JPS62224650A - 耐生物汚損性銅合金 - Google Patents
耐生物汚損性銅合金Info
- Publication number
- JPS62224650A JPS62224650A JP6954786A JP6954786A JPS62224650A JP S62224650 A JPS62224650 A JP S62224650A JP 6954786 A JP6954786 A JP 6954786A JP 6954786 A JP6954786 A JP 6954786A JP S62224650 A JPS62224650 A JP S62224650A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistance
- copper alloy
- bio
- contamination
- mechanical strength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229910000881 Cu alloy Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 11
- 238000011109 contamination Methods 0.000 title abstract 3
- 239000010949 copper Substances 0.000 claims abstract description 5
- 239000012535 impurity Substances 0.000 claims abstract description 5
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 abstract description 5
- 229910052719 titanium Inorganic materials 0.000 abstract description 5
- 229910052726 zirconium Inorganic materials 0.000 abstract description 4
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 abstract description 3
- 229910052804 chromium Inorganic materials 0.000 abstract description 3
- 229910052745 lead Inorganic materials 0.000 abstract description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 abstract description 2
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 abstract description 2
- 229910052725 zinc Inorganic materials 0.000 abstract description 2
- 229910052748 manganese Inorganic materials 0.000 abstract 2
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 abstract 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract 1
- 229910052718 tin Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 10
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 9
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 6
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 6
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 6
- 239000013535 sea water Substances 0.000 description 5
- 239000010936 titanium Substances 0.000 description 4
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 235000015170 shellfish Nutrition 0.000 description 3
- 241001474374 Blennius Species 0.000 description 2
- 229910000570 Cupronickel Inorganic materials 0.000 description 2
- 241001465754 Metazoa Species 0.000 description 2
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 2
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 2
- 239000010865 sewage Substances 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N Titanium Chemical compound [Ti] RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000003912 environmental pollution Methods 0.000 description 1
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 description 1
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 238000009864 tensile test Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Conductive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明の銅合金は、船舶及び漁業器具等の生物汚損を受
けやすい、特に機械的強度を要求される分野に適用され
る。
けやすい、特に機械的強度を要求される分野に適用され
る。
（従来技術及び問題点）
海水、河川水、下水などと接触して使用される構造部材
には貝類、海草等の水生動植物が付着しその機能及び寿
命を低下させている。
には貝類、海草等の水生動植物が付着しその機能及び寿
命を低下させている。
たとえば貝類付着による船舶の推進力低下、海水使用冷
却管及び下水処理施設用排水管への水生動植物付着によ
る送水量の低減ならびに開閉装置の動作不良等がその例
である。
却管及び下水処理施設用排水管への水生動植物付着によ
る送水量の低減ならびに開閉装置の動作不良等がその例
である。
これら部材には、主に耐生物汚損性塗料を塗布した鉄系
材料が使用されているが、塗料剥離による環境汚染及び
再塗装の手間等に問題がある。
材料が使用されているが、塗料剥離による環境汚染及び
再塗装の手間等に問題がある。
一方、一般に銅合金は鉄系材料に比較して海水に対して
耐食性が優れているだけでなく、海水中に放置しても、
貝類や海草等の生物が付着しに〈〈耐生物汚損性忙つい
ても他の金属に比して優れていることが知られている。
耐食性が優れているだけでなく、海水中に放置しても、
貝類や海草等の生物が付着しに〈〈耐生物汚損性忙つい
ても他の金属に比して優れていることが知られている。
この中でも特にキュプロニッケル系合金は耐生物汚損性
が他の銅合金よりも優れており船舶用外板や漁業用イケ
スに使用されているが機械的強度が低く適用範囲が限ら
れる。
が他の銅合金よりも優れており船舶用外板や漁業用イケ
スに使用されているが機械的強度が低く適用範囲が限ら
れる。
（解決のための手段）
本発明者等は、かかる状況を鑑み鋭意研究を重ねた結果
、耐生物汚損性に優れ且つ従来のキュプロニッケルより
も機械的強度の優れた銅合金を開発するに至った。
、耐生物汚損性に優れ且つ従来のキュプロニッケルより
も機械的強度の優れた銅合金を開発するに至った。
即ち本発明はＮｉ ２． ０〜１２．０ｗｔ％とＦｅ
０．５−２．０ ｗｔ％とＣｒ ０．２−１．０ ｗｔ
％とＡｌ ０．２〜２． Ｏｗ優とＭｎ ２．０〜５．
０ ｗｔ％ とを含みさらにＴｉとＺｒの一方又は、両
方を０１〜０．５ｗｔ％含む、残部がＣｕと通常の不純
物とからなる耐生物汚損性銅合金である。
０．５−２．０ ｗｔ％とＣｒ ０．２−１．０ ｗｔ
％とＡｌ ０．２〜２． Ｏｗ優とＭｎ ２．０〜５．
０ ｗｔ％ とを含みさらにＴｉとＺｒの一方又は、両
方を０１〜０．５ｗｔ％含む、残部がＣｕと通常の不純
物とからなる耐生物汚損性銅合金である。
以下本発明合金における添加元素の意義と限定理由につ
いて記す。
いて記す。
本合金において、Ｎ１は耐食性向上に有効である。
ここで添加量を２．０〜１２． ０ｗｔ％に限定した理
由は、２．０ ｗｔ％未満では、所望の耐食性が得られ
ず、１２、０ｗｔ％を超えるとその効果が顕著に表われ
なくなり、又耐生物汚損性が低下するためである。
由は、２．０ ｗｔ％未満では、所望の耐食性が得られ
ず、１２、０ｗｔ％を超えるとその効果が顕著に表われ
なくなり、又耐生物汚損性が低下するためである。
更にＮ１は、高価なため量が多くなるとコスト上実用的
でなくなることも理由の１つである。
でなくなることも理由の１つである。
Ｆｅは、耐潰食性の向上に有効である。その添加量を０
５〜２．０ｗｔ％に限定した理由は、０．５ ｗｔ％未
満では所望の耐潰食性が得られず、又２０ｗｔ％を超え
ると耐潰食性の向上が認められなくなると共に耐生物汚
損性が低下するためである。
５〜２．０ｗｔ％に限定した理由は、０．５ ｗｔ％未
満では所望の耐潰食性が得られず、又２０ｗｔ％を超え
ると耐潰食性の向上が認められなくなると共に耐生物汚
損性が低下するためである。
Ｏｒは耐食性と機械的性質の向上に有効である。その添
加量を０．２〜１．０ ｗｔ％に限定した理由は、０、
２ ｗｔ％未満では、所望の効果が得られず、１０ｗｔ
％を超えると耐食性に対する効果が認められなくなり他
方鋳造性と加工性が低下するためである。
加量を０．２〜１．０ ｗｔ％に限定した理由は、０、
２ ｗｔ％未満では、所望の効果が得られず、１０ｗｔ
％を超えると耐食性に対する効果が認められなくなり他
方鋳造性と加工性が低下するためである。
Ａ１は、機械的性質の向上及び鋳造時の湯流れ住改善に
有効である。
有効である。
その添加量を０．２〜２． ０ｗｔ％に限定した理由は
、０、２ ｗｔ％未満では、所望の効果が得られず、２
．０ｗｔ％を超えると耐生物汚損性が著しく低下するた
めである。
、０、２ ｗｔ％未満では、所望の効果が得られず、２
．０ｗｔ％を超えると耐生物汚損性が著しく低下するた
めである。
Ｍｎは、機械的性質及び熱間加工性の向上に有効である
。その添加を２． ０ｗｔ％〜５． ０ｗｔ％に限定し
た理由は、２．０ｗｔ４未満では、所望の効果が得られ
ず、５．０ ｗｔ％を超えると耐生物汚損性が低下する
ためである。
。その添加を２． ０ｗｔ％〜５． ０ｗｔ％に限定し
た理由は、２．０ｗｔ４未満では、所望の効果が得られ
ず、５．０ ｗｔ％を超えると耐生物汚損性が低下する
ためである。
ＴｉとＺｒの一方又は両方を添加すると鋳造時に溶融金
属が脱酸されて鋳塊の健全性及び機械的性質が向上する
。その添加量を０１〜０．５ ｗｔ％に限定した理由は
、０．１ ｗｔ％未満では、所望の効果が得られず、０
．５ ｗｔ％を超えると添加効果が急減すると共に湯流
れ性が悪化し溶解鋳造が困難になるためである。
属が脱酸されて鋳塊の健全性及び機械的性質が向上する
。その添加量を０１〜０．５ ｗｔ％に限定した理由は
、０．１ ｗｔ％未満では、所望の効果が得られず、０
．５ ｗｔ％を超えると添加効果が急減すると共に湯流
れ性が悪化し溶解鋳造が困難になるためである。
尚、銅地金中に含まれる通常の不純物 例えばＳｎ。
Ｐｂ、Ｚｎ、Ｓｉ などは、その合計が０．５ ｗｔ％
以下ならば何ら影響を及ぼさない。
以下ならば何ら影響を及ぼさない。
（実施例）
次に本発明の実施例について説明する。
第１表に示す組成の本発明合金をマグネジするつぼを用
いて大気中で溶解鋳造し得られた鋳塊を熱間圧延した後
、冷間圧延と焼鈍を繰り返し行って厚さＩＷＭの板材に
仕上げた。
いて大気中で溶解鋳造し得られた鋳塊を熱間圧延した後
、冷間圧延と焼鈍を繰り返し行って厚さＩＷＭの板材に
仕上げた。
こうして得た本発明合金と市販の各種金属板をＪＩＳ
５号試験片に加工して引張試験に供した。
５号試験片に加工して引張試験に供した。
又１５０ ｒｒｍ ｘ ５００祁×１削の形状に切断し
た試料を比較的海流の弱い海岸の海水中に各々垂直に吊
した状態で８ケ月間放置した。
た試料を比較的海流の弱い海岸の海水中に各々垂直に吊
した状態で８ケ月間放置した。
試験結果は、第１表に示す。
本発明の合金（１〜１５）は、従来の防錆塗装した鋼板
（２す、ステンレス鋼板（２７） 、チタン板（２８）
にくらべて耐生物汚損性が著しく改善されている。
（２す、ステンレス鋼板（２７） 、チタン板（２８）
にくらべて耐生物汚損性が著しく改善されている。
又従来の９Ｖ１０キユプロニツケル板（２つ）にくらべ
ると耐生物汚損性は同等であるが引張り強さが向上して
いる。又７０／３０キユプロニツケル板（３０）に比較
すると耐生物汚損性及び引張強さの両方に優れている。
ると耐生物汚損性は同等であるが引張り強さが向上して
いる。又７０／３０キユプロニツケル板（３０）に比較
すると耐生物汚損性及び引張強さの両方に優れている。
本発明の成分範囲をはずれると、腐食による損傷（１４
，托、１８）、耐生物汚損性（１５，１７，２１，２３
）及び機械的性質（１８，２０，２２，２Ｍ ）におい
て所望の効果が得られず、又鋳造性の低下（１つ、２０
，２１Ｉ）及び加工性の低下（１９，２２，２５）を来
たす。
，托、１８）、耐生物汚損性（１５，１７，２１，２３
）及び機械的性質（１８，２０，２２，２Ｍ ）におい
て所望の効果が得られず、又鋳造性の低下（１つ、２０
，２１Ｉ）及び加工性の低下（１９，２２，２５）を来
たす。
４、 発明の効果
本発明の銅合金は、耐生物汚損性及び機械的強度に優れ
ているため、船舶用部品及び漁業用部品等生物汚損の生
じやすい環境下でその機能を落すことなく長期に亘り安
定して広い用途に適用することができる。
ているため、船舶用部品及び漁業用部品等生物汚損の生
じやすい環境下でその機能を落すことなく長期に亘り安
定して広い用途に適用することができる。
Claims (1)
- Ｎｉ２．０〜１２．０ｗｔ％とＦｅ０．５〜２．０ｗｔ
％とＣｒ０．２〜１０ｗｔ％とＡｌ０．２〜２．０ｗｔ
％とＭｎ２０〜５．０ｗｔ％とを含み、さらにＴｉとＺ
ｒの一方又は、両方を０．１〜０．５ｗｔ％含む、残部
がＣｕと通常の不純物とからなる耐生物汚損性銅合金
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6954786A JPS62224650A (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 | 耐生物汚損性銅合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6954786A JPS62224650A (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 | 耐生物汚損性銅合金 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62224650A true JPS62224650A (ja) | 1987-10-02 |
Family
ID=13405853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6954786A Pending JPS62224650A (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 | 耐生物汚損性銅合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62224650A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04503832A (ja) * | 1989-03-17 | 1992-07-09 | ラングレイ・アロイズ・リミテッド | 銅合金 |
| US6266914B1 (en) | 1996-12-06 | 2001-07-31 | Outdoor Innovations, L.L.C. | Spinner-type fishing lures and wire and cable fishing leaders |
-
1986
- 1986-03-27 JP JP6954786A patent/JPS62224650A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04503832A (ja) * | 1989-03-17 | 1992-07-09 | ラングレイ・アロイズ・リミテッド | 銅合金 |
| JP2512235B2 (ja) * | 1989-03-17 | 1996-07-03 | ラングレイ・アロイズ・リミテッド | 銅合金 |
| US6266914B1 (en) | 1996-12-06 | 2001-07-31 | Outdoor Innovations, L.L.C. | Spinner-type fishing lures and wire and cable fishing leaders |
| US6684559B2 (en) | 1996-12-06 | 2004-02-03 | Outdoor Innovations, L.L.C. | Spinner-type fishing lures |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2732350C (en) | An environment-friendly manganese brass alloy and manufacturing method thereof | |
| JPS6121294B2 (ja) | ||
| CN100378235C (zh) | 一种防污及耐海水腐蚀用铜合金 | |
| JPS62224650A (ja) | 耐生物汚損性銅合金 | |
| JPS62142735A (ja) | 耐食性Ｃｕ合金 | |
| US4171972A (en) | Corrosion resistant copper base alloys for heat exchanger tube | |
| JPH08239726A (ja) | 抗菌、耐海生生物材料 | |
| JPH0823052B2 (ja) | 防汚構造体および防汚方法 | |
| JP2841270B2 (ja) | 耐食性及び熱間加工性に優れた銅基合金並びに該合金を用いたバルブ部品 | |
| JPS59179746A (ja) | 耐生物汚損性銅合金 | |
| JPS5834154A (ja) | 高強度耐食銅合金 | |
| JP2707139B2 (ja) | 耐孔食性アルミニウム合金及びその製造法 | |
| JPH02232332A (ja) | 高腐食性マグネシウム合金 | |
| JPS60224737A (ja) | 耐孔蝕性に優れたアルミニウム合金複合材 | |
| JPH01136945A (ja) | 海中耐食性防汚性銅合金 | |
| JPH06228698A (ja) | 耐食性に優れたＭｇ基合金 | |
| KR0183041B1 (ko) | 방오(防汚) 구조체 및 방오(防汚) 방법 | |
| JPS6148547A (ja) | 海洋用耐食銅合金 | |
| Lo et al. | Corrosion resistance enhancement of marine alloys by rapid solidification | |
| JPS6285937A (ja) | 耐孔蝕性に優れたアルミニウム合金複合材 | |
| JPH0674476B2 (ja) | 高強度および高硬度を有する析出強化型耐食Ｎｉ基合金 | |
| JPS5835250B2 (ja) | 熱間加工性の優れた耐食性銅合金 | |
| JPS5837143A (ja) | 高強度耐食銅合金 | |
| JPS63100144A (ja) | 耐食性に優れた銅合金 | |
| JPS61223148A (ja) | 海洋用耐食銅合金 |