JPS62227069A - 軟質Fe−Si系鋳造合金 - Google Patents

軟質Fe−Si系鋳造合金

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Publication number
JPS62227069A
JPS62227069A JP61070432A JP7043286A JPS62227069A JP S62227069 A JPS62227069 A JP S62227069A JP 61070432 A JP61070432 A JP 61070432A JP 7043286 A JP7043286 A JP 7043286A JP S62227069 A JPS62227069 A JP S62227069A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alloy
soft
magnetic properties
electrical resistance
elements
Prior art date
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Pending
Application number
JP61070432A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichiro Yahagi
慎一郎 矢萩
Takanobu Saitou
斉藤 貴伸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daido Steel Co Ltd filed Critical Daido Steel Co Ltd
Priority to JP61070432A priority Critical patent/JPS62227069A/ja
Publication of JPS62227069A publication Critical patent/JPS62227069A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F1/00Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties
    • H01F1/01Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
    • H01F1/03Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
    • H01F1/12Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials
    • H01F1/14Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of soft-magnetic materials metals or alloys
    • H01F1/147Alloys characterised by their composition
    • H01F1/14766Fe-Si based alloys

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Soft Magnetic Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 艮亙光互 本発明は脆性改善効果、磁気特性、鋳造性に優れ、高電
気抵抗を有し、特にドツトプリンターヘッド材料用とし
て好適な軟質Fe−Si系鋳造合金に関する。
丈米抜夏 OA機器の普及にともなって、周辺装置のひとつである
ワイヤドツトプリンターが多数生産されている。その性
能向上のひとつとして、印字速度のいっそうの高速化が
要求されている。
高速で打点を行なうためには、ヘッドの電磁石を形成す
るコイルにパルス電流を流したとき、(イ)ヨークに励
磁される磁束の立上がりが急峻なこと、 (ロ)磁束のピークが大きいこと、および(ハ)電流を
切ったときに磁束の減衰が速やかなこと、 が必要である。すなわち、ヨークの磁気特性としては、 (イ)透磁率が高いこと、 (ロ)飽和磁束密度が高いこと、 が必要であり、電気特性として。
(ハ)ヨークに発生する渦電流を低減するよう電気抵抗
が大きいこと、 が必要である。
そのため従来、これらワイヤドツトプリンター用のヨー
クに好適に使用し得る材料として、FeにSLを含有せ
しめて電気抵抗を高めたFe−Si系合金が使用されて
きた。このようなFe−Si系合金においてはSLの含
量が多くなればなる程、電気抵抗が高くなり、しかも上
記したヨークの磁気特性を満足するものとなる。しかし
ながら、ドツトプリンター用ヨークは形状が複雑である
ため、その製造は例えばロストワックス精密鋳造法によ
るのが一般的であるが、上記のFe−Si系合金におい
てSiの含量が高くなる程1例え1fSi含量が4.5
%を越えると脆性が劣化し、型ばらしの際に鋳物が欠け
てしまうという問題点を有するものであった。
目     的 本発明は上記の如き従来の問題点を改善し、脆性を改良
し、磁気特性、鋳造性に優れ、高電気抵抗を有する高速
ドツトプリンター−用ヨークに好適な軟質Fe−Si系
鋳造合金を提供することを目的とするものである。
構   成 本発明は、Si:10.0%以下を含有し、これにさら
に、 (1)TitV、Zr、Nbの少くとも1種: O,0
1〜3.0%、 (2) C: 0.03〜0 、5%およびT x +
 V t M o t Z r tNb、Wの少くとも
1種: 0.01〜3.0%、(3) N : 0.0
05〜0.2%およびTi、 Zr : 0.O1〜0
.3%、B : 0.001〜0.5%の少くとも1種
、ただしTi、Zr、Hの合計が0.001〜3.0%
、のいずれかの群の元素を含有し、残部が不可避不純物
を別にしてFeからなる合金、もしくはこれらの合金に
Aρ:0.1〜5.0%および/またはPb : 0.
03〜0.5%、Ca : 0.005〜0.05%、
Se : 0.03〜0.3%、Te : 0.01〜
0.2%の少くとも1種をさらに含有させた脆性改善効
果、磁気特性、鋳造性に優れ、高電気抵抗を有する軟質
Fe−8L系鋳造合金である。
なお、本明細書中の%はすべて重量%を示すものである
上記のような本発明はFe−Si合金におけるSi含有
による脆化を、(1)マトリックスの結晶粒を微細化さ
せる。(2)微細な炭化物をマトリックス中に分散析出
させて結晶粒を微細化させる、(3)微細な窒化物をマ
トリックス中に分散析出させて結晶粒を微細化させる、
のいずれかの手段により改善し、結晶粒微細化効果によ
り、さらに磁気特性、高電気抵抗を付与し、さらに所望
によりAlおよび/またはPb*Ca5SeeTeの少
くとも1種を含有させることにより八2の脆性改善作用
および/またはP b HCa @ S e * T 
eの被削性改善作用を付与せしめ高速ドツトプリンター
に要求されるヨークに誘起される磁束の立上りおよび減
衰が速やかで、磁束のピークが大きいこと等が満足され
、高速ドツトプリンターとして好適なFe−5L系鋳造
合金を提供するものである。
以下に本発明合金の成分組成の限定理由を示す。
Si:Siは磁気特性を改善するとともに電気抵抗を大
きくし渦電流を減少させるものであり、さらに脱酸作用
により磁気特性に悪影響のある酸素を除く作用を有する
。しかし、10.0%を越えると非常に脆弱になって鋳
造性を害し、しかも飽和磁束密度が低下するようになる
Ti、V、Zr、Nb: これらノ元素1t、Fe−S
i合金のマトリックスを微細化する元素であり、そのた
めにはこれら元素の少くとも1種を0.01%以上とす
るが、3.0%を越えると軟磁気特性が低下するように
なる。
C,Ti、V、Mo、Zr、Nb、W: Ti、V、M
o、Zr。
Nb、WはCと結合して微細な炭化物を形成し、結晶粒
を微細化する元素である。そのためには、これら元素の
少なくとも1種を0.01%以上含有せしめることが必
要であるが、3.0%を越えると軟磁気特性が低下する
ようになる。また、Cは上記元素との微細な炭化物を形
成させるために0.03%以上含有せしめることが必要
であるが、0.5%を越えると軟磁気特性が低下するよ
うになる。
N、Ti、Zr、B : Ti、Zr、BはNと結合し
て微細な窒化物を形成し、結晶粒を微細化する元素であ
る。そのためには、これら元素の少なくとも18を0.
01%以上含有せしめることが必要であるが、Ti、Z
rの少なくとも1種、またはBはそれぞれ3.0%、0
.5%を越え、あるいはこれらの合計が3.0%を越え
ると軟磁気特性が低下するようになる。
また、Nは上記元素との微細な窒化物を形成させ゛るた
めにo、oos%以上含有せしめることが必要であるが
、0.2%を越えると軟磁気特性が低下するようになる
AQ:AQは脆性改善に効果的な元素であり、特にNが
在存する場合はNと窒化物を形成し結晶粒微細化を寄与
するものであり、そのためには011%以上含有せしめ
るが、5.0%を越えると飽和磁束密度が低下するよう
になる。
Pb、Ca、Se、Te:これらの元素は快削性、被削
性に効果的な元素であり、最終研摩等が良好に実施し得
るものであり、そのためにはPb : 0.03%以上
、  Ca : 0.005%以上、Se:0.03%
以上、Te:0.01%以上の少くとも1種を含有せし
める。しかしPb:0.5%、Ca : 0.05%、
 Se:0.3%、Te:0.2%を越えるようになる
と軟磁気特性に悪影響を及ぼすようになる。
上記の如き本発明合金を鋳造するにはロストワックス法
等の精密鋳造技術によって行えばよい。
以下に実施例を示す。
実施例 表に示す組成の軟質磁性材料を真空誘導炉で溶解し、ロ
ストワックス鋳型でリング状の磁気特性試験片(45φ
×33φx io t )と棒状の電気抵抗試験片(5
φX 100 Q )を鋳造し、真空中で1050℃に
2.5時間加熱する焼鈍をしてから試験を行った・ 結果を、磁気特性および電気抵抗の測定値とあわせて表
に示す。
鋳造後に熱処理した棒状のサンプルに仕上げ加工と同様
の旋盤加工を施して、加工性の良否を調べた。評価基準
はつぎのとおりである。
O良   好 Δ 不  良(多少のカケを伴なう) ×不 可 比較例および従来品に対して1本発明の製品は優れた磁
気特性および電気特性を示し、ドツトプリンターヘッド
材料用として極めて好適であることがわかる。
(以下余白) 効   果 以上のようしこ、本発明によればFe−Si合金に結晶
粒微細化元素を添加し、炭素と炭化物形成元素を添加し
て微細な炭化物を分散析出させるとともに結晶粒を微細
化し、もしくは窒素と窒化物形成元素を添加して微細な
窒化物を分散析出させるとともに結晶粒を微細化するも
のであり、 これにより高Si含有に起因する合金の脆
化を著しく改善することができ、しかも磁気特性、電気
特性および鋳造性を良好ならしめることができ、高速ド
ツトプリンターヘッド材料として極めて好適なFe−3
L系鋳造合金が提供され、当業界においてその意義は大
きい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、Si:10.0%以下を含有し、これにさらに。 (1)Ti、V、Zr、Nbの少くとも1種:0.01
    〜3.0%、 (2)C:0.03〜0.5%およびTi、V、Mo、
    Zr、Nb、Wの少くとも1種:0.01〜3.0%。 (3)N:0.005〜0.2%およびTi、Zr:0
    .01〜0.3%、B:0.001〜0.5%の少くと
    も1種、ただしTi、Zr、Bの合計が0.001〜3
    .0%、 のいずれかの群の元素を含有し、残部が不可避不純物を
    別にしてFeからなる脆性改善効果、磁気特性、鋳造性
    に優れ、高電気抵抗を有する軟質Fe−Si系鋳造合金
    。 2、Al:0.1〜5.0%をさらに含有させた特許請
    求の範囲第1項記載の軟質Fe−Si系鋳造合金。 3、Pb:0.03〜0.5%、Ca:0.005〜0
    .05%、Se:0.03〜0.3%、Te:0.01
    〜0.2%の少くとも1種をさらに含有させた特許請求
    の範囲第1項または第2項記載の軟質Fe−Si系鋳造
    合金。
JP61070432A 1986-03-27 1986-03-27 軟質Fe−Si系鋳造合金 Pending JPS62227069A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62244107A (ja) * 1986-04-16 1987-10-24 Hitachi Metal Precision:Kk 精密鋳造ヨ−ク
JP2003257722A (ja) * 2002-03-06 2003-09-12 Daido Steel Co Ltd 軟磁性粉末、それを用いた圧粉磁心

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62244107A (ja) * 1986-04-16 1987-10-24 Hitachi Metal Precision:Kk 精密鋳造ヨ−ク
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