JPS6222647Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6222647Y2
JPS6222647Y2 JP13257181U JP13257181U JPS6222647Y2 JP S6222647 Y2 JPS6222647 Y2 JP S6222647Y2 JP 13257181 U JP13257181 U JP 13257181U JP 13257181 U JP13257181 U JP 13257181U JP S6222647 Y2 JPS6222647 Y2 JP S6222647Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bent
piece
corner
shaped
notch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13257181U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5838015U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13257181U priority Critical patent/JPS5838015U/ja
Publication of JPS5838015U publication Critical patent/JPS5838015U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6222647Y2 publication Critical patent/JPS6222647Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Of Plates (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、熱伸縮に対応して、大きな角部を有
する端部役物材を伸縮自在にし、且つ水密接合し
た端部役物材の継手装置に関する。
〔従来の技術及びその問題点等〕
近時、構造物の内,外表面に被覆金属材(主に
ステンレス材)をシーム溶接して水密且つ気密
で、しかも伸縮自在に構成した被覆金属外囲体が
盛んに研究,開発されている。ところで、その被
覆金属外囲体の端部に被覆する端部役物材は、平
坦部と垂下状部とで大きな角部を有しているた
め、熱伸縮によつて大きな熱応力が発生し、その
角部に熱歪や破損等が生ずる不都合があつた。ま
た、継手部を設けるにも水密性は要求されてい
る。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで考案者は、前記問題点等を解決すべく鋭
意,研究を重ねた結果、本考案を、平坦部と垂下
状部とで大きな角部を有する適宜の長さの端部役
物材の長手方向の一端の隅角部に切込み部が形成
され、且つ同一端が表面側に屈曲部として屈曲さ
れ、L形板片の内側縁にL形屈曲片を形成した当
板のL形板片が、前記切込み部を開いた箇所の屈
曲部に、且つL形屈曲片が端部役物材の隅角部端
に夫々当接してシーム溶接されたものとし、この
ような端部役物材相互の対向する当板及び屈曲部
夫々の外端近くがシーム溶接にて伸縮継手部とし
て形成された、端部役物材の継手装置としたこと
により、大きな角部を有する端部役物材であつて
も、その伸縮継手部にて熱伸縮を吸収して熱歪等
を防止でき、当板も含めて水密且つ気密に接合で
き、前記の問題点等を解決したものである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を第1図乃至第5図に基
づいて説明する。
Aは端部役物材であつて、平坦部1の一側(第
3図において手前側)に比較的高さが高い垂下状
部2が形成され、その平坦部1と垂下状部2とで
比較的大きな角部を有し、その平坦部1の他側
(第3図において奥側)に立上り部3が形成さ
れ、これらの長さが適宜の長さを有して金属材
(例えば、ステンレス等)にて構成されている。
その端部役物材Aの長手方向の一端(両端の場合
もある)の隅角部(平坦部1と垂下状部2との
角)に、切込み部4が形成されて、同一端の平坦
部1と垂下状部2との表面側(平坦部1の上面
で、垂下状部2端より平坦部1側とは反対側)に
屈曲部5として屈曲形成されている。
6は金属材の当板で、L形板片7の内側縁に、
該L形板片7に直角方向にL形屈曲片8がプレス
等によつて屈曲形成されている。その当板6のL
形板片7が、端部役物材Aの切込み部4を開いた
箇所の屈曲部5に当接され、且つそのL形屈曲片
8が、端部役物材Aの切込み部4より手前の隅角
部に当接され、当板6と屈曲部5及び隅角部とが
シーム溶接されて水密接合されている。
このようにした端部役物材A,A相互の対向す
る当板6,6付屈曲部5,5の外端近くがシーム
溶接され、伸縮継手部9が形成されている。該伸
縮継手部9の平坦部1側、或は垂下状部2側は開
いて伸縮自在に構成されている(第2図参照)。
その伸縮継手部9が形成されるときには、立上り
部3の屈曲部5寄りは外方に開かれている(第1
図参照)。
図中Bは被覆金属材で、主板10の幅方向両側
には側部立上り部11,11が形成されている。
Cは構造物の上部、Dは構造物の側部である。
〔作用〕
まず、伸縮継手部9を有する端部役物材A,A
を、被覆金属外囲体の側部立上り部11に重合す
るのに、その立上り部3寄りの伸縮継手部9を折
返して、該折返し箇所を立上げて行なう。そし
て、その立上り部3と側部立上り部11をシーム
溶接して第1伸縮継手部12を形成し、その端部
役物材A,Aを構造物の上部C端上で、且つ側部
Dの上端外面に設けて施工する(第5図参照)。
ここで、前記被覆金属外囲体は、被覆金属材B,
Bの側部立上り部11,11を、上部C上に固定
した可動吊子の可動舌片と共にシーム溶接して、
第2伸縮継手部13を形成し、これらを順次繰返
して上部C上に葺成する(第5図参照)。
〔考案の効果〕
本考案においては、平坦部1と垂下状部2とで
大きな角部を有する適宜の長さの端部役物材Aの
長手方向の一端の隅角部に切込み部4が形成さ
れ、且つ同一端が表面側に屈曲部5として屈曲さ
れ、L形板片7の内側縁にL形屈曲片8を形成し
た当板6のL形板片7が、前記切込み部4を開い
た箇所の屈曲部5に、且つL形屈曲片8が端部役
物材Aの隅角部端に夫々当接してシーム溶接され
たものとし、このような端部役物材A,A相互の
対向する当板6,6及び屈曲部5,5夫々の外端
近くがシーム溶接にて伸縮継手部9として形成さ
れたことにより、第1に熱伸縮に対して、熱応力
等による熱歪や破損の発生を防止でき、第2に水
密性,気密性を好適にできる等の効果を奏する。
これらの効果について詳述すると、まず、比較
的大きな角部(平坦部1と垂下状部2とで構成さ
れている)を有する端部役物材A,Aが、その長
手方向に熱伸縮しても、該伸縮は、当板6,6及
び屈曲部5,5夫々の外端近くがシーム溶接され
た伸縮継手部9にて全て吸収でき、その端部役物
材Aの角部に極めて生じやすい熱歪や破損等を確
実になくすことができる。
従つて、大きな角部であると、特に断面係数が
大きくなり、熱応力も大きくなる傾向にあり、熱
歪,破損も顕著になる恐れがあるが、本考案で
は、これらの問題点を確実に解決できる。
また、その端部役物材Aの屈曲部5は、切込み
部4で不連続であるが、その当板6と共に伸縮継
手部9を構成したので、そこから雨水等が浸入す
ることもなく、水密且つ気密の接合を完壁にでき
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
その第1図は本考案の斜視図、第2図は第1図の
断面図、第3図は端部役物材及び当板の分解斜視
図、第4図は端部役物材に当板をシーム溶接した
要部斜視図、第5図は本考案を使用して被覆金属
外囲体の端部取合を施工した斜視図である。 A……端部役物材、1……平坦部、2……垂下
状部、4……切込み部、5……屈曲部、6……当
板、7……L形板片、8……L形屈曲片、9……
伸縮継手部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平坦部と垂下状部とで大きな角部を有する適宜
    の長さの端部役物材の長手方向の一端の隅角部に
    切込み部が形成され、且つ同一端が表面側に屈曲
    部として屈曲され、L形板片の内側縁にL形屈曲
    片を形成した当板のL形板片が、前記切込み部を
    開いた箇所の屈曲部に、且つL形屈曲片が端部役
    物材の隅角部端に夫々当接してシーム溶接された
    ものとし、このような端部役物材相互の対向する
    当板及び屈曲部夫々の外端近くがシーム溶接にて
    伸縮継手部として形成されたことを特徴とした端
    部役物材の継手装置。
JP13257181U 1981-09-08 1981-09-08 端部役物材の継手装置 Granted JPS5838015U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13257181U JPS5838015U (ja) 1981-09-08 1981-09-08 端部役物材の継手装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13257181U JPS5838015U (ja) 1981-09-08 1981-09-08 端部役物材の継手装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5838015U JPS5838015U (ja) 1983-03-12
JPS6222647Y2 true JPS6222647Y2 (ja) 1987-06-09

Family

ID=29926098

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13257181U Granted JPS5838015U (ja) 1981-09-08 1981-09-08 端部役物材の継手装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5838015U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5704964B2 (ja) * 2011-02-28 2015-04-22 キヤノン株式会社 表示装置およびその放熱方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5838015U (ja) 1983-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6222647Y2 (ja)
JPS5927329Y2 (ja) 車両用床下箱の防水構造
JPH0252734B2 (ja)
JPH0122424B2 (ja)
JPS5817851Y2 (ja) 壁面パネル
JP2529561Y2 (ja) 壁 材
JPH0242814Y2 (ja)
JPS6012031Y2 (ja) 縦樋支持構造
JP2525419Y2 (ja) 分割浴槽蓋
JPH0249293Y2 (ja)
JP2514593Y2 (ja) 軒樋継手
JPS627927Y2 (ja)
JPH0242813Y2 (ja)
JPS6221621Y2 (ja)
JPS5844143A (ja) 被覆金属外囲体における端部取合装置
JPS59103987U (ja) チユ−ブジヨイント
JPH0633651B2 (ja) 被覆金属外囲体における出隅取合装置
JPS5880053A (ja) 断熱大型建築用板の断熱継手装置
JPS61250253A (ja) 被覆金属外囲体における壁取合装置
JPS62177962U (ja)
JPS5947028U (ja) 壁取合役物材の継手構造
JPS6115127U (ja) 熱収縮性被覆材
JPS63165006U (ja)
JPS5988112U (ja) 建物の防火用伸縮継手装置
JPS627876U (ja)