JPS62227069A - 軟質Fe−Si系鋳造合金 - Google Patents
軟質Fe−Si系鋳造合金Info
- Publication number
- JPS62227069A JPS62227069A JP61070432A JP7043286A JPS62227069A JP S62227069 A JPS62227069 A JP S62227069A JP 61070432 A JP61070432 A JP 61070432A JP 7043286 A JP7043286 A JP 7043286A JP S62227069 A JPS62227069 A JP S62227069A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- soft
- magnetic properties
- electrical resistance
- elements
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229910000676 Si alloy Inorganic materials 0.000 title description 2
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 claims abstract description 19
- 239000000956 alloy Substances 0.000 claims abstract description 19
- 229910052726 zirconium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 15
- 229910052719 titanium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 13
- 229910017082 Fe-Si Inorganic materials 0.000 claims abstract description 11
- 229910017133 Fe—Si Inorganic materials 0.000 claims abstract description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 claims abstract description 10
- 229910052758 niobium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 8
- 229910052720 vanadium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 7
- 229910052796 boron Inorganic materials 0.000 claims abstract description 6
- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 claims abstract description 4
- 239000012535 impurity Substances 0.000 claims abstract description 3
- 229910052750 molybdenum Inorganic materials 0.000 claims abstract description 3
- 238000005266 casting Methods 0.000 claims description 10
- 229910052714 tellurium Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims 1
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 abstract description 3
- 239000000203 mixture Substances 0.000 abstract description 3
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 abstract description 3
- 239000002244 precipitate Substances 0.000 abstract description 3
- 238000007670 refining Methods 0.000 abstract description 3
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 9
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 8
- 150000004767 nitrides Chemical class 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 4
- 150000001247 metal acetylides Chemical class 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000005495 investment casting Methods 0.000 description 2
- 239000000047 product Substances 0.000 description 2
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- -1 M o Inorganic materials 0.000 description 1
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 1
- 229910052745 lead Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 1
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F1/00—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties
- H01F1/01—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
- H01F1/03—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
- H01F1/12—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials
- H01F1/14—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials metals or alloys
- H01F1/147—Alloys characterised by their composition
- H01F1/14766—Fe-Si based alloys
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Soft Magnetic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
艮亙光互
本発明は脆性改善効果、磁気特性、鋳造性に優れ、高電
気抵抗を有し、特にドツトプリンターヘッド材料用とし
て好適な軟質Fe−Si系鋳造合金に関する。
気抵抗を有し、特にドツトプリンターヘッド材料用とし
て好適な軟質Fe−Si系鋳造合金に関する。
丈米抜夏
OA機器の普及にともなって、周辺装置のひとつである
ワイヤドツトプリンターが多数生産されている。その性
能向上のひとつとして、印字速度のいっそうの高速化が
要求されている。
ワイヤドツトプリンターが多数生産されている。その性
能向上のひとつとして、印字速度のいっそうの高速化が
要求されている。
高速で打点を行なうためには、ヘッドの電磁石を形成す
るコイルにパルス電流を流したとき、(イ)ヨークに励
磁される磁束の立上がりが急峻なこと、 (ロ)磁束のピークが大きいこと、および(ハ)電流を
切ったときに磁束の減衰が速やかなこと、 が必要である。すなわち、ヨークの磁気特性としては、 (イ)透磁率が高いこと、 (ロ)飽和磁束密度が高いこと、 が必要であり、電気特性として。
るコイルにパルス電流を流したとき、(イ)ヨークに励
磁される磁束の立上がりが急峻なこと、 (ロ)磁束のピークが大きいこと、および(ハ)電流を
切ったときに磁束の減衰が速やかなこと、 が必要である。すなわち、ヨークの磁気特性としては、 (イ)透磁率が高いこと、 (ロ)飽和磁束密度が高いこと、 が必要であり、電気特性として。
(ハ)ヨークに発生する渦電流を低減するよう電気抵抗
が大きいこと、 が必要である。
が大きいこと、 が必要である。
そのため従来、これらワイヤドツトプリンター用のヨー
クに好適に使用し得る材料として、FeにSLを含有せ
しめて電気抵抗を高めたFe−Si系合金が使用されて
きた。このようなFe−Si系合金においてはSLの含
量が多くなればなる程、電気抵抗が高くなり、しかも上
記したヨークの磁気特性を満足するものとなる。しかし
ながら、ドツトプリンター用ヨークは形状が複雑である
ため、その製造は例えばロストワックス精密鋳造法によ
るのが一般的であるが、上記のFe−Si系合金におい
てSiの含量が高くなる程1例え1fSi含量が4.5
%を越えると脆性が劣化し、型ばらしの際に鋳物が欠け
てしまうという問題点を有するものであった。
クに好適に使用し得る材料として、FeにSLを含有せ
しめて電気抵抗を高めたFe−Si系合金が使用されて
きた。このようなFe−Si系合金においてはSLの含
量が多くなればなる程、電気抵抗が高くなり、しかも上
記したヨークの磁気特性を満足するものとなる。しかし
ながら、ドツトプリンター用ヨークは形状が複雑である
ため、その製造は例えばロストワックス精密鋳造法によ
るのが一般的であるが、上記のFe−Si系合金におい
てSiの含量が高くなる程1例え1fSi含量が4.5
%を越えると脆性が劣化し、型ばらしの際に鋳物が欠け
てしまうという問題点を有するものであった。
目 的
本発明は上記の如き従来の問題点を改善し、脆性を改良
し、磁気特性、鋳造性に優れ、高電気抵抗を有する高速
ドツトプリンター−用ヨークに好適な軟質Fe−Si系
鋳造合金を提供することを目的とするものである。
し、磁気特性、鋳造性に優れ、高電気抵抗を有する高速
ドツトプリンター−用ヨークに好適な軟質Fe−Si系
鋳造合金を提供することを目的とするものである。
構 成
本発明は、Si:10.0%以下を含有し、これにさら
に、 (1)TitV、Zr、Nbの少くとも1種: O,0
1〜3.0%、 (2) C: 0.03〜0 、5%およびT x +
V t M o t Z r tNb、Wの少くとも
1種: 0.01〜3.0%、(3) N : 0.0
05〜0.2%およびTi、 Zr : 0.O1〜0
.3%、B : 0.001〜0.5%の少くとも1種
、ただしTi、Zr、Hの合計が0.001〜3.0%
、のいずれかの群の元素を含有し、残部が不可避不純物
を別にしてFeからなる合金、もしくはこれらの合金に
Aρ:0.1〜5.0%および/またはPb : 0.
03〜0.5%、Ca : 0.005〜0.05%、
Se : 0.03〜0.3%、Te : 0.01〜
0.2%の少くとも1種をさらに含有させた脆性改善効
果、磁気特性、鋳造性に優れ、高電気抵抗を有する軟質
Fe−8L系鋳造合金である。
に、 (1)TitV、Zr、Nbの少くとも1種: O,0
1〜3.0%、 (2) C: 0.03〜0 、5%およびT x +
V t M o t Z r tNb、Wの少くとも
1種: 0.01〜3.0%、(3) N : 0.0
05〜0.2%およびTi、 Zr : 0.O1〜0
.3%、B : 0.001〜0.5%の少くとも1種
、ただしTi、Zr、Hの合計が0.001〜3.0%
、のいずれかの群の元素を含有し、残部が不可避不純物
を別にしてFeからなる合金、もしくはこれらの合金に
Aρ:0.1〜5.0%および/またはPb : 0.
03〜0.5%、Ca : 0.005〜0.05%、
Se : 0.03〜0.3%、Te : 0.01〜
0.2%の少くとも1種をさらに含有させた脆性改善効
果、磁気特性、鋳造性に優れ、高電気抵抗を有する軟質
Fe−8L系鋳造合金である。
なお、本明細書中の%はすべて重量%を示すものである
。
。
上記のような本発明はFe−Si合金におけるSi含有
による脆化を、(1)マトリックスの結晶粒を微細化さ
せる。(2)微細な炭化物をマトリックス中に分散析出
させて結晶粒を微細化させる、(3)微細な窒化物をマ
トリックス中に分散析出させて結晶粒を微細化させる、
のいずれかの手段により改善し、結晶粒微細化効果によ
り、さらに磁気特性、高電気抵抗を付与し、さらに所望
によりAlおよび/またはPb*Ca5SeeTeの少
くとも1種を含有させることにより八2の脆性改善作用
および/またはP b HCa @ S e * T
eの被削性改善作用を付与せしめ高速ドツトプリンター
に要求されるヨークに誘起される磁束の立上りおよび減
衰が速やかで、磁束のピークが大きいこと等が満足され
、高速ドツトプリンターとして好適なFe−5L系鋳造
合金を提供するものである。
による脆化を、(1)マトリックスの結晶粒を微細化さ
せる。(2)微細な炭化物をマトリックス中に分散析出
させて結晶粒を微細化させる、(3)微細な窒化物をマ
トリックス中に分散析出させて結晶粒を微細化させる、
のいずれかの手段により改善し、結晶粒微細化効果によ
り、さらに磁気特性、高電気抵抗を付与し、さらに所望
によりAlおよび/またはPb*Ca5SeeTeの少
くとも1種を含有させることにより八2の脆性改善作用
および/またはP b HCa @ S e * T
eの被削性改善作用を付与せしめ高速ドツトプリンター
に要求されるヨークに誘起される磁束の立上りおよび減
衰が速やかで、磁束のピークが大きいこと等が満足され
、高速ドツトプリンターとして好適なFe−5L系鋳造
合金を提供するものである。
以下に本発明合金の成分組成の限定理由を示す。
Si:Siは磁気特性を改善するとともに電気抵抗を大
きくし渦電流を減少させるものであり、さらに脱酸作用
により磁気特性に悪影響のある酸素を除く作用を有する
。しかし、10.0%を越えると非常に脆弱になって鋳
造性を害し、しかも飽和磁束密度が低下するようになる
。
きくし渦電流を減少させるものであり、さらに脱酸作用
により磁気特性に悪影響のある酸素を除く作用を有する
。しかし、10.0%を越えると非常に脆弱になって鋳
造性を害し、しかも飽和磁束密度が低下するようになる
。
Ti、V、Zr、Nb: これらノ元素1t、Fe−S
i合金のマトリックスを微細化する元素であり、そのた
めにはこれら元素の少くとも1種を0.01%以上とす
るが、3.0%を越えると軟磁気特性が低下するように
なる。
i合金のマトリックスを微細化する元素であり、そのた
めにはこれら元素の少くとも1種を0.01%以上とす
るが、3.0%を越えると軟磁気特性が低下するように
なる。
C,Ti、V、Mo、Zr、Nb、W: Ti、V、M
o、Zr。
o、Zr。
Nb、WはCと結合して微細な炭化物を形成し、結晶粒
を微細化する元素である。そのためには、これら元素の
少なくとも1種を0.01%以上含有せしめることが必
要であるが、3.0%を越えると軟磁気特性が低下する
ようになる。また、Cは上記元素との微細な炭化物を形
成させるために0.03%以上含有せしめることが必要
であるが、0.5%を越えると軟磁気特性が低下するよ
うになる。
を微細化する元素である。そのためには、これら元素の
少なくとも1種を0.01%以上含有せしめることが必
要であるが、3.0%を越えると軟磁気特性が低下する
ようになる。また、Cは上記元素との微細な炭化物を形
成させるために0.03%以上含有せしめることが必要
であるが、0.5%を越えると軟磁気特性が低下するよ
うになる。
N、Ti、Zr、B : Ti、Zr、BはNと結合し
て微細な窒化物を形成し、結晶粒を微細化する元素であ
る。そのためには、これら元素の少なくとも18を0.
01%以上含有せしめることが必要であるが、Ti、Z
rの少なくとも1種、またはBはそれぞれ3.0%、0
.5%を越え、あるいはこれらの合計が3.0%を越え
ると軟磁気特性が低下するようになる。
て微細な窒化物を形成し、結晶粒を微細化する元素であ
る。そのためには、これら元素の少なくとも18を0.
01%以上含有せしめることが必要であるが、Ti、Z
rの少なくとも1種、またはBはそれぞれ3.0%、0
.5%を越え、あるいはこれらの合計が3.0%を越え
ると軟磁気特性が低下するようになる。
また、Nは上記元素との微細な窒化物を形成させ゛るた
めにo、oos%以上含有せしめることが必要であるが
、0.2%を越えると軟磁気特性が低下するようになる
。
めにo、oos%以上含有せしめることが必要であるが
、0.2%を越えると軟磁気特性が低下するようになる
。
AQ:AQは脆性改善に効果的な元素であり、特にNが
在存する場合はNと窒化物を形成し結晶粒微細化を寄与
するものであり、そのためには011%以上含有せしめ
るが、5.0%を越えると飽和磁束密度が低下するよう
になる。
在存する場合はNと窒化物を形成し結晶粒微細化を寄与
するものであり、そのためには011%以上含有せしめ
るが、5.0%を越えると飽和磁束密度が低下するよう
になる。
Pb、Ca、Se、Te:これらの元素は快削性、被削
性に効果的な元素であり、最終研摩等が良好に実施し得
るものであり、そのためにはPb : 0.03%以上
、 Ca : 0.005%以上、Se:0.03%
以上、Te:0.01%以上の少くとも1種を含有せし
める。しかしPb:0.5%、Ca : 0.05%、
Se:0.3%、Te:0.2%を越えるようになる
と軟磁気特性に悪影響を及ぼすようになる。
性に効果的な元素であり、最終研摩等が良好に実施し得
るものであり、そのためにはPb : 0.03%以上
、 Ca : 0.005%以上、Se:0.03%
以上、Te:0.01%以上の少くとも1種を含有せし
める。しかしPb:0.5%、Ca : 0.05%、
Se:0.3%、Te:0.2%を越えるようになる
と軟磁気特性に悪影響を及ぼすようになる。
上記の如き本発明合金を鋳造するにはロストワックス法
等の精密鋳造技術によって行えばよい。
等の精密鋳造技術によって行えばよい。
以下に実施例を示す。
実施例
表に示す組成の軟質磁性材料を真空誘導炉で溶解し、ロ
ストワックス鋳型でリング状の磁気特性試験片(45φ
×33φx io t )と棒状の電気抵抗試験片(5
φX 100 Q )を鋳造し、真空中で1050℃に
2.5時間加熱する焼鈍をしてから試験を行った・ 結果を、磁気特性および電気抵抗の測定値とあわせて表
に示す。
ストワックス鋳型でリング状の磁気特性試験片(45φ
×33φx io t )と棒状の電気抵抗試験片(5
φX 100 Q )を鋳造し、真空中で1050℃に
2.5時間加熱する焼鈍をしてから試験を行った・ 結果を、磁気特性および電気抵抗の測定値とあわせて表
に示す。
鋳造後に熱処理した棒状のサンプルに仕上げ加工と同様
の旋盤加工を施して、加工性の良否を調べた。評価基準
はつぎのとおりである。
の旋盤加工を施して、加工性の良否を調べた。評価基準
はつぎのとおりである。
O良 好
Δ 不 良(多少のカケを伴なう)
×不 可
比較例および従来品に対して1本発明の製品は優れた磁
気特性および電気特性を示し、ドツトプリンターヘッド
材料用として極めて好適であることがわかる。
気特性および電気特性を示し、ドツトプリンターヘッド
材料用として極めて好適であることがわかる。
(以下余白)
効 果
以上のようしこ、本発明によればFe−Si合金に結晶
粒微細化元素を添加し、炭素と炭化物形成元素を添加し
て微細な炭化物を分散析出させるとともに結晶粒を微細
化し、もしくは窒素と窒化物形成元素を添加して微細な
窒化物を分散析出させるとともに結晶粒を微細化するも
のであり、 これにより高Si含有に起因する合金の脆
化を著しく改善することができ、しかも磁気特性、電気
特性および鋳造性を良好ならしめることができ、高速ド
ツトプリンターヘッド材料として極めて好適なFe−3
L系鋳造合金が提供され、当業界においてその意義は大
きい。
粒微細化元素を添加し、炭素と炭化物形成元素を添加し
て微細な炭化物を分散析出させるとともに結晶粒を微細
化し、もしくは窒素と窒化物形成元素を添加して微細な
窒化物を分散析出させるとともに結晶粒を微細化するも
のであり、 これにより高Si含有に起因する合金の脆
化を著しく改善することができ、しかも磁気特性、電気
特性および鋳造性を良好ならしめることができ、高速ド
ツトプリンターヘッド材料として極めて好適なFe−3
L系鋳造合金が提供され、当業界においてその意義は大
きい。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、Si:10.0%以下を含有し、これにさらに。 (1)Ti、V、Zr、Nbの少くとも1種:0.01
〜3.0%、 (2)C:0.03〜0.5%およびTi、V、Mo、
Zr、Nb、Wの少くとも1種:0.01〜3.0%。 (3)N:0.005〜0.2%およびTi、Zr:0
.01〜0.3%、B:0.001〜0.5%の少くと
も1種、ただしTi、Zr、Bの合計が0.001〜3
.0%、 のいずれかの群の元素を含有し、残部が不可避不純物を
別にしてFeからなる脆性改善効果、磁気特性、鋳造性
に優れ、高電気抵抗を有する軟質Fe−Si系鋳造合金
。 2、Al:0.1〜5.0%をさらに含有させた特許請
求の範囲第1項記載の軟質Fe−Si系鋳造合金。 3、Pb:0.03〜0.5%、Ca:0.005〜0
.05%、Se:0.03〜0.3%、Te:0.01
〜0.2%の少くとも1種をさらに含有させた特許請求
の範囲第1項または第2項記載の軟質Fe−Si系鋳造
合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61070432A JPS62227069A (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 | 軟質Fe−Si系鋳造合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61070432A JPS62227069A (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 | 軟質Fe−Si系鋳造合金 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62227069A true JPS62227069A (ja) | 1987-10-06 |
Family
ID=13431312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61070432A Pending JPS62227069A (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 | 軟質Fe−Si系鋳造合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62227069A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62244107A (ja) * | 1986-04-16 | 1987-10-24 | Hitachi Metal Precision:Kk | 精密鋳造ヨ−ク |
JP2003257722A (ja) * | 2002-03-06 | 2003-09-12 | Daido Steel Co Ltd | 軟磁性粉末、それを用いた圧粉磁心 |
-
1986
- 1986-03-27 JP JP61070432A patent/JPS62227069A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62244107A (ja) * | 1986-04-16 | 1987-10-24 | Hitachi Metal Precision:Kk | 精密鋳造ヨ−ク |
JP2003257722A (ja) * | 2002-03-06 | 2003-09-12 | Daido Steel Co Ltd | 軟磁性粉末、それを用いた圧粉磁心 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3634072A (en) | Magnetic alloy | |
EP0958388B1 (en) | Process for improving magnetic performance in a free-machining ferritic stainless steel | |
KR100262205B1 (ko) | 연자기특성이 우수한 저붕소 비정질 합금 | |
JPS61253348A (ja) | 軟質磁性材料 | |
JP2006193779A (ja) | 軟磁性材料 | |
JPS61238943A (ja) | 耐銹性の優れた高強度非磁性鋼 | |
JPH06228717A (ja) | 電磁ステンレス鋼 | |
US2499861A (en) | Permanent magnets and alloys therefor | |
JPS62227069A (ja) | 軟質Fe−Si系鋳造合金 | |
US3617260A (en) | Magnetic alloy | |
JP4115610B2 (ja) | 低温靱性に優れた電磁ステンレス鋼 | |
US4168187A (en) | Wear resisting high permeability alloy | |
JP2000160302A (ja) | 冷間鍛造性に優れた電磁ステンレス鋼 | |
JPH0250931A (ja) | 強磁性Ni―Fe系合金、および、前記合金の優れた表面性状を有するスラブまたは熱間圧延鋼帯を製造するための方法 | |
JPH06293943A (ja) | 高鉄損磁性材料 | |
JP2681048B2 (ja) | 磁気スケール材 | |
JPS61190905A (ja) | ドツトプリンタ−ヘツド用ヨ−ク | |
JP7355234B2 (ja) | 電磁軟鉄 | |
JP2722520B2 (ja) | 高透磁率磁性材料 | |
JPS6177303A (ja) | ドツトプリンタ−ヘツド用ヨ−ク | |
JPH03191041A (ja) | Fe―Ni―Cr系軟質磁性合金 | |
JP2907899B2 (ja) | 高透磁率合金成形体の製造方法およびこの製造方法により得られる成形体の部材によって構成された磁気ヘッド | |
JP3099911B2 (ja) | 制振合金 | |
JPS6211060B2 (ja) | ||
JPH07166281A (ja) | 耐摩耗性磁性合金 |