JPS622308Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS622308Y2 JPS622308Y2 JP15383479U JP15383479U JPS622308Y2 JP S622308 Y2 JPS622308 Y2 JP S622308Y2 JP 15383479 U JP15383479 U JP 15383479U JP 15383479 U JP15383479 U JP 15383479U JP S622308 Y2 JPS622308 Y2 JP S622308Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compressor
- piping
- notch
- pipe
- shaped part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 22
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 5
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 3
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims 2
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 7
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Compressor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は圧縮機に接続された配管の防振装置の
改良に関するものである。
改良に関するものである。
従来空気調和機等に用いられる圧縮機の配管は
第1図に示すごとく、圧縮機の振動を防止する形
状をとることが多い。すなわち、aは圧縮機でこ
れに配管bがろう付等により固着されている。ま
た配管bの他端は熱交換器c等の固定構造物にろ
う付け等により固着されている。圧縮機aは基板
d上に防振ゴムe等の弾性体を介して支持されて
いるため、圧縮機aは自由に振動する。したがつ
てこの振動が配管bを介して固定構造物cに伝わ
らないようにするため、配管bは第1図のように
U字形の形状とし、その下端部にゴム等の適当な
質量をもつ錘りfを付着し、配管振動を防止して
いる。また圧縮機aの側面周囲には圧縮機aの騒
音を吸収する防音材gが圧縮機aを囲んでいる。
しかしながら上記のような構造では錘りfを配管
に取り付ける作業が狭いエアコン内部では困難で
あり、しかも防音材gを圧縮機aに囲んだ後に配
管bをろう付する必要があり、ろう付の際にトー
チの火が防音材gを焦がす恐れもあり作業性に大
きな欠点を有していた。さらに、錘りfに使用し
ている材料は概して圧縮機aの吐出ガス温度に耐
えられる高価なものであり、材料コスト面でも無
視し得ないものとなつていた。
第1図に示すごとく、圧縮機の振動を防止する形
状をとることが多い。すなわち、aは圧縮機でこ
れに配管bがろう付等により固着されている。ま
た配管bの他端は熱交換器c等の固定構造物にろ
う付け等により固着されている。圧縮機aは基板
d上に防振ゴムe等の弾性体を介して支持されて
いるため、圧縮機aは自由に振動する。したがつ
てこの振動が配管bを介して固定構造物cに伝わ
らないようにするため、配管bは第1図のように
U字形の形状とし、その下端部にゴム等の適当な
質量をもつ錘りfを付着し、配管振動を防止して
いる。また圧縮機aの側面周囲には圧縮機aの騒
音を吸収する防音材gが圧縮機aを囲んでいる。
しかしながら上記のような構造では錘りfを配管
に取り付ける作業が狭いエアコン内部では困難で
あり、しかも防音材gを圧縮機aに囲んだ後に配
管bをろう付する必要があり、ろう付の際にトー
チの火が防音材gを焦がす恐れもあり作業性に大
きな欠点を有していた。さらに、錘りfに使用し
ている材料は概して圧縮機aの吐出ガス温度に耐
えられる高価なものであり、材料コスト面でも無
視し得ないものとなつていた。
本考案は上記従来の圧縮機用配管の振動防止構
造に見られる欠点を除去するものである。
造に見られる欠点を除去するものである。
以下本考案を添付図面の第2図に基づいて説明
する。1は密閉形圧縮機で従来例と同じく、基板
2に弾性体3を介して取付けてある。4は配管で
一端がろう付け等により圧縮機1に固着され、他
端が熱交換器等の固定構造物5にろう付け等によ
り固着されている。この配管4は従来例と同様、
圧縮機1の振動を吸収するようにU字形に加工さ
れている。6は遮音吸音両効果を有するほぼ円筒
状の防音材であり、圧縮機1の側面を取囲んでい
る。この防音材6は下部より上方に向けて切込み
7が設けられている。この切込み7の長さは、圧
縮機1の下端から配管4のU字形部の折返し部ま
での距離よりも短く設定されている。そして防音
材6は、その切込み7の上端が配管4のU字形部
の折返し部と接するように配管4と直交して圧縮
機1の側面を取囲んでいる。その結果、防音材6
は、第2図に示すように前記切込み7の上端と配
管4のU字形部下端の係合によつて片持ち支持状
態となり、傾斜して反切込み側の下端9が圧縮機
1の側面または支持板10と当接している。した
がつて、防音材6は遮音性を有するため、比較的
重い材料となり、このため、配管4のU字形部8
の下端には防音材6の重量がかかつている状態と
なる。
する。1は密閉形圧縮機で従来例と同じく、基板
2に弾性体3を介して取付けてある。4は配管で
一端がろう付け等により圧縮機1に固着され、他
端が熱交換器等の固定構造物5にろう付け等によ
り固着されている。この配管4は従来例と同様、
圧縮機1の振動を吸収するようにU字形に加工さ
れている。6は遮音吸音両効果を有するほぼ円筒
状の防音材であり、圧縮機1の側面を取囲んでい
る。この防音材6は下部より上方に向けて切込み
7が設けられている。この切込み7の長さは、圧
縮機1の下端から配管4のU字形部の折返し部ま
での距離よりも短く設定されている。そして防音
材6は、その切込み7の上端が配管4のU字形部
の折返し部と接するように配管4と直交して圧縮
機1の側面を取囲んでいる。その結果、防音材6
は、第2図に示すように前記切込み7の上端と配
管4のU字形部下端の係合によつて片持ち支持状
態となり、傾斜して反切込み側の下端9が圧縮機
1の側面または支持板10と当接している。した
がつて、防音材6は遮音性を有するため、比較的
重い材料となり、このため、配管4のU字形部8
の下端には防音材6の重量がかかつている状態と
なる。
上記の構成とすることによつて配管4には防音
材6の重量がかかつており、従来例のような錘り
が不必要となる。また、配管4をろう付けで取付
ける場合、配管4を先にろう付けできるため、防
音材6等の部品に火が向かない様に注意する必要
がなく作業性が非常に向上する。
材6の重量がかかつており、従来例のような錘り
が不必要となる。また、配管4をろう付けで取付
ける場合、配管4を先にろう付けできるため、防
音材6等の部品に火が向かない様に注意する必要
がなく作業性が非常に向上する。
上記のように本考案は、圧縮機に接続されたU
字形状を有する配管と、圧縮機の側面周囲を円筒
状に包みかつ下部から切込みを有した形状をな
し、上記配管のU字形状部にはさみ込まれ、上記
円筒中腹部の切込みの上端が上記配管のU字形状
部の下端に接触する質量形の防音材とよりなる圧
縮機用配管の振動防止構造で、上記構成とするこ
とにより、配管のU字形状部の下端が防音材の中
腹部に位置し、空気調和機の基板等に接触して配
管振動が伝わる事がなく、防音材の荷重が配管に
加わることにより配管振動を抑えるので、従来必
要であつた配管U字形部の錘りが不必要となり、
作業性が向上すると共にコストを小さくできるほ
か、防音材を配管ろう付の後で組込めるため、ろ
う付け作業が非常に容易となり、さらに防音材の
支持もこのU字形部にて行えるため、別途支持構
造が不要となり、構成の簡素化がはかれるという
種々の利点を有するものである。
字形状を有する配管と、圧縮機の側面周囲を円筒
状に包みかつ下部から切込みを有した形状をな
し、上記配管のU字形状部にはさみ込まれ、上記
円筒中腹部の切込みの上端が上記配管のU字形状
部の下端に接触する質量形の防音材とよりなる圧
縮機用配管の振動防止構造で、上記構成とするこ
とにより、配管のU字形状部の下端が防音材の中
腹部に位置し、空気調和機の基板等に接触して配
管振動が伝わる事がなく、防音材の荷重が配管に
加わることにより配管振動を抑えるので、従来必
要であつた配管U字形部の錘りが不必要となり、
作業性が向上すると共にコストを小さくできるほ
か、防音材を配管ろう付の後で組込めるため、ろ
う付け作業が非常に容易となり、さらに防音材の
支持もこのU字形部にて行えるため、別途支持構
造が不要となり、構成の簡素化がはかれるという
種々の利点を有するものである。
第1図は従来の圧縮機用配管の振動防止構造を
示す空気調和機内部の斜視図、第2図は本考案の
圧縮機用配管の振動防止構造を用いた空気調和機
内部の斜視図である。 1……圧縮機、4……配管、6……防音材、7
……切込み、8……U字管部。
示す空気調和機内部の斜視図、第2図は本考案の
圧縮機用配管の振動防止構造を用いた空気調和機
内部の斜視図である。 1……圧縮機、4……配管、6……防音材、7
……切込み、8……U字管部。
Claims (1)
- 基板上に弾性体を介して取付けられた支持板
と、この支持板上に載置された圧縮機と、この圧
縮機に接続されかつ下方に延びて圧縮機の中腹部
で折返されたU字形状部を有する配管と、圧縮機
の側面周囲を円筒状に包む防音材とを有し、この
防音材に、下部から圧縮機の中腹部へ延びかつ上
端が前記U字形状部の折返し部に接触する切込み
を設け、さらにこの切込みの長さを、前記圧縮機
下面からU字形状部の折返し部までの長さより短
くし、この切込みに前記U字形状部を嵌合させ、
前記防音材の反切込み側の下端を前記圧縮機の側
面または前記支持板に当接させた圧縮機用配管の
振動防止構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15383479U JPS622308Y2 (ja) | 1979-11-05 | 1979-11-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15383479U JPS622308Y2 (ja) | 1979-11-05 | 1979-11-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5670168U JPS5670168U (ja) | 1981-06-10 |
JPS622308Y2 true JPS622308Y2 (ja) | 1987-01-20 |
Family
ID=29384547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15383479U Expired JPS622308Y2 (ja) | 1979-11-05 | 1979-11-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS622308Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3398988B2 (ja) * | 1992-09-30 | 2003-04-21 | 富士電機株式会社 | 圧縮機の接続配管 |
-
1979
- 1979-11-05 JP JP15383479U patent/JPS622308Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5670168U (ja) | 1981-06-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4494722A (en) | Exhaust unit support device | |
JPS622308Y2 (ja) | ||
JP3835693B2 (ja) | エンジンの吸気系システム | |
JPS61211551A (ja) | 圧縮機の防振取付装置 | |
KR100361446B1 (ko) | 다용도 방진 구조 | |
JPS634932Y2 (ja) | ||
JPH088124A (ja) | 静止誘導電器 | |
JPH0531346Y2 (ja) | ||
CN217752019U (zh) | 一种混凝土生产降噪装置 | |
JPS6220689Y2 (ja) | ||
CN211398508U (zh) | 一种具有消音功能的减速机机箱 | |
JPS6332438Y2 (ja) | ||
JPS5918228Y2 (ja) | 圧縮機取付構造 | |
JPH051624Y2 (ja) | ||
JPS6116780Y2 (ja) | ||
JPH057907Y2 (ja) | ||
JPH0622597Y2 (ja) | ラジエータの支持装置 | |
JPH03229907A (ja) | エンジン室内蔵エンジン吸排気装置 | |
JPS6231706Y2 (ja) | ||
JPS58101273A (ja) | 密閉型圧縮機の支持装置 | |
JPH113826A (ja) | 低騒音変圧器 | |
JPH07293441A (ja) | 密閉形圧縮機 | |
JPS6116475Y2 (ja) | ||
JPS6128041Y2 (ja) | ||
JPS6128507Y2 (ja) |