JPS62226060A - サンプリングポンプ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、サンプルが満たされているシリンジ内を駆動
モータによってプランジャを移動させてサンプルの分注
ｍを制御するサンプリングポンプ装置に関するものであ
る。

（従来の技術） 自動化学分析装置に用いられるサンプリングポンプ装置
は、年々サンプル分注ｍ（吐出ｍ）の微ｍ化の要求がな
されてきている。第２図はこのようなサンプリングポン
プ装置の従来構造を示すものである。シリンジ固定板１
２に固定されたシリンジｌ内にはサンプルが満たされ、
プランジャ２がシリンジｌ内を上下方向に移動可能に設
けられている。コントローラ１３によって制御されるパ
ルスモータ３は、カップリング４およびアンギュラベア
リング５を介して精密ネジ部であるボールネジ６に駆動
力が伝達されるように配置されているーボールネジ６１
ｔｄζ−ＪＬ／　）ｇ　１ｎｌｌ　？Ｔ＜　７　）−ｈ
ｚ　Ａ　Ａ　ｈシャフト１５をボールネジ６の軸方向に
移動させることにより固定金具９を介して前記プランジ
ャ２の動きを制御している。ボールネ′）６はベアリン
グ１１を介してベースｔ　＝ｉに取り付けられ、ボール
移動部７は回転防止のためにシャフト１０を介してガイ
ド８に取り付けられている。

以上の構成で、コントローラ１３の指令によってパルス
モータ３に所望のサンプル分注Ｍに相当した制御信号が
与えられると、パルスモータ３の駆動力はボールネジ６
に伝達される。これによってボールネジ６が回転し、か
み合っているボール移動部７を上方向に移動させること
により、プランジャ２はンリンジｌ内を上方向に移動さ
れてサンプルをシリンジｌから所望のｍ分注するように
動作する。このような構造において、プランジャ２の移
〃Ｊ距離とパルスモータ３の回転数との間にはリニアな
依存関係が存在するので、ボールネジ６はパルスモータ
３からの駆動力をボール移動部７に対して正確に伝達さ
せる必要がある。

しかしながら実際にはネジ加工の精度上の問題等から、
パルスモータ３の回転数Ｎとブランツヤ２の移動距離り
とは第２図の特性のような関係となり、回転数Ｎは正確
なリニア関係で移動距離りに反映されない。従ってサン
プル分圧量は正確に制御されないことになる。このよう
な欠点を除（ためには、前記ボールネジ６およびボール
移動部７のかみ合い部に、より精密な加工が要求される
ので、コストアップが避けられない。また全体の駆動系
の調整も複雑となる。

（発明が解決しようとする問題点） このように従来のサンプリングポンプ装置には、サンプ
ル分注ｍを正確に制御することＩが困難であるという問
題がある。

本発明はこのような問題に対処してなされた乙ので、サ
ンプル分圧量を正確に制御することのできるサンプリン
グポンプ装置を提供することを目的とするものである。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段） 上記目的を達成するために本発明は、プランジャの移動
方向に沿った任意位置に設けられた動作情報手段と、プ
ランジャと一体に移動し前記動作情報手段の情報を読み
取る情報読み取り手段と、読み取られた情報に応じて駆
動モータの動作を制御するコントローラと、を備えるこ
とを特徴とするものである。

（作　用） 駆動モータによって制御されるプランジャは、一体とな
って移動する情報読み取り手段が所望のサンプル分注量
に相当した情報を動作情報手段から読み取った時にはこ
の情報に応じてコントローラを介して駆動モータを制御
させることにより、常にサンプル分注ｍに相当した移動
を行うように制御される。従って駆動モータの駆動力が
正確に伝達されなくとも、サンプル分圧量を正確に制御
することができる。

（実施例） 第１図は本発明実施例のサンプリングポンプ装置を示す
しので、コントローラ３３によって制グ２４、ベアリン
グ２５を介してボールネジ２６に伝達される。このボー
ルネジ２６とかみ合うボール移動部２７に設けられたシ
ャフト３５には、情報読み取り器３６が取り付けられる
。またこの情報読み取り器３６には固定金具２９を介し
てプランジャ２２が設けられる。プランジャ２２の移動
方向に沿った任意位置には動作情報を示す格子１１直ν
３７が設けられる。この格子溝３７の情報は例えば図の
左方に拡大して示すように例えばａ、　ｂ。

・・・・・・のようなバーコードで表示される。

これらバーコードにはザンブリング分注ｍ又は情報読み
取り器３６の停止位置、停止動作等の各種情報を持たせ
ることができる。この格子溝３７の情報は情報読み取り
器３６によって読み取られる。これら情報読み取り器３
６および格子溝３７の具体的構成は、例えばコンパクト
ディスク等に用いられている光学的手段を利用すること
ができる。これら光学的手段によればミクロンオーダの
ｉＭ間隔で多くの情報を表わすことができ、しかもＮ’
、’ｔ　ｔ）Ｔ（＜　　Ｌ？５　＋１’４　ｒｒｖ　Ｘ
　７　　Ｐ　ｈ＜　”ｉ’　”ｔ　７、−　　＃　す−
１ノブ１１−ｔ＋＃術の利用により多くの複製を行なっ
ても再現性良く読み取ることができる。

情報読み取り器３６によって読み取られた情報はコント
ローラ３３にフィードバックされ、コントローラ３３は
この情報に応じてパルスモータ２３の動作を制御する。

なお、２１はシリンジ、２８はガイド、３０はシャフト
、３１はベアリング、３２はシリンジ固定板、３４はベ
ースである。

次に本実施例の作用を説明する。

予め所望のザンプル分注量に応じた情報をコントローラ
３３にプリセットした後、コントローラ３３によってパ
ルスモータ２３を動作させる。パルスモータ２３の駆動
力はボールネジ２６とボール移動部２７とから成るかみ
合い部を介して情報読み取り器３６に伝えられる。これ
によって情報読み取り器３６は上方向に移動するので、
プランジャ２２も一体的に移動する。情報読み取り器３
６は移動中宮に格子溝３７の情報を読み取っており、こ
の情報はコントローラ３３にフィードバックされる。

予めプリセットされた情報が読み取られてコントローラ
３３にフィードバックされると、コントローラ３３は直
ちにパルスモータ２３の動作を停止させるように制御す
る。この時点で情報読み取り器３６およびプランジャ２
２の上方向への移動動作は停止される。従って、プラン
ジャ３６は予めプリセットされた情報に応じた量のザン
プルを正確に分注することができる。所望のサンプル分
注ｍを変えることにより、同様な動作が正確に行われる
ので、常にサンプル分注（６）を正確に制御することが
できる。

このような一連の制御動作において、情報読み取り器３
６およびプランジャ２２の移動は前記かみ合い部を介し
てパルスモータ２３によって駆動されるが、ザンプルの
分注を行うプランジャ２２の移動動作は予めプリセット
された情報に応じて制御され、パルスモータ２３によっ
ては何ら制御されない。すなわち、パルスモータ２３の
働きはプランジャ２２および情報読み取り器３６を移動
させるための駆動力を提供するだけである。

従って、かみ合い部の構成はラフで良いので、ボールネ
ジ２６およびボール移動部２７としては精密加工された
ものでなくとも十分である。

本文実施例においてはサンプリングポンプに適用した場
合を述べたが、シリンジとプランジャとの組合せによる
サンプル供給分野にすべて適用して同様な効果を得るこ
とができる。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明によれば、予め所望のザンブル
分注量に相当した情報を設定し、この情報が読み出され
た時、駆動モータの動作を停止させることによりプラン
ジャによってサンプル分注を行うようにしたものである
から、サンプル分・　　　注量を正確に制御することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例のサンプリングポンプ装置を示す
構成図、第２図は従来例のサンプリングポンプ装置を示
す構成図、第３図は従来例の特性図である。 ２１・・ウリジン、　　　　２２・・・プランジャ、２
３・・・パルスモータ、　　３３・・・コントローラ、
３６・・・情報読み取り器、３７・・・格子溝７′４ 第２図 弔３図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）サンプルが満たされているシリンジ内を駆動モー
   ターによってプランジャを移動させてサンプルの分注量
   を制御するサンプリングポンプ装置において、プランジ
   ャの移動方向に沿った任意位置に設けられた動作情報手
   段と、プランジャと一体に移動し前期動作情報手段の情
   報を読み取る情報読み取り手段と、読み取られた情報に
   応じて駆動モータの動作を制御するコントローラと、を
   備えることを特徴とするサンプリングポンプ装置。
2. （２）前記一動作情報手段はプランジャの移動方向に沿
   って等間隔に配置された多数のバーコードから成る特許
   請求の範囲第１項記載のサンプリングポンプ装置。
3. （３）前記動作情報手段はサンプル分注量および情報読
   み取り手段の動作に関する情報を有する特許請求の範囲
   第１項記載のサンプリングポンプ装置。