JPS62229997A - 階間電磁遮蔽方法 - Google Patents
階間電磁遮蔽方法Info
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- JPS62229997A JPS62229997A JP61073053A JP7305386A JPS62229997A JP S62229997 A JPS62229997 A JP S62229997A JP 61073053 A JP61073053 A JP 61073053A JP 7305386 A JP7305386 A JP 7305386A JP S62229997 A JPS62229997 A JP S62229997A
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- Japan
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- electromagnetic shielding
- staircase
- floor
- ceiling
- shielding structure
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 12
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 9
- 238000002955 isolation Methods 0.000 claims description 6
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 13
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- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 4
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 3
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
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Landscapes
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、!磁遮蔽空間を各階で分割し、各階毎に電波
を利用した情報ネットワーク・システムを採用するのに
好適な階段室の電磁遮蔽構造に関する。
を利用した情報ネットワーク・システムを採用するのに
好適な階段室の電磁遮蔽構造に関する。
一般にインテリジェントビルでは、複合電子交換機やコ
ンピュータ等の情報通信設備を共同利用してビル内や外
部との情報通信が行われるが、情報に対する価値感の高
まり、ニーズの多様化、個性化に伴って情報量が増大し
ている。ががる状況下にあって、安いコストで如何にし
てより迅速に必要な情報を伝達できるようにするががイ
ンテリジェントビルにおける課題になっている。インテ
リジェントビルにおいてこのような課題に応えるものと
して、光ファイバー・ケーブルや同軸ケーブルを利用し
たデータハイウェイ方式による情報ネットワークが検討
され、捷案されている。
ンピュータ等の情報通信設備を共同利用してビル内や外
部との情報通信が行われるが、情報に対する価値感の高
まり、ニーズの多様化、個性化に伴って情報量が増大し
ている。ががる状況下にあって、安いコストで如何にし
てより迅速に必要な情報を伝達できるようにするががイ
ンテリジェントビルにおける課題になっている。インテ
リジェントビルにおいてこのような課題に応えるものと
して、光ファイバー・ケーブルや同軸ケーブルを利用し
たデータハイウェイ方式による情報ネットワークが検討
され、捷案されている。
しかし、光ファイバー・ケーブルや同軸ケーブルを利用
したデータハイウェイ方式では、インテリジェントビル
内の隅々(端末機器)にまで光ファイバー・ケーブルや
同軸ケーブルを張りめぐらさなければならず、ケーブル
敷設のためフロアダクトや二重床構造が必要となり工費
や工期が問題になる。
したデータハイウェイ方式では、インテリジェントビル
内の隅々(端末機器)にまで光ファイバー・ケーブルや
同軸ケーブルを張りめぐらさなければならず、ケーブル
敷設のためフロアダクトや二重床構造が必要となり工費
や工期が問題になる。
また、ビル内の情報通信に電波を使えばケーブル敷設は
必要でなくなるが、一方では、外部へノイズ電波を放出
することから、50GH2までは電波法上の規制を受け
ることになり、他方では、外部からの電波等によりシス
テムが誤動作するという問題が生じる。
必要でなくなるが、一方では、外部へノイズ電波を放出
することから、50GH2までは電波法上の規制を受け
ることになり、他方では、外部からの電波等によりシス
テムが誤動作するという問題が生じる。
そこで本件出願人は、躯体及び窓や出入口などの開口部
に!磁遮蔽材を使用してビル全体をtm遮蔽構造にする
ことによって、電波によるビル内通信を可能にするイン
テリジェントビルの提案を種々行っている。しかし、こ
のようなインテリジェントビル内において、電波を使っ
て通信する場合、各階毎にnチャンネルの周波数帯域を
割り当てると、m階のビルではnXmチャンネルの周波
数帯域が必要となる。従って、各チャンネルの周波数帯
域幅を25kHzとすると、ビル内全体を1つの電磁シ
ールド空間とした場合の必要な周波数帯域幅は、 25kHzXnXm となる。このため、ビルが高層化し、トラフィック量が
増大するに従って必要周波数帯域幅(必要チャンネル数
)が広がり、通信設備も大規模になって設備費も高価な
ものになってしまうという問題がある。この問題を解決
する1手法としてビル内の電磁遮蔽空間をさらに分割す
ることが考えられる。しかし、天井面や床面においては
1iltM1遮蔽材を使うことによって電磁遮蔽性能が
容易に確保できるのに対して、空間が連続する階段部分
での電磁遮蔽性能の確保が問題になる。
に!磁遮蔽材を使用してビル全体をtm遮蔽構造にする
ことによって、電波によるビル内通信を可能にするイン
テリジェントビルの提案を種々行っている。しかし、こ
のようなインテリジェントビル内において、電波を使っ
て通信する場合、各階毎にnチャンネルの周波数帯域を
割り当てると、m階のビルではnXmチャンネルの周波
数帯域が必要となる。従って、各チャンネルの周波数帯
域幅を25kHzとすると、ビル内全体を1つの電磁シ
ールド空間とした場合の必要な周波数帯域幅は、 25kHzXnXm となる。このため、ビルが高層化し、トラフィック量が
増大するに従って必要周波数帯域幅(必要チャンネル数
)が広がり、通信設備も大規模になって設備費も高価な
ものになってしまうという問題がある。この問題を解決
する1手法としてビル内の電磁遮蔽空間をさらに分割す
ることが考えられる。しかし、天井面や床面においては
1iltM1遮蔽材を使うことによって電磁遮蔽性能が
容易に確保できるのに対して、空間が連続する階段部分
での電磁遮蔽性能の確保が問題になる。
本発明は、上記の問題点を解決するものであって、各階
毎に個別の電磁遮蔽空間を構成することを可能にする階
段室の電磁遮蔽構造の提供を目的とするものである。
毎に個別の電磁遮蔽空間を構成することを可能にする階
段室の電磁遮蔽構造の提供を目的とするものである。
そのために本発明の階段室の電磁遮蔽構造は、躯体及び
窓や出入口などの開口部に電磁遮蔽材を使用してビル内
の電磁遮蔽空間を各階で分割して構成したインテリジェ
ントビルにおいて、水平スラブを貫通する階段部分を隔
離壁で仕切り、該仕切った階段室内に電波吸収体を使用
したことを特徴とするものである。
窓や出入口などの開口部に電磁遮蔽材を使用してビル内
の電磁遮蔽空間を各階で分割して構成したインテリジェ
ントビルにおいて、水平スラブを貫通する階段部分を隔
離壁で仕切り、該仕切った階段室内に電波吸収体を使用
したことを特徴とするものである。
本発明の階段室のit電磁遮蔽構造は、水平スラブを貫
通する階段部分を隔離壁で仕切り、該仕切った階段室内
に電波吸収体を使用するので、階段室に侵入した電波が
壁面や床面、天井面などに当たると電波吸収体により減
衰し、他の階へ漏洩するのを防ぐことができる。さらに
は階段室内の構造を電波の直進距離を短くするように隔
離壁などを設けるようにすることによってより減衰を増
大させることができる。
通する階段部分を隔離壁で仕切り、該仕切った階段室内
に電波吸収体を使用するので、階段室に侵入した電波が
壁面や床面、天井面などに当たると電波吸収体により減
衰し、他の階へ漏洩するのを防ぐことができる。さらに
は階段室内の構造を電波の直進距離を短くするように隔
離壁などを設けるようにすることによってより減衰を増
大させることができる。
以下、実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明に係る階段室の電磁遮蔽構造の1実施例
を示す図、第2図は本発明に係る階段室の電磁遮蔽構造
の他の実施例を示す図である0図中、1と7は階段、2
は踊り場、3は電波吸収体、4は中央分離壁、5.6.
9と10は階段室隔離壁、8はポールを示す。
を示す図、第2図は本発明に係る階段室の電磁遮蔽構造
の他の実施例を示す図である0図中、1と7は階段、2
は踊り場、3は電波吸収体、4は中央分離壁、5.6.
9と10は階段室隔離壁、8はポールを示す。
第1図において、階段室は、周囲が階段室隔離壁5.6
により仕切られ、さらに中央部に、は中央分離壁4が配
置される。その平面図を示したのが第1図+a+であり
、第1図(alにおけるA−A ’断面図を示したのが
第1図山)である。この第1図に示す例は、中央分離壁
4を挟み踊り場2を経て上の階へ昇る一種の螺線状階段
を階段1の基本構造とするものである。中央分離壁4は
、上階まで伸び、踊り場2より下の階側の階段空間と上
の階側の階段空間とを分離するものであり、階段室隔離
壁5.6及び中央分離壁4は、電磁遮蔽材を使うと共に
、さらにそれらの壁面に電波吸収体3を使ったものであ
る。そのため各階から階段室に侵入する電波は、階段室
の壁面で反射しながらこの空間を迂回して他の階へa洩
することになるが、階段室隔離壁5.6及び中央分離壁
4の壁面の電波吸収体によって減衰するので上下階間で
の電波漏れがなくなる。
により仕切られ、さらに中央部に、は中央分離壁4が配
置される。その平面図を示したのが第1図+a+であり
、第1図(alにおけるA−A ’断面図を示したのが
第1図山)である。この第1図に示す例は、中央分離壁
4を挟み踊り場2を経て上の階へ昇る一種の螺線状階段
を階段1の基本構造とするものである。中央分離壁4は
、上階まで伸び、踊り場2より下の階側の階段空間と上
の階側の階段空間とを分離するものであり、階段室隔離
壁5.6及び中央分離壁4は、電磁遮蔽材を使うと共に
、さらにそれらの壁面に電波吸収体3を使ったものであ
る。そのため各階から階段室に侵入する電波は、階段室
の壁面で反射しながらこの空間を迂回して他の階へa洩
することになるが、階段室隔離壁5.6及び中央分離壁
4の壁面の電波吸収体によって減衰するので上下階間で
の電波漏れがなくなる。
中央に円柱のボール8を配置して純粋な螺締階段を構成
した例を示したのが第2図である。第2図に示す例にお
いても、ポール8や階段隔離壁9、IOに電磁遮蔽材を
使い、さらにその壁面や床面、天井面などにも電波吸収
体を使う、各階から階段室に侵入する電波は、円柱のポ
ール8を巻いて階段7上の空間を壁面や床面などでの反
射を繰り返しながら通らなければ他の階へは漏洩してゆ
けないので、階段室隔離壁9.10及びボール8の壁面
の電波吸収体やさらには階段や床面、天井面の電波吸収
体で減衰させることができる。
した例を示したのが第2図である。第2図に示す例にお
いても、ポール8や階段隔離壁9、IOに電磁遮蔽材を
使い、さらにその壁面や床面、天井面などにも電波吸収
体を使う、各階から階段室に侵入する電波は、円柱のポ
ール8を巻いて階段7上の空間を壁面や床面などでの反
射を繰り返しながら通らなければ他の階へは漏洩してゆ
けないので、階段室隔離壁9.10及びボール8の壁面
の電波吸収体やさらには階段や床面、天井面の電波吸収
体で減衰させることができる。
次に、本発明に係る階段室の電磁遮蔽構造と組み合わせ
ることにより、各階の天井で電磁遮蔽空間を分割できる
電磁遮蔽天井ソステムの例を説明する。
ることにより、各階の天井で電磁遮蔽空間を分割できる
電磁遮蔽天井ソステムの例を説明する。
第3図は電磁遮蔽天井システムに適用されるアンテナ組
み込み型特殊Tバーの例を示す図、第4図は天井全体を
電磁遮蔽空間とし室内側にアンテナを組み込んだ天井全
体の様子を示す図である。
み込み型特殊Tバーの例を示す図、第4図は天井全体を
電磁遮蔽空間とし室内側にアンテナを組み込んだ天井全
体の様子を示す図である。
図中、11は野縁、12はTバー受け、13は特殊Tバ
ー、14は天井板、15は電磁遮蔽材、16は照明器具
、17はアンテナ、18は導電材、19は絶縁材、21
はスラブ、22は吊りボルト、23は躯体鉄筋、24は
躯体、25は渡り接続線、26は空調ダクト、27はフ
ィルターを示す。
ー、14は天井板、15は電磁遮蔽材、16は照明器具
、17はアンテナ、18は導電材、19は絶縁材、21
はスラブ、22は吊りボルト、23は躯体鉄筋、24は
躯体、25は渡り接続線、26は空調ダクト、27はフ
ィルターを示す。
第3図において、天井構造材11は、スラブより吊りボ
ルトで吊り下げられるものであり、天井下地受野縁12
は、この天井構造材11に固定され、特殊Tバー13を
支持するものである。特殊Tバー13は、図示の如く天
井板14や照明器具16などを支持すると共に無線通信
用のアンテナ17を室内側に組み込み可能にしたもので
ある。
ルトで吊り下げられるものであり、天井下地受野縁12
は、この天井構造材11に固定され、特殊Tバー13を
支持するものである。特殊Tバー13は、図示の如く天
井板14や照明器具16などを支持すると共に無線通信
用のアンテナ17を室内側に組み込み可能にしたもので
ある。
この特殊Tバー13の室内側にアンテナ17を組み込み
、電磁遮蔽性能を持つ天井板14及び照明器具16など
で天井を構成することによって、電磁遮蔽空間を各階で
分割し各階毎に任意の周波数帯域を割り当てて無線通信
を行うことができる。
、電磁遮蔽性能を持つ天井板14及び照明器具16など
で天井を構成することによって、電磁遮蔽空間を各階で
分割し各階毎に任意の周波数帯域を割り当てて無線通信
を行うことができる。
天井板14の電磁遮蔽材15は、特殊Tバー13による
継ぎ目部分に導電材18を使うことによって電気的に相
互の間が接続される。また、アンテナ17は、絶縁材1
9を使って特殊Tバー13と絶縁して組み込むようにす
ればよい。なお、アンテナ17としては、漏洩同軸ケー
ブルや導波管などを使うことができる。
継ぎ目部分に導電材18を使うことによって電気的に相
互の間が接続される。また、アンテナ17は、絶縁材1
9を使って特殊Tバー13と絶縁して組み込むようにす
ればよい。なお、アンテナ17としては、漏洩同軸ケー
ブルや導波管などを使うことができる。
上記の如き天井板及び特殊Tバーを使って天井全体を電
磁遮蔽構造とし、室内側にアンテナを組み込んだ天井全
体の様子を示したのが第2図である。第2図において、
照明器具16には電磁遮蔽効果を有するルーバを使い、
また、空調ダクト26の開口部には導電性メソシュのフ
ィルタ27を嵌め込んだものである。そして、このルー
バと特殊Tバー13との間を渡り接続線25で接続する
ことにより天井板14とも電気的に一体化し、或いは特
殊Tバー13とフィルタ27との間を導電材や直接接触
によって電気的に一体化し、鉄筋23を通してアースに
落とすことによって天井面全体に電磁遮蔽性能を持たせ
る。その結果、天井裏に配置された例えば照明機器の安
定器やその他の電力機器と室内とも遮蔽され、これらの
ノイズによる室内の通信機器の誤動作も防止できる。
磁遮蔽構造とし、室内側にアンテナを組み込んだ天井全
体の様子を示したのが第2図である。第2図において、
照明器具16には電磁遮蔽効果を有するルーバを使い、
また、空調ダクト26の開口部には導電性メソシュのフ
ィルタ27を嵌め込んだものである。そして、このルー
バと特殊Tバー13との間を渡り接続線25で接続する
ことにより天井板14とも電気的に一体化し、或いは特
殊Tバー13とフィルタ27との間を導電材や直接接触
によって電気的に一体化し、鉄筋23を通してアースに
落とすことによって天井面全体に電磁遮蔽性能を持たせ
る。その結果、天井裏に配置された例えば照明機器の安
定器やその他の電力機器と室内とも遮蔽され、これらの
ノイズによる室内の通信機器の誤動作も防止できる。
上記の如く天井に組み込まれたアンテナは、分岐器を介
して同軸ケーブルに接続することによって、各階に配設
された通信装置間での無線通信に利用できる。なお、同
軸ケーブルは、EPSを通したテレビ共徳用のものを利
用することができる。
して同軸ケーブルに接続することによって、各階に配設
された通信装置間での無線通信に利用できる。なお、同
軸ケーブルは、EPSを通したテレビ共徳用のものを利
用することができる。
このように躯体だけでなく各階隼位で電磁遮蔽性能を有
する構造にすることによって、外部及び他の階からの漏
洩電波やノイズによる誤動作がなくなるため、各階毎に
nチャンネルの周波数帯域を割り当て、階故に関係なく
各階毎に同しnチャンネルによる 25kHzXn の周波数帯域幅を使った無線通信ができる。しかも電波
法上の規制に関係なく、経済的に有利な任意の周波数帯
域の電波を使うことができる。
する構造にすることによって、外部及び他の階からの漏
洩電波やノイズによる誤動作がなくなるため、各階毎に
nチャンネルの周波数帯域を割り当て、階故に関係なく
各階毎に同しnチャンネルによる 25kHzXn の周波数帯域幅を使った無線通信ができる。しかも電波
法上の規制に関係なく、経済的に有利な任意の周波数帯
域の電波を使うことができる。
なお、本発明は、種々の変形が可能であり、上記実施例
に限定されるものではない。上記実施例゛から明らかな
如く、本発明に係る階段室の電磁遮蔽構造は、階段室に
侵入する電波を階段室内の壁面や床面、天井面に反射さ
せ、ここで電波吸収体により電波を減衰させるものであ
る。従って、基本的には階段室に侵入する電波が直接他
の階に漏洩せず、電波吸収体によって減衰するように階
段室の形状、入口の配置、さらには内部の分離壁の形状
、配置などに種々の変形を加えることができることは勿
論である。また、階段や床面、天井面にも電波吸収体を
使うことによってさらに電T11遮蔽性能を高めること
もできる。
に限定されるものではない。上記実施例゛から明らかな
如く、本発明に係る階段室の電磁遮蔽構造は、階段室に
侵入する電波を階段室内の壁面や床面、天井面に反射さ
せ、ここで電波吸収体により電波を減衰させるものであ
る。従って、基本的には階段室に侵入する電波が直接他
の階に漏洩せず、電波吸収体によって減衰するように階
段室の形状、入口の配置、さらには内部の分離壁の形状
、配置などに種々の変形を加えることができることは勿
論である。また、階段や床面、天井面にも電波吸収体を
使うことによってさらに電T11遮蔽性能を高めること
もできる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、各階
を電磁遮蔽空間として分割できるので、各階に対し同じ
周波数帯域を選定することができる。従って、ビル全体
では階数に関係なく各階毎に必要な周波数帯域幅の通信
設備を用意することができる。しかも各階で同じ周波数
帯域が使用できるので、各階で同一仕様の通信設備が使
用でき、通信設備の標準化、設備費の低減を図ることが
できる。
を電磁遮蔽空間として分割できるので、各階に対し同じ
周波数帯域を選定することができる。従って、ビル全体
では階数に関係なく各階毎に必要な周波数帯域幅の通信
設備を用意することができる。しかも各階で同じ周波数
帯域が使用できるので、各階で同一仕様の通信設備が使
用でき、通信設備の標準化、設備費の低減を図ることが
できる。
第1図は本発明に係る階段室の電磁遮蔽構造の1実施例
を示す図、第2図は本発明に係る階段室の電磁遮蔽構造
の他の実施例を示す図、第3図は電Ei1遮蔽天井シス
テムに適用されるアンテナ組み込み型特殊Tバーの例を
示す図、第4図は天井全体を電磁遮蔽構造とし室内側に
アンテナを組み込んだ天井全体の様子を示す図である。 1と7・・・階段、2・・・踊り場、3・・・電波吸収
体、4・・・中央分離壁、5.6.9と10・・・階段
室隔離壁、8・・・ボール、11・・・野縁、12・・
・Tバー受け、13・・;特殊Tバー、14・・・天井
板、15・・・電磁遮蔽材、16・・・照明器具、17
・・・アンテナ、18・・・導電材、19・・・絶縁材
、21・・・スラブ、22・・・吊りボルト、23・・
・躯体鉄筋、24・・・躯体、25・・・渡り接′II
t線、26・・・空調ダクト、27・・・フィルター・ 出 願 人 清水建設株式会社 代理人弁理士 阿 部 龍 吉(外2名)第1図
を示す図、第2図は本発明に係る階段室の電磁遮蔽構造
の他の実施例を示す図、第3図は電Ei1遮蔽天井シス
テムに適用されるアンテナ組み込み型特殊Tバーの例を
示す図、第4図は天井全体を電磁遮蔽構造とし室内側に
アンテナを組み込んだ天井全体の様子を示す図である。 1と7・・・階段、2・・・踊り場、3・・・電波吸収
体、4・・・中央分離壁、5.6.9と10・・・階段
室隔離壁、8・・・ボール、11・・・野縁、12・・
・Tバー受け、13・・;特殊Tバー、14・・・天井
板、15・・・電磁遮蔽材、16・・・照明器具、17
・・・アンテナ、18・・・導電材、19・・・絶縁材
、21・・・スラブ、22・・・吊りボルト、23・・
・躯体鉄筋、24・・・躯体、25・・・渡り接′II
t線、26・・・空調ダクト、27・・・フィルター・ 出 願 人 清水建設株式会社 代理人弁理士 阿 部 龍 吉(外2名)第1図
Claims (3)
- (1)躯体及び窓や出入口などの開口部に電磁遮蔽材を
使用してビル内の電磁遮蔽空間を各階で分割して構成し
たインテリジェントビルにおいて、水平スラブを貫通す
る階段部分を隔離壁で仕切り、該仕切った階段室内に電
波吸収体を使用したことを特徴とする階段室の電磁遮蔽
構造。 - (2)上下階の階段室の入口間で電波が直接通過しない
ように階段室の入口を配置したことを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の階段室の電磁遮蔽構造。 - (3)階段は中央に分離壁を設け、螺線状階段にしたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載の
階段室の電磁遮蔽構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61073053A JPS62229997A (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 階間電磁遮蔽方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61073053A JPS62229997A (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 階間電磁遮蔽方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62229997A true JPS62229997A (ja) | 1987-10-08 |
JPH0362319B2 JPH0362319B2 (ja) | 1991-09-25 |
Family
ID=13507236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61073053A Granted JPS62229997A (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 階間電磁遮蔽方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62229997A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102444245A (zh) * | 2011-09-13 | 2012-05-09 | 宁波市鄞州千峰机械科技有限公司 | 交错中断式安全楼梯 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5638499U (ja) * | 1979-08-31 | 1981-04-11 | ||
JPS56167600U (ja) * | 1980-05-15 | 1981-12-11 | ||
JPS5759560A (en) * | 1980-09-27 | 1982-04-09 | Hattori Kenchiku Jimushiyo Kk | Disaster preventive system for building, etc. |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5638499B2 (ja) * | 1972-05-11 | 1981-09-07 |
-
1986
- 1986-03-31 JP JP61073053A patent/JPS62229997A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5638499U (ja) * | 1979-08-31 | 1981-04-11 | ||
JPS56167600U (ja) * | 1980-05-15 | 1981-12-11 | ||
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102444245A (zh) * | 2011-09-13 | 2012-05-09 | 宁波市鄞州千峰机械科技有限公司 | 交错中断式安全楼梯 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0362319B2 (ja) | 1991-09-25 |
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