JPS6222574Y2 - - Google Patents

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JPS6222574Y2
JPS6222574Y2 JP13959982U JP13959982U JPS6222574Y2 JP S6222574 Y2 JPS6222574 Y2 JP S6222574Y2 JP 13959982 U JP13959982 U JP 13959982U JP 13959982 U JP13959982 U JP 13959982U JP S6222574 Y2 JPS6222574 Y2 JP S6222574Y2
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JP
Japan
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edge
rising
foam board
ceiling panel
reinforcing
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JP13959982U
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JPS5944807U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、住宅、事務所、工場等の建物に使用
される断熱性にすぐれた天井パネルに関する。
従来、天井パネルに高断熱性をもたせようとの
目的で断熱性にすぐれた硬質合成樹脂フオームを
芯材とし、上下両面及び両側端面に面材を添着
し、両側端面にジヨイント嵌入用の切り込みを形
成した天井パネルが使用されている。しかしなが
ら、このような天井パネルは合成樹脂特有の素材
特性からして撓み変形を起し易かつたり、ジヨイ
ント嵌入用の切り込み部の強度が小さく、運搬時
や施工時において破壊する等の問題があつた。こ
のような天井パネルのジヨイント嵌入用の切り込
み部の強度を補強するものとして実公昭55−3213
号考案にみられるように、パネルの切り込み部や
側端面を補強材で補強することが行なわれた。
しかしながらこのような補強構造は、パネルの
切り込み部又は側端面の表面を補強するだけであ
り、補強効果が不十分であり、特に天井パネルの
剛性においてはフオーム芯材を補強しないものと
比較してほとんど変らず、強度の向上はみられな
いものであつた。また単にパネルの小口面に貼着
しただけのものであるから、使用中に補強材がパ
ネル小口面から剥れてしまい易い欠点もあつた。
このように剛性の不足する天井パネルは取扱い
施工時や施工後において天井パネルが撓み施工作
業が容易でなかつたり、さらに天井パネルの反
り、変形が起るなどの欠点があつた。
本考案は、このような従来の天井パネルの欠点
を改善し、ジヨイント支持部分の強度を向上さ
せ、同時に天井パネルの剛性も高くし反り、変形
のない天井パネルを提供することを目的とするも
のである。
すなわち本考案は、硬質合成樹脂フオーム板の
小口面に、小口下端まで垂下して小口面を被覆す
る立ち上り部と、立ち上り部上端から外方に延設
されたジヨイント支持部と立ち上り部上端もしく
は下端からフオーム板側に延設した延設部とこの
延設部からフオーム板側に起立した起立部とから
なるフオーム板補強部を有する小口補強縁材を一
体に設けてなる天井パネルである。
以下図面実施例に従つて本考案を説明する。第
1図から第4図は本考案の天井パネルの実施例の
左側対称部分を省略した右側部分の縦断面図であ
る。硬質合成樹脂フオーム板1は平面方形の板状
であり、その大きさ、形状は建物に応じて任意に
設定することができる。硬質合成樹脂フオーム板
1の表裏両面には必要に応じて防湿性を有し、引
張強度の強い表面材(図では省略)を一体に添着
することができ、通常一体に設けて使用するのが
普通である。また天井パネルの下側表面には更に
表面化粧材7を一体に設けることもできる。
硬質合成樹脂フオームは、硬質ウレタンフオー
ム、イソシアヌレートフオーム、ウレタン変性イ
ソシアヌレートフオーム、エポキシフオーム、フ
エノールフオーム等が使用できる。
表面材は、ポリエチレンクラフト紙、アルミニ
ウム箔、鉄箔やこれらの組み合せた積層シート等
が使用できる。また表面化粧材7は塩化ビニルシ
ート、塩化ビニルを積層したシート、プリント加
工した模様紙等のシートが例示される。
小口補強縁材2はアルミや鉄などの金属材、プ
ラスチツクなどの硬質の素材からなるものであ
る。立ち上り部4は、硬質合成樹脂フオーム板1
の小口面を被覆し、小口下端まで完全に垂下して
いるが、立ち上り部4の上端は小口上端より多少
上下のずれがあつても差しつかえない。ジヨイン
ト支持部3は立ち上り部4の上端から外方に延設
されている。第1図、第5図の例ではジヨイント
支持部3の先端が下方に折れ曲つた鉤形をしてお
り、第2図の例では立ち上り部4の途中から補助
支持部8を延出させてジヨイント支持部3と補助
支持部8でジヨイナー嵌入溝を形成している。
第3図、第4図の例では立ち上り部4の上端に
近い部分をフオーム板1側内方に折曲げてジヨイ
ント支持部3とジヨイナー嵌入溝を形成してい
る。これらのジヨイント支持部3の形状やジヨイ
ナー嵌入溝を形成するか否かは、使用するジヨイ
ントの形状に合せて設計し、また目透し部の幅の
設定において設計されるもので、形状の設計事項
に過ぎない。
フオーム板補強部は立ち上り部4の上端もしく
は下端からフオーム板側に延設した延設部5とこ
の延設部5からフオーム板側に起立した起立部6
とからなるものであり、延設部5の表面がフオー
ム板1の表面と平滑になるようにフオーム板1と
埋設一体化されている。起立部6は第1図、第2
図、第3図に示すように延設部5の途中に設けて
も良いし、第4図、第5図に示すように延設部5
の端末に設けても良い。立ち上り部4、ジヨイン
ト支持部3及び延設部5はフオーム板1の小口の
全長にわたつて形成するが、起立部6は延設部5
上に断続的に形成させることもできる。
本考案の天井パネルは以上のような構成の小口
補強縁材2を方形の硬質合成樹脂フオーム板1の
相対応する両側小口面または四周の小口面に一体
に取り付けてなるものである。必要に応じて天井
パネルの表面に表面化粧材7を貼着する場合に
は、硬質合成樹脂フオーム板1の表面から小口補
強縁材2の立ち上り部4の下端角部分を経て立ち
上り部4の外側まで被覆する。このような本考案
の天井パネルは第5図に示すようにジヨイナー8
をジヨイント支持部3に係止することによつて屋
根裏から吊り下げる。
本考案の天井パネルを得る一例としては、表面
化粧材7の両端に小口補強縁材2を設置し、表面
化粧材7と小口補強縁材2とで形成される凹部内
に発泡性合成樹脂材料を流下して発泡させ、裏面
材を当接し硬化させることによつて、小口補強縁
材2の起立部6がフオーム板1の内部に埋設され
延設部5の表面がフオーム板1の表面と平滑にな
るようにフオーム板1に埋設された小口補強縁材
2及び表面化粧材7、適宜裏面材がフオーム板1
と一体に形成された本考案の天井パネルが得られ
るものである。
本考案の天井パネルは以上のような構成からな
るものであるから下記する作用、効果を奏する。
硬質素材からなる小口補強縁材の直角に曲つ
た立ち上り部と延設部がフオーム板の小口部分
の全長にわたつて補強しているから、天井パネ
ルとしてきわめて曲り変形やそり変形がしにく
くなる。
ジヨイント支持部が立ち上り部と一体に構成
されているからジヨイナーで吊り下げたときの
支持強度が大きい。
小口補強縁材の起立部が硬質合成樹脂フオー
ム板の内部に埋設一体化されているので、フオ
ーム板と小口補強縁材の接合が強固であり、使
用中に小口補強縁材とフオーム板が剥れるよう
なことがほとんどない。
小口補強縁材の立ち上り部の下端からジヨイ
ント支持部までの高さが一定にでき、この高さ
が天井パネルの下表面からジヨイント支持面ま
での厚さとなるから、天井パネルの硬質合成樹
脂フオーム板の厚さが多少不ぞろいになつて
も、天井パネルの下表面から、ジヨイナーで吊
した場合のジヨイント支持面までの厚さはどこ
でも一定になり、厚さが不ぞろいのための美観
をそこなうことがない。
天井パネルの小口下端部は小口補強縁材の立
ち上り部下端で構成されているから、この表面
部を表面化粧材で被覆した場合にパネルのコー
ナー部分が明瞭に形づくられ、パネルとしての
外観が良好となる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は本考案の天井パネルの実施
例の左側対称部分を省略した右側部分の縦断面
図、第5図は他実施例のジヨイナーで接合した状
態の説明図である。 1……硬質合成樹脂フオーム板、2……小口補
強縁材、3……ジヨイント支持部、4……立ち上
り部、5……延設部、6……起立部、7……表面
化粧材、8……ジヨイナー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 硬質合成樹脂フオーム板の小口面に、小口下端
    まで垂下して小口面を被覆する立ち上り部と、立
    ち上り部上端から外方に延設されたジヨイント支
    持部と、立ち上り部上端もしくは下端からフオー
    ム板側に延設した延設部とこの延設部からフオー
    ム板側に起立した起立部とからなるフオーム板補
    強部を有する小口補強縁材を一体に設けてなる天
    井パネル。
JP13959982U 1982-09-14 1982-09-14 天井パネル Granted JPS5944807U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13959982U JPS5944807U (ja) 1982-09-14 1982-09-14 天井パネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13959982U JPS5944807U (ja) 1982-09-14 1982-09-14 天井パネル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5944807U JPS5944807U (ja) 1984-03-24
JPS6222574Y2 true JPS6222574Y2 (ja) 1987-06-09

Family

ID=30312833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13959982U Granted JPS5944807U (ja) 1982-09-14 1982-09-14 天井パネル

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JP (1) JPS5944807U (ja)

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JPS5944807U (ja) 1984-03-24

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