JPS60206471A - 超音波振動装置 - Google Patents

超音波振動装置

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JPS60206471A
JPS60206471A JP6390384A JP6390384A JPS60206471A JP S60206471 A JPS60206471 A JP S60206471A JP 6390384 A JP6390384 A JP 6390384A JP 6390384 A JP6390384 A JP 6390384A JP S60206471 A JPS60206471 A JP S60206471A
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JP
Japan
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horn
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vibrator
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ultrasonic
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JP6390384A
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吉田 国光
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、超音波振動装置に係り、特に、振動素子の端
面に共振体が取付けられて形成された超音波振動子と、
その超音波振動子の先端に取付けられたホーンとにより
構成され、超音波振動子の振動に基いてホーンの先端に
拡大された振動エネルギーを発生する超音波振動装置に
関するものである。
[従来技術〕 従来、ホーン先端の振動エネルギーの振幅を拡大するた
めに、振動素子を駆動する駆動電気信号の半波長の長さ
を有するホーンの形状をその略中間位置より断面積を小
さくすることに実りホーン先端の振幅を大きくするよう
にすることが行われていた。黙しながら、超音波振動装
置においては、ホーンの軸線方向の振動、すなわち、縦
振動を利用するものであることから、横振動が発生しな
いようなホーン形状にする必要があり、ホーンの基端側
の直径を超音波の横波に共振する長さ以下にしなければ
、ホーンの横方向、すなわち、ホーン軸線方向と直交す
る方向の振動が大きくなってしまい、ホーンの軸線方向
、すなわち、縦方向の振動が減衰するといった現象が生
じる。また、ホーンの開放端側の断面積を小さくし過ぎ
ると、ホーンの強度が低下し、耐久性に問題が生じる。
そのため、ホーン基端側及び開放端側の断面積の大きさ
が制限されて、基端側と開放端側との断面積の比を大き
くすることができないことから十分に大きな振幅を4び
ることができなかった。
また、従来においては、ホーンの形状を基端側より開放
端に向って直線状若しくは曲線状に次第に断面積を小さ
くするようにして開放端の振幅を拡大することも行われ
ていたが、その製作が難しいものであった。
[目的] そこで、本発明は、そのような実情に鑑みてなされたも
のであり、従来よりも大きな振幅を得ることができると
共に、容易に製作し得る超音波振動装置を提供するもの
である。
[解決手段] 上記目的を達成するために、本発明においては、振動素
子を駆動する駆動電気信号の半波長の整数倍の長さを有
する超音波振動子の先端に、前記半波長の整数倍の長さ
を有するホーンを配設し、そのホーンの前記超音波振動
子側の基端の断面積を超音波振動子の先端よりも大きく
形成すると共に、ホーンの基端に前記超音波振動子の先
端を挿入して取付けるための取付用孔部を設けるように
構成しCいる。
[実施例] 以下に本発明を具体化した一実施例を示す第1図に従っ
て説明する。
振動子1は、圧電現象を示す物質2とその端面に付着さ
れた電極板3とからなる振動素子4と、その振動素子4
の両端面に取付けられた二個の共振体5とから構成され
ており、前記電極板3は超音波発振器6に接続されてい
る。また、振動子1は前記超音波発振器6により前記物
質2に加えられる駆動電気信号の半波長の長さに形成さ
れている。
前記振動子1の先端には第一ボーン7が取付(プられ、
その第一ホーン7は、前記駆動電気信号の半波長の長さ
を有すると共に、その長ざの中火位置より前記振動子1
側の基端側が前記振動子1の断面積よりも大ぎく形成さ
れている。
前記第一ホーン7の先端には、第二ホーン8が配設され
、その第二ホーン8は、前記第一ホーン7と同様に前記
駆動電気信号の半波長の長さに形成されると共に、その
長さの中央位置より第一ホーン7側の基端側が前記第一
ホーン7の基端よりもわずかに大きな断面積を有するよ
うに形成されている。また、第二ホーン8の基端側の端
面には、前記第一ホーン7の先端が挿入可能な取付用孔
部9が設けられており、その取付用孔部9内に第一ホー
ン7の先端が挿入されて第一ホーン7と第二ホーン8と
が固定されている。このように、この超音波振動装置1
0は振動子1と第一ホーン7と第二ホーン8とから構成
されている。
次に、超音波振動装置10の動作を説明する。
前記物質2に前記超音波発振器6より電極板3を介して
振動子1の共振周波数に等しい周波数を有する駆動電気
信号が印加されると、前記物質2がその厚み方向に伸縮
運動すると共に、その振動子1は伸縮運動している前記
物質2により励振されて、同様に伸縮運動を行う。
この伸縮運動の振幅は第1図aに示す振動振幅分布図の
ように振動素子4の中央部においてほば零、共振体5b
と第一ホーン7との接合面において大、第一ホーンの中
央部において零、第一ホーンの先端において前記共振体
5bと第一ホーン7との接合面よりも人となり、第二ホ
ーンの中火部にわいて零、第二ホーン8の先端において
更に大となっている。
尚、第一ホーン7、第二ホーン8において、基端側より
も先端側の方の振幅が大きくなっているが、これは夫々
先端側の方が断面積が小さいためである。また、第一ホ
ーン7の先端と第二ホーン8の基端との間においては、
第一ホーン7の先端が第1図aに示すように振幅値h1
の大きさで振動されており、それに伴って、第二ホーン
8の基端側が前記振幅値h1を通る振動振幅分布曲線の
ように振動され、第二ホーン8の基端においては振幅値
h2の大きさで振動される。それ故、その振幅値h2は
第一ホーン7先端の振幅値1]1よりも大きくなり、そ
の結果、第二ホルン8先端の振幅値A2は更に大きくな
っている。例えば、第4図に示すように、駆動電気信号
の半波長の長さを夫々有すると共に、本実施例と同一の
断面積に形成された第一ホーン50と第二ホーン51と
が単に接続されただけの従来のものと比較した場合、そ
の従来のものにおいては、第4図aに示寸ように第一ホ
ーン50の先端が振幅値h1の大きさで振動され、それ
に伴って、第二ホーン51の基端も振幅値h1の大きさ
で振動され、その先端が振幅値A1の大きさで振動され
る。これに対し、本実施例のものにおいては、第一ホー
ン7の先端が振幅値h1の大きさで振動されるのに伴っ
て、第二ホーン8の基端が振幅値h2の大きさで振動さ
れるので第二ホーン8の振幅値A2は前記従来のものの
振幅値A1よりも大きくなっている。
尚、取付用孔部9の深さを次第に深くするに従って、第
2図のグラフに示すように振動振幅の拡大比(曲線Mを
参照)が次第に拡大されていくが、深さが次第に深くな
ると、前記発振器6の電力損失曲線Wに示すように損失
がある点を越えると急激に大きくなって(る。
そこで、前記振幅拡大比曲線Mと電力損失曲線Wとを考
慮して取付用孔部9の深さ曳が選定される。
本実施例においては、第二ホーン8の基端に取付用孔部
9が設けられているが、更に、第3図に示すように第一
ホーン7の基端に取付用孔部9を設け、その取付用孔部
9に振動子1の先端を取付けるようにしてもよい。
尚、この実施例の振動子1は、駆動電気信号の半波長の
長さを有するものであり、電歪現象を示す物質2とその
端面に付着された電極板3とからなる振動素子4と、そ
の振動素子4の一端に配設されその振動素子4と共に前
記駆動電気信号の1/4波長の長さを有する第一共振体
5aと、前記振動素子4の他端に配設され前記駆動電気
信号の1/4波長の長さを有する第二共振体5bと、そ
れらを結合するための締付ボルト15とから構成されて
いる。前記第二共振体5bは、#記締付ボルト15が螺
合される雌螺子16を有する取付部17と、その取付部
17の断面積よりも小さな小径部18とにより構成され
ている。従って、前記物質2に駆動電気信号が印加され
ると、第3図aに示す振動振幅分布曲線の如く振動され
第一ボーン7及び第二ホーン8の先端において、大きな
振幅の振動が発生される。
尚、上述の実施例においては、第二ホーンの基端及び第
一ホーンの基端に取付用孔部が設けられていたが、本発
明は第一ホーンの基端だけに取(=1用孔部を設けても
よいことは勿論であり、また、振動子及び夫々のホーン
が駆動電気信号の半波長の整数倍の長さを有するもので
あってもよいことは勿論である。
[効果] 本発明は以上詳述したように、ボーンの基端に取付用孔
部を設けて、その取付用孔部を介して振動子を取付ける
ようにしたので、容易に製作し得て、ホーンの先端にお
いて大きな振動振幅を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を具体化した一実施例を示すもので、一
部を断面にして示す説明図、第1図aは振動振幅分布図
、第2図は取付用孔部の深さに対する拡大比及び電力損
失を示すグラフ、第3図は一部を断面にして示す別の実
施例の説明図、第3図aは振動振幅分布図、第4図は従
来例を示す説明図、第4図aは振動振幅分布図である。 図中1は振動子、4は振動素子、5a、5bは共振体、
6は超音波発振器、7は第一ホーン、8は第二ホーン、
9は取付用孔部、10は超音波振動装置である。 特許出願人 ブラザー工業株式会社 取締役社長 河嶋勝二 第2図 第3図 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、振動素子と、その端面に設けられた共振体とにより
    構成され、前記振動素子を駆動する駆動電気信号の半波
    長の整数倍の長さを有する超音波振動子と、 その振動子の先端に配設され、その先端側の一端が少な
    くとも振動子の先端よりも大径に形成されると共に、前
    記半波長の整数倍の長さに形成されたホーンとを備え、 前記ホーンの一端には前記振動子の先端が挿入されて取
    付けられる取付用孔部が設けられていることを特徴とす
    る超音波振動°装置。
JP6390384A 1984-03-30 1984-03-30 超音波振動装置 Granted JPS60206471A (ja)

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JP6390384A JPS60206471A (ja) 1984-03-30 1984-03-30 超音波振動装置

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JPS60206471A true JPS60206471A (ja) 1985-10-18
JPH0543433B2 JPH0543433B2 (ja) 1993-07-01

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009014130A1 (ja) * 2007-07-24 2009-01-29 Itoh, Hitohiko 超音波振動接合装置
JP2016202053A (ja) * 2015-04-21 2016-12-08 多賀電気株式会社 超音波発生器

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JPH0543433B2 (ja) 1993-07-01

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