JPS62226146A - 感光性樹脂組成物 - Google Patents

感光性樹脂組成物

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JPS62226146A
JPS62226146A JP6778686A JP6778686A JPS62226146A JP S62226146 A JPS62226146 A JP S62226146A JP 6778686 A JP6778686 A JP 6778686A JP 6778686 A JP6778686 A JP 6778686A JP S62226146 A JPS62226146 A JP S62226146A
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polybutadiene
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横田 雄三
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    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/027Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds
    • G03F7/028Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds with photosensitivity-increasing substances, e.g. photoinitiators
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、光硬化特性の良好な感光性樹脂組成物に関し
、特に感光性平版印刷版の製造に適した感光性樹脂組成
物に関するものである。
(ロ)従来の技術及び発明が解決しようとする問題点 従来より、ネガ型感光性平版印刷版材としては、アルミ
ニウム箔等の支持体にジアゾ化合物等の光不溶化型感光
性樹脂を塗布したものが用いられてきた。このネガ型感
光性平版印刷版材を製版するには、原稿をジアゾ化合物
層の上に重ねて光を照射し、光照射部分を不溶化(画像
形成)させ、その後アルカリ溶液で現像することにより
行う。
不溶化したジアゾ化合物、即ち画像部にインキが乗り、
印刷が行われるわけであるが、この不溶化したジアゾ化
合物の強度が小さいため、印刷を続けていくうちに画像
部が欠ける又は破壊するという欠点があった。これは、
換颯すれば印刷時における耐刷性に劣るという欠点であ
る。
本発明者等は、この欠点を改良するために、特開昭59
−206825号に係る発明を提案した。この発明はジ
アゾ化合物に光架橋性高分子を混合し、露光後光架橋性
高分子を硬化(架橋)させることにより、画像部の強度
を向上させようというものである。
本発明は、前記の発明の改良に関するものであって、あ
る特定の増感剤を用いることにより、光架橋型高分子の
硬化特性を向上させようとするものである。
(ハ)問題点を解決するための手段及び作用即ち本発明
は、(イ)光不溶化型ジアゾ化合物と、(ロ)側鎖に不
飽和基を有する光架橋性且つアルカリ可溶性高分子と、
(ハ)架橋剤と、(ニ)ベンゾインと、(ホ)4.4’
−ジメチルアミノベンゾフェノンと、(へ)2−エチル
アントラキノンと、(ト)チオール酸若しくはその誘導
体と、よりなることを特徴とする感光性樹脂組成物に係
るものである。
本発明において用いる(イ)化合物は、光不溶化型ジア
ゾ化合物であって、いわゆるジアゾ樹脂と呼ばれるもの
である。光不溶化型のジアゾ化合物の具体例としては、
P−ジアゾジフェニルアミンの各種塩とホルムアルデヒ
ドの縮合物が用いられる。P−ジアゾジフェニルアミン
の各種塩としては、フェノール塩、フルオロカプリン酸
塩、イソプロピルナフタレンスルホン酸塩、 4.47
−ビフェニルジスルホン酸塩、5−ニトロオルト−トル
エンスルホン酸塩、 3−クロロベンゼンスルホン酸塩
、3−ブロモベンゼンスルホン酸塩、2−クロロ−5−
二トロベンゼンスルホン酸塩、2−フルオロカプリルナ
フタレンスルホンm塩、 i−ナフトール−5−スルホ
ン酸塩、2−メトキシ−4−ヒドロオキシ−5−ベンゾ
イル−ベンゼンスルホン酸塩、パラトルエンスルホン酸
塩等が用いられる。その他としては、2,5−ジメトキ
シ−4−P−トリルメルカプトンベンゼンジアゾニウム
とホルムアルデヒドの縮合物、2.5−ジメトキシ−4
−モルホリノベンゼンジアゾニウムとホルムアルデヒド
又はアセトアルデヒドの縮合物等が用いられる。これら
の中でもP−ジアゾフェニルアミンの2−メトキシ−4
−ヒドロオキシ−5−ベンゾイルベンゼンスルホン酸塩
とホルムアルデヒドの縮合物が好適である。
本発明において用いる(口)成分は、側鎖に不飽和基(
例えば、−CH=CHユ)を有する光架橋性且つアルカ
リ可溶性高分子である。この(ロ)成分はジアゾ化合物
が露光により不溶化した際に光硬化するものであり、画
像部の強度向上に寄与するものである。このような高分
子の具体例としては、下記(i)〜(iv)の化合物の
共重合体又は下記(i)〜(v)の化合物の共重合体で
あって、分子量がゲル浸透ガスクロマトグラフィで測定
して20000〜60000であるものが挙げられる。
尚、分子量が20000未満であると画像部の強度向上
が図れないので好ましくない。また60000を超える
と感光性樹脂組成物のアルカリ溶液に対する溶解能が低
下するため好ましくない。
(i)化合物としては、ポリブタジェン、ポリブタジェ
ングリコール、ポリブタジェンカルボン酸が代表的であ
る。ここでポリブタジェンとは、ポリマー鎖の約90%
が1.2結合からなるポリ(1゜2−ブタジェン)のこ
とを意味している。従って、ポリブタジェン、ポリブタ
ジェングリコール、ポリブタジェンカルボン酸は、各々
以下の如き構造式で表される。
CH CHよ CH CH2 CH CH。
その他としては、前記ポリブタジェンを変性させ分子骨
格に−OH基、−COOH基、−COOR基を導入した
もの、ポリウレタン型のプレポリマー、ポリブタジェン
に一定量の水素を添加したものであって、下記の構造式
で表されるランダム共重合体が挙げられる。
HzCH3 前記した如く (i)化合物はいわゆるプレポリマーと
言われるものであるが、分子量は700〜20OO程度
が好ましい。分子量が700未満であると画像部の強度
向上が図れない傾向となるし、逆に2000を超えると
アルカリ溶液に対する溶解能が低下する傾向となる。
(ii )成分としては、アクリル酸アルキルエステル
やメタクリル酸アルキルエステルが代表的である。アク
リル酸アルキルエステルとしては、アクリル酸メチル、
アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブ
チル、アクリル酸アミル。
アクリル酸エチルヘキシル、アクリル酸オクチル。
アクリル酸−t−オクチル等が用い゛られ、メタクリル
酸アルキルエステルとしては、メチルメタクリレート、
エチルメタクリレート、プロピルメタクリレート、イソ
プロピルメタクリレート、アミルメタクリレート、ヘキ
シルメタクリレート、シクロへキシルメタクリレート、
オクチルメタクリレート等が用いられる。その他として
は、アクリル酸やメタクリル酸を変性した、クロルエチ
ルアクリレート、2.2−ジメチルヒドロキシプロピル
アクリレート、5−ヒドロキシペンチルアクリレート。
トリメチロールプロパンモノアクリレート、ヘンタエリ
スリトールモノアクリレート、グリシジルアクリレート
、ベンジルアクリレート、メトキシベンジルアクリレー
ト、フルフリルアクリレート。
テトラヒドロフルフリルアクリレート、4−ヒドロキシ
ブチルメタクリレート、5−ヒドロシーシベンチルメタ
クリレート、2.2−ジメチル−3−ヒドロキシプロピ
ルメタクリレート、トリメチロールプロパンモノメタク
リレート、ペンタエリスリトールモノメタクリレート、
グリシジルメタクリレート。
フルフリルメタクリレート、テトラヒドロフルフリルア
クリレートが単独又は混合して用いられる。
(iii )化合物としては、不飽和カルボン酸が代表
的である。不飽和カルボン酸としては、アクリル酸、イ
クコン酸、クロトン酸、マレイン酸、フマル酸、ビルル
酢酸、α−エチルアクリル酸、アンゲリカ酸、イタコン
酸、マレイン酸等が用いられる。その他としては、フマ
ル酸のモノメチルエステル、モノエチルエステル、モノ
プロピルエステル、モノイソプロピルエステル、モノノ
ルマルブチルエステル、あるいは無水マレイン酸、無水
イタコン酸が単独又は混合して用いられる。
(iv )化合物としては、スチレンが代表的である。
その他としては、スチレンにアルキル基を導入した、α
−メチルスチレン、ビニルトルエン。
β−メチルスチレン等も用いることができる。
(V)化合物としては、酢酸ビニルが用いられる。
(i)〜(iv )の化合物又は(i)〜(v)の化合
物を共重合させて高分子が得られるわけであるが、この
際各化合物の配合割合は以下のとおりである。即ち、(
i)化合物は0.1〜5重量%である。(i)化合物が
0.1重量%未満であると画像部の強度向上が図れず好
ましくない。また5重量%を超えると感光性樹脂組成物
のアルカリ溶液に対する溶解能が低下し好ましくない。
(ii )化合物は5〜70重量%である。(ii )
化合物が5重量%未満であると感光性樹脂組成物よりな
る皮膜の可撓性や強度が低下するので好ましくない。ま
た70重量%を超えると画像部が粘着性を帯びてくるた
め好ましくない。(iii )化合物は20〜70重量
%である。(iii )化合物が20重量%未満である
と感光性樹脂組成物のアルカリ溶液(ご対する溶解能が
低下するので好ましくない。また701M量%を超える
と感光性樹脂組成物よりなる皮膜が脆くなるため好まし
くない。(iv )化合物は5〜60重量%である。(
iv)化合物が5重量%未満であると画像部へのインキ
の着肉性が劣るので好ましくない。
また60重量%を超えても特に物性の向上が得られない
ので、他の化合物を配合した方が有利である。
(V)化合物は5〜15重量%である。(v)化合物が
5重量%未満であるとインキの着肉性が余り向上しない
ので好ましくない。また15重量%を超えると他の化合
物の配合量が相対的に減少し、物性の低下を来すので好
ましくない。
本発明に用いられる(ハ)成分である架橋剤としては、
アクリル酸、ミニ−クロルアクリル酸、メタクリル酸、
アクリルアミド、メタクリルアミド。
N、N−ジメチルアクリルアミド、N−イソプロピルア
クリルアミド、N−ヘキシルアクリルアミド、N−シク
ロヘキシルアクリルアミド、N−メチロールアクリルア
ミド、N−エチロールアクリルアミド、N−アミロ−ル
アクリルアミド、N−アリルアクリルアミド、N、N′
−メチレンビスアクリルアミド、N、N’−)リメチレ
ンビスアクリルアミド、N、N′−へキサメチレンビス
アクリルアミド、N、N′−デカメチレンビスアクリル
アミド、N−メトキシメチルアクリルアミド。
N−メトキシエチルアクリルアミド、N−エトキシメチ
ルアクリルアミド、N−メチルメタクリルアミド。
N−アリルメタクリルアミド、N−メチロールメタクリ
ルアミド、N、N′−メチレンビスメタクリルアミド。
N−メトキシメチルメタクリルアミド、N−エトキシエ
チルメタクリルアミド、N−メトキシエチルメタクリル
アミド、メチルアクリレート、エチルアクリレート、ブ
チルアクリレート、イソブチルアクリレート、n−プロ
ピルアクリレート、イソプロピルアクリレート、2−エ
チルへキシルアクリレート。
n−オクチルアクリレート+n−デシルアクリレート。
n−テトラデシルアクリレート、アリルアクリレート 
フルフリルアクリレート、グリシジルアクリレート、メ
チル−2−クロルアクリレート、メチルメタクリレート
、エチルメタクリレート、n−ブチルメタクリレート、
イソブチルメタクリレート。
2−エチルへキシルメタクリレート、ラウリルメタクリ
レート、フルフリルメタクリレート、ジエチレングリコ
ールジアクリレート、テトラエチレングリコールジアク
リレート、エチレングリコールモノメタクリレート、ジ
エチレングリコールモノアクリレート、ヘキサメチレン
グリコールジメタクリレート、テトラデシルエチレング
リコールジメタクリレート、2−ヒドロキシエチルメタ
クリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート2
−ヒドロキシヘキシルメククリレートグリシジルメタク
リレート、テトラメチロールメタンテトラアクリレート
、テトラメチロールメタンテトラメタクリレート、テト
ラメチロールメタントリアクリレート、テトラメチロー
ルメタントリメタクリレート、スチレン、ジビニルベン
ゼン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、α−クロ
ルスチレン、ビニルクロルベンゼン、ビニルフェノール
アミノスチレン、ビニル安息香酸、エトキシスチレン、
アリルベンゼン、ジアリルベンゼン、アリルトルエン、
モノアリルフタレート、ジアリルフタレート、アリルア
ルコール、アリルアセテート。
ビニルアセテート、ビニルプロピオネート、マレイン酸
、フマル酸、イタコン酸、ジメチルマレエート、ジエチ
ルマレエート、ジメチルフマレート。
ジエチルフマレート、ジメチルイタコネート、ジエチル
イタコネート、桂皮酸、エチルビニルエーテル、プロピ
ルビニルエーテル、メチルビニルケトン、アクロレイン
、ビニリデンクロライド、ビニルピリジン、ビニルピロ
リドン、ジエチルビニルアミン、ビニルカルバゾール等
を挙げることができる。これは(ロ)成分を架橋させる
ものである。
(ニ)成分はベンゾインであり、(ホ)成分は4.4′
−ジメチルアミノベンゾフェノンであり、(へ)成分は
2−エチルアントラキノンである。これらはいずれも増
感剤(光重合開始剤)であり、この三成分の組み合わせ
により、(ロ)成分である高分子の光硬化特性を向上さ
せる作用を発揮するものである。
(ト)成分はチオール酸若しくはその誘導体であって、
チオグリコール酸、チオグリコール酸アンモニウム、チ
オグリコール酸モノエタノールアミン、チオグリコール
酸ブチル、チオグリコール酸オクチル、チオグリコール
酸メトキシブチル。
トリメチロールプロパントリス(チオグリコレート)、
ペンタエリスリトールテトラキス(チオグリコレート)
、エチレングリコールジチオグリコレートが用いられる
。チオール酸若しくはその誘導体は、空気中の酸素が感
光性樹脂組成物の光硬化を阻害するのを防止するもので
ある。
(イ)〜(ト)成分の配合割合は、以下のとおりである
のが好ましい。(ハ)成分は、(ロ)成分100重量部
に対して1〜100重量部、更に好ましくは5〜60重
量部の範囲で使用するのが好ましい。(ハ)成分が1重
量部未満であると架橋度が低下し画像部がアルカリ溶液
に溶は易い傾向となる。また100重量部を超えると(
ロ)成分が相対的に減少し画像部の強度が向上しない傾
向となる。
(ニ)成分は、(ロ)成分100重量部に対して0.5
〜2重量部程度が好ましい。(ホ)成分は、(ロ)成分
100重量部に対して0.5〜2重量部程度が好ましい
。(へ)成分は、(ロ)成分100iH4部に対して0
.2〜1重量部程度が好ましい。(ニ)、(ホ)、(へ
)成分は増感剤であり、これらの成分が少なすぎると感
光性樹脂組成物の光硬化特性を向上させることが困難と
なり、また多すぎても光硬化特性に変化が見られない。
(ト)成分は、(ロ)成分100重量部に対して0.2
〜1重量部程度が好ましい。(ト)成分が0.2重量部
未満であると感光性樹脂組成物の光硬化が空気中の酸素
によって阻害される傾向となる。また1重量部を超えて
配合しても感光性樹脂組成物の光硬化の促進に顕著な変
化が見られない傾向となる。(イ)成分は、(ロ)〜(
ト)成分の総量を100重量部として、100〜200
0重量部配合するのが好ましい。(イ)成分が100重
量部未満であると感光性樹脂組成物の感度が低下する傾
向となる。また20OO重量部を超えて配合すると画像
部の強度が低下する傾向となる。
本発明に係る感光性樹脂組成物は暗所での反応を防止す
るため、また長期間安定に貯蔵するため、適当な熱重合
抑制剤を含有させることが好ましい。
この熱重合抑制剤としては、例えばハイドロキノン、ハ
イドロキノンモノメチルエーテル、ハイドロキノンモノ
エチルエーテル、ハイドロキノンモノ第三ブチルエーテ
ル、ベンゾキノン、P−メトキシフェノール、2.5−
ジフェニルP−ベンゾフェノン。
ピリジン、フェノチアジン、P−ジアミノベンゼン。
β−ナフトール、ナフチルアミン、ピロガロール。
第三ブチルカテコール、ニトロベンゼン等を挙げること
ができる。これらの熱重合抑制剤は、通常(イ)〜(ト
)成分の全重量を100重量部として0.005〜1.
0重量部の割合で配合される。
また本発明に係る感光性樹脂組成物は、充填剤。
可塑剤等を含有していてもよい。充填剤としては、例え
ばガラス粉末、雲母、シリカ等の無機化合物、そしてポ
リエチレン、ポリエチレンオキサイド。
ポリエステル、ポリアミド、ポリメタクリレート。
セルロース及びそれらの誘導体等の有機化合物が挙げら
れる。一方、可塑剤としてはフタル酸ジアルキルエステ
ル、オリゴエチレングリコールモノアルキルエステル、
オリゴエチレングリコールジアルキルエステル、燐酸ト
リクレジル等を使用することができる。
本発明に係る感光性樹脂組成物を溶液として調整するに
通した溶媒としては、エステル類、ケトン類、アルコー
ル類、エーテル類、芳香族炭化水素類等を挙げるできる
。感光性樹脂組成物を溶液として扱う際の濃度としては
、その溶液の基材への塗布様式や塗布条件によっても異
なるが、例えばホイラー塗りでオフセット28版を作成
する場合は約5〜30重量%が適当である。
本発明に係る感光性樹脂組成物は、まず溶媒中に(ロ)
成分を分散させ、次いで(ハ)〜(ト)成分を加えて攪
拌混合して均一な分散系とし、その後(イ)成分を混入
して攪拌混合しくイ)成分を完全に溶解させて製造する
ことができる。(口)成分を製造する好適な具体例とし
ては、清浄な逆流コンデンサー付反応槽に、キシレン又
はブチルセロソルブ等に熔解させたポリブタジェンを入
れ、その後アクリル酸アルキルエステル及び/又はメタ
クリル酸アルキルエステル、不飽和カルボン酸、スチレ
ン、所望により酢酸ビニルを所定量投入し、反応触媒下
に溶液重合する方法が挙げられる。この方法を採用する
際には、反応槽内は窒素雰囲気とし、温度は80〜90
℃で4〜5時間反応させる。
本発明に係る感光性樹脂組成物は、一般に溶液状態で、
オフセット印刷版用基材として使用されているアルミニ
ウム板、亜鉛板、その他多層平版用金属板上に塗布され
る。感光性樹脂溶液を塗布する場合の塗布方法としては
、回転塗布機(ホイラー)による塗布、カーテンコータ
ー、ロールコータ−等を使用した枚葉塗布又はウェブ塗
布を行う。本発明に係る感光性樹脂組成物を塗布した感
光性平版印刷版材は、通常の平版と同様なプロセスで焼
付け、現像を行うことができ、活性光線光源としてはア
ーク灯、水銀灯、ケミカルランプ等が用いられる。製版
工程としては、露光、現像。
水洗、及び乾燥の工程からなり、以上の工程を経てオフ
セット用印刷版が作成される。
(ホ)実施例 実施例1 まず、次の方法により側鎖に不飽和基を有する光架橋性
且つアルカリ可溶性高分子を製造した。
あらかじめ清浄にした攪拌器、逆流コンデンサー、滴下
ロート、及び温度計を備えたll用ガラス製反応容器に
反応溶媒としてブチルセロソルブ400gを入れ、反応
容器内に窒素を流入しながら攪拌し反応容器の外部より
加温する。ブチルセロソルブの温度が80℃になれば次
に示す混合物を3時間で滴下し、滴下終了後引き続き反
応温度を80〜86℃に調整しながら、2時間反応させ
た。
α−Wポリブタジェングリコール(数平均分子量; 1
350±50、日本曹達@製Nl5SOPB G400
0 )g メチルメタクリレート        30gスチレン
              38gアクリル酸   
           30gアゾビスイソブチロニト
リル     1g得られた(口)成分である4元共重
合体高分子の分子量は、ゲル浸透ガスクロマトグラフィ
で測定して35000であった。
上記高分子50gをイソプロピルアルコール1500g
、キシレン200 g 、及び酢酸エチル200gから
成る混合溶媒で希釈し、これに架橋剤としてジエチレン
グリコールジアクリレート10g1及びベンゾイン0.
5g、 4.4′−ジメチルアミノベンゾフェノン0.
5g、2−エチルアントラキノン0.25g、及びトリ
メチロールプロパントリス(チオグリコレート)0.2
5gを加えよく攪拌混合した後、P−ジアゾフェニルア
ミンの2−メトキシ−4−ヒドロキシ−5−ベンゾイン
ベンゼンスルホン酸塩とホルムアルデヒドの縮合物12
0gと安定剤としてハ・Cドロキノン0.2gを加えて
約2時間混合攪拌した後、ブフナーロートを用いて東洋
濾紙12.5cm−131を通して吸引濾過して感光性
樹脂組成物を得た。
比較例1 ベンゾインを加えない以外は、実施例1と同様の方法で
感光性樹脂組成物溶液を得た。
比較例2 4.4′−ジメチルアミノベンゾフェノンを加えない以
外は、実施例1と同様の方法で感光性樹脂組成物溶液を
得た。
比較例3 2−エチルアントラキノンを加えない以外は、実施例1
と同様の方法で感光性樹脂組成物溶液を得た。
比較例4 トリメチロールプロパントリス(チオグリコレート)を
加えない以外は、実施例1と同様の方法で感光性樹脂組
成物溶液を得た。
実施例1及び比較例1〜4で得られた感光性樹脂組成物
溶液を、あらかじめ粗面化し親水化処理した厚さ0.2
5gmのアルミニウム2S材上に、バーコーターNo 
6を用いて塗布した後、100℃の熱風乾燥機にて3分
間乾燥して感光性平版印刷版材を得た。この感光性樹脂
組成物溶液の皮膜形成性はいずれも極めて良好であり、
ピンホール、ハジキ等の欠点のない皮膜を与えた。
このようにして得られた感光性平版印刷版材を真空焼枠
中で陰面を通して、4に一用超高圧水銀灯にて1mの距
離から露光し、下記現像液を用いて未露光部を除去し平
版印刷版を得た。
セスキ炭酸ソーダ          5gペンチルア
ルコール         5gゾンテスAL−10(
松本油脂製薬■製)30g水            
          960gそしてこれらの露光時間
を種々変更して、感光速度(強靭な画像、即ち枚葉オフ
セット印刷で耐剛性が10万枚以上である画像が幇られ
る最小露光時間)を測定したところ、実施U°11で1
2秒であったのに対し、比較例1は20秒、比較例2は
18秒、比較例3は23秒であり、比較例4は25秒で
あった。
従って、本発明に係る感光性樹脂組成物は光硬化特性が
良好であることが判る。
実施例2 側鎖に不飽和基を有する光架橋性且つアルカリ可溶性高
分子を下記に示す混合物を用いて、実施例1と同様の方
法で製造した。
α−Wポリブクジエングリコール(数平均分子量i 1
350±50、日本曹達■製Nl5SOPB G−10
00>g メチルアクリレ−)          30g2−エ
チルへキシルアクリレート    25gスチレン  
            10gメタクリル酸    
        38g得られた(口)成分である5元
共重合体高分子の分子量は、ゲル浸透ガスクロマトグラ
フィで測定して50000であった。
この高分子50gを用いて実施例1と全く同様の方法で
感光性樹脂組成物溶液を得、更に実施例1と同様の方法
で感光性平版印刷版材を得、その感光速度を測定した。
その結果、感光速度は10秒であった。
実施例3 側鎖に不飽和基を有する光架橋性且つアルカリ可溶性高
分子を下記に示す混合物を用いて、実施例1と同様の方
法で製造した。
α−Wポリブタジェンカルボン酸   2gブチルアク
リレート30g スチレン              30gアクリル
酸             30g酢酸ビニル   
          9g得られた(口)成分である5
元共重合体高分子の分子量は、ゲル浸透ガスクロマトグ
ラフィで測定して40000であった。
この高分子50gを用いて実施例1と全く同様の方法で
感光性樹脂組成物溶液を得、更?、、7実施例1と同様
の方法で感光性平版印刷版材を得、その感光速度を測定
した。その結果、感光速度は14秒であった。
実施例4 側鎖に不飽和基を有する光架橋性且つアルカリ可溶性高
分子を下記に示す混合物を用いて、実施例1と同様の方
法で製造した。
α−Wポリブタジェンカルボン酸  0.1gブチルア
クリレート          30gスチレン   
           30gアクリル酸      
        30g酢酸ビニル         
    Log得られた(口)成分である5元共重合体
高分子の分子量は、ゲル浸透ガスクロマトグラフィで測
定して30000であった。
この高分子50gを用いて実施例1と全く同様の方法で
感光性樹脂組成物溶液を得、更に実施例1と同様の方法
で感光性平版印刷版材を得、その感光速度を測定した。
その結果、感光速度は14秒であった。
実施例5 側鎖に不飽和基を有する光架橋性且つアルカリ可溶性高
分子を下記に示す混合物を用いて、実施例1と同様の方
法で製造した。
水素添加型ポリブタジェン(沃素価15±6、BI−1
000)               5gエチルア
クリレート          50gスチレン   
           Logアクリルri11   
           35g得られた(口)成分であ
る4元共重合体高分子の分子量は、ゲル浸透ガスクロマ
トグランイで測定して40000であった。
この高分子50gを用いて実施例1と全く同様の方法で
感光性樹脂組成物溶液を得、更に実施例1と同様の方法
で感光性平版印刷版材を得、その感光速度を測定した。
その結果、感光速度は12秒であった。
実施例6 側鎖に不飽和基を有する光架橋性且つアルカリ可溶性高
分子を下記に示す混合物を用いて、実施例1と同様の方
法で製造した。
α−Wポリブタジェングリコール   1gエチルアク
リレート          60gスチレン    
          10gアクリル酸       
       29g得られた(口)成分である4元共
重合体高分子の分子量は、ゲル浸透ガスクロマトグラフ
ィで測定して30000であった。
この高分子50gを用いて実施例1と全く同様の方法で
感光性樹脂組成物溶液を得、更に実施例1と同様の方法
で感光性平版印刷版材を得、その感光速度を測定した。
その結果、感光速度は12秒であった。
実施例7 側鎖に不飽和基を有する光架橋性且つアルカリ可溶性高
分子を下記に示す混合物を用いて、実施例1と同様の方
法で製造した。
α−Wポリブタジェングリコール   3gエチルメタ
クリレート        IQgトリメチロールプロ
パンモノアクリレート0g ブチルメタクリレート10g スチレン              20gメタクリ
ル酸            37g得られた(口)成
分である6元共重合体高分子の分子量は、ゲル浸透ガス
クロマトグラフィ・で測定して40000であった。
この高分子50gを用いて実施例1と全く同様の方法で
感光性樹脂組成物溶液を得、更に実施例1と同様の方法
で感光性平版印刷版材を得、その感光速度を測定した。
その結果、感光速度は12秒であったり (へ)発明の詳細 な説明したところから明ら:パ・なとおり、本発明に係
る感光性樹脂組成物は特定の埠感剤等を組み合わせるこ
とにより、光硬化特性が良好となるという効果を奏する
。具体的には、例えば感光性平版印刷版材に通用した場
合、感光速度が速くなるという特有の効果を奏するもの
である。また、本発明に係る感光性樹脂組成物は光不溶
化型のジアゾ化合物と光架橋型高分子が併用されている
ので、出来上がった画像部が強靭で耐剛性が良好である
という効果を特徴する

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(イ)光不溶化型ジアゾ化合物と、(ロ)側鎖に
    不飽和基を有する光架橋性且つアルカリ可溶性高分子と
    、(ハ)架橋剤と、(ニ)ベンゾインと、(ホ)4,4
    ′−ジメチルアミノベンゾフェノンと、(ヘ)2−エチ
    ルアントラキノンと、(ト)チオール酸若しくはその誘
    導体と、よりなることを特徴とする感光性樹脂組成物。
  2. (2)側鎖に不飽和基を有する光架橋性且つアルカリ可
    溶性高分子として、(a)ポリブタジエン、ポリブタジ
    エングリコール、ポリブタジエンカルボン酸よりなる群
    から選ばれたポリブタジエン化合物0.1〜5重量%、
    (b)アクリル酸アルキルエステル及び/又はメタクリ
    ル酸アルキルエステル5〜70重量%、(c)不飽和カ
    ルボン酸20〜70重量%、(d)スチレン5〜60重
    量%よりなる混合物を共重合して得られ、且つ分子量が
    ゲル浸透クロマトグラフィで測定して20000〜60
    000である物質を用いる特許請求の範囲第(1)項記
    載の感光性樹脂組成物。
  3. (3)側鎖に不飽和基を有する光架橋性且つアルカリ可
    溶性高分子として、(a)ポリブタジエン、ポリブタジ
    エングリコール、ポリブタジエンカルボン酸よりなる群
    から選ばれたポリブタジエン化合物0.1〜5重量%、
    (b)アクリル酸アルキルエステル及び/又はメタクリ
    ル酸アルキルエステル5〜70重量%、(c)不飽和カ
    ルボン酸20〜70重量%、(d)スチレン5〜60重
    量%、(e)酢酸ビニル5〜15重量%よりなる混合物
    を共重合して得られ、且つ分子量がゲル浸透クロマトグ
    ラフィで測定して20000〜60000である物質を
    用いる特許請求の範囲第(1)項記載の感光性樹脂組成
    物。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008257224A (ja) * 2007-03-14 2008-10-23 Toray Ind Inc 感光性ペースト

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JPS532361A (en) * 1976-06-29 1978-01-11 Mitsubishi Electric Corp Etching method
JPS55133030A (en) * 1979-04-03 1980-10-16 Fuji Photo Film Co Ltd Photopolymerizable composition
JPS59206825A (ja) * 1983-05-10 1984-11-22 Nippon Seihaku Kk 感光性樹脂組成物

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