JPH03127796A - 新規な白金錯体および抗腫瘍剤 - Google Patents

新規な白金錯体および抗腫瘍剤

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JPH03127796A
JPH03127796A JP26517689A JP26517689A JPH03127796A JP H03127796 A JPH03127796 A JP H03127796A JP 26517689 A JP26517689 A JP 26517689A JP 26517689 A JP26517689 A JP 26517689A JP H03127796 A JPH03127796 A JP H03127796A
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JP26517689A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Sasamori
笹森 浩之
Chiyuki Hori
堀 千之
Shiro Niitsuma
新妻 史郎
Kaoru Chiba
馨 千葉
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Hokko Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Hokko Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規なL−キシロピラノシド白金錯体および
該白金錯体を活性成分として含有する抗腫瘍剤に関する
〔従来の技術〕
ある種の白金錯体が抗腫瘍作用を有することはすでに知
られている。その例は、特開昭60−87295号公報
、同61−263991号公報、同62−246588
号公報、同62−190192号公報、同62−246
543号公報、同63−17894号公報、同60−8
7295号公報、「ジャーナルオブファーマスチカルサ
イエンス(Journa]、 ofPharmaceu
tical 5cjences)j第65巻、No3.
31.5−328頁(1976)、「ジャーナルオブイ
ンオーガニツク バイオケミストリー(Journal
 of Inorganj、cBj、ochcmjst
ry) J第11巻、139−149頁(1979)な
どに挙げられる。それらの白金錯体のうち、既にシスー
ジクロロシアミンプラチナム〔一般名:シスプラチン(
CDDP)]はすぐれた制癌効果を右し、臨床において
現在広く使われている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記CDDPは、特に尿路および生殖器の悪性腫瘍に優
れた薬効をしめす。そして、そのような悪性腫瘍を発現
している患者に投与すると、患者を寛解にまで回復させ
得るので、有用な薬剤である。しかしながら、CDDP
は毒性が強いという4 欠点を有している。
このような事情に鑑み、本発明は高い抗腫瘍性および低
い毒性を有する新規な白金錯体を提供することを目的と
するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、より優れた抗腫瘍活性を有し、しかも毒
性の少ない白金錯体を見い出すべく、鋭意研究を行った
。その結果、白金原子に結合するアミン成分としてL−
キシロピラノシドを有する新規な白金錯体を合成するこ
とに成功した。そして、この新規な白金錯体は特にマウ
ス白血病L−121,Oに対してCDDPと同等か、も
しくはそれ以上の優れた抗腫瘍効果を有し、また、それ
の急性毒性が極めて低いことを見い出し、本発明を完成
させるに至った。
すなわち、第1の本発明によると、次の一般式〔式中、
Rは水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、シクロ
アルキルアルキル基、アルコキシアルキル基、アルケニ
ル基、アルキニル基、アリール基またはアラルキル基を
示し、各々のXはハロゲン原子例えば塩素、臭素、沃素
又は弗素原子、基−5CN又は基−NO3を示すか、ま
たは2箇のXが共同して次式 ) の構造を有する基(但しR□およびR2は、同じ又は互
いに異なって、水素原子、低級アルキル基または一〇M
で示される基であり、Mは水素原子あるいは1価のカチ
オンとなりうる原子、特にアルカリ金属原子である)を
示す〕で表わされる白金錯体が提供される。
一般式(I)の白金錯体において、Rがアルキル基であ
る場合は、その炭素数が1〜10のアルキル基であるこ
とができ、好ましくは炭素数が1〜6の低級アルキル基
であるのがよく、Rがシクロアルキル基である場合は炭
素数が3〜6のものであることができ、Rがシクロアル
キルアルキル基である場合は(C3〜CS)シクロアル
キル−(Cよ〜C4)アルキル基であることができ、R
がアルコキシアルキル基である場合は(C□〜C4)ア
ルコキシ−(C□〜C4)アルキル基であることができ
、またRがアルケニル基又はアルキニル基である場合は
その炭素数が2〜8、好ましくは2〜6のものであるこ
とができる。更に、Rがアリール基である場合には、フ
ェニル基、あるいは置換基としてハロ基、低級アルキル
基又は低級アルコキシ基を有しうるフェニル基、若しく
はナフチル基であることができる。
Rがアラルキル基である場合は、フェニル−(低級)ア
ルキル基、例えばベンジル基又はフェネル基であること
ができる。
7− 上記−形式(1)で表わされる本発明の白金錯体化合物
のうち、代表的なものを次の第1表にあげるが、これら
の例に本発明は限定されるものではない。
8− 第14表に示された化合物のうちの相当数について、そ
れらの物性は後記の実施例1〜46に示されるが、実施
例に物性を示されてない化合物のほとんど全ては融点が
250℃より高いものであった。
なお、第工表の化合物Noは、以下の実施例および試験
例でも参照される。
本発明の新規な白金錯体は、人または各種動物の悪性腫
瘍、例えば来メb腫瘍、膀胱癌、腎孟・尿道腫瘍、前立
腺癌、卵巣癌に対する抗腫瘍剤として作用する抗腫瘍活
性を有する。
次に、本発明化合物の製造方法について説明する。
本発明による一般式(I)の白金錯体は、下記した種々
の方法A−Eにより製造することができる。
(方法A) (III) (■)(アミノ糖) (Ia) (式中、MまたはRは前記と同じであり、11a]はハ
ロゲン原子、すなわちC1,、Br、 I及びFを示す
)。
上記方法において、式(III)のハロゲン化第−白金
酸塩、好ましくはハロゲン化第−白金酸カリウムの水溶
液を式(H)のアミノ糖すなわち3,4−ジアミノ−3
,4−ジデオキシ−L−キシロピラノース又はその誘導
体のエタノール溶液に加え、得られた混合物がもし不均
一溶液の場合には、均一溶液にするために、これにエタ
ノールまたは水を加えて反応させることにより、−形式
(1)におけるXがハロゲン原子である場合の式(Ia
)の白金錯体が容易に製造できる。ハロゲン化第−白金
酸塩の使用量は原料のアミノ糖(H)に対して1〜2倍
モル量を用いる。加える順序は上記と逆であってもよい
この反応は、室温遮光下で行い、通常1〜7日間で完了
するが、40°C〜70°Cに加温することにより反応
時間を1〜24時間に短縮できる。通常は目的生成物は
、均一透明な溶液から徐々に析出してくるが、これを濾
取し、水、エタノールおよびエーチルで洗浄後、必要に
応じて熱水およびジメチルホルムアミドなどで再結晶す
ると、本発明に包含される白金錯体化合物(Ia)が収
得できる。
(方法B) (■)(アミノ糖)         (Ib)上記の
方法において、塩化第一白金酸カリウムと4倍モルのチ
オシアン酸カリウムとを水に溶解し、温度0−1oo℃
好ましくは20〜80℃の範囲で通常0.5〜5時間の
範囲で撹拌下に反応させ、これに式(II)のアミノ糖
を塩化第一白金酸カリウムと等モル加え、温度0−10
0℃の範囲で通常1〜48時間の範囲で撹拌し、その後
、生成した固体を濾取し、水洗すると、本発明に包含さ
れる白金錯体化合物(Ib)が得られる。
18− (方法C) (I a)              (I c)上
記の方法において、本発明化合物のうちの一種であるジ
ハロゲノ白金錯体(Ia)に硝酸銀を反応させると、本
発明に包含される白金錯体化合物(Ic)を製造できる
。この反応は、通常、室温下に水溶液中で1〜3日間行
う。硝酸銀の使用量は。
化合物(Ia)に対して1.5〜2.5倍モルが好まし
い。
余剰の硝酸銀は、反応終了後、反応液に塩化カリウム水
溶液を加え、塩化銀として沈澱させ、吸引濾過後、濾液
を遠心分離にかけ、上澄を凍結乾燥すると、粉末として
本発明による二1−ラド型の白金錯体化合物(Ic)が
得られる。
19− (方法D) (I a)               (I d)
上記の方法において、本発明に包含されるスルフエイト
型の白金錯体(Id)は、本発明によるジハロゲノ白金
錯体(Ia)に、硝酸銀の代りに硫酸銀を反応させて製
造することができる。反応は、通常、室温下に水溶液中
で1〜3日間行う。硫酸銀の使用量は、化合物(Ia)
に対して0.9〜1.2倍モルが好ましい。
(方法E) 当該方法では、本発明によるニドラド体型の本発明化合
物(Ic)に種々の形のジカルボン酸塩化合物を反応さ
せて上記の式(Is)で表わされる本発明に包含される
白金錯体化合物が製造できる。
ここで使用されるジカルボン酸塩は、次式で示されるシ
ュウ酸のジアルカリ金属塩、あるいは次式 で示される1、1−シクロブタンジカルボン酸のジアル
カリ金属塩、あるいは次式 %式% で示されるマロン酸又はモノアルキルマロン酸又はジア
ルキルマロン酸のジアルカリ金属塩、もしくは次式 で示されるトリメリット酸のジアルカリ金属塩であるこ
とができる。
この方法における反応は、水溶媒中、O〜]、00℃、
好ましくはO℃〜室温で1〜3日間行えばよい。
そして反応剤として用いるジカルボン酸塩の使用量は、
ニトラ1−型の化合物(Ic)に対して0.5〜2.0
倍モル、好ましくは等モルである。反応混合物の初期p
Hは、はぼ中性であることが好ましいが、反応中には、
特にpl+調整をする必要はない。またジカルボン酸塩
に代えて、その対応の遊離酸を用いることもでき、この
場合には、ニドラド体(Ic)を含む水溶媒中に加えた
後、適当な塩基、例えば、水酸化アルカリでPHを中性
に調整すればよい。ま2ま た反応の進行につれて酸性になるようであれば、同じ塩
基を用いてPHを中性に維持しながら反応させてもよい
。目的生成物は徐々に析出してくるが、これを濾取し、
冷水で洗浄後、必要に応し熱水及び水−メタノールなど
により再結晶して本発明化合物(Ie)を得る。
本発明による一般式(1)の白金錯体は、元素分析、赤
外線吸収スペクトル、二次イオン質量分析法(SIMS
)等でその錯体構造を確認した。
本発明の白金錯体の製造に用いる出発原料である式(n
)のアミノ糖すなわち3,4−ジアミノ−3,4ジデオ
キシ−L−キシロピラノース又はこれの誘導体は新規化
合物であり、下記の反応式による方法を経て合成できる
3 (IV) (V) (式中、Rは前記と同しものを示す)。
すなわち、まず、特開昭62−181290号公報に記
載の方法に従い、式(rV)の糖化合物を出発物質とし
て、6エ程で式(V)のエポキシド化合物を得る。
次いで、この化合物をアンモノリシス化して、式(Vl
)の新規なアミノ糖を得、更にこれを水素またはハイド
ロサルファイI−す1−リウムで還元すると式(T’l
)の新規ジアミノ糖が製造できる。
式(IJ)においてRが水素原子であるジアミノ糖化合
物(n″)は下記の反応式に示すように、下記の式(■
′)で示されるRがベンジル基である場合の対応の化合
物を環元して製造できる。
(II’)              (II“)な
お、式(n)のアミノ糖の製造例は参考製造例1〜3(
、示した。
次に、本発明による一般式(1)の白金錯体を製造する
実施例を示すが、本発明は以下に示す実施例のみに限定
されるものではない。
失速む−よ ベンジル 3,4−ジアミノ−3,4−ジデオキシ−L
−キシロピラノシド〔式(II)、R=ベンジル基)1
.、Og(4,2ミリモル)をエタノール30 m Q
に溶解し、これに塩化第一白金カリウム1.74 g 
(4,2ミリモル)を水35mQに溶かして加え、室温
遮光下で24時間撹拌した。析出した黄色結晶を濾取し
、冷水、エタノールおよびエーテルで洗浄後、減圧乾燥
して化合物No、 58の粗結晶2.0gを得た。これ
を0MF20+++Qに溶解して濾過後、メタノール5
0mQを加えて氷冷し、析出物を濾取し、メタノールで
洗浄し、乾燥して、化合物Nα58の純品1.9 g 
(収率93%)を得た。このものの物性値等は、次に示
すとおりである。
m、p、>250°C (α)25−162.2’ (c=1.0. DMF)
、  KBr I R、v  3450.3250.3170.1,5
60.1395゜ax 1340、1105.1090.1030.930゜7
45、700c+n−’ S I MS : (M+H)”=505塩化第一白全
第一白金カリウム3g(2ミリモル)を水20mQに溶
解し、ヨウ化カリウムの飽和水溶液46− mQを滴下し、撹拌下に60℃で5分間反応させると、
ヨウ化第−白金カリウムの黒色溶液が得られる。
この溶液に、ベンジル 3,4−ジアミノ−3,4−ジ
デオキシ−し−キシロピラノシド〔式(If)、 R=
ベンジル基10.48g (2ミリモル)をエタノール
20mQに溶解して加え、室温遮光下で43時間撹拌し
た。析出した黄色結晶を濾取し、冷水、エタノールおよ
びエーテルで洗浄後、減圧乾燥して化合物Nα59の結
晶0.84 g (収率75%)を得た。
m、p、>250°C 塩化第一白金カリウムの0.83g(2ミリモル)を水
20mQに溶解し、これにチオシアン酸カリウム0.7
8g(8ミリモル)を加え、室温で1時間撹拌後、ベン
ジル 3,4−ジアミノ−3,4−ジデオキシ−L−キ
シロピラノシド0.48g(2ミリモル)を加える。室
温で46時間撹拌後、生成した黄色結晶を濾取し、水2
7− 洗した後、60℃で3時間域圧下乾燥し、化合物Nα6
0の結晶1.0g(収率94%)を得た。このものの物
性値等は、次に示すとおりである。
m、P、 193〜196℃(分解) 、  KBr I R、v  3400.3200.2100.156
0.1130゜ax 1090、1035an−1 実施例4 実施例1で得られたジクロロ白金錯体(化合物No、 
58 )の2.0g(4ミリモル)を水44mQ、に懸
濁し、硝酸銀1.35g(8ミリモル)を加えて室温遮
光下で3日間撹拌した。析出した塩化銀を濾過して除去
し、濾液に0.5%塩化カリウム水溶液2.0mQを加
え、余剰の硝酸銀を塩化銀として沈澱させた。これを遠
心分離(190,0OOX g、90分)にかけ、上澄
み液を凍結乾燥すると、淡黄色結晶性粉末として化合物
Nn61の2.12g(収率96%)を得た。このもの
の物性値等は、次に示すとおりである。
m、p、 170”173℃(分解) 、   KBr I R、v    3400.3250−3170an
−1ax 1560、 1485. 1375. 1270゜93
0、740.700an−’ S I M S : (M 十H)”=5581030
゜ 実施例1で得られたジクロロ白金錯体(化合物&58)
の1.0g(2ミリモル)を80mQの水に懸濁させ、
硫酸銀0.62 g (2ミリモル)を加え、室温遮光
下で3日間撹拌した。生成した塩化銀を濾過して除去し
、濾液に0.5%塩化カリウム水溶液1 、0+nQを
加え、余剰の硫酸銀を塩化銀として沈澱させた。これを
遠心分離(190,000x g、90分)にかけ上澄
み液を凍結乾燥して黄白色の化合物N(162の0.5
8g (収率55%)を得る。このものの物性値等は、
次に示すとおりである。
m−p、 210〜217℃(分解) (a)”−126,4° (c =]、O1DMF)D ■R:べg琶375.3]75.3075. ]、+5
701020.925,720,695cm−’S I
 M S : (M +I−T )” = 53011
0 実施例4で得られたジニ1−ラード鉗体(化合物No、
 61 )の]、、Og(1,8ミリモル)を水50m
Qに溶解し、この水溶液にシュウ酸シナI〜リウム塩0
.24 g (1,8ミリモル)を加え、室温遮光下で
3日間反応させた。
生成した結晶を濾取し、次いで冷水およびアセトンで順
次洗浄後、減圧乾燥し、白色粉状結晶として化合物No
、 63の0.86 g (収率92%)を得た。この
ものの物性値等は、次に示すとおりである。
m、p、:)250℃ I R: vKBr3360.3175.3075.1
690.1660゜ma× 1600、 1380. 1240. 1200. 1
+40゜1.100,1030,930,895,80
0゜730an−1 S I M S : (M+H)”=522矢11生り 実施例4で得られたジニトラート体(化合物N。
61)の1.0 g (]、、8ミ8ミリ)を水30m
12に溶解し、1,1−シクロブタンジカルボン酸0.
26g (1,8ミリモル)、IN−水酸化ナトリウム
3.5mQを加えて室温遮光下で3日間反応させる。生
成した結晶を濾取して冷水で洗浄後、減圧乾燥し、淡黄
褐色粉状結晶として化合物Nα64の0.83 g (
収率80%)を得た。このものの物性値等は、次に示す
とおりである。
m、p、>250℃ I R: y KBr3400−2950.1600−
]、580. ]+350+100.  ]030.9
05.730.695an−1S I M S : (
M + H)”=5761 1)化合物N065の化合物の製造 ジニトラ−1・体(化合物No、 61 )の]、、O
g (1,8ミリモル)を水30mQに溶解し、トリメ
リット酸シナ1−リウム塩0.38 g (1,8ミリ
モル)を水8mQに加温溶解した溶液を加えて室温遮光
下で2日間撹拌する。
生成物を濾取して水洗し、メタノールで洗浄して乾燥す
ると、化合物N065の淡灰色結晶0.85 gを得ル
(収率73%)。このものの物性値等は、次に示すとお
りである。
m、p、>250°C I R: V 巳rx3425〜2900.1700〜
1540.1340゜1.030.920.740.6
95印−1S I MS : (M+H)”=6422
)化合物Nα71の化合物の製法 この方法で得た化合物No、 65の320■を水25
mQに懸濁し、lN−NaOH1,+nflを加えて溶
解する。濾過後、濾液を凍結乾燥して、4−カルボキシ
フタレート−(ベンジル 3,4−ジアミノ−3,4−
ジデオキシ−L−キシロピラノシド)−白金のナトリウ
ム塩(化合物N。
71)の257Ing(収率78%)を得る。このもの
の物性値等は、次に示すとおりである。
m、P、 ) 250℃ ■R:べ父’、 3375〜3180.1570〜15
40. ]、+3601020■−1 去過幽1も マロナート−(ベンジル 3,4−ジアミノ−3,4−
ジデオキシ−し−キシロピラノシド) 白金(化合物N
α66)の製造(方法E) ジニ1〜ラード体(化合物No、 61 )の1.0 
g (1,8ミリモル)を水30mQに溶解し、マロン
酸二ナトリウム0.27 g (1,8ミリモル)を加
えて室温遮光下で3日間撹拌する。生成物を濾取して水
洗し、乾燥すると、化合物No、66の淡灰色結晶性粉
末0.6g(収S$61%)を得る。このものの物性値
等は、次に示すとおりである。
m、ρ、)250℃ I R: V KBr3380.3150.3090゜
ax 1620〜1580゜ 1380.1030,930゜ S I M S : (M + H)”=536730
an−’ 実施例9において、マロン酸二ナトリウムの代りにメチ
ルマロン酸0.21 gを水2mQおよびIN水酸化ナ
トリウム3.5+nQに溶解して用い、室温遮光下で2
日間撹拌して反応させる。生成した黄白色結晶を濾取し
て水洗し、乾燥すると、化合物Nα67の0.82 g
 (収率83%)を得る。このものの物性値等は、次に
示すとおりである。
m、p、>250°C I R: v 諏rx337.5.3150.3080
.1620−1580゜1370、1025.910.
730.695(1)−1S I MS  : (M+
H)“=550別− 矢W 実施例9において、マロン酸二ナトリウムの代りにエチ
ルマロン酸0.24 gを水1−およびIN水酸化ナト
リウム3 、5++cQに溶解して用い、室温遮光下で
2日間撹拌して反応させる。生成した淡褐色結晶性粉末
を濾取して水洗し、乾燥すると、化合物Nα68の0.
83 g (収率82%)を得る。このものの物性値等
は、次に示すとおりである。
m、p、  236〜238℃(分解)I R: v 
KBr3425−3300.3180”−3055゜a
x 1620〜1565.1370.1210.1020゜
935、730.695an−” S IMS : (M+H)”=564八Nα69の 35 実施例9において、マロン酸二ナトリウムの代りにジメ
チルマロン酸0.24gを水2mQおよび1N−水酸化
ナトリウム 3−に溶解して用い、室温遮光下で2日間
撹拌して反応させる。析出物を濾取して水洗し、乾燥す
ると、化合物Nα69の淡褐色結晶0.76 g (収
率75%)を得る。このものの物性値等は、次に示すと
おりである。
m、p、  238〜241°C(分解)I R: v
KBr3400〜3330.3200〜2950.16
00−ax 1560.1330,1170,102(1,900゜
730、695CI11−” S IMS :’(M+H)”=5641)化合物Nα
70の化合物の製造 ジニトラート体(化合物Nα61)の1.5 g (2
,7ミリモル)を水40−に溶解し、タルトロン酸0.
32g(2,7ミリモル)を水2+nQに溶かしてIN
−水酸化ナトリウム5mQでpH6に中和した溶液を加
える。室温遮光下で3日間撹拌した後、氷冷し、析出物
を濾取して水洗し、乾燥すると、褐色結晶の化合物N1
170の1.13g(収率76%)を得る。このものの
物性値等は、次に示すとおりである。
m、p、  247、〜248°C(分解)I R: 
v KBr3360〜3050.1660〜1580.
1380−l1ax 1330、1110.1030.920.730cm−
”S I MS : (M+H)”=5522)化合物
Nα72の化合物の製造 この方法で得た化合物血70の0.5gを水25mQに
懸濁し、1N水酸化ナトリウム3ncQを加えて溶解す
る。濾過後、濾液を凍結乾燥してヒドロキシマロナート
−(ベンジル 3,4−ジアミノ−3,4−ジデオキシ
−α−L−キシロピラノシド) 白金のナトリウム塩0
.45.g(収率87%)を得る。このものの物性値等
は、次に示すとおりである。
m、p、>250℃ I R: 9 KBr3350−3050.1585.
1440.1320゜1095.1020c+n−” 蕉しユ 3.4−ジアミノ−3,4−ジデオキシ−し−キシロピ
ラノース〔式(U )、R=IO0,59g (3,4
ミリモル)を水15m11に溶解し、これに塩化第一白
金カリウム(K2PtCQ4)1.4 g (3,4ミ
リモル)を水15岬に溶かした水溶液を加え、室温遮光
下で2日間撹拌する。濾過により微量の析出物を除去し
、濾液を凍結乾燥して淡褐色粉末1.7gを得る。この
粉末を水15mQに溶かし、エタノール125mflを
加えて氷冷し、褐色の析出物を濾過により除去する。濾
液を濃縮後に凍結乾燥すると、淡黄色結晶粉末として化
合物Nα1の純品1、.34g(収率90%)を得る。
このものの物性値等は、次に示すとおりである。
T L C: Rf=0.37 吸着プレー1へ:アビセルSF 展開剤:ブタノール/酢酸/水(5:2:3)発色剤:
5%塩化第−スズ10.]、N塩酸m、P、>2500
C[1,98℃より着色を始め約21. O’Cで黒変
(吸湿性)] (α) 24−1.4.5°(c=1.0. H2O)
、  KBr ■R,ヤ  3360〜3300.3180〜3+、0
0゜ax 1590、1050.1.035cm−1S I MS
 :  (M+H) ”=41.5実施例14で得られ
たジクロロ白金錯体(化合物Na 1 )の3.0 g
 (7,2ミリモル)を水60mUに溶解し、硝酸銀2
.5 g (]、4.5ミリモル)を加えて室温遮光下
で3日間撹拌した後、実施例4と同様に処理すると、淡
黄色結晶性粉末として化合物Nn 2の3.2g(収率
96%)を得た。このものの物性値等は、次に示すとお
りである。
m、p、)250’C I R: y 吾3400−3100an−、1590
,1360゜1040゜ 820(7)−1 実施例14で得られたジクロロ白金錯体(化合物No、
 1 )の0.5 gをio+Jの水に溶解させ、硫酸
銀0.36gを加え、室温遮光下で3日間撹拌した後、
実施例5と同様に操作すると標題化合物No 3の黄白
色結晶性粉末0.52 g (収率98%)を得た。こ
のものの物性値等は、次に示すとおりである。
m、p、>250°C T L C: Rf=0.36 (条件は前記と同じ)
I R: v =3375〜3125.1590. ]
I]0.620anS IMS :  (M+H) ”
=440実施例15で得られたジニトラート錯体(化合
物 Nα2)の0.8gを水16mQに溶解し、この水溶液
にシュウ酸ジナトリウム塩0.23gを加え、室温遮光
下で3日間反応させた。反応混合液を5m+2まで濃縮
後、アセトン50mQを加え、析出した結晶を濾取、減
圧乾燥する。淡黄色粉状結晶として化合物Na4の0.
6 g (収率81%)を得た。このものの物性値等は
、次に示すとおりである。
m、p、>250℃ T L C: Rf=0.28 (条件は前記と同し)
、KBr   〜 I R、V  3350 3100.1620.136
0.1320゜ax 1040、770.510c+n−’ S T MS :  (M+H)”=432実施例15
で得られたジニトラート錯体(化合物No、 2 )の
0.8 gを水1.6m躬こ溶解し、この水溶液にマロ
ン酸二す1〜リウム0.25 gを加え、室温遮光下で
3日間反応させた後、反応混合液を約5mQまで濃縮し
、アセトン100mflを加え、析出した結晶を濾取、
減圧乾燥する。淡黄色結晶性粉末の化合物Nα5の0.
64 g (収率84%)を得た。このものの物性値等
は、次に示すとおりである。
m、p、>250℃ T L C: Rf=0.20(条件は前記と同じ)、
   KBr I R、v   3350−3100.1570CII
+−’実施例19 実施例15で得られたジニトラート錯体(化合物Na 
2 )の0.8 gを水20mfl Itこ溶解し、1
,1−シクロブタンジカルボン酸0.25g、IN−水
酸化ナトリウム3.5mQを加えて浴温60〜70℃で
5時間加熱した。
空冷後、反応混合液を約10mflになるまで濃縮し、
アセトン200tQを加え、析出した結晶を濾取、減圧
乾燥する。淡褐色粉状結晶として化合物Nα6の0.6
6g (収率80%)を得た。このものの物性値等は次
に示すとおりである。
2 m、p、>250°C TLC:Rf 0.44 (条件は前記と同じ) I R: vKn?; 3300−2950.1580
−1540. ]330゜1050.870an−” S IMS :  (M十II)”=486の製造 メチル 3,4−ジアミノ−3,4−ジデオキシ−し−
キシロピラノシド[式(II)、R=CH3] 1.5
gをエタノール60+nQに溶解し、これに塩化第一白
金カリウム3.84gを水74mQに溶かして加え、室
温遮光下で24時間撹拌した後、実施例上と同様に操作
して黄色結晶性粉末として化合物No、 8の3.1g
(収率78%)を得た。このものの特性値等は次に示す
とおりである。
m、p、>250℃ I R: vE2”、 3350.3250.3「75
.2900.1560゜1035、.930,770,
720印−143− SIMS: (M十H)” 29 実施例20で得られたジクロロ白金錯体(化合物No、
8)1.0gを水100mQに懸濁し、硫酸銀0.73
 gを加えて室温遮光下で3日間撹拌した後、実施例5
と同様に操作して淡黄色結晶性粉末の化合物No、10
の0.98g (収率92%)を得た。このものの物性
値等は次に示すとおりである。
m、p、>250°C I R: v二耶3400−3050.’1560..
1100.1025゜920、600cm−” 実施例22 エチル 3,4−ジアミノ−3,4−ジデオキシ−I、
−キシロピラノシド〔式(II)、R==C211,,
) 2−4 gをエタノール126mffに溶解し、こ
れに塩化第一白金カリウム5.7gを水118mR1こ
溶かして加え、室温遮光下で24時間撹拌した。実施例
1と同様に操作して黄色結晶性粉末として化合物h11
の5.4g(収率89%)を得た。このものの物性値等
は次に示すとおりである。
m、p、>250℃ 工R:ヤニ北3350〜2900.1560.1095
.1025゜920an−” S I MS : (M+H)”=443No、 12
 )の製造 実施例22で得られたジクロロ白金錯体(化合物No、
1.1) 1.3gを水130mQに懸濁し、硫酸銀1
.0gを加えて室温遮光下、2日間撹拌した後、実施例
5と同様に操作して黄白色粉末の化合物No、 1.2
の1.25gを得た。このものの物性値等は次に示すと
おりである。
m、p、>250°C I R:  、!?H3350〜2900.1560゜
920.600on S I M S : (M 十H)”=4681100
゜ 1020゜ 実施例22て得られたジクロロ白金錯体(化合物No、
 ]、 ]、 )から、実施例4と同様にして得られた
ジニトラ−1・体1.3gを実施例】8と同様に操作し
て淡黄色結晶性粉末の化合物No、 1.3の0.82
g (収率66%)を得た。このものの物性値等は次に
示すとおりである。
m、p、:>250°C T L C: Rf=0.39(条件は前記と同じ)I
 R:  ”max 3300.3070.1570.
1,340.1025゜20an S I M S : (M + I−()”=/174
失迦1惺乳 6 シクロブタン 1.1 ジカルボキシラ−1〜 (エチ 実施例24で得られたジニトラ−1・体1.3gを実施
例19と同様に操作して、白色結晶性粉末の化合物No
、+4の0.94g (収率70%)を得た。このもの
の物性値等は次に示すとおりである。
m、p、>250°C T L C: Rf=0.63(条件は前記と同じ)■
R: ヤ!:: 13:3りo〜2950.1575.
1330.1095゜1020、900au S I M S : (M +H)”=514n−プロ
ピル 3,4−ジアミノ−3,4−ジデオキシ−1,−
キシロピラノシド〔式(n)、R=−(C8□)2CH
3] ]、8gを実施例1と同様に操作して淡黄色結晶
性粉末の化合物No、 1.5の3.9 g (収率9
1%)を得た。このもの7 の物性値等は次に示すとおりである。
m、p、>250℃ I R:  v+、、ax3380.3250〜310
0. 2900゜1.340. 1095. 1025
. 935anS I M S : (M +I−I)
+=4571560゜ 実施例26で得られたジクロロ白金錯体く化合物Nα1
.5) 1.5gを実施例5と同様に操作して、黄白色
の化合物NQ16の1.3g(収率81%)を得た。こ
のものの物性値等は次に示すとおりである。
m、p、>250℃ ■R: ヤニ:; 3330.3225.3175.2
900.1560゜11.00.1,035.600c
m−”S I M S : (M 十H)”=482失
施洲文a オキザラ−1,−(n−プロピル 3,4−ジアミノ−
34ジデオキシ−14−キシロピラノシド   金金鉦
」すLヒ□襄蚕 実施例26で得られたジクロロ白金錯体(化合物Nα1
5)から実施例4と同様に操作して得られたジニトラー
1〜体1.4gを実施例17と同様に操作して、白色結
晶性粉末の化合物Nα17の0.76g (収率59%
)を得た。このものの物性値等は次に示すとおりである
m、p、)250℃ T L C: Rf=0.53(条件は前記と同じ)I
 R:  v、、、x3500〜3380.3190.
3100.2940゜1700、1645.1610.
1,390.1040゜810舖−1 S I MS : (M+H)”=474イソプロピル
 3,4−ジアミノ−3,4−ジデオキシ−L−キシロ
ピラノシド(式(IT)、R=−CH(CH3)2) 
2.0gを実施例1と同様に操作して淡黄色結晶性粉末
の化合物No、 18の4.0g(収率80%)を得た
の物性値等は次に示すとおりである。
m、p、>250℃ S I M S : (M + H)”=457失巖盤
萩 このもの 実施例29で得られたジクロロ白金錯体(化合物Nα1
8) 1.0gを実施例5と同様に操作して、黄白色の
化合物No、 19の0.9g(収率85%)を得た。
このものの物性値等は次に示すとおりである。
m、p、>250℃ S I MS : (M+H)”=482n−ブチル 
3,4−ジアミノ−3,4−ジデオキシ−L−キシロピ
ラノシド〔式(II)、R=−(C112)3CI(、
) 3.2g5〇− を実施例1と同様に操作して淡黄色結晶性粉末の化合物
Nα22の5.7 g (収率77%)を得た。このも
のの物性値等は次に示すとおりである。
■、ρ、 > 250℃ 940■−1 実施例3■で得られたジクロロ白金錯体(化合物Nα2
2) 1.5gを実施例5と同様に操作して、黄白色の
化合物Nα23の1.4g (収率88%)を得た。こ
のものの物性値等は次に示すとおりである。
m、p、>250°C I R: v”、’:’、 3350−2850.15
60.1120〜1010゜930、580c+n−1 5IMS :  (M+H)”=49651一 実施例31で得られたジクロロ白金錯体(化合物Nα2
2)から、実施例4と同様に操作して得られたジニトラ
ート体1.5gを実施例18と同様に操作して淡褐色結
晶性粉末の化合物Nα24の1.2g (収率86%)
を得た。このものの物性値等は次に示すとおりである。
m、p、>250℃ I R: v”、’:”、 3300.3050.29
00.1575.1340゜1120、 1030. 
930. 815. 730印−1ジニトラ一ト体1.
5gを実施例19と同様に操作して化合物Nα25の1
.3g(収率81%)を得た。このものの物性値等は次
に示すとおりである。
m、p、>250℃ I R: v4北3300−2900.1570゜10
20.900cm−1 1335゜ 1200゜ 失m n−オクチル 3,4−ジアミノ−3,4−ジデオキシ
−L−キシロピラノシド〔式(II)、R=−(C12
)、C8,) 2.9gを実施例1と同様に操作して黄
色結晶性粉末の化合物Nα30の5.6g(収率95%
〕を得た。このものの物性値等は次に示すとおりである
m、p、>250℃ 930、 720+an−’ 実施例35で得られたジクロロ白金錯体(化合物 No、30) 2.6gを実施例5と同様に操作して、
黄白色結晶性粉末の化合物No、 31の1.1.g(
収率40%)を得た。このものの物性値等は次に示すと
おりである。
m、p、>250℃ I R:  ’max 3400〜2880. 155
0.  ]1.]O,]040゜840.590(1) シクロペンチル 3,4−ジアミノ−3,4−ジデオキ
シ−し−キシロピラノシド〔式(n)、R−シクロペン
チル) 1.6gを実施例1と同様に操作して黄色結晶
性粉末の化合物No、 32の2.8g(収率98%)
を得た。このものの物性値等は次に示すとおりである。
m、p、>250’C I R:  vwax 3350.3150.3]00
.2900. 1560゜1.090. 1030. 
925cln−’去紅色引璋 スルフエイ1〜(シクロペンチル 34−ジアミノ54 =34−ジテオキシ−L−キシロピラノシド  全実施
例37で得られたジクロロ白金錯体(化合物No、32
)2.2gを実施例5と同様に操作して、無色結晶性粉
末の化合物No、 33の1.9g(収率83%)を得
た。
このものの物性値等は次に示すとおりである。
m、p、)250°C I R: v!!?; 3325.3160.2920
.1560.1100゜1035、580cm 5 I MS :  (M+H)”=508矢JffL
f11.3−毬 実施例37で得られたジクロロ白金錯体(化合物No、
 32 )から実施例4と同様に操作して得られたジニ
トラート体1.6gを実施例18と同様に操作して淡褐
色結晶性粉末の化合物No、34の1.2g(収率78
%)を得た。このものの物性値は次に示すとおりである
5 m、p、>250°C 1140,11,]、5,1060゜ 840.740,600on−’ 1040゜ 935゜ シクロヘキシル 3,4−ジアミノ−3,4−ジデオキ
シ−L−キシロピラノシド〔式(n)、R=シクロヘキ
シル) ]、、8gを実施例1と同様に操作して黄色結
晶性粉末の化合物Nα35の3.5g(収率90%)を
得た。
このものの物性値等は次に示すとおりである。
m、p、>250℃ S I MS :  (M十H)+=497−(化−合
物−丙4焦) −@(b1 実施例40で得られたジクロロ白金錯体(化合物No、
35)1.2gを実施例5と同様に操作して化合物Nα
36の0.9g(収率71%)を得た。このものの物性
値等は次に示すとおりである。
□、P、>250℃ S I M S : (M + H)”=511メトキ
シエチル 3,4−ジアミノ−3,4−ジデオキシ−1
、−キシロピラノシド〔式(IT)、R=−(CH2)
20CH3)1.8gを実施例1と同様に操作して黄色
結晶性粉末の化合物No、 42の3.8g (収率9
2%)を得た。このものの特性値等は次に示すとおりで
ある。
m、p、>250℃ S I M S : (M + H)+=473実−施
倒U スルフエイト−メトキシエチル 34−ジアミノ34−
ジデオキシ−1,−キシロピラノシド  金八No43
゛ 実施例42で得られたジクロロ白金錯体(化合物Nn4
2) 1.5gを実施例5と同様に操作して、化合物N
n43の]、]、g(収率69%)を得た。このものの
物性値等は次に示すとおりである。
m、ρ、> 250°C の製造 アリル 3,4−ジアミノ−3,4−ジデオキシ−L−
キシロピラノシド〔式(II)、R=−CIl□CH=
CH2)2.0 gを実施例1と同様に操作して黄色結
晶性粉末の化合物Nα45の4.6g(収率95%)を
得た。このものの特性値等は次に示すとおりである。
m、p、>250℃ S I MS : (M+H)”=455デオキシーL
−キシロピラノシド   金  八58− 應士吐ノ14近 実施例44で得られたジクロロ白金錯体(化合物Nn4
5)1.5gを実施例5と同様に操作して、化合物Nα
46の1.2 g (収率76%)を得た。このものの
物性値等は次に示すとおりである。
m、p、)250℃ S I MS :  (M+H)”=480フェニル 
3,4−ジアミノ−3,4−ジデオキシ−L−キシロピ
ラノシド〔式(n)、R=フェニル) 2.0gを実施
例1と同様に操作して黄色結晶性粉末の化合物Nα55
の4.0 g (収率91%)を得た。このものの特性
値等は次に示すとおりである。
m、p、)250’C 8I MS : (M+H)”=491次に、本発明化
合物の製造に用いる式(Il、)の新規アミノ糖化合物
の調製を例示する。
59− 特開昭62−181290号公報に記載の方法により製
造したエポキシド化合物〔式(V)、R=ベンジル基〕
の6.Ogをアンモニアを飽和させたメタノール30n
+Qに溶解し、封管中、130〜140℃で5時間加熱
した。室温まで冷却後、反応液を減圧留去し、赤褐色の
オイル状装置5.9gを得た。この装置を展開溶媒とし
てクロロホルム−メタノール(30:↓)を用い、シリ
カゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、黄色油状物
を得、これをn−ヘキサンで結晶化し、無色結晶として
表題化合物であるアミノ糖の2.7g(収率42%)を
得た。このものの物性値等は、次に示すとおりである。
m、p、  61〜64℃ [a:l”−117,6’ (c=、 1.0、+1.
H30H)高圧電気泳動:移動度0.93 にンヒドリ
ン呈色、アラニン1.0として)アビセル 5F−1020、 装置5avant LT−48A。
電解液 ギ酸−酢酸一水 (25: 75 : 900溶、pH1,8)、電 圧
 3000V、時間15分 I R: v”、’:”、 3325.3250.30
50.2900.2100゜1590、1450.13
50.1250.1125゜1095、1060.10
20. 965. 930゜750、 730. 69
0印−1 NMR(100MHz、 CDCl5):δ 2.05
.2.78〜3.72.4.41〜4.90.7.33
参考製造例1で得たアミノ糖〔式(VI)、R=ベンジ
ル基〕の4.0gをジオキサン480mMおよびトリエ
チルアミン480m1lに溶解し、窒素気流中、10%
パラジウム−炭素400+nQを加える。この溶液を室
温で攪拌しながら水素を35分間導入し、さらに3時間
攪拌する。反応終了後、吸引濾過して触媒を除去し、濾
液を減圧下留去すると、黄色固形物4.1gが得られた
。この固形物を蒸留水200mQに溶解し、1N−塩酸
でpH7に調整後、アンバーライlへCG−50、アン
モニア型:H型(7: 3) 300m(lに通し、吸
着させる。蒸留水 ↓危で洗浄後、O,INのアンモニ
ア水2.8Qで溶出させ、高圧電気泳動および薄層クロ
マトグラフィー〔展開溶媒:酢酸メチル/イソプロピル
アルコール/アンモニア水(45/105/60))で
検出にニンヒドリンおよびヨウ素呈色)しながら生成物
をあつめ、減圧濃縮後、凍結乾燥すると、無色粉末3.
5gが得られた。これをメタノール/エーテルで結晶化
することにより、無色結晶として表題化合物であるアミ
ノ糖の3.1g(収率87%)を得た。このものの物性
値は、次に示すとおりである。
m、p、 142〜144°C 〔α庁 −1,58,6°(c=1.0、C)+30H
)高圧電気泳動:移動度1.53にニンヒドリン呈色、
アラニン1.0として) I R: v !:A: 3370.3325.327
5.3050.29<1(1゜62 2705゜ 1020゜ 1580.1,340,1130.+085゜930.
830,760,730゜ 901 N M R(100MHz、  CD30D) :6 
2.44〜2.91. 3.24〜3.56. 4.4
4〜4.83゜7.36 参考製造例3 参考製造例2で得たベンジル 3,4−ジアミノ−3゜
4−ジデオキシ−L−キシロピラノシドの1.2gを酢
酸6m(Iおよび水30mQに溶解し、窒素気流中、]
]O%パラジウムー炭素0.6を水30mQ Lこ懸濁
させて加える。この溶液を50〜60℃に加温し、攪拌
しながら水素を1.05分間導入後、さらに2時間、5
0〜60’Cで攪拌する。反応終了後、吸引濾過し、水
洗しながら触媒を除去し、濾液と洗液あわせて約170
mRを]0%水酸化すトリウムで中和後、アンバーライ
hCG−50、アンモニア型:H型(7: 3) 10
0mflに通し、吸着させる。蒸留水工aで洗浄後、0
.1N3 のアンモニア水70(1mffで溶出させ、高圧電気泳
動および薄層クロマトグラフィー〔展開溶媒:酢酸メチ
ル/イソプロピルアルコール/アンモニア水(45:1
05:60))で検出にンヒ1ヘリンおよびヨウ素呈色
)しながら生成物をあつめ、減圧濃縮後、凍結乾燥する
と、淡黄色オイルとして標題化合物の0.75g (収
率1.00%)を得る。
(α)3’  −10,7°(c=1.0、H7O)高
圧電気泳動(アビセル5F−1020):移動度(アラ
ニン: 1.0) 2.37にンヒトリン呈色) 装 置: 5avant LT−48A電解液:ギ酸−
酢酸一水(25: 75 : 900溶、pH1,8) 電 圧: 3000V 時 間:15分 子 L C: Rf=0.29 吸着プレート:シリカゲル60F254展開剤:酢酸メ
チル/イソプロピルアルコール/アンモニア水(45:
 105 : 60)発色剤:ニンヒドリンおよびヨウ
素 aC1 ■Rニヤ  3250〜2850.1595〜1,48
0゜ax 1405〜1360.1041045−94O’N M
 R: (DMSO−dr、) 62.26〜2.54.2.84〜3.16.3.38
゜3.52〜3.76 更に、第2の本発明においては、−形式(1)の白金錯
体を有効成分とする抗腫瘍剤が提供される。
本発明の抗腫瘍剤を製造するにあたっては、常法により
、本発明の一般式(1)の化合物を有効成分として用い
、これを必要ならば補助剤とともに、製薬学的に許容で
きる担体と混合して、各種の型の製剤とすることができ
る。例えば、経口投与する場合には、錠剤、乳剤、顆粒
剤、散剤、カプセル剤などの固形製剤、または溶液、懸
濁液、乳剤等の液状製剤とすることができる。さらに非
経口投与する場合には、注射剤または坐剤とすることが
できる。この場合の担体は、錠剤、乳剤、顆粒剤、散剤
、カプセル剤とする場合には、乳糖、でんぷん、デキス
トリン、白糖、結晶セルロース、カオリン、炭酸カルシ
ウム、タルク、ステアリン酸マグネシウムなどが好まし
い。注射剤とする場合には、蒸留水かあるいは塩化ナト
リウム、塩化カリウムなどの塩溶液、たとえば生理食塩
水に溶解するのが好ましい。坐剤とする場合には、カカ
オ脂、ラウリン脂、グリセロゼラチン、マクロゴールな
どが好ましい。製剤中の本発明化合物の含有量は、患者
の年齢、症状などにより使用に便利な単位量が望まれる
。本発明化合物の医薬用投与量は、底入の腫瘍治療に対
して経口投与する場合、通常1日当たり400〜800
mg/kg、また非経口投与する場合、1日当たり10
0〜400mg/kgが好ましい。
次に本発明に係る化合物を抗腫瘍剤として使用する場合
の実施例を示すが、本発明は以下の実施例に限定される
ものではない。
夫巖鮭好 庄藍剋 化合物Nα13の化合物を300mg含有するようにバ
イアルに無菌的に分配し、凍結乾燥して水分を除き、使
用時に生理食塩水を100mU添加して注射剤66− とする。
去40剛創 襞□二赳 化合物Nα1の化合物50g、乳糖96g、結晶セルロ
ース27g、トウモロコシデンプン5g、ステアリン酸
マグネシウム2gの混合物(合計180 g )を直接
打錠して、直径8mm、重量180mgの錠剤とする。
本発明の白金錯体を抗腫瘍剤として用いると、次のよう
な効果がもたらされる。まず第1に、マウス白血病(L
−1210)に対して高い抗腫瘍効果を示す。したがっ
て、抗腫瘍剤、例えば、来丸腫瘍、膀胱癌、腎孟、尿道
腫瘍、前立腺癌、卵巣癌等に対する抗腫瘍剤として有用
である。第2に、化学療法係数が大きいので、抗腫瘍効
果を発揮する投与薬量幅が広く、安全に使用することが
できる。
第3に、人畜に対する急性毒性が低く、安全である。そ
して、抗腫瘍効果は、市販のCDDPと同等かそれ以上
であり、また類似の白金錯体の効果をしのぐものである
。また安全性等は市販のCDDP等よりも優れている。
7 次に、本発明の白金錯体の抗腫瘍剤としての作用効果な
どを試験例により説明する。
8腹 1)平均生存日数、生存率の測定 CDF1マウス(雄、5〜6週令)の腹腔内にマウス白
血病癌細胞(L−1210)を105個移植し、1日後
から各供試化合物の生理食塩水溶液を1日↓回の割合で
5日間連続して腹腔内に投与した。また薬剤無投与群(
対照群)は生理食塩水のみを薬剤投与群と同様に投与し
た。そして、癌細胞移植後のマウスの平均生存日数を求
め、対照群との対比で生存率(T/Cx 100)を算
出し、効果を判定した。
T:薬剤投与群の死亡に至るまでの日数C:無投与対照
群の死亡に至るまでの日数結果は第2表に示すとおりで
あり、化合物No、 10゜Na 1 ]、 、 Nn
 13、No、 15、Na22、N(123、No、
28およびNo、 32は対照薬剤のC:DDP (市販品) と同等か、 より 優れた抗腫瘍効果を示した。
第 表 筑 2 表(峙き) 0 筬 2L5(峙き) 7〕 74− 筬 裏(filiを) 75 2)化学療法係数の測定 さらに、薬剤無投与群に対して、130%生存率を示し
たときの供試化合物の投与量(T/CX100.o:第
1表から算出)と、最大生存率を示した時の最大投与量
(T/CX 100.ax:第1表から算出)を求め、
これから次式により供試化合物の化学療法係数(CI)
を算出し、効果の判定を行った。CI値が大きい程有効
である。
結果は、第3表に示すとおりであり、本発明化金物は、 対照薬剤のCDDP (市販品) より太き い値を示し、 有効幅が広いことが判明した。
第 3 表(続き) 供与動物としてCDF1系マウス(雄)を用い、−群5
匹(4週令)を使用した。
試験方法としては、上記マウスの腹腔内に、各化合物お
よびCDDPを投与した。注射の溶剤には生理食塩水を
用いた。投与後14日日までR察し、8− LD5.を求めた。
その結果は第4表に示すように、本発明化合物は、対照
薬剤のCDDP (市販剤)より毒性が弱いことが判明
した。
第4表 9 第 表(続き) 手続補正書 (自発) 平成 1年12月15目

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、Rは水素原子、アルキル基、シクロアルキル基
    、シクロアルキルアルキル基、アルコキシアルキル基、
    アルケニル基、アルキニル基、アリール基またはアラル
    キル基を示し、各々のXはハロゲン原子、基−SCN又
    は基−NO_3を示すか、または2箇のXが共同して次
    式 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼あるいは▲数式、化
    学式、表等があります▼ の構造を有する基(但しR_1およびR_2は、水素原
    子、低級アルキル基または−OMで示される基であり、
    Mは水素原子、あるいは1価のカチオンとなりうる原子
    である)を示す〕で表わされるL−キシロピラノシド白
    金錯体。 2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、Rは水素原子、アルキル基、シクロアルキル基
    、シクロアルキルアルキル基、アルコキシアルキル基、
    アルケニル基、アルキニル基、アリール基またはアラル
    キル基を示し、各々のXはハロゲン原子、基−SCN又
    は基−NO_3を示すか、または2箇のXが共同して次
    式 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼
    、 ▲数式、化学式、表等があります▼あるいは▲数式、化
    学式、表等があります▼ の構造を有する基(但しR_1およびR_2は、水素原
    子、低級アルキル基または−OMで示される基であり、
    Mは水素原子、あるいは1価のカチオンとなりうる原子
    である)を示す〕で表わされるL−キシロピラノシド白
    金錯体を活性成分として含有することを特徴とする抗腫
    瘍剤。
JP26517689A 1989-10-13 1989-10-13 新規な白金錯体および抗腫瘍剤 Pending JPH03127796A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009143913A (ja) * 2002-06-14 2009-07-02 Keppler Bernhard K 腫瘍阻害性白金(ii)オキサラート錯体

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