JPS62231507A - 積分回路 - Google Patents

積分回路

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JPS62231507A
JPS62231507A JP61074059A JP7405986A JPS62231507A JP S62231507 A JPS62231507 A JP S62231507A JP 61074059 A JP61074059 A JP 61074059A JP 7405986 A JP7405986 A JP 7405986A JP S62231507 A JPS62231507 A JP S62231507A
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transistor
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signal
transistors
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瀬沼 俊隆
Kenta Tanaka
謙太 田中
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、VTRのAFC回路又はAPC回路のVC
O(電圧制御型発振器)の制御電圧を形成するのに適用
されるIC回路内部のコンデンサを用いて構成された積
分回路に関する。
〔発明の概要〕
この発明は、差動アンプの二つの出力端子間にコンデン
サを接続し、差動アンプの二つの出力端子を加算器の入
力端子に第1及び第2のバッファ回路を介して夫々接続
し、加算器から出力端子を導出し、コンデンサの両端に
第1〜第4のトランジスタを接続し、この第1〜第4の
トランジスタによって、他の入力端子からの入力電圧に
応じた電流を加算するものであり、積分動作と加算動作
の両者を行うことができるようにした積分回路である。
〔従来の技術〕
VTRの記録回路では、搬送色信号を低域変換するため
の変換用キャリア信号を記録映像信号中の水平同期信号
と同期させるために、AFC回路が設けられている。ま
た、VTRの再生回路では、再生された低域変換色信号
を搬送色信号に戻すための変換用キャリア信号を再生信
号中のバースト信号と同期させるために、APC回路が
設けられている。これらのAFC回路及びAPC回路に
は、VCOが設けられている。
第7図は、VCOの制御電圧を形成するための従来の構
成を示し、第7図において、21がvCOである。VC
O21には、加算回路22からの制御電流が供給される
。加算回路22には、電流源24からの中心周波数設定
用の電流と差動アンプ23からのエラー電流とが供給さ
れる。差動アンプ23には、記録時に記録再生切り替え
スイッチ25のr側端子を介してAFCフィルタ27か
らのAFCエラー電圧が供給され、再生時に記録再生切
り替えスイッチ25のp側端子を介してAPCフィルタ
29からのAPC電圧が供給される。
AFCフィルタ27には、入力端子26からAFC検出
電圧が供給され、APCフィルタ29には、入力端子2
8からAPC検出電圧が供給される。
また、APCI D回路30において、VCO21の出
力信号を分周した信号と入力端子31からの水平同期信
号を分周した信号とが位相比較され、VCO21の発振
周波数がAPCの引き込み範囲から外れている状態が検
出される。APCID回路30からのIDエラー電流が
コンデンサ33を有するホールド回路32に供給され、
ホールド回路32からIDエラー電圧が発生する。この
IDエラー電圧がダイオード及び抵抗回路34を介する
ことによりIDエラー電流とされ、このIDエラー電流
がコンデンサ36を有するホールド回路35に供給され
る。
記録/再生切り替えスイッチ25を介されたAFCエラ
ー電圧又はAPCエラー電圧の直流電位を一定とするよ
うに、差動アンプ37、上記のホールド回路35及び差
動アンプ38がVCO21に対して設けられている。差
動アンプ37及び38は、入力電圧を出力電流に変換す
るためのものである。ホールド回路35は、直流帰還路
を形成するために、充分長い時定数を持つものとされて
いる。容量が大きなコンデンサ36は、IC回路の外に
接続されており、このコンデンサ36において、直流帰
還路の電流及びIDエラー電流が加算される。
上述のようなVCOの制御信号を形成する回路では、ホ
ールド用のコンデンサ33及び36がIC回路の外付は
部品となる。そこで、これらのコンデンサ33及び36
をIC内部に取り込むことにより、第7図に示す構成を
全てtC内部の素子により実現することができる。この
場合、直流帰還路を形成するホールド回路35は、時定
数がかなり長いために、IC化するために工夫が必要と
なる。
本願発明者の提案に係るコンデンサの充放電電流を微少
なものとでき、また、出力のダイナミ・ツクレンジが拡
大されたバランス型の積分回路は、上述のホールド回路
35に適用して好適である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
IC化されたバランス型の積分回路では、直流帰還路の
出力信号とIDエラー信号との加算は、従来の構成のよ
うに、外付けの大容量のコンデンサに両信号電流を供給
する構成とできない。
従って、この発明の目的は、IC化されたバランス型の
積分回路を用い、IDエラー信号のような他の入力信号
を加算することができる積分回路を提供することにある
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、一方の出力端子と他方の出力端子との間に
コンデンサが接続された差動アンプと、差動アンプの一
方の出力端子と一方の入力端子とが第1のバッファ回路
を介して接続されると共に、差動アンプの他方の出力端
子と他方の入力端子とが第2のバッファ回路を介して接
続され、出力信号が取り出される加算器と、コンデンサ
の両端とコレクタが接続された第1及び第2のトランジ
スタと、第1及び第2のトランジスタのエミッタとエミ
ッタが夫々共通接続され、ベースから他の人刃端子が導
出された第3及び第4のトランジスタと、第1及び第2
のトランジスタと基準電位点間に夫々挿入された電流源
とを備えた積分回路である。
〔作用〕
差動アンプの逆相の出力端子間にコンデンサが接続され
ているので、出力のダイナミックレンジが従来の積分回
路に比して2倍となる。また、コンデンサの両端にID
エラー信号等の他の入力信号を電流加算することができ
る。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。この一実施例は、コンデンサを含む全ての素子が
ICに内蔵されたものである。この一実施例の説明は、
下記の項目の順序でなされる。
a、一実施例の全体構成 り、バランス型積分回路 C,バランス型積分回路の具体的接続 d、積分回路とのインターフニース ミ、一実施例の全体構成 第1図は、この発明をAFC回路のフィルタに適用した
一実施例の構成を示す。AFC回路は、回転ヘッド型V
TRにおける記録回路中に設けられ、搬送色信号を低域
変換色信号に変換するための変換用キャリア信号を発生
するために用いられる。AFC回路には、中心周波数が
378f、(f、:水平走査周波数)のvCoが設けら
れ、このvCoの出力信号を(1/8)に分周すること
により、743(kHz)の変換用キャリア信号が形成
される。また、vCOの出力信号を分周した信号と水平
同期信号とがAFC検出回路により位相比較され、位相
比較出力がローパスフィルタを介してvCOに制御電圧
として供給される。この場合、VCOの出力信号と水平
同期信号の位相が大きくずれる場合には、第1図におい
て、2oで示すAFCID回路により、vcoの制御電
圧が強制的に高く又は低くされる。
第1図において、18で示す入力端子にAFC検出回路
からのAFCエラー信号が供給され、このAFCエラー
信号がローパスフィルタ19を介して加算回路9に供給
される。ローパスフィルタ19の出力信号が加算回路1
2に供給される。加算回路12の出力信号が差動アンプ
11の一方の入力端子に供給される。差動アンプ11.
定電流源14.スイッチング回路15.コンデンサ16
及びバッファ回路17は、従来と同様の積分回路を構成
している。バッファ回路17の出力端子と加算回路12
との間にアッテネータ13を含む負帰還路が設けられて
いる。
バッファ回路17の出力信号が加算回路9に供給される
と共に、差動アンプ1の一方の入力端子に供給される。
差動アンプ1.基準電圧源3.定電流源4及びスイッチ
ング回路5によって、後述するバランス型の積分回路が
構成される。この積分回路の出力信号が加算回路9に供
給される。AFCID回路20において形成されたID
エラー信号がAFCエラー信号に対して加算される。こ
のIDエラー信号は、コンデンサ6の両端に電流加算に
より加算されると共に、引き込みを早めるために、前段
の積分回路の差動アンプ11の他方の入力端子に電圧加
算により加算される。
上述の第1図に示すフィルタは、初段のローパスフィル
タ19の第2図においてaで示すローパス特性と差動ア
ンプ11からなる積分回路のbで示すローパス特性と差
動アンプ1からなる積分回路のCで示すローパス特性と
を合成した周波数特性を有する。ローパス特性すの減衰
傾度が−6(dBloct)とされ、ローパス特性Cの
減衰傾度が12 (dIlloct)とされる。ローパ
ス特性a及びbにより、ラグリードフィルタと同様の特
性が実現される。また、差動アンプlからなる積分回路
は、時定数が長く、減衰傾度が大きい特性を有しており
、直流帰還ループがこの積分回路により形成される。V
TRの再生1回路に設けられるAPC回路は、上述のA
FC回路と同様に構成される。
b、バランス型積分回路 第3図は、バランス型積分回路の構成を示し、第3図に
おいて、1で示す差動アンプの一方の入力端子が入力端
子2として導出され、差動アンプlの他方の入力端子に
基準電圧源3が接続される。
差動アンプ1に供給される定電流は、定電流源4で発生
した定電流をスイッチング回路5によりスイッチングし
たものである。
差動アンプ1の一方の出力端子とその他方の出力端子の
間にコンデンサ6が挿入される。差動アンプlの一方の
出力端子がバッファ回路7を介して加算器9の一方の入
力端子に接続され、差動アンプlの他方の出力端子がバ
ッファ回路8を介して加算器9の他方の入力端子に接続
される。加算器9の出力端子が出力端子10として導出
される。
加算器9は、電流出力を発生する。
上述の積分回路において、コンデンサ6の両端には、差
動アンプ1の逆相の出力信号が供給されるので、コンデ
ンサ6の中点は、交流的に接地点となる。従って、第3
図に示す回路接続は、第4図に示す等価回路で表すこと
ができる。コンデンサ6の値をCとすると、第4図にお
ける分割されたコンデンサ6A及び6Bの値は、2Cと
なる。
差動アンプ1の一方の出力端子に+1■の出力電圧が発
生する時には、その他方の出力端子に一1■の出力電圧
が発生する。逆に、一方の出力端子に+1■の出力電圧
が発生する時には、他方の出力端子に一1■の出力電圧
が発生する。従って、出力のダイナミックレンジが+2
■となり、従来の積分回路の2倍に拡大することができ
る。
C,バランス型積分回路の具体的接続 上述の第3図に示す積分回路の具体的接続を第5図に示
す。AFCエラー信号等の入力信号が供給される入力端
子2は、一対のダーリントン接続を用いた差動アンプ5
5に供給され、差動の信号電流に変換される。
電源ライン51及び接地ライン53間に定電流源58と
ダイオード接続のトランジスタ56及び57の直列接続
が挿入され、トランジスタ56及び57の接続点に差動
の信号電流の一方の信号電流が供給される。定電流源5
8及びトランジスタ56の接続点がトランジスタ59の
ベースに接続される。トランジスタ59のコレクタが電
源ライン51に接続され、トランジスタ59のエミッタ
が定電流源60を介して接地されると共に、抵抗61を
介してトランジスタ64のベースに接続される。このト
ランジスタ64のベースがトランジスタ62のコレクタ
・エミッタ間を介して接地される。トランジスタ62の
ベースには、端子63からスイッチングパルスが供給さ
れる。スイッチングパルスがハイレベルの時にトランジ
スタ62がオンしてトランジスタ64がオフする。
差動アンプ55の他方の出力端子に取り出された他方の
信号電流は、上述の一方の信号電流に関する構成と同様
の回路構成を介してトランジスタ74のベースに供給さ
れる。つまり、トランジスタ56.57,59.62と
対応するトランジスタ66.67.69.72が設けら
れ、定電流源58及び60と対応する定電流源68及び
70が設けられ、抵抗61と対応する抵抗71が設けら
れている。
トランジスタ64及び74の夫々のエミッタが接地され
、夫々のコレクタ間にコンデンサ6が挿入される。また
、トランジスタ64及び74の夫々のコレクタがトラン
ジスタ75及び76の夫々のコレクタに接続される。ト
ランジスタ75及び □76の夫々のベースに所定の直
流電圧源77が接続される。トランジスタ75及び76
の夫々のエミッタがトランジスタ78及び79のコレク
タ・エミッタ間を介して電源ライン52に接続される。
コンデンサ6の両端に取り出された差動の出力電圧の一
方の出力電圧がダーリントン接続81及び定電流源82
からなるエミッタホロワ接続に供給され、このエミッタ
ホロワ接続の出力信号がトランジスタ83.レベルシフ
トダイオードとしてのトランジスタ84及び定電流源8
5からなるエミッタホロワ接続を介してトランジスタ8
6のベースに供給される。トランジスタ86のエミッタ
が抵抗87を介して接地されると共に、そのコレクタが
電源ライン51に接続される。
コンデンサ6の両端に取り出された差動の出力電圧の他
方の出力電圧に関して、上述の一方の出力電圧と同様の
接続が設けられている。つまり、ダーリントン接続91
及び定電流TA92によりエミッタホロワ接続が構成さ
れ、トランジスタ93゜ダイオード接続のトランジスタ
94及び定電流源95により他のエミッタホロワ接続が
構成され、他のエミッタホロワ接続を介された出力電圧
がトランジスタ96のベースに接続される。トランジス
タ96のエミッタが抵抗97を介して接地されると共に
、そのコレクタが電源ライン51に接続される。
トランジスタ86及びトランジスタ96は、エミッタホ
ロワトランジスタであり、これらのトランジスタ86及
び96の夫々のエミッタがら差動の出力電圧が取り出さ
れる。また、中点制御のために、トランジスタ86及び
96の互いのエミッタが等しい値の抵抗88及び98を
介して接続され、抵抗88及び98の接続点から中点電
位が取り出される。この抵抗88及び98は、抵抗加算
回路を構成する。
この中点電位が差動アンプ100の一方のトランジスタ
101のベースに供給される。差動アンプ100の他方
のトランジスタ102のベースには、中点電位の制御さ
れるべき電位と対応する基準電圧源103が接続されて
いる。104は、差動アンプ100の定電流源である。
トランジスタ101のコレクタが電源ライン52に接続
され、トランジスタ102のコレクタがトランジスタ1
05のコレクタに接続される。トランジスタ1゜5のエ
ミッタは、電源ライン52に接・続される。
このトランジスタ105のベースは、前述のトランジス
タ78及び79のベースと共通に接続され、カレントミ
ラー回路が構成される。トランジスタ106は、hr−
(エミッタ接地電流増幅率)キャンセルのために接続さ
れている。
また、トランジスタ86及び96の夫々のエミッタから
取り出された出力電圧がギルバート型の加算回路を構成
するトランジスタ111及び112のベースに供給され
る。トランジスタ111及び112は、差動アンプを構
成し、夫々のコレクタがトランジスタ113及び114
のエミッタに接続される。トランジスタ113及び11
417)ベースには、共通の直流電圧源115が接続さ
れ、トランジスタ113及び114の夫々のコレクタが
電源ライン52に接続される。
トランジスタ111及び112のコレクタがトランジス
タ116及び117のベースに接続され、トランジスタ
116及びトランジスタ117のエミッタ共通接続点に
定電流源が接続される。トランジスタ116のコレクタ
が電源ライン52に接続され、トランジスタ117のコ
レクタがダイオード接続のトランジスタ118を介して
電源ライン52に接続される。トランジスタ117のコ
レクタに取り出される加算出力電流がトランジスタ11
8及びトランジスタ119を介して出力端子10に取り
出される。
コンデンサ6の両端がトランジスタ121及び122の
夫々のコレクタに接続される。トランジスタ121及び
122の夫々のエミッタが抵抗を介して接地ライン54
に接続されると共に、抵抗124及び125を介してト
ランジスタ126及び127のエミッタに接続される。
トランジスタ121及び122のベースには、共通に直
流電圧源123が接続されている。トランジスタ126
及び127の夫々が電源ライン52に接続され、トラン
ジスタ126のベースから入力端子128が導出される
と共に、トランジスタ127のベースから入力端子12
9が導出される。
この入力端子128及び129にIDエラー信号が夫々
供給される。IDエラー信号は、■c。
の出力信号の位相が水平同期信号の位相と大きくずれて
いない通常動作時にハイレベルとなり、トランジスタ1
26又はトランジスタ127がオンし、これらのトラン
ジスタと抵抗124又は125、とエミッタ抵抗を介し
て電流が流れる。従って、この通常動作時では、トラン
ジスタ121及びトランジスタ122がカットオフして
おり、IDエラー信号がAFCエラー信号に対して加算
されない。
VCOの出力信号の位相が水平同期信号の位相と大きく
ずれると、ずれの方向と対応する一方の入力端子が低レ
ベルとなる。一方の入力端子128が低レベルとなると
、トランジスタ126がカットオフし、トランジスタ1
21を通じて所定の直流電流例えば80(nA)の直流
電流が流れる。
他方の入力端子129が低レベルとなると、トランジス
タ127がカットオフし、トランジスタ122を通じて
所定の直流電流が流れる。これによって、コンデンサ6
の一端の電位が強制的に高く又は低くされる。
上述のこの構成において、差動アンプ55により取り出
される差動の信号電流は、入力端子2に加わる入力電圧
と基準電圧との差に対応したものとなる。この差動の信
号電流は、(1/x)倍の微少な電流に夫々変換されて
、トランジスタ64及び74のコレクタ電流となる。
トランジスタ56のベース・エミッタ間電圧をVIIE
+ とし、トランジスタ57のベース・エミッタ間電圧
を■。2とし、定電流源58の定電流を■1とし、定電
流源60の定電流をxl、とし、トランジスタ59のベ
ース・エミッタ間電圧をVE3とし、トランジスタ64
のベース・エミッタ間電圧をVIlt4とし、トランジ
スタ64のオン時に流れる定電流を■。とすると、トラ
ンジスタ61のベース電位Va及びトランジスタ59の
エミッタ電位vbは、次式の関係を有する。
(k:ボルツマン定数、T:絶対温度、q:電子の電荷
、■、:飽和電流) 上式から、(1+ =I+ /x)となる、従って、(
X>1)とすることにより、■、の(1/x)に小さく
された電流I0をトランジスタ64に流すことができる
。電流■。をオフさせる場合には、トランジスタ62が
オンされる。
差動の信号電流の他の信号電流も、同様に(1/ x 
)に小さくされて、トランジスタ74を流れる。また、
トランジスタ64及び74の夫々のコレクタに直接コン
デンサ6が接続されているので、スイッチング速度が速
くなり、トランジスタ64及び74のコレクタ電流は、
微少な電流、例えば40(nA)とすることができる。
従って、時定数を従来に比して長(することが可能とな
る。
また、コンデンサ6の中点電位が常にダイナミックレン
ジの中央の電位に位置するような制御がなされ、出力の
ダイナミックレンジを有効に利用することができる。第
5図に示すように、コンデンサ6の両端の夫々の直流電
位をVa、Vlとし、トランジスタ86及び96の夫々
のエミッタ電位(直流電位)をV、V。とじ、基準電圧
−1g103による基準電圧をVrとして、中点制御に
ついて以下に説明する。
電位■、及び■、は、直流的に等しく、また、電位■、
及びV、は、エミッタホロワ接続の複数のトランジスタ
のベース・エミッタ間を介してトランジスタ86及び9
6のエミッタに伝達されるが、ベース・エミッタ間電圧
がキャンセルされることにより、(Va = Vm =
 Vc = Vo )となる。
抵抗88及び抵抗98の値が等しくされ、両者の接続点
の電位をVEとする。コンデンサ6の中点電位の制御さ
れるべき電位をVtとし、(V t =Vr)とする。
通常動作時では、信号電流により、電圧変化■αが生じ
ると、(VA =V t +Vα、  Vi =V t
−■α)となる。従って、 VE =’A (Va +v、 ) =’A (VC+
VD ) =Vt(Vt=Vr)であるので、差動アン
プ100のトランジスタ101及び102がバランスす
る。
定電流源104の定電流を2izとすると、トランジス
タ105.78.79によって、トランジスタ75及び
76の夫々には、定電流I0が流れ、トランジスタ64
及び74の電流と夫々バランスするように制御される。
また、■、及び■、が共に■βだけ電位が上昇した場合
には、即ち、 VA =V t +Vcr+Vβ v、=vt−vα+Vβ の場合には、 v、=vt+vβ となる。トランジスタ101のベース電位がVβ上昇す
ることにより、トランジスタ75及び76を流れる電流
が共に、■2より減少する。そのため、電位■、及び■
、が下げられ、電位の上昇■βが抑えられる負帰還がか
かる。
更に、■、及び■8が共に、Vβだけ電位が下がった場
合も、上述と逆に、トランジスタ75及び76を流れる
電流が共に■2より増加することにより、電位の低下V
βが抑えられる負帰還がかかる。
上述のようにして、コンデンサ6の中点電位VLは、常
に(Vt=Vr)に制御され、グイナミソクレンジの中
央に保持される。
d、積分回路とのインターフェース ′yJ、1図に示す構成において、AFCID回路2O
からのIDエラー信号は、第6図に示すインターフェー
スを介して差動アンプ11からなる積分回路に加算され
る。
第6図において破線部分は、差動アンプ11からなる積
分回路の部分の構成を示し、抵抗131及び132は、
加算回路を構成し、端子133には、基準電圧が供給さ
れている。
電源ライン134及び接地ライン135間に定電流源1
36とダイオード接続のトランジスタ137と抵抗の直
列回路が挿入される。抵抗とダイオード接続のトランジ
スタ139とトランジスタ138と抵抗の直列回路が電
源ライン134及び接地ライン135間に接続される。
抵抗とトランジスタ141とダイオード接続のトランジ
スタ140と抵抗の直列回路が電源ライン134及び接
地ライン135間に接続される。抵抗とトランジスタ1
43とトランジスタ142と抵抗の直列回路が電源ライ
ン134及び接地ライン135間に接続される。
トランジスタ137.138,140のベースとトラン
ジスタ142のベースとが抵抗144を介して接続され
、トランジスタ144のベースがトランジスタ145の
コレクタ及びエミッタ間を介して接地ライン135に接
続され、トランジスタ145のベースが導出されて入力
端子147とされる。また、トランジスタ139,14
1.143のベースが共通に接続される。トランジスタ
143のエミッタが抵抗とトランジスタ146のコレク
タ及びエミッタ間を介して接地ライン135に接続され
、トランジスタ146のベースが導出されて入力端子1
48とされる。これらの入力端子147及び148にI
Dエラー信号が供給される。更に、トランジスタ143
のコレクタ及びトランジスタ144のコレクタの接続点
が差動アンプ11の一方のトランジスタのベースに接続
される。
定電流源136の定電流を13とすると、定電流I、が
トランジスタ137を流れることにより、トランジスタ
139及び138の直列回路に定電流I3が流れ、トラ
ンジスタ141及び140の直列回路に定電流■、が流
れる。従って、入力端子147及び148に供給される
IDエラー信号が共に低レベルであって、トランジスタ
145及び146が共にオフしている通常動作時では、
トランジスタ143を定電流I3が流れると共に、トラ
ンジスタ142を定電流I3が流れる。従って、積分回
路の差動アンプ11に対する出力電流が発生しない。
ここで、一方の入力端子147にのみハイレベルの10
工ラー信号が供給されると、トランジスタ145がオン
し、トランジスタ142がオフする。このため、トラン
ジスタ142を定電流I。
が流れなくなり、トランジスタ143のコレクタから積
分回路の端子133に抵抗132を介して流れ込む出力
電流が発生する。
他方の入力端子148にのみハイレベルのIDエラー信
号が供給されると、トランジスタ146がオンし、トラ
ンジスタ143を流れる定電流I、がバイパスされる。
従って、積分回路の端子133から抵抗132を介して
流れ出す方向の出力電流が発生する。この抵抗132で
発生する電圧降下がAFCエラー電圧と加算されること
になる。
〔発明の効果〕
この発明に依れば、ICに内蔵でき、出力のグイナミソ
クレンジを従来に比して大きくできると共に、IDエラ
ー信号のような他の入力信号を加算することができる積
分回路を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの発明をAFC回路に適用した一
実施例の構成を示す接続図及び周波数特性の路線図、第
3図はこの発明の一実施例に用いたバランス型の積分回
路の接続図、第4図はこの積分回路の等価回路を示す接
続図、第5図はこの発明の一実施例の一部接続図、第6
図はこの発明の一実施例の一部接続図、第7図は従来の
AFC回路の説明に用いる接続図である。 図面における主要な符号の説明 1:差動アンプ、 2:入力端子、 4:定電流源、 
 6:コンデンサ、  7.8:バッファ回路、9:加
算回路、  10:出力端子、 121,122:第1
及び第2のトランジスタ、  126゜127:第3及
び第4のトランジスタ、  128゜129.147.
148:IDエラー信号の入力端子。 代理人   弁理士 杉 浦 正 知 フ・ルタの午(/):)−f 第2図 バランス4Lfi勿回護             1
4面0ア各。 第3図     第4図 インターフェース 第6図 1t芝棗のネ糞成゛ 第7図 手続補正室 日 昭和61年10月22日 特許庁長官  黒 1)明 雄 殿 2、発明の名称    積分回路 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 東京部品用区北品用6丁目7番35号名称(21
8)ソ ニー株式会社 代表取締役 大 賀 典 雄 4、代理人 住所 東京都豊島区東池袋1丁目48番10号6、補正
の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 7、補正の内容 (1)明細書中、第26頁第1行〜第19行、「従って
、入力端子147・・・定電流I、がバイパスされる。 」を下記の通り訂正する。 「通常動作時は、入力端子147及び148に供給され
る10工ラー信号が共にハイレベルであって、トランジ
スタ145及び146が共にオンしている。 このとき、トランジスタ142を定電流■3が流れなく
なると共に、トランジスタ143を流れる定電流I、が
バイパスされる。従って、積分回路の差動アンプ11に
対する出力電流が発生しない。 ここで、一方の入力端子148にのみ低レベルのID信
号が供給されると、トランジスタ146がオフし、トラ
ンジスタ143を定電流I3が流れるようになり、トラ
ンジスタ143のコレクタから積分回路の端子133に
抵抗132を介して流れ込む出力電流が発生する。他方
の入力端子147にのみ低レベルのID信号が供給され
ると、トランジスタ145がオフし、トランジスタ14
2を定電流I、が流れるようになる。」

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一方の出力端子と他方の出力端子との間にコンデンサが
    接続された差動アンプと、上記差動アンプの一方の出力
    端子と一方の入力端子とが第1のバッファ回路を介して
    接続されると共に、上記差動アンプの他方の出力端子と
    他方の入力端子とが第2のバッファ回路を介して接続さ
    れ、出力信号が取り出される加算器と、上記コンデンサ
    の両端とコレクタが接続された第1及び第2のトランジ
    スタと、上記第1及び第2のトランジスタのエミッタと
    エミッタが夫々共通接続され、ベースから他の入力端子
    が導出された第3及び第4のトランジスタと、上記第1
    及び第2のトランジスタと基準電位点間に夫々挿入され
    た電流源とを備えた積分回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0629782A (ja) * 1990-03-28 1994-02-04 Silicon Syst Inc 高周波連続時間フィルタ回路
WO2005046054A1 (ja) * 2003-11-11 2005-05-19 Fujitsu Limited 半導体装置、無線端末装置及び無線通信機器
KR100779478B1 (ko) * 2006-04-11 2007-11-26 후지쯔 가부시끼가이샤 반도체 장치, 무선 단말 장치 및 무선 통신 기기

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