JPS62228081A - フロベンゾイソオキサゾ−ル誘導体 - Google Patents

フロベンゾイソオキサゾ−ル誘導体

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JPS62228081A
JPS62228081A JP61116892A JP11689286A JPS62228081A JP S62228081 A JPS62228081 A JP S62228081A JP 61116892 A JP61116892 A JP 61116892A JP 11689286 A JP11689286 A JP 11689286A JP S62228081 A JPS62228081 A JP S62228081A
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benzisoxazole
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Haruhiko Sato
晴彦 佐藤
Hiroshi Koga
弘 古賀
Takashi Dan
孝 段
Etsuro Konuma
悦郎 小沼
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Chugai Pharmaceutical Co Ltd
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 陥業]J1」薪■ 本発明は降圧作用、尿酸排泄Φ利尿作用を有し、高尿酸
血症、浮腫あるいは高血圧の治療薬として打用な一般式
(I)で示される新規なフロベンゾイソオキサゾール誘
導体およびその無毒性塩に関する。
(式中R1、R1+ R3およびR4は各々同一または
異なって水素原子、ハロゲン原子または低級アルキル基
を意味し、Rsはヒドロキシメチル基、カルボキシル基
または低級アルコキシカルボニル基を意味し、Xは硫黄
原子または−CH二CH−基を意味する) 従1J月支術一 本発明の化合物と同様に尿酸排泄作用と利尿作用を合わ
せて有している化合物としてはチェニル酸に代表される
フェノキシ酢酸類が知られている(米国特許第3758
508号)。
−0が   よう   1、 従来から用いられている降圧利尿薬は高血圧の第−選択
薬として汎用されるが、副作用として高尿酸血症を起こ
しやすい。−刃高血圧は高尿酸血症を併発することが多
く、また高尿酸血症の多くは尿酸排泄障害によるものと
考えられている。これらの事情から医療の場において尿
酸排泄作用を有する利尿剤の開発が強く望まれている。
なお尿酸排泄作用を有する利尿剤としては前述のチェニ
ル酸が知られているが、このものは肝臓障害を引き起こ
すという副作用があるため好ましくない。
、、g       こめの一 本発明者等は前述の事情を鑑み鋭意研究した結果、本発
明の一般式(I)で示されるフロベンゾイソオキサゾー
ル誘導体が尿酸排泄作用と利尿作用を合わせて有してお
り、しかも肝臓に対する副作用も少ないことを見出し本
発明に至った。
本発明の一般式(I)で示される化合物において、ハロ
ゲン原子としては、例えば塩素、臭素、フッ素原子等で
あり、低級アルキルバとしては、例えば炭素数1ないし
4の分岐または直鎖状のアルキル基である。また本発明
の化合物はR5がカルボキシル基のとき塩基と塩を形成
することができる。そのような塩としては薬学上許容さ
れるものであり、例えばアルカリ金属塩、アルカリ土類
金属塩、アミン塩および置換アミン塩等であり、具体的
には例えばナトリウム塩、カリウム塩、カル7ウム塩、
マグネシウム塩、アンモニウム塩、低級アルキルアミン
塩およびエタノールアミン塩等である。
本発明の一般式(I)で示されるフロベンゾイソオキサ
ゾール誘導体は新規化合物であり、例えば一般式(n)
で示される化合物に不活性溶媒中塩基を作用させ、次い
で所望により常法による加水分解反応に付すことにより
製造することができる。
(式中RL + R7、R3+ R4+ R5およびX
は前記と同じものを意味し、Yはハロゲン原子を意味す
る) 化合物(II)から本発明の化合物(I)を製造する段
階で使用する不活性溶媒としては、例えばエーテル類、
アルコール類、炭化水素類、芳香族炭化水素類およびN
1N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等
の非プロトン性極性溶媒または水などがある。塩基とし
ては、例えばナトリウム、カリウム等のアルカリ金属の
水素化物、アルコキシド体および水酸化物等が用いられ
る。
反応温度は0℃ないし150℃の間で適宜選択される。
また本発明の一般式(I)で示される化合物は、一般式
(III)で示される化合物に過酸を作用させ、本発明
の一般式(I)においてR5がヒドロキシメチル基であ
る一般式(I a)で示される化合物を製造することが
できる。次いで所望により酸化剤で酸化することによっ
てR5がカルボキシル基である本発明の化合物(Ib)
が得られる。
(III)   (I a)  : Ri =  CH
z 0H(Ib):Rg=−COOH (式中R1、Rz+ R3およびXは前記と同じものを
意味する) この反応において過酸としては、例えばメタクロロ過安
息香酸、過安息香酸および過酢酸が用いられ、酸化剤と
しては、例えばクロム、マンガン等の金属の酸化物が用
いられる。反応温度、溶媒は前述した化合物(n)から
化合物(I)を得る反応の場合と同様である。
本発明の化合物においてRsが低級アルコキシカルボニ
ル基の化合物は、R5がカルボキシル基6一 である本発明の化合物(I b )を常法によりエステ
ル化することによって製造される。
竹辷−用一 本発明の=一般式(I)で示される化合物は尿酸排泄作
用、利尿作用、血圧降七作用を有しており浮腫、高血圧
、高尿酸血症等の治療薬として用いることかできる。
本発明の化合物の利尿作用および尿酸排泄作用は以下に
示す実へ介により確認された。
(試験方法) 24時間絶食した7週令のWistar−1mamic
hiラットを用いた。予め尿量が等しくなるように群分
けしたラット(1群4〜5匹)に、強制排尿した後、試
験化合物を経口投与した。試験化合物は3%のアラビア
ゴムを含む生理食塩水に、体重1kg当たり25m1の
投り4液匿になるように懸濁し、通常100mg/kg
で投与し、た。対照動物には3%のアラビアゴムを含む
生理食塩水のみを与えた。動物はそれぞれ個別の代謝ケ
ージに入れ、絶食給水の条件下、投与後6時間および2
4時間の採尿を行なった。採尿はメスシリンダー中に行
ない、強制排尿後、尿量はメスシリンダーから直読し、
体重1kg当たりの尿量を算出した。
また、尿中への尿酸排泄量は、尿酸をウリカーゼ−カタ
ラーゼ法を用いて定量し計算した。
(試験結果) 本発明の化合物は次表に示すように、有意な利尿作用お
よび尿酸排泄作用を示した。また、これらの作用は持続
性や用量依存性が認められている。
なお、表中の化合物番号は後記実施例の番号に対応して
いる。
実施例1 7−アリル−6−ヒドロキシ−3−フェニル−1,2−
ベンゾイソオキサゾール17.5gをメチレンクロライ
ド50.0mlに溶解し、氷冷ド撹拌しながら、m−ク
ロロ過安息香酸20.8gを牛用ずつ加え、その後4時
間還流する。冷後水を加え、2N水酸化す) IJウム
水溶液80m1を加え、メチレンクロライドで抽出し、
メチレンクロライド層を水洗乾燥後溶媒を留去すると、
7,8−ジヒドロ−3−フェニルフロ[2,3−gコー
1.2−ベンゾイソオキサゾール−7−メタノール18
gを得る。
融点107〜109℃。
本化合物のマススペクトルはm/e267に分子イオン
ピークを示す。
実施例2 実施例1で得た7、8−ジヒドロ−3−フェニルフロ[
2,3−gコー1,2−ベンゾイソオキサゾール−7−
メタノール5.5gをアセトン200m1に溶解し、撹
拌しつつ酸化クロム(Vl)=10− 10g1水20m1および濃硫酸16gの混合物を徐々
に滴下し、−夜装置する。不溶物を吸引ろ過して除き、
アセトンを留去し、水を加えて酢酸エチルで抽出する。
酢酸エチル層を水洗乾燥後溶媒を留去する。残渣をアセ
トニトリルで再結晶し、7.8−ジヒドロ−3−フェニ
ルフロ[2,3−gl−1,2−ベンゾイソオキサゾー
ル−7−カルボン酸2.5gを得る。
融点219〜220°c。
本化合物のマススペクトルはm/e281に分子イオン
ピークを示す。
実施例3 実施例1で得た7、8−ジヒドロ−3−フェニルフロ[
2,3−gツー1,2−ベンゾイソオキサゾール−7−
メタノール10gをメチレンクロライド300m1に溶
解し、水冷下撹拌し、なから、スルフリルクロライド9
gを徐々に加える。その後室温で8時間撹拌する。溶媒
を留去して得られる残渣をメチレンクロライドを溶媒と
するカラムクロマトグラフィーを用いて精製すると、5
−クロロ−718−Iヒドロ−3−フェニルフロ[2゜
3−gツー1,2−ベンゾイソオキサゾール−7−メタ
ノール3.3gを得る。この化合物3.3gをアセトン
100m1に溶解し、撹拌しつつ酸化クロム(Vl)4
g、水E3mlおよび濃硫酸5゜9gの混合物を徐々に
滴下し、室温で2.5時間撹拌する。不溶物を吸引ろ過
して除き、アセトンを留去し、水を加えてエーテルで抽
出する。エーテル層を水洗乾燥後溶媒を留去する。残渣
をアセトニトリルで再結晶し、5−クロロ−7,8−ジ
ヒドロ−3−フェニルフロ[2,3−gツー1゜2−ベ
ンゾイソオキサゾール−7−カルボン酸1gを得る。
融点221〜224℃。
本化合物のマススペクトルはm/e315に分子イオン
ピークを示す。
実施例4 実施例1で得た7、8−ジヒドロ−3−フェニルフロ[
2,3−gツー1,2−ベンゾイソオキサゾール−7−
メタノール7.2g、無水酢酸35m1およびベンゼン
160m1の混合物を5時間還流する。溶媒を減圧上留
去した後、メチレンクロライド200m1に溶解し、撹
拌しつつ臭素4.8gを徐々に加える。室温で10時間
撹拌した後、溶媒を留去する。残渣をメチレンクロライ
ドを溶媒とするカラムクロマトグラフィーを用いて精製
すると、7−アセドキシメチルー5−プロモーフ、8−
ジヒドロ−3−フェニルフロ[2゜3−gツー1,2−
ベンゾイソオキサゾール1゜6gを得る。この化合物1
.5gにエタノール30m1および2N水酸化ナトリウ
ム水溶液10m1を加え10分間還流する。冷後、2N
塩酸15m1を加えて酸性にし、水を加えて析出する結
晶をろ取水洗すると、5−プロモーフ、8−ジヒドロ−
3−フェニルフロ[2,3−gツー1,2−ベンゾイソ
オキサゾール−7−メタノール0.9gを得る。
融点164〜165°C0 本化合物のマススペクトルはm/e345,347に分
子イオンピークを示す。
=13一 実施例5 実施例4で得た5−プロモーフ、8−ジヒドロ−3−フ
ェニルフロ[2,3−gl−1,2−ベンゾイソオキサ
ゾール−7−メタノール0.7gをアセトン50m1に
溶解し、撹拌しつつ酸化クロム(Vl)Ig、水3ml
、濃硫酸1.4gの混合物を徐々に滴下し、室温で6時
間撹拌する。不溶物を吸引ろ過して除き、アセトンを留
去し、水を加えてエーテルで抽出する。エーテル層を水
洗乾燥後溶媒を留去する。残渣をアセトン−水で再結晶
すると、5−プロモーフ、8−ジヒドロ−3−フェニル
フロ[2,3−gツー1,2−ベンゾイソオキサゾール
−7−カルボン酸0.4gを得る。
融点241.5〜243.5℃(分解)。
元素分析値   C+(、HHa B r N 04と
して実施例6 5−ベンゾイル−4,7−ジクロロ−2,3−ジヒドロ
ベンツ[b]フラン−2−カルボン酸2゜5g1塩酸ヒ
ドロキンルアミン5.2gおよびピリジン50m1の混
合物を90〜100°Cで18時間撹拌する。冷機、塩
酸酸性にした後、エーテルで抽出する。エーテルを留去
して残った水分をベンゼンを加えて共沸留去すると、4
,7−ジクロロ−2,3−ジヒドロ−5−(α−ヒドロ
キシイミノベンジル)ベンツ[b]フラン−2−カルボ
ン酸2.6gを得る。この化合物2.6gを無水ツメチ
ルホルムアミド20m1に溶解し、水冷−ド撹拌しつつ
60%水素化ナトリウム0.9gを少しずつ加える。室
温で7時間撹拌後−皮装置する。水を加え塩酸酸性にし
た後、エーテルで抽出する。エーテル層を水洗乾燥後溶
媒を留去する。
残渣をアセトニトリル−ベンゼンで再結晶し、5−クロ
ロ−7,8−ジヒドロ−3−フェニルフロ[2,3−g
ツー1,2−ベンゾイソオキサゾール−7−カルボン酸
0.9g得る。このものの物性値は実施例3で得られる
ものと一致する。
実施例7 4.7−ジクロロ−2,3−ジヒドロ−5−(2−メチ
ルベンゾイル)ベンゾ[b]フラン−2−カルボン酸4
gを出発物質とし、以下実施例6に記載の方法と同様に
処理し、5−クロロ−7゜8−ジヒドロ−3−(2−メ
チルフェニル)フロ[2,3−gl −L  2−ベン
ゾイソオキサゾール−7−カルボン酸1g得る。
融点192〜195°C(アセトニトリル−水から再結
晶)。
本化合物のマススペクトルはm/ e 329に分子イ
オンピークを示す。
実施例8 4.7−ジクロロ−2,3−ジヒドロ−5−(2−テノ
イル)ベンゾ[b]フラン−2−カルボン酸1.6gを
出発物質とし、以下実施例6に記載の方法と同様に処理
し、5−クロロ−7,8−ジヒドロ−3−(2−チェニ
ル)フロ[2,3−gツー1. 2−ベンゾイソオキサ
ゾール−7−カルボン酸0.4gを得る。
融点249〜251°C(分解、アセトン−水から再結
晶)。
本化合物のマススペクトルはm/e321に分子イオン
ピークを示す。
実施例9 7−アリル−6−ヒドロキシ−5−メチル−3−フェニ
ル−1,2−ベンゾイソオキサゾール4゜5gをメチレ
ンクロライド2.00m1に溶解し、水冷下撹拌しなが
ら、m−りo口過安息香酸7゜6gを少量ずつ加え、そ
の後3時間還流する。冷機、水を加え2N水酸化す) 
IJウム水溶液50m1を加え、メチレンクロライドで
抽出する。メチレンクロライド層を水洗乾燥後溶媒を留
去するき、7.8−ジヒドロ−5−メチル−3−フェニ
ルフロ[2,3−gツー1,2ベンゾイソオキサゾール
−7−メタノール4.6gを得る。
融点130〜133°C0 本化合物のマススペクトルはm/e281に分子イオン
ピークを示す。
=17− 実施例10 実施例9で得た7、8−ジヒドロ−5−メチル−3−フ
ェニルフロ[2,3−gツー1,2−ペンツイソオキサ
ゾール−7−メタノール4.5gをアセトン150m1
に溶解し、撹拌しつつ酸化クロム(Vl)5.9g、水
12m1,7m硫酸8゜3gの混合物を徐々に滴下し、
室温で2時間撹拌後−夜装置する。不溶物を吸引ろ過し
て除き、アセトンを留去し、水を加えてエーテルで抽出
する。
エーテル層を水洗乾燥後溶媒を留去する。残渣をアセト
ン−水で再結晶し、7,8−ジヒドロ−5−メチル−3
−フェニルフロ[2,3−gl −1,。
2−ベンゾイソオキサゾール−7−カルボン酸2゜9g
を得る。
融点210〜213°C0 本化合物のマススペクトルはm/ e 295に分子イ
オンピークを示す。
実施例11 7−アリル−5−クロロ−3−(2−フルオロフェニル
)−6−ヒドロキシ−1,2−ベンシイソオキサゾール
9.5gをメチレンクロライド200m1に溶解し、水
冷下撹拌しながら、m−クロロ過安息香酸16.4gを
少量ずつ加え、その後3時間還流する。冷接、水を加え
2N水酸化ナトリウム水溶液100m1を加え、メチレ
ンクロライドで抽出する。メチレンクロライド層を水洗
乾燥後溶媒を留去すると、5−クロロ−7,8−ジヒド
ロ−3−(2−フルオロフェニル)フロ[2,3−gツ
ー1,2ベンゾイソオキサンール=7−メタノール6.
5gを得る。
融点136.0〜139.0℃。
本化合物のマススペクトルはrn;/e319に分子イ
オンピークを示す。
実施例12 実施例11で得た5−クロロ−7,8−ジヒドロ−3−
(2−フルオロフェニル)フロ[2,3−gツー1,2
−ベンゾイソオキサゾール−7−メタノール6.4gを
アセトン150m1に溶解し、撹拌しつつ酸化クロム(
Vl)7.2g1水15m1、濃硫酸10.2gの混合
物を徐々に滴下し、室温下8時間撹拌する。不溶物を吸
引ろ過して除き、アセトンを留去し、水を加えてエーテ
ルで抽出する。エーテル層を水洗乾燥後溶媒を留去する
。残渣をアセトン−水で再結晶すると、5−クロロ−7
,8−ジヒドロ−3−(2−フルオロフェニル)フロ[
2,3−gツー1,2−ベンゾイソオキサゾール−7−
カルボン酸6.0gを得る。 融点199.0〜200
.0℃。
本化合物のマススペクトルはm/e333に分子イオン
ピークを示す。
元素分析値   (g6 Hq CI F NO4とし
て実施例13 7−アリル−5−クロロ−3−<’aミークロロフェニ
ル−6−ヒドロキシ−1,2−ベンゾイソオキサゾール
4.5gをメチレンクロライド200m1に溶解し、水
冷下撹拌しながら、m−クロロ過安息香酸6.6gを少
量ずつ加え、その後4時間還流する。冷接、水を加え2
N−水酸化ナトリウム水溶液50m1を加え、メチレン
クロライドで抽出する。メチレンクロライド層を水洗乾
燥後溶媒を留去すると、5−クロロ−3−(2−クロロ
フェニル)−7,8−ジヒドロフロ[2,3−gツー1
,2−ベンゾイソオキサゾール−7−メタノール4.6
gを得る。
融点162〜163℃。
本化合物のマススペクトルはm/ e 335に分子イ
オンピークを示す。
実施例14 実施例13で得た5−クロロ−3−(2−クロロフェニ
ル)−7,8ジヒドロフロ[2,3−gコ−1,2−ベ
ンゾイソオキサゾール−7−メタノール4.5gをアセ
トン200m1に溶解し、撹拌しツツ酸化クロム(Vl
)4.9g1水10 m l N濃硫酸6.9gの混合
物を徐々に滴下し、室温下8時間撹拌する。不溶物を吸
引ろ過して除き、アセトンを留去し、水を加えてエーテ
ルで抽出する。
エーテル層を水洗乾燥後溶媒を留去する。残渣をアセト
ン−水から再結晶し、5−クロロ−3−2l− (2−クロロフェニル)−7,8−ジヒドロフロ[2,
3−g]−1,2−ベンゾイソオキサゾール−7−カル
ボン酸2.6gを得る。
融点220.0〜221.5℃。
本化合物のマススペクトルはm/e349に分子イオン
ピークを示す。
元素分析値   C,l、 Hq Cl乙NO4として
実施例15 4.7−ジクロロ−2,3−ジヒドロ−5−(4−フル
オロベンゾイル)ベンゾ[b]コツラン2−カルボン酸
12.4g、塩酸ヒドロキシルアミン20.6gおよび
ピリジン120m1の混合物を5.5時間還流した。溶
媒を留去し、水を加え塩酸酸性にした後、エーテルで抽
出する。エーテル層を水洗乾燥後、溶媒を留去すると、
4゜7−ジクロロ−2,3−ジヒドロ−5−(4−フル
オロ−α−ヒドロキシイミノベンジル)ベンゾ[bコツ
ラン−2−カルボン酸12.8gを得る。
この化合物12.8gを無水ジメチルホルムアミ)’1
50m1に溶解し、水冷下撹拌しつつ60%水素化ナト
リウム4.8gを少しずつ加える。室温で5時間撹拌後
−夜放置する。水を加え塩酸酸性にした後、エーテルで
抽出する。エーテル層を水洗乾燥後溶媒を留去する。残
渣をアセトン−水て再結晶し、5−クロロ−7,8−ジ
ヒドロ−3−(4−フルオロフェニル)フロ[2,3−
gロー1,2−ベンゾイソオキサゾール−7−カルボン
酸4.4gを得る。
融点215〜218°C0 本化合物のマススペクトルはm/e333に分子イオン
ピークを示す。
元素分析値   C,、H? CI FNO4として実
施例16 4.7−ジクロロ−2,3−ジヒドロ−5−(3−フル
オロベンゾイル)ベンゾ[b]フラン−2−カルボン酸
12.2g、塩酸ヒドロキシルアミン24.4gおよび
ピリジン120m1の混合物を10時間還流した。溶媒
を留去し、水を加え塩酸酸性にした後、エーテルで抽出
する。エーテル層を水洗乾燥後、溶媒を留去すると、4
,7−シクロロー2,3−ジヒドロ−5−(3−フルオ
ロ−α−ヒドロキ/イミノベンジル)ベンゾ[b]フラ
ン−2−カルボン酸13.5gを得る。
この化合物13.5gを無水ジメチルホルムアミド14
0m1に溶解し、水冷下撹拌しつつ60%水素化ナトリ
ウム4.4gを少しずつ加える。室l晶で8時間撹拌後
水を加え塩酸酸性にした後、エーテルで抽出する。エー
テル層を水洗乾燥後溶媒を留去する。残渣をアセトン−
水で再結晶し、5−クロロ−7,8−ジヒドロ−3−(
3−フルオロフェニル)フロ[2,3−g] −4,2
−ベンゾイソオキサゾール−7−カルボン酸2.3gを
得る。
融点209.0〜210.0°C0 本化合物のマススペクトルはm/e333に分子イオン
ピークを示す。
元素分析値   CIA H9CI F N04として
実施例17 5−(4−クロロベンゾイル)−4,7−シクロロー2
. 3−ジヒドロベンゾ[b]フラン−2−カルボン酸
10.8g、塩酸ヒドロキシルアミン20.7gおよび
ピリジン100m1の混合物を13時間還流した。溶媒
を留去し、水を加え塩酸酸性にした後、エーテルで抽出
する。エーテル層を水洗乾燥後溶媒を留去すると、5−
(4−クロロ−α−ヒドロキ/イミノベンジル)−4,
7−ジクロロ−2,3−ジヒドロベンゾ[b]フラン−
2−カルボン酸11.0gを得る。この化合物11gを
無水ジメチルホルムアミド140m1に溶解し、水冷下
撹拌しつつ60%水素化ナトリウム4.0gを少しずつ
加える。室温で5時間撹拌後、−夜放置する。水を加え
塩酸酸性にした後、エーテルで抽出する。エーテル層を
水洗乾燥後溶媒を留去する。残渣をアセトン−水で再結
晶し、5−クロロ−3−(4−クロロフェニル)−7゜
8ジヒドロフロ[2,3−gロー1,2−ベンゾイソオ
キサゾール−7−カルボン酸6.5gを得る。
融点240〜243°C(分解) 本化合物のマススペクトルはm/ e 349に分子イ
オンピークを示す。
元素分析値   C1b Hq CIz N O4とし
て実施例18 5−(3−クロロベンゾイル)−4,7−ジクロロ−2
,3−ジヒドロベンゾ[b]フラン−2−カルボン酸1
1.5g、塩酸ヒドロキシルアミン21.5gおよびピ
リジン110m1の混合物を14時間還流した。溶媒を
留去し、水を加え塩酸酸性にした後、エーテルで抽出す
る。エーテル層を水洗乾燥後溶媒を留去するき、5− 
(3−クロロ−α−ヒドロキシイミノベンジル)−4,
7−ジクロロ−2,3−ジヒドロベンゾ[bコフラソー
2−カルボン酸12gを得る。この化合物12gを無水
ジメチルホルムアミド150m1に溶解し、水冷下撹拌
しつつ60%水素化ナトリウム3.9gを少しずつ加え
る。室温で8時間撹拌後、−夜装置する。水を加え塩酸
酸性にした後、エーテルで抽出する。エーテル層を水洗
乾燥後溶媒を留去する。残渣をアセトン−水で再結晶し
、5−クロロ−3−(3−クロロフェニル)−7,8−
ジヒドロフロ[2,3−gツー1,2−ベンゾイソオキ
サゾール−7−カルボン酸5.6gを得る。
融点168〜169℃ 本化合物のマススペクトルはm/e349に分子イオン
ピークを示す。
元素分析値   CI、 Hq CILNO4として実
施例19 実施例3で得た5−クロロ−7,8−ジヒドロ−3−フ
ェニルフロ[2,3−g]−1,2−ベンゾイソオキサ
ゾール−7−カルボン酸4g、濃硫酸2gおよび無水エ
タノール50m1の混合物を1時間還流する。エタノー
ルを留去した後、水を加えエーテルで抽114する。エ
ーテル層を水洗乾燥後溶媒を留去する。残渣をエーテル
−ヘキサンで再結晶し、5−クロロ−7,8−ジヒドロ
−3−フェニルフロ[2,3−gツー1,2−ベンゾイ
ソオキサゾール−7−カルボン酸エチルエステル3.1
gを得る。
融点123〜125℃。
本化合物のマススペクトルはm/e343に分子イオン
ピークを示す。
実施例20 7−アリル−5−クロロ−3−(2,6−ジフルオロフ
ェニル)−6−ヒドロキシ−1,2−ベンゾイソオキサ
ゾール3,1gをメチレンクロライド80m1に溶解し
、水冷下撹拌しながら、m−クロロ過安息香酸4.6g
を少量ずつ加え、その後5時間還流する。冷機水を加え
、2N−水酸化ナトリウム水溶液を加え、メチレンクロ
ライドで抽出し、メチレンクロライド層を水洗乾燥後溶
媒を留去すると、5−クロロ−3−(2,E3−ジフル
オロフェニル)−7,8−ジヒドロフロ[2゜3−gツ
ー1,2−ベンゾイソオキサゾール−7−メタノール2
.8gを得る。
融点166〜169°C0 本化合物のマススペクトルはm/e337に分子イオン
ピークを示す。
実施例21 実施例20で得た5−クロロ−3−(2,6−ジフルオ
ロフェニル)−7,8−ジヒドロフロ[2,3−gツー
1,2−ベンゾイソオキサゾール−7−メタノール2.
8gをアセトン50 m lに溶解し、撹拌しつつ酸化
クロム(Vl) 3.0g。
水7ml、?jl硫酸4.2gの混合物を徐々に滴下し
、室温■9時間撹拌する。不溶物を吸引ろ過して除き、
アセトンを留去し、水を加えてエーテルで抽出する。エ
ーテル層を水洗乾燥後、溶媒を留去する。残渣をアセト
ン−水から再結晶し、5−クロロ−3−(2,E3−、
ジフルオロフェニル)−7,8−ジヒドロフロ[2,3
−gツー1,2−ベンゾイソオキサゾール−7−カルボ
ン酸1.0gを得る。
融点239.5〜241℃。
本化合物のマススペクトルはm/e351に分子イオン
ピークを示す。
元素分析値  C+6 Hg CI Fz NO4とし
て実施例22 4−クロロ−3−(2−フルオロフェニル)−6−ヒド
ロキシ−1,2−ベンゾイソオキサゾール7.7g、炭
酸カリウム7.1g、アリルブロマイド6.0gおよび
ジメチルホルムアミド100m1の混合物を50〜60
℃で3時間撹拌する。
冷機水を加えエーテルで抽出し、エーテル層を水洗乾燥
後、溶媒を留去すると、6−アリルオキシ−4−クロロ
−3−(2−フルオロフェニル)−1,2−ベンゾイソ
オキサゾール8.8gを得る。
この化合物8.8gをジメチルアニリン100m1中3
.5時間還流する。冷機、濃塩酸を加え、次いて水を加
えてエーテルで抽出し、エーテル層を水洗乾燥後、溶媒
を留去して得られる残渣を1%メタノール−メチレンク
ロライドを溶媒とするカラムクロマトグラフィーに付し
精製すると、7−アリル−4−クロロ−3−(2−フル
オロフェニル)−6−ヒドロキシ−1,2−ベンゾイソ
オキサゾール(融点211〜212°C)6.3gを得
る。この化合物6.4gをメチレンクロライド300m
1に溶解し、水冷下撹拌しなからm−クロロ過安息香酸
10.2gを少量ずつ加え、次いで3時間撹拌する。冷
接、水を加え、2N水酸化ナトリウム水溶液50m1を
加えメチレンクロライドで抽出し、メチレンクロライド
層を水洗乾燥後、溶媒を留去すると、4−クロロ−7,
8−ジヒドロ−3−(2−フルオロフェニル)フロ[2
゜3−gl−1,2−ベンゾイソオキサゾール−7=メ
タノ一ル5gを得る。融点109.5〜111°C0 本化合物のマススペクトルはm/e319に分子イオン
ピークを示す。
元素分析値   Cl6H,、CI FNO3として実
施例23 実施例22で得た4−クロロ−7,8−ジヒドロ−3−
(2−フルオロフェニル)フロ[2,3−gヨー1,2
−ベンゾイソオキサゾール−7−メタノール4.3gを
アセトン120m1に溶解し、撹拌しつつ酸化クロム(
Vl)6.5g1水15 m l 、il!硫酸9.3
gの混合物を徐々に滴下し、室温下2時間撹拌し一夜放
置する。不溶物を吸引ろ過して除き、アセトンを留去し
、水を加えてエーテルで抽出する。エーテル層を水洗乾
燥後溶媒を留去する。残渣をアセトン−水で再結晶し、
4−クロロ−7,8−ジヒドロ−3−(2−フルオロフ
ェニル)フロ[2,3−gl −1,2−ベンゾイソオ
キサゾール−7−カルボン酸2.7gを得る。
融点191〜193℃。
本化合物のマススペクトルはm/e333に分子イオン
ビークを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R_1、R_2、R_3およびR_4は各々同一
    または異なって水素原子、ハロゲン原子または低級アル
    キル基を意味し、R_5はヒドロキシメチル基、カルボ
    キシル基または低級アルコキシカルボニル基を意味し、
    Xは硫黄原子または−CH=CH−基を意味する)で示
    されるフロベンゾイソオキサゾール誘導体およびR_5
    がカルボキシル基のときその無毒性塩。
JP61116892A 1985-05-22 1986-05-21 フロベンゾイソオキサゾ−ル誘導体 Granted JPS62228081A (ja)

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JP60-109729 1985-05-22
JP10972985 1985-05-22
JP60-290133 1985-12-23

Publications (2)

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JPS62228081A true JPS62228081A (ja) 1987-10-06
JPH0214355B2 JPH0214355B2 (ja) 1990-04-06

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SU1676452A3 (ru) 1991-09-07
JPH0214355B2 (ja) 1990-04-06
SU1498391A3 (ru) 1989-07-30

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