JPS62227347A - 超音波処置装置 - Google Patents

超音波処置装置

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Publication number
JPS62227347A
JPS62227347A JP61069958A JP6995886A JPS62227347A JP S62227347 A JPS62227347 A JP S62227347A JP 61069958 A JP61069958 A JP 61069958A JP 6995886 A JP6995886 A JP 6995886A JP S62227347 A JPS62227347 A JP S62227347A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission member
vibration transmission
frequency
ultrasonic
ultrasonic treatment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61069958A
Other languages
English (en)
Inventor
耕司 田口
達夫 長崎
英嗣 生田
藤森 弘義
愼一 今出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP61069958A priority Critical patent/JPS62227347A/ja
Publication of JPS62227347A publication Critical patent/JPS62227347A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、超音波振動で前立腺切除、結石破壊等の処
置を行なう超音波処置装置の改善に関する。
〔従来の技術〕
最近、超音波処置装置を用いて、前立腺の切除術、結石
の破壊術といった処置が行なわれるようになってきた。
これには、従来、第2図に示されるように本体部1とな
る超音波振動子2にホーン3を連結するとともに、その
ホーン3の先端にバイブよりなる振動伝達部材4を連結
した構造が用いられている。こうした超音波処置装置は
、超音波振動子2から発生する振動をホーンで増幅(集
中)したのち、振動伝達部材4に伝達させるようにして
いて、振動伝達部材4の先端を生体内の患部組織に押し
当てることにより、先端の振動で組織を破砕したり、乳
化させたりする。
ところで、こうした超音波処置装置おいては、振動伝達
部材4上へその振動伝達部材4の先端を振幅の腹とした
周波数を伝えることが行われ、これにより定在波を形成
して先端を振動させていた。
そして、最も効率良く処置を行なうようにしていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、こうした超音波処置装置は振動伝達部材4の
寿命が短い難点がある。
具体的には、超音波処置装置では振幅が節となる振動伝
達部材4の部分に応力が集中することは知られている。
ところが、同一の周波数を使用するので、その部分と同
じ部位に常に節が形成されることになり、その部分がど
うしても疲労破壊を起こし易くなっていた。
この発明はこのような問題点に着目してなされたもので
、振動伝達部材の寿命を長くすることができるようにす
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕この装置では
、異なる振動を発生する少なくとも2つ以上の超音波振
動子10a、10bを設け、これら超音波振動子IQa
、10bの発振周波数を、使用する周波数をfA、fB
  (fAefs)としたとき、fB* (2n+1)
fA  (但し、n=0、1,2、…)となる周波数に
定めることにより、使用する周波数fA、f、の可変か
ら、応力が集中する節の位置を変える。
〔実施例〕 以下、この発明を第1図に示す一実施例にもとづいて説
明する。なお、第1図おいて、先の[従来の技術」の項
で述べた第2図と同じ部分には同一符号を附して説明を
省略し、この項では第2図と異なる部位である要部につ
いて説明することにする。
すなわち、異なる振動を発生する超音波振動子10a、
10bを直列に組合せて本体部1としており、各超音波
振動子10a、10bから発生した振動をホーン3を通
じ振動伝達部材4の先端へ伝えることができるようにし
ている。超音波振動子10aから発生する周波数fA、
超音波振動子10bから発生する周波数fBは、いずれ
も振動伝達部材4の先端を腹とした異なる周波数が使用
され、振動伝達部材4上に定在波を形成するようにして
いる。たとえば超音波振動子10aからは、振動伝達部
材4の長さに対し1/2.5とした周波数fAが発生さ
れる。また超音波振動子10bからは、fAの節の位置
N1を避けるような、振動伝達部材4の長さに対し11
5とした周波数fBが発生されている。詳しくは、fA
<f3の関係にある周波数fA、f9は、fB≠(2n
+1)fA (但し、nは整数: 0,1,2.−)の
式で表わされた「節が振動伝達部材4上で重ならない条
件」から決定されている。
そして、こうした超音波処置装置は、超音波振動子10
aに駆動電圧を印加して作動させれば、超音波振動子1
0aから周波数f^の振動が発生する。そして、振動伝
達部材4上にその定在波が第1図に示されるように形成
され、N1で示す位置に振幅の節が形成される。そして
、この振動伝達部材4の先端を患部(図示しない)に当
てれば、先端の振動で患部組織を破砕したり、乳化させ
たら前方のホーン先端までの波長λ’ a’ /4を示
す。
そして、こうした処置中、各N1の節には応力が集中し
ているのである。具体的には、たとえば周波数26KH
zで駆動して振動伝達部材4の先端を400μm振動さ
せたとき、Nl(節)における応力はチタン合金(E 
−11550kg/u2)の場合、70kg/IIII
!2ともなる。
ここで、このまま同一の周波数fAを継続的に使用した
のでは、特定部分(節)に発生する応力によって、他の
部分が何でもないにもかかわらず振動伝達部材4の寿命
がきてしまう。
そこで、この発明では超音波振動子10aに変え、超音
波振動子10bを使用して、特定部分(節)のみに応力
が加わらないようにしている。
すなわち、超音波振動子10bからはf、≠(2n+1
)fhの条件を満たす波長の小さい周波数fBが発生さ
れる。そして、これにてN1を避ける位置N2に節をも
つ定在波が振動伝達部材4上に形成され、振動伝達部材
4の先端に伝わる振動で、先の周波数fAのときと同様
、処置できることになる。なお、Cは超音波振動子10
bから後方の波長λs/4.Bは超音波振動子10bか
ら前方のホーン先端までの波長 3λ′B/4を示す。
ここで、同一位置に節ができない条件について述べれば
、振動伝達部材4上では、λ’A−(1+20)λ′B
の場合に節が重なる。つまり逆のrfn≠(2n+1)
fA (但し、nは整数:0゜1.2.・・・)」が、
節の位置が重ならない条件となり、同一な位置を節とせ
ずに、どちらの共振周波数fA、fBでも使用できるこ
とがわかる。
故に、こうして応力が集中する位置を変えることにより
、その分、疲労破壊の発生を防すことができ、振動伝達
部材4の寿命を延すことができる。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば、応力が集中する
節の位置を変えることができるようになる。この結果、
振動伝達部材における疲労破壊を防いで、寿命を延ばす
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は超音波処置装置を、節の位置が異なる複数の周
波数の分布と共に示す断面図、第2図は従来の超音波処
置装置を周波数の分布と共に示す断面図である。 3・・・ホーン、4・・・振動伝達部材、10a。 10b・・・超音波振動子、fA、fB・・・周波数、
Nl、N2・・・節の位置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 異なる振動を発生する少なくとも2つ以上の超音波振動
    子を設け、これら超音波振動子で発生した振動をホーン
    を介し目的の部位へ伝達する振動伝達部材を設け、かつ
    前記超音波振動子の発振周波数を、使用する周波数をf
    _A、f_B(f_A<f_B)としたとき、f_B≠
    (2n+1)f_A(但し、n=0、1、2、…)とな
    る周波数に定めてなることを特徴とする超音波処置装置
JP61069958A 1986-03-28 1986-03-28 超音波処置装置 Pending JPS62227347A (ja)

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JP61069958A JPS62227347A (ja) 1986-03-28 1986-03-28 超音波処置装置

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JPS62227347A true JPS62227347A (ja) 1987-10-06

Family

ID=13417670

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JP61069958A Pending JPS62227347A (ja) 1986-03-28 1986-03-28 超音波処置装置

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JP (1) JPS62227347A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02116359A (ja) * 1988-10-27 1990-05-01 Olympus Optical Co Ltd 超音波吸引装置
US10603064B2 (en) 2016-11-28 2020-03-31 Ethicon Llc Ultrasonic transducer

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02116359A (ja) * 1988-10-27 1990-05-01 Olympus Optical Co Ltd 超音波吸引装置
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