JPS6222793A - 新規な有機白金錯体、その製法並びに該錯体を有効成分とする抗腫瘍剤 - Google Patents

新規な有機白金錯体、その製法並びに該錯体を有効成分とする抗腫瘍剤

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JPS6222793A
JPS6222793A JP16121285A JP16121285A JPS6222793A JP S6222793 A JPS6222793 A JP S6222793A JP 16121285 A JP16121285 A JP 16121285A JP 16121285 A JP16121285 A JP 16121285A JP S6222793 A JPS6222793 A JP S6222793A
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integer
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hydrogen
group
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Pending
Application number
JP16121285A
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English (en)
Inventor
Masayasu Kurono
黒野 昌康
Ryoichi Unno
良一 海野
Takahito Shiromori
孝仁 城森
Seiji Miyano
宮野 成二
Kunihiro Sumoto
須本 國弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanwa Kagaku Kenkyusho Co Ltd
Original Assignee
Sanwa Kagaku Kenkyusho Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新規な有機白金錯体、その製法及び該錯体を有
効成分とする抗腫瘍剤に係る。
(従来の技術) B 、 Rosenberg等によシシスージクロロジ
アミン白金(U)(シスプラチン)に抗腫瘍作用のある
ことが見出され(「Na1ure J 222 、’3
5 B 、 (1969))、その後白金錯体を用いる
癌の化学療法の研究が種種なされて来た。例えば抗腫瘍
作用を有する白金錯体として、特開昭53−31648
公報にはマロネ−ト(l、2−ジアミノシクロヘキサン
)白金(II)が、又特開昭54−44620公報には
スル7ェート(l、2−ジアミノシクロヘキサン)白金
(II)が開示されている。
(発明が解決しようとする問題点) 従来提案されて来たこの種の白金錯体は幅広い制癌スペ
クトルを有している点で有利であるが、副作用も強い点
に難点を有している。例えば上記のシスプラチンは腎毒
性が極めて強いのみならず、投与時に激しい吐き気や嘔
吐を伴なう可能性のある点並びに難聴を引起こす虞れの
ある点に欠陥を有している。
これらの副作用、殊に腎毒性の発現を抑えるために、当
該薬物をマンニトール、デキストローゼ等に溶解させた
シ、フロセミド(Furosemide )等の利尿剤
と併用させる等の投与法上の工夫が々されて来た。しか
しながら、これら方策は薬物の有する副作用の発現を単
に抑制するに過ぎない点に問題点を有している。
従って、本発明の目的は抗腫瘍活性が高く且つ副作用、
殊に腎毒性の低い新規の有機白金錯体を提供し、これに
よって従来のこの種の抗腫瘍剤が有していた課題即ち抗
腫瘍活性の高さと使用安全1′− 住戸τげる相反する課題を解決することにある。
(問題点を解決するための手段及び作用)本発明者等は
抗腫瘍活性において優れておシ且つ腎毒性等の副作用が
弱い有t%’7白金錯体を求めて鋭意研究を重ねた結果
、8−アミノアルキルピロリチジンをリガンドとする有
機白金錯体に到達した。
本発明によるこの有機白金錯体は一般式(式中Rは水素
又はアルキル基を意味し、Y及び2は同一であってハロ
ゲン原子、オキシアニオン又はカルボキシレートを意味
し、又はY及び2は一緒にてオキシアニオン、オキシチ
オアニオン又はジカルボキシレートを意味し、nは整数
を意味する) にて示される。
一般式(I)にて示される有機白金錯体は新規物質であ
り、アルキル基とは直鎖状、枝鎖状又は環状アルキル基
であることができ、直鎖状アルキル基としては炭素数1
〜1oのもの、例えばメチル、エチル、n−7’口ビル
、n−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル、n−デシ
ル基等を挙げることができ、枝鎖状アルキル基としては
イソプロピル、イソブチル、5ec−ブチル、tert
−ブチル、インペンチル基等を例示することができ、環
状アルキル基としては炭素数3以上のもの、例えばシク
ロプロピル、シクロブチル、シクロインチル、シクロヘ
キシル、シクロへグチル基等を挙げることができる。
ハロゲン原子としては塩素、臭素及び沃素を挙げること
ができ、オキシアニオンとしてはナイトレート、サルフ
ェート、セレネート、タングステート等を例示すること
ができ、カルボキシレートとしてはクロルアセテート、
ピルベート、グリコレート等を例示することができ、オ
キシチオアニオンとしてはチオサルフェート等を例示す
ることができ、又ジカルボキシレートとしてはオキサレ
ート、マロネート、ヒドロキシマロネート、カルボキシ
フタレート、シクロブタン−1,1−ジカルボキシレー
ト等を例示することができる。
一般式(I)にて示される有機白金錯体は自体公知の方
法により製造することができ、本発明方法によれば例え
ば下記の方法により製造することができる。
a)  8−アミノアルキルピロリチジン(化合物■)
、例えば8−アミンメチルピロリチジン(以下「AMP
jと称する)と式 %式% (式中Mはアルカリ金属を意味し、Xはハログン原子を
意味する) にて示される白金化合物とを反応させれば式%式% (式中AMP及びXは前記の意味を有する)にて示され
る白金錯体を製造することができる。
b)上記a)項で得だ白金錯体を有機酸又は無機酸の銀
塩と反応させれば、(AMP)Ptの有機酸塩又は無機
酸塩を製造することができる。
C)上記a)項で得た白金錯体をアルカリ性条件下でカ
ルボキシレートと反応させれば、式%式% (式中Y“はカルボキシレートを意味する)にて示され
る白金錯体を製造することができる。
d)上記a)項で得た白金錯体をチオ硫酸塩と反応させ
れば、式 にて示される白金錯体を製造することができる。
上記諸反応は水性溶媒中において行なわせることができ
、これら反応は室温乃至加温下で円滑に進行する。上記
反応すにおいては銀塩試薬が用いられるので遮光下に実
施するのが好ましい。いずれにしても、反応終了後に析
出した結晶を沖積するか、又は反応液を濃縮乾固させれ
ば所望の錯体を得ることができる。
尚、出発物質である上記AMP即ち8−アミノメチルピ
ロリチジンは公知化合物であって例えば特開昭5 ’7
−4997及び同58−83694公報に記載の方法に
従って製造することができ、又他の出発物質もとのAM
Pから自体公知の手法により得ることができる。
一般式(1)にて示される本発明による有機白金錯体の
代表例を示せば下記の通りである。
(1)  シス−ジクロロ(AMP )白金(II)、
(2)  シスーサルファト(AMP)白金の)、(3
)  シス−シナイトラド(AMP)白金(U)、(4
)  シス−マロナト(A’MP)白金(n)、(5)
  シス−4−カル?キシフタラド(AMP)白金(I
I)、 (6)  シスーセレナト(AMP)白金(If)、(
7)  シスータングスタト(AMP )白金(If)
及び(8)  シスーチオサルファト(AMP)白金(
II)。
(発明の効果) 一般式(I)で示される有機白金錯体は腫瘍細胞におけ
るDNAの塩基と結合して、極めて優れた抗腫瘍活性を
発揮し、この場合にシスプラチンに関して問題と々って
いる腎障害が低減する。従って、これらの有機白金錯体
は薬理活性が高く且つ使用安全性に優れた抗腫瘍剤用の
有効成分と々すことができる。更に、これら有機白金錯
体は水溶性が高いために各種剤型例えば注射剤、カプセ
ル剤、顆粒剤、生薬等への製剤化が容易であり、吸収性
も良好となる。
(抗腫瘍剤とする場合の投与量) 投与量は患者の症状、腫瘍の種類、剤型等に依存するが
、成人1日当シ有機白金錯体として3〜s Oo my
/kg、就中5〜200mg/kgの投与が適当である
(製造例等) 次に、製造例、薬効薬理試験例及び製剤例′に関して本
発明を更に詳細に説明する。
製造例1 シス−ジクロロ(8−アミンメチルピロリチジン)白金
(n) 8−アミノメチルピロリチジン0.700 ii’ (
5,00mmol)を蒸留水5.0コに溶解させ、これ
に塩化第1白金酸カリウム2.0 ’8 f (5,0
0mmol )の水溶液10m1を添加し、室温下で7
時間攪拌し、析出した結晶を沖積し、少量の水で洗浄し
た後に減圧下に乾燥させれば、淡緑色結晶として所望の
錯体が1.90 g−(収率93.8%)得られる。
融点:285−292℃(分解) 元素分析 C3H16Ct2N2Pt 計算:H3,97C23,65N6.90実測:H4,
o、s  C2z、45Nts、g、t 。
IRスSり) ル(+/KB”)cnl−’ :”aX 3220、320’0.3120(情。)、2960.
2890(ν。□2)、1580(輸、)NMRスペク
トル(DMS O−d 6)δppm:1−5−2−4
 (8Ht m t  CH2〒)、2.50 (2H
、j’t−c旦、NH2)5−50 (2T(+ br
 p−NH2)サテライト5.00,5.93(J19
”’Pt−’H=56Hz )製造例2 シスーサルファト(8−アミノメチルピロリチジン)白
金(II) シス−ジクロロ(8−アミンメチルピロリチジン)白金
(■)(製造例1 ) 1.5 ’Of (3,70m
mol)を蒸留水30m1に懸濁させ、これに硫酸銀ハ
15’i−(3,70mmol )を添加して遮光下に
20℃で18時間攪拌した。析出する塩化銀の結晶を戸
別し、少量の水で洗浄し、この洗浄水と涙液とを合併し
、溶媒(水)を減圧下に留去させ、残渣にアセトンを加
えて結晶化させ、沖積し、アセトンで洗浄し、減圧下に
乾燥させれば無色結晶として所望の錯体がハ57’!−
C収率98.7%)得られる。
融点: zso−29o℃(分解) 元素分析 C3H16N204SPt−H20計算: 
H4,o4 C21,ss  N6.23実測:H4,
12021,39N6.04IRスペクトル(νKBY
)cTn−1:aX 3450(ν )、322013100(νNH2)、
H 2960,2890(νcH)、1620(δN1(2
)製造例3 シス−シナイトラド(g−アぐノグテルecrリチジン
)白金(II) シス−ジクロロ(8−アミノメチルピロリチジン)白金
(■)(製造例1 ) 4’、20 f (10,4m
mol)を蒸留水180m1に懸濁させ、これに硝酸銀
3.52t;l−(20,8mmol )を添加して遮
光下に20℃で18時間攪拌した。
以下、製造例2と同様に処理すれば、淡緑色結晶として
所望の錯体が3..02 LiI:C収率93.5%)
得られる。
融点:184−185℃(分解) 元素分析 C3H46N406Pt 計算: H3,51C,?(7,9,?  Nx2.2
゜実測: H,?、、?5’c21.oI N12.2
11Rスペクトル(ν  )crn。
aX 3300.3250(νNH)、2960゜289θ(
νCH)、159o(δNH)製造例4 シス−マロナト(8−アミノメチルピロリチジン)白金
(II) シス−ジクロロ(8−アミンメチルピロリチジン)白金
(■)(製造例1 ) 2.54 g−(6,27mm
ol)を蒸留水30m1に懸濁させ、これにマロン酸銀
1.99 f (6,27mmol )を添加して遮光
下に20℃で18時間攪拌した。
以下、製造例2と同様に処理すれば無色結晶として所望
の錯体が2.1 、!I P (収率7’9.9%)得
られる0 融点:246−248℃(分解) 元素分析 C71H18N204Pt・2/3H20計
算:H4,34C29,40N6.23実測:H4,0
5C29,24N6.17IRス啄クトル(νに″ )
 cm−’  :ax 3450(νO’H)、3220.3100(νNH)
、2960.2900(νCH)、1630.1380
(ν。。。−)製造例5 シス−4−カルボキシフタラド(8−アミノメチルピロ
リチジン)白金(n) 4−カルボキシフタル酸0.916 g−(4,36m
mol)をIN−水酸化ナトリウム水溶液8.72 m
l(8,72mmol)に溶解させ、これにシス−シナ
イトラド(8−アミンメチルピロリチジン)白金■(製
造例3)を2.00 g−(4,36mmol )を添
加して20℃で24時間攪拌した。
析出した結晶を沖積し、少量の水で洗浄した後に減圧下
で乾燥させれば無色結晶×シて所望の錯体が1.、? 
4 g−(収率56.6チ)得られる。
融点: 2so−2ss℃(分解) 元素分析 C,、H,N2.0.PL−4/2.H20
計算: H4,2s 、cs4.yo  H4,763
450(ν0Tf)、3250.3130(νN1(2
)、2960.2890(νcH)、1700(νco
oH)、1630.1350(νCoo−) 製造例6 シスーセレナト(8−アミンメチルピロリチジン)白金
(II) シス−ジクロロ(8−アミノメチルピロリチジン)白金
(■)(製造例1 ) 2.50 f (6,17mm
ol)を蒸留水36m1に懸濁させ、これに亜セレン酸
銀2.12 g−(6,17mmol )を添加して遮
光下に20℃で18時間攪拌した。
以下、製造例2と同様に処理すれば淡黄色結晶として所
望の錯体が1.s 47 (収率64.7%)得られる
融点二170−180℃(分解) 元素分析 C3H16N203SePt=H20計算:
 N3.78  C20,00N5.83実測:、N3
.67  Cr9.88  N5.811Rス−eり)
 /l/ (1/KBr)z−’  :aX 3400(ν。H)、3200.31oo(νNH2)
、296θ、2880(ν。H)、1620(δN□ 
)製造例7 シスータングスタト(8−アミノメチルピロリチジン)
白金(II) シス−ジクロロ−(8−アミンメチルピロリチジン)白
金(■)(製造例1 ) 2.50 g−(6,17m
mol)を蒸留水30m1に懸濁させ、これにタングス
テン酸銀2.86 f (6,1’7 mmol )を
添加して遮光下に20℃で18時間攪拌した。
以下、製造例2と同様に処理すれば淡黄色結晶として所
望の錯体s、s s P (収率93.1%)が得られ
る。
融点:227−242℃(分解) 元素分析 C8H16N2o4wPto2H2゜計算:
N3.26  C15,52N4.52実測: H3,
16Cr5.49  N4.22IRスペクトル(νK
Rr)Crn−1:ax 3430(ν。H)、3220,31oo(νNH)、
2960.2880(ν。H)、163o(δNT()
製造例8 シスーチオサルファト(8−アミンメチルピロリチジン
)白金印) シス−ジクロロ(8−アミンメチルピロリチジン)白金
(■)(製造例1)2.5θg−(6,17mmol)
を蒸留水29m1に懸濁させ、これにチオ硫酸ナトリウ
ム1.55 g−(6,17mmol )を添加してア
ルゴン下に50−#0℃で8時間攪拌した。反応混合物
を冷却させ、析出した結晶を渥取し、少量の水で洗浄し
た後に減圧下で乾燥させれば黄色結晶として所望の錯体
が2.l o g−(収率7 e、1% )得られる。
融点=280−290℃(分解) 元素分析 C3H16N203S2Pt計算: HJ、
61  C21,47N6.26実測:N3.69 C
2ハ34  N6.211’Rスペクトル(νKBr)
Crn−1:ax 3450(νOH)、3210.3120(νNH)、
、? 9’6.’o1.? s 9 o (ν。N2)
、161θ(δNH2)(L−1210白血病に対する
効果) CDFl系雄性マウス(5週令、体重20〜23?)5
匹を1群とし、これに白血病L−1210細胞lX10
5個を腹腔内に移植した。各被験薬物を生理食塩水に溶
解させ、これを上記移植から24時間経過した後のマウ
ス腹腔内に1日当I)1回、    −5日間に亘り連
続投与した。薬物投与群と非投与    □群とにおけ
る平均生存日数から下記式に基き、薬物の効果を判定し
た。
T:薬物投与群の平均生存日数 C:薬物非投与群の平均生存日数 結果は下記表1に示される通りであった。
表  1 (KE細胞に対する細胞増殖抑制効果)1o%牛血清添
加イーグル培地により5×104個のKB細胞を炭酸ガ
ス培養装置(5%CO2,37℃)内で24時間培養し
た。その後に使用済の培養液を棄却し、新鮮な培養液0
.9mlを添加し、これに被験薬物を含有する培養液を
各々0.1ml宛添加して更に3日間に亘り培養した。
培養終了後に、トリパンブルー染色による色素排除法で
生細胞数を計測した。
一方、対照群には被験薬物を含有しない培養液を各々0
.1ml宛添加して同様に処理した。
被験薬物含有群と対照群との間で50多腫瘍細胞増殖阻
止濃度(工C3o)を決定した結果は下記表2に示され
る通りであった。
表  2 薬効薬理試験例3 ICR雄性マウス(10〜11週令、体重35〜47g
−)の腹腔内に、生理食塩水に溶解させた各被験薬物を
投与した。
薬物の投与直前及び投与後に1日1回体重秤量と一般症
状を観察が行われた。死亡マウスについては直ちに剖検
され、又生存マウスについては薬物投与後13日目に屠
殺して内臓を中心とする剖検所見を行なった。
LD5o値は下記表3に示される通シであった。
表  3 製剤例1(カプセル剤) 下記諸成分を配合し、常法によシカプセル剤を製造した
製造例1による錯体     2o (m9)乳糖  
           50 バレイシヨ澱粉       50 結晶セルロース       109 ステアリン酸マグネシウム        12som
y/個 製剤例2(顆粒剤) 下記諸成分を配合し、常法によシ顆粒剤を製造した。
製造例2による錯体     20(〜)乳糖    
        550 トウモロコシ澱粉      330 ヒドロキシプロピルセルロース     20920■
/2 製剤例3(坐剤) 下記諸成分を配合し、常法によシ坐剤を製造した。
製造例4による錯体     20(rng)s:zo
m97個 製剤例4(注射剤) 下記諸成分を配合し、常法にょシ注射剤を製造した。
製造例6による錯体     2o(mg)20mルろ
々イアル 特許出願人 株式会社三和化学研究所 3l− 一−7F、1−

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Rは水素又はアルキル基を意味し、Y及びZは同
    一であってハロゲン原子、オキシアニオン又はカルボキ
    シレートを意味し、又はY及びZは一緒にてオキシアニ
    オン、オキシチオアニオン又はジカルボキシレートを意
    味し、nは整数を意味する) にて示される、新規な有機白金錯体。
  2. (2)Rが水素であり、Y及びZが塩素原子であり、n
    が整数1であることを特徴とする、特許請求の範囲第1
    項に記載の錯体。
  3. (3)Rが水素であり、Y及びZがナイトレート基であ
    り、nが整数1であることを特徴とする、特許請求の範
    囲第1項に記載の錯体。
  4. (4)Rが水素であり、Y及びZが一緒にてサルフェー
    ト基を意味し、nが整数1であることを特徴とする、特
    許請求の範囲第1項に記載の錯体。
  5. (5)Rが水素であり、Y及びZが一緒にてマロネート
    基を意味し、nが整数1であることを特徴とする、特許
    請求の範囲第1項に記載の錯体。
  6. (6)Rが水素であり、Y及びZが一緒にてカルボキシ
    フタレート基を意味し、nが整数1であることを特徴と
    する、特許請求の範囲第1項に記載の錯体。
  7. (7)Rが水素であり、Y及びZが一緒にてセレネート
    基を意味し、nが整数1であることを特徴とする、特許
    請求の範囲第1項に記載の錯体。
  8. (8)Rが水素であり、Y及びZが一緒にてタングステ
    ート基を意味し、nが整数1であることを特徴とする、
    特許請求の範囲第1項に記載の錯体。
  9. (9)Rが水素であり、Y及びZが一緒にてチオサルフ
    ェート基を意味し、nが整数1であることを特徴とする
    、特許請求の範囲第1項に記載の錯体。
  10. (10)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中Rは水素又はアルキル基を意味し、nは前記の意
    味を有する) にて示されるピロリチジン化合物と式 M_2PtX_4 (III) (式中Mはアルカリ金属を意味し、Xはハロゲン原子を
    意味する) にて示される白金化合物とを反応させることを特徴とす
    る、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I −a) (式中R、X及びnは前記の意味を有する)にて示され
    る、新規な有機白金錯体の製法。
  11. (11)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中Rは水素又はアルキル基を意味し、nは整数を意
    味する) にて示されるピロリチジン化合物と式 M_2PtX_4 (式中Mはアルカリ金属を意味し、Xはハロゲン原子を
    意味する) にて示される白金化合物と反応させ、得られる一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I −a) (式中R、X及びnは前記の意味を有する)にて示され
    る白金錯体を有機酸又は無機酸の銀塩と反応させること
    を特徴とする、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I −b) (式中R及びnは前記の意味を有し、Y′及びZ′は一
    緒にて有機酸又は無機酸のアニオンを意味する) にて示される、新規な有機白金錯体の製法。
  12. (12)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中Rは水素又はアルキル基を意味し、nは整数を意
    味する) にて示されるピロリチジン化合物と、式 M_2PtX_4(III) (式中Mはアルカリ金属を意味し、Xはハロゲン原子を
    意味する) にて示される白金化合物と反応させ、得られる式▲数式
    、化学式、表等があります▼( I −a) (式中R、X及びnは前記の意味を有する)にて示され
    る白金錯体をアルカリ性条件下でカルボキシレートと反
    応させることを特徴とする、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I −e) (式中R及びnは前記の意味を有し、Y″はカルボキシ
    レートを意味する) にて示される新規な有機白金錯体の製法。
  13. (13)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中Rは水素又はアルキル基を意味し、nは整数を意
    味する) にて示されるピロリチジン化合物を式 M_2PtX_4(III) (式中Mはアルカリ金属を意味し、Xはハロゲン原子を
    意味する) にて示される白金化合物と反応させ、得られる一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I −a) (式中R、X及びnは前記の意味を有する)にて示され
    る白金錯体をチオ硫酸塩と反応させることを特徴とする
    、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I −d) (式中R及びnは前記の意味を有する) にて示される、新規な有機白金錯体の製法。
  14. (14)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Rは水素又はアルキル基を意味し、Y及びZは同
    一であってハロゲン原子、オキシアニオン又はカルボキ
    シレートを意味し、又はY及びZは一緒にてオキシアニ
    オン、オキシチオアニオン又はジカルボキシレートを意
    味し、nは整数を意味する) にて示される新規な有機白金錯体を有効成分とする、抗
    腫瘍剤。
  15. (15)Rが水素であり、Y及びZが塩素原子であり、
    nが整数1である錯体を有効成分としていることを特徴
    とする、特許請求の範囲第14項に記載の抗腫瘍剤。
  16. (16)Rが水素であり、Y及びZがナイトレート基で
    あり、nが整数1である錯体を有効成分としていること
    を特徴とする、特許請求の範囲第14項に記載の抗腫瘍
    剤。
  17. (17)Rが水素であり、Y及びZが一緒にてサルフェ
    ート基を意味し、nが整数1である錯体を有効成分とし
    ていることを特徴とする、特許請求の範囲第14項に記
    載の抗腫瘍剤。
  18. (18)Rが水素であり、Y及びZが一緒にてマロネー
    ト基を意味し、nが整数1である錯体を有効成分として
    いることを特徴とする、特許請求の範囲第14項に記載
    の抗腫瘍剤。
  19. (19)Rが水素であり、Y及びZが一緒にてカルボキ
    シフタレート基を意味し、nが整数1である錯体を有効
    成分としていることを特徴とする、特許請求の範囲第1
    4項に記載の抗腫瘍剤。
  20. (20)Rが水素であり、Y及びZが一緒にてセレネー
    ト基を意味し、nが整数1である錯体を有効成分として
    いることを特徴とする、特許請求の範囲第14項に記載
    の抗腫瘍剤。
  21. (21)Rが水素であり、Y及びZが一緒にてタングス
    テート基を意味し、nが整数1である錯体を有効成分と
    していることを特徴とする、特許請求の範囲第14項に
    記載の抗腫瘍剤。
  22. (22)Rが水素であり、Y及びZが一緒にてチオサル
    フェート基を意味し、nが整数1である錯体を有効成分
    としていることを特徴とする、特許請求の範囲第14項
    に記載の抗腫瘍剤。
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