JPS6222761B2 - - Google Patents

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JPS6222761B2
JPS6222761B2 JP52062043A JP6204377A JPS6222761B2 JP S6222761 B2 JPS6222761 B2 JP S6222761B2 JP 52062043 A JP52062043 A JP 52062043A JP 6204377 A JP6204377 A JP 6204377A JP S6222761 B2 JPS6222761 B2 JP S6222761B2
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JP
Japan
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rubber elastic
expanded
case
hole
expansion
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Application number
JP52062043A
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English (en)
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JPS52145899A (en
Inventor
Hetsupunaa Kurausu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Andreas Stihl AG and Co KG
Original Assignee
Andreas Stihl AG and Co KG
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Filing date
Publication date
Application filed by Andreas Stihl AG and Co KG filed Critical Andreas Stihl AG and Co KG
Publication of JPS52145899A publication Critical patent/JPS52145899A/ja
Publication of JPS6222761B2 publication Critical patent/JPS6222761B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27BSAWS FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL; COMPONENTS OR ACCESSORIES THEREFOR
    • B27B17/00Chain saws; Equipment therefor
    • B27B17/0033Devices for attenuation of vibrations
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F1/00Springs
    • F16F1/36Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers
    • F16F1/373Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers characterised by having a particular shape
    • F16F1/3732Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers characterised by having a particular shape having an annular or the like shape, e.g. grommet-type resilient mountings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Sawing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、グリツプを有するグリツプケース部
分とクランクケース部分とを備え、該クランクケ
ース部分が少なくとも一つの振動減衰ゴム弾性緩
衝部材を介してグリツプケース部分に連結されて
いるパワーチエーンソーに関する。
従来技術 公知の構成においては、振動減衰用に設けられ
た減衰要素とも称せられるゴム弾性緩衝部材が複
数部分に構成されたケーシング内に配設されてい
る。この場合チエーソーのケーシングは縦方向、
即ちソーの刃の方向において、ケーシングの中央
に位置するグリツプケース部分と、このグリツプ
ケース部分の側方に位置する2つのクランクケー
ス部分とに分割され、これらの部分は、ケーシン
グに一体のゴム弾性緩衝部材によつて連結されて
いる。これらのゴム弾性緩衝部材はできる限りケ
ーシングにおいて互いに離れて配設され、しかも
良好な減衰が得られるように比較的軟質なゴムか
ら作られている。さらにゴム弾性緩衝部材はケー
シングにしつかりと固定され、これによつてゴム
弾性緩衝部材は全ての方向に負荷され得るように
なつている。これらゴム弾性緩衝部材は、比較的
強い持続負荷に耐え得ないため、時々これらを交
換する必要がある。この交換は作業場で、即ち森
林や現場等で特別な工具を必要とせず、しかもチ
エーンソー全体を分解することなく行ない得るよ
うにすべきである。しかし従来公知の構成では、
チエーンソーの利用者が作業場でゴム弾性緩衝部
材を簡単に交換することは困難であつた。
目 的 本発明の目的は、ゴム弾性緩衝部材の交換を作
業場で特別な工具を必要とせずに、しかもチエー
ンソーのケーシングを分解することなく行なえる
ようにすることである。
構 成 本発明は、上記目的を達成するため、ゴム弾性
緩衝部材が、グリツプケース部分に固定手段によ
り固定され、ゴム弾性緩衝部材の非固定部分が、
クランクケース部分に設けられるケース穴のなか
へ突出していること、ゴム弾性緩衝部材が、外部
から挿入及び取り出し可能な開拡手段を受容する
ための開拡穴を有し、この開拡穴は、前記固定手
段の着脱を可能にする穴でもあること、開拡手段
が、弾性的に開拡可能に形成され、且つ該開拡手
段を開拡させる第2の開拡手段のための挿入穴を
有し、該挿入穴が第2の開拡手段の挿入方向に先
細りに形成されていること、開拡される前のゴム
弾性緩衝部材の非固定部分の外周面と前記ケース
穴の内壁面との間に自由空間が形成され、該自由
空間が、開拡される前にゴム弾性緩衝部材の非固
定部分の外周面と、前記ケース穴の内壁面の少な
くとも一部にして第2の開拡手段の前記挿入方向
に開くように傾斜して延びる内壁面の少なくとも
一部とによつて成される空間部分を有し、この空
間部分に開拡されたゴム弾性緩衝部材の少なくと
も一部が突出して前記内壁面に当接するようにし
たことを特徴とするものである。
さらに本発明は、ゴム弾性緩衝部材が、グリツ
プケース部分に固定手段により固定され、ゴム弾
性緩衝部材の非固定部分が、クランクケース部分
に設けられるケース穴のなかへ突出しているこ
と、ゴム弾性緩衝部材が、外部から挿入及び取り
出し可能な開拡手段を受容するための開拡穴を有
し、この開拡穴は、前記固定手段の着脱を可能に
する穴でもあること、開拡手段が、開拡前の開拡
穴の内径よりも大きな直径をもつ部分を有してい
ること、開拡される前のゴム弾性緩衝部材の非固
定部分の外周面と前記ケース穴の内壁面との間に
自由空間が形成され、該自由空間が、開拡される
前のゴム弾性緩衝部材の非固定部分の外周面と、
前記ケース穴の内壁面の少なくとも一部にして前
記固定手段の取付け方向に開くように傾斜して延
びる内壁面の少なくとも一部とによつて成される
空間部分を有し、この空間部分に開拡されたゴム
弾性緩衝部材の少なくとも一部が突出して前記内
壁面に当接するようにしたことを特徴とするもの
である。
実施例 次に、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
第1図において、クランクケース部分1には、
シリンダ2′を備えたクランクケース2と、クラ
ンク軸3と、連接棒4とピストン5とが設けられ
ている。第2図から明らかな如く、このクランク
ケース部分1は中央のケース部分6、即ち所謂グ
リツプケース部分の両縦側に配設されている。こ
のグリツプケース部分6には、後部グリツプ7
と、ほぼU字形に形成された前部グリツプ(図示
せず)とが設けられている。本例においては、グ
リツプケース部分6とクランクケース部分1とは
3つの位置A,B,C(第1図参照)で互に連結
されている。エンジンユニツトから生ずる振動が
連結位置においてクランクケース部分1からグリ
ツプケース部分6に伝わる際この振動を充分に減
衰させるため、ケース部分1と6の間における両
連結位置にはゴム弾性緩衝部材7′,7″が配設さ
れている。ゴム弾性緩衝部材のグリツプケース部
分側の端面8,8′は、該端面に対して平行なグ
リツプケース部分6の端面に当接している。ゴム
弾性緩衝部材は、グリツプケース部分6のねじ1
0,10′にねじ込まれる固定手段としての取付
ねじ9,9′によつてグリツプケース部分6に固
定される。ゴム弾性緩衝部材7′,7″の非固定部
分は、クランクケース部分1に設けられるケース
穴23,23′のなかへ突出している。
取付ねじ9,9′は、頭付ねじとして構成さ
れ、特に円筒頭ねじとして構成されていれば都合
がよい、この取付ねじ9,9′の当接面は、それ
ぞれ支え部12,12′に当接している。支え部
は、ゴム弾性緩衝部材7′,7″の後述する開拡穴
13,13′の幅狭部分によつて形成されてい
る。ゴム弾性緩衝部材7′,7″の端面8,8′に
は金属性の支え部材14,14′を配置すること
ができる。この支え部材は、所謂振動減衰要素の
場合のようにゴム弾性緩衝部材7′,7″の端面で
加硫することができる。図示した実施例において
は、金属性の端面側支え部材14,14′が軸方
向のボス部を有し、このボス部は、取付ねじの内
側支え面にまで達して、取付ねじ用の支え部1
2,12′を補強している。
ゴム弾性緩衝部材7′,7″が破損した場合にケ
ース部分1と6が互いに離脱することがないよう
にするために、金属性の支え部14,14′の高
さを含めた取付ねじの頭部の高さは、クランクケ
ース部分1とグリツプケース部分6の間の間隙1
5,15′よりも大きく保たれる。機能を充分に
果たし得なくなり又は使用に耐え得なくなつたゴ
ム弾性緩衝部材を特別な工具を用いずに作業場で
簡単に交換できるようにするため、ゴム弾性緩衝
部材7′,7″は取付ねじ9,9′の取付け方向1
1,11′に対し横方向に開拡可能に形成され、
外部から挿入且つ取り出し可能な開拡手段を受け
入れるための開拡穴13,13′を有している。
この開拡穴13,13′は、前記取付ねじ9,
9′の着脱を可能にする穴でもある。
開拡手段としては、弾性的に開拡可能に形成さ
れた開拡プラグ16,16′が用いられる。開拡
プラグ16,16′は合成樹脂から成るのが望ま
しい。ゴム弾性緩衝部材7′,7″は、開拡前に円
筒状の外周面17,17′を有しているのが好都
合で、しかも第2図から判るように半径方向に突
出する肩18,18′を備えていることが望まし
い。肩18,18′はそれぞれ半径方向内方に当
接面19,19′を有し、クランクケース部分1
には上記当接面に対応して同様に半径方向に形成
された対向当接面を有し、上記肩における当接面
が開拡状態においてこの対向当接面に対接し、肩
はクランクケースにおけるこの半径方向対向面に
対し前記取付け方向(矢印11,11′)に押圧
される。ゴム弾性緩衝部材7′又は7″の自由端面
には、当接面19,19′に対し平行な面20,
20′が形成され、閉鎖栓として形成された開拡
プラグ16,16′の差込まれた自由端が上記面
20,20′に対して位置する。
ゴム弾性緩衝部材7′又は7″が円筒状の形とは
違つた他の形態を有するように構成することもで
きる。要するに、一方ではゴム弾性緩衝部材が取
付ねじ9,9′によつてグリツプケース部分に対
して固定され、しかもゴム弾性緩衝部材の非固定
部分が任意の形態に形成された開拡手段によつて
クランクケース部分1のケース穴23,23′の
内壁面に対して押圧されてこれに当接し、これに
よつてクランクケース部分1の振動が専らゴム弾
性緩衝部材7′,7″を介してグリツプケース部分
6に移行するようにすればよいのである。しかし
ながら、ゴム弾性緩衝部材に関する好ましい実施
例においては、前記取付方向11又は11′に対
して横方向からみた断面において開拡穴13又は
13′の内周面線及び/又は外周面線が円状に延
在しており、これは、まだ開拡変形していないゴ
ム弾性緩衝部材7″を示した第2図の右方部分の
状態から理解できる。
開拡穴13,13′は、取付ねじ9,9′の取付
け状態を安定するため、取付ねじの取付固定領域
において取付ねじ9又は9′用の支え部12又は
12′の方向に縮少形成されており、その結果前
記取付固定領域でゴム弾性緩衝部材7′,7″は、
支え部12,12′の方向に肉厚に形成されてい
る。これによつてゴム弾性緩衝部材の非固定部分
が充分な弾性変形性を有するのに対し、支え部1
2,12′は充分な剛性を有することになる。
開拡プラグ16,16′には、突出部21,2
1′として形成された回転止めを設けることがで
きる。この回転止め突出部21,21′は、クラ
ンクケース部分の対応する切欠きに係合し、開拡
プラグの回転を阻止する。
第2図及び第3図に示した開拡プラグ16,1
6′は頭部16a,16′aを有し、これに開拡ウ
エブ16b,16′bが接続する。開拡頭部16
a及びこれに接続する開拡ウエブ16b(16′
a及び16′b)には中心の挿入穴16c,1
6′cが貫通して延び、この挿入穴は、前記取付
け方向11,11′に円錘状に先細りに形成され
ていれば都合がよい。この挿入穴16c,16′
cには、第2の開拡手段としてのねじ22,2
2′がねじ込まれ、これによつて開拡ウエブ16
b,16′bは半径方向に開拡されて開拡穴13
又は13′の内壁に当接し、そしてこれにより変
形可能なゴム弾性緩衝部材7′,7″の非固定部分
が半径方向に開拡され、非固定部分の外周面は、
クランクケース部分1のケース穴23,23′に
当接する。
開拡ウエブ16bは簡単な形態で、軸方向のス
リツト16d又はスリツト状の切欠きによつて頭
部16aに対向するウエブ部分16bに形成され
る。開拡プラグ16の頭部16aには、更にリン
グ状の突出部16eが設けられている。このリン
グ状突出部の外形は、クランクケース部分1に設
けられたケース穴23,23′の内径に対応し、
従つて開拡プラグ16,16′は、ケース穴2
3,23′に挿入された後は、ケース穴23,2
3′に遊びを持たずに密着し、その自由端20,
20′は、ゴム弾性緩衝部材7′,7″の端面に当
接する。
クランクケース部分1のケース穴23,23′
には、開拡される前のゴム弾性緩衝部材7′,
7″の非固定部分の外周面とケース穴23,2
3′の内壁面との間に自由空間23′aが形成され
ている(第4図)。この自由空間は、開拡される
前のゴム弾性緩衝部材7′,7″の非固定部分の外
周面と、ケース穴23,23′の内壁面の少なく
とも一部にしてねじ22,22′の挿入方向に開
くように傾斜して延びる内壁面の少なくとも一部
(傾斜面19′a)とによつて成される空間部分2
3′bを有している。この空間部分に、開拡され
たゴム弾性緩衝部材の一部が突出して、ケース穴
23,23′の内壁面に当接する。
第2図に示した実施例においては、第2図の右
方部においてゴム弾性緩衝部材7″が頭付ねじ
9′によつてグリツプケース部分6に取付固定さ
れる。開拡プラグ16′は、ゴム弾性緩衝部材
7″の開拡穴13′に挿入され、開拡ウエブ16′
bの外面は開拡穴13′の内壁に当接する。開拡
ねじ22′が開拡プラグ16′の挿入穴16′cに
ねじ込まれると、ウエブ16′bは半径方向に拡
がり、しかも弾性変形下に、傾斜面19′aに対
してゴム弾性緩衝部材7″の非固定部分を押圧す
る。最終的に開拡した後、即ち開拡ねじ22′が
ねじ込まれた後には、開拡ウエブ16′bは第2
図の左部分に示した開拡状態を占め、且つゴム弾
性緩衝部材の非固定部分は、第2図の左部分に示
した様に変形し、ゴム弾性緩衝部材7″の外周面
17′は傾斜面19′aに当接する。肩18′の半
径方向当接面19′は、クランクケース部分1に
対応して延在する環状の当接面に押圧される。
第5図は、本発明の第2の実施例である。この
実施例では、開拡手段はクランクケース部分1′
のケース穴23″を外部に対して閉塞させる用を
も成す閉塞栓24として形成されている。閉塞栓
24は合成樹脂から成るのが好都合である。閉塞
栓24は、ケース穴23″の壁面に当接する円筒
状の部分24′を有している。さらに閉塞栓24
は、円筒状の部分24′に接続し取付ねじ9″の取
付け方向に先細りになつている截頭円錘状の部分
24″を有している。符号6′はグリツプケース部
分である。
ゴム弾性緩衝部材7に設けられる開拡穴1
3″は、この実施例の場合、該開拡穴13″の開口
端から取付ねじ9″の取付け方向に延びている円
筒状の穴と、該円筒状の穴に接続し取付ねじ9″
の取付け方向に先細りになつている穴とから構成
されている。第5図は、開拡手段としての閉塞栓
24を開拡穴13″に挿入した状態で示したもの
であるが、閉塞栓24の截頭円錐状の部分24″
を開拡穴13″の円筒状部分に挿入することによ
つて、閉塞栓24がゴム弾性緩衝部材7の自由
端に当接するとともに、ゴム弾性緩衝部材7が
開拡される。開拡されたゴム弾性緩衝部材7
は、第2図に示した実施例の場合と同様にケース
穴23″の傾斜面19″aに当接する。
なお前記截頭円錐状の部分24″の先端部の直
径が、挿入を容易にするため、開拡前における開
拡穴13″の円筒状部分の内径よりも小さく選定
されているのは言うまでもない。
符号28は、クランクケース部分1′の環状の
切欠きにはめ込まれたスナツプリング28で、前
記取付ねじ9″の取付け方向における閉塞栓24
の位置を固定している。
このように第5図の実施例における開拡手段と
しての閉塞栓24は、第2図の実施例における第
1の開拡プラグ16,16′と、第2の開拡手段
としての開拡手段22,22′とを兼ねるもので
あつて、構成が簡潔になつている。
同様に第6図に示す第3の実施例も構成が簡潔
で有利である。この実施例では、開拡手段とし
て、開拡前の開拡穴13の内径よりも大きな直
径をもつ弾性リング29が用いられる。この弾性
リング29は、開拡穴13に挿入された後、開
拡穴13の穴壁に形成された切欠きにはめ込ま
れる。弾性リング29も、ゴム弾性緩衝部材7〓
の非固定部分の一部をケース穴23の傾斜面1
9aに当接させる。ゴム弾性緩衝部材7〓の自
由端には、作用力を良好に受け止めるため、金属
製リング30、特にアングルリングの形態をした
リングが設けられている。このアングルリング
は、ゴム弾性緩衝部材7〓の自由端側で加硫する
こともできる。ゴム弾性緩衝部材7〓の自由端側
には栓31が設けられ、この栓はクランクケース
部分1″のケース穴23に挿入され、防塵作用
を及ぼす。符号6″はグリツプケース部分、符号
9は取付ねじである。
効 果 本発明によれば、ゴム弾性緩衝部材を取付ける
にあたつては、クランクケース部分のケース孔に
ゴム弾性緩衝部材を挿入して、固定手段によりゴ
ム弾性緩衝部材をグリツプケース部分に固定し、
次に開拡手段をゴム弾性緩衝部材の開拡穴に挿入
するだけでよい。従つて特別な工具を必要とせ
ず、またケーシングを分解することなしにゴム弾
性緩衝部材の取付け或は交換が可能になる。
さらに本発明によれば、開拡されたゴム弾性緩
衝部材がクランクケース部分のケース孔の少なく
とも一部に形成された傾斜面に当接するので、ク
ランクケース部分からグリツブケース部分に伝わ
る振動を効果的に減衰させることができる。それ
というのも、前記傾斜面にゴム弾性緩衝部材の一
部が当接することによつてゴム弾性緩衝部材の内
部に前記傾斜面に対して垂直方向の応力(圧縮応
力)と、前記傾斜面に対して接線方向の応力(接
線応力)とが生じ、これらの応力が前記垂直方向
に伝わる振動と、前記接線方向に伝わる振動とを
減衰させるうえで効果的な作用を及ぼすからであ
る。
第5図と第6図に示した構成は、構造が簡潔な
ので大量生産にも適している。開拡手段は、本来
の開拡機能のほか、同時にシール機能をも果し、
従つて取付位置の汚れを防止する。
【図面の簡単な説明】
第1図はパワーチエーンソーの縦断面図、第2
図は第1図に示した取付位置Aにおけるクランク
ケース部分とグリツプケース部分との間の弾性的
な固定状態を示す横断面図であつて、その場合、
図の左側部分はゴム弾性緩衝部材が組込まれた状
態、即ち開拡した状態を示し、図の右側部分は、
ゴム弾性緩衝部材がケースに挿入されているが開
拡されていない状態を示し、第3図は第2図にお
いて使用されている開拡プラグを、ケース孔への
挿入方向と反対側からみた背面図、第4図は第2
図の右側部分の拡大図、第5図と第6図はそれぞ
れ他の実施例を示す図である。 1,1′,1″……クランクケース部分、6,
6′,6″……グリツプケース部分、7′,7″,7
,7〓……ゴム弾性緩衝部材、9,9′,9″,
9……固定手段、13,13′,13″,13
……開拡穴、16,16′,24,29……開拡
手段、19a,19′a,19″a,19a……
傾斜面、22,22′……第2の開拡手段、2
3,23′,23″,23……ケース穴、23′
a……自由空間、23′b……空間部分。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 グリツプを設けたグリツプケース部分とクラ
    ンクケース部分とを備え、該クランクケース部分
    が、振動を減衰させる少なくとも1つのゴム弾性
    緩衝部材を介してグリツプケース部分と結合され
    ているパワーチエーンソーにおいて、ゴム弾性緩
    衝部材7′,7″が、グリツプケース部分6に固定
    手段9,9′により固定され、ゴム弾性緩衝部材
    7′,7″の非固定部分が、クランクケース部分1
    に設けられるケース穴23,23′のなかへ突出
    していること、ゴム弾性緩衝部材7′,7″が、外
    部から挿入及び取り出し可能な開拡手段16,1
    6′を受容するための開拡穴13,13′を有し、
    この開拡穴13,13′は、前記固定手段9,
    9′の着脱を可能にする穴でもあること、開拡手
    段16,16′が、弾性的に開拡可能に形成さ
    れ、且つ該開拡手段を開拡させる第2の開拡手段
    22,22′のための挿入穴16c,16′cを有
    し、該挿入穴16c,16′cが第2の開拡手段
    22,22′の挿入方向に先細りに形成されてい
    ること、開拡される前のゴム弾性緩衝部材7′,
    7″の非固定部分の外周面と前記ケース穴23,
    23′の内壁面との間に自由空間23′aが形成さ
    れ、該自由空間が、開拡される前のゴム弾性緩衝
    部材7′,7″の非固定部分の外周面と、前記ケー
    ス穴23,23′の内壁面の少なくとも一部にし
    て第2の開拡手段22,22″の前記挿入方向に
    開くように傾斜して延びる内壁面の少なくとも一
    部19a,19′aとによつて成される空間部分
    23′bを有し、この空間部分に開拡されたゴム
    弾性緩衝部材7′,7″の少なくとも一部が突出し
    て前記内壁面に当接するようにしたことを特徴と
    するパワーチエーンソー。 2 グリツプを設けたグリツプケース部分とクラ
    ンクケース部分とを備え、該クランクケース部分
    が、振動を減衰させる少なくとも1つのゴム弾性
    緩衝部材を介してグリツプケース部分と結合され
    ているパワーチエーンソーにおいて、ゴム弾性緩
    衝部材7,7〓が、グリツプケース部分6′,
    6″に固定手段9″,9により固定され、ゴム弾
    性緩衝部材7,7〓の非固定部分が、クランク
    ケース部分1′,1″に設けられるケース穴2
    3″,23のなかへ突出していること、ゴム弾
    性緩衝部材7,7〓が、外部から挿入及び取り
    出し可能な開拡手段24,29を受容するための
    開拡穴13″,13を有し、この開拡穴13″,
    13は、前記固定手段9″,9の着脱を可能
    にする穴でもあること、開拡手段24,29が、
    開拡前の開拡穴13″,13の内径よりも大き
    な直径をもつ部分を有していること、開拡される
    前のゴム弾性緩衝部材7,7〓の非固定部分の
    外周面と前記ケース穴23″,23の内壁面と
    の間に自由空間が形成され、該自由空間が、開拡
    される前のゴム弾性緩衝部材7,7〓の非固定
    部分の外周面と、前記ケース穴23″,23の
    内壁面の少なくとも一部にして前記固定手段
    9″,9の取付け方向に開くように傾斜して延
    びる内壁面の少なくとも一部とによつて成される
    空間部分を有し、この空間部分に開拡されたゴム
    弾性緩衝部材7,7〓の少なくとも一部が突出
    して前記内壁面に当接するようにしたことを特徴
    とするパワーチエーンソー。 3 開拡手段24の、開拡前の開拡穴13″内径
    よりも大きな直径をもつ前記部分が、前記固定手
    段9″の取付け方向に先細りになつている截頭円
    錘状の部分24″を有し、該截頭円錘状の部分2
    4″の先端部の直径が、開拡前の開拡穴の内径に
    ほぼ等しいことを特徴とする、特許請求の範囲第
    2項に記載のパワーチエーンソー。 4 開拡手段29が、開拡前の開拡穴13の内
    径よりも大きな直径をもつ弾性リングとして形成
    されていることを特徴とする、特許請求の範囲第
    2項に記載のパワーチエーンソー。
JP6204377A 1976-05-28 1977-05-27 Motor chain Granted JPS52145899A (en)

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