JPS62224873A - 携帯可能媒体のリ−ドライト装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この考案は携帯可能媒体のリードライト装置、特に携帯
可能媒体例えば［Ｃカードの接点部をシリ（２１１基板
に接続するためのコンタクト部の改良に関する。

（従来の技術） 携帯可能媒体例えばＩＣカードのリードライト装置は、
ＩＣカードの挿入完了位置でＩＣカードに接し、これの
接点部と制御基板とを導通するためのコンタクト部を備
えている。

第４図は、フンタクト部の従来構造を示すもので、コン
タクトガイド１内に昇降可能にガイドされたコンタクト
ハウジング２の下面には複数対のコンタクトビン３が突
出している。

このコンタクトビン３は、Ｉ￥ｉ！ｉａハウジング２内
を上下貫通して固定されたスリーブ状のスプリングホル
ダ４内に挿通され、その内部に介在された圧縮コイルス
プリング５により下部に向けて突出付勢されている。

そして、スプリングホルダ４の上部は制御１ｌＪＪ板す
なわちフレキシブル基板６に接続している。

以上の構成のコンタクト部は、従来基板検査用に用いら
れていた機構を転用したもので、ＩＣカード７の挿入完
了位置で前記ハウジング２が下降（あるいはＩＣカード
７が上昇）することで、コンタクトピン３の先端がＩＣ
カード７に形成された接点部８に接触し、スプリング５
を圧した状態で確実な導通状態を得られるようになって
いる。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、この構造では、コンタクトビン３が接点
Ｆｇ３８に対し一点でしか接しないため、接点部８にゴ
ミ等が付着していると、接続不良の原因を引き起り慣れ
があった。

この対策として考えられていることは、前記ガイドにス
ライド機構を設け、コンタクトビン３を接点部８に接触
した状態で移動させることにより、接点部８をこすり、
清掃効果をもたらすことであるが、これでは構造が複雑
になり、しかも接点部８の露出面は僅かな面積であるた
め、スライド機構を高精度に作る必要があった。

この発明は、以上の問題点を解決するもので、携帯可能
媒体の接点部に垂直に接した状態で自動的に清掃機能を
もたらすことができるようにし、構造の複雑化や高精度
化することなく、安価に提供できるようにすることを目
的とする。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 前記目的を達成するため、この発明によれば携帯可能媒
体の挿入完了位置で携帯可能媒体に接近し、これに形成
された接点部に接して導通するコンタクト部をαみえた
携帯可能媒体のリードライト装置において、前記コンタ
クト部の先端にねじりコイルバネを設け、このねじりコ
イルバネの自由端を前記接点部に接触させることにより
、接点部との間で相対的に滑りを生ずるように構成した
ことを特徴とする。

（実施例） 以下、この発明の一実施例を図面を用いて詳細に説明す
る。

第１図（ａ＞、（ｂ）はこの発明を適用した携帯可能媒
体のリードライト装置を示す断面図である。　この装置
は、矩形状のハウジング１０と、ハウジング１０の底面
を覆う底板１２と、ハウジング１０の底部−側部に開口
したカード挿通孔１４と、カード挿通孔１４より挿入さ
れる携帯可能媒体７（以下ＩＣカード７）の挿通先端に
当接して後退するコンタクトガイド１６と、コンタクト
ガイド１６に連繋して前記ＩＣカード７の挿入完了位お
でカード７の侵端に係合して挿通状態にロックするラッ
チ１日およびラッチ解除用のエジュクタボタン２０を備
えている。

前記コンタクトガイド１６内にはコンタクト部を構成す
るコンタクトハウジング２２が昇降可能に保持され、か
つその頂部をハウジング１０の上部両側に形成されたガ
イド溝１０ａに沿って昇降する。

すなわち、同図（ｂ）に示すＩＣカード７の挿入完了状
態で、ラッチ１８が下方に回動して、ＩＣカード７の抜
出を防止すると同時に前記コンタクトハウジング２２が
ガイド溝１０ａに沿って下降し、この下部に突出したコ
ンタクト部材２４をＩＣカード７に形成された接点部に
接触させて図示しない制御基板に導通させる。

前記コンタクト部材２４は第２図、第３図に示すように
、ハウジング２２の下面に形成した下面に開口する複数
の満２２ａに直交して枢支された複数の回転軸２６と、
この回転軸２６廻りに取付けられた複数対のねじりコイ
ルバネ２８とからなっている。

ねじりコイルバネ２８の上部バネ端２８１はハウジング
２２の溝２２ａの上端に突き当てられて固定され、また
その上部を１字形に折曲し、その延長部２８１ａをハウ
ジング２２の上部に突出し、図示しない制御基板に接続
している。

また、ねじりコイルバネ２８の自由端である下部バネ端
２８２は、Ｕ字形部分２８２ａと、このＵ字形部分２８
２ａの先端に１字形に折曲された係止部分２８２ｂとか
らなっており、この係止部分２８２ｂを前記溝２２ａの
縁部に形成された棚状の係止段部２２ｂに係止させるこ
とにより、ねじりコイルバネ２８自体の拡開しようとす
る付勢力によるＵ字形部分２８２ａの下部突出位置の規
制を行っている。

このＵ字形部分２８２ａ下端はＩＣカード７の接点部８
に第３図に想像線で示す如＜ＩＣカード７が挿入された
状態で接する。

これから更にＩＣカード７を押込むことにより、ハウジ
ング２２は下降し、実線で示す最終カード位置の間まで
Ｕ字形部分２８２ａは回転軸２６を中心として回動する
結果、その接点は第３図に示す如く距ｌｌ１ｌｉａ分水
平移動し、接点部８をこすることになる。

したがって、これによる清掃効果に応じて接点部８は常
時導通状態を維持することになるのである。

（発明の効果） 以上実施例により詳細に説明したように、この発明によ
れば、ねじりコイルバネの自由端を接点部に接触させる
ことにより、接点部との間で相対的に滑りを生ずるよう
にしたものであるから、コンタクト部を水平に移動させ
る機能を付加することなく自朝清ｉｉ能をもたらすこと
ができる。

したがって、この発明によれば磯構の複雑化やこれに伴
う高精度化を不要にでき、安価に提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ＞、（ｂ）はこの発明を適用した携帯可能媒
体のリードライトＶ装置を示し、同図（ａ　）は携帯可
能媒体すなわちＩＣカードを挿入した状態、同図（ｂ）
はＩＣカードの挿入完了状態を示す断面図、第２図はコ
ンタクト部を構成するコンタクトハウジングの平面図、
第３図は、第２図のＡ部における拡大断面図、第４図は
従来のコンタクト部の断面図である。 ７・・・携帯可能媒体（ＩＣカートン ８・・・接点部 ２２・・・コンタク１一部〈コンタクトハウジング）２
４・・・コンタクト部材 ２８・・・ねじりコイルバネ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　携帯可能媒体の挿入完了位置で携帯可能媒体に接近し
   、これに形成された接点部に接して導通するコンタクト
   部を備えた携帯可能媒体のリードライト装置において、
   前記コンタクト部の先端にねじりコイルバネを設け、こ
   のねじりコイルバネの自由端を前記接点部に接触させる
   ことにより、接点部との間で相対的に滑りを生ずるよう
   に構成したことを特徴とする携帯可能媒体のリードライ
   ト装置。