JPS62225025A - 積分回路 - Google Patents

積分回路

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JPS62225025A
JPS62225025A JP61069182A JP6918286A JPS62225025A JP S62225025 A JPS62225025 A JP S62225025A JP 61069182 A JP61069182 A JP 61069182A JP 6918286 A JP6918286 A JP 6918286A JP S62225025 A JPS62225025 A JP S62225025A
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differential amplifier
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Noriyuki Yamashita
紀之 山下
Toshitaka Senuma
瀬沼 俊隆
Kenta Tanaka
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、IC回路内部のコンデンナを用いて構成さ
れた積分回路に関する。
〔発明の概要〕
この発明は、差動アンプの二つの出力端子間にコンデン
サを接続し、差動アンプの二つの出力端子を加算器の入
力端子に第1及び第2のバッファ回路を介して夫々接続
し、加算器から出力端子を導出し、第1のバッファ回路
及び第2のバッファ回路の夫々の出力端子間に抵抗加算
回路を接読し、この抵抗加算回路の出力電圧と基準電圧
の比較出力によりコンデンサの中点電位が所定電圧とな
るように制御するものであり、ダイナミックレンジが拡
大され、この拡大されたダイナミックレンジを有効に利
用できるようにした積分回路である。
〔従来の技術〕
時定数の長い積分回路を実現するためには、積分用のコ
ンデンサの容量を大きくするか、又は充放電電流を小さ
くすることが必要である。従来のIC化された積分回路
では、rcの外部に砥抗及び大容量のコンデンサからな
る時定数回路を接続することにより、時定数を長くして
いた。しかしながら、外付は用の端子(ピン)を設ける
ことは、ICの製造コストの上昇を招く問題がある。I
C内部に作られたコンデンサを用いて、時定数を長くで
きる積分回路は、−例として、第6図に示すものが用い
られている。
第6図において、21が差fJ+コンデンサし、差動ア
ンプ21の一方の入力端子に入力端子22から入力信号
が供給され、その他方の入力端子に基準電圧源23が接
続されている。差動アンプ21の定電流源24がスイッ
チング回路25によりスイッチングされる。差動アンプ
21の出力端子にIc内部のコンデンサ26が接続され
ると共に、差動アンプ21の出力端子がバッファ回路2
7を介して出力端子28として導出される。
上述の積分回路の具体的接続を第7図に示す。
トランジスタ31のベースに入力端子22が接続され、
トランジスタ32のベースに基準電圧tJ23が接続さ
れる。トランジスタ31及び32の夫々のコレクタと電
源端子33間にカレントミラー回路のためのダイオード
接続のトランジスタ34゜35及びトランジスタ36.
37が接続されている。トランジスタ31及び32のエ
ミッタ共通接続点に、定電流源38.ダイオード接続の
トランジスタ39及びトランジスタ40からなる定電流
源が接続される。このトランジスタ40のベース及び接
地間にスイッチングトランジスタ41が挿入される。ス
イッチングトランジスタ41のベースに端子42からス
イッチングパルスが供給される。スイッチングパルスが
高レベルの時にスイッチングトランジスタ41がオンし
て、差動アンプに対する定電流の供給が遮断される。更
に、トランジスタ31のコレクタ及び接地間にコンデン
サ26が挿入され、バッファ回路27を介して出力端子
28が導出される。
入力電圧と基a¥雷電圧の差に応じた充放電電流がコン
デンサ26に供給される。かかる積分回路の時定数を長
くするためには、コンデンサ26の容量を大きくするこ
と並びにコンデンサ26の充放電電流を小さくすること
が必要であった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
IC内部に形成されるコンデンサ26の容量は、コスト
及びプロセス上の点から80(pF)程度が大きさの限
界であった。また、スイッチングされる定電流は、第7
図に示す構成では、スイッチングされるトランジスタ4
0のコレクタ電流がトランジスタ31のコレクタ・エミ
ッタ間を介して、コンデンサ26に伝わるので、スイッ
チングされる定電流の値を小さくできず、例えば80 
(nA)程度が微少にできる限界であった。従って、時
定数がこれらの値により制約を受けて充分に長くできな
かった。更に、出力のダイナミックレンジは、差動アン
プの出力のダイナミックレンジと等しいものであった。
従って、後段にVCO(電圧制御型発振2S)を接続す
る場合に、VCOの(制御電圧−発振周波数)の特性の
バラツキを吸収することが充分にできない欠点があった
このような問題点を解決するために、バランス型の積分
回路が提案されている。このバランス型の積分回路に依
れば、出力のダイナミックレンジが拡大され、vCOの
特性のバラツキに対処することができる。しかしながら
、コンデンサの中点電位がダイナミックレンジの中央の
電位に等しくないと、ダイナミックレンジを有効に利用
することができない。
従って、この発明の目的は、バランス型の積分回路にお
いて、コンデンサの中点電位が常にダイナミックレンジ
の中央の電位に位置するように制御され、ダイナミック
レンジを有効に利用することができるようにされた積分
回路を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、一方の出力端子と他方の出力端子との間に
コンデンサが接続された差動アンプと、差動アンプの一
方の出力端子と一方の入力端子とが第1のバッファ回路
を介して接続されると共に、差動アンプの他方の出力端
子と他方の入力端子とが第2のバッファ回路を介して接
続され、出力信号が取り出される加算器と、第1のバッ
ファ回路及び第2のバッファ回路の夫々の出力端子間に
接続された抵抗加算回路と、抵抗加算回路の出力電圧を
基準電圧と比較し、コンデンサの中点電位が出力ダイナ
ミックレンジの中央電位となるように制御する中点制御
回路とを備えた積分回路である。
〔作用〕
差動アンプの逆相の出力端子間にコンデンサが接続され
ているので、出力のダイナミックレンジが従来の積分回
路に比して2倍となる。また、中点制御回路によって、
コンデンサの中点電位がダイナミックレンジの中央電位
に等しくされるので、ダイナミックレンジが有効に利用
される。従って、後段にVCOを接続する場合には、V
COの特性のバラツキに対処することが可能となる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。この一実施例は、コンデンサを含む全ての素子が
ICに内蔵されたものである。この一実施例の説明は、
下記の項目の順序でなされる。
a、バランス型積分回路 す、AFC回路のフィルタへの適用例 C0実施例の接続 a、バランス型積分回路 第1図は、バランス型積分回路の構成を示し、第1図に
おいて、1で示す差動アンプの一方の入力端子が入力端
子2として導出され、差動アンプ1の他方の入力端子に
基準電圧源3が接続される。
差動アンプ1に供給される定電流は、定電流源4で発生
した定電流をスイッチング回路5によりスイッチングし
たものである。
差動アンプ1の一方の出力端子とその他方の出力端子の
間にコンデンサ6が挿入される。差動アンプlの一方の
出力端子がバッファ回路7を介して加算器9の一方の入
力端子に接続され、差動アンプ1の他方の出力端子がバ
ッファ回路8を介して加算器9の他方の入力端子に接続
される。加算器9の出力端子が出力端子10として導出
される。
加算器9は、電流出力を発生する。
上述の積分回路において、コンデンサ6の両端には、差
動アンプ1の逆相の出力信号が供給されるので、コンデ
ンサ6の中点は、交流的に接地点となる。従って、第1
図に示す回路接続は、第2図に示す等価回路で表すこと
ができる。コンデンサ6の値をCとすると、第2図にお
ける分割されたコンデンサ6A及び6Bの値は、2Cと
なる。
差動アンプ1の一方の出力端子に+IVの出力電圧が発
生する時には、その他方の出力端子に一1■の出力電圧
が発生する。逆に、一方の出力端子に+1■の出力電圧
が発生する時には、他方の出力端子に−IVの出力電圧
が発生する。従って、出力のダイナミックレンジが+2
■となり、従来の積分回路の2倍に拡大することができ
る。
b、AFC回路のフィルタへの適用例 第3図は、上述の積分回路をへFC回路のフィルタに通
用した一例の構成を示す。AFC回路は、回転ヘッド型
VTRにおける記録回路中に設けられ、搬送色信号を低
域変換色信号に変換するための変換用キャリア信号を発
生するために用いられる。AFC回路には、中心周波数
が378f、(fH:水平走査周波数)のVCOが設け
られ、このVCOの出力信号を(1/8)に分周するこ
とにより、743 (kllz)の変換用キャリア信号
が形成される。また、vcoの出力信号を分周した信号
と水平同期信号とがAFC検出回路により位相比較され
、位相比較出力がローパスフィルタを介してVCOに制
御電圧として供給される。この場合、VCOの出力信号
と水平同期信号の位相が大きくずれる場合には、第3図
において、20で示すAFCID回路により、VCOの
制御電圧が強制的に高く又は低くされる。
第3図において、18で示す入力端子にAFC検出回路
からのAFCエラー信号が供給され、こ(7)AFCエ
ラー信号がローパスフィルタ19を介して加算回路9に
供給される。ローバスフィルタl9の出力信号が加算回
路12に供給される。加算回路12の出力信号が差動ア
ンプ11の一方の入力端子に供給される。差動アンプ1
1.定電流源14.スイッチング回路15. コンデン
サ16及びバッファ回路17は、従来と同様の積分回路
を構成している。バッファ回路17の出力端子と加算回
路12との間にアッテネータ13を含む負帰還路が設け
られている。
バッファ回路17の出力信号が加算回路9に供給される
と共に、差動アンプ1の一方の入力端子に供給される。
差動アンプ1により、第1図に示すのと同様の積分回路
が構成される。この積分回路の出力信号が加算回路9に
供給される。AFCID回路20において形成されたI
Dエラー信号がAFCエラー信号に対して加算される。
このIDエラー信号は、コンデンサ6の両端に電流加算
により加算されると共に、引き込みを早めるために、前
段の積分回路の差動アンプ11の他方の入力端子に電圧
加算により加算される。
上述の第3図に示すフィルタは、初段の口〒バスフィル
タ19の第4図においてaで示すローパス特性と差動ア
ンプ11からなる積分回路のbで示すローパス特性と差
動アンプ1からなる積分回路のCで示すローパス特性と
を合成した周波数特性を有する。ローパス特性すの減衰
傾度が−6(dBloct)とされ、ローパス特性Cの
減衰傾度が−12(dBloct)とされる。ローパス
特性a及びbにより、ラグリードフィルタと同様の特性
が実現される。また、差動アンプ1からなる積分回路は
、時定数が長<、減衰傾度が大きい特性を有しており、
直流帰還ループがこの積分回路により形成される。VT
Rの再生回路に設けられるAPC回路は、上述のAFC
回路と同様に構成される。
C0実施例の接続 上述の第1図に示す積分回路を用いたこの発明の一実施
例の接続を第5図に示す、AFCエラー信号等の入力信
号が供給される入力端子2は、一対のダーリントン接続
を用いた差動アンプ55に供給され、差動の信号電流に
変換される。
電源ライン51及び接地ライン53間に定電流源58と
ダイオード接続のトランジスタ56及び57の直列接続
が挿入され、トランジスタ56及び57の接続点に差動
の信号電流の一方の信号電流が供給される。定電流源5
8及びトランジスタ56の接続点がトランジスタ59の
ベースに接続される。トランジスタ59のコレクタが電
源ライン51に接続され、トランジスタ59のエミッタ
が定電流源60を介して接地されると共に、抵抗61を
介してトランジスタ64のベースに接続される。このト
ランジスタ64のベースがトランジスタ62のコレクタ
・エミッタ間を介して接地される。トランジスタ62の
ベースには、端子63からスイッチングパルスが供給さ
れる。スイッチングパルスがハイレヘルの時にトランジ
スタ62がオンしてトランジスタ64がオフする。
差動アンプ55の他方の出力端子に取り出された他方の
信号電流は、上述の一方の信号電流に関する構成と同様
の回路構成を介してトランジスタ74のベースに供給さ
れる。つまり、トランジスタ56.57,59.62と
対応するトランジスタ66.67.69.72が設けら
れ、定電流源58及び60と対応する定電流源68及び
7oが設けられ、抵抗61と対応する抵抗71が設けら
れている。
トランジスタ64及び74の夫々のエミッタが接地され
、夫々のコレクタ間にコンデンサ6が挿入される。また
、トランジスタ64及び74の夫々のコレクタがトラン
ジスタ75及び76の夫々のコレクタに接続される。ト
ランジスタ75及び76の夫々のベースに所定の直流電
圧源77が接続される。トランジスタ75及び76の夫
々のエミッタがトランジスタ78及び79のコレクタ・
エミッタ間を介して電源ライン52に接続される。
コンデンサ6の両端に取り出された差動の出力電圧の一
方の出力電圧がダーリントン接続81及び定電流源82
からなるエミッタホロワ接続に供給され、このエミッタ
ホロワ接続の出力信号がトランジスタ83.レベルシフ
トダイオードとしてのトランジスタ84及び定電流源8
5からなるエミッタホロワ接続を介してトランジスタ8
6のべ−スに供給される。トランジスタ86のエミッタ
が抵抗87を介して接地されると共に、そのコレクタが
電源ライン51に接続される。
コンデンサ6の両端に取り出された差動の出力電圧の他
方の出力電圧に関して、上述の一方の出力電圧と同様の
接続が設けられている。つまり、ダーリントン接続91
及び定電流源92によりエミッタホロワ接続が構成され
、トランジスタ93゜ダイオード接続のトランジスタ9
4及び定電流源95により他のエミッタホロワ接続が構
成され、他のエミッタホロワ接続を介された出力電圧が
トランジスタ96のベースに接続される。トランジスタ
96のエミッタが抵抗97を介して接地されると共に、
そのコレクタが電源ライン51に接続される。
トランジスタ86及びトランジスタ96は、エミッタホ
ロワトランジスタであり、これらのトランジスタ86及
び96の夫々のエミッタから差動の出力電圧が取り出さ
れる。また、中点制御のために、トランジスタ86及び
96の互いのエミッタが等しい値の抵抗88及び98を
介して接続され、抵抗88及び98の接続点から中点電
位が取り出される。この抵抗88及び98は、抵抗加算
回路を構成する。
この中点電位が差動アンプ100の一方のトランジスタ
101のベースに供給される。差動アンプ100の他方
のトランジスタ102のベースには、中点電位の制御さ
れるべき電位と対応する基準電圧源103が接続されて
いる。104は、差動アンプ100の定電流源である。
トランジスタ101のコレクタが電源ライン52に接続
され、トランジスタ102のコレクタがトランジスタ1
05のコレクタに接続される。トランジスタ105のエ
ミッタは、電源ライン52に接続される。
このトランジスタ105のベースは、前述のトランジス
タ78及び79のベースと共通に接続され、カレントミ
ラー回路が構成される。トランジスタ106は、h2.
(エミッタ接地電流増幅率)キャンセルのために接続さ
れている。
また、トランジスタ86及び96の夫々のエミッタから
取り出された出力電圧がギルバート型の加算回路を構成
するトランジスタ111及び112のベースに供給され
る。トランジスタ111及び112は、差動アンプを構
成し、夫々のコレクタがトランジスタ113及び114
のエミッタに接続される。トランジスタ113及び11
4のベースには、共通の直流電圧源115が接続され、
トランジスタ113及び114の夫々のコレクタが電源
ライン52に接続される。
トランジスタ111及び112のコレクタがトランジス
タ116及び117のベースに接続され、トランジスタ
116及びトランジスタ117のエミッタ共通接続点に
定電流源が接続される。トランジスタ116のコレクタ
が電源ライン52に接続され、トランジスタ117のコ
レクタがダイオード接続のトランジスタ118を介して
電源ライン52に接続される。トランジスタ117のコ
レクタに取り出される加算出力電流がトランジスタ11
8及びトランジスタ119を介して出力端子10に取り
出される。
上述のこの発明の一実施例において、差動アンプ55に
より取り出される差動の信号電流は、入力端子2に加わ
る入力電圧と基準電圧との差に対応したものとなる。こ
の差動の信号電流は、(l/x)倍の微少な電流に夫々
変換されて、トランジスタ64及び74のコレクタ電流
となる。
トランジスタ56のベース・エミッタ間電圧をVS!+
 とじ、トランジスタ57のベース・エミッタ間電圧を
VIE□とし、定電流源58の定電流を■、とし、定電
流源60の定電流をxl、とし、トランジスタ59のベ
ース・エミッタ間電圧を■11E3とし、トランジスタ
64のベース・エミッタ間電圧を■。4とし、トランジ
スタ64のオン時に流れる定電流を■。とすると、トラ
ンジスタ61のベース電位Va及びトランジスタ59の
エミッタ電位vbは、次式の関係を有する。
(k:ボルツマン定数、T:絶対温度、q:電子の電荷
、■、:飽和電流) 上式から、(■。=I、/x)となる。従って、(X>
1)とすることにより、■、の(1/X)に小さくされ
た電流■。をトランジスタ64に流すことができる。電
流■。をオフさせる場合には、トランジスタ62がオン
される。
差動の信号電流の他の信号電流も、同様に(l/ x 
)に小さくされて、トランジスタ74を流れる。また、
トランジスタ64及び74の夫々のコレクタに直接コン
デンサ6が接続されているので、スイッチング速度が速
くなり、トランジスタ64及び74のコレクタ電流は、
微少な電流、例えば40(n^〕とすることができる。
従って、時定数を従来に比して長くすることが可能とな
る。
また、コンデンサ6の中点電位が常にダイナミックレン
ジの中央の電位に位置するような制御がなされ、出力の
ダイナミックレンジを有効に利用することができる。第
5図に示すように、コンデンサ6の両端の夫々の直流電
位をVA、V、とし、トランジスタ86及び96の夫々
のエミッタ電位(直流電位)を■い■。とじ、基準電圧
ill!X1o3による基準電圧をVrとして、中点制
御について以下に説明する。
電位■、及び■8は、直流的に等しく、また、電位VA
及びVaは、エミッタホロワ接続の′a敗のトランジス
タのベース・エミッタ間を介してトランジスタ86及び
96のエミッタに伝達されるが、ベース・エミッタ間電
圧がキャンセルされることにより、(VA = Vm 
= Vc = Vn )となる。
抵抗88及び抵抗98の値が等しくされ、両者の接続点
の電位を■えとする。コンデンサ6の中点電位の制御さ
れるべき電位をVtとし、(V t =Vr)とする。
通常動作時では、信号電流により、電圧変化Vαが生じ
ると、(VA =Vt+Vα、vi =vt−Vα)と
なる。従って、 VE =’A (Va +Va ) =’A (Vc 
+Vo ) =V L(Vt=Vr)であるので、差動
アンプ100のトランジスタ101及び102がバラン
スする。
定電流[104の定電流を2Izとすると、トランジス
タ105,78.79によって、トランジスタ75及び
76の夫々には、定電流■。が流れ、トランジスタ64
及び74の電流と夫々バランスするように制御される。
また、VA及びV、が共にVaだけ電位が上昇した場合
には、即ち、 VA =VL+Vα十Vβ V、=Vt−Vα+■β の場合には、 V、=Vt→−Vβ となる。トランジスタ101のベース電位がVβ上昇す
ることにより、トランジスタ75及び76を流れる電流
が共に、I2より減少する。そのため、電位VA及び■
、が下げられ、電位の上界■βが抑えられる負帰還がか
かる。
更に、VA及びV6が共に、Vaだけ電位が下がった場
合も、上述と逆に、トランジスタ75及び7Gを流れる
電流が共にI2より増加することにより、電位の低下V
βが抑えられる負帰還がかかる。
上述のようにして、コンデンサ6の中点電位■tは、常
に(Vt=Vr)に制御され、ダイナミックレンジの中
央に保持される。
なお、第5図では省略されているが、AFCID回路2
0(第3図参照)からのIDエラー信号は、コンデンサ
6の両端に電流加算でもって加算される。
〔発明の効果〕
この発明に依れば、バランス型の構成とすることにより
、出力のダイナミックレンジをバランス型でない構成の
2倍とすることができる。然も、コンデンサの中点電位
を常にダイナミックレンジの中央の電位に制御すること
により、ダイナミックレンジを有効に拡大することがで
きる。従って、AFC回路或いはAPC回路のように、
VCOの制御信号を発生する時に、VCOの発振周波数
の変化幅が2倍となり、■coの特性のバラツキに対処
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に用いたバランス型の積分
回路の接続図、第2図はこの積分回路の等価回路を示す
接続図、第3図及び第4図はこの発明をAFC回路のフ
ィルタに適用した時の構成を示す接続図及び周波数特性
の路線図、第5図はこの発明の一実施例の接続図、第6
図は従来の積分回路の接続図、第7図は従来の積分回路
の具体的接続を示す接続図である。 図面における主要な符号の説明 1:差動アンプ、 2:入力端子、 4:定電流源、 
6:コンデンサ、 7.8:バソファ回路、9:加算回
路、 lO:出力端子、 88.98:加算用の抵抗、
  100:中点制御用の差動アンプ、  103:中
点制御の基準電圧源。 バフンスリ素1trto外          ¥45
回路第1図    第2因 ’7+lLl、、’Fja         f第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一方の出力端子と他方の出力端子との間にコンデンサが
    接続された差動アンプと、上記差動アンプの一方の出力
    端子と一方の入力端子とが第1のバッファ回路を介して
    接続されると共に、上記差動アンプの他方の出力端子と
    他方の入力端子とが第2のバッファ回路を介して接続さ
    れ、出力信号が取り出される加算器と、上記第1のバッ
    ファ回路及び上記第2のバッファ回路の夫々の出力端子
    間に接続された抵抗加算回路と、上記抵抗加算回路の出
    力電圧を基準電圧と比較し、上記コンデンサの中点電位
    が出力ダイナミックレンジの中央電位となるように制御
    する中点制御回路とを備えた積分回路。
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JPH0683013B2 (ja) 1994-10-19

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