JPH02103524A - 画像合成プリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は画像合成プリンタに係り、特にレイアウトを容
易にした画像合成プリンタに関する。

〔従来の技術〕

現在、写真像と文字像等とを混在させたＩＤカードやポ
ストカード、集合記念写真等の作成に際しては、文字焼
込み装置を写真プリンタに取り付け、文字を記録したリ
スネガを文字焼込み装置に装着して、写真像と文字像等
とを合成するようにしている。また、リスネガを用いる
替わりにＣＲＴを用いてＣＲＴ画像を写真像露光駒に焼
き込むようにしたものもある。

〔発明が解決しようとする課題］ しかしながら、リスネガを用いた文字焼込み装置にあっ
ては、リスネガの作成が面倒であり、また作成に設備と
時間を要するため、効率よ（合成画像を焼き付けること
ができないという問題点がある。

また、ＣＲＴを用いてＣＲＴ画像を写真像露光駒に焼き
込むようにした装置にあっては、ＣＲＴ画像を露光する
場合に露光したくない部分も若干光っているため、この
部分による副露光効果で写真像露光駒のコントラスト低
下を招いてしまい、仕上がりプリントの画質が低下して
しまうという問題点がある。

これに対し、写真像の露光時及びＣＲＴ画像の露光時に
、専用の印画紙マスクを用いて、前記副露光効果による
写真像露光駒のコントラスト低下を防止することもでき
るが、この場合には、合成パターンを変化させると、こ
れに伴いマスクパターンも変化させる必要があり、複数
のマスクパターンを用意したり、これを入れ換える等の
操作が必要になるという問題がある。

本発明は、上記課題を解決するためになされたものであ
り、合成パターンの変化にも容易に対応可能であり、し
かも構成簡単にして仕上がりプリントの品質を向上させ
るようにした画像合成プリンタを提供することを目的と
する。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は上記目的を達成するために、マイクロシャッタ
をマ、トリクス状に配置した印画紙マスクを露光ステー
ジに設けたものである。

また、露光ステージを印画紙の移送路に沿って２つ設け
、一方を写真像露光ステージとし、他方をＣＲＴｌｉ！
ｊ像露光ステージとし、これら露光ステージのそれぞれ
の印画紙マスクのマスクパターンを、互いの透明部と不
透明部との位置が反転された状態にし、これら２つのス
テージで重複焼きすることが好ましい。また、印画紙マ
スクは、常時開タイプの液晶表示パネルにより構成する
ことが好ましい。

〔作用］ ２つの画像、例えば写真像とＣＲＴ画像を感光材料に重
複焼きする場合に、先ず例えば写真像が焼付られ、次に
この写真像露光駒に重複してＣＲＴ画像が焼付られる。

この時、露光ステージの印画紙マスクは電気的にマスク
パターンが変えられることで、合成画像のレイアウトが
容易に行なえる。また、マスクパターンの変更された印
画紙マスクで適正に遮光されるため、２つの画像を重複
露光させることなくプリントすることができ、副露光効
果による写真像のコントラスト低下が防止される。

〔実施例〕

以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。

本発明が実施された画像合成プリンタプロセサを示す第
１図において、感光材料、例えばカラーペーパー１は、
マガジン２内にロール状に巻かれて収納されている。こ
のカラーペーパー１は、第１の搬送ローラ対２０により
マガジン２から引き出され、写真像を焼付ける第１の露
光ステージ４にセントされる。この第１の露光ステージ
４の後段には、第１の露光ステージ４で露光済みのカラ
ーペーパー１を上方に向かって湾曲させフリーループ５
を形成するためのフリーループ形成ステージ６が設けら
れている。また、このループ形成ステージ６の後段には
、ＣＲＴ画像を露光するための第２の露光ステージ７が
設けられている。

前記第１及び第２の露光ステージ４．７は、カラーペー
パー１のガイド部材を兼ねた圧板８．９と、第１の露光
ステージ４に配置されたマスク１０と、第２の露光ステ
ージ７に配置されたマスク１１とを備えている。これら
マスク１０．１１は、液晶表示パネルから構成されてい
る。この液晶表示パネルは、周知のように、液晶を封入
した一方の透明ガラスに透明共通電極が形成され、他方
の透明ガラスには小さなドツト状をした個別透明電極が
マトリックス状に形成されたものであり、この個別透明
電極でマイクロシャッタ（ビクセル）が構成される。液
晶表示パネルとしては、電圧印加時に光遮断状態から光
透過状態に変化する常時閉タイプと、電圧印加時に光透
過状態から光遮断状態に変化する常時開タイプとがある
が、このいずれのタイプを用いてもよい。

これら印画紙マスク１０．１１を駆動するマスク駆動手
段１２は、第２図に示されるように、第１のマスクＩＯ
のマスキング領域Ｍ１を写真像露光位置に対応させて指
定するための領域指定手段ｌ３と、これにより指定され
たマスキング領域Ｍ１の各マイクロシャッタを駆動して
遮光状態にするドライバ１４と、領域指定手段１３で指
定された第１のマスク１０のマスキング領域Ｍｌに対応
する領域を第２のマスク１１の非マスキング領域Ｍ３と
すると共に、第１のマスク１０の非マスキング領域Ｍ２
に対応する領域を第２のマスク１１のマスキング領域Ｍ
４として、第１のマスク１０のマスクパターンとは反転
した指定信号を出力する領域反転回路１５と、これによ
り指定されたマスキング領域Ｍ４の各マイクロシャンク
を駆動して遮光状態にするドライバ１６と、後述する写
真像露光系３４及びＣＲＴ画像露光系３５の露光タイミ
ングに合わせて領域指定手段１３からの指定信号により
各ドライバ１４．１６を一定時間駆動するコントローラ
１７とから構成されている。

領域指定手段１３には、予め所定数のマスクパターンが
記憶されており、これをキーボードで指定することで、
所望のマスクパターンを簡単に得ることができる。また
、キーボード６３のカーソル移動キー、マウス、ライト
ペン等を用いて領域指定することもできる。コントロー
ラ１７は、後に詳述するように、ＣＲＴ表示制御装置６
０も制御する。なお、前記第１のマスク１０のマスキン
グ領域Ｍ１は、合成画像の写真像露光領域以外の部分を
マスキングするものであり、第２のマスクのマスキング
領域Ｍ３は、ＣＲＴ画像露光領域以外の部分をマスキン
グするものである。

第１及び第２の露光ステージ４．７それぞれには、第１
図に示されるように、カラーペーパー１を各々の露光位
置にセットするように搬送するための搬送ローラ対２０
．２１が設けられている。

これら搬送ローラ対２０．２１は、パルスモーク２２．
２３により回転駆動され、これらパルスモーク２２，２
３は前記コントローラ１７の制御信号に基づきドライバ
２４．２５により駆動される。

前記フリーループ形成ステージ６は、カラーペーパー１
の先端を第２の露光ステージ７に位置させるよう案内す
るだめの水平ガイド仮３０と、第２の露光ステージ７の
人口側に近接して配置されておりフリーループ形成時に
これをガイドするためのガイドローラ３１とから構成さ
れている。

カラーペーパーｌのフリーループ５は、カラーペーパー
１の先端が第２の搬送ローラ対２１にニップされた後に
、第１の搬送ローラ対２０がプリント１駒分の長さ以上
のフリーループ形成分だけ第１の露光ステージで露光済
みのカラーペーパー１を搬送することで行われる。なお
、フリーループ５が第２の搬送ローラ対２１により搬送
されて、これが所定の長さ以下となった時には、所定の
ループ長さとなるまでは第２の搬送ローラ２１は回転す
ることのないようにされている。

また、前記第１の露光ステージ４には、第３図に示す写
真像露光駒Ｆに対応して駒位置検出マークとしての小孔
Ｈをあけるためのホールパンチ３２が配置されている。

小孔Ｈは、現像処理後に１駒毎に切断する際に消滅する
ように各駒の間で且つカラーペーパー１の縁部に形成す
ることが望ましい。なお、小孔１１に替えてカラーペー
パー１の裏面にインク等によりマークを付すようにして
もよい。

第２の露光ステージ７には、前記小孔１■を検出して、
写真像露光駒ＦにＣＲＴ画像を重複露光するために位置
決め用のマーク検出手段３３が設けられている。このマ
ーク検出手段３３は、前記小孔Ｈを機械的に検出するも
のや、カラーペーパー１の露光に影響を与えることのな
い範囲で光学的にマークを検出するもの等が適宜選択さ
れる。

前記第１及び第２の露光ステージ４，７に対応して、写
真像露光系３４とＣＲＴ画像露光系３５が配置されてい
る。写真像露光系３４は、写真像、例えばカラーネガフ
ィルム３６のネガ像を第１露光ステージ４のカラーペー
パー１に焼き込むものである。ＣＲＴ画像露光系３５は
、文章や住所等の文字像、ロゴマーク、コンピュータグ
ラフィック画像（ＣＧ画像）等をＣＲＴを介してカラー
ペーパー１に焼き込むものである。

白色光源３７から放出された白色光は、拡散箱３８、フ
ィルムキャリア３９を通り、焼付位置にセットされたネ
ガフィルム３６に達し、これを下から照明する。前記拡
散箱３８は、内面をミラー面に形成した角筒と、その両
解放端に取り付けた拡散箱とから構成されている。この
拡散箱３８と白色光源３７との間には、照明光の光質を
調節するためのシアンフィルタ４０、マゼンタフィルタ
４１と、イエローフィルタ４２とが配置されている。フ
ィルタ調節部４３は、色フィルタ４０〜４２の光路への
挿入量をそれぞれ制御し、ネガフィルム３６のネガ像に
応じて、照明光の光質を調節する。前記ネガフィルム３
６はフィルムキャリア３９に七ソトされ、マスク４４に
より上から押さえ付けられる。

フィルムキャリア３９の上方には、ズームレンズ４５が
配置されており、これにより、ネガフィルム３６のネガ
像を、シャッタ４６が光路から退避している間に、第１
の露光ステージ４のカラーペーパー１に結像させる。こ
のブームレンズ４５は、ネガ像を所望のサイズに拡大ま
たは縮小するものであり、マニュアル操作で焦点距離を
切換えることができる。前記シャッタ４６は、シャッタ
駆動部４７によりその開閉が制御されるものであり、カ
ラーペーパー１の感度に応じた時間だけ開くように構成
されている。

前記第２の露光ステージ７のカラーペーパー１に対面し
て、最下方には白黒ＣＲＴ５０が配置されており、プリ
ント時にネガ像の赤色画像、緑色画像、青色画像をそれ
ぞれ明度で表示した白黒画像を順次所定時間表示する。

この白黒ＣＩ？Ｔ５０の上方には、ＣＲＴ５０の画像を
第２の露光ステージ７のカラーペーパー１に結像させる
ためのズームレンズ５１と、ＣＲＴ５０の白黒画像を赤
、緑、青色の単色画像に変換するための赤色フィルタ５
２、緑色フィルタ５３、青色フィルタ５４と、これらフ
ィルタ５２〜５４を選択的に光路に挿入するためのフィ
ルタ切換部５５と、各色の単色画像をカラーペーパー１
に所定時間焼き込むためのシャンク５６が配置されてい
る。前記フィルタ切換え部５５は、ＣＲＴ上に赤色画像
を明度で表示した白黒画像が表示されている時に赤色フ
ィルタ５２を光路に選択的に挿入して、赤色画像をカラ
ーペーパー１に露光するようにされている。同様にして
、緑色画像に対応した白黒画像、青色画像に対応した白
黒画像がＣＲＴ５　（Ｈこ順次表示された時に、これに
対応して緑色フィルタ５３、青色フィルタ５４が順次光
路内に挿入され、３色面順次露光が行われる。前記シャ
ンク５６は、シャッタ駆動部５７により制御される。

前記第１及び第２の露光ステージ４．７で重複露光され
たカラーペーパー１は、現像処理部５８に送られ、現像
処理され、カッタで１駒毎に切断されて、トレイ５９に
排出される。

第４図に、白黒ＣＲＴ５０に文章、住所等の文字像、０
０画像を表示するためのＣＲＴ表示制御装置６０を示す
。図形画像入力装置６１としては、例えばイメージスキ
ャナーが用いられ、ロゴマーク等をコントローラ１７に
人力する。また、住所、氏名等の文字は、キーボード６
３から入力することができる。このキーボード６３は、
各部を作動させるためにも用いられる。更に、フロッピ
ィディスク６４や磁気テープ６５に書き込まれた００画
像等は、記録媒体駆動回路６６を介してコントローラ１
７に入力することができる。また、このコントロ−ラ１
７は、キーボード６３で入力した文字と、図形画像入力
装置６１から入力したロゴマーク等を加算することによ
り、これらを電気的に合成することができる。なお、こ
の電気的合成に替えて、文字像やロゴマーク等の異なる
画像を順次ＣＲＴに表示してこれら画像を重複露光する
ことにより、光学的に合成画像を得ることもできる。

コントローラ１７に入力された画像は、対数変換と色補
正が行われてから、色毎に分離された状態でフレームメ
モリ６８に記憶される。このフレームメモリ６８に記憶
された色信号は、プリント時に読み出されて、像倍率変
換回路６９に送られ、ここでＣＲＴ画像のサイズがキー
ボード６３で指示された倍率に拡大または縮小されてか
ら、ルックアップテーブル７０に送られる。ルックアッ
プテーブル７０は、カラーペーパー１の階調に応じた階
調補正と、ポジ・ネガ反転を行う。なお、反転カラーペ
ーパーを使用する場合には、ポジ・ネガ変換は行わない
。

前記ルックアップテーブル７０の出力信号は、Ｄ／Ａ変
換器７１でアナログ信号に変換されてから選択回路７２
に送られる。選択回路７２は、３色信号のいずれか１つ
を取り出して、これをＣＲＴ駆動回路７４に送る。ＣＲ
Ｔ駆動回路７４は、ＣＲＴ５Ｑの表示面に、文字等の白
黒画像を表示させる。

前記コントローラ１７は、マイクロコンピュータから構
成されており、前述したように第１及び第２のマスク１
０，１１、ＣＲ７画像露光系２３を制御する他に、写真
像露光系２２、現像処理部４８、各搬送ローラ対２０．
２１を制御する。

次に、本実施例の画像合成プリンタを用いて、第５図に
示されるような写真像８１と文字像、ロゴマーク、ＣＧ
画像等のＣＲＴ画像８２とが合成されたＴ／Ｄカード８
０を作成する場合について説明する。なお、Ｉ／Ｄカー
ド８０の作成の他に、ポストカード、記念文字填込み、
欠席者填込み等の合成画像プリントも作成することがで
きる。

人物像が写っているカラーネガフィルム３６は、写真像
露光系３４のフィルムキャリア３９にセットされる。ま
た、図形画像入力装置６１から入力されたロゴマーク、
キーボード６３から入力された文字、記憶媒体駆動回路
６４を介して入力されたＣＧ画像等は、必要に応じて合
成されてから、色毎に分離されてフレームメモリ６８に
記憶される。また、キーボード６３を操作して領域指定
手段１３のＩ／Ｄカード用マスクパターンが選択される
。なお、最適なマスクパターンがない場合には、キーボ
ード６３によりマスキング領域を新たにセットすること
もできる。

先ず、第１の搬送ローラ対２０によりカラーペーパー１
が第１の露光ステージ４にセットされる。

このセットされたカラーペーパー１に対し、写真像露光
系３４によりネガフィルム３６の写真像の焼付が行われ
る。フィルタ調節部４３は、写真像の色濃度に応じて、
色フィルタ４０〜４２の光路への挿入量を調節する。こ
の調節後に、第２図に示されるように、写真像に対応し
て領域指定手段１３で指定された矩形枠状のマスキング
領域Ｍ１の各マイクロシャッタがドライバ１４で駆動さ
れ遮光状態になり、第１のマスク１０は矩形枠状のマス
クパターンにセットされると共に、白色光源３７が発光
する。この直後に、シャッタ４６が所定時間だけ開かれ
るから、ネガフィルム３６の写真像がズームレンズ４５
によりカラーペーパー１に焼き付けられる。このように
して写真像の焼付けが終了すると、色フィルタ４０〜４
２は標準位置に戻され、また白色光源３７が消灯する。

また、シャッタ４６の閉後に第１のマスク１０の各マイ
クロシャッタがＯＦＦとなり全マイクロシャッタが光透
過状態となった初期状態に復帰する。この写真像露光後
にホールパンチ３２が作動して、第３図に示されるよう
に、写真像露光系Ｆに対応した一定位置に駒位置検出用
のマークとしての小孔Ｈがあけられる。

次に、第１の露光ステージ４で写真像が焼き付けられた
駒は、搬送ローラ対２０が１駒分力ラーペー　パー１を
窪送することで、フリーループ５として貯蔵され、また
、第１の露光ステージ４に新たな未露光のカラーペーパ
ー１がセットされる。

この第１の露光ステージ４にセントされた新たなカラー
ペーパー１には、同様にしてネガフィルム３６の写真像
が焼き付けられる。

第２露光ステージ７へのカラーペーパー１のセットは、
搬送ローラ対２１により行われる。この時、駒位置マー
クである小孔Ｉ■をマーク検出手段３３により検出し、
小孔Ｈがマーク検出手段３３を通過した時からコントロ
ーラ１７は第２の搬送ローラ対２１のパルスモータ２３
の駆動パルスをカウントする。この駆動パルス数が一定
値になった時に、コントローラ１７はパルスモータ２３
の回転を停止する。従って、マーク検出手段３３の検出
信号に基づき搬送ローラ対２１の回転がコントローラ１
７により制御され、第１の露光ステージ４で写真像が露
光された駒が第２の露光ステージ７の露光位置に正確に
セットされる。フリーループ形成ステージ６には、１駒
分以上の長さのカラーペーパー１がフリーループとして
予め貯蔵されているため、写真像露光系３４と非同期で
順次ＣＲＴ画像の露光が行えるため、合成画像処理能力
を向上することができる。

第２の露光ステージ７にセットされた写真像露光済みの
カラーペーパー１には、ＣＲ７画像露光系３５が作動し
てＣＲＴ画像の焼付が開始される。

先ず、第２のマスク１１が、領域反転回路１５及びドラ
イバ１６により、第１のマスク１０のマスクパターンと
は逆のパターンにセットされる。次に、フレームメモリ
６８からポジ像の色信号をそれぞれ読み出して、この色
信号が像倍率変換回路６９を介し所定の倍率に変換され
た後に、ルックアップテーブル７ｏでポジ・ネガ反転さ
れ、Ｄ／Ａ変換器７１でアナログ信号に変換される。選
択回路７２は、先ず赤色信号を取り出して、ＣＲＴ駆動
回路７　ｌＩに送り、赤色画像の明度に対応した画像を
ＣＲＴ５０に表示させる。このＣＲＴ５０に赤色画像が
表示されている時に、赤色フィルタ５２がレンズ５１の
光路に挿入され、ＣＲＴ５０に表示された画像が赤色画
像に変換される。この状態でカラーペーパー１の赤色感
度に応じて定めた露光時間だけシャッタ５６が開き、こ
の間で赤色画像がカラーペーパー１に焼き付けられる。

同様にして緑色画像及び青色画像がカラーペーパー１に
焼き付けられ、３色面順次露光を終了する。

この露光終了後に、第２のマスク１１の各マイクロシャ
ッタがＯＦＦとなり全てのマイクロシャッタが光透過状
態となった初期状態に復帰する。

以上の手順が繰り返し行われて複数駒のカラー合成画像
がカラーペーパー１に順次露光される。

所定数の駒数が焼き付けられると、カラーペーパー１の
後Ｏ：ｈが自動的に切断され、このカラーペーパー１は
、現像処理部５８により現像処理されて９毎に切断され
て、トレイ５９に排出される。

なお、上記実施例においては、各マスク１０゜】１を液
晶表示板により構成したが、本発明はこれに限定される
ことなく、ＰＬＺ’ｌ”（ランタン添加ジルコニューム
酸チタン酸塩）等の電圧を印加すると透明になるセラミ
ックシャッタをマイクロシャッタとしてマトリクス状に
配置したライトバルブを用いてもよい。また、第１のマ
スク１０のマスクパターンに対し、第２のマスク１１で
は第１のマスクパターンを反転させたものを用いるよう
にして、マスキング領域指定手段を共用するようにした
が、これに替えて、第２のマスクにも専用のマスキング
領域指定手段を設け、例えば文字像とロゴマーク等とを
個別に重複露光するようにしてもよい。

また、上記実施例においては、カラーペーパーＩの移送
路に沿って第１及び第２の露光ステージ４．７を並設し
、これら各ステージ４．７に第１及び第２のマスク１０
．１１を配置して写真像の露光とＣＲＴ画像の露光とを
行うようにされたが、本発明はこれに限定されることな
く、１つの露光ステージで、可動ミラーにより写真像露
光系とＣＲ７画像露光系とを選択的に切り換えて重複露
光してもよい。この場合には、露光ステージに液晶表示
パネル等のライトバルブを設け、写真像露光時とＣＲＴ
画像露光時とでは、そのマスクバター４゜ ンを反転させようにする。

また、上記実施例においては、画像を合成して焼き付け
るプリンタの他に、露光された感光材料を現像処理する
現像処理部を備えたプリンタプロセサとされたが、本発
明はこれに限定されることなく、現像処理部を省略した
画像合成プリンタとしてもよい。

（発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、マイクロシャッ
タをマトリクス状に配置した印画紙マスクを露光ステー
ジに設けたから、写真像露光系に対しＣＲＴ画像を重複
露光する場合でも、マスクパターンが変化自在な印画紙
マスクにより通正にマスキングされるため、ＣＲＴ画像
による副露光がなくなり写真像のコントラスト低下が防
止される。これにより、ＣＲＴによる画像合成時の仕上
がりプリントの品質を向上することができる。しかも、
マスキング領域を自在に設定できるため、多様な合成パ
ターンが簡単に可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明が実施された画像合成プリンタプロセ
サの構成を示す概略図である。 第２図は、同実施例におけるマスク駆動手段を示すブロ
ック図である。 第３図は、写真像露光系と駒位置検出マークとの位置関
係の一例を示す説明図である。 第４図は、同実施例におけるＣＲＴ表示制御装置を示す
ブロック図である。 第５図は、画像合成プリンタプロセサにより作成された
Ｉ／Ｄカードの一例を示す平面図である。 ・・カラーペーパー ・・第１の露光ステージ ・・フリーループ形成ステージ ・・第２の露光ステージ フリーループ １】・・・マスク マスク駆動手段 ・コントローラ ・写真像露光系 ■　・ ４　・ ５　・ ６　・ １０゜ １２　・ １７　・ ３４　・ ３５・・・ＣＲＴ画像露光系 ５０　・　・　・　ＣＲＴ ６０・・・ＣＲＴ表示制御装置。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）２つの画像を露光ステージで重複焼きして画像を
   合成する画像合成プリンタにおいて、マイクロシャッタ
   をマトリクス状に配置した印画紙マスクを前記露光ステ
   ージに設けたことを特徴とする画像合成プリンタ。
2. （２）前記露光ステージを印画紙の移送路に沿って２つ
   設け、一方を写真像露光ステージとし、他方をＣＲＴ画
   像露光ステージとし、これら露光ステージのそれぞれの
   印画紙マスクのマスクパターンを、互いの透明部と不透
   明部との位置が反転された状態にし、これら２つのステ
   ージで重複焼きするようにしたことを特徴とする請求項
   １記載の画像合成プリンタ。
3. （３）前記印画紙マスクは、常時開タイプの液晶表示パ
   ネルにより構成されていることを特徴とする請求項１ま
   たは２記載の画像合成プリンタ。