボール11の運
動を妨げないように、ボール11の直径dkより
やや大きい直径dBを有する。この孔10の長さ
は上述のボール直径より小さくなければならな
い。この長さは使用目的とボールノツチ機構の負
荷能力に従い、或る程度設計上の観点にも従う。
ボールの直径の約2/3であることが好ましい。
孔10が設けられている。この孔10の孔8に隣
接する端部には、僅かに円錐形のテーパ10aが
形成されている。孔10はロツキングボール11
の大部部を受けるためのもので、ボール11の運
動を妨げないように、ボール11の直径dkより
やや大きい直径dBを有する。この孔10の長さ
は上述のボール直径より小さくなければならな
い。この長さは使用目的とボールノツチ機構の負
荷能力に従い、或る程度設計上の観点にも従う。
ボールの直径の約2/3であることが好ましい。
最後に、スライド4にもう一つの孔12が設け
られている。この孔12は図面に実線と破線で示
してある。すなわち、実線で示した孔12は操作
手段としての押ボタン6を左方に押圧していない
ときの初期位置に示してある。また、破線で示し
た孔12は、押しボタン6を左方に押圧変位させ
ることによりスライド4を左右に変位させて孔
8,10と中心を一致させたときの位置に示して
ある。このことから、操作手段としての押ボタン
6も、初期位置を実線で示し、押圧変位させたと
きの位置を破線で示した。なお、このようなスラ
イド4の左方への摺動操作は、ばね7のばね力に
抗して行なわれる。通常この孔は孔8,9,10
と同軸でないから、円筒形の孔10はスライド4
によつて閉鎖されている。
られている。この孔12は図面に実線と破線で示
してある。すなわち、実線で示した孔12は操作
手段としての押ボタン6を左方に押圧していない
ときの初期位置に示してある。また、破線で示し
た孔12は、押しボタン6を左方に押圧変位させ
ることによりスライド4を左右に変位させて孔
8,10と中心を一致させたときの位置に示して
ある。このことから、操作手段としての押ボタン
6も、初期位置を実線で示し、押圧変位させたと
きの位置を破線で示した。なお、このようなスラ
イド4の左方への摺動操作は、ばね7のばね力に
抗して行なわれる。通常この孔は孔8,9,10
と同軸でないから、円筒形の孔10はスライド4
によつて閉鎖されている。
機能は次の通りである。
前述のようにスライド4が初期の位置に位置し
て孔10がスライド4により略半分閉じられてい
る時は、ロツキングボール11がロツクされてい
る。ボール11はスライド4に接線方向に接触す
ると共に、この接触点の正反対の側では一部が可
動可能な管1の1つの孔9の中に突出し、この孔
9の縁端と接触する。この接触によつて管1の変
位の可能性が全くなくなる。なぜならスライド4
があるのでボールは後退できないからである。押
ボタン6をばね7のばね力に抗して左方に押圧変
位操作することによりスライド4を左方に変位さ
せて、このスライド4をロツキング解除位置に置
いた時に初めて、孔10および12の同軸位置に
より変位の可能性が生まれる。可動部(管1)に
対する圧力(この場合図平面に対して垂直に働
く)によつて、ボールに対して合成変位力が生ま
れ、ボールを孔9から脱出させる。そこで管は摺
動自在である。同時にスライド4から手を離す
と、ばね7がスライドを戻そうとし、その時一部
がスライド4の孔12の中にあるボールに圧力を
加える。管1の摺動と共に管2の孔と同軸の位置
に到達する次の孔9の中に、上記の圧力が再びボ
ールを押込む。
て孔10がスライド4により略半分閉じられてい
る時は、ロツキングボール11がロツクされてい
る。ボール11はスライド4に接線方向に接触す
ると共に、この接触点の正反対の側では一部が可
動可能な管1の1つの孔9の中に突出し、この孔
9の縁端と接触する。この接触によつて管1の変
位の可能性が全くなくなる。なぜならスライド4
があるのでボールは後退できないからである。押
ボタン6をばね7のばね力に抗して左方に押圧変
位操作することによりスライド4を左方に変位さ
せて、このスライド4をロツキング解除位置に置
いた時に初めて、孔10および12の同軸位置に
より変位の可能性が生まれる。可動部(管1)に
対する圧力(この場合図平面に対して垂直に働
く)によつて、ボールに対して合成変位力が生ま
れ、ボールを孔9から脱出させる。そこで管は摺
動自在である。同時にスライド4から手を離す
と、ばね7がスライドを戻そうとし、その時一部
がスライド4の孔12の中にあるボールに圧力を
加える。管1の摺動と共に管2の孔と同軸の位置
に到達する次の孔9の中に、上記の圧力が再びボ
ールを押込む。
管1に加えられ、ボール11に伝達される前述
の圧力は、ボールの移動のために必ずしも必要で
ない。ボールノツチ機構が傾斜または直立してい
て穴12が他の孔8ないし11より低い位置にあ
る場合には、ボール11が自重で管1の孔9から
取り出て、この孔を解放することもできる。
の圧力は、ボールの移動のために必ずしも必要で
ない。ボールノツチ機構が傾斜または直立してい
て穴12が他の孔8ないし11より低い位置にあ
る場合には、ボール11が自重で管1の孔9から
取り出て、この孔を解放することもできる。
ボール11が孔12の中に入り込むことができ
ても、通過することができないように、スライド
4の孔12の直径dsはボールdkの直径より幾ら
か小さくなければならない。孔12の代りに凹陥
部でも十分である。凹陥部は凹曲であることが好
ましく、その最大深さはボールの移動行程、いわ
ゆるボール行程hkに等しい。
ても、通過することができないように、スライド
4の孔12の直径dsはボールdkの直径より幾ら
か小さくなければならない。孔12の代りに凹陥
部でも十分である。凹陥部は凹曲であることが好
ましく、その最大深さはボールの移動行程、いわ
ゆるボール行程hkに等しい。
なおボールノツチ機構が完全に作動し、適当な
荷重を受けることもできるようにするために、上
記のボール行程、正確に言えば可動部1の孔9へ
のボール11の進入深さには或る程度の限界があ
る。最小進入深さはボール直径dkの約1/10であ
る。この進入深さがそれ以上減少すれば機構の確
実な機能がもはや保証されないであろう。なぜな
らスライドに対する合力は理論上無限に増加する
ことができるからである。その結果、孔9が拡が
り、ボールを介してスライド4に作用する力によ
つてスライド4がわん曲させられるであろう。他
方、最大進入深さはボール直径の約1/3で百あ
る。この値をそれ以上増加すると、外力の作用に
よつてボールを移動させなければならない。なぜ
なら2つの孔8,9の直径の差がボール11の自
動的脱出と移動のためにもはや十分でないからで
ある。また可動部1に働く押圧力も、ボールを孔
9から脱出させる力成分を得るには大き過ぎるで
あろう。このように、ロツキングボール11の孔
9への進入深さが、ボール直径のdkの少なくと
も1/10、最大1/3となるようにすることで、機構
の確実かつ円滑な作用が得られる。
荷重を受けることもできるようにするために、上
記のボール行程、正確に言えば可動部1の孔9へ
のボール11の進入深さには或る程度の限界があ
る。最小進入深さはボール直径dkの約1/10であ
る。この進入深さがそれ以上減少すれば機構の確
実な機能がもはや保証されないであろう。なぜな
らスライドに対する合力は理論上無限に増加する
ことができるからである。その結果、孔9が拡が
り、ボールを介してスライド4に作用する力によ
つてスライド4がわん曲させられるであろう。他
方、最大進入深さはボール直径の約1/3で百あ
る。この値をそれ以上増加すると、外力の作用に
よつてボールを移動させなければならない。なぜ
なら2つの孔8,9の直径の差がボール11の自
動的脱出と移動のためにもはや十分でないからで
ある。また可動部1に働く押圧力も、ボールを孔
9から脱出させる力成分を得るには大き過ぎるで
あろう。このように、ロツキングボール11の孔
9への進入深さが、ボール直径のdkの少なくと
も1/10、最大1/3となるようにすることで、機構
の確実かつ円滑な作用が得られる。
進入深さはボール行程hkと同一であることが
できるが、ボール行程hkは図面が示すように管
2の肉厚sだけ大きくてもよい。
できるが、ボール行程hkは図面が示すように管
2の肉厚sだけ大きくてもよい。
ボールノツチ機構の負荷能力すなわち係合を解
かずに機構に加えることのできる力は、次の関係
式による係数で変化する。
かずに機構に加えることのできる力は、次の関係
式による係数で変化する。
r2/2(π/180α−sinα)
ここにαはボール11と孔9の縁端との相対す
る接触点13,14の間の円周角である。この関
係式は、ボールが投影する弓形面すなわち孔9の
中にある投影面15の公知の公式に相当する。
る接触点13,14の間の円周角である。この関
係式は、ボールが投影する弓形面すなわち孔9の
中にある投影面15の公知の公式に相当する。
ただし上記の負荷能力の式が基準になるのは、
管1に孔9でなく、ボール11に相当する凹曲切
欠部を設けた場合だけである。ところが(図面に
示す)円筒形の孔の場合はボールとだ円管1のせ
ん断と変形の性質を考慮しなければならない。
管1に孔9でなく、ボール11に相当する凹曲切
欠部を設けた場合だけである。ところが(図面に
示す)円筒形の孔の場合はボールとだ円管1のせ
ん断と変形の性質を考慮しなければならない。
実験で判明したところでは、与えられたボール
直径でその他の寸法はボール直径に対して次の百
分率値を持たなければならない。
直径でその他の寸法はボール直径に対して次の百
分率値を持たなければならない。
孔9の直径dLi 63.0%
孔8の直径dLa 94.5%
ボール行程:
管2の肉厚 21.0%
孔10の直径 105.0%
孔12の直径 94.5%
ボールノツチ機構の良好な機能に差支えない限
り、上記の値を変更することができる。
り、上記の値を変更することができる。
図面は、本発明の一実施例を示す背もたれとボ
ールノツチ機構の水平断面図を示したものであ
る。 1……管(第1の構成部材)、2……管(第2
の構成部材)、3……アーム(第2の構成部材)、
4……スライド、8,9……真円孔、10,12
……孔、dk……直径、hk……ボール行程。
ールノツチ機構の水平断面図を示したものであ
る。 1……管(第1の構成部材)、2……管(第2
の構成部材)、3……アーム(第2の構成部材)、
4……スライド、8,9……真円孔、10,12
……孔、dk……直径、hk……ボール行程。
Claims (1)
- 1 可動可能な第1の構成部材が第2の構成部材
のかたわらを誘導され、前記第1の構成部材が少
なくとも1個の孔を有し、前記第2の構成部材の
孔の中に部分的に支承されるロツキングボールが
ロツキング位置で前記第1の構成部材の孔の中に
部分的に突出し、該ロツキングボールの球面と該
第1構成部材の孔の開口縁とが線接触して係止す
る構成とすることによつて、可動可能な第1の構
成部材を第2の構成部材に嵌脱自在にロツクする
ようにしたボールノツチ機構において、前記第2
の構成部材2,3がスライド4を有し、該スライ
ドが前記第2の構成部材2,3の孔10の、前記
第1の構成部材1の孔9側とは反対側の端部を遮
蔽し、かつ前記スライドが凹陥部または孔12を
有し、該スライド4が摺動すると、前記第2の構
成部材2,3の孔10の縦軸を横断して作用する
圧力が前記第1の構成部材1に加えられて、前記
ロツキングボールがロツキング解除位置へ移動
し、前記ロツキングボール11の一部が上記の凹
陥部または孔12に入り込むことができるように
構成されていると共に、前記ロツキングボール1
1の孔9への進入深さが該ロツキングボール11
の直径dkの少なくとも1/10、最大1/3となるよう
に該ロツキングボール11の直径dkに対する前
記第1の構成部材1の孔9の口径が決定されてい
ることを特徴とするボールノツチ機構。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH762678A CH632555A5 (de) | 1978-07-13 | 1978-07-13 | Kugelrastmechanismus. |
Publications (2)
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