JPS62231241A - 文字入りｃｒｔ画像焼付け装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、挨拶文等の語句（文字）とＣＲＴ画像とが混
在し７たプリント写真を作成するために用いられる文字
入りＣＲＴ画像焼付は装置に関するものである。

〔従来の技術〕

最近、ポストカードとして、挨拶文等の語句と写真像と
を印画紙に焼き付けたプリント写真が広く用いられてい
る。このように画像と語句とが混在したプリント写真を
作成する場合は、ＣＲＴプリント装置が用いられ、画像
入力装置例えばＴＶカメラから入力されたビデオ信号と
キーボードから入力した文字とをコンピュータで合成し
、この合成画像をＣＲＴに表示して印画紙に焼き付けて
いる。

また、文字板と光源とからなる文字填込みユニットを使
用し、文字板が印画紙に密着するように、ＣＲＴの前方
に文字填込みユニットを配置し、ＣＲＴ画像の焼付けと
同時に、密着焼付けで文字を焼き付けるようにしたもの
も提案されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ＣＲＴに表示された文字を印画紙に焼き付ける方法では
、キーボードを操作するだけで、語句を簡単に変更する
ことができるという利点があるが、しかし印画紙に記録
された文字はコントラストが良好でなく、また文字にに
じみが発生するという欠点がある。

文字填込みユニットを使用して密着露光を行なうもので
は、品質の高い文字を焼き付けることができるが、しか
し語句を変える場合は、文字板を交換することが必要で
あるため、交換作業が面倒であるという欠点がある。更
に、文字板を照明する光源等が必要であるため、装置の
構造が複雑になり、コストがかかるという欠点もある。

本発明は、ＣＲＴによる文字焼付けと、文字填込みユニ
ットによる文字焼付けの両方の問題点を解決し、文字品
質が良好であり、かつ語句の変更を簡単に行なうことが
できるようにした文字入りＣＲＴ画像焼付は装置を提供
することを目的とするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

前記目的を達成するために、本発明は、長尺状の文字フ
ィルムに複数の語句を記録し、この文字フィルムを移送
するための移送手段をＣＲＴ表示面に臨設し、文字フィ
ルムに記録された複数の語句の中から、所望のものを選
択してＣＲＴ表示面に位置決めし、ＣＲＴで照明された
語句と、ＣＲＴに表示された画像とをレンズで印画紙に
結像して焼き付けるようにしたものである。

以下、図面を参照して本発明の実施例について詳細に説
明する。

〔実施例〕

カラー印画紙ＩＯに対向して白黒ＣＲＴ　（以下、単に
ＣＲＴ’という）１）が配置されており、このＣＲＴＩ
Ｉの表示面１２に表示されたＣＲＴ画像は、レンズ１３
によってカラー印画紙１０に結像される。前記ＣＲＴＩ
Ｉは、プリント時にネガ像の赤色画像、緑色画像、青色
画像をそれぞれ明度で表した白黒画像を約１秒間ずつ順
次表示するが、この白黒画像を赤色、緑色、青色の単色
画像に変換するために、レンズ１３とカラー印画紙１０
との間に、赤色フィルタ１４．緑色フィルタ１５゜青色
フィルタ１６が配置されており、フィルタ切換え部１７
により選択的にレンズ１３の光路に挿入される。このレ
ンズ１３としては、ＣＲＴ画像の焼付倍率を調節するた
めに、ズームレンズが用いられるが、この代わりに焦点
距離が異なった複数のレンズを保持したターレットを使
用してもよい。

ポストカードでは、ＣＲＴ画像の左右又は上下に、「新
年おめでとう」、ｒ暑中お見舞」等の挨拶文（語句）が
挿入される。これらの語句をカラー印画紙１０に焼き付
けるために、文字表示器１８が用いられ、ＣＲＴＩＩに
装着される。この文字表示器１８は、ＣＲ７表示面１２
に当接又は近接するように位置した文字フィルム１９と
、この文字フィルム１９を移送するための移送手段とか
ら構成されている。この実施例では、移送手段は、文字
フィルム１９の両端を連結しており、ＣＲＴｌｌの両側
に配置された一対のリール２０．２１と、ローラ対２２
．２３と、これらを駆動するためのモータ２４とから構
成されている。前記リール２０．２１は、マガジン２５
．２６内にそれぞれ収納されており、これらのマガジン
２５．２６は交換可能になっている。この実施例の移送
手段は、文字フィルム１９を両方向へ移送することがで
きるが、この代わりにエンドレスタイプの移送手段を使
用し、文字フィルム１９を一方向に移動させて語句を選
択してもよい。

カラー印画紙ｌＯに記録される語句は、モータ２４を回
転させ、文字フィルム１９を移送することで、自由に選
択することができる。この文字フィルム１９の移送中に
、所望の語句がＣＲＴ表示面１２上に来た時に、操作ス
イッチ（図示せず）をＯＦＦにしてモータ２４の回転を
停止する。この語句の選択は、文字表示器１８をＣＲＴ
ｌ　１に装着した状態で行なう他に、文字表示器１８に
所望の語句をセットしてから、これをＣＲＴＩＩに装着
してもよい。なお、モータ２４の代わりに、リールにつ
まみを設け、これを手でまわしてもよい。

前記文字フィルム１９に重なったＣＲＴ表示面１２の一
部は、文字記録エリヤとして用いられ、このエリヤの発
光で語句がカラー印画紙１０に焼き付けられる。この文
字フィルム１９とＣＲＴ　１）との間に拡散板を挿入す
れば、記録された文字に横線が入るのを防止することが
できる。この文字フィルム１９に記録された語句は、Ｃ
ＲＴ画像の焼付けと同時にカラー印画紙１０に焼き付け
られるが、この代わりにＣＲＴ画像の焼付は時には、文
字記録エリヤに電気的マスクを掛けて、この部分が発光
しないようにすれば、ＣＲＴ画像と語句とを別々に焼き
付けることができる。

第２図に示すように、文字フィルム１９には、「入学お
めでとう」、「新年おめでとう」、「暑中お見舞」等の
各種の語句が記録されており、これらの中から所望の語
句を選択してＣＲＴ表示面１２にセットする。この文字
フィルム１９としてはリスネガが用いられ、多数の原稿
を所定のピンチで写真撮影してから現像することにより
、簡単に作成することができる。このリスネガは、白地
に黒字で書いた原稿を撮影した場合は、文字の部分が透
明となった白抜き文字がリスネガに記録される。文字の
部分が白く、周囲が黒い原稿を撮影した場合は、文字以
外が透明となったリスネガを得ることができる。カラー
印画紙ｌＯに色付き文字を記録する場合は、文字が透明
となったリスネガを使用し、そして三色露光量の割合を
関節すればよい。なお、リスネガの代わりに、透明又は
不透明なプラスチックシート等を用い、これに文字を印
刷してもよい。あるいは、透明なテープに、語句を記録
した複数のリスネガを所定のピッチで貼着してもよい。

また、同−季節又は同一用途に使用する語句を同じ文字
フィルムに記録しておけば、使用する語句が記録された
文字フィルムを簡単に選択して交換することができる。

前記カラー印画紙ＩＯの前方にシャッタ２８が配置され
ており、シャッタ制御部２９でその開閉が制御される。

このシャッタ２８は、各色に対して１回、全部で３回開
閉し、カラー印画紙１０にカラー画像を焼き付ける。な
お、解像力が多少低下してもよい場合は、カラーＣＲＴ
を使用し、シャッタ２日の１回の開閉でＣＲＴ画像をカ
ラー印画紙１０に焼き付ければよい。

前記カラー印画紙１０は、１コマの焼付けが終了する毎
に、供給リール３０から１コマ分引き出され、イーゼル
マスク３１と圧板３２とで囲まれた焼付は位置に送られ
、そして露光済みの部分が巻取りリール３３に巻き取ら
れる。なお、符合３４．３５はローラである。

前記文字フィルム１９が重なる文字記録エリヤにＣＲＴ
画像が存在している場合は、このＣＲＴ画像を消去し、
代わりに記録すべき文字の色に応じたデータを書込み、
このデータでＣＲＴＩＩを発光させる。例えば、文字部
分が透明となった文字フィルム１９を使用し、赤色フィ
ルタ１４が光路に挿入された赤色露光時に、文字記録エ
リヤを発光させれば、プリント写真上ではシアンの文字
が白地に記録される。また、緑色フィルタ１５を使用し
た緑色露光時に、文字記録エリヤを発光させれば、現像
処理によりマゼンタに発色した文字がカラー印画紙ｌＯ
に記録される。更に、三色露光のいずれの場合も、文字
記録エリヤを発光させれば黒色文字を記録することがで
き、また三色露光の割合を変えれば、所望の色の文字を
記録することができる。

前記文字表示器１８は、ＣＲＴＩＩ上の任意の位置にセ
ットすることができる。この文字表示器１８の位置に応
じて、文字記録エリヤの位置とサイズ、及び文字の色を
キーボードでｔ￥１定する。なお、ＣＲＴＩＩの一辺に
沿った一定幅の部分を文字記録エリヤとする場合は、こ
の文字記録エリヤを避けるようにＣＲＴ画像を寄せて表
示するとよい。こうすると、例えばＴＶカメラで入力し
た画像を部分的に消去することなく、全画像をＣＲＴ１
）に表示し、その左右又は上下に語句が記録されたプリ
ント写真を作成することができる。

第３図はＣＲＴｉ光系の回路を示すものである。

画像入力部としては、カラーＴＶカメラ３８等が用いら
れ、このカラーＴＶカメラ３８は、被写体を三色分解測
光して、赤色ビデオ信号、緑色ビデオ信号、青色ビデオ
信号をそれぞれ出力し、これをＡ／Ｄ変換器３９に送る
。これらのビデオ信号は、制御回路４０で対数変換及び
色補正（マスキング処理）されてから、フレームメモリ
４１に送られ、色毎に分離された状態で記憶される。ま
た、フロッピィ４２や磁気テープ４３に書き込んだコン
ピュータグラフィック画像（ＣＧ画像）等は、記憶媒体
駆動回路４４を介して制御回路４０に入力することがで
きる。更に、デジタイザを用いて、ＣＧ画像を入力する
こともできる。キーボード４５は、各部を制御するため
に用いる他に、文字記録エリヤの位置とサイズ及び色を
指定するため等に用いられる。また、ＣＲＴ画像の位置
の変更は、キーボード４５を操作してフレームメモリ４
１への書込み位置を変えることにより行なうことができ
る。更に、制御回路４０は、カラーＴＶカメラ３８で入
力した画像と、フロッピィ４２等から入力した画像を画
素毎に加算することにより、電気的に画像合成を行なう
ことができる。

前記フレームメモリ４１に記憶された色信号は、モニタ
時又はプリント時に読み出されて、ルックアップテーブ
ルメモリ４６に送られる。このルソクア・ノブテーブル
メモリ４６は、モニタ用４６ａとプリント用４６ｂとか
ら構成されている。モニタ用４６ａは、入力されたポジ
画像に対して、モニタ用ＣＲＴの特性に応じて階調補正
を行なうものであり、プリント用４６ｂはポジ・ネガ反
転と、カラー印画紙１０の特性に応じた階調補正を行な
う。

前記ルックアップテーブルメモリ４６の出力信号は、Ｄ
／Ａ変換器４７でアナログ信号に変換されてから切換え
回路４８に送られる。この切換え回路４８は、モニタ時
にはモニタ用ルックアップテーブルメモリ４６ａから出
力されたポジ像の三色信号をＣＲＴコントローラ４９に
送り、モニタ用カラーＣＲＴ５０にＣＲＴ画像を表示す
る。また、プリント時には、プリント用ルックアップテ
ーブルメモリ４６ｂから出力されたネガ像の三色信号を
選択回路５１に送る。この選択回路５１は、三色信号の
いずれか１つを取り出してＣＲＴコントローラ５２に送
り、プリント用のＣＲＴＩＩに白黒画像を表示する。

次に、前述した実施例の作用について説明する。

カラーＴＶカメラ３８から人力された画像や、フロッピ
ィ４２又は磁気テープ４３から入力されたＣＧ画像は、
制御回路４０で画像処理されてから、フレームメモリ４
１に色毎に分離された状態で書き込まれる。また、複数
の画像が同時に入力された場合は、キーボード４５を操
作することにより、制御回路４０で画像合成することが
できる。画像入力時又は画像合成時には、モニタ用ルッ
クアンプテーブルメモリ４６ａが選択され、かつ切換え
回路４８がＣＲＴコントローラ４９側に切り替わってい
るから、入力された画像又は合成されたＣＲＴ画像がモ
ニタ用カラーＣＲＴ５０にポジ像で表示される。このモ
ニタ用カラーＣＲＴ５０を見ながらキーボード４５を操
作し、ＣＲＴ画像の位置や色、画像合成状態を調節する
。

「新年おめでとう」等の語句をＣＲＴ画像に合成してカ
ラー印画紙ｌＯに焼き付ける場合には、文字表示器１８
をＣＲＴＩＩに装着する。操作スイッチをＯＮにすると
、モータ２４が回転するため、文字フィルム１９がＣＲ
７表示面１２上で移送される。そして、所望の語句がＣ
ＲＴ表示而１面に位置した時に、モータ２４の回転を停
止する。

この文字フィルム１９を照明するために、文字記録エリ
ヤの位置とサイズとをキーボード４５で入力する。これ
とともに、文字の色をキーボード４５から入力する。制
御回路４０は、入力された文字の情報に応じて、フレー
ムメモリ４１に発光データを書き込む。

モニタ観察後に、キーボード４５を操作してＣＲＴ画像
と語句とをカラー印画紙ＩＯに焼き付ける。このプリン
ト時には、プリント用ルックアッブチ−プルメモリ４６
ｂが選択され、また切換え回路４８が選択回路５１側に
切り換えられる。フレームメモリ４１から読み出した三
色信号は、ルックアップテーブルメモリ４６ｂでポジ・
ネガ反転と階調処理とが行われてから、Ｄ／Ａ変換器４
７でアナログ信号に変換される。このアナログ変換され
た三色信号は、切換え回路４８により選択回路５１に送
られる。

前記選択回路５１は、まず赤色信号を取り出してＣＲＴ
コントローラ５２に送り、赤色画像の明度に対応した画
像をＣＲＴＩＩに表示させる。このＣＲＴＩＩに赤色画
像が白黒で表示されている時に、赤色フィルタ１４がレ
ンズ１３の光路に挿入され、ＣＲＴＩＩに表示された白
黒画像が赤色画像に変換される。この状態でカラー印画
紙１０の赤色感度に応じて定めた露光時間例えば約１秒
間だけシャッタ２８が開き、この間で赤色画像がカラー
印画紙ＩＯに焼き付けられる。

赤色画像の露光後に、シャッタ２８が閉じられ、その間
で赤色フィルタ１４が退避し、代わって緑色フィルタ１
５が挿入される。これとともに、ＣＲＴＩＩには、緑色
画像が白黒で表示される。この直後に、シャッタ２８が
再び所定時間例えば約１秒間だけ開くために、ＣＲＴＩ
Ｉに表示された白黒画像が緑色フィルタ１５で緑色画像
に変換され、カラー印画紙１０に露光される。同様にし
て青色画像が約１秒間だけカラー印画紙１０に露光され
る。この三色面順次露光方式により、ＣＲＴ画像がカラ
ー印画紙１０に焼き付けられると、供給リール３０から
未露光の部分が引き出され、そして露光済みの部分が巻
取リリール３３に巻き取られる。

前記ＣＲＴ画像の焼付けと同時に、ＣＲ７表示面Ｉ２の
文字記録エリヤが文字の色に応じて発光するから、文字
フィルム１９が照明され、これに記録された語句が所望
の色でカラー印画紙１０に焼き付けられる。なお、別の
語句を使用してプリントする場合は、この語句がＣＲＴ
ＩＩにセットされるようにモータ２４を回転させる。

第４図はＣＲＴ画像と語句とを合成したプリント写真を
示すものである。このプリント写真では、ＣＲ７画像５
５の下部に、横書きの語句５６が焼き付けられている。

第５図はプリント写真の別の実施例を示すものである。

この実施例では、縦書き文字を記録した文字フィルムが
使用され、ＣＲ７画像５７の右側に縦書きの語句５８が
焼き付けられている。

前記実施例は、カラー画像の焼付けについて説明したが
、本発明は白黒画像の焼付けにも利用することができる
ものである。また、各語句に対応するように、検索コー
ドを文字フィルムに記録しておき、この検索コードをキ
ーボードで指定することにより、自動的に所望の語句を
選び出すようにすると便利である。

〔発明の効果〕

以上詳細に説明したように、本発明によれば、ＣＲＴの
表示面を横切るようにロール形態の文字フィルムを配置
し、この文字フィルムをＣＲＴで照明するから、従来の
文字填込みユニットのよう、に密着不良によるボケが発
生せず、またＣＲＴによる文字焼付けのように文字にに
じみが生じることがないため、品質が高い文字を記録す
ることができる。更に、ＣＲＴを光源として利用するか
ら、特別な光源が不要となり、その分コストダウンを図
ることができる。更にまた、文字フィルムには、複数の
語句が記録されているから、文字フィルムを移送するだ
けで所望の語句を簡単に位置決めすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一例を示す概略図である。 第２図は文字フィルムの平面図である。 第３図はＣＲＴ露光系の一例を示すブロック図である。 第４図及び第５図は本発明装置で作成した合成プリント
写真をそれぞれ示す平面図である。 １０・・・カラー印画紙 １）・・・ＣＲＴ １２・・・表示面 １３・・・レンズ ｌ８・・・文字表示器 １９・・・文字フィルム ２４・・・モータ ５５．５７・・ＣＲ７画像 ５６．５８・・語句。 第１図 手続補正書 昭和６２年　３月２７日

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）長尺状の文字フィルムに複数の語句を記録し、こ
   の文字フィルムを移送するための移送手段をＣＲＴ表示
   面に臨設し、文字フィルムに記録された複数の語句の中
   から、所望のものを選択してＣＲＴ表示面に位置決めし
   、ＣＲＴで照明された語句と、ＣＲＴに表示された画像
   とをレンズで印画紙に結像して焼き付けることを特徴と
   する文字入りＣＲＴ画像焼付け装置。
2. （２）前記文字フィルムは、ロール形態のリスネガであ
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の文字入
   りＣＲＴ画像焼付け装置。
3. （３）前記ＣＲＴは白黒用ＣＲＴであり、赤色画像に対
   応した白黒画像と、緑色画像に対応した白黒画像と、青
   色画像に対応した白黒画像とを順次表示するとともに、
   赤色、緑色、青色フィルタを順次光路に挿入して単色画
   像に変換し、ＣＲＴ画像と文字とを三色面順次露光によ
   り印画紙に焼き付けるようにしたことを特徴とする特許
   請求の範囲第１項又は第２項記載の文字入りＣＲＴ画像
   焼付け装置。