JPS6223128Y2 - - Google Patents

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JPS6223128Y2
JPS6223128Y2 JP5363780U JP5363780U JPS6223128Y2 JP S6223128 Y2 JPS6223128 Y2 JP S6223128Y2 JP 5363780 U JP5363780 U JP 5363780U JP 5363780 U JP5363780 U JP 5363780U JP S6223128 Y2 JPS6223128 Y2 JP S6223128Y2
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JP
Japan
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transistor
capacitor
circuit
resistor
voltage
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JP5363780U
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JPS56155515U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は特に検出機器に用いられる検波回路
において、高周波成分を含む入力信号における雑
音の影響を回避するとともに安定した出力信号の
得られる検波回路を提供することを目的とする。
検出機器に用いられる検波回路は、第5図に示す
ような基本になる高周波信号の入力の有無により
出力をON,OFFするようにしているが、このた
め高周波を直流に検波変換する必要がある。この
ような検波変換の一般的な回路としてはCRで構
成された検波回路が用いられるが、第1図に従来
一般的に使用されている検波回路の一例を示す。
また第2図は第1図のa点における経時的な電圧
波形を示すもので、縦方向に電圧をまた横方向に
時間軸をとつてある。次に図面を参照して従来回
路を説明すると、Tr1は入力トランジスタ、Tr
2は出力トランジスタ、R1〜R4は各々抵抗、
Co,C1はコンデンサ、P1,P2は直流線路
である。
このような回路では入力端子INに入力信号が
到来するまではトランジスタTr1はOFFしてお
り、この状態において線路P1−抵抗R1−抵抗
R2−コンデンサC1−線路P2を通じてコンデ
ンサC1が直流電源(図示せず)により充電され
ており、このときa点の電圧はVoに達してい
る。したがつてトランジスタTr2はONし、出力
端子OUTはLレベルにある。
次に入力端子INに入力信号が到来した場合、
トランジスタTr1はONされ、これによつて抵抗
R2−トランジスタTr1−線路P2を通じてコ
ンデンサC1の放電回路が形成される。通常はこ
のコンデンサC1の放電により、a点の電圧がト
ランジスタTr2をOFFさせる一定電圧Vsまで低
下し、これによりトランジスタTr2がOFFさ
れ、出力端子OUTをLレベルからHレベルにす
るものである。
ところで、このような回路で入力信号に第5図
に示すような高周波成分を含んでいた場合、コン
デンサC1と抵抗R2の値で定まる時定数が大き
く大きな時間遅れを生じるため、トランジスタ
Tr1がONした瞬間におけるa点の電圧がV1の
レベルまでしか下がらず、また入力信号が印加さ
れている時間toにおけるa点の電圧は略第2図に
示すような鋸歯状波形になる。これがために信号
入力の到来によつても出力トランジスタTr2が
動作せず、あるいは動作が不安定となり、この種
回路の誤動作の原因となつていた。一方、コンデ
ンサC1の放電時定数を小さくするために抵抗R
2を除去することが考えられるが、あまりに小さ
くなると逆にパルス状の雑音等の入力によつても
回路が動作してしまい、新たな問題が生じる虞れ
がある。
この考案は上述の点に鑑み提案されたもので、
簡単な回路構成により高周波成分を含む入力信号
において雑音の影響を回避するとともに、安定し
た出力信号の得られる検波回路を提供するもので
ある。
以下、第3図及び第4図を参照して、この考案
の一実施例を説明する。なお、第3図において第
1図の回路に概ね対応するものは同一の符号を付
して説明する。
Tr1は入力信号がベースに印加時、コレク
タ・エミツタ間を導通させる入力トランジスタ
で、このトランジスタTr1と抵抗R1との直列
回路を直流線路P1,P2間にまたがつて接続し
ている。D1は逆流防止およびコンデンサC1に
充電するためのダイオードで、そのアノード側を
前記トランジスタTr1のコレクタ側に接続する
とともにカソード側を第1のコンデンサC1の一
端に接続し、この第1のコンデンサC1の他端を
トランジスタTr1のエミツタ側に接続してい
る。また前記ダイオードD1とコンデンサC1の
接続点aと、前記トランジスタTr1のコレクタ
間に第2のコンデンサC2を接続し、且つ前記接
続点aを線路P1,P2間に抵抗R4と直列接続
された出力トランジスタTr2のベースに接続し
てこの考案の検波回路を構成している。
次にその動作を説明すると、入力端子INに入
力信号が到来するまではトランジスタTr1は
OFFしており、この状態において線路P1−抵
抗R1−ダイオードD1−コンデンサC1−線路
P2を通じてコンデンサC1が図示極性に充電さ
れており、このときa点の電圧はVoに達してい
る。一方コンデンサC2もまたダイオードD1の
残り電圧分だけ図示極性に充電されるが、これは
実際上信号レベルとして無視できる程度の値のも
のである。したがつて出力トランジスタTr2は
ONしており出力端子OUTはLレベルにある。
次に入力端子INに入力信号が到来した場合、
トランジスタTr1はONされ、これによつてコン
デンサC2−トランジスタTr1−線路P2を通
してコンデンサC1の放電回路が形成される。し
かしてTr1がONした瞬間において、コンデンサ
C1およびC2は直列接続状態となつて、両コン
デンサC1,C2の電荷はトランジスタTr1を
介して急速に放電されるが、コンデンサC2はコ
ンデンサC1によつて逆方向に充電されるので、
a点の電圧は即座に線路P2の電位には到達しな
い。ところで入力信号が印加された状態でトラン
ジスタTr1は短時間にON,OFFを繰返すが、前
記コンデンサC1の放電回路には抵抗素子を介し
ていないので、入力信号に高周波成分を含んでい
た場合でも時間遅れが問題となることはなく、入
力信号が印加されている時間toにおけるa点の電
圧は第4図に示すように経時的に減少する。そし
てa点の電圧がトランジスタTr2をOFFさせる
一定電圧Vsより低下した時点でトランジスタTr
2がOFFされて、出力端子OUTをLレベルから
Hレベルとする。
この考案は以上説明したように、入力信号印加
時に形成されるコンデンサC1の放電回路中から
抵抗素子を除去する一方、第2のコンデンサC2
を前記放電回路中に挿入し、放電時にコンデンサ
C1とC2が直列回路を形成するように接続した
ので、抵抗R2が接続されている場合に比べて、
放電時定数を小さくすることができるとともにコ
ンデンサC1からC2への充電により雑音の影響
を受けない程度の時間遅れを確保できるもので、
高周波成分を含む入力信号において雑音の影響を
回避するとともに安定した出力信号の得られる検
波回路を具現できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来一般的に使用されている検波回路
の一例を示す回路図、第2図は第1図のa点にお
ける電圧を経時的に表した波形図、第3図はこの
考案による検波回路の一実施例を示す回路図、第
4図は第3図のa点における電圧を経時的に表し
た波形図、第5図は高周波入力信号を示す波形図
である。 Tr1……入力トランジスタ、Tr2……出力ト
ランジスタ、D1……ダイオード、C1……第1
のコンデンサ、C2……第2のコンデンサ、R1
〜R4……抵抗、P1,P2……直流線路、IN
……入力端子、OUT……出力端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高周波入力信号がベースに印加時、コレクタ・
    エミツタ間を導通させる入力トランジスタTr
    1、該トランジスタTr1と抵抗R1との直列回
    路を直流線路P1,P2間にまたがつて接続する
    とともに、前記トランジスタTr1のコレクタ・
    エミツタ間にダイオードD1と第1のコンデンサ
    C1との直列回路を前記ダイオードD1のアノー
    ド側をトランジスタTr1のコレクタ側に、また
    前記コンデンサC1の一端をエミツタ側に各々接
    続し、前記ダイオードD1とコンデンサC1の接
    続点aと、前記トランジスタTr1のコレクタ間
    に第2のコンデンサC2を接続し、且つ前記接続
    点aを線路P1,P2間に抵抗R4と直列接続さ
    れた出力トランジスタTr2のベースに接続した
    ことを特徴とする検波回路。
JP5363780U 1980-04-19 1980-04-19 Expired JPS6223128Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5363780U JPS6223128Y2 (ja) 1980-04-19 1980-04-19

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JP5363780U JPS6223128Y2 (ja) 1980-04-19 1980-04-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56155515U JPS56155515U (ja) 1981-11-20
JPS6223128Y2 true JPS6223128Y2 (ja) 1987-06-12

Family

ID=29648440

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JP5363780U Expired JPS6223128Y2 (ja) 1980-04-19 1980-04-19

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