JPS6222711Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6222711Y2 JPS6222711Y2 JP10802481U JP10802481U JPS6222711Y2 JP S6222711 Y2 JPS6222711 Y2 JP S6222711Y2 JP 10802481 U JP10802481 U JP 10802481U JP 10802481 U JP10802481 U JP 10802481U JP S6222711 Y2 JPS6222711 Y2 JP S6222711Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turnbuckle
- arms
- hanger
- arm
- hydraulic jack
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
発電所や化学プラント等における配管系その他
の機器は、ばね等を用いたハンガにより支持され
る。このハンガの設置の際には、所定の支持力を
得るためにターンバツクルが回転調整されるが、
本考案はこのターンバツクルの回転を軽くするた
めの補助装置に関するものである。
の機器は、ばね等を用いたハンガにより支持され
る。このハンガの設置の際には、所定の支持力を
得るためにターンバツクルが回転調整されるが、
本考案はこのターンバツクルの回転を軽くするた
めの補助装置に関するものである。
例えば、配管系をハンガにより天井に吊支する
場合には、まずハンガの一端を天井に固定し、他
端をターンバツクルを介して配管系へ接続する。
そして、設置後所定の支持力を得るためにターン
バツクルを回わして調整を行い、調整後ハンガの
ロツクピンを外して取付作業が完了する。ところ
が、ハンガによる配管系の支持力が大きい場合、
ターンバツクルの回転トルクは大きく、直接入力
でこれを回転させることは困難である。また、同
様の原因で、ロツクピンの抜取も困難である。こ
のためこれらの作業時には、ターンバツクルに鉄
棒を挿入して数人でこれを回わし、または配管に
チエーンブロツクを掛けてこれを引き上げ、回転
あるいは抜取のトルクを小さくした状態でターン
バツクルを回転させ、あるいはロツクピンを抜く
ことが行われている。しかしながら、ハンガの設
置場所によりチエーンブロツクの掛け止めが困難
である場合があり、またいずれの方法も非常に手
数を要し危険をも伴う作業となる難点がある。本
考案は、配管系等の支持ハンガ装置に伴う前記の
ような問題点を除去すべく工夫されたものであつ
て、ハンガ本体と、配管系その他の支持対象へ接
続された引留ロツドＲへ夫々アーム先端部を係止
し、油圧ジヤツキを動作させるのみで極めて容易
にチエーンブロツク同等の作用を行わせることが
でき、また安全で、取付位置の自由度が大である
ことを特徴とするものである。
場合には、まずハンガの一端を天井に固定し、他
端をターンバツクルを介して配管系へ接続する。
そして、設置後所定の支持力を得るためにターン
バツクルを回わして調整を行い、調整後ハンガの
ロツクピンを外して取付作業が完了する。ところ
が、ハンガによる配管系の支持力が大きい場合、
ターンバツクルの回転トルクは大きく、直接入力
でこれを回転させることは困難である。また、同
様の原因で、ロツクピンの抜取も困難である。こ
のためこれらの作業時には、ターンバツクルに鉄
棒を挿入して数人でこれを回わし、または配管に
チエーンブロツクを掛けてこれを引き上げ、回転
あるいは抜取のトルクを小さくした状態でターン
バツクルを回転させ、あるいはロツクピンを抜く
ことが行われている。しかしながら、ハンガの設
置場所によりチエーンブロツクの掛け止めが困難
である場合があり、またいずれの方法も非常に手
数を要し危険をも伴う作業となる難点がある。本
考案は、配管系等の支持ハンガ装置に伴う前記の
ような問題点を除去すべく工夫されたものであつ
て、ハンガ本体と、配管系その他の支持対象へ接
続された引留ロツドＲへ夫々アーム先端部を係止
し、油圧ジヤツキを動作させるのみで極めて容易
にチエーンブロツク同等の作用を行わせることが
でき、また安全で、取付位置の自由度が大である
ことを特徴とするものである。
以下図についてその一実施例を説明する。第
１，２図において、主アーム１の中間部に補助ア
ーム２の基端部がピン３により枢着されている。
１，２図において、主アーム１の中間部に補助ア
ーム２の基端部がピン３により枢着されている。
主アーム１の基端部と補助アーム２の先端部付
近との間には油圧ジヤツキ４が取り付けられてい
る。油圧ジヤツキ４のシリンダ４ａ外方端にはね
じ棒４ｃが固着されており、このねじ棒４ｃが主
アーム１の基端の回動ブラケツト１ａへロツクナ
ツトにより係合位置調整可能に接続されている。
油圧ジヤツキ４のピストンロツド４ｂ先端は、補
助アーム２の先端部付近へ枢着されている。従つ
て両アーム１，２は、油圧ジヤツキ４への送排油
により先端部を開閉自在である。
近との間には油圧ジヤツキ４が取り付けられてい
る。油圧ジヤツキ４のシリンダ４ａ外方端にはね
じ棒４ｃが固着されており、このねじ棒４ｃが主
アーム１の基端の回動ブラケツト１ａへロツクナ
ツトにより係合位置調整可能に接続されている。
油圧ジヤツキ４のピストンロツド４ｂ先端は、補
助アーム２の先端部付近へ枢着されている。従つ
て両アーム１，２は、油圧ジヤツキ４への送排油
により先端部を開閉自在である。
主アーム１の中間枢着部付近には目盛板Ｇが貼
着され、これに対応する指針Ｉが補助アーム２の
枢着部付近に取り付けられ、両者により両アーム
１，２の開閉状態が表示される。
着され、これに対応する指針Ｉが補助アーム２の
枢着部付近に取り付けられ、両者により両アーム
１，２の開閉状態が表示される。
しかして、第２図に示されるように、ハンガＨ
のターンバツクルＴの調整作業にあたつて、夫々
当板５，５を介在させて主アーム１の先端をハン
ガＨの本体上部に当てがい、補助アーム２の先端
をターンバツクルＴのロツクナツトT1の下部に
当てがい、油圧ジヤツキ４に送油し、両アーム
１，２先端間を閉じるよう動作させる。これによ
り、ハンガＨのばねは圧縮され、また支持対象は
引留ロツドＲと共に引き上げられるため、ターン
バツクルＴには支持対象の重量がかからない状態
となり、その調整作業を楽に行うことができる。
ハンガＨのロツクピン抜去時においても同様であ
る。
のターンバツクルＴの調整作業にあたつて、夫々
当板５，５を介在させて主アーム１の先端をハン
ガＨの本体上部に当てがい、補助アーム２の先端
をターンバツクルＴのロツクナツトT1の下部に
当てがい、油圧ジヤツキ４に送油し、両アーム
１，２先端間を閉じるよう動作させる。これによ
り、ハンガＨのばねは圧縮され、また支持対象は
引留ロツドＲと共に引き上げられるため、ターン
バツクルＴには支持対象の重量がかからない状態
となり、その調整作業を楽に行うことができる。
ハンガＨのロツクピン抜去時においても同様であ
る。
第３，４図には他の実施例が示されている。こ
の実施例では、主アーム１１の中間部から直角方
向に連結腕１１ａが張り出し、その先端部に補助
アーム１２の中間部が軸１３で枢着されている。
主アーム１１と補助アーム１２との基端部間には
油圧ジヤツキ１４が取り付けられている。油圧ジ
ヤツキ１４のピストンロツド１４ｂは伸縮自在に
されている。この補助装置も先の実施例のものと
同様に使用するものである。
の実施例では、主アーム１１の中間部から直角方
向に連結腕１１ａが張り出し、その先端部に補助
アーム１２の中間部が軸１３で枢着されている。
主アーム１１と補助アーム１２との基端部間には
油圧ジヤツキ１４が取り付けられている。油圧ジ
ヤツキ１４のピストンロツド１４ｂは伸縮自在に
されている。この補助装置も先の実施例のものと
同様に使用するものである。
以上要するに、本考案は、互いに先端部間を開
閉可能に枢着された主アーム１，１１と補助アー
ム２，１２の如き２つのアームと、両アームの先
端部間を開閉させるために両アーム間に取付けら
れた油圧ジヤツキ４，１４とから成り、両アーム
の先端部を夫々ハンガＨとターンバツクルＴの引
留ロツドＲに係合させて両者間を圧縮可能に構成
したから、ハンガＨの設置時のターンバツクルＴ
の調整作業を小さな力で安全、かつ容易に行うこ
とができ、チエーンブロツクを用いる場合に比し
て着脱、および操作が容易で、適用箇所の自由度
も増大する利点がある。
閉可能に枢着された主アーム１，１１と補助アー
ム２，１２の如き２つのアームと、両アームの先
端部間を開閉させるために両アーム間に取付けら
れた油圧ジヤツキ４，１４とから成り、両アーム
の先端部を夫々ハンガＨとターンバツクルＴの引
留ロツドＲに係合させて両者間を圧縮可能に構成
したから、ハンガＨの設置時のターンバツクルＴ
の調整作業を小さな力で安全、かつ容易に行うこ
とができ、チエーンブロツクを用いる場合に比し
て着脱、および操作が容易で、適用箇所の自由度
も増大する利点がある。
第１図は斜視図、第２図は正面図、第３図は他
の実施例の斜視図、第４図は同正面図である。 １，１１……主アーム、２，１２……補助アー
ム、４，１４……油圧ジヤツキ、Ｈ……ハンガ、
Ｔ……ターンバツクル、Ｒ……引留ロツド。
の実施例の斜視図、第４図は同正面図である。 １，１１……主アーム、２，１２……補助アー
ム、４，１４……油圧ジヤツキ、Ｈ……ハンガ、
Ｔ……ターンバツクル、Ｒ……引留ロツド。
Claims (1)
- 互いに先端部間を開閉可能に枢着された２つの
アームと、両アームの先端部間を開閉させるため
に両アーム間に取付けられた油圧ジヤツキとから
成り、両アームの先端部を夫々ハンガとターンバ
ツクルの引留ロツドに係合させて両者間を圧縮可
能としたことを特徴とする支持ハンガのターンバ
ツクル回転補助装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10802481U JPS5814571U (ja) | 1981-07-21 | 1981-07-21 | 支持ハンガのタ−ンバツクル回転補助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10802481U JPS5814571U (ja) | 1981-07-21 | 1981-07-21 | 支持ハンガのタ−ンバツクル回転補助装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5814571U JPS5814571U (ja) | 1983-01-29 |
| JPS6222711Y2 true JPS6222711Y2 (ja) | 1987-06-09 |
Family
ID=29902447
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10802481U Granted JPS5814571U (ja) | 1981-07-21 | 1981-07-21 | 支持ハンガのタ−ンバツクル回転補助装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5814571U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009039806A (ja) * | 2007-08-08 | 2009-02-26 | Chubu Plant Service Co Ltd | ナット廻り止め座金起こし器具 |
-
1981
- 1981-07-21 JP JP10802481U patent/JPS5814571U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5814571U (ja) | 1983-01-29 |
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